JP2001289364A - 飲料用熱交換積層管 - Google Patents

飲料用熱交換積層管

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JP2001289364A
JP2001289364A JP2000107804A JP2000107804A JP2001289364A JP 2001289364 A JP2001289364 A JP 2001289364A JP 2000107804 A JP2000107804 A JP 2000107804A JP 2000107804 A JP2000107804 A JP 2000107804A JP 2001289364 A JP2001289364 A JP 2001289364A
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Fumiichiro Kameyama
文一郎 亀山
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アルミニウムなどの金属を使用しても、腐食
の発生がなく、かつ熱伝導性がよく、微生物の繁殖が防
止され、ガスバリア性に優れ、コンパクト化が可能であ
る飲料供給装置などに用いる飲料用熱交換積層管を提供
する。 【解決手段】 飲料供給装置もしくは食品調理器におい
て飲料もしくは食品が通過する熱交換積層管であって、
金属で形成された中間層と、この中間層の外側に積層さ
れている樹脂外層と、前記中間層の内側に積層されてい
る樹脂内層とから成る飲料用熱交換積層管を用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は飲料供給装置などに
用いる飲料用熱交換積層管に関するものであり、さらに
詳しくは飲料供給装置もしくは食品調理器においてジュ
ース、コーヒー、ビール、水、茶などの飲料もしくはク
リーム、ソフトクリーム、ムース、スープなどの流動性
のある食品が通過するのに用いられる飲料用熱交換積層
管に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、飲料などの供給装置に使用する伝
熱配管としてステンレス管などの金属管が使用されてい
たが、微生物が入りこんで増殖したり、内面に商品の一
部、また、水に溶解したCaやMgなどのスケールが堆
積し、配管内面が汚れると云った問題点があった。この
ような問題を解決するために、ステンレス管の替わりに
フッ素樹脂またはポリエチレン樹脂などで作ったプラス
チックチューブを束ねて使用することが提案されている
(特開平2−169992号公報)。しかし、フッ素樹
脂またはポリエチレン樹脂などのプラスチックチューブ
は飲料などの供給装置に使用する伝熱配管の素材として
使用するには、熱伝導性が悪い、チューブを束ねて使用
するので装置が大型化する、酸素透過度が高くガスバリ
ア性が悪いなどの問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明者は、
熱伝導性がよく、微生物の繁殖を防止し、かつガスバリ
ア性に優れ、コンパクトにすることが可能な冷却コイル
として、先に金属で形成された外層と、この外層の内側
に積層されている樹脂内層とから成る積層冷却コイルを
提案した(特願平11−251759号明細書)。しか
し、この積層冷却コイルは水槽内に設置されて所定温度
に冷却された水に接触して熱交換して冷却されるように
なっているため、外層の金属としてアルミニウム、アル
ミニウム合金などの金属を使用すると、腐食が発生する
という問題があった。本発明の目的は、アルミニウム、
アルミニウム合金などの金属を使用しても、腐食が発生
せず、かつ熱導性がよく、微生物の繁殖を防止し、ガス
バリア性に優れ、コンパクトにすることが可能な飲料用
熱交換積層管を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は前記課題を解
決すべく鋭意研究を重ねた結果、アルミニウム、アルミ
ニウム合金などの金属で形成された中間層の外側に例え
ば低吸水率、耐水性、耐食性を有する樹脂を積層し、前
記中間層の内側に例えば揆水性の樹脂を積層することに
