JP2001284962A - マイクロ波電圧制御発振器 - Google Patents
マイクロ波電圧制御発振器Info
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Abstract
衝突防止用レーダに適用可能なマイクロ波電圧制御発振
器を得ることを目的とする。 【解決手段】 ストリップ状共振器1の片方の端子に外
部出力端子6を備えた負性抵抗回路5を接続し、もう一
方の端子に容量1’を介して可変容量ダイオード2のア
ノードを接続し、さらに、可変容量ダイオード2のカソ
ードを接地し、かつ、可変容量ダイオード2のアノード
に高インピーダンスのストリップ状線路3を接続し、ス
トリップ状線路3のもう一方の端子を発振周波数に対し
て十分に低インピーダンスの容量4を介して接地する。
Description
ような狭帯域変調用のマイクロ波電圧制御発振器に関す
るものであり、特に、周波数変調リニアリティの改善を
実現可能なマイクロ波制御発振器に関するものである。
について説明する。図8は、一般的なマイクロ波電圧制
御発振器の原理構成を示す図である。図8において、6
1は負性抵抗素子(回路)であり、62は共振器回路で
あり、63は可変容量ダイオードであり、このマイクロ
波電圧制御発振器は、一般的に最もよく知られる、可変
容量ダイオードと負性抵抗とを組み合わせたものであ
る。
発振器は、基準点A−A’からみた共振器回路62側の
インピーダンスをZRとし、負性抵抗素子側のインピー
ダンスをZNとすると、下記の式(1)が成立する場合
に安定的に発振する。 Re{ZR+ZN}<0 Im{ZR+ZN}=0 …(1) d{ZR+ZN}/dω>0 ただし、ωは角周波数である。
いて、基準点B−B’からみた可変容量ダイオード63
(容量CV)のインピーダンスを1/jωCVとし、共振
器回路62側のインピーダンスをRT−jωLTとする
と、この発振器の発振周波数f OSCは、式(2)のよう
に表すことができる。 fOSC=1/[2π(LTCV)1/2] …(2)
すべての周波数可変範囲でLTが一定とみなせる場合に
は、容量CVが制御電圧の2乗に反比例する場合に、制
御電圧に比例した発信周波数を得ることができる。
て2乗に反比例する可変容量ダイオードは市場になく、
また、マイクロ波以上の周波数で動作可能な特殊なダイ
オードについては、たとえ存在した場合においても入手
が困難となる。そのため、L Tが一定の条件かで上記の
ような線形電圧制御発振器は実現されていない。
振器の回路構成を示す図であり、64が前述した先端短
絡高インピーダンス1/4波長線路である。この場合、
その1/4波長線路は、発振周波数でインピーダンスが
無限大となり、マイクロ波の動作には関与しない。した
がって、可変容量ダイオードの電圧−容量特性が周波数
変調の線形性(リニアリティ)を決定することになる。
圧制御発振器の可変周波数特性および周波数変調の線形
性(%表示)を示す図である。詳細には、図10(a)
が発振周波数−制御電圧特性を表し、図10(b)が周
波数変調の線形性を表す。
数)は、図10(a)に示す発振周波数−制御電圧特性
により規定され、たとえば、周波数変調幅Wの両端を結
ぶ直線と図示の周波数との最大のずれをΔWとすると、
100×ΔW/W(%)で表すことができる。具体的に
いうと、図10(b)に示すように、線形性指数は20
%以上となる。
響を与えないが、たとえば、衝突防止レーダのように、
周波数変調された信号を送受信して車間距離を測定する
機器においては、測定結果の精度を大幅に劣化させる値
を示している。すなわち、何らかの周波数リニアライザ
ーによって精度を向上させようとした場合においても、
線形性指数が大きすぎて、その効果が得られない。ただ
し、衝突防止用レーダは、周波数変調幅が発振周波数に
対して無視できるほどに小さく、ほぼ固定周波数を考え
られる。
振器について具体例をあげて詳細に説明する。図11
は、特開平8−288715号公報に記載されたマイク
ロ波電圧制御発振器(高周波機器)の構成を示す図であ
る。図11において、31は共振回路であり、32は容
量(キャパシタ)であり、33は負性抵抗回路(増幅回
路)である。
振線路であり、48は直流素子容量であり、49は電圧
の2乗に反比例する可変容量ダイオードであり、52は
