JP2001291386A - 集積メモリ - Google Patents

集積メモリ

Info

Publication number
JP2001291386A
JP2001291386A JP2001047191A JP2001047191A JP2001291386A JP 2001291386 A JP2001291386 A JP 2001291386A JP 2001047191 A JP2001047191 A JP 2001047191A JP 2001047191 A JP2001047191 A JP 2001047191A JP 2001291386 A JP2001291386 A JP 2001291386A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
line
plate
transistor
column
shaped
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001047191A
Other languages
English (en)
Inventor
Georg Braun
ブラウン ゲオルク
Heinz Honigschmid
ヘーニヒシュミート ハインツ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Infineon Technologies AG
Original Assignee
Infineon Technologies AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Infineon Technologies AG filed Critical Infineon Technologies AG
Publication of JP2001291386A publication Critical patent/JP2001291386A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C11/00Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
    • G11C11/21Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
    • G11C11/22Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using ferroelectric elements

Abstract

(57)【要約】 【課題】 集積メモリを提供して、公知のメモリよりも
エラーを発生しにくくする。 【解決手段】 ドライバユニットが設けられており、こ
のドライバユニットを介して列選択線路とプレート形線
路セグメントとが接続されており、ドライバユニットは
所属の列選択線路の電位および接続されたプレート形線
路セグメントのワードアドレスに依存してメモリのそれ
ぞれの動作状態に対して定められた値の電位を形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メモリセルと、列
デコーダと、行デコーダとを有しており、メモリセルは
ワード線、ビット線、およびプレート形線路セグメント
の交点に配置され、かつそれぞれ少なくとも1つのメモ
リキャパシタと選択トランジスタとを備えており、メモ
リキャパシタはそれぞれ第1の電極および第2の電極を
有しており、第1の電極はプレート形線路セグメントに
接続されており、第2の電極は所属の選択トランジスタ
を介してビット線に接続されており、選択トランジスタ
はそれぞれ制御端子を有しており、この制御端子はワー
ド線に接続されており、ビット線は列としてまとめられ
ており、この列は列選択線路を介して選択可能であり、
列デコーダは列アドレスに依存して列選択線路を駆動す
るために用いられ、行デコーダはワードアドレスに依存
してワード線を駆動するために用いられる、集積メモリ
に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のメモリは米国特許第54249
76号明細書に記載されている。このメモリはFRA
M:ferroelectric random access memory タイプの強
誘電体メモリである。FRAMのメモリセルはDRA
M:dynamic random access memoryのメモリセルと同様
に構成されており、すなわち各メモリセルは選択トラン
ジスタおよびメモリキャパシタを有している。ただしメ
モリキャパシタはDRAMとは異なって強誘電性の誘電
体を有している。
【0003】上述の米国特許第5424976号明細書
によれば、この種のメモリの機能の概略が次のように説
