JP2001278545A - 平角線連続巻取装置 - Google Patents

平角線連続巻取装置

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JP2001278545A JP2000101279A JP2000101279A JP2001278545A JP 2001278545 A JP2001278545 A JP 2001278545A JP 2000101279 A JP2000101279 A JP 2000101279A JP 2000101279 A JP2000101279 A JP 2000101279A JP 2001278545 A JP2001278545 A JP 2001278545A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 満巻きボビンから空ボビンへ平角線線材の端
末を移し替える上で、切替ミスのない安定した端末線切
替を行うことができる平角線連続巻取装置を提供する。 【解決手段】 平角線線材1が巻き付けられる複数の巻
取ボビン2,3を回転させると共に位置を移し替えるタ
ーレット4と、巻取ボビン2,3と共に回転して平角線
線材1の端末をくわえる保持手段15と、その保持手段
15の回転軌道の近傍に設けられ平角線線材1を切断す
るカッタ10と、平角線線材1をターレット4側に押し
寄せてカッタ10と保持手段15との間に案内する押付
け棒14と、ターレット4の外周部に取り付けられ巻取
ボビン2,3の位置を示すストライカ5と、ストライカ
5が示す巻取ボビン2,3の位置を検知して押付け棒1
4を俯仰させる首振り機構13とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、平角線線材を巻取
ボビンで連続的に巻き取る平角線連続巻取装置に係り、
特に平角線線材の端末を満巻きボビンから空ボビンへ移
し替える上で、切替ミスのない安定した端末線切替を行
うことができる平角線連続巻取装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、断面平角形状の線材(以下、
「平角線線材」と称する。)の端末を満巻きボビンから
空ボビンへ移し替えて連続的に巻き取る装置として、平
角線連続巻取装置が知られている。
【0003】図5(a)に従来の平角線連続巻取装置の
正面図を示し、図5(b)にその側面図を示す。
【0004】図5(a)に示すように、従来の平角線連
続巻取装置は、円形ターレット4上に2つの巻取ボビン
2,3がそれぞれ円板状のボビン押え手段12によって
回転可能に設けられ、さらにこれらの巻取ボビン2,3
の間に、平角線線材1をターレット4側に押し寄せる押
付け棒6が設けられている。
【0005】さらに、図5(b)に示すように、この押
付け棒6は、押付け側の先端に鋭いカッタ7の刃を有
し、切替タイミング信号の入力により、エア9で動作さ
せるロータリーアクチュエータ8又は電流で駆動される
モータで押付け棒6を90°(度)回転させて、満巻き
ボビン2から空ボビン3へ移る平角線線材1の渡り部分
をトラバース奥端(ターレット側)に押し付けるように
なっている。
【0006】そして、この押付け棒6に押し付けられた
平角線線材1は、押付け棒6に沿って先端方向に移動
し、以て押付け棒6の先端まで摺動すると、先端に取り
付けられたカッタ7の刃により切断されることになる。
【0007】また、巻取ボビン2,3の外周のボビン押
え手段12上には、平角線線材1をくわえる保持手段1
1が取り付けられ、以てボビン押え手段12が回転する
ことから保持手段11も同様に巻取ボビン2,3の外周
上を回転する機構を有し、自動的に端末をくわえるよう
になっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術には以下に示すような問題点があった。
【0009】1.従来技術は、平角線線材1を押し付け
てカットする機構と、平角線線材1を押し付けた後くわ
える機構に別々の駆動手段を設け、ターレット4を回転
させて所定時間後に電気信号を出力してカット機構を作
動させ、続けて線くわえ機構に電気信号を出力して、こ
れら2つの機構のタイミングを時間で合わせ、連動させ
ていたため、タイミングがズレやすい。
【0010】2.従来技術は、押付け棒6によりカッタ
7を平角線線材1に押し付ける際、押付け棒6と平角線
線材1との間に摩擦抵抗が発生し、場合によっては引っ
