JP2001291740A - 半導体素子の実装方法 - Google Patents

半導体素子の実装方法

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JP2001291740A
JP2001291740A JP2000104037A JP2000104037A JP2001291740A JP 2001291740 A JP2001291740 A JP 2001291740A JP 2000104037 A JP2000104037 A JP 2000104037A JP 2000104037 A JP2000104037 A JP 2000104037A JP 2001291740 A JP2001291740 A JP 2001291740A
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semiconductor element
viscosity flux
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Masayuki Morishima
雅行 森島
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】実装基板上に半導体素子を実装した後における
フラックス洗滌時間を短縮し、しかも半導体素子と実装
基板との接続部の信頼性の向上を図る。 【解決手段】半田接合を利用した半導体素子の実装基板
上におけるフリップチップ接合において、フラックス供
給工程を2段階に分けるようにし、低粘度フラックス1
9を半導体素子20の高融点半田バンプ17の全体に塗
布し、その後に半田バンプ17の先端側の部分に高粘度
フラックス25を供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体素子の実装方
法に係り、とくに半導体素子上に形成された半田バンプ
によって実装基板上に半田接合して半導体素子を実装す
るようにした半導体素子の実装方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に半田接合によって実装される半導
体素子を製造する場合には、図5に示すように、半導体
ウエハ1の表面に半導体回路形成工程によって回路を形
成する。そしてこのときに形成される半導体ウエハ1上
の電極2上にバンプ形成工程によって高融点半田バンプ
3を形成する。そしてこの後にダイシング工程によって
半導体ウエハ1を分割し、これによってベアチップから
成る半導体素子4を製造する。
【0003】このような半導体素子4を実装基板上に実
装する場合には、まずフラックス供給工程によって高粘
度フラックス6を塗布する。高粘度フラックス6の塗布
は、フラックスプレート5上に所定の膜厚の高粘度フラ
ックス6を用意しておき、その上に半導体素子4を置い
て半田バンプ3を高粘度フラックス6に浸漬することに
よって高粘度フラックス6の供給を行なう。
【0004】次にこのような半導体素子4を実装基板7
上に実装する。ここで半導体素子4が実装基板7上に位
置決めされた状態で搭載される。なお実装基板7にはそ
の電極8上に予め低融点の半田9が印刷法によって形成
されている。
【0005】実装基板7上に半導体素子4を配したなら
ば、この後実装基板7をリフロー工程に供給する。ここ
で高粘度フラックス6が高融点半田バンプ3の酸化膜を
除去しつつ、低融点の半田9が高融点の半田バンプ3に
濡上る。このようにして半導体素子4は実装基板7上に
半田接合された状態で実装される。そしてこの後に余剰
のフラックスの洗滌を行なう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような半導体素子
4の実装方法には次のような欠点があった。すなわち高
粘度フラックス6の供給工程において、半導体素子4の
接続部の信頼性を確保するために、実装基板7上に形成
された低融点の半田9を高融点の半田バンプ3の全体に
濡上らせる必要がある。このために高粘度フラックス6
を高融点半田バンプ3の全体に供給しなければならな
い。
【0007】実装基板7上に半導体素子4を搭載したと
きの半導体素子4の実装基板7に対する位置ずれの防止
のために高粘度フラックス6の粘性が利用される。ここ
で高粘度フラックス6はその表面張力が大きいために、
その濡上りが良好でない。従って高融点半田バンプ3の
全体に高粘度フラックス6が濡上るようにするために
は、フラックスプレート5上に厚いフラックス膜を形成
する必要がある。
【0008】ところがフラックス洗滌後に残るフラック
ス残渣は、半田による接続部の信頼性に悪影響を及ぼす
ために、フラックスの洗滌を十分に行なう必要がある。