より課題を解決できることを見出し、本発明を完成する
に至った。
【0005】すなわち、前記従来技術の課題を解決する
ための請求項1の発明は、飲料供給装置もしくは食品調
理器において飲料もしくは食品が通過する熱交換積層管
であって、金属で形成された中間層と、この中間層の外
側に積層されている樹脂外層と、前記中間層の内側に積
層されている樹脂内層とから成ることを特徴とする飲料
用熱交換積層管に関するものである。
【0006】請求項2の発明は、請求項1記載の飲料用
熱交換積層管において、前記樹脂外層および樹脂内層が
前記中間層に接着剤により積層されていることを特徴と
するものである。
【0007】請求項3の発明は、請求項1あるいは請求
項2記載の飲料用熱交換積層管において、前記樹脂外層
を形成する樹脂として、低吸水率、耐水性、耐食性を有
する樹脂を用い、前記樹脂内層を形成する樹脂として、
通過する飲料もしくは食品の表面張力より小さい表面張
力を有する揆水性の樹脂を用いることを特徴とするもの
である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明を詳細に説明する。本
発明の中間層を形成する金属としては、具体的には、例
えば、ステンレススチール、アルミニウムあるいはアル
ミニウム合金、銅あるいは銅合金などを挙げることがで
き、いずれの金属も使用可能である。しかし、アルミニ
ウムあるいはアルミニウム合金は熱伝導性がよく、軽
く、かつ樹脂外層および樹脂内層と接着し易いので好ま
しく使用できる。
【0009】本発明の飲料用熱交換積層管は前記金属で
形成された中間層の内側に樹脂内層が積層されて形成さ
れており、そして、中間層の外側に樹脂外層が積層され
て形成されている。積層する方法は押出成形法、塗料を
塗布する方法、ゾル−ゲル化処理方法などいずれでもよ
く、特に限定されるものではない。これらの中でも、樹
脂の押出成形は、塗料を塗布したり、ゾル−ゲル化処理
による方法に比べて容易であり、公知の押出成形方法を
用いて連続的に成形できるので経済的である上、厚さ制
御が容易であり、ピンホールが発生し難い利点がある。
【0010】本発明で用いる樹脂は特に限定されない。
しかし、下記特性(1)〜(5)を有する樹脂は好まし
く使用できる。 (1)中間層の内側および外側に直接あるいは接着剤を
介して耐久性よく強固に接着して積層できて、使用中な
どに剥離しない。 (2)樹脂内層および樹脂外層として使用した際に温度
による収縮が比較的に小さい。 (3)樹脂内層に使用する樹脂の場合、適度な柔軟性を
有しパイプ(チューブ)などにした場合にキンクして折
れない。 (4)樹脂内層に使用する樹脂の場合、加熱して延伸し
たりあるいは加圧空気などの気体によりブローアップし
た時に破れたりせず容易に延伸、ブローアップ、拡径で
きる。 (5)樹脂外層に使用する樹脂としては低吸水率、耐水
性、耐食性を有する樹脂を用いる。
【0011】このような特性を有する樹脂としては、具
体的には例えば、ポリオレフィン系樹脂、ポリアミド系
樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリ
塩化ビニル系樹脂、ポリ塩化ビニリデン系樹脂、アクリ
ル系樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂、ポリカーボネート系
樹脂、ポリアセタール系樹脂、ABS樹脂、フッ素系樹
脂、シリコーン系樹脂、ポリビニルアルコールケン化物
系樹脂、エチレンービニルアルコール共重合体系樹脂な
どおよびこれらの混合物やアロイなどの熱可塑性樹脂や
エポキシ系樹脂、不飽和ポリエステル系樹脂、フェノー
ル系樹脂、ユリア・メラミン系樹脂、ポリウレタン系樹
脂、シリコーン系樹脂、紫外線硬化系樹脂、電子線硬化
系樹脂などの熱硬化性樹脂を挙げることができる。
【0012】飲料もしくは食品と直接接触する内層は樹
脂である為に飲料や食品などの一部やスケールが堆積し
にくく、堆積物が飲料や食品に含まれる細菌や微生物の
温床となって繁殖することが効果的に防止される。
【0013】冷却水と直接接触する樹脂外層は、低吸水
率、耐水性、耐食性を有する樹脂を用いることが好まし
く、樹脂外層により中間層の金属の腐食が効果的に防止
