JP2014132749A - 基板の誘電分散の補償を伴う高周波装置および調整方法 - Google Patents

基板の誘電分散の補償を伴う高周波装置および調整方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、誘電体基板上に印刷技術で実現された、少なくとも1つのアンテナ(31)、および/または少なくとも1つのフィルタ(32a、32b)を備える、高周波信号を送信および/または受信するための装置(30)に関する。
【解決手段】本発明によると、この装置は、基板の誘電分散を補償するための手段を備える。このために、装置は、測定された誘電率値を送ることのできる、基板の誘電体誘電率を測定するための回路(10)と、測定された誘電率値により、アンテナのインピーダンスおよび/またはフィルタの周波数応答を調整できる調整手段(20、36)とを備える。
【選択図】図7

Description

本発明は、誘電体基板を含む回路基板上で実現される高周波装置の分野に関する。本発明は、より詳細には、誘電体材料の基板上に印刷回路技術で実現される少なくとも1つのアンテナおよび/または1つのフィルタを備える、高周波信号を送信および/または受信するための装置に関する。
高水準の集積化を得るために、高周波装置は、従来、誘電体基板を有する1または複数の印刷回路基板上で実現されている。このような装置では、アンテナは、従来、誘電体基板上に配置された適切な幾何形状の導電性材料の層により実現される。導電性の層は、特定の形の1または複数の放射状のストランド(strand)により、またはスロットを備えた導電性プレートにより形成することができる。従来、これらの装置は、フィルタも備えている。これらのフィルタは、誘電体基板上に設けられた、例えばマイクロストリップラインなどの導電性ラインにより、全体的または部分的に実現することができる。
これらのアンテナおよび/またはフィルタの挙動は、基板の誘電体材料の電気的かつ機械的性質に強く関連していることが知られている。家庭用電子機器の分野では、基板を製作するために一般に使用される材料は、低コスト材料であるFR4タイプのものであることもまた知られている。この材料の不利な点は、誘電体誘電率値に関して比較的高い分散を有することである。誘電率におけるこの変動範囲は、製造者によっては大きくなり、あるいは小さくなる。一般に、材料が高価になればなるほど、誘電率における変動範囲はより減少する。
この誘電率の分散は、高周波装置の受信チャネルおよび/または送信チャネルのいくつかの重要な機能に、特に、この誘電体基板で実現されるアンテナおよびフィルタの挙動に影響を与える可能性がある。より具体的には、それは、フィルタの応答において周波数ドリフトを生じ、アンテナのインピーダンスをドリフトさせて、その性能を劣化させる。
現在、印刷回路上の高周波装置の製造者は、これらのドリフトを阻止するために2つの選択肢を有する:
1)誘電率において低い変動を有する誘電体基板を使用すること、ただし、それは装置に対してさらなるコストを生ずる、または
2)例えば、アンテナの帯域幅を増加させることにより、基板の誘電率におけるこの潜在的な変動を考慮するように装置の技術的特性を変更すること、ただし、これは、装置の性能の劣化を生ずる。
本発明は、高周波装置のアンテナまたはフィルタの性能を劣化させることなく、低コストの誘電体材料を使用し続けることを可能にする他の解決策を提案する。
本発明によると、誘電体基板の誘電率に関連する値を測定するための回路を備え、測定された誘電率値により、フィルタの周波数応答およびアンテナのインピーダンスを調整することを可能にする回路を備えた高周波装置を備えることが提案される。
このために、本発明は、誘電体基板上に印刷技術で実現される少なくとも1つのアンテナおよび/または1つのフィルタを備えた、高周波信号を送信および/または受信するための装置に関し、それは、誘電率に関連する測定値を送ることができる、基板の誘電体誘電率に関連する値を測定するための回路と、前記測定値により、アンテナのインピーダンスおよび/または前記フィルタの周波数応答を調整できる調整手段とをさらに備えることを特徴とする。
したがって、本発明によると、装置のアンテナのインピーダンスおよび/またはフィルタの周波数応答は、基板の誘電率の実際の値を考慮に入れることにより調整される。したがって、基板の誘電率の分散に関連するアンテナの不整合および/またはフィルタの応答における周波数ドリフトが回避される。