このような洗滌時間は、高融点の半田バンプ3に供給さ
れる高粘度フラックス6の量に依存する。従って高融点
半田バンプ3の全体に十分な量の高粘度フラックス6を
供給すると生産効率の低下を引起すことになる。
【0009】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、とくに半導体素子を半田接続して実装
基板上に実装した後にフラックス洗滌を行なう際におけ
るその時間を短縮し、しかも接続部の信頼性の向上を図
るようにした半導体素子の実装方法を提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願の一発明は、半導体
素子上に形成された半田バンプによって実装基板上に半
田接続して前記半導体素子を実装するようにした半導体
素子の実装方法において、前記半田バンプに予めフラッ
クスを供給するとともに、前記フラックスを供給する工
程が低粘度フラックスを供給する第1の工程と、高粘度
フラックスを供給する第2の工程と、を具備することを
特徴とする半導体素子の実装方法に関するものである。
【0011】ここで前記低粘度フラックスを供給する第
1の工程が半導体素子のダイシング工程の前に行なわれ
てよい。また前記低粘度フラックスを供給する第1の工
程が前記半導体素子のダイシング工程の後に行なわれて
よい。また前記低粘度フラックスの供給が噴霧によって
行なわれてよい。また半田バンプが形成された半導体ウ
エハをステージ上に保持し、十分な量の低粘度フラック
スを供給し、前記ステージを回転させて余剰の低粘度フ
ラックスを除去するようにしてよい。また半田バンプが
形成された半導体ウエハをステージ上に保持し、前記ス
テージを回転させながら噴霧によって低粘度フラックス
を塗布するようにしてよい。また低粘度フラックスを塗
布する位置に凹部が形成されたプレートを用い、前記凹
部に低粘度フラックスを充填し、半田バンプが前記凹部
内に入るように半導体ウエハまたは半導体素子を前記プ
レート上に重合わせて低粘度フラックスを供給するよう
にしてよい。
【0012】本願の別の発明は、半導体素子上に高融点
の半田バンプを形成するとともに、実装基板上に低融点
の半田を形成しておき、前記半導体素子を実装基板上に
配置して加熱することにより前記低融点の半田を前記高
融点の半田バンプに濡上らせることにより半導体素子を
実装基板に半田接合するようにした半導体素子の実装方
法において、加熱による半田接合に先立ってまず低粘度
フラックスを前記半田バンプに供給し、次いで高粘度フ
ラックスを前記半田バンプに供給することを特徴とする
半導体素子の実装方法に関するものである。
【0013】ここで低粘度フラックスが半田バンプのほ
ぼ全体を覆うとともに、高粘度フラックスが半田バンプ
の高さ方向の一部あって先端側の部分を覆うようにして
よい。また高粘度フラックスの粘性によって半導体素子
が実装基板上に仮止めされた状態で加熱による半田接合
が行なわれてよい。またプレート上に高粘度フラックス
の膜を形成しておき、該高粘度フラックスの膜の上に半
導体ウエハまたは半導体素子を置くことにより半田バン
プに高粘度フラックスを付着させてよい。またプレート
上に形成される高粘度フラックスの膜厚を変化させるこ
とによって高粘度フラックスの塗布量が調整されてよ
い。
【0014】本発明の好ましい態様は、ベアチップを構
成する半導体素子に形成された半田バンプにフラックス
を供給する工程が、低粘度のフラックスを供給する第1
の工程と、高粘度のフラックスを供給する第2の工程と
を具備し、2段階にフラックスを供給した半導体素子を
実装基板上に搭載して半田接合を行なうようしたもので
ある。
【0015】ここで低粘度フラックスを供給する第1の
工程が、半導体素子のダイシング工程の前に行なわれて
よい。あるいはまた低粘度フラックスを供給する第1の
工程が、半導体素子のダイシング工程の後に行なわれて
よい。
【0016】このような態様によれば、半導体素子側に
形成された高融点の半田バンプの全体に、酸化膜除去の
役割を果すフラックスを微量に供給することが可能にな
るために、フラックスの洗滌時間を短縮し、しかも接続
部の信頼性の向上を図ることが可能になる。さらに半田
バンプ間のフラックスのブリッジが抑制できるために、
補強剤であるアンダーフィルが均一に充填され、無洗滌
のフラックスへの対応が可能になる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照しながら説明する。図1に示すように、半導体回路
形成工程によって、半導体ウエハ15上に所定の半導体
回路を形成する。同時にこのような半導体回路形成工程
によって、半導体ウエハ15の表面に電極16を形成す