される。
【0014】低吸水率、耐水性、耐食性を有する樹脂の
具体例としては、ポリエチレン(吸水率<0.01)や
ポリプロピレン(吸水率0.03)などのポリオレフィ
ン系樹脂、ナイロン66(吸水率8.4)などのポリア
ミド系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂(吸水率0.3〜
0.5)、ポリ塩化ビニリデン系樹脂、ポリカーボネー
ト系樹脂(吸水率0.24)、ポリアセタール系樹脂
(吸水率0.22〜0.25)、ABS樹脂(吸水率
0.1〜0.3)、フッ素系樹脂(吸水率000)、シ
リコーン系樹脂(吸水率0.12)、エポキシ系樹脂
(吸水率0.08〜0.13)、不飽和ポリエステル系
樹脂(吸水率0.01〜1.0)、フェノール系樹脂
(吸水率0.3〜1.0)などを挙げることができる。
これらの中でも、特に低吸水率、耐水性、耐食性に優れ
るポリオレフィン系樹脂、フッ素系樹脂(吸水率00
0)、シリコーン系樹脂(吸水率0.12)などは好ま
しく使用できる。
【0015】このように、中間層の内側に樹脂内層を積
層し、中間層の外側に樹脂外層を積層した本発明の飲料
用熱交換積層管は、中間層が金属であるために熱伝導性
がよく、かつ酸素を透過せずガスバリア性に優れるとと
もに、薄い樹脂内層および樹脂外層により熱伝導性も向
上し、しかも中間層がアルミニウムあるいはアルミニウ
ム合金などの金属であっても樹脂外層により腐食が効果
的に防止される。
【0016】次に内層に用いる樹脂として飲料や食品ま
たは微生物が付着しないと言う観点から好ましく使用で
きる樹脂について説明する。一般的に、飲料や食品など
が接触する表面へ飲料、食品、微生物、無機物などが付
着する形態としては、表面の凹凸の中に単純に絡まって
いる場合、分子間の引力によるものでファンデル・ワー
ルス力と呼ばれるもので結合している場合、静電気的な
性質によって付着している場合、表面分子と弱い化学結
合によって結合している場合、表面内部に浸透、拡散し
ている場合などが考えられる。したがって飲料、食品、
微生物、スケールの付着を効果的に防止するためには、
表面自由エネルギーを低下させて揆水性、防汚効果を上
げるとともに、電気的に中性化し、表面の凹凸をなく
し、停滞する凹部をなくすことが必要となる。
【0017】表面を形成する材質と液体の濡れの関係
は、Zismanが表面自由エネルギーの目安として提
唱した臨界表面張力(γc)[接着の科学:著者:竹本
喜一、三刀基郷、講談社 1997]を用いて説明され
る。すなわち、ある液体がある固体を濡らすためには、
その固体に対する液体の表面張力(γ)がその液体の臨
界表面張力(γc)より小さい値であることが必要であ
る。ちなみに、水、油、メチルアルコールの臨界表面張
力(γc)(mN/m)(温度20℃、接触させる気体
は空気である)は、水が72.75、油が32、メチル
アルコールが22.27であり、一方、フッ素系樹脂で
あるポリテトラフルオロエチレン(PTFE樹脂)が1
8.4、フッ化エチレン・パーフロロアルコキシ共重合
体(PFA樹脂)が10、ポリフッ化ビニリデン(PV
DF樹脂)が33であり、脂肪酸アミン単分子膜が2
4、ポリエチレン(PE樹脂)が31、ポリジメチルシ
ロキサンが24、ポリ塩化ビニルが39、ポリ塩化ビニ
リデンが40、ポリアミド樹脂(ナイロン11)が42
〜46である。
【0018】上記の各種の液体や固体の臨界表面張力
(γc)のデータからPTFE樹脂、PFA樹脂、PV
DF樹脂、脂肪酸アミン単分子膜、PE樹脂、ポリジメ
チルシロキサン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデ
ン、ポリアミド樹脂(ナイロン11)は程度の差はある
がいずれも揆水性を呈することが判る。しかし、PVD
F樹脂、脂肪酸アミン単分子膜、PE樹脂、ポリジメチ
ルシロキサン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、
ポリアミド樹脂(ナイロン11)などは油脂分をはじく
ことが難しいことが判る。それに対して、臨界表面張力
(γc)が20以下のフッ素系樹脂であるPTFE樹
脂、PFA樹脂は優れた揆水性を有するとともに優れた
