JP2001292673A - ピンオンリール - Google Patents

ピンオンリール

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JP2001292673A
JP2001292673A JP2000108071A JP2000108071A JP2001292673A JP 2001292673 A JP2001292673 A JP 2001292673A JP 2000108071 A JP2000108071 A JP 2000108071A JP 2000108071 A JP2000108071 A JP 2000108071A JP 2001292673 A JP2001292673 A JP 2001292673A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】一度に複数の小道具を取り付けることができる
ピンオンリールを提供する。 【解決手段】ケーシング11を2つの筒状部材14,1
5により構成し、各筒状部材14,15の中に装着具1
2,13をそれぞれ配置した。各装着具12,13を同
一軸線上で対向配置し、各々独立して作動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】この発明は、たとえば魚釣
り等において釣人が魚釣用小道具を携帯しておくための
ピンオンリールに関するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】たと
えば魚釣りを行う場合等においては、ラインカッターや
針外し等の魚釣用小道具は、釣人が常時携帯しておくの
が便利である。このため、従来から魚釣用小道具を衣類
(ライフジャケット等)に装着しておくためにピンオン
リールが提供されている。従来のピンオンリールは、一
般に図7のような構成である。
【0003】同図を参照して、ピンオンリール1は、ス
テンレス鋼等により形成されたケーシング2に、引出糸
3が予め巻き取られたスプール(図示せず)が内蔵され
ており、この引出糸3の先端に小道具を取り付けるため
のスナップ4が取り付けられている。ケーシング2は、
基板5とこれに被せられるカバー6とを有し、これらが
ビス7によって締結されている。基板5の裏側には通常
安全ピン(図示せず)が取り付けられており、ピンオン
リール1は、この安全ピンを用いて衣類(ライフジャケ
ット等)に固定されるようになっている。
【0004】引出糸3は、スプールに対して常時巻き取
られる方向(ケーシング2に引き戻される方向)に弾性
的に引っ張られている。このため、スナップ4に取り付
けられた魚釣用小道具を使用する際には、引出糸3を矢
印8の方向に手で引っ張ってケーシング2から引き出
し、使用後は自動的に引出糸3が引き戻されて魚釣用小
道具がケーシング1側に巻き戻されるようになってい
る。
【0005】ところで、従来のピンオンリール1では、
小道具を取り付けるためのスナップ4が唯一設けられて
いるだけであるため、魚釣用小道具は一つしか取り付け
ることができない。このため、たとえば魚釣りにおいて
は、ラインカッターと針はずしとは常に携帯しておきた
いところであるが、異なる場合に用いるこの2つを携帯
するには、一方の小道具をライフジャケットのポケット
等に入れておく必要があった。もっとも、複数の魚釣用
小道具を携帯するために複数のピンオンリールを装着す
ればよいが、これではピンオンリールが邪魔になって釣
りそのものがしにくくなるという問題がある。
【0006】そこで、本発明の目的は、複数の小道具を
携帯することができるピンオンリールを提供することで
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】(1) 上記目的を達成す
るため、本願第1の発明に係るピンオンリールは、ケー
シング内で常時巻取方向に回転するように回動付勢され
たスプールに引出可能な状態で巻き取られた糸部材と、
ケーシング外へ導かれた糸部材の先端に取り付けられた
小道具係止用スナップとを有する小道具装着具を備えた
ピンオンリールにおいて、上記小道具装着具が複数装備
されていることを特徴とするものである。
【0008】この構成によれば、小道具装着具が複数設
けられているので、各小道具係止用スナップに複数種類
の小道具を取り付けることができる。そして、それぞれ
の小道具について、独立してケーシングから引き出して
使用することができ、使用後は糸部材がケーシング内の
スプールに自動的に巻き取られ、小道具をケーシング側
へ引き戻しておくことができる。