可変容量ダイオード49の2乗特性を線形特性に補正す
るためのストリップ線路50とキャパシタ51との直列
接続であり、53はストリップ線路50の補正効果をさ
らに向上させるためのストリップ線路であり、54は端
子であり、55はキャパシタである。また、負性抵抗回
路33において、34はトランジスタであり、35,3
6,37,38は抵抗であり、39,40,41,4
2,43はキャパシタであり、44はコイルであり、4
5,46は端子である。
御発振器では、たとえば、共振回路31に分布定数線路
としてストリップ線路を用いかつ周波数可変範囲が広い
ような場合に、LTが周波数に対して直線的に変化する
ため、容量CVが電圧の2乗に反比例する場合でも、発
振周波数が制御電圧に比例しない。そのため、ここで
は、可変容量ダイオード49の容量が、印加される電圧
に対して直線的に変化するように、補正回路(ストリッ
プ線路50,ストリップ線路53に相当)を組み込んで
いる。また、このマイクロ波電圧制御発振器は、広い周
波数帯域で発振周波数を変調するため、ストリップ線路
50および53の長さを、それぞれ1/10波長〜1/
20波長、3/16波長〜5/16波長と定めている。
する。上記マイクロ波電圧制御発振器においては、この
ストリップ線路50がない場合、制御電圧が低いところ
では電圧を少し変化させるだけで上記可変容量が急峻に
変化し、その結果として発振周波数が急激に変化する。
そして、制御電圧が高いところでは、電圧の変化に対し
て発振周波数がゆるやかに変化する。
には、このストリップ線路50がそのインピーダンスを
急激に変化させてしまう結果、発振周波数がゆるやかに
しか大きくならず、それに伴って、発振周波数が制御電
圧の増加に対して直線的に変化することとなる。なお、
上記「インピーダンスを急激に変化させてしまう結果」
を満足するためには、異なる周波数で補正用回路のイン
ピーダンスが大きな変化を持つことが重要であるため、
ここでは特に、周波数に対して大きなインピーダンス変
化を発生させる直列接続52を可変容量ダイオード49
と並列に接続する。
振器では、可変容量ダイオード49の容量が印加電圧に
対して直線的に変化するように補正回路(ストリップ線
路50,ストリップ線路53)を組み込み、さらに、ス
トリップ線路50および53の長さを、それぞれ1/1
0波長〜1/20波長、3/16波長〜5/16波長と
定めることで、広い周波数帯域で発振周波数を線形に変
調している。
止用レーダにおいては、たとえば、38GHz帯で50
MHz程度の周波数変調をおこない、これを2逓倍した
76GHz帯の周波数変調波を送受信し、ターゲットと
の距離を測定する。この場合、固定周波数と比較して大
きな差がなくなるため、インピーダンスを急激に変化さ
せるための周波数変化幅が存在せず、具体的にいうと、
非帯域が0.3%程度の非常に狭い周波数帯域となり、
前述した補正回路の機能が使えない、という問題があっ
た。
て、可変容量ダイオードの容量CVの補正値CMを電圧に
対して線形に変化させる従来のマイクロ波電圧制御発振
器では、前述の式(2)から明らかなように(式(2)
のCVをCMに置き換える)、LTがほぼ固定値であるか
ら、発振周波数fOSCが電圧の−1/2乗に比例する可
変周波数特性になる。この場合、変調リニアリティ値
(一定変調幅での変調感度の変化量率において、変調リ
ニアリティ値が0%に近いほど、発振周波数の電圧依存
性が直線に近い)は、20%以上になるため、衝突防止
レーダ用の電圧制御発振器としては不適切となる、とい
う問題があった。
って、従来技術と比較して変調リニアリティ値を改善す
ることにより、衝突防止用レーダに適用可能なマイクロ
波電圧制御発振器を得ることを目的とする。
目的を達成するために、本発明にかかるマイクロ波電圧
制御発振器にあっては、ストリップ状共振器の片方の端
子に外部出力端子を備えた負性抵抗回路を接続し、もう
一方の端子に第1の容量を介して可変容量ダイオードの
アノードを接続し、さらに、前記可変容量ダイオードの
カソードを接地し、かつ、前記可変容量ダイオードのア
ノードに高インピーダンスのストリップ状線路を接続
し、前記ストリップ状線路のもう一方の端子を発振周波
数に対して十分に低インピーダンスの第2の容量を介し