明されている。メモリセルはビット線、ワード線、およ
びプレート形線路セグメントの交点に配置されている。
複数のメモリセルの選択は所属のワード線を活性化して
所属のプレート形線路セグメントにパルスを印加するこ
とにより行われる。メモリセルはそれぞれ複数のビット
線を有する共通の列に配属されている。ここでプレート
形線路セグメントはスイッチング素子として機能するト
ランジスタを介して制御線路に接続されており、この制
御線路の電位はメモリに印加される列アドレスに依存す
る。スイッチングトランジスタのゲートは各プレート形
線路セグメントのメモリセルに配属されたワード線に接
続されている。したがって、所属のワード線が相応のメ
モリセルを選択するために活性化されると、プレート形
線路は相応のプレート形線路セグメントに接続される。
この場合スイッチングトランジスタは導通状態にある。
そうでない場合にはスイッチングトランジスタは阻止さ
れ、相応のプレート形線路セグメントは所定の電位を有
する制御線路から分離される。分離される場合には、メ
モリキャパシタの一方の電極に接続されたプレート形線
路セグメントはフローティング状態となる。すなわち、
この線路は所定の電位を有さない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、前述
の形式の集積メモリを提供して、公知のメモリよりもエ
ラーを発生しにくくすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題は、ドライバユ
ニットが設けられており、このドライバユニットを介し
て列選択線路とプレート形線路セグメントとが接続され
ており、ドライバユニットは所属の列選択線路の電位お
よび接続されたプレート形線路セグメントのワードアド
レスに依存してメモリのそれぞれの動作状態に対して定
められた値の電位を形成する構成の集積メモリにより解
決される。
【0006】
【発明の実施の形態】有利な実施形態ないし実施態様は
従属請求項の対象となっている。
【0007】前述の特徴によりプレート形線路セグメン
トのフローティングを阻止できる。これによりプレート
形線路セグメントに対して平行に延在する線路(例えば
ワード線路)のクロストークに基づくプレート形線路セ
グメントへの障害影響が回避される。クロストークは特
に、相応する線路間の間隔がきわめて小さい、高密度の
集積メモリで発生する。プレート形線路セグメントの電
位は接続されたメモリセルを選択する場合にも接続され
たメモリセルを選択しない場合にもつねに所定の値に維
持されるので、クロストークに基づくセグメントの電位
への影響は全く生じないか、少なくともきわめて僅かし
か生じない。本発明のメモリでは、メモリのそのつどの
動作状態におけるプレート形線路セグメントでの所定の
電位値はドライバユニットを設けることによって得られ
る。ドライバユニットは出力信号を形成し、この出力信
号はドライバユニットの入力信号に依存してつねに所定
の値を取る。さらに上述の米国特許第5424976号
明細書では、このようなドライバユニットではなく、阻
止状態で作用するスイッチングトランジスタしか示され
ておらず、これでは接続されたプレート形線路セグメン
トはフローティング状態となってしまう。
【0008】本発明の有利な実施形態によれば、プレー
ト形線路セグメントはビット線に対して平行に延在して
おり、各ドライバユニットと2つのプレート形線路セグ
メントとの間に配置されたマルチプレクサが設けられて
おり、このマルチプレクサはワードアドレスに依存して
ドライバユニットと所属の2つのプレート形線路セグメ
ントとを接続している。この実施形態では、各ドライバ
ユニットに所属のマルチプレクサを介して2つのプレー
ト形線路セグメントが配属されている。したがってプレ
ート形線路セグメントごとに1つずつ個別のドライバユ
ニットが設けられる場合であっても僅かな個数のドライ
バユニットしか必要とならない。もちろんドライバユニ
ットを相応のマルチプレクサを介して多数のプレート形
線路セグメントに配属してもよい。
【0009】本発明の別の実施形態によれば、プレート
形線路セグメントは第1のワイヤリング面に配置されて
おり、かつワード線の方向で分離領域によって相互に分
離されている。さらに第2のワイヤリング面でワード線
に対してほぼ垂直に相互に規則的な間隔を置いて配置さ
れた線路状構造体が設けられている。ここでビット線は
第1のワイヤリング面に延在するプレート形線路セグメ
ントに対して平行に配置された線路状構造体によって形
成されており、一方、第1のワイヤリング面に延在する
分離領域に対して平行に配置された線路状構造体はダミ
ー構造体であってメモリセルには接続されていない。
【0010】この実施形態では、規則的な間隔を置いて
第2のワイヤリング面に配置された線路状構造体により
