JP2001294097A - 車載用可動パネルの駆動制御装置 - Google Patents

車載用可動パネルの駆動制御装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車種によりシフトレバーの位置や大きさある
いは前面パネル装置の形状等が異なったとしても、可動
パネルが前進動作時や起立動作時にシフトレバーや前面
パネル装置等と干渉するのを防止できる汎用性の高い車
載用可動パネルの駆動制御装置を提供すること。 【解決手段】 表示画面7を有する液晶モニタ等の可動
パネル2に、前進方向の障害物の有無を検出する第1の
検出手段8と、起立方向の障害物の有無を検出する第2
の検出手段9とを設け、第1の検出手段8が所定の検出
信号を出力すると可動パネル2の前進動作が中断されて
起立動作に移行し、かつ、第2の検出手段9が所定の検
出信号を出力すると可動パネル2の起立動作が中断され
て前進動作に移行するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示画面を有する
可動パネルが筐体に対して出没自在で前面パネル装置
(インパネ)に取り付けられる車載用電子機器に係り、
特に、可動パネルの前進動作や起立動作を制御可能な車
載用可動パネルの駆動制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、液晶モニタを備えた車載用電子機
器の普及が目覚ましいが、モニタ装置を車室内の前部に
常時設置すると、前方の視界を狭めたり運転操作の邪魔
になりやすいという難点がある。また、前面パネル装置
の一部にモニタ用の表示画面を組み込んだ場合には、各
種操作キーを配設するスペースを確保するために表示画
面が大きくできないという難点がある。
【0003】そこで最近、車載用AV機器などにおい
て、液晶モニタを前面パネル装置に対して出没自在な可
動パネル方式としたものが普及しつつある。このような
可動パネル方式を採用すると、搭乗者がモニタ画面(表
示画面)を見ないときには前面パネル装置の収納口内へ
可動パネルを水平な姿勢で収納しておけるので、各種操
作キーが配設される前面パネル装置に対する可動パネル
の占有面積はさほど大きくならず、また、モニタ画面を
見たいときには、前面パネル装置の収納口から可動パネ
ルを前進させて所定量起立させることにより、搭乗者が
見やすい場所に可動パネルを配置させることができる。
なお、かかる可動パネル方式を採用した従来技術として
は、特開平7−9920号公報記載のものが挙げられ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、液晶モニタ
等の可動パネルは通常、前面パネル装置と運転席横のシ
フトレバーとの間に斜め上向きに起立した姿勢で配置さ
れることが多いので、可動パネルを前面パネル装置の収
納口から前進させたり、前進後に起立させる際には、シ
フトレバーに当接しないように配慮して可動パネルを駆
動制御する必要がある。特に、車載用の液晶モニタの表
示画面が大型化しつつある昨今は、可動パネル方式の液
晶モニタをシフトレバーに当接しない位置まで前進させ
てから起立させただけでは、斜め上向きの見やすい起立
姿勢に至らせることが困難になってきている。そのた
め、大面積の可動パネルであってもシフトレバーと干渉
を起こさずに前進動作や起立動作が行えるような工夫が
要求されており、例えば、従来技術として挙げた上記特
開平7−9920号公報記載のものは、可動パネルを前
進させながら徐々に起立させていくという手法を採用し
ている。
【0005】しかしながら、自動車のシフトレバーの位
置や大きさは車種によって異なり、また、最近は前面パ
ネル装置の一部を座席側へ突出させたデザインが広まっ
ており、この突出部分が起立動作中の可動パネルと干渉
を起こす恐れもあるので、可動パネルの前進動作や起立
動作が一義的に決定されていると、かかる可動パネルを
適用可能な車種が不所望に制限されてしまうという問題
があった。
【0006】本発明はこのような従来技術の課題に鑑み
てなされたもので、その目的は、車種によりシフトレバ
ーの位置や大きさあるいは前面パネル装置の形状等が異
なったとしても、可動パネルが前進動作時や起立動作時
