JP2001293664A - バフ盤 - Google Patents

バフ盤

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JP2001293664A
JP2001293664A JP2000114478A JP2000114478A JP2001293664A JP 2001293664 A JP2001293664 A JP 2001293664A JP 2000114478 A JP2000114478 A JP 2000114478A JP 2000114478 A JP2000114478 A JP 2000114478A JP 2001293664 A JP2001293664 A JP 2001293664A
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JP
Japan
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buff
buffing
buffing machine
support plate
polisher
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Application number
JP2000114478A
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English (en)
Inventor
Shigeki Yasuda
繁喜 安田
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SYSTEM FOO KK
Original Assignee
SYSTEM FOO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バフ盤に冷却機能を具備する。 【解決手段】 ポリッシャPの回転盤P1に着脱自在に取
付けられるバフ支持盤2と、該バフ支持盤2の底面に接
着したバフ3とから成り、バフ3の研磨面3a中心部から
バフ3の裏面3bを通過してバフ支持盤2の外周面2aへ通
ずる空気流通路4をバフ3の研磨面3a中心部より凹設し
た空気流入口4aから放射状に複数分岐形成したバフ盤1
を提供することにより、バフ加工時に回転するバフ盤1
の遠心力により、研磨面3a中心部の空気流入口4aからバ
フ3の裏面3bを通過してバフ支持盤2の外周面2a外部へ
空気を流通させ、研磨面3a及び加工面を冷却する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バフ加工(バフ研
磨及びバフ仕上げ)に用いられるバフ盤に関する。
【0002】
【従来の技術】バフ加工は、バフ研磨剤の保持体として
布、スポンジなどの柔軟性材料により回転体として構成
されたバフを用い、該バフに研磨具としての機能を与
え、高速回転で回転するバフと加工物との間に生じる圧
力によって金属又は非金属の表面を機械的に加工する方
法である。バフを用いた研磨工具としては、電動又はエ
ア駆動のポリッシャがある。このポリッシャは、駆動軸
に固定された剛性を有する回転盤に、バフ盤が着脱自在
に取付けられている。バフ盤は、布やスポンジなどを基
材とする円形状のバフの裏面に、フォームラバー製等ク
ッション性を有する材質で円盤状のバフ支持体を接着し
たものであり、バフ支持体のクッション性により、加工
面に対するバフの接触面をソフトで均一に押し付けられ
る様にしてバフ加工を良好としていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
様なバフ盤では、バフ加工時において、バフと加工面の
接触摩擦により両者が過熱し、加工面が不均一になる所
謂バフ焼けを生ずる課題を有していた。そこで、本発明
は、バフ加工中における過熱を防止して加工面にバフ焼
けを生じさせない様に、冷却機能を具備したバフ盤を提
供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題に鑑
み、ポリッシャの回転盤に着脱自在に取付けられるバフ
支持盤と、該バフ支持盤の底面に接着したバフとから成
り、バフの研磨面中心部からバフの裏面を通過してバフ
支持盤の外周面へ通ずる空気流通路をバフの研磨面中心
部より凹設した空気流入口から放射状に複数分岐形成し
たバフ盤を提供することにより、バフ加工時に回転する
バフ盤の遠心力により、研磨面中心部の空気流入口から
バフの裏面を通過してバフ支持盤の外周面外部へ空気を
流通させ、研磨面及び加工面を冷却する様にして、上記
課題を解決する。
【0005】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施例を図面に基
づいて説明する。図1は、本発明に係るバフ盤の斜視
図、図2はポリッシャの斜視図とバフ盤の分解斜視図、
図3はポリッシャに取付けたバフ盤の断面図を夫々示
す。このバフ盤1は、電動又はエア駆動のポリッシャP
の駆動軸に固定された剛性を有する回転盤P1に着脱自在
に取付けられ、該回転盤P1のバフ盤1取付け面(回転盤
P1の底面)には、バフ盤1の着脱手段としての面ファス
ナFの一方が接着されている。
【0006】又、バフ盤1は、ポリッシャPの回転盤P1
に着脱自在に取付けられるバフ支持盤2と、該バフ支持
盤2の底面に接着したバフ3とから構成されている。そ
して、バフ盤1において、バフ3の研磨面3a中心部より
凹設した空気流入口4aからバフ3の裏面3bを通過してバ
フ支持盤2の外周面2aに開設した空気流出口4bへ通ずる
空気流通路4を、前記空気流入口4aから放射状に複数分
岐形成している(図4参照)。
【0007】バフ支持盤2は、クッション性を有するス
ポンジ(ゴム)やフォームラバー製などから成り、上層
部5と下層部6とから構成される円板体である。バフ支
持盤2の上層部5は、偏平な円錐台状に形成すると共
に、その中心部に貫通穴5aを設けると共に、上層部5の
