JP2001289306A - デファレンシャル装置 - Google Patents

デファレンシャル装置

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JP2001289306A
JP2001289306A JP2000102580A JP2000102580A JP2001289306A JP 2001289306 A JP2001289306 A JP 2001289306A JP 2000102580 A JP2000102580 A JP 2000102580A JP 2000102580 A JP2000102580 A JP 2000102580A JP 2001289306 A JP2001289306 A JP 2001289306A
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Hideyuki Inose
秀之 猪瀬
Yoshiharu Shoda
芳晴 庄田
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GKN Driveline Japan Ltd
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Tochigi Fuji Sangyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オイル漏れを防止するカバー部材がデフケー
スと共に回ることを防止してシール性を向上させる。 【解決手段】 エンジンの駆動力により回転駆動される
と共に内部に潤滑オイルが充填されたデフケース2と、
デフケース2内に回転可能に支持されたピニオンギヤ3
0及びピニオンギヤ30を介して互いに連結された一対
の出力側サイドギヤ31,32を有する差動ギヤ機構3
と、デフケース2内に設けられ、差動ギヤ機構3の差動
を制限する差動制限機構4と、デフケース外部への潤滑
オイルの漏れを防止する密封部7と、ピニオンギヤ支持
部位のデフケース外側を覆うカバー部材5とを備える。
径外側に延びるフランジ部20aがデフケース2に形成
されると共に、フランジ部20aに接触するフランジ状
カバー片52がカバー部材5に一体に形成される。フラ
ンジ部20a及びフランジ状カバー片52が固定手段1
0によって締結される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、密閉型の差動制限
装置に関し、とりわけ、差動制限機能付きのデファレン
シャル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は実開平5−25038号公報に記
載された従来の密閉型の差動制限装置である。
【0003】このカップリング501は、4輪駆動車の
前、後輪間に配置され、前輪、後輪間に生じる回転速度
差に応じて駆動力を前輪、後輪に配分するために使用さ
れるものであり、入力軸503と出力軸505との間に
はベーンポンプ507が配設されている。すなわち、前
輪側の入力軸503にはベーンポンプ507のロータ5
09がスプライン結合されて一体に回転する。一方、後
輪側の出力軸505にはケーシング511が結合され、
さらに該ケーシング511にカムリング513が固定さ
れ、出力軸503と一体に回転する。
【0004】そして、前輪、後輪間に回転速度差が生じ
ると、ロータ509とカムリング513間の相対回転に
伴いベーンポンプ507がポンプ作用を行う。これによ
り、両軸間の回転速度差に応じて油圧が発生し、両軸間
(前後輪間)の相対回転を抑制するように作用する。
【0005】又、ケーシング511の外側は筒状のカバ
ー部材520に覆われている。カバー部材520は前端
部分521がケーシング511を包むように屈曲され、
その後端部分522がケーシング511の外面に沿って
加締められることにより、ケーシングの外面に固定され
ている。
【0006】ケーシング511内に充填されたオイルの
漏れを防止するため、カバー部材520の前端部分52
1及び後端部分522と、ケーシング511との間に
は、シールリング530が配置されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のカップリン
グ501では、カバー部材520の端部522を加締め
ることによって、カバー部材520をケーシング511
