JPH0543906B2 - - Google Patents

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JPH0543906B2
JPH0543906B2 JP59161905A JP16190584A JPH0543906B2 JP H0543906 B2 JPH0543906 B2 JP H0543906B2 JP 59161905 A JP59161905 A JP 59161905A JP 16190584 A JP16190584 A JP 16190584A JP H0543906 B2 JPH0543906 B2 JP H0543906B2
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hydraulic servo
piston
brake
cylinder
drum
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Koji Sumya
Kazuaki Watanabe
Masanori Kubo
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Aisin AW Co Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Publication of JPH0543906B2 publication Critical patent/JPH0543906B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D25/00Fluid-actuated clutches
    • F16D25/12Details not specific to one of the before-mentioned types
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D67/00Combinations of couplings and brakes; Combinations of clutches and brakes
    • F16D67/02Clutch-brake combinations
    • F16D67/04Clutch-brake combinations fluid actuated
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H63/00Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
    • F16H63/02Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms
    • F16H63/30Constructional features of the final output mechanisms
    • F16H63/3023Constructional features of the final output mechanisms the final output mechanisms comprising elements moved by fluid pressure
    • F16H63/3026Constructional features of the final output mechanisms the final output mechanisms comprising elements moved by fluid pressure comprising friction clutches or brakes

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
  • Structure Of Transmissions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本発明は、自動変速機の摩擦係合装置の油圧サ
ーボに関する。 [従来の技術] 従来、自動変速機の摩擦係合装置の油圧サーボ
は、外筒と内筒と両筒を連結する壁部とから形成
される環状油圧サーボドラムと、該環状油圧サー
ボドラム内に環状油圧サーボドラムの外筒と内筒
との間でリップシールを介して摺動自在に配設さ
れたピストンと、該ピストンを押し戻すために、