均一かつ技術的な問題のない製造過程が保証される。た
だしその際に全ての線路状構造体をビット線として用い
るのではなく、第1のワイヤリング面で所属のプレート
形線路セグメントが配属された線路状構造体のみを用い
る。通常ビット線を形成しない線路状構造体は単に製造
プロセスを簡単化するために用いられるのみであるた
め、いわゆる“ダミー構造体”となり、完成した集積回
路では電気的な機能を果たさない。
【0011】特に有利には前述の実施形態では、第2の
ワイヤリング面で各分離領域に対して平行に唯一の個々
のダミー構造体のみが配置され、このダミー構造体は隣
接するビット線の2つのグループを相互に分離する。こ
の手段によりプレート形線路セグメント間に比較的狭い
分離領域が設けられ、このプレート形線路セグメントに
は第2のワイヤリング面で相互に規則的な間隔を置いて
配置された線路状構造体がただ1つだけ配属される。こ
れにより最もコンパクトな構造の集積メモリが得られ
る。
【0012】
【実施例】本発明を以下に図示の実施例に則して詳細に
説明する。
【0013】本発明は請求項1の上位概念記載の全ての
メモリでの適用に適している。つまりビット線、ワード
線、およびプレート形線路セグメントに接続されたメモ
リセルを備えたメモリに適している。以下に本発明をF
RAMタイプの集積メモリに関する実施例に則して説明
する。
【0014】図1には列デコーダCDECおよび行デコ
ーダRDECを備えた集積メモリが示されており、列デ
コーダは印加される列アドレスCADRに依存して列選
択線路CSLiを活性化し、行レコーダは行アドレスR
ADRに依存してワード線WLiを活性化する。メモリ
はセルフィールドAR0、AR1として配置されたメモ
リセルMCを有しており、このメモリセルはビット線B
Li、ワード線WLi、およびプレート形線路セグメン
トPLiの交点に位置する。プレート形線路セグメント
PLiは図1では幅広の条片として示されている。
【0015】図3には図1のメモリセルMCのメモリセ
ルの構造が示されている。このメモリセルは選択トラン
ジスタTおよびメモリキャパシタCを有しており、この
メモリキャパシタは強誘電性の誘電体を有している。メ
モリセルMCに配属されたビット線BLiはトランジス
タTの制御可能区間を介してメモリキャパシタCの一方
の電極に接続されている。メモリキャパシタCの他方の
電極はメモリセルに配属されたプレート形線路セグメン
トPLiに接続されている。選択トランジスタTのゲー
トは所属のワード線WLiに接続されている。
【0016】図1のメモリではそれぞれ4つのビット線
BL0...3、BL4...7、BL8...11が
共通の列に配属されている。1つの列の4つのビット線
全てが割り当てられた列選択信号CSLiによってトラ
ンジスタAを介して選択可能である。各ビット線路BL
iは所属のセンスアンプSAおよび相応のトランジスタ
Aを介して4つのローカルデータ線路LDQのうちの1
つに接続されており、これらのローカルデータ線路を介
してメモリからのデータおよびメモリ外へ出力されるデ
ータが伝送される。トランジスタAのゲートは相応の列
選択線路CSLiに接続されている。実際にはセンスア
ンプSAにはそれぞれ2つのビット線BLiが配属さ
れ、これらのビット線は共通してビット線対を形成して
いる。図示を簡単にするために図1にはそれぞれ各ビッ
ト線対の第2のビット線しか示していない。さらにトラ
ンジスタAおよびローカルデータ線路LDQは下方のメ
モリセルAR1に対してしか示していない。
【0017】図1によれば列選択線路CSLiは各ドラ
イバユニットDRViを介して各メモリセルフィールド
ARiのプレート形線路セグメントPLiのそれぞれに
接続されている。各ドライバユニットDRViにはさら
にブロック選択信号BS0、BS1が供給される。セル
フィールドAR0、AR1に対してそれぞれブロック選
択信号BS0、BS1が設けられている。ブロック選択
信号BS0、BS1は同様に行デコーダRDECによっ
て行アドレスRADRに依存して形成される。ここで上
方のセルフィールドAR0のブロック選択信号BS0は
このセルフィールドAR0に割り当てられたワード線信
号WL0〜WL127の論理NOR結合に相応する。同
様に下方のセルフィールドAR1に割り当てられたブロ
ック選択信号BS1はこのセルフィールドAR1に割り
当てられたワード線信号WL128〜WL255の論理
NOR結合に相応する。すなわち相応のブロック選択信
号BS0、BS1は、所属のワード線WL0〜WL12
7ないしWL128〜WL255がハイレベルを有さな
い場合につねにハイレベルを取る。
【0018】図2には図1のドライバユニットDRVi
のうち1つのドライバユニットの構造が示されている。
例として図1の下方のセルフィールドAR1に配属され
たドライバユニットDRV10が示されている。所属の