特定の実施形態によれば、調整手段は:
− 測定された誘電率値を受け取り、前記測定された誘電率値により、少なくとも1つのディジタル制御信号を送ることができる調整制御回路と、
− 前記アンテナの入出力端子に接続され、前記少なくとも1つのディジタル制御信号により制御されて、アンテナのインピーダンスを変更し、それを所定値に復元するインピーダンス整合、および/または前記少なくとも1つのディジタル制御信号により制御されて、前記少なくとも1つのフィルタの周波数応答を変更し、それを所定値に復元する、前記フィルタ内の可変容量素子と、
を備える。
一実施形態によれば、インピーダンス整合ネットワークは、前記少なくとも1つのディジタル制御信号によりディジタル的に制御された調整可能なコンデンサを備える。前記少なくとも1つのフィルタの内部の可変容量素子は、バラクタダイオードである。
特定の実施形態によれば、誘電率に関連する値を測定する回路は:
− 制御信号によりディジタル的に制御可能であり、所定の周波数帯域内の様々な周波数の複数の高周波信号を生成することのできる高周波信号発生器と、
− 発生器により生成された高周波信号を受け取り、様々な周波数のこれらの信号のそれぞれに対して、出力信号を送ることのできる共振器と、
− 前記共振器により送られた出力信号のそれぞれに対して信号電力を測定するための電力測定回路と、
− 電力測定回路により測定された電力値から、共振器の共振周波数を求めるためのマイクロコントローラであって、高周波信号発生器を制御する信号を生成するためのマイクロコントローラと、
− 前記共振周波数から基板の比誘電率を計算するためのプロセッサと、
を備える。
特定の実施形態によると、前記共振器はリング共振器である。変形形態によると、共振器は、λ/2に実質的に等しい長さを有する直線のマイクロストリップラインを備える共振器であり、式中、λは高周波信号の波長である。
共振器は、送信または受信された高周波信号の周波数に近接した共振周波数を有するように設計されると有利である。
特定の実施形態によれば、装置は、様々な動作周波数で動作する少なくとも2つの送信チャネルおよび/または受信チャネルを備え、単一の誘電体基板上に印刷技術で実現された少なくとも1つのアンテナおよび/または少なくとも1つのフィルタをそれぞれが備えており、また前記誘電体基板の比誘電率を測定するために、誘電率に関連する値を測定する回路をさらに備え、測定回路の共振器が、基板の誘電率の分散により生ずるドリフトに対して、概して最も感度の良い周波数である最高動作周波数に近接した共振周波数を有するように設計される。
本発明の目的はまた、前に定義されたものなど、装置のアンテナのインピーダンスおよび/またはフィルタの周波数応答を調整するための方法であり、それは以下のステップを含む:
− 所定の周波数帯域における様々な周波数の複数の高周波信号を生成するステップ、
− 基板の比誘電率に関連する値を測定するステップ、および
− 前記測定した誘電率値により、アンテナのインピーダンスおよび/またはフィルタの周波数応答を調整するための制御信号を送るステップ。
この方法は、最初に装置をオンにしたときに1回だけ実施されると有利である。
当業者であれば、添付図により示され、例示のために与られた以下の諸例を読めば、さらに他の利点も想到されよう。
基板の比誘電率が、約±10%変化したとき、基板上で実現される帯域消去フィルタの周波数ドリフトを示す図である。 それが実現される基板の実際の比誘電率を測定するために使用されるリング共振器の概略図である。 図2の共振器の周波数応答を示す図である。 誘電率に関連する値を測定する回路と、測定値により高周波装置のアンテナのインピーダンスおよびフィルタの周波数応答を調整するための調整信号を生成するように意図された調整制御回路とを示す図である。 その共振周波数の関数として、図2の共振器から求められた基板の比誘電率の変化を示す曲線を示す図である。 図2の誘電率回路に関連する値の測定に含まれる電力測定回路の図である。 本発明による、高周波信号を送信/受信するための第1の装置の概略図である。 図7の装置の整合ネットワークの概略図である。 図7の装置の整合ネットワークおよびフィルタの調整方法のステップを示す図である。 本発明による、高周波信号を送信/受信するための第1の装置の概略図である。