ピストンと環状由圧サーボドラムの内筒との間に
ピストンと軸方向に併設されたリターン付勢手段
とから構成されており、リターン付勢手段はピス
トンの最大ストローク位置よりも外方に突出して
設けられているため、リターン付勢手段の配設部
分はピストンの配設部分に比べて軸方向寸法が大
きくなっている。 [発明が解決しようとする問題点] しかしながら、このように構成された従来の油
圧サーボを、例えば、回転要素との間に一方向ブ
レーキを介したブレーキハブをトランスミッショ
ンケースに固定するように構成されたブレーキに
適用した場合には、リターン付勢手段の配設部分
がピストンの配設部分に比べて軸方向寸法が大き
くなっているため、ピストンと並列的に配設され
たブレーキとリターン付勢手段と並列的に配設さ
れた一方向ブレーキの軸方向中心位置が一致しな
くなり、一方向ブレーキのアウタレースを形成し
ているブレーキハブがブレーキ係合時に傾き、一
方向ブレーキの耐久性を損ねるという問題があつ
た。 また、従来の油圧サーボを、例えば、遊星歯車
機構のリングギヤを固定するブレーキに適用した
場合にも、リターン付勢手段の配設部分はピスト
ンの配設部分に比べて軸方向寸法が大きくなって
いるため、ピストンと並列的に配設されたブレー
キと、リターン付勢手段と並列的に配設されたリ
ングギヤとの軸方向中心位置が一致しなくなり、
ブレーキ係合時にリングギヤが傾き、遊星歯車機
構の耐久性を損ねると共に騒音が発生するという
問題があった。 このように、油圧サーボのリターン付勢手段の
配設部分がピストンの配設部分に比べて突出して
その軸方向寸法が大きくなっていると、回転要素
を固定するブレーキのブレーキ部分と回転要素部
分とがその軸方向位置を軸方向に一致しなくな
り、回転要素に対して偏心に伴なう前述した種々
の問題を発生することになる。 本発明は、このような問題に鑑みてなされたも
のであつて、その目的は、油圧サーボのリターン
付勢手段の配設部分の軸方向位置をピストンの最
大ストローク位置よりも内容に設けるように構成
することにより、リターン付勢手段の配設部分の
軸方向寸法を短縮し、回転要素を固定するブレー
キのブレーキ部分と回転要素部分との軸方向位置
を軸方向に一致させることのできる自動変速機の
摩擦係合装置の油圧サーボを提供することであ
る。 [問題点を解決するための手段] このような問題点を解決するために、本発明
は、外筒、内筒および側壁からなり、自動変速機
ケースに係止される環状油圧サーボドラムと、該
環状油圧サーボドラムの外筒及び内筒間の前記側
壁の所定位置に連結された中間筒と、前記環状油
圧サーボドラムの外筒及び前記中間筒内に装着さ
れたピストンと、該ピストンを常に側壁側へ付勢
するように前記環状油圧サーボドラムの内筒と前
記中間筒との間に配設されたリターン付勢手段と
からなる自動変速機の摩擦係合装置の油圧サーボ
において、前記リターン付勢手段は、一端が前記
ピストンに固着され、他端が前記環状油圧サーボ
ドラムの内筒と前記中間筒との間に位置する連結
部材と、前記環状油圧サーボドラムの内筒に固着
されたリテーナと、前記連結部材の他端と前記リ
テーナとの間に配設されたリターンスプリングと
から構成され、前記ピストンはその内周部に前記
連結部材の一端を支持する支持部が形成され、前
記リテーナは前記ピストンの支持部より側壁側で
前記環状油圧サーボドラムの内筒に固着されてい
ることを特徴としている。 [発明の作用及び効果] このように構成された本発明の自動変速機の摩
擦係合装置の油圧サーボによれば、前記リテーナ
が前記ピストンの支持部より側壁側で前記環状油
圧サーボドラムの内筒に固着されているので、油
圧サーボのリターン付勢手段の配設部分の軸方向
寸法が短縮できるようになる。 したがつて、例えば回転要素との間に一方向ブ
レーキを介したブレーキハブをトランスミツシヨ
ンケースに固定するように構成されたブレーキに
本願発明を適用した場合でも、リターン付勢手段
の配設部分がピストンの配設部分に比べて軸方向
寸法が大きくならないため、ピストンの並列的に
配設されたブレーキと、リターン付勢手段と並列
的に配設された一方向ブレーキとの軸方向中心位
置が一致し、一方向ブレーキのアウタレースを形
成しているブレーキハブがブレーキ係合時に傾く
ことがなくなり、一方向ブレーキの耐久性を損ね
ることが防止される。 また例えば、遊星歯車機構のリングギヤを固定
するブレーキに本発明を適用した場合でも、リタ
ーン付勢手段の配設部分がピストンの配設部分に