揆油性を呈する。
【0019】上記のように、樹脂内層および樹脂外層用
樹脂として、例えばポリオレフィン系樹脂、フッ素系樹
脂、シリコーン系樹脂などあるいはこれらの組成物など
を用いることにより、微生物が入り込んで内部表面に付
着して増殖したり、飲料や食品などの一部やスケールが
堆積するのを抑制したり防止することができるととも
に、中間層がアルミニウム、アルミニウム合金などの金
属であっても腐食が抑制、防止される。
【0020】本発明で使用できるポリオレフィン系樹脂
としては、具体的には、例えば、PE樹脂、ポリプロピ
レン(PP樹脂)、エチレン−α−オレフィン共重合体
樹脂など、これらの2種以上の組み合わせ、これらを含
む組成物などを挙げることができ、本発明で使用できる
フッ素系樹脂あるいはフッ素系樹脂組成物としては、具
体的には、例えば、PTFE樹脂、4フッ化エチレン・
6フッ化プロピレン共重合体(FEP樹脂)、PFA樹
脂、エチレン・テトラフロロエチレン共重合体(ETF
E樹脂)、PVDF樹脂、これらの2種以上の混合物、
これらを含む組成物などを挙げることができ、本発明で
使用できるシリコーン系樹脂は、フェニルメチルシリコ
ーンレジン、メチルシリコーンレジン、変性シリコーン
レジンなどを挙げることができる。
【0021】これらのポリオレフィン系樹脂、フッ素系
樹脂、シリコーン系樹脂などの中でも、飲料や食品が通
過して接触する表面へ飲料や食品、微生物などが付着す
るのをより効果的に防止するためには、飲料や食品など
の表面張力より小さい表面張力を有するフッ素系樹脂が
より好ましく使用できる。表面自由エネルギーの低いフ
ッ素系樹脂の静的接触角は、例えば、PTFE樹脂が1
08°、FEP樹脂が105°、PFA樹脂が115°
PVDF樹脂が93°、ETFE樹脂が96°と大き
い。
【0022】また、樹脂内層用樹脂として、飲料や食
品、微生物などが停滞しないように樹脂内層の内表面の
平滑性を向上させるため、樹脂の溶融粘度の低いもの、
例えば106 Pa・s以下の樹脂を用いることが好まし
い。また、樹脂の球晶サイズは通常約50〜100μm
程度(例えば、PFA樹脂)であるが、これより小さい
約5〜20μm程度の球晶サイズの樹脂を使用すること
が好ましい。溶融粘度の高い樹脂(例えば、PTFE樹
脂の溶融粘度は1011Pa・s)は流動性が悪く押出成
形時に表面に凹凸ができ易い。表面の凹凸は飲料や食
品、微生物などが停滞し易いので好ましくない。例え
ば、溶融粘度の高い樹脂もしくは球晶サイズの大きい樹
脂(例えば、PFA樹脂)を用いてチューブを押出成形
して、外面から急冷する場合、チューブの外表面に比較
して内表面は自然冷却に近くなるためポーラスといわれ
る凹凸が形成され易い。溶解した樹脂が冷却されるにつ
れて球晶が成長し、隣り合う球晶とぶつかり合って成長
が止まった時が固化した状態となることがポーラス発生
の原因と考えられる。このようなポーラスには飲料や食
品、微生物などが溜り易いので好ましくない。
【0023】樹脂内層用樹脂として、前記フッ素系樹脂
の中でも分子中のF含有量がPFA樹脂、PTFE樹脂
と比較して少ないポリフッ化ビニリデン(PVDF樹
脂)は、溶融押出成形が可能である上、適当な接着剤な
どを用いれば中間層との接着性がよく、また接着処理時
に樹脂内層表面を金属ナトリウムなどで処理した上で接
着剤を塗布する必要がなく、一旦中間層に積層したポリ
フッ化ビニリデン樹脂内層は、本発明の飲料用熱交換積
層管の樹脂内層に使用された場合、ヒートショックを受
けても中間層によく接着していて中間層からポリフッ化
ビニリデン樹脂内層が剥離することがなく、本発明にお
いて好ましく使用できる。
【0024】また、予め成形したポリフッ化ビニリデン
樹脂内層パイプを中間層内部に挿入して適宜加熱した
後、内層パイプ内に圧縮空気を吹き込んで内層パイプを
膨らませて中間層に積層る際、適宜に加熱したポリフッ
化ビニリデン樹脂内層パイプはよく伸びてピンホールな
どができずによく膨らむ特性があり、ブローアップ比、
拡径率を大きくとれる利点がある。
【0025】ポリフッ化ビニリデン樹脂はピンホールな
どの欠陥を生じることなくブローアップ比や拡径率を大
きくとれるので外層内に挿入する内層パイプの径や厚さ
