JP2001296325A - 回路基板検査方法および回路基板検査装置 - Google Patents

回路基板検査方法および回路基板検査装置

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Tadashi Tomoi
忠司 友井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 検査対象の回路基板における接触痕の発生や
検査用プローブの破損を防止し、かつ回路基板の反りを
矯正しつつ、所定の検査位置に回路基板を確実に保持し
た状態で所定の電気的検査を行う。 【解決手段】 検査対象の回路基板Pを吸引型基板載置
台11上に載置し、吸引型基板載置台11を介して吸引
手段13で吸引することにより回路基板Pを吸引型基板
載置台11上の所定検査位置に保持させ、その状態で回
路基板Pの導体パターンに検査用プローブ6,6を電気
的に接続して所定の電気的検査を行う回路基板検査方法
において、吸引型基板載置台11に載置した状態の回路
基板Pを異方性導電膜3で覆った後、吸引手段13で吸
引して回路基板Pを検査位置に保持させ、その状態で検
査用プローブ6,6を異方性導電膜3を介して回路基板
Pの導体パターンに電気的に接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吸引型の基板載置
台上に載置した回路基板を吸引手段で吸引して所定検査
位置に保持した状態で所定の電気的検査を実行する回路
基板検査方法、およびその回路基板検査方法を実行可能
に構成された回路基板検査装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の回路基板検査方法を実行可能に
構成された検査装置として、図8に示す回路基板検査装
置31が従来から知られている。この回路基板検査装置
31は、回路基板Pを所定の検査位置に保持するための
基板保持機構2と、プローブ固定具6a,6a(図9参
照)を介して移動機構5,5に取り付けられた検査用プ
ローブ6,6と、基板保持機構2や移動機構5,5の動
作制御および検査用プローブ6,6を介しての検査処理
を実行する制御部37と、制御部37の演算結果や良品
基板から吸収した検査用基準データを一時的に記憶する
RAM8と、制御部37の動作プログラムを記憶するR
OM39とを備えて構成されている。また、基板保持機
構2は、回路基板Pを載置可能に構成された吸引型の載
置台11と、載置台11の上面に貼付された多孔性絶縁
シート12と、回路基板Pを吸引するためのエアポンプ
13とを備えている。この場合、図9に示すように、載
置台11は、側面に吸出口OHが形成された上面開口箱
状のケース11aと、上面に複数の吸入口IH,IH・
・が形成されてケース11aの開口部位に装着された電
極11bと、電極11bの上面に貼付された多孔質電極
11cとを備え、電極11bおよび多孔質電極11c
は、電気的に相互に接続されている。
【0003】一方、図7に示すように、回路基板Pは、
ガラスエポキシ系の基材21における表面Paおよび裏
面Pbに複数の導体パターン22,22・・,23,2
3・・が形成されて構成されている。この場合、導体パ
ターン22,22・・,23,23・・は、例えば、ス
ルーホール24,24・・によって電気的に接続されて
いる。
【0004】この回路基板検査装置31を用いた回路基
板Pの検査に際しては、まず、基板保持機構2における
多孔性絶縁シート12の上に回路基板Pを載置する。次
に、制御部37の制御に従い、エアポンプ13が、載置
台11における内部空間Sの空気を吸出口OHを介して
吸出する。これに伴い、回路基板Pおよび基板保持機構
2間の空気が、多孔性絶縁シート12および多孔質電極
11cの細かい孔を通過した後、電極11bの吸入口I
H,IH・・を介して内部空間Sに吸入される。これに
より、回路基板Pが載置台11に向けて吸引されること
により、所定の検査位置に保持される。次いで、移動機
構5,5が、制御部37の制御下で、回路基板Pの表面
Paに形成された検査対象の導体パターン22,22の
