JP2574940B2 - トルクコンバーター駆動型油圧ポンプ装置 - Google Patents

トルクコンバーター駆動型油圧ポンプ装置

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JP2574940B2 JP2282890A JP28289090A JP2574940B2 JP 2574940 B2 JP2574940 B2 JP 2574940B2 JP 2282890 A JP2282890 A JP 2282890A JP 28289090 A JP28289090 A JP 28289090A JP 2574940 B2 JP2574940 B2 JP 2574940B2
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/04Features relating to lubrication or cooling or heating
    • F16H57/0434Features relating to lubrication or cooling or heating relating to lubrication supply, e.g. pumps ; Pressure control

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、トラクタ等の走行車両のミッションケース
内に配置されるトルクコンバーター駆動形油圧ポンプ装
置に関する。
(従来の技術) この種の油圧ポンプ装置は、主に乗用自動車に適用さ
れていて、第6図に示す如く、円筒部14とディスク部28
とを有するステータサポート12の円筒部14にトルクコン
バーター4のステータ15を支持し、ディスク部28の前面
とその前方に配置されるポンプカバー30とで内接歯車ポ
ンプ27の内歯歯車31を保持し、この内歯歯車31に内接噛
合する外歯歯車32を円筒部14に回転自在に支持し、トル
クコンバーター4の後部カバー7を外歯歯車32に連動連
結して構成されていて、トルクコンバーター4を収納し
たトルクコンバーターケース62とミッションケース1と
で、ディスク部28及びポンプカバー30を挟持固定してい
る。
(発明が解決しようとする課題) 前記従来技術では、トルクコンバーター4と内接歯車
ポンプ27とをトルクコンバーターケース62の後壁を挟ん
で組み立てなければならなく、また、内接歯車ポンプ27
に連通する吸入路および吐出路をディスク部28内のみに
形成するため、ディスク部28の肉厚を厚くしなければな
らなく、ステータサポート12が大型で、大重量になって
いる。
ところで、トラクタ等においては、トランスミッショ
ンの油圧クラッチ及び潤滑個所等へ圧油を供給するため
に、油圧ポンプの後方側にバルブを取り付けかつ油供給
油路を形成したバルブハウジングを配置することがあ
る。
本発明は、前部開放のミッションケースの中間壁に前
方からバルブハウジングを取り付け、かつその前面に内
接歯車ポンプを取り付けて、組立を容易にすると共に、
バルブハウジングを利用して内接歯車ポンプに連通する
吸入路及び吐出路の一部を形成して、ステータサポート
のディスク部を薄肉に形成できるようにしたトルクコン
バーター駆動型油圧ポンプ装置を提供することを目的と
する。
(課題を解決するための手段) 本発明における課題解決のための具体的手段は、円筒
部14とディスク部28とを有するステータサポート12の円
筒部14でトルクコンバーター4のステータ15を支持し、
ディスク部28の前面とその前方に配置されるポンプカバ
ー30とで内接歯車ポンプ27の内歯歯車31を保持し、この
内歯歯車31に内接噛合する外歯歯車32を円筒部14に回転
自在に支持し、トルクコンバーター4の後部カバー7を
外歯歯車32に連動連結したトルクコンバーター駆動型油
圧ポンプ装置において、 前部開放状のミッションケース1の中間壁3にその前
方からバルブハウジング21を取り付け、このバルブハウ
ジング21にその前方からディスク部28及びポンプカバー
30を取り付け、バルブハウジング21とディスク部28とに
内接歯車ポンプ27用の吸入路34及び吐出路35を形成した
ことである。
(作 用) ミッションケース1内には中間壁3の前方に、トルク
コンバーター4、内接歯車ポンプ27及びバルブハウジン
グ21が配置されており、これらは中間壁3に前方からバ
ルブハウジング21を取り付け、バルブハウジング21にそ
の前方から内接歯車ポンプ27を取り付け、その前方にト
ルクコンバーター4を配置し、ミッションケース1の前
部からこれらすべてを組み立て可能になっている。
バルブハウジング21の前面と、これに面接してポンプ
カバー30によって挟持されたステータサポート12のディ
スク部28とに、内接歯車ポンプ27内と連通する吸入路34
及び吐出路35が形成され、これらの一部がバルブハウジ
ング21に形成されていることにより、ディスク部28には
それらの残部を形成するだけとなり、ディスク部の肉厚