列選択線路CSL0はPチャネル型の第1のトランジス
タT1を介して所属のプレート形線路セグメントPL1
0に接続されている。プレート形線路セグメントPL1
0はさらにNチャネル型の第2のトランジスタT2を介
してアースに接続されている。第2のトランジスタT2
に対して平行にNチャネル型の第3のトランジスタT3
が配置されている。第1のトランジスタT1および第2
のトランジスタT2のゲートには所属のブロック選択信
号BS1が印加される。第3のトランジスタT3のゲー
トは反転列選択線路/CSL0に接続されている。
【0019】図1では図2に示されている反転列選択線
路/CSL0は解りやすくするために示していない。図
1の各列選択線路CSLiにはそれぞれ平行に延在する
反転列選択線路/CSLiが配属されており、後者の反
転列選択線路/CSLiはいずれの時点でも対応する列
選択線路CSLiの電位に対して反転された電位を有す
る。本発明の別の実施例では、この反転した電位は各メ
モリセルフィールドARiでローカルに形成することも
でき、反転列選択線路/CSLiは比較的短く設計され
る。
【0020】図2からは、対応するブロック選択信号B
S1がローレベルを有しかつ対応する列選択信号CSL
0がハイレベルを有する場合にのみ、プレート形線路セ
グメントPL10がハイレベルを有することがわかる。
ブロック選択信号BS1は相応のセルフィールドAR1
に配属されたワード線WL128〜WL255がハイレ
ベルを有する場合にローレベルを有する。他の全ての場
合、すなわち列選択信号CSL0がローレベルを有する
場合またはブロック選択信号BS1がハイレベルを有す
る場合(これは当該のセルフィールドAR1のワード線
WL128〜WL255がワード線デコーダRDECに
よって活性化されているケースである)には、プレート
形線路セグメントPL10はローレベルを有する。プレ
ート形線路セグメントPL10がローレベルである場合
にはこれに接続されたメモリセルMCは選択されず、ハ
イレベルである場合にメモリセルMCが選択される。す
なわちメモリセルMCが選択される場合にも選択されな
い場合にもこのメモリセルに接続されたプレート形線路
セグメントが所定のレベルを有し、決してフローティン
グ状態とはならないことを意味する。
【0021】図4には本発明の別の実施例のレイアウト
が示されている。隣接する5つのセルフィールドAR0
〜AR5が示されている。この実施例ではそれぞれ2つ
の隣接するセルフィールドAR0、AR1;AR2、A
R3;AR4、AR5がそれぞれ同じセンスアンプSA
を用いる(いわゆる共有センスアンプコンセプト:shar
ed sense amplifier concept)。この共有センスアンプ
コンセプトは例えばDRAMの技術者にはすでに知られ
ている。さらに第2のセンスアンプSSAが示されてお
り、これはローカルなデータ線路LDQを介して(図1
を参照)センスアンプSAによって駆動されるデータを
増幅するために用いられる。さらに図4には、列選択信
号CSLiを形成するのに用いられる列デコーダCDE
Cの配置構成が示されており、列選択信号は相応の選択
線路を介して6つのセルフィールドARiの全てに供給
される。図4のメモリでは複数個のドライバユニットD
RVが列選択線路CSLiを介して相応のプレート形線
路セグメントPLiに接続され(図1を参照)、それぞ
れ隣接する2つのセルフィールドAR1、AR2;AR
3、AR4に配属される。センスアンプSAの条片およ
びドライバユニットDRVの条片は交互にそれぞれ隣接
するセルフィールドARi間に配置される。
【0022】図6にはドライバユニットDRV’が示さ
れており、このユニットは図4のメモリではDRVの記
号で示された条片として配置されている。これらの各ド
ライバユニットDRViには2つの隣接するセルフィー
ルドAR0、AR1のプレート形線路セグメントPL
1、PL10が配属されている。ドライバユニットDR
V’は図2に示されたドライバユニットDRV10と同
様に構成されており、マルチプレクサMUXを介して対
応するプレート形線路セグメントPL0、PL10に接
続されている。第1のトランジスタT1および第2のト
ランジスタT2のドレインに接続されたドライバユニッ
トDRV’の出力側はNチャネルトランジスタNを介し
て2つのプレート形線路セグメントPL0、PL10に
接続されている。2つのプレート形線路セグメントPL
0、PL10はPチャネルトランジスタPを介してアー
スに接続されている。NチャネルトランジスタNおよび
PチャネルトランジスタPのゲートは同じプレート形線
路セグメントPL0またはPL10に配属されており、
このトランジスタにはマルチプレクサMUXに割り当て
られている2つの制御信号MUXL、MUXRが印加さ
れる。制御信号MUXL、MUXRはそれぞれのセルフ