る。そしてこのような電極16を利用し、半田バンプ形
成工程において電極16上に高融点半田バンプ17を形
成する。
【0018】半田バンプ17が形成された後、半導体ウ
エハ15上には低粘度フラックス19が供給される。す
なわち低粘度フラックス供給工程において、噴霧器18
を利用して半導体ウエハ15の半田バンプ17が形成さ
れた面の全域にわたって低粘度フラックス19を供給す
る。噴霧器18としてスプレーフラクサが使用されても
よい。塗布された低粘度フラックス19は、高融点半田
バンプ17の全体を覆うように塗布され、さらに保護膜
として高融点半田バンプ17の酸化を抑制する働きを有
することになる。そしてこの後にダイシング工程によっ
て半導体ウエハ15をダイシングし、ベアチップから成
る半導体素子20とする。
【0019】次に高粘度フラックス25の供給を行な
う。高粘度フラックス供給工程では、フラックスプレー
ト24が用いられる。メタルスキージによって予めフラ
ックスプレート24上に所定の膜厚の高粘度フラックス
25を形成しておく。そして半導体素子20の高融点半
田バンプ17をフラックスプレート24上に浸漬させる
ことによって、低粘度フラックス19の上を覆うように
高粘度フラックス25を半田バンプ17に供給する。高
粘度フラックス25の膜厚は、高融点半田バンプ17の
高さに依存する。すなわち実装基板26上に半導体素子
20を搭載したときにこの半導体素子20が位置ずれを
起さない程度の薄い膜厚であってよい。このような高粘
度フラックス25の粘性によって半導体素子20が実装
基板26上に仮固定される。
【0020】次に半導体素子20の実装工程において、
一般的なフリップチップボンダによって予め印刷により
実装基板26の電極27上に形成された低融点の半田2
8と高融点半田バンプ17とを位置合わせした後に、半
導体素子20を搭載する。
【0021】この後にリフロー工程に供され、半導体素
子20を搭載した実装基板26が加熱される。すると低
粘度フラックス19が高融点半田バンプ17の酸化膜を
除去するために、実装基板26上の電極27の上に形成
された低融点の半田28は溶融されると同時に高融点半
田バンプ17に濡上り、半導体素子20の電極16と実
装基板26の電極27とが半田接合される。
【0022】このような実施の形態によれば、高融点半
田バンプ17の酸化被膜除去の役割を果す低粘度フラッ
クス19を高融点半田バンプ17の全体に塗布すること
ができ、これによって低融点半田28を高融点半田バン
プ17の全体に濡上らせることが可能になる。また必要
な量の高粘度フラックス25の供給によって半導体素子
20が実装基板26上に高粘度フラックス25の粘着力
で仮固定されるために、リフロー等の際における搬送時
に位置ずれを生じ難くなる。
【0023】次に別の実施の形態を図2によって説明す
る。この実施の形態は、上記第1の実施の形態とは異な
る方法によって低粘度フラックス19を塗布するように
している。すなわち低粘度フラックス19を塗布する手
段として、回転するステージ32を用いるようにしてい
る。ステージ32はその内部に中空部33を有し、しか
も中空部33に連通するようにステージ32の上面に臨
む吸着穴34を備えている。そして中空部33が吸引用
空気配管35を通して真空源36に接続されるようにな
っている。またステージ32はモータ37によって駆動
軸38を介して回転駆動されるようになっている。
【0024】このような装置によって低粘度フラックス
19を塗布する場合にはまず図2Aに示すように、ステ
ージ32上に半導体ウエハ15を載置する。そして真空
源36によって中空部33を吸引し、吸着穴34を利用
して半導体ウエハ15をステージ32の上面に吸着保持
する。そして低粘度フラックス19をディスペンサ41
によって半導体ウエハ15上に塗布する。
【0025】この後に図2Bに示すようにモータ37に
よって駆動軸38を介してステージ32を所定の回転数
で回転させる。するとステージ32に真空吸着されてい
る半導体ウエハ15も一緒に回転するようになり、これ
によって半導体ウエハ15上に供給された余剰の低粘度
フラックス19が遠心力によって飛ばされ、適正な量の
低粘度フラックス19が高融点半田バンプ17の表面に
付着することになる。
【0026】このような実施の形態によれば、半導体ウ
エハ15の一括処理が可能であって、低粘度フラックス
19を半導体ウエハ15上の総ての高融点半田バンプ1
7に迅速に供給することが可能になる。
【0027】次にさらに別の実施の形態を図3によって
説明する。この実施の形態は、回転するステージ32と
噴霧器18との組合わせによって低粘度フラックス19
の供給を行なうようにしたものである。すなわち低粘度
フラックス19の塗布手段として、図3に示すように噴