は薄くなっている。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1−5図において、1はトラクタ車体を構成するミ
ッションケースで、図外のエンジンの後部のフライホイ
ールハウジング2に連結されており、ひとつ以上の中間
壁3を有し、前部が開放されている。このミッションケ
ース1にはトルクコンバーター4及び複数の変速機構5
が組み込まれている。
トルクコンバーター4はフライホイールに固定された
前部カバー6、この前部カバー6に固定された後部カバ
ー7、この後部カバー7内に装着されたポンプ8、ター
ビンハブ9を介して推進軸10に取り付けられたタービン
11、一方向クラッチ13を介してステータサポート12の円
筒部14に取り付け支持されたステータ15、及び前部カバ
ー6と推進軸10とを直結するための直結クラッチ16等を
備えている。
前記直結クラッチ16は、前部カバー6の後面に摺動自
在でかつ推進軸10に回転自在に外嵌されたロックアップ
ピストン17と、このロックアップピストン17に緩衝手段
18を介して取り付けられかつタービンハブ9に一体回転
可能に嵌合された駆動プレート19とを有する。
前記ミッションケース1の中間壁3には、その前面に
前方からバルブハウジング21が取り付けられており、ミ
ッションケース1の後部の油室と前部の乾室とを区切っ
ている。このバルブハウジング21は推進軸10の後部を軸
受22を介して支持すると共に、上部にコントロールバル
ブ23を取り付けている。
前記推進軸10の後部内には伝動軸24が回転自在に挿入
されており、前記推進軸10、バルブハウジング21及び伝
動軸24等には、変速機構5等へ作動油及び潤滑油を送給
するための油路26が形成されている。
前記トルクコンバーター4とバルブハウジング21との
間には、内接歯車ポンプ27が推進軸10の外方に同芯状に
配置されている。
ステータサポート12は円筒部14を後端に径外方向に延
びたディスク部28を有し、このディスク部28はバルブハ
ウジング21の前面の円形凹部29に前方から挿入されてい
る。30はポンプカバーで、バルブハウジング21の前面に
ディスク部28を挟持しながら共締めされている。このポ
ンプカバー30は、バルブハウジング21の前面を閉鎖する
カバーも兼ねている。
内接歯車ポンプ27は実質的にディスク部28、ポンプカ
バー30、内歯歯車31及び外歯歯車32等によって構成され
ており、内歯歯車31はディスク部28とポンプカバー30と
に間に回転自在にかつ推進軸10と偏心して保持され、外
歯歯車32は円筒部14に軸受(ブッシュ)33を介して回転
自在にかつ推進軸10と同芯に配置されている。前記内歯
歯車31と外歯歯車32とは、上部において内接噛合してお
り、下部間隙はポンプカバー30に一体成形された半月仕
切部30aによって埋められている。
前記ディスク部28とこれに面したバルブハウジング21
とには、吸入路34及び吐出路35が形成されている。
吸入路34はディスク部28の円弧状孔36と、バルブハウ
ジング21の前面に形成した円弧状の凹部37と、バルブハ
ウジング21に形成した通路38とを有し、吐出路35はディ
スク部28の円形状孔39と、バルブハウジング21の円弧状
凹部40と、この凹部40とコントロールバルブ23とを連通
する通路41とを有している。
43はトルクコンバーター4へ油を補給するための補給
回路で、内接歯車ポンプ27から直接又はコントロールバ
ルブ23を介して油路44に供給された油を、シーケンスバ
ルブ45を介してトルクコンバーター4内へ供給可能にな
っている。52はリリーフバルブを示している。
ディスク部28には油路44に連通する孔46と環状凹部47
とが穿設され、軸受33に面する外歯歯車32の内周には、
環状凹部47と連通する溝48が周方向等間隔に1本以上
(実施例では4本)形成され、この溝48は円筒部14とそ
の外方の中間筒軸49との間の間隙50に連通され、この間
隙50を介してトルクコンバーター4内部と連通してい
る。尚、溝48は軸受33の外周に形成しても良い。
トルクコンバーター4側からの戻り油は、ステータ15
と円筒部14との間から円筒部14の孔51を通って、円筒部
14と推進軸10との間からバルブハウジング21側へ戻され
る。
前記外歯歯車32はトルクコンバーター4の後部カバー
7と連動連結されているが、直結はされていなく、途中
に中間筒軸49が介在されている。
後部カバー7には筒体53が固定され、その内周側に中
問筒軸49の前部が挿入されていて、スプライン部54を介
して一体回転自在に噛合連結されている。この中間筒軸
49は後部が軸受55を介してポンプカバー30に片持ち支持
されており、前部内周は円筒部14との間に前記間隙50を
有している。
前記中間筒軸49の後部は外歯歯車32の前部とオーバラ
ップしていて、後方突出状の爪部56が複数形成され、外
歯歯車32の前部外周に形成された突起部57と係合してお
り、中間筒軸49の回転を外歯歯車32へ伝達すべく係合連
結されている。
前記爪部56に対して外歯歯車32の突起部57間の凹部、
突起部57に対して中間筒軸49の爪部56間の凹部はそれぞ
