JP3064694B2 - プラネタリギヤユニット強制潤滑装置 - Google Patents
プラネタリギヤユニット強制潤滑装置Info
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Description
ユニット、自動変速トランスアクスル等におけるプラネ
タリギヤユニットを用いる伝動装置の強制潤滑装置に関
する。
トを配設した伝動装置において、プラネタリギヤユニッ
トを強制潤滑する場合、一般に、潤滑油を軸の一端側の
潤滑油供給部から軸内油孔に供給し、該油孔から軸と一
体形成されたキャリヤの油孔及びキャリヤに固定された
ピニオンシャフトの油孔を経てギヤユニット、具体的に
はピニオンを支持するニードルベアリング、スラストワ
ッシャ及びピニオンとリングギヤの噛み合い面に導く構
成が採られている。この種の潤滑装置は、特開平4−1
25343号公報に従来例として記載されている。
構成を採ると、キャリヤを一体形成した軸の端面と他の
軸の端面との間に介装したスラストベアリングとキャリ
ヤ内の径方向油孔との干渉を避けるため、それらの軸方
向幅を合わせた分だけの軸方向長さを確保しなければな
らないが、こうした寸法の確保は伝動装置の軸長短縮の
妨げとなり、特に、車両の左右両ホイール間に収まるよ
うに配設しなければならない電気自動車のドライブユニ
ットやフロントエンジンフロントドライブ用の自動変速
トランスアクスル等においては、これら僅かな寸法の削
減が車両への搭載性を向上させる上で重要な意味をもっ
ている。
周にプラネタリギヤユニットを配設した伝動装置におい
て、スラストベアリングとキャリヤ内の径方向油孔とを
互いに干渉を生じることなく径方向に重合配置して軸長
を短縮可能としたプラネタリギヤユニット強制潤滑装置
を提供することを目的とする。
め、本発明は、軸端外周にプラネタリギヤユニットのキ
ャリヤを一体形成した第1の軸と、該第1の軸の外周に
相対回転不能に嵌合した第2の軸と、該第2の軸をラジ
アルベアリングを介して支持する支持部材と、軸端外周
に前記プラネタリギヤユニットのサンギヤを一体形成
し、前記第1の軸に軸端をスラストベアリングを介して
衝合させて前記第1及び第2の軸と同軸に配設された第
3の軸とから成り、前記キャリヤは、前記第1の軸の外
周と第2の軸の軸端とラジアルベアリングの内周とで囲
まれる空間に開口する潤滑油孔を形成され、前記空間
は、前記第1及び第2の軸の少なくとも一方に形成され
た潤滑油供給孔に連通することを構成とする。
では、第1の軸の外周と第2の軸の軸端とラジアルベア
リングの内周とで囲まれる空間が、ラジアルベアリング
の内周部に潤滑油供給孔からキャリヤの潤滑油孔に通じ
る軸方向油路を構成するため、キャリヤの内径部をスラ
ストベアリングの配設空間として、スラストベアリング
とキャリヤ内の径方向油孔とを互いに干渉を生じること
なく径方向内外に重合配置する構成が実現される。した
がって、本発明によれば、プラネタリギヤユニット強制
潤滑装置を配設した伝動装置の軸長を短縮することがで
きる。
明する。図1ないし図3は、本発明を電気自動車のドラ
イブユニットに適用した第1実施例を示し、図1は、そ
の軸方向断面を示し、図2及び図3はその一部を拡大し
て示す。図1に示すように、ドライブユニットは、互い
に同軸上に配設された左右一対のモータ1a,1bと、
それらの回転トルクを図示しない車両の左右両輪に分配
して伝達すべくモータ1a,1bに連結されたディファ
レンシャル装置3と、その差動回転を減速してトルク増
幅すべくディファレンシャル装置3に連結された一対の
プラネタリギヤユニット20a,20bから成る減速装
置2a,2bと備え、さらに、これら各装置を潤滑する
潤滑系4を備えている。このドライブユニットは、ディ
ファレンシャル装置3を挟んで、その余の構成要素の構
成及び配列は、実質上左右対称とされているので、特に
区別する必要がある場合を除き、図面において左右を区
別する意味で付されている添字英符号の付記を省略し、