比べて軸方向寸法が大きくならないため、ピスト
ンと並列的に配設されたブレーキと、リターン付
勢手段と並列的に配設されたリングギヤとの軸方
向中心位置が一致し、ブレーキ係合時にリングギ
ヤが傾くことがなくなり、遊星歯車機構の耐久性
が損なわれることが防止されると共に、騒音の発
生が防止される。 このように本発明は、油圧サーボのリテーナが
支持ブレーキよりも側壁側に近く位置して内筒に
固着されるように構成することにより、リターン
付勢手段の配設部分の軸方向寸法を短縮して、回
転要素を固定するブレーキのブレーキ部分と回転
要素部分との軸方向位置を軸方向に一致するよう
にすることができ、回転要素に対して偏心に伴な
う種々の問題を解決できるという効果を有する。 また、リテーナを内筒に固着するようにしたの
で、油圧サーボをユニツトに構成することがで
き、油圧サーボとしての組付性が向上するという
効果を有する。 [実施例] つぎに本発明を図に示す実施例に基づき説明す
る。 自動変速機100は、流体伝動装置(本実施例
ではトルクコンバータ)200と、トランスミツ
シヨン300と、油圧制御装置400とから構成
される。 トランスミツシヨン300は、第1プラネタリ
ギアセツト20、油圧サーボにより作動される1
つの多板クラツチC0、1つの多板ブレーキB
0、および1つの一方向クラツチF0を構えるオ
ーバードライブ遊星歯車変速装置10と、第2ブ
ラネタリギアセツト50、第3プラネタリギアセ
ツト80、油圧サーボにより作動される2つの多
板クラツチC1,C2,1つのベルトブレーキB
1、2つの多板ブレーキB2,B3、および2つ
の一方向クラツチF1,F2を構える前進3段後
進1段のアンダードライブ遊星歯車変速装置40
とから構成される。 自動変速機100のケース110は、トルクコ
ンバータ200を収容するトルクコンバータハウ
ジング120、オーバードライブ遊星歯車変速装
置10とアンダードライブ遊星歯車変速装置40
とを直列的に収容するトランスミツシヨンケース
130、自動変速機100の後側を蓋するエクス
テンシヨンハウジング140とからなり、これら
トルクコンバータハウジング120と、トランス
ミツシヨンケース130と、エクステンシヨンハ
ウジング140とはそれぞれ多数のボルトで締結
されている。 トルクコンバータ200は、前記トルクコンバ
ータハウジング120の前方(エンジン側)が開
いたトルクコンバータ室121に収容され、エン
ジンの出力軸に連結したフロントカバー111、
該フロントカバー111に外周で溶接された円環
板状のリアカバー112、該リアカバー、112
の内周壁面の内壁に周設されたポンプインペラ2
05、該ポンプインペラ205に対向して配設さ
れたタービンランナ206、該タービンランナ2
06を保持しているタービンシエル207、一方
向クラツチ202を介して固定軸203に支持さ
れるステータ201、およひ前記フロントカバー
111とタービンシエル207との間を直結する
直結クラツチ(ロツクアツプクラツチ)113を
備えている。前記トルクコンバータ室121とそ
の後方に連続する前記トランスミツシヨンケース
130の筒状の変速装置室132との間には、内
部に歯車式オイルポンプ150が設けられるとと
もに中心部に前向きに突出する筒状部152を有
する環状オイルポンプボディ151がトランスミ
ツシヨンケース130の前がわ端面にインロー嵌
合されるとともに締結され、また前記オイルポン
プボデイ151の後側には、前記筒状部152と
同軸心を有し後向きに突出する筒状のフロントサ
ポート153を有するオイルポンプカバー154
が締着されている。前記オイルポンプボデイ15
1とオイルポンプカバー154とはオイルポンプ
ハウジング155を形成し、前記トルクコンバー
タ室121と変速装置室132との隔壁であると
ともにトランスミツシヨン300の前部支壁とな
つている。また、前記トランスミツシヨンエース
130の変速装置室132中間にはオーバードラ
イブ機構室133とアンダードライブ機構室13
4とを区隔するとともに後向きに突出する筒状の
センターサポート158を有する中間支壁159
が別体で鋳造されて設けられている。 トランスミツシヨンケース130の後部には、
前向きに突出する筒状のリアサポート156を有
する後部支壁157がトランスミツシヨンケース
130と一体鋳造されて設けられている。前記オ
イルポンプハウジング(前部支壁または隔壁)1
55と後部支壁157の間が前記トランスミツシ
ヨン300を収納する変速装置室132をなし、