図1は、基板の比誘電率εの関数として、誘電体基板上にマイクロストリップラインで実現された帯域消去フィルタの周波数応答(パラメータS12)を示す。このフィルタは、5GHz〜7GHz帯域における周波数を除外するように意図されている。3つの周波数応答曲線が示されている:
− 4.4に等しい比誘電率εを有する誘電体基板で実現された第1の曲線、
− 4.0に等しい比誘電率εを有する誘電体基板で実現された第2の曲線、および
− 4.8に等しい比誘電率εを有する誘電体基板で実現された第3の曲線。
この図は、約±10%の比誘電率の分散εが、±200MHzの周波数ドリフトを生ずる可能性のあることを示しており、それは、多くの分野で、特に、2.4および5GHzのWiFi、DECT、3G、Bluetooth(登録商標)、ZigBee、またはGPS信号など、マルチメディア信号の送信および受信の分野で許容することができない。
周波数が高くなればなるほど、基板の比誘電率値εの分散の影響が、フィルタの応答にさらに多くの影響を与えることになり、これはフィルタのタイプ(帯域消去、帯域通過、低域通過、高域通過)にかかわらず当てはまることである。
基板の比誘電率の分散は、誘電体基板上に印刷技術で実現されるアンテナのインピーダンスにも同様に影響を与える。
したがって、本発明によると、高周波装置のフィルタの周波数応答および/またはアンテナのインピーダンスを、それらが実現される誘電体基板の比誘電率εの実効値により調整することが提案される。
本発明によると、基板の比誘電率εに関連する値を測定し、次いで、測定値により、高周波装置のフィルタの周波数応答および/またはインピーダンスを調整することが提案される。
印刷回路基板の誘電体基板の比誘電率εは、様々な知られた技法により測定することができる。それらの1つは、基板の誘電率が測定される回路基板上に、例えば、マイクロストリップラインなどのリング共振器を実現し、次いで、このリングの共振周波数を求めることにある。このような共振器が図2で図示されている。
マイクロストリップラインを備えた共振器回路の場合、電磁波は、基板、マイクロストリップライン、および空気から形成された異種媒体中を伝播する。この異種媒体の誘電体誘電率は、一般に実効誘電体誘電率ε effと呼ばれるが、以下の式で求められる。
Figure 2014132749
Figure 2014132749
式中、lは共振器のリングの円周であり、n/2×λに等しく、λは共振周波数fで異種媒体中を伝播する高周波信号の波長であり、rは共振器のリングの半径であり、またλは共振周波数fで真空を伝播する高周波信号の波長である。
式(1)および(2)を組み合わせた場合、以下の式が得られる。
Figure 2014132749
式中、fはリングの共振周波数であり、またcは真空中の光の速度(3.10m/s)である。
前の式は、共振器の共振周波数fと、実効誘電体誘電率ε effとの間の関係を示している。この後者は、以下の関係により、基板の比誘電率εに関連付けられる。
Figure 2014132749
式中、hは基板の厚さを表し、またwは、リングを形成するマイクロストリップラインの幅である。
基板の比誘電率εは、したがって、以下の関係から得られる。
Figure 2014132749
したがって、リングの共振周波数fを求めることにより、式(3)を用いて、実効比誘電率ε effを、次いで、式(5)を用いて基板の比誘電率εを非常に正確に推定することが可能である。
共振周波数fを求めることは、共振器により送り出される電力が最大になる信号周波数を求めることにある。
図3は、図3で示されたものなど、リング共振器の周波数応答のHFSS(高周波構造シミュレータ)シミュレーション(パラメータS21)を示している。このシミュレートされた応答は、4.4に等しい比誘電率ε、および0.02の損失正接を有する基板に関して得られた。
この図で分かるように、共振器の応答は、共振周波数f(この場合、約5.25GHz)及びその高調波で振幅のピークを有する。
この振幅のピークを検出することは、共振器の共振周波数fを求めること、および式(3)および(5)を用いて基板の比誘電率εを推定することを可能にする、ただし、パラメータn、l、およびwは既知のパラメータである。