以下それらのうちの何れか一方の説明をもって両者の説
明に代える。
は、伝動軸21とされ、それらの軸端外周にプラネタリ
ギヤユニット20のキャリヤCRが一体形成されてい
る。第2の軸は、伝動軸21の外周に相対回転不能に嵌
合したヨークフランジ5とされている。支持部材は、サ
イドケース92とされ、このケースでヨークフランジ5
をラジアルベアリング64を介して支持している。第3
の軸は、駆動軸34とされ、その軸端外周にプラネタリ
ギヤユニット20のサンギヤSが一体形成され、伝動軸
21に軸端をスラストベアリング63を介して衝合させ
て、伝動軸21及びヨークフランジ5と同軸に配設され
ている。そして、キャリヤCRは、伝動軸21の外周と
ヨークフランジ5の軸端とラジアルベアリング64の内
周とで囲まれる環状の空間Cに開口する潤滑油孔23を
形成され、空間Cは、ヨークフランジ5に形成された潤
滑油供給孔51に連通している。潤滑系4は、図1に示
す一対の減速装置2a,2bの軸方向中央部に配設され
た油圧発生手段40を有し、油圧発生手段40は、実質
上均等な長さの軸外供給油路41a,41bを介して軸
内油路即ち油孔51a,51bに接続されている。
ライブユニットは、駆動装置ケースに収容されており、
駆動装置ケース9は、それぞれ両端が開いた円筒状の一
対のセンタケース91a,91bを有し、それらの互い
に対向する端面を合わせてボルト締め結合されている。
センタケース91a,91bの非結合側開口部にはそれ
ぞれカップ状のサイドケース92a,92bがいんろう
接合されてボルト締めされている。両センタケース91
a,91bにはそれらの周壁から中心方向に延びる隔壁
93a,93bが形成され、これら隔壁の間にディファ
レンシャル装置室90が画定され、そこにディファレン
シャル装置3が収容されている。
4との間には電動機室95が画定され、その中にモータ
1が収容されている。モータ1のステータ11は、セン
タケース91の内周壁に固定されている。すなわち、ス
テータ11は、電機子鉄心12と、コイル13からな
り、電機子鉄心12は、センタケース91の内周壁に形
成された段部96に内端(以下、センタケース91a,
91bの合わせ部を内側として内外関係を説明する)を
当接させてセンタケース91の周壁内側に回り止め嵌合
支持されている。
タドラム15をディファレンシャル装置3に支持されて
いる。すなわち、ディファレンシャル装置3は、十分な
剛性を有する材料で形成されて互いにボルト締め一体化
された一対のディファレンシャルケース31a,31
b、それらの合わせ部に配設されたピニオンシャフト3
0、ピニオンシャフト30に対して回転自在に配設され
たピニオン32、ピニオン32と噛合するサイドギヤ3
3からなっている。
ース31にロータ14から伝達される回転を差動して、
車両の左右に延びる駆動軸34に伝達する。そして、デ
ィファレンシャルケース31は、それらの本体部35か
ら駆動軸34を包囲して延びる筒状部36を有してお
り、筒状部36によってロータドラム14を支持してい
る。
内周面はスプライン係合し、また、筒状部36の根元部
分の外周面と隔壁93間にはベアリング61が配設さ
れ、それらにデファレンシャル装置3が回転自在に支持
されて軸方向位置決めされている。そして、筒状部36
と駆動軸34は、その内外周間に適宜量のクリアランス
を保って相対回転自在とされている。したがって、ディ
ファレンシャル装置3が差動回転する際には、筒状部3
6に対して駆動軸34が相対回転する。なお、一方のデ
ィファレンシャルケース31bの本体部35b外周に
は、パーキングギヤ37bが形成されている。
には、スラストカラー38が軸方向移動不能に嵌合さ
れ、それと筒状部36間にスラストベアリング62が配
設され、駆動軸34の外端は、スラストベアリング63
を介して伝動軸21の内端に当接している。したがっ
て、駆動軸34は、内方への移動をディファレンシャル
ケース31を介してベアリング61で支持され(図1参