上方に検査用プローブ6,6をそれぞれ移動させる。続
いて、制御部37が、移動機構5,5を駆動して検査用
プローブ6,6を下動させることにより、図9に示すよ
うに、検査用プローブ6,6の先端部を導体パターン2
2,22に接触させる。この状態で、制御部37が、検
査用プローブ6,6を介して導体パターン22,22に
所定の検査信号を順次出力して、検査用プローブ6と多
孔質電極11cとの間の静電容量を測定する。この後、
制御部37が、測定した静電容量と、RAM8から読み
出した検査用基準データとを比較することにより、導体
パターン22,23間の断線や短絡の有無を検査する。
この電気的検査をすべての検査対象の導体パターン2
2,22・・,23,23・・について順次実行するこ
とにより、回路基板Pの良否が判別される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の回路
基板検査方法には、以下の問題点がある。すなわち、従
来の回路基板検査装置31では、エアポンプ13によっ
て回路基板Pを吸引することによって、検査対象の回路
基板Pを載置台11上の所定検査位置に保持している。
しかし、回路基板Pが大きく反っている場合には、エア
ポンプ13による吸引時に、回路基板Pと多孔性絶縁シ
ート12との間に生じている隙間を介して回路基板Pの
周囲の空気が吸い込まれてしまう。このため、従来の回
路基板検査装置31には、回路基板Pを吸引する力が弱
まる結果、所定検査位置に回路基板Pを確実に保持する
ことが困難であるという問題点が存在する。この場合、
中央部が上方に突出し、かつ外縁部が多孔性絶縁シート
12に接するように反った回路基板P、スルーホール2
4が数多く形成された回路基板P、および電子部品設置
用の大径孔が形成された回路基板Pの場合においても、
その回路基板Pの表面Pa側の空気がスルーホール24
や大径孔などを介して吸入されるため、吸引力が減少す
る結果、所定の検査位置に回路基板Pを保持するのが困
難となる。
【0006】また、従来の回路基板検査装置31では、
回路基板Pにおける導体パターン22,23間の断線や
短絡の有無を検査するために、検査用プローブ6,6を
導体パターン22,22・・に接触させなくてはならな
い。このため、この回路基板検査装置31には、検査用
プローブ6の接触に起因して、導体パターン22の表面
に接触痕が発生するという問題点がある。この場合、特
に、回路基板Pが反った状態で検査用プローブ6,6を
接触させたときには、その先端部が導体パターン22,
22・・に強く押し当てられるおそれがあり、かかる場
合には、より大きな接触痕が発生したり、検査用プロー
ブ6,6の損傷を招いたりすることがあるという問題点
も存在する。
【0007】本発明は、かかる問題点に鑑みてなされた
ものであり、検査対象の回路基板における接触痕の発生
や検査用プローブの破損を防止し、かつ回路基板の反り
を矯正しつつ、所定の検査位置に回路基板を確実に保持
した状態で所定の電気的検査を実行可能な回路基板検査
方法および回路基板検査装置を提供することを主目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく請
求項1記載の回路基板検査方法は、検査対象の回路基板
を吸引型基板載置台上に載置し、吸引型基板載置台を介
して吸引手段で吸引することにより回路基板を吸引型基
板載置台上の所定検査位置に保持させ、その状態で回路
基板の導体パターンに検査用プローブを電気的に接続し
て所定の電気的検査を行う回路基板検査方法において、
吸引型基板載置台に載置した状態の回路基板を異方性導
電膜で覆った後、吸引手段で吸引して回路基板を検査位
置に保持させ、その状態で検査用プローブを異方性導電
膜を介して回路基板の導体パターンに電気的に接続する
ことを特徴とする。
【0009】請求項2記載の回路基板検査装置は、請求
項1記載の回路基板検査方法を実行可能に構成された回
路基板検査装置であって、所定位置に配置された異方性
導電膜を搬送して回路基板の上面に載置する搬送機構を
備えていることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明に係る回路基板検査方法および回路基板検査装置の好