て接地する、構成とし、前記ストリップ状線路の長さ
を、1/4波長〜1/14波長の範囲に設定する。
ストリップ状線路の線路長を1/4波長〜1/14波長
とすることで、たとえば、ダイオードのみで周波数制御
をおこなう場合と比較して、大幅に周波数変調の線形性
を改善することができる。
に前記ストリップ状線路から得られる負のアドミッタン
スが接続されていることを利用し、前記可変容量ダイオ
ードの容量と前記アドミッタンスとの和が制御電圧の1
/2乗に反比例するように、前記ストリップ状線路の長
さを決定することによって、可変容量ダイオードの容量
と前記アドミッタンスとの和が制御電圧の1/2乗に反
比例するようにストリップ状線路の長さを決定すること
で、従来の線形性指数を大幅に改善することができる。
また、線形性指数の大幅な改善により、リニアライザー
の適用を容易にすることができるため、衝突防止レーダ
用発振器を効果的に実現することができる。
に前記ストリップ状線路から得られる負のアドミッタン
スが接続されていることを利用し、前記可変容量ダイオ
ードの容量と前記アドミッタンスとの和が制御電圧の1
乗〜2乗に反比例するように、前記ストリップ状線路の
長さを決定することによって、制御電圧の1/2乗に反
比例する可変容量ダイオードを用いるマイクロ波電圧制
御発振器と比較して、2倍の線路長が使用できる。ま
た、ストリップ状線路の線路長が短くなりすぎることに
よる設計性および再現性の低下を防止することができ
る。
4波長に固定し、使用する可変容量ダイオードの特性に
応じた所定の位置で、前記ストリップ状線路を接地する
ことによって、ストリップ状線路の線路長を1/4波長
に固定し、さらに、ストリップ状線路を任意の位置で接
地する構成とすることで、可変容量ダイオードの種類を
限定することなく、かつ可変容量ダイオードのCV特性
のばらつきを吸収するように微調整をおこなうことがで
きるため、さらに大幅に周波数変調の線形性を改善する
ことができる。
ョットキーダイオードまたはFETダイオードを用いる
ことによって、ショットキーダイオードまたはFETダ
イオードを用いた場合においても、従来と比較して、大
幅に周波数変調の線形性を改善することができる。
波電圧制御発振器の実施の形態を図面に基づいて詳細に
説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定
されるものではない。
御発振器の実施の形態1の構成を示す図である。図1に
おいて、1はストリップ状共振器であり、2は可変容量
ダイオードであり、3はストリップ状線路であり、1’
および4は容量(キャパシタ)であり、5は負性抵抗回
路であり、6は発振器の出力端子であり、11は可変容
量ダイオードへの電圧印加端子である。
ップ状共振器1の片方の端子に負性抵抗回路5を接続
し、もう一方の端子に容量1’を介して可変容量ダイオ
ード2のアノードを接続する。そして、可変容量ダイオ
ードのカソードを接地し、かつ可変容量ダイオード2の
アノードに高インピーダンスのストリップ状線路3を接
続し、さらにストリップ状線路3のもう一方の端子を発
振周波数に対して十分に低インピーダンスの容量4を介
して接地する。また、ストリップ状線路3の長さを、1
/4波長以下の範囲に設定する。
ダイオード2とストリップ状線路3とが並列に接続さ
れ、それぞれが接地されているため、可変容量ダイオー
ド2には、等化的に、ストリップ状線路3(長さl)か
ら得られる負のアドミッタンス:−1/(ω0Ztan
βl)が接続される。なお、固定の発振角周波数をω0
とし、ストリップ状線路3の特性インピーダンスをZと
し、位相定数をβとする。
状共振器1に接続される容量CT(V)は、式(3)の
ように表すことができる。 CT=CV−(1/ω0Ztanβl) …(3) この式は、後述する図電圧可変容量CV(縦軸)−電圧
(横軸)曲線を下方にΔCだけ平行移動させることを表
す。
容量CV(V)は、式(4)のように表すことができ
る。 CV=a/(1−V)K …(4) ただし、Kは正の定数であり、aは定数である。
平行移動した場合には、ほぼすべての電圧において定数
Kの値を大きくした場合と等化になる。本実施の形態に
おいては、この効果を用いて、容量CTを制御電圧Vの
2乗に反比例させること、またはそれに近い特性、をス