ィールドAR0、AR1に属するワード線信号WL0〜
WL127またはWL128〜WL255の論理OR結
合に相応し、これらの制御信号により2つのプレート形
線路セグメントPL0、PL10のうち一方が選択され
る。図6のPチャネルトランジスタPによれば、それぞ
れ選択されなかったプレート形線路セグメントPL0、
PL10が所属のNチャネルトランジスタNが阻止され
る場合にも所定の電位(すなわちアース電位)を有する
ように制御される。
【0023】図5には図1のセルフィールドAR0のレ
イアウトの概略図が示されている。ここにはビット線B
Li、ワード線WLi、およびプレート形線路セグメン
トPLiが示されている。プレート形線路セグメントP
Liは第1のワイヤリング面に白金から形成されて配置
され、ビット線BLiに対して平行に、すなわち図5で
は左方から右方へ延在している。
【0024】このメモリは“スタックドキャパシタ”タ
イプのものである。プレート形線路セグメントはメモリ
キャパシタの上方の電極を形成している。プレート形線
路セグメントPLiは分離領域10によって相互に分離
されており、この分離領域には相応のワイヤリング面の
白金が存在しない。ワード線WLiはビット線BLiお
よびプレート形線路セグメントPLiに対して垂直に、
すなわち図5では上方から下方へ延在している。ビット
線BLiはメモリの第2のワイヤリング面(例えば金属
化面)に配置されており、一方ワード線WLiは第3の
ワイヤリング面例えばポリシリコン面に延在している。
【0025】ビット線BLiは規則的な間隔を置いて相
互に平行に配置された線路状構造体により第2のワイヤ
リング面に形成されている。ただし各線路状構造体が1
つのビット線BLiを形成しているわけではない。それ
ぞれ2つのビット線BL0、/BL0またはBL1、/
BL1が共通してビット線対を形成し、別の線路状構造
体Dによって隣接するビット線対から相互に分離され
る。この別の線路状構造体Dは第2のワイヤリング面で
第1のワイヤリング面に配置されたプレート形線路セグ
メントPL0、PL1間の分離領域10に対して平行に
存在している。この付加的な線路状構造体Dはダミー構
造体であり、完成したメモリ内では電気的な機能を果た
さない。
【0026】図5のビット線BLi、/BLiおよびダ
ミー構造体Dは前述したように規則的な間隔を置いて第
2のワイヤリング面に配置されている。これによりこう
した構造体の問題のない製造が達成され、精度の大きな
ビット線を形成することができる。図5にはそれぞれ2
つの隣接する列の1つのビット線対が示されているのみ
であり、この列には異なる列アドレスが割り当てられて
いる。当該の列の他方のビット線対は図示のビット線対
に対して平行にメモリの第2のワイヤリング面に延在し
ている。各列のビット線と隣接する列のビット線とはダ
ミー構造体によって相互に分離されている。第2のワイ
ヤリング面に配置された各列のビット線はそれぞれ第1
のワイヤリング面で平行に延在するプレート形線路セグ
メントに割り当てられている。
【0027】図5にはビット線コンタクトV1が示され
ており、このビット線コンタクトを介してビット線BL
i、/BLiとメモリセルMCの対応する選択トランジ
スタTとが接続されている。さらにメモリキャパシタC
の下方電極Eが図5のメモリセルMCから見てとれる。
この実施例ではメモリキャパシタは積層キャパシタ(ス
タックドキャパシタ)として実現されている。
【0028】図5では分離領域10はプレート形線路セ
グメントPL0、PL1の間で所定の幅を有しており、
この幅は線路状構造体Dが第2のワイヤリング面で有す
る幅に相応する。これによりきわめてコンパクトなメモ
リ構造が得られる。
【0029】本発明の別の実施例ではもちろんダミー構
造体Dを異なる列のビット線の間に設けてもよい。
【0030】ダミー構造体Dは“ダミービット線”とし
て理解することができ、これに接続されたコンタクトお
よび拡散部は“ダミーコンタクト”および“ダミー拡散
部”となる。これらは電気的な機能を有さない。
【図面の簡単な説明】
【図1】集積メモリの第1の実施例を示す図である。
【図2】図1に示されたメモリのドライバユニットを示
す図である。
【図3】図1に示されたメモリのメモリセルを示す図で
ある。
【図4】本発明のメモリの別の実施例のレイアウトを複
数の隣接するメモリフィールドとともに示した図であ
る。
【図5】複数の隣接するワード線、ビット線、およびプ
レート形線路セグメントのレイアウトを示す図である。
【図6】図4に示された実施例のメモリに対する所属の
マルチプレクサを備えたドライバユニットを示す図であ
る。
【符号の説明】
DRV10 ドライバユニット T1、T2、T3 トランジスタ PL10 プレート形線路セグメント CSL0 列選択線路 /CSL1 反転列選択線路 BS1 ブロック選択信号