照)、外方への移動を伝動軸21を介して、ラジアルベ
アリング64により支持されて位置決めされる。
ール側には、プラネタリギヤユニット20が配設されて
いる。プラネタリギヤユニット20は、サンギヤS、サ
ンギヤSと噛合するピニオンP、ピニオンPを支持する
キャリヤCR、ピニオンPと噛合するリングギヤRから
成り、サンギヤSが駆動軸34と一体形成され、リング
ギヤRがサイドケース92に止めリング65を介してボ
ルト止めされている。
イール側には、伝動軸21が連設され、伝動軸21の外
周にはサイドケース92にラジアルベアリング64を介
して回転自在に支持されたヨークフランジ5がスプライ
ン嵌合され、伝動軸21とヨークフランジ5とはナット
締めによりラジアルベアリング64のインナレース66
を挟持してサイドケース92に軸方向位置決めされてい
る。このプラネタリギヤユニット20においては、駆動
軸34からサンギヤSに回転が入力され、キャリヤCR
から伝動軸21及びヨークフランジ5に減速された回転
が出力される。
の油圧発生手段を構成するオイルポンプ40は、ドライ
ブユニットの軸方向中央部に配設されている。すなわ
ち、図1に示すように、センタケース91a,91bの
合わせ部において、ディファレンシャル装置室90に連
接してその一側に張り出し形成された室97内にオイル
ポンプケース42が収容されており、このケース42内
にオイルポンプ40が配設されている。このオイルポン
プ40のポンプギヤ43は、駆動ギヤ44を介してディ
ファレンシャルケース31の本体部35a外周に形成さ
れたギヤ39に駆動連結されている。
ぐ図2に示す軸外供給油路41は、センタケース91か
らサイドケース92にかけて形成されており、それらの
終端がヨークフランジ5の周面に開口している。潤滑油
供給部は、スウィベルジョイント式に構成されており、
ヨークフランジ5の外周には外周溝52が形成され、外
周溝52は、その軸方向両側をシールリングで軸周シー
ルされている。これらの構成により、サイドケース92
の油路開口から回転するヨークフランジ5に連続的な潤
滑油の供給がなされる。
端に達する潤滑油供給孔51が形成されている。潤滑油
供給孔51は、軸端面に開口する一方、端面よりやや手
前で内周溝53に連通して分岐潤滑油路を構成してい
る。そして内周溝53は、伝動軸21内の油孔22を経
て駆動軸34の油孔70に接続し、潤滑油供給孔51が
開口する空間Cは、ラジアルベアリング64のインナレ
ース66内周と伝動軸21の外周及びヨークフランジ5
の内端と伝動軸21と一体のキャリアCRの外端面とに
囲まれて画定されている。この空間CはキャリアCRの
潤滑油孔23に接続している。なお、油孔70は、駆動
軸34を全通してディファレンシャルケース31内に開
口しており(図3参照)、油孔70の途中からは、ギヤ
ユニット20のサンギヤS歯面、駆動軸34とディファ
レンシャルケース31の筒状部36の重合部に通じる径
方向油孔71,72も分岐している。
差する軸方向孔24で空間Cに開口し、キャリアCRに
支持されたピニオン軸PSの径方向孔25を経て軸方向
孔26に接続されている。軸方向孔26は、さらにそれ
と交差する油孔27を介してピニオン軸PS周のニード
ルベアリング28配設部に通じている。したがって、潤
滑油供給孔51から空間Cに供給された潤滑油は、これ
ら各孔を通ってニードルベアリング28に供給され、そ
れらを潤滑した後、ピニオンPを軸方向支持するスラス
トワッシャ及び歯車噛み合い部を潤滑する。このよう
に、伝動軸21の外周とヨークフランジ5の軸端との空
間Cを油路としてキャリアCR内に潤滑油を導く構成
は、駆動軸34と伝動軸21のオーバラップ部外周に油
路を通すことを可能とするため、キャリヤCRに上記オ
ーバラップ部を避けて伝動軸21の油孔22から潤滑油
孔23に通じる径方向油路を設ける構成に比して、軸方
向寸法の短縮に役立っている。
油路41の他に、図1に示すように、センタケース91
の上部に形成されたモータ1冷却用の油路98も設けら