適な発明の実施の形態について説明する。なお、従来の
回路基板検査装置31と同一の構成要素、および検査対
象の回路基板Pについては、同一の符号を付して重複し
た説明を省略する。
【0011】最初に、本発明における回路基板検査方法
を実行可能に構成された回路基板検査装置1の構成につ
いて、図1〜3を参照して説明する。
【0012】図1に示すように、回路基板検査装置1
は、基板保持機構2、異方性導電膜3、導電膜搬送機構
4、移動機構5,5、検査用プローブ6,6、制御部
7、RAM8およびROM9を備えて構成されている。
基板保持機構2は、ケース11a、電極11bおよび多
孔質電極11cからなり本発明における吸引型基板載置
台に相当する載置台11と、載置台11の上面に貼付さ
れた多孔性絶縁シート12と、本発明における吸引手段
に相当し載置台11における内部空間Sの空気を吸い出
すエアポンプ13とを備えている。異方性導電膜3は、
図2(a)に示すように、シリコンラバー15の中に無
数の導電性粒子16,16・・が含有され、載置台11
における多孔質電極11cの上面とほぼ同程度の大きさ
に形成されている。なお、回路基板Pの反りが無視で
き、スルーホール24の孔だけ塞げばよい場合には、回
路基板Pよりも小さいタイプの異方性導電膜3を用いる
ことができる。この場合、同図(a)に示すように、常
態における異方性導電膜3は、導電性粒子16,16・
・がシリコンラバー15によって相互に絶縁されている
ため、その上面側と下面側とが相互に絶縁されている。
一方、同図(b)に示すように、検査用プローブ6を押
し付けた際には、異方性導電膜3が、その厚み方向に圧
縮される。その際には、異方性導電膜3の厚み方向に無
数に存在する導電性粒子16,16・・が互いに接触す
ることにより、検査用プローブ6の接触部位における導
電性粒子16a、およびその接触部位の下面側の導電性
粒子16n間が短絡する。
【0013】導電膜搬送機構4は、移動機構4a、エゼ
クタ4bおよびエアポンプ4cを備えて構成され、所定
の待避位置と回路基板P上との間で異方性導電膜3を搬
送する。この場合、図3に示すように、エゼクタ4b
は、全体として筒状に形成され、開口部が下向きとなる
ように移動機構4aに取り付けられている。このエゼク
タ4bは、エアポンプ4cから送り込まれた空気を、異
方性導電膜3に向けて高速に吐出することにより、異方
性導電膜3との間に生ずる負圧を利用して異方性導電膜
3を非接触で保持する。制御部7は、エアポンプ4c,
13および移動機構4a,5,5の駆動制御や、検査用
プローブ6,6および電極11bを介して入力される検
査信号に基づいて検査処理を実行する。RAM8は、制
御部7の演算結果や検査用基準データを一時的に記憶
し、ROM9は、制御部7の動作プログラムを記憶す
る。
【0014】次に、回路基板検査装置1を用いた回路基
板Pの検査方法について、各図を参照して説明する。
【0015】まず、図3に示すように、検査対象の回路
基板Pを基板保持機構2の多孔性絶縁シート12上に載
置する。この状態では、回路基板Pの反りに起因する隙
間Rが回路基板Pの裏面Pbと多孔性絶縁シート12と
の間に生じる。次いで、制御部7が、導電膜搬送機構4
のエアポンプ4cを駆動してエゼクタ4bに向けて空気
を圧送させる。これにより、エゼクタ4bから異方性導
電膜3に向けて空気が高速に吹き付けられ、異方性導電
膜3が、この際に生じる負圧でエゼクタ4bによって保
持される。次いで、制御部7は、移動機構4aを駆動制
御することにより、異方性導電膜3を回路基板Pの上方
まで移動させ、その状態でエアポンプ4cの駆動を停止
させる。これにより、図4に示すように、異方性導電膜
3が回路基板Pを覆うようにして、その表面Pa上に配
置される。
【0016】次に、エアポンプ13が、制御部7の制御
下で載置台11における内部空間Sの空気を吸い出す。
これに伴い、異方性導電膜3が空気を通さないため、異
方性導電膜3および回路基板P間の空気は、回路基板P
のスルーホール24,24・・を介して隙間Rに吸入さ
れた後、さらに多孔性絶縁シート12および多孔質電極