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリセル(MC)と、列デコーダ(C
    DEC)と、行デコーダ(RDEC)とを有しており、 前記メモリセルはワード線(WLi)、ビット線(BL
    i)、およびプレート形線路セグメント(PLi)の交
    点に配置され、かつそれぞれ少なくとも1つのメモリキ
    ャパシタ(C)と選択トランジスタ(T)とを備えてお
    り、 前記メモリキャパシタはそれぞれ第1の電極および第2
    の電極を有しており、第1の電極はプレート形線路セグ
    メント(PLi)に接続されており、第2の電極は所属
    の選択トランジスタ(T)を介してビット線(BLi)
    に接続されており、 前記選択トランジスタ(T)はそれぞれ制御端子を有し
    ており、該制御端子はワード線(WLi)に接続されて
    おり、 前記ビット線は列(BL0...3、BL4...7)
    としてまとめられており、該列は列選択線路(CSL
    i)を介して選択可能であり、 前記列デコーダは列アドレス(CADR)に依存して列
    選択線路(CSLi)を駆動するために用いられ、 前記行デコーダはワードアドレス(WADR)に依存し
    てワード線(WLi)を駆動するために用いられる、集
    積メモリにおいて、 ドライバユニット(DRVi)が設けられており、該ド
    ライバユニットを介して列選択線路(CSLi)とプレ
    ート形線路セグメント(PLi)とが接続されており、 前記ドライバユニットは所属の列選択線路(CSLi)
    の電位および接続されたプレート形線路セグメント(P
    Li)のワードアドレス(RADR)に依存してメモリ
    のそれぞれの動作状態に対して定められた値の電位を形
    成する、ことを特徴とする集積メモリ。
  2. 【請求項2】 プレート形線路セグメント(PLi)は
    ビット線(BLi)に対して平行に延在しており、各ド
    ライバユニット(DRV’)と2つのプレート形線路セ
    グメント(PLi)との間に配置されたマルチプレクサ
    (MUX)が設けられており、該マルチプレクサ(MU
    X)はワードアドレス(RADR)に依存してドライバ
    ユニット(DRV’)と所属の2つのプレート形線路セ
    グメントとを接続している、請求項1記載の集積メモ
    リ。
  3. 【請求項3】 反転列選択線路(/CSLi)が設けら
    れており、該反転列選択線路はそれぞれ1つの列選択線
    路(CSLi)に配属されており、該反転列選択線路の
    電位は所属の列選択線路の電位に対して反転されてお
    り、 ドライバユニット(DRV’)はそれぞれ第1の導電型
    の第1のトランジスタ(T1)と第2の導電型の第2の
    トランジスタ(T2)と第2の導電型の第3のトランジ
    スタ(T3)とを有しており、 前記第1のトランジスタ(T1)および第2のトランジ
    スタ(T2)はそれぞれ制御可能区間、ドレイン、およ
    び制御端子を有しており、前記制御可能区間は第1の電
    位(VCC)と各ドライバユニット(DRV’)に属す
    る列選択線路(CSLi)との間の直列回路として配置
    されており、前記ドレインは所属のマルチプレクサ(M
    UX)の入力側に接続されており、前記制御端子にはブ
    ロック選択信号(BS)が接続され、該ブロック選択信
    号はワード線(WLi)のグループの活性化信号の論理
    NOR結合に相応しており、 前記第3のトランジスタ(T3)は制御可能区間および
    制御入力側を有しており、前記制御可能区間は第1の電
    位(VCC)と所属のマルチプレクサ(MUX)の入力
    側との間に配置されており、前記制御入力側は所属の反
    転列選択線路(/CSLi)に接続されている、請求項
    2記載の集積メモリ。
  4. 【請求項4】 プレート形線路セグメント(PLi)は
    第1のワイヤリング面に配置されており、かつワード線
    (WLi)の方向で分離領域(10)によって相互に分
    離されており、 第2のワイヤリング面でワード線に対してほぼ垂直に相
    互に規則的な間隔で配置された線路状構造体が設けられ
    ており、 ビット線(BLi)は第1のワイヤリング面に延在する
    プレート形線路セグメント(PLi)に対して平行に配
    置された線路状構造体によって形成されており、 第1のワイヤリング面に延在する分離領域(10)に対
    して平行に配置された線路状構造体はダミー構造体
    (D)であり、該ダミー構造体はメモリセル(MC)に
    接続されていない、請求項1記載の集積メモリ。
  5. 【請求項5】 第2のワイヤリング面では各分離領域
    (10)に対して平行にそれぞれ個々のダミー構造体
    (D)が配置されており、該ダミー構造体は隣接するビ
    ット線(BLi)の2つのグループを相互に分離してい
    る、請求項4記載の集積メモリ。
JP2001047191A 2000-02-23 2001-02-22 集積メモリ Pending JP2001291386A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE10008243A DE10008243B4 (de) 2000-02-23 2000-02-23 Integrierter Speicher mit Plattenleitungssegmenten
DE10008243.2 2000-02-23