トリップ状線路3により実現する。なお、狭い周波数帯
域で周波数変調をおこなう場合、角周波数ω0は、一定
としても差し支えなく、さらにすべての変調周波数にお
いて一定値の平行移動が成立するので、周波数補正の必
要がない。
えば、1/4波長から1/14波長の範囲に設定した場
合について説明する。たとえば、1/4波長の場合に
は、ΔC=0となって、前述の平行移動が発生しないの
で、可変容量ダイオード2のC V特性が制御電圧Vの2
乗に反比例する場合に適用でき、一方、1/4波長より
短い場合には、前述の平行移動が発生するので、可変容
量ダイオード2のCV特性が制御電圧Vのk乗(1/2
<k<2)に反比例する場合に適用できる。また、スト
リップ状線路3の長さlは、CV特性のk値に合わせて
設定し、すべての制御電圧範囲において実効的にCT特
性のk値を大きくして周波数の線形性を改善する。
プ状線路3の接地を容量4を介して接続することで、可
変容量ダイオード2に対して無損失かつ安定的に電圧を
供給する。
短絡高インピーダンス線路(ストリップ状線路3)を可
変容量ダイオード2に並列接続した場合の容量−電圧特
性を示す図である。太い実線で示した曲線7は、可変容
量ダイオード2の容量−電圧特性(CV特性)であり、
容量CVは、前述の式(4)のように表すことができる
(1/2<k<2)。すなわち、電圧(絶対値)を大き
くすると、低電圧域で容量が大きく減少し、高電圧域で
容量がゆるやかに減少する。
3の容量−電圧特性(CT特性)であり、前述の式
(3)により、曲線7を、ストリップ状線路3による実
効的な負の容量9だけ平行移動したものである。この曲
線8は、細い実線で示す曲線10に、ほとんどすべての
電圧で一致する。なお、曲線10は、式(5)のように
表すことができる。 CV=a/(1−V)k+m …(5) ただし、mは正の整数である。
容量を、ストリップ状線路3によりk=1の容量に変換
できることを意味している。すなわち、kが1/2より
大きくなるにしたがって、適宜ストリップ状線路3の長
さを長くしていき、たとえば、容量シフト量9だけ小さ
くした場合にk=1の容量に変換される。また、容量の
シフト量を大きく(ストリップ状線路3を短く)維持し
た場合には、k=2の容量と等化にすることもできる。
1に示す構成を用い、さらに、ストリップ状線路3の線
路長lを1/4波長〜1/14波長とすることで、ダイ
オードのみで周波数制御をおこなう場合と比較して、大
幅に周波数変調の線形性を改善することができる。な
お、本実施の形態においては、可変容量ダイオード3と
してショットキーダイオードを用いることとして説明し
たが、これに限らず、たとえば、電界効果トランジスタ
(FET)のショットキー接合容量を周波数変調に利用
することもできる。
ロ波電圧制御発振器における実施の形態2の処理を示す
図である。ここでは、10GHz帯の動作周波数かつk
=1/2の場合における可変容量ダイオード2の周波数
変調の線形性を改善する。なお、本実施の形態において
は、図1に示すマイクロ波電圧制御発振器の構成と同一
であるため、その説明を省略する。ここでは、可変容量
ダイオードの容量−電圧特性を規定する。
的な可変容量ダイオードのCV特性の測定値を表してい
るが、これは、たとえば、下記の式(6)に示す白丸を
通る曲線と非常に高精度に一致している。 CV=2/(1−V)1/2 …(6)
(7)および式(8)の曲線を求め、その結果をCV特
性の表に重ねてみる。図4は、式(6)〜式(8)を重
ねあわせた状態を表した図である。 CV=2/(1−V)1 …(7) CV=2/(1−V)2 …(8)
量ダイオード(ショットキーダイオード)のCV特性を
表す式(6)の曲線であり、13は式(7)の曲線であ
り、14は式(8)の曲線であり、15は曲線12を曲
線13にほぼ一致するまで下方にシフトした曲線であ
り、15’は曲線12を曲線14にほぼ一致するまでさ
らに下方にシフトした曲線である。なお、ここでは、Δ
Cを0.5pFとする。
電圧範囲で一致し、曲線15’は曲線14と限られた電
圧範囲で一致する。このように、ストリップ状線路3に
よる容量シフト効果は、図4に示すとおり、次数の高
い、すなわち、理想に近いCV特性を実現するために大
変有効となる。
量ダイオード2に、等化的にストリップ状線路3(長さ
