JP2001279177A - プライマー組成物、その製造方法および接着方法 - Google Patents

プライマー組成物、その製造方法および接着方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 室温硬化性シリコーン組成物を各種基材に強
固に接着させることのできるプライマー組成物、その製
造方法および接着方法を提供する。 【解決手段】 (A)JIS K2201に規定するゴ
ム揮発油、(B)有機チタン酸エステル類、(C)アミ
ノ基含有加水分解性シランまたはその部分加水分解物、
(D)1分子中に少なくとも1個のケイ素原子結合水酸
基またはケイ素原子結合アルコキシ基を含有するオルガ
ノポリシロキサン樹脂および(E)一般式:R5 dSi
(OR64-d(式中、R5は1価炭化水素基であり、R6
はアルキル基であり、dは0または1である。)で表さ
れるアルコキシ基含有オルガノシランまたはその部分加
水分解物からなることを特徴とするプライマー組成物、
(B)成分を(A)成分に溶解した後、(C)成分、
(D)成分、(E)成分を加えて混合することを特徴と
する上記プライマー組成物の製造方法、および、上記プ
ライマー組成物を被着体に塗布し、室温硬化性シリコー
ン組成物を適用して硬化させることを特徴とする、室温
硬化性シリコーン組成物の被着体への接着方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプライマー組成物、
その製造方法および接着方法に関し、詳しくは、室温硬
化性シリコーン組成物を各種基材に強固に接着させるこ
とのできるプライマー組成物、その製造方法および接着
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、室温硬化性シリコーン組成物を
ガラス、金属、セラミック等の無機質被着体表面に接着
硬化させるには、予め被着体をプライマーで処理してか
らシリコーン組成物を打設する方法が採られている。従
来、このような方法に使用されるプライマー組成物とし
ては数多くのプライマー組成物が提案されている。例え
ば、米国特許3,246,671号および特公平8-26281号公報に
は、アミノアルキル基含有アルコキシシランと有機溶剤
を含むプライマー組成物が提案されている。しかし、ア
ミノアルキル基含有アルコキシシランは有機溶剤に対す
る相溶性が低く、使用できる有機溶剤がトルエンやキシ
レンに限定されたり、あるいは相溶化剤としてアルコー
ルなどを添加しなければ溶解しないという欠点があっ
た。そして、有機溶剤としてトルエンやキシレンを使用
した場合には、被着体として汎用される電着塗装アルミ
ニウムやフッ素塗装アルミニウムなどの難被着体に対す
る接着性が低下し、また、相溶化剤としてアルコールを
添加した場合には、プライマーの乾燥時間が短いと2成
分系脱ヒドロキシルアミンタイプの室温硬化性シリコー
ン組成物が硬化阻害を受けることがあるという問題点が
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは上記問題
点を解消するために鋭意検討した結果、本発明を完成さ
せるに至った。即ち、本発明の目的は、室温硬化性シリ
コーン組成物を各種基材に強固に接着させることのでき
るプライマー組成物、その製造方法および接着方法を提
供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】 本発明は、(A)JIS K2201に規定するゴム揮発油 100重量部、 (B)有機チタン酸エステル類 0.5〜10重量部、 (C)一般式:
【化2】 (式中、R1は脂肪族不飽和結合を有しない1価炭化水素基であり、R2はアミノ 基含有有機基であり、Xは加水分解性基であり、aは0または1の整数である。 )で表わされるアミノ基含有オルガノシランまたはその部分加水分解物 0.5〜10重量部、 (D)平均単位式:R3 b(R4O)cSiO4-b-c/2 (式中、R3は脂肪族不飽和結合を有しない置換もしくは非置換の1価炭化水素基 であり、R4は水素原子またはアルキル基であり、bは0.8〜1.8であり、c は1分子中のケイ素原子結合水酸基またはケイ素原子結合アルコキシ基の数が1 個以上になる値である。)で表わされ、1分子中に少なくとも1個のケイ素原子 結合水酸基またはケイ素原子結合アルコキシ基を含有するオルガノポリシロキサ ン樹脂 0.5〜10重量部 および (E)一般式:R5 dSi(OR64-d (式中、R5は1価炭化水素基であり、R6はアルキル基であり、dは0または1 である。)で表されるアルコキシ基含有オルガノシランまたはその部分加水分解 物 0.5〜10重量部 からなることを特徴とするプライマー組成物、(B)成