基板の比誘電率εを求めるために、誘電率に関連する値を測定する回路は、したがって、図2で規定されたものなどの共振器を備えるだけではなく、共振器に可変周波数の高周波信号を供給するための手段と、共振器の共振周波数を求めるための手段と、共振周波数から、基板の比誘電率εを計算するための手段とを備えなくてはならない。
図4を参照すると、基板の誘電率に関連する値を測定する回路10は:
− ディジタル的に制御可能な、様々な周波数の複数の高周波信号を生成できる高周波信号発生器11であり、生成された信号の周波数は、例えば、所定の周波数帯域における所定の周波数ステップにより変化し、発生器11が、生成された信号の周波数を変えるために制御信号cmdにより制御され、発生器は、基板の誘電分散に起因する潜在的な周波数ドリフトを含めるために、基板のいわゆる公称誘電率値により計算された、そのいわゆる公称共振周波数付近の比較的広い周波数帯域にわたって掃引する、高周波信号発生器11と、
− 発生器11により生成された高周波信号を受け取り、様々な周波数のこれらの信号のそれぞれに対して、出力信号を送ることのできる、前に規定したものなどの共振器12と、
− 共振器により送られた出力信号のそれぞれに対して、信号電力を測定するための電力測定回路13と、
− 電力測定回路13により測定された電力値から共振器の共振周波数を求めるためのマイクロコントローラ14であって、高周波発生器11を制御する信号cmdを生成するためのマイクロコントローラ14と、
− マイクロコントローラ14により求められた共振周波数fから基板の比誘電率εを計算するためのプロセッサ15と、
を備える。
誘電率に関連する値を測定する回路はまた、電力測定回路13により測定された電力値を少なくとも一次的に記憶するための、マイクロコントローラ14に接続されたメモリ16を備える。
発生器11は、解析すべき周波数帯域における複数の高周波信号を順次送り出す。上記で示したように、この解析すべき周波数帯域は、基板の製造者により提供された公称比誘電率値(例えば、ε=4.55)に対して得られる共振器のいわゆる公称共振周波数と、基板の比誘電率の分散に起因することになる共振周波数のドリフトに対応するこの公称共振周波数近傍の周波数とを含む。
例えば、図5の線図で示されるように、約±10%、すなわち、4.05と4.95の間で変化しやすい4.5に等しい公称比誘電率εを有するFR4タイプの基板上で実現された共振器であって、その共振周波数が5.3GHzと5.7GHzの間で変化する共振器を考えると、マイクロコントローラ14は、信号cmdにより発生器11を制御して、それが5.3GHzと5.7GHzの間を含む周波数帯域を掃引するようにする。共振器の共振周波数は、それが挿入される送信/受信装置の最高動作周波数に近いことが好ましい。この周波数は、概して、基板の誘電率の分散に起因するドリフトに対して最も感度の良い周波数に相当する。
周波数帯域は、例えば、100KHzなどの所定値ステップで掃引される。このステップが小さくなればなるほど、より正確に共振器の共振周波数が求められる。
共振器12には、発生器11により生成された各信号が連続して供給される。したがって、それにより送られる信号の振幅は、共振器の共振周波数に近づいたとき最大となる。
共振器12の出力で、電力測定回路13は、共振器12により送られた信号の電力を測定する。対数式電力測定回路の例の図が、図6で示されている。この電力検出器は、当技術分野でよく知られている。それは、非常に高い感度と、広いダイナミックレンジを有する。出力において、それは、dBmのRF入力電圧に比例するDC電圧をボルトで生成する。
マイクロコントローラ14は、回路13により測定された電力値をメモリ16に記憶し、次いで、解析すべき周波数帯域全体の掃引に対する最大電力値を求める。
マイクロコントローラ14は、次いで、この最大電力を与える共振器に供給された信号の周波数を求める。この周波数は、共振器の共振周波数fに相当する。
マイクロコントローラ14は、プロセッサ15にこの共振周波数値fを供給し、それは、式(3)および(5)を用いて、基板の比誘電率値εを計算する。
この比誘電率値が計算された後、誘電率に関連する値を測定する回路10は、プロセッサ15を介して、高周波装置のアンテナのインピーダンスおよび/またはフィルタの周波数応答を調整するように意図された調整手段を制御できる調整制御回路20に、この値を供給する。