に固定する構造であり、カバー部材520の回り止めを
行う構造とはなっていない。このため、カバー部材52
0がケーシング511に対して相対的に回転することが
あり、この回転によってシール性が低下してしまうとい
う問題があった。
【0008】一方、カバー部材520の回り止めを行う
ため、カバー部材520とケーシング511とをねじで
締結することも考えられるが、その場合には、部品点数
が多くなると共に、ねじを取り付けるための組付工数が
必要となり、コスト的にも不利となってしまう。
【0009】そこで、本発明は、部品点数や組付工数を
増やすことなく、カバー部材の回り止めを行うことがで
き、シール性を確保することの可能な密閉型の差動装置
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のデファレ
ンシャル装置は、エンジンの駆動力により回転駆動され
ると共に内部に潤滑オイルが充填されたデフケースと、
デフケース内に回転可能に支持されたピニオンギヤ及び
ピニオンギヤを介して互いに連結された一対の出力側サ
イドギヤを有する差動ギヤ機構と、前記デフケース内に
設けられ、前記差動ギヤ機構の差動を制限する差動制限
機構と、デフケース外部への潤滑オイルの漏れを防止す
る密封部と、前記ピニオンギヤ支持部位のデフケース外
側を覆うカバー部材とを備えたデファレンシャル装置で
あって、径外側に延びるフランジ部が前記デフケースに
形成されると共に、このフランジ部に接触するフランジ
状カバー片が前記カバー部材に一体に形成されており、
これらのフランジ部及びフランジ状カバー片で固定手段
によって締結されていることを特徴としている。
【0011】この発明によれば、デフケースの径外側に
延びるフランジ部に、カバー部材のフランジ状カバー片
が接触しており、カバー部材が大きな面積でデフケース
と接触するため、これらの間で大きな摩擦力が発生す
る。これに加えて、フランジ部とフランジ状カバー片と
の接触状態で、固定手段がフランジ部とフランジ状カバ
ー片とを締結するため、カバー部材がデフケースに確実
に固定される。従って、カバー部材の回り止めを簡単な
構造で確実に防止でき、シール性を確保することができ
る。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載のデ
ファレンシャル装置であって、前記固定手段は、分割し
て構成された前記デフケースを結合させる仮組み用の皿
ビスを用いたことを特徴としている。
【0013】この発明では、請求項1の発明に加え、仮
組み用の皿ビスを用いてフランジ部及びフランジ状カバ
ー片を締結するため、これらを締結するためにねじを別
途、用いる必要がなく、従って、部品点数や組付工数が
増えることなく、カバー部材の回り止めを確実に行うこ
とができる。
【0014】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2に記載のデファレンシャル装置であって、前記ピニ
オンギヤを回転可能に支持するピニオンシャフトがデフ
ケースに圧入され、前記カバー部材のデフケース外側を
覆う筒状の本体部に、前記ピニオンシャフトの端部と相
互に係合する係合部が形成されていることを特徴として
いる。
【0015】この発明では、請求項1又は請求項2の効
果に加え、デフケースに圧入されたピニオンシャフトと
係合する係合部を、カバー部材の筒状の本体部に設けて
あるため、カバー部材とデフケースとが大きな力で結合
される。このため、カバー部材の回り止めを確実に行う
ことができると共に、抜け止めを確実に行うことができ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1は、本発明
の第1実施形態の密閉型デファレンシャル装置1を示し
ている。
【0017】このデファレンシャル装置1は、例えば後
輪駆動車の後車軸上に配置されており、エンジンの駆動
力を左右の後輪に配分する。
【0018】また、デファレンシャル装置1は、デフケ
ース2と、デフケース2の内部に設けられた差動ギヤ機
構3と、差動制限機構4と、カバー部材5とを備えてい
る。
【0019】デフケース2はケース本体20とケースカ
バー21とが組み付けられることにより形成される。こ
れらの外側には、軸方向と直交した径方向に延びるフラ
ンジ部20a、21aが形成されている。ケース本体2
0及びケースカバー21は、中空軸部20b、21bが