後部支壁157とエクステンシヨンハウジング1
40の間が変速装置の出力軸室141を形成して
いて、エクステンシヨンハウジング140には電
子制御式センサロータ143、スピードメータド
ライブギア144を設け、また後端部には前記フ
ロントサポート153と同軸心にプロペラシヤフ
ト(図示せず)に連結されて図示しないスリーブ
ヨークが挿通される。 前記フロントサポート153の内側には前記固
定軸203の内側にトルクコンバータ200の出
力側であるトランスミツシヨンの入力軸11が回
転自在に支持されている。該入力軸11はフロン
トサポート153から後方に突出したフランジ部
12aを有する後端部12が大径であり、該後端
部12の軸心には後向きの中心穴13が形成され
ている。前記入力軸11の後方には、入力軸11
に同軸心を有し直列的に配された中間伝動軸14
が回転自在に設けられている。該中間伝動軸14
は、その先端が前記中心穴13内に差し込まれ
て、該中心穴13の内周壁とメタルベアリングを
介して回転自在に摺接し、その後端部15は大径
であり、軸心に後向きの中心穴16が形成されて
いる。中間伝動軸14の後方には該中間伝動軸1
4と同軸心を有し直列的に配された出力軸36が
回転自在に設けられている。該出力軸36はその
先端が前記中間伝動軸14の中心穴16内に差し
込まれ該中心穴16の内壁とメタルベアリングを
介して摺接している。出力軸36は、中間部37
で第3プラネタリギアセツト80のリングギアR
2と噛合する後方に突出した軸支部81を設けて
いるフランジ板82とスプライン嵌合し、後部3
8で前記スリーブヨークとスプライン嵌合してお
り、出力軸室141において前記センサロータ1
43とスピードメータドライブギア144を固着
している。 オーバードライブ機構室133において、前記
入力軸11の後側に第1プラネタリギアセツト2
0が設けられ、そのリングギアR0は中間伝動軸
14にフランジ板22を介して結合され、プラネ
タリキヤリアP0は入力軸11のフランジ部12
aと結合され、サンギアS0はインナレース軸2
3に形成されている。第1プラネタリギアセツト
20の前側には、後方に開口する第1油圧サーボ
ドラム24がインナレース軸23に固着され、そ
の外周壁とインナレース軸23の間に環状ピスト
ン25が嵌め込まれてクラツチC0の油圧サーボ
C−0を形成すると共にインナレース軸23側に
リターンスプリング26、外周壁の内側にクラツ
チC0が装着され、該クラツチC0を介してプラ
ネタリキヤリアP0と連結されている。第1油圧
サーボドラム24の内周にインナレース軸23を
インナレースとする一方向クラツチF0が設けら
れ、その外周にアウタレース27とトランスミツ
シヨンケース130の間にクラツチC0およびブ
レーキB0が設けられ、その後側の中間支壁15
9の前側にピストン29が嵌め込まれブレーキB
0の油圧サーボB−0を形成し、中間支壁159
の先端内周部31に設けられたリターンスプリン
グ32が嵌め込まれている。 アンダードライブ機構室134内において、ま
ず前方には、後方に開口する第2油圧サーボドラ
ム41がセンターサポート159に回転自在に外
嵌され、その内外周壁間に環状ピストン42が嵌
め込まれてクラツチC2の油圧サーボC−2を形
成すると共に内周壁側にリターンスプリング4
4、外周壁の内側にクラツチC2が装着されてい
る。前記第2油圧サーボドラム41の後側には、
後方に開口すると共に前方に環状突起35を有す
る第3油圧サーボドラム46が中間伝動軸14の
後端部15に固着され、該後端部15と外周壁と
の間に環状ピストン47が嵌め込まれてクラツチ
C1の油圧サーボC−1を形成すると共に内周側
にリターンスプリング49、さらに環状突起35
の外周にクラツチC2が装着され、クラツチC2
を介して第2油圧サーボドラム41、および第3
油圧サーボドラム46が連結されている。該第3
油圧サーボドラム46の後側には、第2プラネタ
リギアセツト50が設けられ、そのリングギアR
1は環状突起48およびクラツチC1を介して第
3油圧サーボドラム46に連結され、プラネタリ
キヤリアP1は前記出力軸36の先端部にスプラ
イン嵌合し、サンギアS1はサンギア軸45に一
体に形成されている。また、第2油圧サーボドラ
ムおよび第3油圧サーボドラム41,46および
第2プラネタリギアセツト50を最小空間でカバ
ーするよう成型された連結ドラム60が、その先
端で第2油圧サーボドラム41の外周に固着さ