【0009】(2) 上記目的を達成するため、本願第2
の発明に係るピンオンリールは、上記第1の発明におい
て、上記小道具装着具は、2つ対向配置されており、一
対の小道具係止用スナップは、ケーシングに対して放射
状に配置されていることを特徴とするものである。
【0010】この構成によれば、小道具係止用スナップ
が放射状に配置されているから、各小道具係止用スナッ
プに取り付けた小道具を使用する場合に、糸部材を互い
に異なる方向へ引っ張ることになるので、各小道具係止
用スナップに取り付けた小道具同士が当接し合うことが
なく、使い勝手が向上する。しかも、小道具装着具を2
つ設けているから、特に魚釣りにおいて使用する場合に
は、ラインカッターと針外しの両方を携帯しておくこと
ができる。
【0011】加えて、2つの小道具装着具を対向配置し
たことにより、糸部材を引き出す際に両小道具装着具の
スプールを互いに反対方向へ回転させることが可能とな
る。これにより、仮に一方のスプールから糸部材を引き
出したことによって当該スプールが回転し、これに追従
するように他方のスプールが強制的に回転させられた場
合であっても、当該他方のスプールは、糸部材を巻き戻
す方向に回転させられることになる。したがって、両ス
プールを別々に、または同時に回転させた場合であって
も、ケーシング内での糸部材の絡みつき等を防止するこ
とができる。
【0012】(3) 上記目的を達成するため、本願第3
の発明に係るピンオンリールは、上記第2の発明におい
て、一方の小道具装着具のスプールの回動中心軸線と他
方の小道具装着具のスプールの回動中心軸線とをケーシ
ング内で同軸上に配置するための位置決め構造を有する
ことを特徴とするものである。
【0013】この構成によれば、位置決め構造により、
2つの小道具装着具がケーシング内で同軸上に対向配置
することができるので、全体をコンパクトに設計するこ
とが可能である。
【0014】(4) 上記目的を達成するため、本願第4
の発明に係るピンオンリールは、上記第3の発明におい
て、上記位置決め構造は、一方の小道具装着用のスプー
ルの中心を支持する第1支持軸と、他方の小道具装着用
のスプールの中心を支持すると共に第1支持軸と係合す
る第2支持軸とを有することを特徴とするものである。
【0015】この構成によれば、スプールの中心におい
て一方側のスプールの第1支持軸と、他方側のスプール
の第2支持軸とを係合させることにより両者の位置決め
を達成するものであるから位置決め構造を簡単にするこ
とができ、コスト安価に位置決め構造を構成することが
できる。
【0016】(5) 上記目的を達成するため、本願第5
の発明に係るピンオンリールは、上記第4の発明におい
て、上記第1支持軸は、一方の小道具装着具のスプール
を支持する一方スプール支持部と、当該一方スプール支
持部に設けられた位置決め用凸部とを有し、上記第2支
持軸は、他方の小道具装着具のスプールを支持する他方
スプール支持部と、当該他方スプール支持部に設けられ
た位置決め用凹部とを有し、上記位置決め用凸部と位置
決め用凹部とが嵌合されていることを特徴とするもので
ある。
【0017】この構成によれば、特に第1支持軸の位置
決め用凸部と第2支持軸の位置決め用凹部との嵌合構造
により位置決めを達成するから、両スプールの位置決め
を確実に行うことができる。しかも、第1支持軸および
第2支持軸は、それぞれ一方スプール支持部および他方
スプール支持部を有しているから、両スプールが独立し
て支持され、その回転をスムーズなものとすることが可
能となる。
【0018】(6) 上記目的を達成するため、本願第6
の発明に係るピンオンリールは、上記第3の発明におい
て、上記位置決め構造は、上記ケーシング内部に立設さ
れ、両スプールを同軸上に配置する位置決め軸を唯一備
えていることを特徴とするものである。
【0019】この構成によれば、唯一設けられた位置決
め軸によって両スプールを支持するものであるから、位
置決め構造が簡単となり、しかもケーシング内での両ス
プールの位置決めを確実に行うことができる。加えて、
位置決め構造を簡単にできることから、コスト安価に位
置決め構造を構成することができる。
【0020】(7) 上記目的を達成するため、本願第7
の発明に係るピンオンリールは、上記第6の発明におい
て、各スプールの間に、スプール同士の摩擦を回避する
摺動部材が配置されていることを特徴とするものであ
る。
【0021】この構成によれば、摺動部材によってスプ
ール同士の摩擦が回避されるから、各スプールを円滑に
回転させることができる。
【0022】(8) 上記目的を達成するため、本願第8