11cの細かい孔と吸入口IH,IH・・とを通過して
内部空間S内に吸入される。この場合、この回路基板検
査装置1では、載置台11上に貼付されている多孔性絶
縁シート12と、多孔質電極11cとが、吸入口IH,
IH・・の近傍に生じる吸引力を多孔性絶縁シート12
のほぼ全面に亘って吸引するように均一化する。この結
果、異方性導電膜3が、回路基板Pの表面Pa、および
回路基板Pの周囲の多孔性絶縁シート12に密着する。
この状態では、回路基板Pのスルーホール24,24・
・が異方性導電膜3によって閉塞されるため、スルーホ
ール24,24・・を介しての回路基板Pの表面Pa側
の空気の侵入が有効に阻止される。したがって、この状
態でさらに吸入することにより、隙間Rの空気が内部空
間Sに吸入され、これにより、回路基板Pは、図5に示
すように、その反りが矯正されつつ多孔性絶縁シート1
2に密着することにより、載置台11上の所定検査位置
に確実に保持される。
【0017】次いで、制御部7は、移動機構5,5を駆
動制御することにより、検査対象の導体パターン22,
22の上方に検査用プローブ6,6を移動させる。続い
て、制御部7は、移動機構5,5を駆動して検査用プロ
ーブ6,6を下動させることにより、図6に示すよう
に、検査用プローブ6,6の先端部を異方性導電膜3に
接触させる。この際には、検査用プローブ6によって異
方性導電膜3が、その厚み方向に圧縮させられる結果、
図2(b)に示すように、導電性粒子16a,16n間
が短絡する。この結果、検査用プローブ6が異方性導電
膜3を介して導体パターン22に電気的に接続される。
次に、制御部7が、検査用プローブ6,6を介して導体
パターン22,22に所定の検査信号を順次出力し、か
つ電極11bを介して入力される検査信号に基づいて検
査用プローブ6および電極11b間の静電容量を測定す
る。次いで、制御部7は、測定した静電容量と、RAM
8から読み出した検査用基準データとを比較することに
より、導体パターン22,23間の断線や短絡の有無を
検査する。この電気的検査をすべての検査対象の導体パ
ターン22,22・・,23,23・・について順次実
行することにより、回路基板Pの良否が判別される。
【0018】このように、この回路基板検査装置1で
は、エアポンプ13による回路基板Pの吸引時に、回路
基板Pのスルーホール24,24・・が異方性導電膜3
によって閉塞されるため、その反りを矯正しつつ載置台
11上の所定検査位置に回路基板Pを確実に保持するこ
とができる。したがって、回路基板Pに対して常に一定
の付勢力で検査用プローブ6,6を接触させることがで
きる結果、検査用プローブ6,6および回路基板Pの破
損を防止することができる。この場合、この回路基板検
査装置1では、例えば、電子部品設置用の大径孔が形成
されている回路基板であっても、その大径孔を完全に塞
ぐことができるため、反りを矯正しつつ載置台11上の
所定検査位置に確実に保持することができる。また、こ
の回路基板検査装置1では、異方性導電膜3を介して検
査用プローブ6と導体パターン22とを電気的に接続す
るため、導体パターン22における検査用プローブ6に
よる接触痕の発生を防止することができる。
【0019】なお、本発明は、上記した本発明の実施の
形態に示した構成に限定されない。例えば、本発明にお
ける異方性導電膜は、本発明の実施の形態で示した加圧
型の異方性導電膜に限定されず、常態(非加圧時)で厚
み方向に導通する異方性導電膜であってもよく、また、
異方性導電膜自体の材質や構造も特に限定されず、各種
のタイプを採用することができる。また、本発明の実施
の形態では、異方性導電膜3を非接触で搬送する導電膜
搬送機構4の例について説明したが、本発明における搬
送機構は、これに限定されず、例えば、異方性導電膜3
の両端部を把持して搬送する機構や、異方性導電膜3の
外縁部に予め配設した縁部材を把持して搬送する機構を
採用することもできる。また、本発明における吸引型基
板載置台についても、多孔質電極11cは必ずしも必要
ではなく、ケース11aと電極11bとで構成してもよ
い。さらに、回路基板Pに対する検査の種類について