軸方向に延びており、デフケース2はこの中空軸部20
b、21bによって、図示しないベアリングを介してデ
フキャリアに回転自在に支持される。デフケース2には
リングギヤ6が固定されており、リングギヤ6を介して
エンジンの駆動力がデフケース2に入力される。
【0020】差動ギヤ機構3はベベルギヤ式となってお
り、ピニオンギヤ30と、左右一対の出力側サイドギヤ
31、32とを有している。デフケース2のケース本体
20には、その回転軸に直交してピニオンシャフト33
が抜け止め状態で圧入されており、このピニオンシャフ
ト33上にピニオンギヤ30が回転可能に支持されてい
る。そして、このピニオンギヤ30に、左右一対の出力
側サイドギヤ31、32が噛み合っている。この各サイ
ドギヤ3,132の内周には、左右の出力軸の先端部が
それぞれスプライン連結される。従って、駆動力は差動
ギヤ機構3を経て各出力軸に配分される。なお、ピニオ
ンシャフト33の端部は、デフケース2のケース本体2
0の外面に露出している。
【0021】各出力側サイドギヤ31、32の外周には
軸方向外方に向かって小径となるテーパ状の円錐面4
1,42が形成され、これに対応するデフケース2の内
壁面部には、接触板43,44が取り付けられている。
接触板43,44は円錐面41,42の臨むテーパ面部
43a、44aを有したテーパ皿形状に成形されてお
り、その端部43b、44bがデフケース2に形成され
た係止孔内に挿入されることによりデフケース2に固定
されている。そして、出力側サイドギヤ31,32がピ
ニオンギヤ30との噛み合いによりスラスト力を受け
て、軸方向外方へ移動すると、円錐面41,42と対応
した接触板43,44のテーパ面部43a、44aが接
触可能となっている。こうして、差動ギヤ機構3の差動
を制限する差動制御機構としてのコーンクラッチ4が構
成されている。
【0022】出力側サイドギヤ31,32の背面には、
軸方向に窪む凹部31a,32aが形成され、ここにデ
フケース2におけるケースカバー21の凸部21c及び
ケース本体20の凸部20cが入り込んでいる。この凸
部21c、20cと出力側サイドギヤ31,32の中空
軸部31b、32bとの間に密封部としてのシールリン
グ7,7が配設されている。また、出力側サイドギヤ3
1,32の対向部には、それぞれ密封部としてのカップ
状のプラグ8,8が密着状態に接合され、サイドギヤ3
1,32の中空軸部31b、32b内を通ってデフケー
スでの外部へ潤滑オイルが漏れ出すのを防止している。
従って、シールリング7とプラグ8とによりデフケース
2の内部が密封されている。
【0023】デフケース2には潤滑オイルを充填する図
示しない充填口が設けられ、充填口から所定量の潤滑オ
イルが充填される。充填後、充填口はテーパプラグによ
り封鎖される。
【0024】又、デフケース2の左右の中空軸部21
b、20bの内周には螺旋状の油溝9が形成されてい
る。そして、出力側サイドギヤ31,32と出力軸との
連結部およびデフケース2の中空軸部21b、20bb
の内周部はデフケース2の外部となり、デフケース2を
支持するベアリング、入力部のリングギヤ6と共に、デ
フケース2内とは異なる潤滑オイルによって潤滑され
る。
【0025】カバー部材5は、デフケース2におけるピ
ニオンギヤ30の支持部位を外側から覆うように取り付
けられている。この実施形態では、ピニオンギヤ30が
ピニオンシャフト32上に支持されており、このピニオ
ンシャフト32がデフケース2のケース本体20に圧入
されているところから、カバー部材5はケース本体20
の外側を覆うように設けられている。
【0026】カバー部材5は、筒状の本体部51と、本
体部51に一体に形成されたフランジ状カバー片52と
を有している。本体部51は筒状となってデフケース2
の軸方向に延びており、デフケース2のケース本体20
の外側を覆うようになっている。本体部51の長さ方向
の両端部は、ケース本体20の外面に密着すると共に、
この密着部分にシールリング53が配置されている。こ
れにより、デフケース2の外側が密封されるため、潤滑
オイルの漏れを防止することができる。
【0027】フランジ状カバー片52は、本体部51に
おけるケースカバー21側の端部に一体的に連設されて
いる。このフランジ状カバー片52は本体部51の端部
から直立状に起立することにより形成されるものであ
り、従って、デフケース2のフランジ部20a、21a