の発明に係るピンオンリールは、上記第6または第7の
発明において、上記ケーシングは、本体とこれに被せら
れる蓋部材とを備え、上記位置決め軸は、本体に一体的
に延設され、蓋部材は、本体と嵌合した状態で位置決め
軸に締結されていることを特徴とするものである。
【0023】この構成によれば、本体に一体的に設けら
れた位置決め軸に各スプールを装着し、この本体に対し
て蓋部材を締結するだけで、ピンオンリールを簡単に組
み立てることができる。しかも、ケーシングを構成する
部品点数を減少させて、ピンオンリールの製造コストも
低減できる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。 <第1の実施形態>図1は、本発明の一実施形態に係る
ピンオンリール10の正面図であり、図2は側面図であ
る。これらの図を参照して、ピンオンリール10の概略
構成について説明する。
【0025】ピンオンリール10は、ケーシング11
と、ケーシング11に引出自在に設けられた2つの小道
具装着具(以下、単に「装着具」という。)12,13
とを備えている。図に示すように、ケーシング11は、
第1筒状部材14および第2筒状部材15を有し、これ
らが互いに対向した状態で固着されることにより構成さ
れている。
【0026】一方の装着具12は、ケーシング11の一
方側(第1筒状部材14側)に設けられており、他方の
装着具13は、ケーシング11の他方側(第12筒状部
材15側)に設けられている。各装着具12,13は、
後述する引出糸16,17(図1,図2では図示せず)
と、この先端に設けられた小道具係止用スナップ(以
下、単に「スナップ」という。)18,19とを有して
いる。なお、第2筒状部材15の底面部20には、安全
ピン21が設けられており、これにより、ピンオンリー
ル10を衣類に装着固定することができるようになって
いる。
【0027】本実施形態に係るピンオンリール10は、
たとえば魚釣りの際に使用することができ、当該ピンオ
ンリール10を衣類(ライフジャケット等)に装着し、
上記スナップ18,19に所要の小道具(ラインカッタ
ーや針外し等)を取り付けておくことにより、魚釣りの
最中にラインを切ったり、魚に掛かった針を外す動作を
円滑に行うことができるようになっている。以下、ピン
オンリール10の構造について詳しく説明する。
【0028】図3は、ピンオンリール10の分解斜視図
であり、ピンオンリール10の内部構造を詳細に示して
いる。また、図4は、ピンオンリール10の断面図であ
り、ピンオンリール10の組立状態の構造を示すもので
ある。なお、図4では、安全ピン21の図示は省略して
いる。
【0029】図3を参照して、参照符号22は、一方の
装着具12が収容された第1筒状部材14側の中心軸線
を示し、参照符号23は、他方の装着具13が備えられ
た第2筒状部材15側の中心軸線を示している。図3は
分解斜視図であるため、両中心軸線22,23が90度
の角度をもって交差しているが、実際にはこれら中心軸
線22,23が同一直線上に配置され、第1筒状部材1
4と第2筒状部材15が対向した状態で組み立てられて
いる(図1,図2参照)。
【0030】ピンオンリール10は、上述したように、
(1)両筒状部材14,15を有するケーシング11と、
(2)第2筒状部材15側に設けられた安全ピン(図2参
照)21および装着具13と、(3)第1筒状部材14側
に設けられた装着具12と、(4)装着具12,13の間
に介在されたワッシャ24および摺動板25とを有して
いる。なお、図3では、ケーシング11と両装着具1
2,13との組立構造を説明するために、第1筒状部材
14側部分についてさらに詳細な部分分解斜視図を示し
ているが、第2筒状部材15側部分の組立構造において
も、第1筒状部材14側部分の組立構造と同様である。
そこで、まず第1筒状部材14側部分に注目してその構
造について説明する。
【0031】第1筒状部材14は、上記ケーシング11
の右側部分であって(図2参照)、図に示すように前面
が開放された短筒状の部材である。第1筒状部材14
は、たとえば錆に強いステンレス鋼により構成すること
ができる。第1筒状部材14の壁面部26には、小孔2
7が形成されている。この小孔27は、壁面部26を貫
通して形成されており、小孔27に引出糸16(糸部
材)が挿通されるようになっている。なお、図3では説
明をしやすくするために、引出糸16が小孔27に挿通
された状態となっていないが、実際は、引出糸16が第
1筒状部材14の内部で小孔27に挿通された後、その
先端にスナップ18が取り付けられるようになっている
(図1,図2参照)。