霧器18とモータ37によって回転駆動されるステージ
32とを併用する。
【0028】低粘度フラックス19の塗布を行なう場合
には、モータ37によってステージ32を回転させなが
ら、ステージ32上に吸着されて保持された半導体ウエ
ハ15の表面に噴霧器18によって低粘度フラックス1
9を供給するようにしたものである。
【0029】このような実施の形態によると、半導体ウ
エハ15の上面に一括して低粘度フラックス19を供給
することが可能になり、高融点半田バンプ17の表面の
全体に低粘度フラックス19を均一にかつ薄く、迅速に
形成することが可能になる。
【0030】次にさらに別の実施の形態を図4によって
説明する。この実施の形態は、低粘度フラックス19の
供給工程をダイシング工程の後に行なうようにした点に
特徴がある。すなわち半導体回路形成工程によって電極
16を半導体ウエハ15の表面に形成し、この後に半田
バンプ形成工程によって半導体ウエハ15の電極16上
に高融点半田バンプ17を形成する。そしてこの後にダ
イシング工程によって半導体ウエハ15を分割して半導
体素子20とする。
【0031】低粘度フラックス供給工程においては、フ
ラックスプレート45を用いる。フラックスプレート4
5には凹部46が形成されており、この凹部46内に低
粘度フラックス19を充填しておく。すなわち低粘度フ
ラックス供給工程において、予めメタルスキージ等によ
ってフラックスプレート45の凹部46に低粘度フラッ
クス19を供給し、この凹部46上に半導体素子20を
導き、その高融点半田バンプ17を低粘度フラックス1
9に浸漬させることによって低粘度フラックス19の供
給を行なう。なおこのときのフラックスプレート45の
凹部46の深さは、高融点半田バンプ17の高さ以下に
することが好ましい。
【0032】以降の工程は第1の実施の形態と同様であ
る。すなわちこの後にフラックスプレート24によって
高粘度フラックス25を供給し、その後に実装基板26
上に半導体素子20を搭載する。そしてリフロー工程で
半導体素子20を搭載した実装基板26を加熱し、これ
によって半導体素子20の電極16と実装基板26の電
極27との半田接合を行なう。このような実施の形態に
よると、既存の設備をほぼそのまま利用することができ
るために、新たな設備を必要とせず、生産コストを低く
抑えることが可能になる。
【0033】
【発明の効果】本願の一発明は、半導体素子上に形成さ
れた半田バンプによって実装基板上に半田接続して半導
体素子を実装するようにした半導体素子の実装方法にお
いて、半田バンプに予めフラックスを供給するととも
に、フラックスを供給する工程が低粘度フラックスを供
給する第1の工程と、高粘度フラックスを供給する第2
の工程と、を具備するようにしたものである。
【0034】従ってこのような構成によれば、低粘度フ
ラックスによって半導体素子上の半田バンプの酸化被膜
の除去を行なうことが可能になり、これによって高粘度
フラックスが、実装基板上に半導体素子を仮止めするの
に必要な量にとどめることが可能になり、とくに高粘度
フラックスの供給量が少なくなってフラックス洗滌時間
を短縮できるようになる。
【0035】本願の別の発明は、半導体素子上に高融点
の半田バンプを形成するとともに、実装基板上に低融点
の半田を形成しておき、半導体素子を実装基板上に配置
して加熱することにより低融点の半田を高融点の半田バ
ンプに濡上らせることにより半導体素子を実装基板に半
田接合するようにした半導体素子の実装方法において、
加熱による半田接合に先立ってまず低粘度フラックスを
半田バンプに供給し、次いで高粘度フラックスを半田バ
ンプに供給するようにしたものである。
【0036】従ってこのような構成によれば、低粘度フ
ラックスを高融点の半田バンプの全体に供給して酸化被
膜の除去を果すようにし、しかも実装基板上における半
導体素子の位置決めを高粘度フラックスの粘性を用いて
行なうようにし、これによって実装基板上における半導
体素子の位置ずれを防止でき、しかも酸化被膜除去の役
割を果すフラックスの供給量が大幅に少なくなるため
に、フラックス洗滌時間が短縮され、接続部の信頼性が
向上することになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の半導体素子の実装方法を示
す縦断面図である。
【図2】第2の実施の形態のフラックスの供給を示す縦
断面図である。
【図3】第3の実施の形態のフラックスの供給を示す縦
断面図である。
【図4】第4の実施の形態の半導体素子の実装方法を示
す縦断面図である。
【図5】従来の半導体素子の実装方法を示す縦断面図で
ある。
【符号の説明】
1‥‥半導体ウエハ、2‥‥電極、3‥‥高融点半田バ
ンプ、4‥‥半導体素子(ベアチップ)、5‥‥フラッ