と同じ方向に延びて、ケース本体20のフランジ部20
aに臨んでいる。フランジ状カバー片52はケース本体
20のフランジ部20aに接触した状態でフランジ部2
0aに締結されるものである。
【0028】この実施形態において、ケース本体20の
フランジ部20aへのフランジ状カバー片52の締結
は、固定手段としての皿ビス10によって行われる。皿
ビス10としては、デファレンシャル装置1を仮組み付
けする際に使用されるビスが用いられるものである。こ
の皿ビス10は、その軸部10aがフランジ部20a及
びフランジ状カバー片52に螺合状態で貫通することに
より、フランジ状カバー52をフランジ部20aに締結
させることができる。なお、ナット11は、スポット溶
接等により、カバー部材5に固定してある。
【0029】このような皿ビス10による締結状態にお
いて、皿ビス10の頭部10bはケースカバー21のフ
ランジ部21a内に埋没した状態となって外側に突出す
ることがない。従って、リングギヤ6をデフケース2に
固定する際の障害となることがない。
【0030】しかも、リングギヤ6を取り付けた後は、
皿ビス10の抜け落ちることもない。
【0031】以上の実施形態の構造によれば、カバー部
材5のフランジ状カバー片52がデフケース2のフラン
ジ部20aと接触しているため、カバー部材5が大きな
面積でデフケース2と接触するため、大きな摩擦力が発
生する。又、皿ビス10がフランジ部20aとフランジ
状カバー片52とを締結するため、カバー部材5がデフ
ケース2に確実に固定される。従って、簡単な構造で、
カバー部材5の回り止めを確実に防止でき、シール性を
確保することができる。
【0032】又、皿ビス10として、仮組み用の皿ビス
を用いるため、フランジ部20a及びフランジ状カバー
片52を締結するためにねじを別途、用いる必要がなく
なる。従って、部品点数や組付工数が増えることなく、
カバー部材5の回り止めを行うことができる。
【0033】図2は、図1のA−A断面を示しており、
ピニオンシャフト33の外側の端部に角溝状の係合溝1
2が形成され、カバー部材5の本体部51に係合溝12
に係合する係合凸部13が形成されている状態を示して
いる。
【0034】これらの係合溝12及び係合凸部13は、
デフケース2の軸方向に沿って延びるように形成される
ものであり、カバー部材5によってデフケース2を覆う
と、係合凸部13が係合溝12に係合する。これによ
り、カバー部材5はピニオンシャフト33と強力に係合
した状態となり、カバー部材5の回り止めを行うことが
できると共に、これらの係合によって、カバー部材5が
ピニオンシャフト33と結合するため、抜け止めを行う
ことができる。
【0035】(第2実施の形態)図3に本発明の第2実
施形態のデファレンシャル装置100を示す。
【0036】このディファレンシャル装置11は、作動
制限機構としての多板クラッチを備える点が、上記第1
実施形態と異なり、第1実施形態と同一部分は同一の符
号を付してある。
【0037】このディファレンシャル装置100では、
デフケース2が単一のケースによって形成されている。
又、デフケース2には、軸方向と直交する径方向にフラ
ンジ部25が形成されている。
【0038】デフケース2の回転軸に直交してピニオン
シャフト33が圧入され、ピニオンシャフト33上にピ
ニオンギヤ30が回転自在に支持されている。ピニオン
ギヤ30には、左右一対の出力側サイドギヤ31,32
が噛み込んでいる。各出力側サイドギヤ31,32とデ
フケース2との間には、多板クラッチ35,36が配置
されている。多板クラッチ35,36は、サイドギヤ3
1,32のスラストを受けると共に、各対向端部がピニ
オンシャフト33の外端部カムとカム係合すると共に、
サイドギヤ31,32によって押圧される。このような
構造によって、この実施形態の差動ギヤ機構38と差動
制限機構39とが構成され、サイドギヤ31,32間の
差動が許容されると共に差動が制限される。
【0039】なお、デフケース2には、オイル溜まり4
8が形成されている。オイル溜まり48はデフケース2
の中間部分を窪ませることにより形成されており、デフ
ケース2を覆うケース部材5によって封止されている。
又、サイドギヤ31,32の中空軸部31b、31bと
デフケース2との間に配置された密封部としてのシール
リング7によってオイル漏れが防止されている。このよ
うにオイル溜まり48を設けることにより、潤滑オイル