【0032】また、第1筒状部材14は、その底部28
に支持軸29(第1支持軸)を有している。この支持軸
29は、後述する装着具12のスプール30を支持する
ためのものであって、図に示すように円柱状に形成され
ている。支持軸29は、ねじ31によって底部28の中
央に締結固定されている。
【0033】支持軸29は、大径の支持部32(一方ス
プール支持部)と、支持部32の先端面に立設された小
径の係合柱33とを有している。この係合柱33は、そ
の中心部に軸方向に形成された係合孔34(位置決め用
凹部)を有している。この係合孔34は、後述する第2
筒状部材15側の係合凸部35(位置決め用凸部)と嵌
め合わされるようになっている。
【0034】さらに、支持部32には、その先端面から
軸方向にスリット状の切欠溝36が形成されている。こ
の切欠溝36は、後述する渦巻きバネ(以下、単に「バ
ネ」という。)37の基端部38を挿入して係止するた
めのものである。
【0035】次に、装着具12は、上記スプール30
と、これに巻回された引出糸16と、引出糸16の先端
に取り付けられたスナップ18と、スプール30を矢印
39の方向に回動させるように常に弾性的に付勢するバ
ネ37とを有している。
【0036】スプール30は、たとえば合成樹脂やステ
ンレス鋼により構成することができる。スプール30
は、図に示すように円環部40と、円環部40の両端に
形成されたフランジ部41とを有しており、引出糸16
は、円環部40の外周面に巻き付けられている。スプー
ル30の外径寸法は、上記筒状部材14の内径に対応し
ており、スプール30は、筒状部材14の内部に回転自
在な状態でぴったりと収容されている。スプール30の
後端面には、軸挿通孔55が設けられており、この軸挿
通孔55に支持部32が挿通されることにより、スプー
ル30が支持軸29によって回動自在に支持されるよう
になっている。
【0037】引出糸16は、たとえばナイロン、綿、ス
テンレス鋼等により構成することができる。引出糸16
は、その長さを適当に決定することができるが、釣人が
釣りの最中に使用することを考慮すると、50cm程度あ
れば十分である。
【0038】バネ37は、たとえば板状のバネ鋼を巻回
して構成することができる。ただし、錆対策として、バ
ネ37をステンレス鋼により構成することもできる。そ
して、このように巻回形成されたバネ37は、スプール
30の円環部40の内部に収容されている。すなわち、
筒状部材14の内部にスプール30を収容し、このスプ
ール30の内部にバネ37を収容する。このとき、バネ
37の基端部38を筒状部材14側の上記切欠部36に
挿入して当該基端部38を切欠部36によって保持させ
る。
【0039】これにより、バネ37の基端部38は筒状
部材14側に保持され、バネ37はある程度巻き回され
た状態でその先端部42がスプール30側に押し付けら
れて係止される。したがって、スプール30は、常に上
記矢印39の方向、すなわち、引出糸16を巻き取る方
向に弾性付勢されることになる。そして、この状態で引
出糸16を引っ張れば、バネ37がさらに巻き進められ
てスプール30が矢印39と反対方向に回転し、これに
より、引出糸16がケーシング11外へ引き出されるよ
うになっている。
【0040】スナップ18は、ベース43と、これに取
り付けられたU型ピン44とを有している。ベース43
およびU型ピン44は、共に錆の発生を考慮してステン
レス鋼により構成することができる。ベース43の先端
部には上記引出糸16が固着されている。この固着は、
接着剤等を採用することができるが、ベース43に孔を
開けて、これに引出糸16を結びつけるようにしてもよ
い。
【0041】また、U型ピン44は、その一端部45が
ベース43に回動自在に取り付けられている。この取付
構造は、たとえばベース43に対して上記一端部45を
回動中心ピン46を介して連結することにより構成する
ことができる。
【0042】U型ピン44の他端部47は、ベース43
の所定部に係合することができるようになっている。す
なわち、図3に示す状態からU型ピン44の他端部47
を押圧して一端部45側へ弾性変形させ、その状態で矢
印48の方向へ回動させることにより、スナップ18を
開放することができる。また、開放状態から上記矢印と
反対方向にU型ピン44を回動させることにより、U型
ピン44の他端部47がベース43に係合し、スナップ
18を閉じることができるようになっている。
【0043】一方、第2筒状部材15は、第1筒状部材
14と同様の構成であって、支持軸49(第2支持軸)
がねじ31(図2参照)によって第2筒状部材15の底
部に締結されている。