を小さくできるとともに、この内層パイプはしなやかで
柔軟性があるので中間層内に挿入し易い。
【0026】ピンホールなどの欠陥が樹脂内層に存在し
ないと、金属で形成された中間層が樹脂内層によってよ
く保護される。ピンホールなどの欠陥がないポリフッ化
ビニリデン樹脂製の樹脂内層を例えばステンレススチー
ル製中間層の内側に積層すれば、NaCl含有量の多い
シロップによってステンレススチールが侵される問題が
なくなる。
【0027】ポリフッ化ビニリデン樹脂などのフッ素系
樹脂は、分子量が異なる2種以上の同種あるいは異種の
樹脂を混合して分子量分布を調製して溶融加工性、コー
テイング性、接着性、表面の平滑度などの特性を改善す
ることが好ましい。
【0028】本発明で用いるポリフッ化ビニリデンなど
のフッ素系樹脂は、必要に応じてその優れた性質をさら
に高めるために、その他の各種添加剤を配合した形でも
用いられる。この様な添加剤としては、有機フィラー、
無機フィラー、酸化防止剤、顔料・染料、分散剤、可塑
剤、滑剤、殺菌剤、フッ素系樹脂以外の熱可塑性樹脂、
熱硬化性樹脂などが挙げられる。これら添加剤を配合す
る場合は、それぞれ単独で使用しても良く、また2種類
以上組み合わせて使用してもよい。これら公知の添加剤
を配合する場合の添加量は任意であるが、ポリフッ化ビ
ニリデンなどのフッ素系樹脂の本来有する性質を妨げな
い範囲で、通常、これら公知の添加剤の合計量が組成物
全量基準で20重量%以下となるような量を添加するの
が好ましい。
【0029】本発明の飲料用熱交換積層管は高い熱伝導
性が要求されるので、樹脂内層および樹脂外層を薄膜と
することが好ましい。本発明において、薄膜とは200
μm以下の肉厚の薄膜をいう。厚さを200μm以下に
すれば熱伝導性があまり損なわれないので本発明の飲料
用熱交換積層管の長さを実用的な範囲内にすることがで
きる。
【0030】本発明において、樹脂内層および樹脂外層
を中間層に適当な接着剤を用いて積層するようにすれ
ば、相互に接着して積層するのが困難である中間層(例
えばステンレススチール)とポリオレフィン系樹脂やポ
リフッ化ビニリデンなどのフッ素系樹脂あるいはシリコ
ーン系樹脂などとを強固に容易に接着して積層できる。
例えば、樹脂内層となる前駆体を予め形成しておき、中
間層の内部にこの前駆体を挿入して接着剤を介して積層
することもできる。
【0031】中間層と樹脂内層との剥離により飲料や食
品が中間層と樹脂内層との間に入ると、間に入った飲料
や食品が停滞、滞留して変質などして通過する全ての飲
料あるいは食品に混入して商品価値を損ねる重大な問題
となり、一方、中間層と樹脂外層との剥離により中間層
の金属の腐食が発生する恐れがあるので、本発明におい
ては中間層と樹脂内層および樹脂外層とがよく接着して
積層され剥離しないような耐久性を有する接着剤を用い
ることが必要である。
【0032】本発明の飲料用熱交換積層管は、例えば、
冷却水槽内で30℃の飲料水を急激に4℃以下の温度に
冷却するサイクルが繰り返されるために、中間層と樹脂
内層および樹脂外層の材質の違いによる温度収縮差が発
生し、中間層と樹脂内層および樹脂外層が剥離する恐れ
がある。したがって、本発明においては、温度収縮差を
吸収して緩和する作用・効果がある接着剤が好ましく使
用できる。また、本発明の飲料用熱交換積層管に用いる
接着剤としては熱伝導性を向上した接着剤を使用するこ
とが好ましい。本発明で用いる接着剤は上記特性を有す
る接着剤であればよく、熱可塑性接着剤でも熱硬化性接
着剤でもあるいはこれらの組み合わせでもよく特に限定
されない。本発明においては市販の接着剤を使うことも
できる。
【0033】本発明で用いる中間外層は、樹脂内層およ
び樹脂外層とよく接着するように酸洗い、アルコール洗
浄などによる脱脂、あるいは水洗などによって洗浄した
り、プライマー処理したりなど前処理することが好まし
い。
【0034】本発明の飲料用熱交換積層管は内径が10
mm以下のパイプ(内径の下限は特に限定されないが、
現在のJIS規格によれば3.97mm程度である)で
あることが好ましい。10mm以下であると、圧損失が
大きくなって内部を通過する飲料や食品の流速が小さく
なり、熱伝導性が向上するとともに、例えばコイル形状
に加工しやすく、コイル形状に加工すれば占有体積を小
