JP3064081U - 研磨ディスク - Google Patents

研磨ディスク

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JP3064081U
JP3064081U JP1999003106U JP310699U JP3064081U JP 3064081 U JP3064081 U JP 3064081U JP 1999003106 U JP1999003106 U JP 1999003106U JP 310699 U JP310699 U JP 310699U JP 3064081 U JP3064081 U JP 3064081U
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polishing
synthetic resin
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urethane
polished
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JP1999003106U
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勇 柳瀬
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柳瀬株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属やガラス、石材及び壁材等の硬い被研磨
材を研磨する際、高温の摩擦熱が発生し、被研磨材には
「焼け」や「目詰まり」が生じる。この「焼け」や「目
詰まり」を防止すること。 【解決手段】研磨ディスクは、基板(1)とウレタン系
合成樹脂シート(2)とからなり、ウレタン系合成樹脂
シート(2)を多数放射状に配設し放射状に凹部を形成
したことで、空冷効果が発揮され、摩擦熱の発生を抑制
し、「焼け」を防止する。また、ウレタン系合成樹脂シ
ート(2)は、ウレタン系合成樹脂に研磨粒、例えば砥
材を混入した新しい材質の研磨シートにしたことで、合
成樹脂の弾力性と合成樹脂内に混入された研磨粒の相乗
効果により、「焼け」が防止され目詰まりすることな
く、研磨できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】 [産業上の利用分野] 本考案は、金属や、ガラス、石材及び壁材等の研磨のために、グラインダー等の 回転工具の回転軸に取り付けて、使用する研磨ディスクの改良に関する。
【0002】 [従来の技術] 今日、多数の研磨粒を有する研磨シートが、基板の下面に配設され、グラインダ ー等の回転工具に対して取り付けられて、回転することにより、被研磨物の研磨 を行う研磨ディスクが広く用いられている。 ところが、この研磨ディスクは多数の材質種類、例えばサンドペーパー、ダイヤ モンド、ナイロン、綿などがあり、これらの研磨ディスクの材質は、被研磨物に よって、目詰まりや焼けなど、作業性の悪さがあった。
【0003】 [考案が解決しようとする課題] これらの研磨用ディスクは、金属や、ガラス、石材及び壁材等の硬い被研磨材を 研磨し、その回転数も毎分1万回転から1万3千回転の高速で使用されるため、 被研磨材及び研磨用ディスク共に高温の摩擦熱が発生する。 この熱によって被 研磨材には「焼け」が生じるという問題があった。
【0004】 この問題は、従来の研磨用ディスクの被研磨材に対する「当たり」即ち、研磨用 ディスクを押さえる圧力が大きいということが原因となっていたのであるが、こ のことは従来の研磨用ディスクの構造、及び材質により避けられない問題であっ た。
【0005】 この問題を解決するために、従来では、研磨用ディスクの材質を合成樹脂、例え ば、ゴムにすることで、被研磨材に対する当たりを和らげ、当たりに弾力性を付 加していた。 しかし、合成樹脂は、密度が大きいため、被研磨材の研磨された粉が付着し、目 詰まりを起こし、研磨できないという課題もあった。
【0006】 また、従来の合成樹脂は、基板との接着性に問題があり、高速回転中に剥離する 恐れも大きかった。
【0007】 [考案が課題を解決するための手段] そこで、本願の第1の考案は、研磨用ディスクの材質を、弾力性を有するウレ タン系合成樹脂に、研磨粒、例えば砥材を混入した新しい材質の研磨シート(2 )にした。 このことで、従来からある合成樹脂の弾力性と、合成樹脂内に混入された研磨粒 の相乗効果により、「焼け」が防止され、目詰まりすることなく、研磨できるよ うにするものである。 本願の第2の考案は、適当な大きさに切断したウレタン系合成樹脂(2)を、 研磨ディスクに多数放射状に配設し、放射状に凹部を形成することで、グライン ダー等の回転工具により、高速回転する時に、研磨ディスクの中心部から外側へ 、空気の流れができ(図3)、またその空気が、一片のウレタン系合成樹脂(2 )と、他のウレタン系合成樹脂(2)の間を流れることで、空冷効果が発揮され 、「焼け」が、防止されるものである。 本願の第3の考案は、一片に切断されたウレタン系合成樹脂(2)の基板側の 片面には、織布、例えば、綿(3)を接着したことで、ウレタン系合成樹脂(2 )と基板(1)の接着力は、大幅に改善され、高速回転にも耐えうることを、特 徴とする研磨ディスクを提供する。