【0044】また、図2を参照して、上述したように第
2筒状部材15には、上記安全ピン21が固定されてい
る。この安全ピン21は、ブラケット部50と、これに
設けられた針部51とを有しており、一般に市販されて
いるものを採用することができる。そして、針部51を
衣類に突き刺した後、ブラケット部50に保持させるこ
とにより、ピンオンリール10を衣類に固定することが
できるようになっている。なお、本実施形態では、ブラ
ケット部50は、ねじ31により、上記支持軸49と共
に筒状部材15に共締めされている。
【0045】再び図3を参照して、支持軸49は、装着
具13側のスプール52を支持するためのものであっ
て、図に示すように円柱状に形成されている。支持軸4
9は、大径の支持部53(他方スプール支持部)と、支
持部53の端面に立設された小径の係合凸部35(位置
決め用凸部)とを有している。
【0046】図4も同時に参照して、係合凸部35は、
上記係合柱33の係合孔34に所定のはめあいで嵌め込
まれるようになっている。そして、図4に示すように、
係合凸部35と係合孔34とが嵌め込まれると、支持軸
29と支持軸49との両者間の位置決めがなされ、その
結果、これらによって支持されるスプール30,52の
相対的位置が決定されると共に、両スプール30,52
にがたつきが生じるのを防止することができる。このよ
うに、本実施形態では、支持軸29と支持軸49とによ
り、スプール30,52の相対的位置決めを行ってい
る。
【0047】ここで、図3に示すように、各スプール3
0,52は、互いに対抗配置されているから、一方のス
プール30が装着具12を引き出す方向に回転した場合
には、これに追従するように他方のスプール52が回転
しようとする。しかし、この場合の他方のスプール52
の回転方向は、一方のスプール30の回転方向と逆方
向、すなわち、装着具13がスプール52に巻き取られ
る方向である。
【0048】したがって、仮に一方のスプール30が回
転することにより、スプール52側に意図しない回転が
生じたとしても、装着具13を巻き戻す方向に回転する
から、ケーシング11内で引出糸16,17が絡み合う
という不都合を回避することができる。
【0049】また、スプール52,引出糸17,バネ5
4,スナップ19の構成については上述した通りである
から、必要な部分に上述したと同様の参照符号を付して
その説明は省略する。
【0050】次に、ワッシャ24は、図4に示すように
支持部32に嵌め込まれており、摺動板25がワッシャ
24の外側で、両スプール30,52の間に介在されて
いる。このように摺動板25が設けられているので、両
スプール30,52が独立して同時に回転した場合であ
っても、各スプール30,52同士が直接こすれ合うこ
とがなく、円滑な回転を実現することができる。なお、
上記摺動板25は、スプール30,52との摩擦抵抗の
低いもの、たとえば合成樹脂等により構成することがで
きる。
【0051】そして、このような装着具12,13を、
それぞれ第1筒状部材14および第2筒状部材15に嵌
め込み、両筒状部材14,15を互いに対向させた状態
で固着する。この固着手段としては、たとえば接着剤を
採用することもできるし、溶接等を採用することができ
る。
【0052】以上のような構成を有するピンオンリール
10によれば、装着具12,13が設けられているの
で、たとえば釣人が釣りをする際に、スナップ18,1
9に複数種類の小道具(たとえばラインカッターと針外
し)を取り付けてこれらを常に携帯することができ、釣
りを円滑に進めることが可能となる。
【0053】しかも本実施形態では、支持軸29と支持
軸49とからなる位置決め構造により、2つの装着具1
2,13がケーシング11内で同軸上に対向配置されて
いる。したがって、ピンオンリール10全体をコンパク
トに設計することができるという利点がある。さらに、
本実施形態では、図1に示すように、装着具12,13
が放射状に、すなわちスナップ18,19が放射状に配
置されている。具体的には、スナップ18とスナップ1
9とは、ケーシング11に対して略90度の角度をもっ
て配置されている。これにより、スナップ18,19に
取り付けたラインカッターおよび針外しを使用する場合
に、引出糸16,17を互いに異なる方向へ引っ張るこ
とになるので、ラインカッターおよび針外しを使用する
際に、これらが当接し合うことがなく、使い勝手が向上
する。もっとも、スナップ18とスナップ19との角度
は、90度に限定されるものではなく、他の角度を採用
することもできる。
【0054】加えて、2つの装着具12,13を対向配
置させたことにより、引出糸16,17を引き出す際に