さくしてコンパクト化できる利点がある。
【0035】内径10mm以上の飲料用熱交換積層管
は、薄肉の内層パイプを内径10mm以上の外層に挿入
する場合、キンクし易く、作業性が悪い上、中間層と樹
脂内層間を積層する際、空気抜きが困難となる。内径1
0mm以上の飲料用熱交換積層管は、内径10mm以下
のもの(例えば、内径5.55mm、9.52mm)と
比較して熱伝導性が悪く、コンパクト化ができない。例
えば、流速3.5m/sec(60cc/sec)程度
で販売を行う内径9.52mmの飲料用熱交換積層管と
同じ熱伝導性にする場合、内径10mm以上の場合は流
速を遅くして販売時間(例えば、飲料もしくは食品がコ
ップに一杯になるまでの時間)を3倍程度にするか、長
さを3倍程度にする方法が考えられるが、これでは非実
用的である。
【0036】押出成形によってポリフッ化ビニリデン樹
脂などの結晶性熱可塑性樹脂を溶融した後、冷却して樹
脂内層あるいは樹脂外層を成形する際、結晶化を抑制し
て非結晶部分を多くするために急冷を行うことが好まし
い。非結晶部分が多くなると耐熱性や引っ張り強度はや
や低下するが、伸びが向上するとともに耐衝撃性が向上
するので好ましく使用できるようになる。
【0037】以下、図1に基づいて、飲料供給装置10
0などに用いる本発明の飲料用熱交換積層管の一実施形
態をジュースのポストミックス型自動販売機を例に挙げ
て説明する。1は、飲料供給装置100で販売する商
品、すなわちジュースの原料となる図示しないシロップ
が充填されたステンレス鋼板製のシロップタンクであ
り、途中に本発明の飲料用熱交換積層管2と供給弁3が
介在する配管4を介してノズル5と連結(R1)されて
いる。なお、シロップタンク1には炭酸ガスボンベ6が
減圧弁7を介して連結されていて、炭酸ガスの圧力がボ
ンベ内のシロップ上面に作用し、シロップタンク1内の
シロップが配管4に押し出される構成となっている。
【0038】8はシロップタンク1から供給される濃縮
ジュースを所定濃度に希釈するための水道水を適量貯溜
するシスターンであり、このシスターン8も途中に本発
明の飲料用熱交換積層管9と供給弁10が介在する配管
11を介してノズル12と連結(R2)されている。本
発明の飲料用熱交換積層管2・9は水槽13の内部に設
置されていて、冷凍機14によって所定温度に冷却され
る水槽内の水15に放熱して冷却されるようになってい
る。
【0039】また、シスターン8には、水位制御装置1
6を設け、シスターン8内の水位が所定レベル以下にな
ると水管17に設けた電磁弁18を開弁し、所定レベル
以上になるとこれを閉弁するように構成して、所定の水
量を常時保有できるように構成してある。19は例えば
紙製のコップであり、図示しない従来周知の機構によっ
て、所定の金額の貨幣が供給されて商品選択ボタンが操
作されたときに、収納部から排出されて、ノズル5・1
2の注出口の下方に搬送・位置するようになっている。
【0040】本発明の飲料用熱交換積層管2・9は、中
間層が熱伝導性を考慮して内径10mm以下のアルミニ
ウム管で、内側に押出成形によって形成された外径10
mm以下で熱伝導性を考慮して厚さ20μmの、非粘着
性、自己潤滑性および耐シロップ性に優れたポリフッ化
ビニリデン樹脂で作ったパイプ形状の樹脂内層が接着剤
を介して積層されており、そして外側に熱伝導性を考慮
して厚さ20μmの低吸水率、耐水性、耐食性を有する
ポリエチレン樹脂が接着剤を介して積層されている。中
間層のアルミニウム管は樹脂内層および樹脂外層とよく
接着するように予め洗浄し、プライマー処理されてい
る。
【0041】図2は、外側にポリエチレン樹脂が接着剤
を介して樹脂外層として積層されているアルミニウムの
中間層の内側に樹脂内層を積層して本発明の飲料用熱交
換積層管2・9を製造する工程を示す説明図である。 (1)先ず、公知の方法によりエチレン・酢酸ビニル共
重合体を主成分とする接着剤aを介して厚さ20μmの
ポリエチレン樹脂を樹脂外層26として積層したアルミ
ニウム20を切断、巻き加工などフォーミングして、 (2)に示したようなパイプ前駆体21を作り、 (3)パイプ前駆体21の溶接部bを図示しない溶接機
により溶接して内径10mm以下のパイプ22を作る。