図4で、調整制御回路20は、照会されるテーブルの形で、またはLUT(参照用テーブル)の形で示されており、入力端子で誘電率に関連する値を測定する回路10により供給された比誘電率値を受け取り、出力端子で高周波装置のアンテナおよびフィルタの調整を制御する複数の制御信号C1、C2、C3を送り出す。
本発明による高周波信号を送信および/または受信するための装置が図7で示される。参照番号30を有する装置は、例えば、5GHzのWiFi信号を送信/受信するためなど、高周波信号の送信/受信チャネルを備える。
この送信/受信チャネルは、アンテナ31と、アンテナで受信したRF信号を濾波するための帯域通過フィルタ32aと、フィルタ32aから出力された信号を増幅するための低雑音増幅器33aと、増幅器33aにより送られたRF信号を処理するための処理回路34とを備える。この回路34は、特に、受信したRF信号をベースバンド信号に変換することができる。チャネルはまた、処理回路34により生成された送信すべきRF信号を増幅するための電力増幅器33bと、増幅器33bにより増幅された信号を濾波するための高域通過フィルタ32bとを備える。アンテナ31を、フィルタ32a(受信)と、フィルタ32b(送信)とに選択的に接続するために、スイッチング回路35が、フィルタ32aおよび32bと、アンテナ31との間にさらに配置される。
本発明を実現するために、装置30はまた、前に述べた測定回路および制御回路20、ならびに測定された比誘電率により、例えば、50オームなど、アンテナのインピーダンスを所定値に調整するための整合ネットワーク36を備える。さらに、フィルタ32aおよび32bは、測定された比誘電率によりその周波数応答が調節可能なフィルタである。
調整制御回路20は3つの制御信号を送る:
− 例えば、50オームなどの基準値に等しくなるように、アンテナのインピーダンスを調整するための制御信号C1、
− 帯域通過フィルタ32aの周波数応答を所定値に調整するための制御信号C2、および
− 高域通過フィルタ32bの応答を他の所定値に調整するための制御信号C3。
整合ネットワーク36は、例えば、Lまたはパイ(π)トポロジを有する1または複数の基本的なインピーダンスネットワークにより形成される。このネットワークは、図8で示すように、制御信号C1の複数のビットb1・・・biによりディジタル的に制御される複数のスイッチドキャパシタから構成される少なくとも1つのDTC(ディジタル的にチューニング可能なコンデンサ)を備える。
この図では、整合ネットワーク36は、Lトポロジを有する2つの基本的なLCネットワークを備える。各基本ネットワークは、基本ネットワークの入力端子と出力端子の間のインダクタLpと、基本ネットワークの入力端子とアースの間の3つの並列なスイッチドキャパシタCpとを備える。スイッチドキャパシタのそれぞれは、制御信号C1のビットにより制御される。したがって、この例では、制御信号C1は、アンテナ31のインピーダンスを変えるために6ビット、すなわち、64個の可能な値を含む。
同様に、フィルタ32aおよび32bはそれぞれ、制御信号C2およびC3により、それらの周波数応答を変化させるために、少なくとも1つのDTCまたは1つのバラクタダイオードを備える。
様々な可能な調整を得るために必要な様々な制御信号C1、C2、C3は、先行して規定され、参照用テーブル20に記憶される。
動作中に、測定回路10が基板の比誘電率値を送ると、この後者は、整合ネットワーク36、ならびにフィルタ32aおよび32bを調整する適切な制御信号C1、C2、C3を送る参照用テーブル20に送信される。
整合ネットワークおよびフィルタのこの調整は、最初に高周波装置をオンにしたときに1回だけ実行されることが好ましい。
図9を参照すると、整合ネットワーク36、ならびにフィルタ32aおよび32bの調整が、以下の方法で実施される:
− ステップE1:周波数帯域全体が掃引されるまで、発生器11が、所定の周波数ステップにより、所定の周波数帯域における様々な周波数の信号を連続的に生成する、
− ステップE2:マイクロコントローラ14が、共振器の共振周波数を求める、
− ステップE3:プロセッサ15は、基板の比誘電率値を求める、
− ステップE4:制御回路20が、整合ネットワーク36、ならびにフィルタ32aおよび32bに適切な制御信号を送る。