クスプレート、6‥‥高粘度フラックス、7‥‥実装基
板、8‥‥電極、9‥‥低融点の半田、15‥‥半導体
ウエハ、16‥‥電極、17‥‥高融点フラックス、1
8‥‥噴霧器、19‥‥低粘度フラックス、20‥‥半
導体素子(ベアチップ)、24‥‥フラックスプレー
ト、25‥‥高粘度フラックス、26‥‥実装基板、2
7‥‥電極、28‥‥低融点の半田、32‥‥ステー
ジ、33‥‥中空部、34‥‥吸着穴、35‥‥吸引用
空気配管、36‥‥真空源、37‥‥モータ、38‥‥
駆動軸、41‥‥ディスペンサ、45‥‥フラックスプ
レート、46‥‥凹部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年6月5日(2000.6.5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体素子上に形成された半田バンプによ
    って実装基板上に半田接続して前記半導体素子を実装す
    るようにした半導体素子の実装方法において、 前記半田バンプに予めフラックスを供給するとともに、 前記フラックスを供給する工程が低粘度フラックスを供
    給する第1の工程と、高粘度フラックスを供給する第2
    の工程と、を具備することを特徴とする半導体素子の実
    装方法。
  2. 【請求項2】前記低粘度フラックスを供給する第1の工
    程が半導体素子のダイシング工程の前に行なわれること
    を特徴とする請求項1に記載の半導体素子の実装方法。
  3. 【請求項3】前記低粘度フラックスを供給する第1の工
    程が前記半導体素子のダイシング工程の後に行なわれる
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体素子の実装方
    法。
  4. 【請求項4】前記低粘度フラックスの供給が噴霧によっ
    て行なわれることを特徴とする請求項1に記載の半導体
    素子の実装方法。
  5. 【請求項5】半田バンプが形成された半導体ウエハをス
    テージ上に保持し、十分な量の低粘度フラックスを供給
    し、前記ステージを回転させて余剰の低粘度フラックス
    を除去することを特徴とする請求項2に記載の半導体素
    子の実装方法。
  6. 【請求項6】半田バンプが形成された半導体ウエハをス
    テージ上に保持し、前記ステージを回転させながら噴霧
    によって低粘度フラックスを塗布することを特徴とする
    請求項2に記載の半導体素子の実装方法。
  7. 【請求項7】低粘度フラックスを塗布する位置に凹部が
    形成されたプレートを用い、前記凹部に低粘度フラック
    スを充填し、半田バンプが前記凹部内に入るように半導
    体ウエハまたは半導体素子を前記プレート上に重合わせ
    て低粘度フラックスを供給することを特徴とする請求項
    1に記載の半導体素子の実装方法。
  8. 【請求項8】半導体素子上に高融点の半田バンプを形成
    するとともに、実装基板上に低融点の半田を形成してお
    き、前記半導体素子を実装基板上に配置して加熱するこ
    とにより前記低融点の半田を前記高融点の半田バンプに
    濡上らせることにより半導体素子を実装基板に半田接合
    するようにした半導体素子の実装方法において、 加熱による半田接合に先立ってまず低粘度フラックスを
    前記半田バンプに供給し、次いで高粘度フラックスを前
    記半田バンプに供給することを特徴とする半導体素子の
    実装方法。
  9. 【請求項9】低粘度フラックスが半田バンプのほぼ全体
    を覆うとともに、高粘度フラックスが半田バンプの高さ
    方向の一部あって先端側の部分を覆うことを特徴とする
    請求項8に記載の半導体素子の実装方法。
  10. 【請求項10】高粘度フラックスの粘性によって半導体
    素子が実装基板上に仮止めされた状態で加熱による半田
    接合が行なわれることを特徴とする請求項8に記載の半
    導体素子の実装方法。
  11. 【請求項11】プレート上に高粘度フラックスの膜を形
    成しておき、該高粘度フラックスの膜の上に半導体ウエ
    ハまたは半導体素子を置くことにより半田バンプに高粘
    度フラックスを付着させることを特徴とする請求項8に
    記載の半導体素子の実装方法。
  12. 【請求項12】プレート上に形成される高粘度フラック
    スの膜厚を変化させることによって高粘度フラックスの
    塗布量が調整されることを特徴とする請求項11に記載
    の半導体素子の実装方法。
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