パイプ22は脱脂あるいは酸洗いを行い、内面を必要に
応じてエポキシ樹脂などでプライマー処理する。 (4)処理したパイプ22をフォーミングフレア加工し
て(4)に示すようなフォーミング形状のパイプ23と
する。 (5)フォーミング形状のパイプ23の内側に、別に押
出成形によって成形された外径10mm以下、厚さ20
μmのポリフッ化ビニリデン樹脂(極限粘度5.0dl
/g以上)を用いて作ったパイプ24の外部表面に不飽
和カルボン酸無水物変性ポリエチレンからなる接着剤2
5(厚さ約10μ程度)を設けたパイプ24を白矢印で
示したように挿入する。パイプ24を挿入後、約140
〜200℃に加熱する。パイプ23の内径を10mm以
下のパイプとし、かつ通常のコイル形状よりコイル間の
距離を一層狭くしたフォーミング形状にすることによ
り、内部を通過する飲料や食品の流速が小さくなるので
熱伝導性が向上して内部を通過する飲料あるいは食品の
温度を短時間(瞬時)に冷却できる効果があるととも
に、長尺のパイプをフォーミング形状に巻いて占有体積
を一層小さくして一層コンパクト化できる利点がある。
ここで、フォーミング形状とはパイプの最小曲げRがR
10mm以上の曲げを一箇所以上含むものである。
【0042】押出成形により、ポリフッ化ビニリデン樹
脂を溶融成形した後、冷却してパイプ24を成形する
際、結晶化を抑制して非結晶部分を多くするために約1
40〜200℃に加熱されたポリフッ化ビニリデン樹脂
を常温の水中に入れて急冷を行った。非結晶部分が多く
なるとパイプ24の耐熱性や引っ張り強度はやや低下す
るが、伸びが向上するとともに耐衝撃性が向上するので
樹脂内層として好ましく使用できる。
【0043】そして、加熱されたパイプ24の内部に空
気もしくは加圧した空気(例えば、0.5〜2気圧程
度)を吹き込んで、加熱した上でパイプ24を膨張させ
て膨らませてフォーミング形状のパイプ23の内壁面に
押しつけ、パイプ24の外部表面とパイプ23の内壁面
との間にある空気を排除して、パイプ24を接着剤25
を介してパイプ23の内壁面に積層する。 (6)に、パイプ24を接着剤25を介してパイプ23
の内壁面に積層して作ったフォーミング形状のパイプ2
3を示す(本発明の飲料用熱交換積層管2・9)。この
ように外側にポリエチレン樹脂が接着剤を介して樹脂外
層として積層された内径10mm以下のフォーミング形
状の中間層の内側に、あらかじめ押出成形によって形成
された樹脂内層を挿入して積層することにより、例えば
前記のように樹脂内層となる前駆体を予め形成してお
き、中間層の内部にこの前駆体を挿入して適宜加熱して
膨らませるなどして接着剤を介して樹脂内層を容易に積
層して本発明の飲料用熱交換積層管2・9を製造でき
る。あらかじめ押出成形によって形成された前駆体を用
いて樹脂内層を形成すると、設備投資が少なく、小ロッ
ト生産に対応できる効果がある。
【0044】本発明の飲料用熱交換積層管2・9は中間
層がアルミニウムなどの金属で形成され、その外側に低
吸水率、耐水性、耐食性を有する樹脂が薄い樹脂外層と
して積層されており、その内側に押出成形によって形成
された薄い樹脂内層が積層してあるので、中間層の金属
がアルミニウム、アルミニウム合金などであっても腐食
されず、熱伝導性がよく、かつガスバリア性に優れると
ともに、微生物が入り込んで増殖したり、飲料や食品な
どの一部やスケールが堆積せず、しかもコンパクトに形
成される。飲料供給装置に使用される冷却コイルは一般
に1.0〜20MPa程度の耐圧が必要であるが、これ
を樹脂にて構成した場合は樹脂の厚さが2mm以上必要
でこれでは熱伝導性が悪く、一方、金属にて構成した場
合は厚さが0.3mm以上で良く熱伝導性が良い。従っ
て、中間層を金属、外層および内層を樹脂にて形成する
と複数本の樹脂チューブを束ねた冷却コイルと比べて熱
伝導性に優れる。また、飲料供給装置などの冷却水槽内
に配置される冷却コイルは、絶えず水槽内の熱交換水に
晒されているが、飲料や食品が冷却コイルの内面を通過
すると、この熱交換水の影響を受けて味や臭いが変化す
る。よって、冷却コイルは熱交換水からの影響を排除で
きる、すなわち、酸素透過度が低いものでなければなら
ない。この点複数本の樹脂チューブを束ねた冷却コイル