分を(A)成分に溶解した後、(C)成分、(D)成
分、(E)成分を加えて混合することを特徴とする上記
プライマー組成物の製造方法、および、上記プライマー
組成物を被着体に塗布し、室温硬化性シリコーン組成物
を適用して硬化させることを特徴とする、室温硬化性シ
リコーン組成物の被着体への接着方法に関する。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明に使用される(A)成分の
ゴム揮発油は本発明の特徴となる成分であり、(B)成
分〜(E)成分を溶解して均一なプライマー組成物とす
ると共に、各種基材に対する接着性を高める働きをする
重要な成分である。このゴム揮発油はJIS K220
1−1958に規定する工業ガソリンの一種で、JIS
K2254に規定される石油製品蒸留試験方法による
初留温度が80℃以上であり、50%留出温度が120
℃以下の蒸留性状を有するものである。
【0006】本発明に使用される(B)成分の有機チタ
ン酸エステル類は、本発明のプライマー組成物を硬化さ
せるための触媒として作用するとともに、本発明組成物
に接着性を付与する成分である。この(B)成分の具体
例としては、テトライソプロピルチタネート,テトラノ
ルマルブチルチタネート,テトラ(2−エチルヘキシ
ル)チタネートおよびこれらの部分加水分解縮合物,チ
タンジイソプロピルビスアセチルアセテート,チタンジ
イソプロピルビスエチルアセトアセテートなどのチタン
キレート化合物が挙げられる。本成分の配合量は、
(A)成分100重量部に対して0.5〜10重量部の
範囲であり、1〜5重量部の範囲が好ましい。
【0007】本発明に使用される(C)成分のアミノ基
含有オルガノシランまたはその部分加水分解物は、本発
明のプライマー組成物の広範な基材に対する接着性を向
上させる成分である。この(C)成分は、一般式:
【化3】 で表され、式中、R1は脂肪族不飽和結合を有しない1
価炭化水素基であり、メチル基,エチル基,プロピル基
などのアルキル基;フエニル基,トリル基などのアリー
ル基が例示される。R2はアミノ基含有有機基であり、
少なくとも1個のアミノ基を含有する1価炭化水素基が
好ましい。具体的には、アミノメチル基,β−アミノエ
チル基,γ−アミノプロピル基,γ−(2−アミノエチ
ル)アミノプロピル基,γ−〔2−(2−アミノエチ
ル)アミノエチル〕−アミノプロピル基が例示される。
Xは加水分解可能な基であり、具体的には、メトキシ
基,エトキシ基などのアルコキシ基;ジアルキルアミノ
基,N,N−ジアルキルアミノキシ基,ケトオキシム基
が例示される。aは0または1の整数である。このよう
な(C)成分の具体例としては、アミノメチルトリメト
キシシラン,アミノメチルトリエトキシシラン,γ−ア
ミノプロピルトリメトキシシラン,γ−アミノプロピル
トリエトキシシラン,γ−アミノプロピルトリオキシム
シラン,γ−アミノプロピルトリアミノキシシラン,γ
−(2−アミノエチル)アミノプロピルトリメトキシシ
ランが挙げられる。また、このようなアミノ基含有アル
コキシシランの部分加水分解物も使用できる。この
(C)成分の配合量は、(A)成分100重量部に対し
て0.5〜10重量部の範囲であり、1〜5重量部の範
囲が好ましい。
【0008】本発明に使用される(D)成分のオルガノ
ポリシロキサン樹脂は、本発明のプライマー組成物の接
着性、特に、耐水接着性を付与するために必須とされる
成分である。このオルガノポリシロキサン樹脂は、平均
単位式:R3 b(R4O)cSiO4-b-c/2で表され、1分
子中に少なくとも1個のケイ素原子結合水酸基またはア
ルコキシ基を有する分岐状のオルガノポリシロキサンで
ある。式中、R3は脂肪族不飽和結合を有しない置換も
しくは非置換の1価炭化水素基であり、メチル基,エチ
ル基,プロピル基などのアルキル基;フエニル基,トリ
ル基などのアリール基;またはこれら基の水素原子をハ
ロゲン原子やシアノ原子などで置換した置換炭化水素基
が例示される。R4は水素原子または、メチル基,エチ
ル基,プロピル基などで例示されるアルキル基である。
bは0.8〜1.8であり、cは1分子中のケイ素原子
結合水酸基またはアルコキシ基の数が1個以上になる値
である。このような(D)成分のオルガノポリシロキサ
ン樹脂は、通常、ケイ素原子1個当り0.8〜1.8個
の1価炭化水素基を有するクロルシランまたはアルコキ
シシランのそれぞれ1種または2種以上の混合物を、水
または水と有機溶媒との混合液中で加水分解し、副生す