l)から得られる負のアドミッタンス:−1/(ω0Z
tanβl)が接続されていることを利用し、可変容量
ダイオード2の容量と前記アドミッタンスとの和が、制
御電圧の1/2乗にほぼ反比例するように、ストリップ
状線路3の長さlを選定する。すなわち、本実施の形態
においては、可変容量ダイオード2のCV特性が制御電
圧Vの1/2乗に反比例する場合に、たとえば、1/1
2波長程度のストリップ状線路3を用いることで、前述
の容量CT特性が、制御電圧Vに反比例する可変容量特
性を実現する。
の間には、前述の式(3)に基づいて、式(9)で表す
関係が成立する。 ΔC=1/{ω0Ztan(2πl/λg)} Ztan(2πl/λg)=1/ω0ΔC …(9) ただし、λgは波長を表す。また、ω0ΔCは、周波数
が高くなるにつれてCVが小さく設定されるため、所望
のCV特性を実現する場合には周波数によらずほぼ一定
となる。
線12から曲線13へのシフト量ΔCを0.5pFと
し、抵抗値Zを(実用的に基板厚150μm〜250μ
mおよび線路幅50μmとする)70Ω〜80Ωとし、
動作周波数を10GHzとした場合、前記Ztan(2
πl/λg)は、式(10)のように求めることができ
る。 Ztan(2πl/λg)=100/π=31.8 …(10)
n(2πl/λg)は、0.4〜0.46(25°〜3
0°)となり、さらに線路長lは、1/14波長〜1/
12波長となる。すなわち、線路長lを1/14波長〜
1/12波長とすることで、電圧に反比例するCV特性
を実現することができる。また、シフト量ΔCを1pF
とし、線路長lを1/28波長〜1/24波長程度にす
ることで、電圧の2乗に反比例するCV特性を、限られ
た電圧範囲で実現することができる。
線形性を本実施の形態におけるストリップ状線路3の長
さの決定方法により改善したこと、を示す図である。こ
のように、本実施の形態においては、上記のようにスト
リップ状線路3の長さを決定することで、従来20%以
上であった線形性指数を、10%程度まで改善すること
ができる。また、これにより、リニアライザーの適用を
容易にすることができるため、衝突防止レーダ用発振器
を効果的に実現することができる。
ダイオード3としてショットキーダイオードを用いた場
合について説明したが、これに限らず、たとえば、電界
効果トランジスタ(FET)のショットキー接合容量を
周波数変調に利用することもできる。
御発振器における実施の形態3の処理を示す図である。
ここでは、10GHz帯の動作周波数かつk=1の場合
における可変容量ダイオード2の周波数変調の線形性を
改善する。なお、本実施の形態においては、図1に示す
マイクロ波電圧制御発振器の構成と同一であるため、そ
の説明を省略する。
線であり、14は前述の式(8)の曲線であり、16は
曲線13を曲線14にほぼ一致するまで下方にシフトし
た曲線である。なお、ここでは、ΔCを0.5pFとす
る。図示のとおり、曲線16と曲線13とは、前述した
実施の形態2よりも(曲線15と曲線13)、さらに広
い電圧範囲で一致する。
量ダイオード2に、等化的にストリップ状線路3(長さ
l)から得られる負のアドミッタンス:−1/(ω0Z
tanβl)が接続されていることを利用し、可変容量
ダイオード2の容量と前記アドミッタンスとの和が、制
御電圧の1乗〜2乗に反比例するように、ストリップ状
線路3の長さlを選定する。すなわち、可変容量ダイオ
ード2のCV特性が制御電圧Vのk乗(1/2<k<
2)の場合には、1/4波長〜1/12波長の範囲のス
トリップ状線路3を用いることで、前述の容量CT特性
が、制御電圧Vの1乗〜2乗の範囲になるように設定す
る。
施の形態2と同様の効果が得られるとともに、さらに、
制御電圧の1/2乗に反比例する可変容量ダイオード2
を用いる実施の形態2と比較して、2倍の線路長が使用
できる。また、ストリップ状線路3の線路長lが短くな
りすぎることによる設計性および再現性の低下を防止す
ることができる。なお、本実施の形態においては、可変
容量ダイオード3を用いた場合について説明したが、こ
れに限らず、たとえば、ショットキーダイオードまたは
電界効果トランジスタ(FET)を周波数変調に利用す
ることもできる。
御発振器の実施の形態4の構成を示す図である。なお、
前述の実施の形態1と同様の構成については、同一の符