にシフトレバーや前面パネル装置等と干渉するのを防止
できる汎用性の高い車載用可動パネルの駆動制御装置を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、可動パネルに
前進方向の障害物の有無を検出する第1の検出手段と起
立方向の障害物の有無を検出する第2の検出手段とを設
け、第1の検出手段が所定の検出信号を出力すると可動
パネルの前進動作を中断して起立動作に移行させ、か
つ、第2の検出手段が所定の検出信号を出力すると可動
パネルの起立動作を中断して前進動作に移行させること
とする。このように可動パネルに複数回の前進動作と複
数回の起立動作を交互に行わせると、シフトレバーの位
置や大きさあるいは前面パネル装置の形状等が車種によ
り異なった場合でも、これらに干渉されない経路で可動
パネルを前進・起立させ、この可動パネルを表示画面が
見やすい所望の起立姿勢に配置させることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明による車載用可動パネルの
駆動制御装置では、少なくとも表示画面を有する前面パ
ネルと、この可動パネルが没入可能な収納口を有する筐
体と、前記可動パネルを駆動する駆動制御機構とを備
え、前記可動パネルを前記収納口から前進させると共に
起立させることにより、前記表示画面を前記筐体の前面
側に露出せしめる車載用可動パネルの駆動制御装置にお
いて、前記可動パネルにおける前進方向の障害物の有無
を検出する第1の検出手段と起立方向の障害物の有無を
検出する第2の検出手段とを設け、前記第1の検出手段
が所定の検出信号を出力すると前記可動パネルの前進動
作が中断されて起立動作に移行し、かつ、前記第2の検
出手段が所定の検出信号を出力すると前記可動パネルの
起立動作が中断されて前進動作に移行するようにした。
【0009】このような構成の駆動制御装置において
は、筐体の収納口から前進させた可動パネルの第1の検
出手段が、予め設定されている前進位置の手前でシフト
レバー等の障害物を検知すると、前進動作を中断して起
立動作に移行するので、該障害物との干渉が回避でき
る。また、起立動作中に可動パネルの第2の検出手段が
前面パネル装置の突出部分等の障害物を検知すると、起
立動作を中断して前進動作に移行するので、該障害物と
の干渉が回避できる。それゆえ、こうして複数回の前進
動作と複数回の起立動作を交互に行わせることにより、
シフトレバーの位置や大きさ、あるいは前面パネル装置
の形状等が車種により異なっても、これらに干渉されな
い経路で可動パネルを前進・起立させて、この可動パネ
ルを表示画面が見やすい所望の起立姿勢に配置させるこ
とができる。また、同様の理由で、表示画面が大型化し
た場合にも、シフトレバーや前面パネル装置等に干渉さ
れない経路で可動パネルを前進・起立させやすくなる。
【0010】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図1は本発明の実施例に係る可動パネルの前進・起立動
作を模式的に示す説明図、図2は該可動パネルを駆動制
御する駆動制御装置の概略構成を示すブロック図、図3
は該可動パネルを前進・起立させる動作手順を示すフロ
ーチャート、図4は該可動パネルの前進動作中断後の動
作手順を示すフローチャートである。
【0011】図1において、符号Pは車室内の前面部分
で音響機器等が取り付けられ、インパネとも略称される
前面パネル装置、1はこの前面パネル装置Pに装着され
る筐体、2はこの筐体1に対して出没自在な液晶モニタ
等の平面ディスプレイで構成される可動パネル、3は運
転席横に設置されたシフトレバー、4はそのシフトノブ
である。筐体1には可動パネル2を水平な姿勢で収納可
能な収納口5が設けられており、スライダ6等のスライ
ド移動駆動手段によって可動パネル2を前後進させるこ
とにより、収納口5から可動パネル2を排出させたり、
逆に可動パネル2を収納口5内へ没入させることができ
る。なお、図示はしていないが、筐体1には可動パネル
2を起立させたり傾倒させることのできる回転移動駆動
手段の駆動部が組み込まれている。また、可動パネル2
の表示画面(モニタ画面)7は、車載用としてはやや大
型な例えば7インチの画面となっている。この可動パネ
ル2の頭部には、シフトレバー3等の前方障害物を検出