上面には面ファスナF1の他方が接着され、回転盤P1に設
けた面ファスナFの一方との結合及び分離により、ポリ
ッシャPにバフ盤1を着脱自在と成している。バフ支持
盤2の下層部6は、複数の薄肉な略扇形の間隔保持片6a
を円周方向に等間隔置きに配置して成り、これらの間隔
保持片6aを上層部5の底面上に接着し、下層部6中心部
に貫通穴5aと略同径でこれに連通する円形凹部7と、該
円形凹部7より放射状に連続する凹溝7aを設けている。
バフ3は、従来使用の布やスポンジなどの基材から成
り、バフ盤1の下層部6と略同径の円形状に形成され、
その中心部には円形凹部7と略同径(図示例では若干小
径)の開口部3cが設けられており、該開口部3cが下層部
6の円形凹部7に対応する様にバフ3を下層部6底面に
接着している。そして、下層部6にバフ3が上記の様に
接着されることにより、上層部5とバフ3との間で、開
口部3cから円形凹部7、凹溝7aを介してバフ支持盤2の
外周面2a外部へ連通する空気流通路4を構成し、該空気
流通路4において、バフ3の研磨面3aより凹設された空
気流入口4aを、連続した開口部3cと円形凹部7で構成
し、又バフ支持盤2の外周面2aに開設された空気流出口
4bを凹溝7aの基端(下層部7の外周側端部)と成してい
る。
【0008】本実施例において、バフ支持盤2における
上層部5に貫通穴5aを設けたものを示したが、この貫通
穴5aは空気流入口4aから連続させることで、バフ盤1を
回転盤P1に取付けるに際し、回転盤P1の底面中心に露出
する駆動軸先端P2を、空気流入口4a及び貫通穴5aを通し
て視認しながら、回転盤P1の同心円上にバフ盤1が配置
する様に取付けるための覗き穴であり、必ずしも必要と
しないので、貫通穴5aは設けなくても良い。又、間隔保
持片6aから成る下層部6を上層部5に接着したバフ支持
盤2を示したが、該バフ支持盤2は、バフ3を接着する
底面に、空気流通路4の構成体である上記円形凹部7及
び凹溝7aを形成し、所定のクッション性を有する円板体
であっても良く、この場合においても、円形凹部7の同
一中心線上に上記貫通穴5aに相当する穴は形成してもし
なくても良い。
【0009】次にバフ盤の作用について説明する。バフ
盤1をポリッシャPの回転盤P1に取付け、予めバフ盤1
の研磨面3a、又は加工面にバフ研磨剤を塗布する。そし
て、ポリッシャPを作動することにより、回転盤P1と共
にバフ盤1が回転し、この回転により生ずる遠心力によ
って、バフ盤1に設けた空気流通路4の空気流入口4aか
ら空気流出口4bへの空気の流れが生ずる。バフ加工に際
しては、回転するバフ盤1の研磨面3aを加工面に押し付
けて成される。このバフ加工中において、研磨面3aと加
工面との間に摩擦熱を生ずるが、研磨面3aの中心部周囲
では、空気流通路4への上記気流が生じているため、摩
擦による過熱空気が空気流入口4aへ吸引されて空気流出
口4bから外部へ排出されると共に、空気流入口4aへの過
熱空気の吸引によって研磨面3aと加工面との間に生じて
いる気流により、研磨面3a及び加工面が冷却される。
又、空気流通路4は、バフ3の裏面3aを通過しているの
で、研磨によってバフ3の裏面3aに生ずる伝導熱も空気
流通路4内の気流によって空気流出口4bから外部へ放熱
される。
【0010】
【発明の効果】要するに本発明は、バフ盤1において、
バフ3の研磨面3a中心部からバフ3の裏面3bを通過して
バフ支持盤2の外周面2aへ通ずる空気流通路4を設けた
ので、バフ加工時において、回転するバフ盤1により生
ずる研磨面3a中心部からバフ支持盤2の外周面2a外部へ
の空気の流れが、研磨面3a側に冷却流を生じさせると共
に、研磨面3aと加工面間に生ずる摩擦熱及び研磨面3aの
裏面3bに生ずる伝導熱をバフ支持盤2の外周より外部へ
放熱させ、研磨面3a(その裏面3bを含む)及び加工面を
冷却できる。この冷却作用により、バフ加工時の発熱に
よるバフ焼けを防止し、加工面を均一に表面処理でき、
バフ加工性能を良好と成すことができる。又、空気流通
路4は、バフ3の研磨面3a中心部より凹設した空気流入
口4aから放射状に複数分岐して成るので、バフ3の裏面
3bで複数方位に空気の流れを生じさせられ、研磨面3aと
加工面の冷却効果をより一層高めることができる。又、
本発明に係るバフ盤1は、上記の通り複雑な冷却装置を
用いることのない簡単な構造であり、既存のポリッシャ
Pが使用できると共に、加工手法も従来とは何ら変わり
ないといった利点も備えている等その実用的効果甚だ大
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】バフ盤の研磨面側から見た斜視図である。
【図2】ポリッシャの一部を示す斜視図とバフ盤の分解
斜視図である。
【図3】ポリッシャに取付けたバフ盤の断面図である。
【図4】空気流通路を示す図である。
【符号の説明】
1 バフ盤 2 バフ支持盤 2a 外周面 3 バフ 3a 研磨面 3b 裏面 4 空気流通路 4a 空気流入口 P ポリッシャ P1 回転盤

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリッシャの回転盤に着脱自在に取付け
    られるバフ支持盤と、該バフ支持盤の底面に接着したバ
    フとから成るバフ盤において、バフの研磨面中心部から
    バフの裏面を通過してバフ支持盤の外周面へ通ずる空気
    流通路を設けたことを特徴とするバフ盤。
  2. 【請求項2】 空気流通路は、バフの研磨面中心部より
    凹設した空気流入口から放射状に複数分岐して成ること
    を特徴とする請求項1記載のバフ盤。
JP2000114478A 2000-04-17 2000-04-17 バフ盤 Pending JP2001293664A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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