【0008】 [考案の実施の形態] 以下添付の図面と共に本願考案の実施の形態について説明する。 図1及至図 3が本願考案の実施形態を図示している。 図1は、グラインダー等の回転工具50の先端に固定ネジ52によって取り付 けられる、硬質の合成樹脂からなる基板で、該基板1は、回転工具50の駆動に より、毎分1万から1万3千回転の速度で回転する。 図2は、前記基板1に取り付けられ、基板1と共に回転する研磨シートで、該 研磨シート2は、ウレタン系合成樹脂からなり、研磨粒を混入している。 図3は、前記研磨シート2と基板1との間に介在し、接着剤2Sによって基板 1と研磨シート2とを接着固定する織布、例えば綿で、該織布3は弾力性を有し ており、研磨シート2に当接する被研磨物の圧力によって、基板1との間隔を伸 縮する。 前記研磨シート2と織布3とは適当な大きさに切断してあり、略長方体の形状に なっており、これらが前記基板1の円周方向に一部を重ねて配置されている。 そして、この様に配置することで、前記基板1の中心から外周に向けて、放射状 に複数の凹部が形成される。 次に、図3に基づき動作について説明する。 回転工具50が駆動をすると、回転軸51に固定された研磨ディスクが回転する 。 そして、この研磨シート2を被研磨物に圧接することで、研磨シート2に混 入された研磨粒によって、被研磨物を研磨する。 このとき、被研磨物に研磨シート2を当接すると、前記織布3の弾力性によって 、確実に当接させることができ、適当な圧力で研磨することができる。 また、前記研磨シート2は、ウレタン系合成樹脂からなり、被研磨物との研磨に よる摩擦熱を伝達しにくく、「焼け」を防止することができる。 更に、図3の矢印に示す如く、研磨シート2の重ねによる放射状の凹部を形成し ているので、基板1の回転により、空気の流れをつくることができ、研磨による 熱を冷却することができる。
【0009】 [考案の効果] 本願考案は、(請求項1、請求項2)グラインダー等の回転工具に取り付けら れて回転する基板(1)に、一方の表面に多数の研磨粒を混入したウレタン系合 成樹脂から形成されているので、被研磨物に対する圧接を和らげ、当たりに弾力 性を加えたので、被研磨物を焦がすことはなく、目詰まりを起こさないという効 果を奏する。 また、本願考案は、(請求項3、請求項5)の構成にしたので、熱が生じても 、基板(1)の回転によって、放射状の空気の流れが発生するので、研磨による 熱を冷却することができ、被研磨物を焦がすことがないという効果を奏する。 更に、本願考案は、(請求項4)の構成により、研磨シートを被研磨物に圧接 しても、複数の繊維によって接着されているので、剥がれることはなく、また圧 接したときの弾力性によって、研磨の効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わる研磨ディスクの上面側の斜視図
である。
【図2】同研磨ディスクの中央縦断面図である。
【図3】同研磨ディスクを使用した際の空気の流れであ
る。
【符号の説明】
1 基板 2 ウレタン系合成樹脂研磨シート 2S 接着箇所 3 綿布 50 グラインダー 51 回転軸 52 固定ネジ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年6月11日
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グラインダー等の回転工具に取り付けら
    れて回転する基板(1)に、一方の表面に多数の研磨粒
    を有し、弾力性を有する合成樹脂からなる研磨シート
    (2)を基板に接着した研磨ディスクにおいて、発熱防
    止、研磨性を有する合成樹脂(ゴム)を、介在させたこ
    とを特徴とする研磨用ディスク。
  2. 【請求項2】 請求項1において、研磨シート(2)は
    ウレタン系合成樹脂からなり、研磨粒砥材が混入されて
    いることを特徴とする。
  3. 【請求項3】 請求項1において、研磨シート(2)は
    基板の下面に、放射状に配列されていることを、特徴と
    する。
  4. 【請求項4】 請求項1において、研磨シート(2)と
    基板(1)との間には、綿布(3)を介在したことを特
    徴とする。
  5. 【請求項5】 請求項3において、研磨シート(2)と
    基板(1)の下面に、放射状に凹部を形成したことを特
    徴とする。
JP1999003106U 1999-03-29 1999-03-29 研磨ディスク Expired - Lifetime JP3064081U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017052020A (ja) * 2015-09-07 2017-03-16 株式会社チップトン サイディングボード用研削装置

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