本発明の装置は、1つの送信チャネルまたは1つの受信チャネルだけを備えることができる。反対に、それはまた、図10で示すように、複数の送信/受信チャネルを備えることもできる。
図10は、本発明による装置300を示しており、それは、一方が、例えば、5GHzのWiFi信号の送信/受信に専用であり、他方が、2.4GHzのWiFi信号の送信/受信に専用である2つの送信/受信チャネルと、回路10と同一の測定回路100と、装置の2つの送信/受信チャネルの調整可能な回路に対して複数の制御信号を送ることのできる制御回路200とを備える。
5GHzのWiFi信号を送信/受信するための第1のチャネルは、図7のものと同一である。したがって、それは、アンテナ31と同一のアンテナ301と、ネットワーク36と同一の整合ネットワーク306と、フィルタ32aと同一の帯域通過フィルタ302aと、増幅器33aと同一の低雑音増幅器303aと、フィルタ32bと同一の高域通過フィルタ302bと、増幅器33bと同一の電力増幅器303bとを備える。
2.4GHzのWiFi信号を送信/受信するための第2のチャネルは、第1の送信/受信チャネルの対応する素子と同様に設けられたアンテナ301’と、整合ネットワーク306’と、帯域通過フィルタ302a’と、低雑音増幅器303a’と、低域通過フィルタ302b’と、電力増幅器303b’とを備える。しかし、第1の送信/受信チャネルにおける高域通過フィルタ(302b)が、第2の送信/受信チャネルでは低域通過フィルタ(302b’)に置き換えられていることに留意されたい。
装置300はまた、2つの受信チャネルに共通のスイッチング回路305および処理回路304を備える。スイッチング回路305は、整合ネットワーク306を介してフィルタ302aおよび302bをアンテナ301に、また整合ネットワーク306’を介してフィルタ302a’および302b’をアンテナ301’に選択的に接続する。処理回路304は、高周波信号をベースバンド信号へと変換し、逆の変換も同様に行う。
この実施形態では、制御回路200は、調整可能な素子306、302b、302a、306’、302b’、および302a’をそれぞれ制御するために、制御信号C1、C2、C3、C1’、C2’、およびC3’を生成する。
装置の調整可能な素子の調整は、図7の装置に関して前に述べたように実施される。しかし、ここで述べるように、第1の無線チャネルでは5GHz、第2の無線チャネルでは2.4GHzなど、非常に異なる周波数で動作する無線チャネルの場合、動作周波数による誘電率の測定精度を高めるために、2つの共振器を、すなわち、これらの共振器の一方が、5GHzに近い共振周波数を有し、他方の共振器が、2.4GHzに近い共振周波数を有する共振器を、無線チャネルごとに提供することが可能である。これらの共振器のそれぞれは、したがって、関連する無線チャネルの制御信号を求めるために使用される。
変形形態によると、装置は、測定回路により占められるスペースを低減するために1つだけの共振器を備える。この特定の実施形態では、共振器により占められるスペースをさらに最小化するために、この場合5GHzである装置の最高動作周波数に近い共振周波数を有する共振器を選択することが好ましい。
フィルタの周波数応答およびアンテナのインピーダンスのこの整合は、したがって、例えば、FR4タイプの基板など、低コストの基板で実現されるマルチ無線装置の場合に特に有用である。
本発明は、2つの特定の実施形態に関して述べられてきたが、それは決して限定されるものではないこと、および本発明の範囲に含まれる場合、その組合せと共に述べられた手段のすべての技術的に均等な形態を含むことは明らかである。
当然であるが、リング共振器以外のタイプの共振器、特に、λ/2に実質的に等しい長さを有する直線のマイクロストリップラインを備える共振器を使用することができる。
本発明は、1つの送信チャネルだけ、または1つの受信チャネルだけを備える装置に適用可能である。それはまた、アンテナのインピーダンスだけが(フィルタの周波数応答を変更することなく)調整される装置に、またはフィルタの周波数応答だけが(アンテナのインピーダンスを変更することなく)調整される装置にも適用可能である。

Claims (10)