れており、この油路98は、モータ1の各コイル13上
方で電動機室95に開口しており、開口から流下する潤
滑油でコイル13を冷却することができる。
ータ1による潤滑油の攪拌を防ぐ種々の工夫が施されて
いる。先ず第1に、図3に示すように、ディファレンシ
ャルケース31を支持するベアリング61への供給油の
ロータ14側への流動を妨げるオイルリザーバ80が設
けられている。オイルリザーバ80は、ベアリング61
のアウタレース67外端に当接させてスリーブ68を介
して隔壁93にスナップリング69止めされている。オ
イルリザーバ80は、アウタレース67に当付けられる
径方向フランジ部81と、その内周から軸方向に延びる
筒部82と、その外端から径方向内向きに延びるフラン
ジ部83とを有し、外端側のフランジ部83の内周面が
ロータドラム15の軸部外周面に近接した配置とされて
いる。したがって、駆動軸34の中心孔70から放射方
向孔72、駆動軸34外周とディファレンシャルケース
31の筒状部36内周との間の間隙及び筒状部36の径
方向孔73、ロータドラム15の軸内端切り欠き16を
経てベアリング61供給される潤滑油は、このフランジ
部83に塞き止められてロータドラム15方向へ流下す
ることはなくなる。
もので、この例では、内端側の径方向外向きに延びるフ
ランジ81Aがその最外周部分で折り返されてスリーブ
68Aの外周溝にスナップ止めされている。これは、オ
イルリザーバの取付けをより簡単にするためである。図
5は上記オイルリザーバの他の変形例を示すもので、こ
の例では、オイルリザーバ80Bは前記スリーブ68と
一体化され、組付けのより一層の簡単化が図られてい
る。
熱部すなわちコイル13を冷却する潤滑油の軸方向への
流動を妨げる段差29(図2参照)がギヤユニット20
のリングギヤR外周に設けられている。これらは、コイ
ル13冷却後の潤滑油のロータ14方向への流動を阻止
しつつ潤滑油を円滑にケース下部のオイル溜へ戻し、ロ
ータ14による攪拌を防ぐ機能を果たすばかりでなく、
サイドケース92にオーバーハングを設けて同様の機能
を果たさせる構造に比して、ケース形状の単純化による
加工性の向上と、装置全体の小型、軽量化に役立ってい
る。
では、モータ1a,1bの何れか一方又は双方が作動す
ると、それらのロータ13a,13bの回転がそれらに
スプライン係合するディファレンシャルケース31a,
31bに伝わり、この回転がディファレンシャル装置3
において差動させられて、それぞれサイドギヤ33a,
33bを介して駆動軸34a,34bに伝達される。そ
して、この回転は、プラネタリギヤユニット20a,2
0bのサンギヤSa ,Sb に入力され、そこで減速され
て、キャリヤCRa CRb から出力される。キャリヤC
Ra ,CRb の出力回転は、伝動軸21a,21bから
ヨークフランジ5a,5bを経てそれらに連結される図
示しないホイールに伝達される。このようなホイールの
回転によって車両が走行する。
伝動軸21の外周とヨークフランジ5とラジアルベアリ
ング64の内周とで囲まれる空間Cが、ラジアルベアリ
ング64の内周部に潤滑油供給孔51からキャリヤCR
の潤滑油孔23に通じる軸方向油路を構成するため、キ
ャリヤCRの内径部をスラストベアリング63の配設空
間として、スラストベアリング63とキャリヤCR内の
径方向油孔とを互いに干渉を生じることなく径方向内外
に重合配置する構成が実現される。
ル、具体的にはそのアンダドライブ機構部に適用した第
2実施例を軸方向断面で示す。この例では、第1の軸
は、カウンタシャフト21Aとされ、その軸端外周にプ
ラネタリギヤユニット20AのキャリヤCRAが一体形
成されている。第2の軸は、カウンタシャフト21Aの
外周に相対回転不能にスプライン嵌合した減速ギヤ5A
の軸部55Aとされている。支持部材は、カウンタドリ
ブンギヤ92Aとされ、このギヤで前記軸部55Aをラ
ジアルベアリング64Aを介して支持している。第3の
軸は、クラッチ兼ブレーキドラムのハブ34Aとされ、