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001291386A true JP2001291386A (ja) 2001-10-19

Family

ID=7631964

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001047191A Pending JP2001291386A (ja) 2000-02-23 2001-02-22 集積メモリ

Country Status (7)

Country Link
US (1) US6504747B2 (ja)
EP (1) EP1134744A3 (ja)
JP (1) JP2001291386A (ja)
KR (1) KR100604710B1 (ja)
CN (1) CN1138278C (ja)
DE (1) DE10008243B4 (ja)
TW (1) TW541532B (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004005979A (ja) * 2002-05-24 2004-01-08 Agilent Technol Inc 集積回路及びその駆動方法
JP2004319047A (ja) * 2003-04-18 2004-11-11 Toshiba Corp 強誘電体メモリ
JP2020527819A (ja) * 2017-07-20 2020-09-10 マイクロン テクノロジー,インク. 動作電力を減少させるためのメモリ・プレート・セグメンテーション

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20080183745A1 (en) * 2006-09-25 2008-07-31 David Cancel Website analytics
WO2004084227A1 (ja) * 2003-03-19 2004-09-30 Fujitsu Limited 半導体記憶装置
JP5230251B2 (ja) * 2008-04-25 2013-07-10 パナソニック株式会社 標準セルのレイアウト構造、標準セルライブラリ、及び半導体集積回路のレイアウト構造
JP5658082B2 (ja) * 2011-05-10 2015-01-21 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体装置
US9236107B1 (en) * 2014-07-03 2016-01-12 Texas Instruments Incorporated FRAM cell with cross point access