するためのシフトレバー検出手段8と、前面パネル装置
1等の起立方向の障害物を検出するためのインパネ検出
手段9とが設けられており、これらの検出手段8,9は
例えば超音波や赤外線等の反射を利用したセンサによっ
て構成されている。
【0012】可動パネル2の前進動作や起立動作は、図
2のブロック図に示すような構成の駆動制御装置によっ
て制御される。すなわち、この駆動制御装置には、上述
したシフトレバー検出手段8およびインパネ検出手段9
と、可動パネル2の排出や収納を指令する入力釦である
操作釦(OPEN/CLOSE釦)10と、可動パネル
2を前後進させるスライド移動駆動手段11と、可動パ
ネル2の前進位置を検出するスライド移動量検出手段1
2と、可動パネル2を回動(起立や傾倒)させる回転移
動駆動手段13と、可動パネル2の回転角度(起立角
度)を検出する回転角度検出手段14と、各種検出信号
や指令信号が入力される共に、これらの信号に基づいて
駆動手段11,13に制御信号を出力する制御手段15
と、可動パネル2の前進位置や角度位置に関する情報等
を記憶している記憶手段16とが具備されている。
【0013】次に、収納状態の可動パネル2を前進・起
立させて表示画面7を所望の姿勢に配置させるまでの動
作手順を、図3,4のフローチャートに沿って説明す
る。いま、操作釦10が押圧操作されて可動パネル2の
排出を指令するOPEN制御信号が制御手段15から出
力されると、収納口5内に水平な姿勢で収納されていた
可動パネル2は、スライド移動駆動手段11により駆動
され、図1(a)に示すようにシフトレバー3に向かっ
て前進動作を開始する。ただし、前進動作を開始する前
にまずステップS1において、可動パネル2のスライド
位置データおよび角度位置データを調べ、次いでステッ
プS2において、スライド位置データが予め記憶手段1
6にメモリされている値(最終前進位置)かどうかを調
べ、もしもステップS2でYESならばステップS9へ
と進み、角度位置データが予め記憶手段16にメモリさ
れている値(最終起立位置)かどうかを調べ、もしもス
テップS9でYESならば動作を終了させる。
【0014】可動パネル2が収納状態のときにはステッ
プS2でNOとなるので、ステップS3へと進み、可動
パネル2を前進させるべくモータが正転動作を開始す
る。そして、ステップS4で、動作開始後に許容される
規定時間が経過しているか否かを調べた後、ステップS
5で、スライド動作中の速さが最低基準値以上かどうか
を調べ、問題がなければステップS6へと進む。ただ
し、ステップS4で動作開始後に所定の時間を経過して
いると判定されたときや、ステップS5でスライド動作
中の速さが遅すぎると判定されたときは、ステップS2
2へと進み、何らかの障害により正常な動作が行えなく
なっているものと判定して可動パネル2の駆動制御をす
べて停止する。なお、ステップS5においてスライド動
作中の速さが最低基準値以上かどうかを調べる方法とし
ては、例えばリニアポジションセンサを使用して500
msで10mm(電圧値0.2V)以上移動するように
設定しておき、電圧値が0.2V以上であれば正常、
0.2V未満であればエラーとすることにより行え、こ
れによりスライド動作が途中で阻害されているか否かを
判定することができる。
【0015】ステップS6では、シフトレバー検出手段
8がシフトレバー3等の前方障害物を検出したかどうか
を調べ、前方に障害物がなければステップS7へと進
み、可動パネル2の前進位置が予めメモリされている最
終前進位置かどうかを調べる。ステップS7において、
まだ最終前進位置へ到達していないと判定されればステ
ップS3へ戻って同様の手順を繰り返し、もしも最終前
進位置へ到達しているという判定がなされたならばステ
ップS8へと進み、スライド移動駆動手段11による可
動パネル2の前進駆動を停止させた後にステップS9へ
と進む。ただし、本実施例の場合は、シフトレバー3と
表示画面7の位置関係により、可動パネル2を収納口5
から最終前進位置まで一気に前進させることはできず、
図1(b)に示すようにシフトレバー検出手段8がシフ
トレバー3を障害物とみなす位置まで可動パネル2が前
進した時点で、ステップS6の判定がYESとなって図
4に示すステップS16へと進む。