  1. 誘電体基板上に印刷技術で実現された少なくとも1つのアンテナ(31;301、301’)および/または少なくとも1つのフィルタ(32a、32b;302a、302b、302a’、302b’)を備える、高周波信号を送信および/または受信するための装置(30;300)であって、
    前記基板の誘電体誘電率の測定値を送ることのできる、前記誘電率に関連する値を測定するための回路(10;100)と、誘電率に関連する前記測定値により、アンテナのインピーダンスおよび/または前記フィルタの周波数応答を調整できる調整手段(20、36;200、306、306’)と、
    をさらに備える、前記装置。
  2. 前記調整手段は、
    前記誘電率に関連する前記測定値を受け取ることができ、前記測定値による少なくとも1つのディジタル制御信号(C1、C2、C3;C1’、C2’、C3’)を送ることができる調整制御回路(20;200)と、
    前記アンテナの入出力端子に接続され、前記少なくとも1つのディジタル制御信号により制御されて、前記アンテナの前記インピーダンスを変更し、それを所定値に復元するインピーダンス整合ネットワーク(36;306、306’)、および/または前記少なくとも1つのディジタル制御信号により制御されて、前記少なくとも1つのフィルタの前記周波数応答を変更し、それを所定値に復元する、前記フィルタ内の可変容量素子と、
    を備える、請求項1に記載の装置。
  3. 前記インピーダンス整合ネットワーク(36;306、306’)は、前記少なくとも1つのディジタル制御信号によりディジタル的に制御される調整可能なコンデンサを備える、請求項2に記載の装置。
  4. 前記少なくとも1つのフィルタの内部の前記可変容量素子は、バラクタダイオードである、請求項2に記載の装置。
  5. 前記誘電率に関連する値を測定する前記回路(10)は、
    制御信号(cmd)によりディジタル的に制御可能であり、所定の周波数帯域内の様々な周波数の複数の高周波信号を生成することのできる高周波信号発生器(11)と、
    前記発生器により生成された前記高周波信号を受け取り、様々な周波数のこれらの信号のそれぞれに対して、出力信号を送ることのできる共振器(12)と、
    前記共振器により送られた前記出力信号のそれぞれに対して信号電力を測定するための電力測定回路(13)と、
    前記電力測定回路により測定された電力値から、前記共振器の共振周波数を求めるためのマイクロコントローラ(14)であって、前記高周波信号発生器を制御する前記信号(cmd)を生成するためのマイクロコントローラ(14)と、
    前記共振周波数から前記基板の比誘電率を計算するためのプロセッサ(15)と、
    を備える、請求項1から4のいずれか一項に記載の装置。
  6. 前記共振器はリング共振器である、請求項5に記載の装置。
  7. 前記共振器は、送信された、または受信された前記高周波信号の周波数に近い共振周波数を有するように設計される、請求項5または6に記載の装置。
  8. 様々な動作周波数で動作する少なくとも2つの送信チャネルおよび/または受信チャネルを備え、単一の誘電体基板上に印刷技術で実現された少なくとも1つのアンテナ(301、301’)、および/または少なくとも1つのフィルタ(302a、302b、302a’、302b’)をそれぞれが備えており、前記装置は、前記誘電体基板の前記比誘電率を測定するために、前記誘電率に関連する値を測定する回路(100)をさらに備え、前記誘電率に関連する値を測定する前記回路(100)の前記共振器が、最高動作周波数に近接した共振周波数を有するように設計される、請求項5から7のいずれか一項に記載の装置。
  9. 請求項1から8で定義されたものなどの装置の、アンテナのインピーダンスおよび/またはフィルタの周波数応答を調整するための方法であって、
    所定の周波数帯域における様々な周波数の複数の高周波信号を生成するステップ(E1)と、
    前記基板の前記比誘電率値を測定するステップ(E2、E3)と、
    前記測定値により、前記アンテナの前記インピーダンスおよび/または前記フィルタの前記周波数応答を調整するための制御信号を送るステップ(E4)と、
    を含む、前記方法。
  10. 最初に前記装置をオンにしたときに1回だけ実施される、請求項9に記載の方法。
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