両装着具12,13のスプール30,52を互いに反対
方向へ回転させることができるから、上述したようにス
プール30の回転によってスプール52が強制的に回転
されることを防ぐことができ(その逆も同様)、装着具
12,13を別々に、または同時に操作したとしても、
ケーシング11内での引出糸16,17の絡みつきを防
止することができる。
【0055】特に、支持軸29の係合孔34と支持軸4
9の係合凸部35との嵌合構造により位置決めを達成す
るから、両スプール30,52の位置決めを確実に行う
ことができる。しかも、支持軸29および支持軸49
は、それぞれ各スプール30,52を支持するための支
持部32および支持部53を有しているから、両スプー
ル30,52を独立して支持し、その回転をスムーズに
行わしめることができるという利点がある。さらに、第
1筒状部材14および第2筒状部材15とがたとえばね
じ等で締結される場合は、ピンオンリール10の分解掃
除等のメンテナンスも可能となる。その場合、本実施形
態では、第1筒状部材14および第2筒状部材15とは
嵌合構造を採用しているから、分解も容易である。 <第2の実施形態>次に、本発明の第2の実施形態につ
いて説明する。
【0056】図5は、本発明の第2の実施形態に係るピ
ンオンリール60の構造を示す断面図である。
【0057】同図を参照して、本実施形態に係るピンオ
ンリール60は、上記第1の実施形態に係るピンオンリ
ール10と同様に、装着具12,13(図5では図示せ
ず)がケーシング61内で所定の位置決め構造62によ
り対抗配置されると共に、2つのスナップ18,19
(図5では図示せず)が放射状に配置されている。
【0058】本実施形態に係るピンオンリール60が第
1の実施形態に係るピンオンリール10と異なる点は、
上記位置決め構造62が両スプール30,52を同軸上
に配置する唯一の位置決め軸63を有している点であ
る。以下、ピンオンリール60について説明する。な
お、図5において、図1ないし図4で示したものと同様
の構成については同様の参照符号を付してその説明を省
略する。
【0059】ピンオンリール60は、ケーシング61を
備えている。このケーシング61は、本体64と、これ
に被せられる蓋部材65とを有している。
【0060】本体64は、たとえば合成樹脂やステンレ
ス鋼等により構成することができ、底板部66と、上記
位置決め軸63とを備えている。
【0061】底板部66は、円形の部材であって、その
周縁部に段付部67が形成されたフランジ68が形成さ
れている。また、底板部66の中央部に上記位置決め軸
63が一体的に立設されている。この位置決め軸63
は、底板部66に対して垂直な方向に延びるように設け
られている。さらに位置決め軸63には、スリット状の
切欠溝71が形成されている。この切欠溝71は、位置
決め軸63の先端部72から基端側(底板部66側)へ
延びており、この切欠溝71に上記バネ37の基端部
(図3参照)が装着されるようになっている。
【0062】また、底板部66の裏面74の中央部に、
ねじ孔が形成されている。そして、図に示すように、ボ
ルト75をねじ孔にねじ込むことにより、安全ピン21
が底板部66の裏面74に締結されている。
【0063】一方、蓋部材65は、たとえばステンレス
鋼板等により構成することができ、筒状に形成されてい
る。図に示すように蓋部材65は、本体64にぴったり
と被せることができる。蓋部材65の上面69には、ね
じ挿通孔70が形成されている。このねじ挿通孔70
は、ボルト73を挿通させるためのものであり、蓋部材
65の開口側周縁部を本体64の上記段付部67に嵌め
込んでボルト73を締め付けることにより、蓋部材65
が本体64に締結されるようになっている。
【0064】次に、各スプール30,52は、上記位置
決め軸63によって位置決めがなされている。すなわ
ち、スプール30,52の後端面には軸挿通孔55が形
成されているが、この軸挿通孔55に位置決め軸63が
ぴったりと挿通されている。
【0065】また、各スプール30,52の間およびス
プール52の前端側には、摺動部材76が配置されてい
る。この摺動部材76は円盤状に形成されており、中央
に貫通孔77が形成されている。そして、この貫通孔7
7に位置決め軸63がぴったりと挿通されており、これ
により、摺動部材76が位置決めされている。つまり、
唯一の位置決め軸63によって、各スプール30,52
および摺動部材76が同軸上で位置決めされている。な
お、摺動部材76は、スプール30,52との摩擦抵抗
が低いものが好ましく、たとえばナイロンやポリプロピ