れ、後端は、第2プラネタリギアセツト50の後
側でサンギア軸45に連結され、外周側にベルト
ブレーキB1が設けられている。 前記ブレーキB2に後側のトランスミツシヨン
ケース130内側に形成されたスプライン75に
は、前方からブレーキB2のブレーキデイスクb
2、第4油圧サーボドラム72のアウタスプライ
ン725、ブレーキB3のブレーキデイスクb3
がスプライン嵌合され、その後側の後部支壁15
7のリアサポート156外周側とトランスミツシ
ヨンケース130の間の環状穴にピストン77が
嵌め込まれてブレーキB3の油圧サーボB−3を
形成し、また該油圧サーボB−3のリターンスプ
リング79はリアサポート156先端に装着され
たフランジ板82により支持されている。 第3プラネタリギアセツト80は、サンギアS
2がサンギア軸45と一体に形成され、プラネタ
リキヤリアP2が前側の一方向クラツチF2のア
ウタレース86に連結されると共にブレーキB3
と連結され、外周にパーキングギア85を周設し
たリングギアR2が出力軸36の中間部37に連
結されている。前記パーキングギア85は自動変
速機のシフトレバーをパーキング(P)位置に選択し
たとき、パーキング爪84がパーキングギア85
に噛み合い出力軸36を固定する。 本発明の自動変速機の摩擦係合装置の油圧サー
ボ1は、第3図に示す如く第2プラネタリギアセ
ツト50外側の連結ドラム60の後側の余剰空間
61には、第4,5図にも示す如く前方に開口
し、後記するリターンスプリングのリアクシヨン
プレートを兼ね、外筒721、内筒722および
両者を連結する側壁723からなり、プレスによ
り断面をコの字型に成型され加工により内周にイ
ンナスプライン724、外周にトランスミツシヨ
ンケース130とスプライン嵌合するアウタスプ
ライン725を形成し、アウタスプライン725
によりトランスミツシヨンケース130に回転方
向に固定されると共にスナツプリング733とト
ランスミツシヨンケース130に形成された段差
726とから軸方向に固定され、油圧サーボの後
側でブレーキB3係合時の押圧力を受け、スナツ
プリング733により支持する環状の第4油圧サ
ーボドラム72が設けられている。前記第4油圧
サーボドラム72の側壁723には、油圧サーボ
の油圧もれを防止する中間筒71が、外筒721
と内筒722との間の中間に位置して溶接部71
Aにより連結されている。第13及び14図に示
すように、この中間筒71は筒状部と他端712
に形成されたフランジ部とからなり、プレスによ
り成型されている。第6,7,8,9図にも示す
如く内周側73aの一端面73bの先端73cに
後記する連結具であるスプリングシート91の一
端91aを組付時、所定位置に案内するガイドス
リーブ73dを形成し、外周側736の前側に開
口した穴737を有する一端部738からなるピ
ストン本体731と該ピストン本体731の一端
部738をL字状の壁部後側面739によりカバ
ーしたアダプタスリーブ732(第10,11,
12図)とからなり、前記第4油圧サーボドラム
72をトランスミツシヨンケース130に固定す
るスナツプリング733の組付性を向上させたピ
ストン73が前記第4油圧サーボドラム72と該
ドラム72内の所定位置より突設した中間筒71
の間に嵌め込まれてブレーキB2の油圧サーボB
−2を形成し、前記中間筒71はピストン73の
面積を最適な径としている。 前記リターン付勢手段90は、第1,15,1
6,17,18図に示すように、一端91aが前
記ピストン73の内周側73aの一端面73bの
先端73cのガイドスリーブ73dにより案内さ
れて所定位置に固着され、他端91bが中間筒7
1の内周側711から前記中間筒71の他端71
2に回り込ませたスプリングシート91と、前記
内筒722の一端727にスナツプリング95で
固定されたリテーナ92と前記スプリングシート
91とリテーナ92との間に配設したリターンス
プリング93とからなつている。 その場合、第1図から明らかなようにリテーナ
92が、スプリングシート91の一端91aを支
持するガイドスリーブ73dの支持部よりも、側
壁723側に近い位置で内筒722に固設されて
いる。したがつて、油圧サーボにおけるリターン
付勢手段90が配設される部分の軸方向寸法は短
縮できるようになる。 また、リテーナ92が内筒722に固設される
ことにより、油圧サーボをユニツト構成にするこ
とができるようになる。これにより、油圧サーボ
としての組付性が向上する。 本実施例では、リターンスプリング93をピス