【0016】図4のフローチャートでは、まずステップ
S16でスライド移動駆動手段11による可動パネル2
の前進駆動を停止(前進動作を中断)させた後、ステッ
プS17で回転移動駆動手段13により可動パネル2を
起立方向へ回転させ、次いでステップS18において、
インパネ検出手段9が前面パネル装置P等の起立方向障
害物を検出したかどうかを調べ、起立方向に障害物がな
ければステップS19へと進み、可動パネル2の角度位
置が予めメモリされている最終起立位置かどうかを調べ
る。ステップS19において、まだ最終起立位置へ到達
していないと判定されればステップS17へ戻って同様
の手順を繰り返し、もしも最終起立位置へ到達している
という判定がなされたならば、ステップS20へ進んで
回転移動駆動手段13による可動パネル2の起立駆動を
停止させた後、ステップS21へ進んで前方に障害物の
ないことを確認したうえで、図3に示すステップS2へ
戻って可動パネル2を最終前進位置まで前進させて動作
を終了させる。
【0017】一方、図1(c)に示すように、可動パネ
ル2が最終起立位置に到達する前にインパネ検出手段9
が前面パネル装置1を障害物とみなした場合は、ステッ
プS18の判定がYESとなるのでステップS20へと
進み、可動パネル2の起立駆動を中断させた後、ステッ
プS21へ進んで前方に障害物のないことを確認したう
えで、図3に示すステップS2へ戻って前進動作を再開
させ、図1(d)に示すように可動パネル2を最終前進
位置まで前進させる。ただし、こうして再開させた前進
動作の途中でシフトレバー検出手段8が前方の障害物を
検出することもありうるが、その場合はステップS6か
ら再びステップS16へ進んで可動パネル2を起立させ
ることになり、この2回目の起立動作で最終起立位置ま
で起立させることができればステップS21を経てステ
ップS2へと進み、可動パネル2を最終前進位置まで前
進させて動作を終了させる。また、この2回目の起立動
作の途中でインパネ検出手段9が再び前面パネル装置P
を障害物とみなした場合は、上述したように可動パネル
2の起立駆動を中断させた後、ステップS21を経てス
テップS2へと進み、可動パネル2を最終前進位置まで
前進させた段階でステップS9へと進む。なお、ステッ
プS21の判定がYESの場合は、可動パネル2が最終
前進位置まで到達していないにも拘らず、前方に障害物
があって前進できないことになるので、何らかの障害に
より正常な動作が行えなくなっているものと判定して、
可動パネル2の駆動制御をすべて停止する。
【0018】さて、図1(d)に示すように、可動パネ
ル2が最終起立位置までは到達していないが最終前進位
置までは前進してステップS9へ進んだ場合は、そこで
の判定がNOとなるのでステップS10へと進み、可動
パネル2を起立させるべくモータが正転動作を開始す
る。そして、ステップS11で動作開始後に許容される
規定時間が経過しているか否かを調べた後、ステップS
12で起立動作中の速さが最低基準値以上かどうかを調
べ、問題がなければステップS13へと進む。なお、ス
テップS12において起立動作中の速さが最低基準値以
上かどうかを調べる方法は、リニアポジションセンサ等
を使用してスライド動作の速さの適否を調べるという前
述したステップS5における方法と同様でよい。こうし
てステップS12からステップS13へ進むと、インパ
ネ検出手段9が前面パネル装置P等の起立方向の障害物
を検出したかどうかを調べ、起立方向に障害物がなけれ
ばステップS14へと進み、可動パネル2の角度位置が
予めメモリされている最終起立位置かどうかを調べる。
ステップS14において、まだ可動パネル2が最終起立
位置へ到達していないと判定されれば、ステップS10
へ戻って同様の手順を繰り返すことになる。そして、図
1(e)に示すように、起立駆動によって可動パネル2
が最終起立位置へ到達した場合は、ステップS14での
判定がYESとなるので、ステップS15へと進み、回
転移動駆動手段13による可動パネル2の起立駆動を停
止させた後に動作を終了させる。ただし、ステップS1
1で動作開始後に所定の時間を経過していると判定され
たときや、ステップS12で起立動作中の速さが遅すぎ
ると判定されたときは、ステップS22へと進み、何ら
かの障害により正常な動作が行えなくなっているものと