レン等の樹脂を採用することができる。
【0066】この第2の実施形態に係るピンオンリール
60によれば、上記第1の実施形態に係るピンオンリー
ル10と同様に、次のような作用効果を奏する。
【0067】まず、装着具12,13が設けられている
から、たとえば釣人が釣りをする際に、スナップ18,
19に複数種類の小道具(たとえばラインカッターと針
外し)を取り付けてこれらを常に携帯することができ、
釣りを円滑に進めることができる。
【0068】また、装着具12,13が放射状に、すな
わちスナップ18,19が放射状に配置されている(図
1参照)から、スナップ18,19に取り付けたライン
カッターおよび針外しを使用する場合に、引出糸16,
17を互いに異なる方向へ引っ張ることになるので、ラ
インカッターおよび針外しを使用する際に、これらが当
接し合うことがなく、使い勝手が向上する。
【0069】さらに、2つの装着具12,13を対向配
置させたことにより、引出糸16,17を引き出す際に
両装着具12,13のスプール30,52を互いに反対
方向へ回転させることができる。これにより、スプール
30の回転によってスプール52が強制的に回転される
ことを防ぐことができるから(その逆も同様)、装着具
12,13を別々に、または同時に操作したとしても、
ケーシング11内での引出糸16,17の絡みつきを防
止することができる。
【0070】特に、本実施形態に係るピンオンリール6
0では、次のような作用効果を奏する。
【0071】唯一設けられた位置決め軸63によって両
スプール30,52を支持するものであるから、位置決
め構造がきわめて簡単かつコスト安価なものとなる。し
かも、装着具12,13をケーシング61内で対向配置
することができるから、ピンオンリール60全体をコン
パクトに設計することができる。
【0072】また、摺動部材76によってスプール3
0,52同士の摩擦が回避されるから、各スプール3
0,52を円滑に回転させることができ、ラインカッタ
ー等の小道具の引き出し、収納を円滑に行うことができ
る。
【0073】さらに、本体64に位置決め軸63が一体
的に設けられているから、ピンオンリール60の構成部
品点数を減少させ、製造コストを低減させることができ
る。さらに、ピンオンリール60の組み立てについて
は、位置決め軸63に各スプール30,52を装着し、
本体64に対して蓋部材65を締結するという簡単な作
業であるから、組み立てまたは分解作業も容易である。
【0074】次に、本実施形態の変形例について説明す
る。
【0075】図6は、第2の実施形態の変形例に係るピ
ンオンリール80の構造を示す断面図である。
【0076】変形例に係るピンオンリール80が上記ピ
ンオンリール60と異なる点は、ピンオンリール60の
ケーシング61が本体64と蓋部材65とからなり、蓋
部材65がいわゆる製缶ものにより構成されていたのに
対し、ピンオンリール80のケーシング81は、樹脂製
の本体82と蓋部材83とからなる点である。なお、そ
の他の構成についてはピンオンリール60と同様である
ので、同様の構成については図6において図5と同様の
参照符号を付してその説明を省略する。
【0077】本変形例においては、本体82と蓋部材8
3とは、いわゆるインロー嵌合により嵌め合わされてい
る。そして、蓋部材83は、本体82に一体的に形成さ
れた位置決め軸63にボルト73を用いて締結されてい
る。なお、本変形例では、摺動部材76がスプール3
0,52の間に1つだけ配置されているが、図5に示し
たように、スプール30の外側にも配置することができ
る。
【0078】本変形例によれば、ケーシング81を樹脂
成形により形成することができるから、蓋部材65を製
缶ものにより構成する場合に比べてケーシング81の組
立精度を向上させることができる。
【0079】なお、上記各実施形態およびその変形例で
は、ピンオンリール10,60,80に装着具12,1
3を2つ設けた態様を示したが、これに限らず複数の装
着具を設けることもできる。また、ピンオンリール1
0,60,80の用途についても魚釣りに限定されるこ
となく、他のアウトドアスポーツその他の用途に使用す
ることが可能である。
【0080】
【発明の効果】以上のように本願発明によれば、複数の
小道具を独立して自在に引き出しで使用することがで
き、使用後は、自動的にケーシング側へ引き戻しておく
ことができる。特に、魚釣用として使用する場合は、ラ
インカッターや針外しを独立してライフジャケット等に
装着しておくことができ、釣りを円滑に進め楽しむこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るピンオンリール