その軸端外周にプラネタリギヤユニット20Aのサンギ
ヤSAが一体形成され、カウンタシャフト21Aに軸端
をスラストベアリング63Aを介して衝合させて、減速
ギヤ5A及びカウンタシャフト21Aと同軸に配設され
ている。そして、キャリヤCRAは、カウンタシャフト
21A外周と減速ギヤ5Aの軸部55Aの軸端とラジア
ルベアリング64Aの内周とで囲まれる空間CAに開口
する潤滑油孔23Aを形成され、空間CAは、カウンタ
シャフト21Aに形成された潤滑油供給孔22Aに連通
している。
ンジンの回転がトルクコンバータTC、主変速機構部の
出力部材を構成するカウンタドライブギヤ、アンダドラ
イブ機構部の入力部材を構成するカウンタドリブンギヤ
92Aを経てリングギヤRAに入力される。そして、ブ
レーキ係止及びクラッチ解放によるサンギヤSAの回転
拘束でプラネタリギヤユニット20Aを経た減速回転
が、また、ブレーキ解放及びクラッチ係合によるキャリ
ヤCRAとサンギヤSAの一体化による直結回転がキャ
リヤCRA即ちカウンタシャフト21A及び減速ギヤ5
Aを経て、減速ギヤ5Aに噛み合うデフキャリヤに出力
され、ディファレンシャル装置に連結されたホイールの
回転で車両が走行する。このトランスアクスルにおいて
も、前記第1実施例のドライブユニットと同様の軸長短
縮効果が得られる。
ット及び自動変速トランスアクスルに適用した2つの実
施例に基づいて詳説したが、本発明は、これら実施例に
限定されることなく特許請求の範囲の記載内で適宜各部
の具体的構成を変更して実施可能なものであることは言
うまでもない。
例の軸方向断面図である。
図である。
断面図である。
例の一部を示す軸方向断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 軸端外周にプラネタリギヤユニットのキ
ャリヤを一体形成した第1の軸と、該第1の軸の外周に
相対回転不能に嵌合した第2の軸と、該第2の軸をラジ
アルベアリングを介して支持する支持部材と、軸端外周
に前記プラネタリギヤユニットのサンギヤを一体形成
し、前記第1の軸に軸端をスラストベアリングを介して
衝合させて前記第1及び第2の軸と同軸に配設された第
3の軸とから成り、前記キャリヤは、前記第1の軸の外
周と第2の軸の軸端とラジアルベアリングの内周とで囲
まれる空間に開口する潤滑油孔を形成され、前記空間
は、前記第1及び第2の軸の少なくとも一方に形成され
た潤滑油供給孔に連通することを特徴とするプラネタリ
ギヤユニット強制潤滑装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4272534A JP3064694B2 (ja) | 1992-09-17 | 1992-09-17 | プラネタリギヤユニット強制潤滑装置 |
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JPH06101749A JPH06101749A (ja) | 1994-04-12 |
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Family Applications (1)
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JP4272534A Expired - Fee Related JP3064694B2 (ja) | 1992-09-17 | 1992-09-17 | プラネタリギヤユニット強制潤滑装置 |
Country Status (1)
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- 1992-09-17 JP JP4272534A patent/JP3064694B2/ja not_active Expired - Fee Related
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