る塩酸やアルコール等を除去する方法により得られる。
(D)成分の配合量は、(A)成分100重量部に対し
て0.5〜10重量部の範囲であり、1〜5重量部の範
囲が好ましい。
【0009】本発明に使用される(E)成分のアルコキ
シ基含有オルガノシランは本発明のプライマー組成物の
広範な基材に対する接着性を向上させる成分である。こ
のオルガノシランは、一般式:R5 dSi(OR64-d
表され、式中、R5は1価炭化水素基であり、メチル基
やエチル基等の脂肪族飽和炭化水素基の他、ビニル基,
アリル基などの脂肪族不飽和炭化水素基が挙げられる。
6はアルキル基であり、メチル基,エチル基,プロピ
ル基が例示される。dは0または1である。このような
(E)成分としては、メチルトリメトキシシラン,メチ
ルトリエトキシシラン,ビニルトリメトキシシラン,テ
トラメトキシシラン,テトラエトキシシラン,テトラプ
ロポキシシランが例示される。また、このようなシラン
の部分加水分解物も使用できる。(E)成分の配合量
は、(A)成分100重量部に対して0.5〜10重量
部の範囲であり、0.5〜5重量部の範囲が好ましい。
【0010】本発明のプライマー組成物は、上記(A)
成分〜(E)成分からなるものであるが、本発明の目的
を妨げない範囲であれば、他のアルコキシ基含有シラ
ン;ヒュームドシリカ,コロイダルシリカなどの無機充
填剤;ベンガラ,酸化チタン,カーボンブラックなど従
来公知の着色剤等を適宜配合することができる。
【0011】本発明のプライマー組成物は、上記(A)
成分〜(E)成分を均一に混合することによって製造さ
れるが、(B)成分の有機チタン酸エステル類を(A)
成分のゴム揮発油に混合して溶解した後に、(C)成
分、(D)成分および(E)成分を添加配合して均一に
混合する方法によって調製することが好ましい。
【0012】本発明のプライマー組成物を使用して室温
硬化性シリコーン組成物を各種基材に接着硬化させるに
は、まず、基材表面に本発明組成物を塗布して乾燥させ
た後、この塗布面に室温硬化性シリコーン組成物を接触
させて硬化させればよい。室温硬化性シリコーン組成物
としては、脱ヒドロキシルアミンタイプ、脱アルコール
タイプ、脱オキシムタイプ、脱酢酸タイプ、脱水素タイ
プのシリコーン組成物が挙げられる。
【0013】以上のような本発明のプライマー組成物
は、室温硬化性シリコーン組成物を各種基材に強固に接
着させることができ、しかも被着体が電着塗装アルミニ
ウムやフッ素塗装アルミニウムなどの接着させにくい被
着体であっても良好な接着性を示すという特徴を有す
る。また、本発明組成物では、従来の相溶化剤を使用し
なくてもアミノ基含有アルコキシシランが溶解するた
め、乾燥時間が短い場合でも2成分系脱ヒドロキシルア
ミンタイプの室温硬化性シリコーン組成物の硬化阻害が
起こりにくいという利点を有する。さらに本発明組成物
は貯蔵安定性に優れており、長期間経過後も透明性を維
持できるという利点を有する。
【0014】
【実施例】以下、本発明を実施例によって説明する。実
施例中、部は重量部を表している。また、プライマー組
成物の貯蔵安定性、接着性、室温硬化性シリコーンゴム
組成物の硬化阻害の有無は、次に示す方法に従って測定
した。 ○貯蔵安定性 調製直後および1ヶ月経過後のプライマー組成物の外観
を目視により測定した。外観が透明だった場合を○と
し、白濁していた場合を×とした。 ○接着性 プライマー組成物をフロート板ガラスとフッ素電着塗装
アルミニウム板にそれぞれ塗布して、25℃にて30分
間放置して風乾した。次いで、このプライマー塗布表面
に2成分系脱ヒドロキシルアミンタイプの室温硬化性シ
リコーンゴム組成物[東レ・ダウコーニング・シリコー
ン(株)製;商品名SE792]を塗布して、温度20
℃、湿度50%の条件下で7日間放置した後,50℃、
湿度50%の条件下で7日間養生して硬化させた。得ら
れた試験体の引張接着性をJISA1439−1997
建築用シーリング材に規定する方法に準じて測定した
(初期接着性)。また、この試験体を50℃の温水に7
日間浸せきした後、引張接着性を上記と同様にして測定
した(耐水接着性)。 ○室温硬化性シリコーンゴム組成物の硬化阻害の有無 プライマー組成物を基材に塗布し、25℃にて15分間
乾燥させた。次いで、この塗布表面に、ビード状に2成
分系脱ヒドロキシルアミンタイプの室温硬化性シリコー
ンゴム組成物[東レ・ダウコーニング・シリコーン
(株)製;商品名SE792]を打設し25℃にて3日
間養生して硬化物を作成した。この硬化物を指触して、
室温硬化性シリコーンゴム組成物の硬化阻害の有無を測
定した。完全に硬化していた場合を硬化阻害無しとし、