量を十分に確保することができる。
【0040】この実施形態においても、カバー部材5
は、デフケース2の外側を覆う本体部51と、本体部5
1の端部から径方向に延びるフランジ状カバー52を備
えており、フランジ状カバー片52がデフケース2のフ
ランジ部25と接触し、しかも皿ビス10によってフラ
ンジ部25と締結されている。このため、カバー部材5
がデフケース2に確実に固定され、簡単な構造で、カバ
ー部材5の回り止めを確実に防止でき、シール性を確保
することができる。又、皿ビス10として、仮組み用の
皿ビスを用いることにより、部品点数や組付工数が増え
ることなく、カバー部材5の回り止めを行うことができ
る。
【0041】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、カバー部材の
フランジ状カバー片がデフケースのフランジ部との接触
状態で固定手段によって締結されるため、カバー部材を
デフケースに確実に固定でき、カバー部材の回り止めを
簡単な構造で確実に防止でき、シール性を確保すること
ができる。
【0042】請求項2記載の発明によれば、仮組み用の
皿ビスを用いてフランジ部及びフランジ状カバー片を締
結するため、部品点数や組付工数が増えることなく、カ
バー部材の回り止めを行うことができる。
【0043】請求項3記載の発明によれば、係合部によ
ってカバー部材とデフケースとを大きな力で結合するた
め、カバー部材の回り止めを行うことができると共に、
抜け止めを確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態の断面図である。
【図2】第1実施形態の変形々態の部分断面図である。
【図3】本発明の第2実施の形態の断面図である。
【図4】従来のデファレンシャル装置の断面図である。
【符号の説明】
1 100 デファレンシャル装置 2 デフケース 20a 25 デフケースのフランジ部 3 差動ギヤ機構 4 差動制限機構 5 カバー部材 10 皿ビス 12 係合溝 13 係合凸部 30 ピニオンギヤ 31 32 出力側サイドギヤ 33 ピニオンシャフト 52 フランジ状カバー片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3J027 FA19 FA25 FB04 HB07 HC07 HC30 HD01 HE01 HF06 3J063 AA02 AB13 AC11 BB01 CA05 CD70

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの駆動力により回転駆動される
    と共に内部に潤滑オイルが充填されたデフケースと、 デフケース内に回転可能に支持されたピニオンギヤ及び
    ピニオンギヤを介して互いに連結された一対の出力側サ
    イドギヤを有する差動ギヤ機構と、 前記デフケース内に設けられ、前記差動ギヤ機構の差動
    を制限する差動制限機構と、 デフケース外部への潤滑オイルの漏れを防止する密封部
    と、 前記ピニオンギヤ支持部位のデフケース外側を覆うカバ
    ー部材とを備えたデファレンシャル装置であって、 径外側に延びるフランジ部が前記デフケースに形成され
    ると共に、このフランジ部に接触するフランジ状カバー
    片が前記カバー部材に一体に形成されており、これらの
    フランジ部及びフランジ状カバー片で固定手段によって
    締結されていることを特徴とするデファレンシャル装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のデファレンシャル装置で
    あって、前記固定手段は、分割して構成された前記デフ
    ケースを結合させる仮組み用の皿ビスを用いたことを特
    徴とするデファレンシャル装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のデファレ
    ンシャル装置であって、前記ピニオンギヤを回転可能に
    支持するピニオンシャフトがデフケースに圧入され、前
    記カバー部材のデフケース外側を覆う筒状の本体部に、
    前記ピニオンシャフトの端部と相互に係合する係合部が
    形成されていることを特徴とするデファレンシャル装
    置。
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