も、容量測定による導通絶縁検査に限定されず、回路基
板Pの表面Pa側にのみ形成された導体パターン22,
22や、回路基板Pの両面にそれぞれ形成された導体パ
ターン22,23に対して、抵抗値測定によって導通検
査や絶縁検査を行う際にも適用することができる。
【0020】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の回路基板
検査方法によれば、吸引型基板載置台に載置した状態の
回路基板を異方性導電膜で覆った後、吸引手段で吸引し
て検査位置に保持することにより、大きく反った回路基
板、スルーホールが数多く形成された回路基板、および
電子部品設置用の大径孔が形成された回路基板であって
も、その反りを矯正しつつ、所定の検査位置に確実に保
持することができる。同時に、検査用プローブや回路基
板の破損を防止することもできる。さらに、異方性導電
膜を介して検査用プローブを回路基板の導体パターンに
電気的に接続することにより、導体パターンにおける接
触痕の発生を防止することができる。
【0021】また、請求項2記載の回路基板検査装置に
よれば、異方性導電膜を回路基板の上面に搬送する搬送
機構を備えたことにより、例えばオペレータが手作業で
異方性導電膜を配置する場合と比較して、異方性導電膜
の配置作業の作業コストを低減することができると共
に、回路基板を搬送する搬送装置をさらに組み込むこと
で、大量の回路基板についての一連の検査処理を自動化
することができ、かかる場合には、検査コストを大幅に
低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る回路基板検査装置1
の構成を示す構成図である。
【図2】(a)は常態における異方性導電膜3の模式的
な断面図、(b)は検査用プローブ6によって厚み方向
に圧縮された際の異方性導電膜3の模式的な断面図であ
る。
【図3】回路基板検査装置1および回路基板Pの側面断
面図である。
【図4】基板保持機構2に載置された回路基板Pを異方
性導電膜3で覆っている状態の側面断面図である。
【図5】図4の状態における回路基板Pの反りを矯正し
つつ、所定の検査位置に回路基板Pを保持した状態の側
面断面図である。
【図6】図5の状態の基板保持機構2、回路基板P、異
方性導電膜3および検査用プローブ6,6の先端部の拡
大断面図である。
【図7】検査対象の一例である回路基板Pの断面図であ
る。
【図8】従来の回路基板検査装置31の構成を示す構成
図である。
【図9】回路基板検査装置31および回路基板Pの側面
断面図である。
【符号の説明】
1 回路基板検査装置 2 基板保持機構 3 異方性導電膜 4 導電膜搬送機構 4a 移動機構 4b エゼクタ 4c エアポンプ 11 載置台 13 エアポンプ 22 導体パターン P 回路基板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検査対象の回路基板を吸引型基板載置台
    上に載置し、前記吸引型基板載置台を介して吸引手段で
    吸引することにより前記回路基板を当該吸引型基板載置
    台上の所定検査位置に保持させ、その状態で当該回路基
    板の導体パターンに検査用プローブを電気的に接続して
    所定の電気的検査を行う回路基板検査方法において、 前記吸引型基板載置台に載置した状態の前記回路基板を
    異方性導電膜で覆った後、前記吸引手段で吸引して前記
    回路基板を前記検査位置に保持させ、その状態で前記検
    査用プローブを前記異方性導電膜を介して前記回路基板
    の前記導体パターンに電気的に接続することを特徴とす
    る回路基板検査方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の回路基板検査方法を実行
    可能に構成された回路基板検査装置であって、 所定位置に配置された前記異方性導電膜を搬送して前記
    回路基板の上面に載置する搬送機構を備えていることを
    特徴とする回路基板検査装置。
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