トン73の内周側73aに設けているため、遠心
力によるたわみがなくなる。 トランスミツシヨン300は、車速、スロツト
ル開度など車両の走行条件に応じてトランスミツ
シヨンケース130の下部にボルト402により
締結されたオイルパン401に内臓されたバルブ
ボデイ403内の油圧制御装置400から各摩擦
係合装置の油圧サーボに選択的に出力する油圧に
より、各クラツチおよびブレーキの係合または解
放が行われ、前進4段の変速または後進1段の変
速を行うようになつている。各クラツチ、ブレー
キ、一方向クラツチの作動と達成される変速段
(RANGE)の一例を表1に示す。
【表】 表1において、Eは対応するクラツチ、ブレー
キ、一方向クラツチが係合していることを示す。
(L)は対応する一方向クラツチがエンジンドライブ
状態においてのみ係合し、エンジンブレーキ状態
においては係合しないことを示す。さらにLは対
応する一方向クラツチエンジンドライブ状態にお
いて係合しているが、その係合はこれと並列に組
込まれたクラツチあるいはブレーキによつて動力
の伝達が保証されていることから必ずしも必要と
されないこと(ロツク)を示す。さらにfは対応
する一方向クラツチがフリーであることを示す。
さらにXは対応するクラツチおよびブレーキが解
放していることを示す。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の自動変速機の摩擦係合装置の
油圧サーボの断面図、第2図は本発明の自動変速
機の摩擦係合装置の油圧サーボを適用した車両用
自動変速機の断面図、第3図は第2図の主要断面
図、第4図は本発明の自動変速機の摩擦係合装置
の油圧サーボにかかる油圧サーボドラムの正面
図、第5図は第4図のA−A断面図、第6図は本
発明の自動変速機の摩擦係合装置の油圧サーボに
かかるピストンの一方の正面図、第7図は第6図
のB−B断面図、第8図は本発明の自動変速機の
摩擦係合装置の油圧サーボにかかるピストンの他
方の断面図、第9図は第7図の拡大断面図、第1
0図はアダプタスリーブの断面図、第11図は第
10図の正面図、第12図は第11図の拡大断面
図、第13図は本発明の自動変速機の摩擦係合装
置の油圧サーボにかかる中間筒の正面図、第14
図は第13図の断面図、第15図は本発明の自動
変速機の摩擦係合装置の油圧サーボにかかる連結
具とリターンスプリングの正面図、第16図は第
15図の断面図、第17図は本発明の自動変速機
の摩擦係合装置の油圧サーボにかかるリテーナの
正面図、第18図は第17図のC−C断面図であ
る。 図中、71……中間筒、90……リターン付勢
手段、91……スプリングシート(連結具)、9
2……リテーナ、100……自動変速機、200
……トルクコンバータ、300……トランスミツ
シヨン、400……油圧制御装置、721……外
筒、722……内筒。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 外筒、内筒および側壁からなり、自動変速機
    ケースに係止される環状油圧サーボドラムと、 該環状油圧サーボドラムの外筒及び内筒間の前
    記側壁の所定位置に連結された中間筒と、 前記環状油圧サーボドラムの外筒及び前記中間
    筒内に装着されたピストンと、 該ピストンを常に側壁側へ付勢するように前記
    環状油圧サーボドラムの内筒と前記中間筒との間
    に配設されたリターン付勢手段とからなる自動変
    速機の摩擦係合装置の油圧サーボにおいて、 前記リターン付勢手段は、一端が前記ピストン
    に固着され、他端が前記環状油圧サーボドラムの
    内筒と前記中間筒との間に位置する連結部材と、
    前記環状油圧サーボドラムの内筒に固着されたリ
    テーナと、前記連結部材の他端と前記リテーナと
    の間に配設されたリターンスプリングとから構成
    され、 前記ピストンはその内周部に前記連結部材の一
    端を支持する支持部が形成され、 前記リテーナは前記ピストンの支持部より側壁
    側で前記環状油圧サーボドラムの内筒に固着され
    ていることを特徴とする自動変速機の摩擦係合装
    置の油圧サーボ。
JP16190584A 1984-07-31 1984-07-31 自動変速機の摩擦係合装置の油圧サ−ボ Granted JPS6141054A (ja)

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