号を付して説明を省略する。図7において、3aはスト
リップ状線路であり、4’は容量(キャパシタ)であ
り、11’はストリップ状線路3aを任意の位置で接地
に接続するための端子である。
ップ状共振器1の片方の端子に負性抵抗回路5を接続
し、もう一方の端子に容量1’を介して可変容量ダイオ
ード2のアノードを接続する。そして、可変容量ダイオ
ードのカソードを接地し、かつ可変容量ダイオード2の
アノードに高インピーダンスのストリップ状線路3aを
接続し、さらにストリップ状線路aのもう一方の端子を
発振周波数に対して十分に低インピーダンスの容量4を
介して接地する。また、ストリップ状線路3aの長さを
1/4波長に設定する。
長さのストリップ状線路3aを用いて実施の形態1の動
作を実現する方法として、たとえば、長さ1/4波長の
ストリップ状線路3aを用い、使用する可変容量ダイオ
ード2のCV特性に応じた所定の位置で、ストリップ状
線路3aを、発振周波数に対して十分に低インピーダン
スの容量4’を介して接地する。すなわち、ストリップ
状線路3aにおける短絡点を任意に設定できる。
施の形態1と同様の効果が得られるとともに、ストリッ
プ状線路3の線路長lを1/4波長に固定し、さらに、
ストリップ状線路3を任意の位置で接地する構成とする
ことで、可変容量ダイオード3の種類を限定することな
く、かつ可変容量ダイオード3のCV特性のばらつきを
吸収するように微調整をおこなうことができるため、さ
らに大幅に周波数変調の線形性を改善することができ
る。
ば、ストリップ状線路の線路長を1/4波長〜1/14
波長とすることで、たとえば、ダイオードのみで周波数
制御をおこなう場合と比較して、大幅に周波数変調の線
形性を改善することが可能なマイクロ波電圧制御発振器
を得ることができる。
ッタンスとの和が制御電圧の1乗〜2乗に反比例するよ
うにストリップ状線路の長さを決定することで、従来の
線形性指数を大幅に改善することが可能なマイクロ波電
圧制御発振器を得ることができる、という効果を奏す
る。また、線形性指数の大幅な改善により、リニアライ
ザーの適用を容易にすることができるため、衝突防止レ
ーダ用発振器を効果的に実現が可能となる。
波長に固定し、さらに、ストリップ状線路を任意の位置
で接地する構成とすることで、可変容量ダイオードの種
類を限定することなく、かつ可変容量ダイオードのCV
特性のばらつきを吸収するように微調整をおこなうこと
ができるため、さらに大幅に周波数変調の線形性を改善
することができる。
Tダイオードを用いた場合においても、従来と比較し
て、大幅に周波数変調の線形性を改善することができ
る。
施の形態1の構成を示す図である。
を可変容量ダイオードに並列接続した場合の容量−電圧
特性を示す図である。
ける実施の形態2の処理を示す図である。
ける実施の形態2の処理を示す図である。
波数変調の線形性を示す図である。
ける実施の形態3の処理を示す図である。
施の形態4の構成を示す図である。
を示す図である。
示す図である。
の可変周波数特性および周波数変調の線形性を示す図で
ある。
マイクロ波電圧制御発振器の構成を示す図である。
いて、基準点B−B’からみた可変容量ダイオード63
(容量CV)のインピーダンスを1/jωCVとし、共振
器回路62側のインピーダンスをRT +jωLTとする
と、この発振器の発振周波数f OSCは、式(2)のよう
に表すことができる。 fOSC=1/[2π(LTCV)1/2] …(2)
て2乗に反比例する可変容量ダイオードは市場になく、
また、マイクロ波以上の周波数で動作可能な特殊なダイ
オードについては、たとえ存在した場合においても入手
が困難となる。そのため、L Tが一定の条件下で上記の
ような線形電圧制御発振器は実現されていない。
振線路であり、48は直流阻止容量であり、49は電圧
の2乗に反比例する可変容量ダイオードであり、52は
可変容量ダイオード49の2乗特性を線形特性に補正す
るためのストリップ線路50とキャパシタ51との直列
接続であり、53はストリップ線路50の補正効果をさ
らに向上させるためのストリップ線路であり、54は端
子であり、55はキャパシタである。また、負性抵抗回
路33において、34はトランジスタであり、35,3
6,37,38は抵抗であり、39,40,41,4