判定して、可動パネル2の駆動制御をすべて停止する。
【0019】このように本実施例では、筐体1の収納口
5から前進させた可動パネル2のシフトレバー検出手段
8が、予め記憶手段16にメモリされている最終前進位
置の手前でシフトレバー3等の障害物を検知すると、前
進動作を中断して起立動作に移行し、また、かかる起立
動作中に可動パネル2のインパネ検出手段9が前面パネ
ル装置P等の障害物を検知すると、起立動作を中断して
前進動作に移行するようにしてあるので、シフトレバー
3や前面パネル装置Pの大きさや形状が車種により異な
っても、これらとの干渉を確実に回避しつつ可動パネル
2を筐体1の前面側に所望の姿勢で配置させることがで
きる。したがって、適用可能な車種が極めて多い汎用性
を確保することができると共に、表示画面(モニタ画
面)7の大型化にも対応させやすくなっている。
【0020】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0021】表示画面を有する液晶モニタ等の可動パネ
ルに、前進方向の障害物の有無を検出する第1の検出手
段と、起立方向の障害物の有無を検出する第2の検出手
段とを設け、第1の検出手段が所定の検出信号を出力す
ると可動パネルの前進動作が中断されて起立動作に移行
し、かつ、第2の検出手段が所定の検出信号を出力する
と可動パネルの起立動作が中断されて前進動作に移行す
るようにしたので、複数回の前進動作と複数回の起立動
作を交互に行わせることにより、シフトレバーの位置や
大きさ、あるいは前面パネル装置の形状等が車種により
異なっても、これらに干渉されない経路で可動パネルを
前進・起立させて、この可動パネルを表示画面が見やす
い所望の起立姿勢に配置させることができる。また、表
示画面が大型化した場合にも、シフトレバーや前面パネ
ル装置等に干渉されない経路で可動パネルを前進・起立
させやすくなっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る可動パネルの前進・起立
動作を模式的に示す説明図である。
【図2】該可動パネルを駆動制御する駆動制御装置の概
略構成を示すブロック図である。
【図3】該可動パネルを前進・起立させる動作手順を示
すフローチャートである。
【図4】該可動パネルの前進動作中断後の動作手順を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
P 前面パネル装置 1 筐体 2 可動パネル 3 シフトレバー 5 収納口 7 表示画面 8 シフトレバー検出手段(第1の検出手段) 9 インパネ検出手段(第2の検出手段) 11 スライド移動駆動手段 12 スライド移動量検出手段 13 回転移動駆動手段 14 回転角度検出手段 15 制御手段 16 記憶手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 片寄 順 東京都品川区西五反田1丁目1番8号 ア ルパイン株式会社内 Fターム(参考) 3D020 BA04 BB01 BC03 BD03 BD09 BE03

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも表示画面を有する前面パネル
    と、この可動パネルが没入可能な収納口を有する筐体
    と、前記可動パネルを駆動する駆動制御機構とを備え、
    前記可動パネルを前記収納口から前進させると共に起立
    させることにより、前記表示画面を前記筐体の前面側に
    露出せしめる車載用可動パネルの駆動制御装置におい
    て、 前記可動パネルにおける前進方向の障害物の有無を検出
    する第1の検出手段と起立方向の障害物の有無を検出す
    る第2の検出手段とを設け、前記第1の検出手段が所定
    の検出信号を出力すると前記可動パネルの前進動作が中
    断されて起立動作に移行し、かつ、前記第2の検出手段
    が所定の検出信号を出力すると前記可動パネルの起立動
    作が中断されて前進動作に移行するようにしたことを特
    徴とする車載用可動パネルの駆動制御装置。
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