れ、径方向及び周方向に間隙58を有していて交差が緩く
設定されており、外歯歯車32に対する中間筒軸49の軸芯
の傾動、即ち振れ廻りを許容しており、中間筒軸49は後
部が軸受けされているので、前部側が大きく振れること
になる。
これにより、中間筒軸49の軸芯が振れても、外歯歯車
32を振れさせることがなく、かつ円滑に動力が伝達され
るようになっていて、後部カバー7の振れを、中間筒軸
49が振れることで吸収している。
前記筒体53と中間筒軸49との噛合連結も公差を緩くす
ることが可能であるが、油洩れを生じる可能性があるの
で、係合連結部分で緩くするほうが好ましい。
59はバルブハウジング21、ポンプカバー30及びディス
ク部28の間のシールをおこなうOリング、60は外歯歯車
32と中間筒軸49との間のシールリング、61は中間筒軸49
と筒体53との間のシールリングである。
(発明の効果) 以上詳述した本発明によれば、前部開放状のミッショ
ンケース1の中間壁3にその前方からバルブハウジング
21を取り付け、このバルブハウジング21にその前方から
ディスク部28及びポンプカバー30を取り付け、バルブハ
ウジング21とディスク部28とに内接歯車ポンプ27用の吸
入路34及び吐出路35を形成したので、バルブハウジング
21、内接歯車ポンプ27及びトルクコンバーター4を、ミ
ッションケース1の前部から挿入して中間壁3に前方か
ら取り付けていくことができ、組立が極めて容易にで
き、バルブハウジング21を利用して内接歯車ポンプ27用
の吸入路34及び吐出路35の一部を形成でき、ディスク部
28は肉厚を薄くして軽量化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1−5図は本発明の実施例を示しており、第1図は断
面側面図、第2図は要部の拡大断面側面図、第3図は内
接歯車ポンプの正面図、第4図はバルブハウジングの正
面図、第5図はステータサポートの背面図、第6図は従
来技術を示す断面図である。 1……ミッションケース、2……フライホイールハウジ
ング、3……中間壁、4……トルクコンバーター、7…
…後部カバー、10……推進軸、12……ステータサポー
ト、14……円筒部、21……バルブハウジング、27……内
接歯車ポンプ、28……ディスク部、30……ポンプカバ
ー、31……内歯歯車、32……外歯歯車、34……吸入路、
35……吐出路、36、39、46、51……孔、49……中間筒
軸、53……筒体、55……軸受、56……爪部、57……突起
部、58……間隙。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円筒部(14)とディスク部(28)とを有す
    るステータサポート(12)の円筒部(14)でトルクコン
    バーター(4)のステータ(15)を支持し、ディスク部
    (28)の前面とその前方に配置されるポンプカバー(3
    0)とで内接歯車ポンプ(27)の内歯歯車(31)を保持
    し、この内歯歯車(31)に内接噛合する外歯歯車(32)
    を円筒部(14)に回転自在に支持し、トルクコンバータ
    ー(4)の後部カバー(7)を外歯歯車(32)に連動連
    結したトルクコンバーター駆動型油圧ポンプ装置におい
    て、 前部開放状のミッションケース(1)の中間壁(3)に
    その前方からバルブハウジング(21)を取り付け、この
    バルブハウジング(21)にその前方からディスク部(2
    8)及びポンプカバー(30)を取り付け、バルブハウジ
    ング(21)とディスク部(28)とに内接歯車ポンプ(2
    7)用の吸入路(34)及び吐出路(35)を形成したこと
    を特徴とするトルクコンバーター駆動型油圧ポンプ装
    置。
JP2282890A 1990-10-20 1990-10-20 トルクコンバーター駆動型油圧ポンプ装置 Expired - Lifetime JP2574940B2 (ja)

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DE4133187A1 (de) * 1990-10-10 1992-04-16 Zahnradfabrik Friedrichshafen Pumpenantrieb fuer ein automatgetriebe eines kraftfahrzeugs
DE102006035133A1 (de) * 2006-07-29 2008-01-31 Zf Friedrichshafen Ag Pumpenantrieb eines Automatgetriebes
BE1025374B9 (nl) * 2017-07-10 2019-05-27 Punch Powertrain Nv Transmissiesamenstel; werkwijze voor het assembleren van een transmissiesamenstel

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