は金属製の冷却コイルと比べて酸素透過度が高く、食品
又は飲料が通過する冷却コイルには不向きである。しか
しながら、本発明の飲料用熱交換積層管2・9の金属で
形成された中間層は酸素透過度は極めて低く、内層およ
び外層の樹脂選定に関して酸素透過度を考慮する必要が
なくなる。そして、押出成形により形成された樹脂内層
は、厚さ制御が容易であり、ピンホールが発生し難く、
例えピンホールが発生してもゴムや樹脂製のボール玉の
ようなピグを本発明の飲料用熱交換積層管2・9の内部
に通すことにより容易に確認できる。
【0045】本発明の飲料用熱交換積層管9の内面は、
シスターン8から希釈用として供給される水が冷却され
るため、水に溶解していたCaやMgなどのスケールが
析出し易く、このため従来はスケールの堆積が問題とな
っていたが、本発明の飲料用熱交換積層管9の内面は前
記のような撥水性樹脂内層で形成されているため、析出
したスケールは付着し難く、通過する水と共に流れ去る
ので内面に堆積することはない。
【0046】ところで、本発明は上記実施形態に限定さ
れるものではないので、特許請求の範囲に記載の趣旨か
ら逸脱しない範囲で各種の変形実施が可能である。
【0047】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の飲料用熱交換積
層管は、アルミニウム、アルミニウム合金などの金属を
使用しても、腐食が発生せず、かつ熱伝導性がよく、微
生物の繁殖を助長するスケールの堆積を防止できるとと
もに、かつ酸素透過度が極めて低くガスバリア性に優
れ、コンパクトにすることが可能である。押出成形によ
り形成された樹脂内層は、厚さ制御が容易であり、ピン
ホールが発生し難く、例えピンホールが発生しても容易
に確認できる。
【0048】本発明の請求項2記載の飲料用熱交換積層
管は、樹脂外層および樹脂内層を中間層に接着剤により
積層したので、例えばポリオレフィン系樹脂やフッ素系
樹脂やシリコーン系樹脂などのように金属に接着して積
層するのが困難な組み合わせでも、適当な接着剤を用い
て両者を強固に接着できる。
【0049】本発明の請求項3記載の飲料用熱交換積層
管は、前記樹脂外層を形成する樹脂として、低吸水率、
耐水性、耐食性を有する樹脂を用い、前記樹脂内層を形
成する樹脂として、通過する飲料もしくは食品の表面張
力より小さい表面張力を有する揆水性の樹脂を用いたの
で、アルミニウム、アルミニウム合金などの金属を使用
しても、腐食の発生がより防止されるとともに、飲料や
食品の一部やスケールや微生物が堆積しにくい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の飲料用熱交換積層管の一実施形態を
示す説明図である。
【図2】 図1に示した本発明の飲料用熱交換積層管を
製造する工程例を説明する説明図である。
【符号の説明】
100 飲料供給装置 2・9 飲料用熱交換積層管 3・10 供給弁 4・11 配管 5・12 ノズル 22 パイプ(中間層) 23 フォーミング形状のパイプ 24 パイプ(樹脂内層) 25、a 接着剤 26 樹脂外層

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 飲料供給装置もしくは食品調理器におい
    て飲料もしくは食品が通過する熱交換積層管であって、
    金属で形成された中間層と、この中間層の外側に積層さ
    れている樹脂外層と、前記中間層の内側に積層されてい
    る樹脂内層とから成ることを特徴とする飲料用熱交換積
    層管。
  2. 【請求項2】 前記樹脂外層および樹脂内層が前記中間
    層に接着剤により積層されていることを特徴とする請求
    項1記載の飲料用熱交換積層管。
  3. 【請求項3】 前記樹脂外層を形成する樹脂として、低
    吸水率、耐水性、耐食性を有する樹脂を用い、前記樹脂
    内層を形成する樹脂として、通過する飲料もしくは食品
    の表面張力より小さい表面張力を有する揆水性の樹脂を
    用いることを特徴とする請求項1あるいは請求項2記載
    の飲料用熱交換積層管。
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