2,43はキャパシタであり、44はコイルであり、4
5,46は端子である。
に前記ストリップ状線路から得られる負のアドミッタン
スが接続されていることを利用し、前記可変容量ダイオ
ードの容量と前記アドミッタンスとの和が制御電圧に反
比例するように、前記ストリップ状線路の長さを決定す
ることによって、従来の線形性指数を大幅に改善するこ
とができる。また、線形性指数の大幅な改善により、リ
ニアライザーの適用を容易にすることができるため、衝
突防止レーダ用発振器を効果的に実現することができ
る。
量ダイオード2に、等化的にストリップ状線路3(長さ
l)から得られる負のアドミッタンス:−1/(ω0Z
tanβl)が接続されていることを利用し、可変容量
ダイオード2の容量と前記アドミッタンスとの和が、制
御電圧にほぼ反比例するように、ストリップ状線路3の
長さlを選定する。すなわち、本実施の形態において
は、可変容量ダイオード2のCV特性が制御電圧Vの1
/2乗に反比例する場合に、たとえば、1/12波長程
度のストリップ状線路3を用いることで、前述の容量C
T特性が、制御電圧Vに反比例する可変容量特性を実現
する。
線であり、14は前述の式(8)の曲線であり、16は
曲線13を曲線14にほぼ一致するまで下方にシフトし
た曲線である。なお、ここでは、ΔCを0.5pFとす
る。図示のとおり、曲線16と曲線14とは、前述した
実施の形態2よりも(曲線15’と曲線14)、さらに
広い電圧範囲で一致する。
量ダイオード2に、等化的にストリップ状線路3(長さ
l)から得られる負のアドミッタンス:−1/(ω0Z
tanβl)が接続されていることを利用し、可変容量
ダイオード2の容量と前記アドミッタンスとの和が、制
御電圧の1乗〜2乗に反比例するように、ストリップ状
線路3の長さlを選定する。すなわち、可変容量ダイオ
ード2のCV特性が制御電圧Vのk乗(1/2<k<
2)の場合には、1/4波長〜1/14波長の範囲のス
トリップ状線路3を用いることで、前述の容量CT特性
が、制御電圧Vの1乗〜2乗の範囲になるように設定す
る。
を可変容量ダイオードに並列接続した場合の容量−電圧
特性を示す図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 ストリップ状共振器の片方の端子に外部
出力端子を備えた負性抵抗回路を接続し、もう一方の端
子に第1の容量を介して可変容量ダイオードの一方の端
子を接続し、 さらに、前記可変容量ダイオードの他の一方の端子を接
地し、かつ、前記可変容量ダイオードの前記一方の端子
に高インピーダンスのストリップ状線路を接続し、前記
ストリップ状線路のもう一方の端子を発振周波数に対し
て十分に低インピーダンスの第2の容量を介して接地す
る、構成とし、 前記ストリップ状線路の長さを、1/4波長〜1/14
波長の範囲に設定することを特徴とするマイクロ波電圧
制御発振器。 - 【請求項2】 前記可変容量ダイオードに、等化的に前
記ストリップ状線路から得られる負のアドミッタンスが
接続されていることを利用し、前記可変容量ダイオード
の容量と前記アドミッタンスとの和が制御電圧に反比例
するように、前記ストリップ状線路の長さを決定するこ
とを特徴とする請求項1に記載のマイクロ波電圧制御発
振器。 - 【請求項3】 前記可変容量ダイオードに、等化的に前
記ストリップ状線路から得られる負のアドミッタンスが
接続されていることを利用し、前記可変容量ダイオード
の容量と前記アドミッタンスとの和が制御電圧の1乗〜
2乗に反比例するように、前記ストリップ状線路の長さ
を決定することを特徴とする請求項1に記載のマイクロ
波電圧制御発振器。 - 【請求項4】 前記ストリップ状線路の長さを1/4波
長に固定し、使用する可変容量ダイオードの特性に応じ
た所定の位置で、前記ストリップ状線路を接地すること
を特徴とする請求項1に記載のマイクロ波電圧制御発振
器。 - 【請求項5】 前記可変容量ダイオードとして、ショッ
トキーダイオードまたはFETダイオードを用いること
を特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のマイ
クロ波電圧制御発振器。
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