の正面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係るピンオンリール
の側面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態に係るピンオンリール
の分解斜視図である。
【図4】本発明の第1の実施形態に係るピンオンリール
の断面図である。
【図5】本発明の第2の実施形態に係るピンオンリール
の断面図である。
【図6】本発明の第2の実施形態の変形例に係るピンオ
ンリールの断面図である。
【図7】従来のピンオンリールの外観斜視図である。
【符号の説明】
10 ピンオンリール 11 ケーシング 12 装着具 13 装着具 14 筒状部材 15 筒状部材 16 引出糸 17 引出糸 18 スナップ 19 スナップ 21 安全ピン 22 中心軸線 23 中心軸線 24 ワッシャ 25 摺動板 27 小孔 29 支持軸 30 スプール 32 支持部 34 係合孔 35 係合凸部 37 バネ 49 支持軸 52 スプール 53 支持部 60 ピンオンリール 61 ケーシング 63 位置決め軸 64 本体 65 蓋部材 80 ピンオンリール 81 ケーシング 82 本体 83 蓋部材

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング内で常時巻取方向に回転する
    ように回動付勢されたスプールに引出可能な状態で巻き
    取られた糸部材と、ケーシング外へ導かれた糸部材の先
    端に取り付けられた小道具係止用スナップとを有する小
    道具装着具を備えたピンオンリールにおいて、 上記小道具装着具が複数装備されていることを特徴とす
    るピンオンリール。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のピンオンリールにおい
    て、 上記小道具装着具は、2つ対向配置されており、一対の
    小道具係止用スナップは、ケーシングに対して放射状に
    配置されていることを特徴とするピンオンリール。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のピンオンリールにおい
    て、 一方の小道具装着具のスプールの回動中心軸線と他方の
    小道具装着具のスプールの回動中心軸線とをケーシング
    内で同軸上に配置するための位置決め構造を有すること
    を特徴とするピンオンリール。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のピンオンリールにおい
    て、 上記位置決め構造は、一方の小道具装着具のスプールの
    中心を支持する第1支持軸と、他方の小道具装着具のス
    プールの中心を支持すると共に第1支持軸と係合する第
    2支持軸とを有することを特徴とするピンオンリール。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のピンオンリールにおい
    て、 上記第1支持軸は、一方の小道具装着具のスプールを支
    持する一方スプール支持部と、当該一方スプール支持部
    に設けられた位置決め用凸部とを有し、 上記第2支持軸は、他方の小道具装着具のスプールを支
    持する他方スプール支持部と、当該他方スプール支持部
    に設けられた位置決め用凹部とを有し、 上記位置決め用凸部と位置決め用凹部とが嵌合されてい
    ることを特徴とするピンオンリール。
  6. 【請求項6】 請求項3記載のピンオンリールにおい
    て、 上記位置決め構造は、 上記ケーシング内部に立設され、両スプールを同軸上に
    配置する位置決め軸を唯一備えていることを特徴とする
    ピンオンリール。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のピンオンリールにおい
    て、 各スプールの間に、スプール同士の摩擦を回避する摺動
    部材が配置されていることを特徴とするピンオンリー
    ル。
  8. 【請求項8】 請求項6または7記載のピンオンリール
    において、 上記ケーシングは、本体とこれに被せられる蓋部材とを
    備え、 上記位置決め軸は、本体に一体的に延設され、蓋部材
    は、本体と嵌合した状態で位置決め軸に締結されている
    ことを特徴とするピンオンリール。
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