未硬化だった場合を硬化阻害有りとした。
【0015】
【実施例1〜3】ゴム揮発油100部に、テトラブトキ
シチタネートを表1に示した量添加して均一に混合し
た。次いで、γ−(2−アミノエチル)−アミノプロピ
ルトリメトキシシラン、式:(CH3)2SiO2/2で示さ
れるシロキサン単位40モル%と式:SiO4/2で示さ
れるシロキサン単位60モル%から構成され、ケイ素原
子結合水酸基含有量が1重量%であるメチルポリシロキ
サン樹脂の50重量%キシレン溶液およびテトラエトキ
シシランを表1に示した量添加混合してプライマー組成
物1〜3を調製した。このようにして得られたプライマ
ー組成物の貯蔵安定性、接着性、硬化阻害の有無を測定
した。その結果を表2に示した。
【0016】
【比較例1、2】実施例1において、ゴム揮発油の代わ
りにトルエンまたはヘキサンを使用した以外は実施例1
と同様にして、プライマー組成物4、5を調製した。得
られたプライマー組成物の貯蔵安定性、接着性、硬化阻
害の有無を測定して、その結果を表2に示した。
【0017】
【比較例3】ヘキサン95部とイソプロピルアルコール
5部を混合した後、γ−(2−アミノエチル)アミノプ
ロピルトリメトキシシラン1.5部を添加混合した。次
いで、これに、テトラブトキシチタネート2.5部、
式:(CH3)2SiO2/2で示されるシロキサン単位40
モル%と式:SiO4/2で示されるシロキサン単位60
モル%から構成され、ケイ素原子結合水酸基含有量が1
重量%であるメチルポリシロキサン樹脂の50重量%キ
シレン溶液2.5部、テトラエトキシシラン1.0部を
配合して、プライマー組成物6を調製した。得られたプ
ライマー組成物の貯蔵安定性、接着性、硬化阻害の有無
を測定して、その結果を表2に示した。
【0018】
【表1】
【0019】
【表2】
【0020】
【発明の効果】本発明のプライマー組成物は上記(A)
成分〜(E)成分からなり、特に、溶剤として(A)成
分のゴム揮発油を使用しているので、室温硬化性シリコ
ーン組成物を各種基材に強固に接着させることができる
という特徴を有する。また、本発明の製造方法により得
られた本発明組成物は貯蔵安定性に優れ、室温硬化性シ
リコーン組成物の硬化阻害が起こらないという特徴を有
する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4J038 DL021 DL022 GA01 GA09 JA01 JC38 KA04 KA06 LA02 MA06 NA12 PA07 PA18 PC02 PC03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)JIS K2201に規定するゴム揮発油 100重量部、 (B)有機チタン酸エステル類 0.5〜10重量部、 (C)一般式: 【化1】 (式中、R1は脂肪族不飽和結合を有しない1価炭化水素基であり、R2はアミノ 基含有有機基であり、Xは加水分解性基であり、aは0または1の整数である。 )で表わされるアミノ基含有オルガノシランまたはその部分加水分解物 0.5〜10重量部、 (D)平均単位式:R3 b(R4O)cSiO4-b-c/2 (式中、R3は脂肪族不飽和結合を有しない置換もしくは非置換の1価炭化水素基 であり、R4は水素原子またはアルキル基であり、bは0.8〜1.8であり、c は1分子中のケイ素原子結合水酸基またはケイ素原子結合アルコキシ基の数が1 個以上になる値である。)で表わされ、1分子中に少なくとも1個のケイ素原子 結合水酸基またはケイ素原子結合アルコキシ基を含有するオルガノポリシロキサ ン樹脂 0.5〜10重量部 および (E)一般式:R5 dSi(OR64-d (式中、R5は1価炭化水素基であり、R6はアルキル基であり、dは0または1 である。)で表されるアルコキシ基含有オルガノシランまたはその部分加水分解 物 0.5〜10重量部 からなることを特徴とするプライマー組成物。
  2. 【請求項2】 (B)成分を(A)成分に溶解した後、
    (C)成分、(D)成分および(E)成分を加えて混合
    することを特徴とする請求項1に記載のプライマー組成
    物の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のプライマー組成物を被
    着体に塗布し、室温硬化性シリコーン組成物を適用して
    硬化させることを特徴とする、室温硬化性シリコーン組
    成物の被着体への接着方法。
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