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5848294A (ja) 1981-09-16 1983-03-22 Mitsubishi Electric Corp Mosダイナミツクメモリ
DE4118847A1 (de) * 1990-06-08 1991-12-12 Toshiba Kawasaki Kk Halbleiterspeicheranordnung mit ferroelektrischem kondensator
DE69413567T2 (de) 1993-01-12 1999-06-02 Koninkl Philips Electronics Nv Prozessorsystem mit ferroelektrischem Speicher
US5373463A (en) 1993-07-06 1994-12-13 Motorola Inc. Ferroelectric nonvolatile random access memory having drive line segments
JPH08203266A (ja) * 1995-01-27 1996-08-09 Nec Corp 強誘電体メモリ装置
US5598366A (en) 1995-08-16 1997-01-28 Ramtron International Corporation Ferroelectric nonvolatile random access memory utilizing self-bootstrapping plate line segment drivers
KR100204342B1 (ko) * 1996-08-13 1999-06-15 윤종용 불 휘발성 반도체 메모리 장치
KR100306823B1 (ko) * 1997-06-02 2001-11-30 윤종용 강유전체메모리셀들을구비한불휘발성메모리장치
KR100275109B1 (ko) * 1997-12-23 2000-12-15 김영환 강유전체메모리장치및그동작방법
JP3495905B2 (ja) * 1998-02-19 2004-02-09 シャープ株式会社 半導体記憶装置
JP3913451B2 (ja) * 2000-08-23 2007-05-09 株式会社東芝 半導体記憶装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004005979A (ja) * 2002-05-24 2004-01-08 Agilent Technol Inc 集積回路及びその駆動方法
KR100937311B1 (ko) * 2002-05-24 2010-01-18 애질런트 테크놀로지스, 인크. 집적 장치, 집적 회로 장치, 내장된 메모리를 가지는 집적회로 및 강자성 메모리 셀의 구동 방법
JP2004319047A (ja) * 2003-04-18 2004-11-11 Toshiba Corp 強誘電体メモリ
JP2020527819A (ja) * 2017-07-20 2020-09-10 マイクロン テクノロジー,インク. 動作電力を減少させるためのメモリ・プレート・セグメンテーション
JP2021177441A (ja) * 2017-07-20 2021-11-11 マイクロン テクノロジー,インク. 動作電力を減少させるためのメモリ・プレート・セグメンテーション
US11222680B2 (en) 2017-07-20 2022-01-11 Micron Technology, Inc. Memory plate segmentation to reduce operating power
JP7101299B2 (ja) 2017-07-20 2022-07-14 マイクロン テクノロジー,インク. 動作電力を減少させるためのメモリ・プレート・セグメンテーション
JP7104138B2 (ja) 2017-07-20 2022-07-20 マイクロン テクノロジー,インク. 動作電力を減少させるためのメモリ・プレート・セグメンテーション

Also Published As

Publication number Publication date
EP1134744A3 (de) 2001-11-28
US20010030894A1 (en) 2001-10-18
EP1134744A2 (de) 2001-09-19
DE10008243A1 (de) 2001-10-18
KR20010100796A (ko) 2001-11-14
US6504747B2 (en) 2003-01-07
CN1138278C (zh) 2004-02-11
KR100604710B1 (ko) 2006-07-28
CN1321986A (zh) 2001-11-14
DE10008243B4 (de) 2005-09-22
TW541532B (en) 2003-07-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4748591A (en) Semiconductor memory
KR900004631B1 (ko) 반도체 메모리
KR970005431B1 (ko) 간섭잡음 제거회로를 갖춘 반도체기억장치
US5062077A (en) Dynamic type semiconductor memory device
US8274810B2 (en) Semiconductor memory device comprising transistor having vertical channel structure
JPH07111083A (ja) 半導体記憶装置
EP0185451B1 (en) Semiconductor memory device with sense amplifiers
EP1398787A1 (en) Memory device having memory cell units each composed of a memory and complementary memory cell and reading method
JPH02154391A (ja) 半導体記憶装置
US5848012A (en) Semiconductor memory device having hierarchical bit line structure employing improved bit line precharging system
US6125070A (en) Semiconductor memory device having multiple global I/O line pairs
KR100242998B1 (ko) 잡음특성을 개선한 셀 어레이 및 센스앰프의 구조
CN100468566C (zh) 铁电存储器件
JP2001291386A (ja) 集積メモリ
JP2000077628A (ja) 半導体記憶装置
JP3913451B2 (ja) 半導体記憶装置
US5959920A (en) Semiconductor memory device using sense amplifiers in a dummy cell area for increasing writing speed
KR950009710A (ko) 고집적화에 적합한 반도체 기억장치
US5222038A (en) Dynamic random access memory with enhanced sense-amplifier circuit
JP2009158514A (ja) 半導体記憶装置
KR20100042072A (ko) 반도체 메모리 장치
US7336518B2 (en) Layout for equalizer and data line sense amplifier employed in a high speed memory device
JPH0713864B2 (ja) 半導体記憶装置
US5084842A (en) Dynamic random access memory with enhanced sense-amplifier circuit
JP3141923B2 (ja) 半導体記憶装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040422

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040519

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040810

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050727

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051019

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20051202