掛かり、カッタ7の刃の位置まで滑り降りるタイミング
が一定にならない。
【0011】3.従来技術は、満巻き量の違いにより平
角線線材1の渡り部分と押付け棒6との接触する位置が
変化し、同様にタイミングが一定にならないという不具
合が発生する。
【0012】4.従来技術は、押付け棒6の回転動作
が、ロータリーアクチュエータ8又はモータ等の駆動手
段で行われるため、エア圧力やモータ電圧の変動により
動作タイミングがズレてしまう。
【0013】5.従来技術は、押付け棒6に取り付けた
カッタ7の刃により平角線線材1を切断するため、刃の
切れ具合が切断タイミングに影響する。
【0014】そして、これらのタイミングのズレは、カ
ット機構と線くわえ機構のどちらかに機械的負荷を掛け
てしまい、端末線のスムーズな移し替えを妨げ、線ねじ
れや切替ミスを発生させる要因になる。
【0015】そこで、本発明の目的は、満巻きボビンか
ら空ボビンへ平角線線材の端末を移し替える上で、切替
ミスのない安定した端末線切替を行うことができる平角
線連続巻取装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1の発明は、平角線線材が巻き付けられる複数
の巻取ボビンを各巻き取りボビンの中心軸のまわりに独
立に回転させるボビン用回転手段と、各ボビン用回転手
段を保持すると共に各ボビン用回転手段を回転させて巻
き取り位置と切断位置とを移し替える駆動手段とを有す
るターレットと、上記ボビン用回転手段に設けられ上記
巻取ボビンと共に回転して上記平角線線材の端末を保持
する保持手段と、いずれかの巻取ボビンに平角線線材が
満巻きされた後、上記平角線線材を切断するためのカッ
タとを備え、上記平角線線材の端末を連続的に空ボビン
に移し替えて平角線線材を連続的に巻き取る平角線連続
巻取装置において、上記保持手段の回転軌道の近傍に配
置されたカッタと、装置本体の上記ターレットの近傍に
俯仰自在に設けられた押付け棒と、上記ターレットの外
周部の上記各巻取ボビンの間に設けられたストライカ
と、上記押付け棒の基部に設けられ上記ストライカに接
触すると上記押付け棒を押し下げて上記平角線線材をタ
ーレット側に押し付けて上記カッタと上記保持手段との
間に案内する首振り機構とを設けたものである。
【0017】請求項2の発明は、上記ストライカは、上
記ターレットの外周部に周方向に沿って深さ方向に湾曲
する傾斜部と深さ方向に一定な水平部とを有するレール
からなり、上記首振り機構は、上記装置本体に設けられ
たフレームと、このフレームに軸支されたアームと、こ
のアームの一端に設けられ上記レールに沿って転動する
ローラと、一端が上記アームの他端に軸支され他端が上
記押しつけ棒の基部に軸支されたレバーとで構成されて
いるものである。
【0018】すなわち、本発明の要点は、回転系(円形
ターレットの外周側の対称となる2箇所)にストライカ
(被検知部:検知される側)を設けたことに対し、この
ストライカの回転軌道上の固定系(ターレットの回転に
付随しない位置)に、リンク板(検知部:検知する側)
が設けられた押付け棒を取り付け、機械的機構により押
付け棒の回転(俯仰)動作を行うことにある。
【0019】また、平角線線材の切断手段として、ボビ
ン押え手段に取り付けた保持手段とターレットに取り付
けたカッタとにより、平角線線材を挟んでこすり切る機
構を備えることにある。
【0020】上記構成によれば、送出側から送出された
平角線線材は、端末が保持手段(線くわえ)によりくわ
えられた状態で巻取ボビンが回転され、巻き取られる。
そして、巻取ボビンに平角線線材が満巻きされた後、タ
ーレットが回転され、ストライカが所定の位置まで回転
すると、ストライカと首振り機構(リンク板)とが接触
し、首振り機構により押付け棒が押し下げられる。そし
て押付け棒が下方に回転すると、巻取ボビン間に亘る平
角線線材がその押付け棒によってターレット側に押し寄
せられる。この状態でカッタに対して保持手段が移動さ
れると、平角線線材がカッタと保持手段とに挟まれて保
持手段にくわえられる。そしてその状態でさらに保持手
段が移動され平角線線材がこすり切られると同時に端末
が保持される。平角線線材の切断後、ターレットが回転
され、ストライカと首振り機構とが離れると、首振り機
構により押し付け棒が上方に回転すると共に、満巻きボ
ビンと空ボビンとの位置の入替が完了する。これが繰り
返されることより平角線線材が連続的に巻き取られる。
【0021】このように、本発明は、端末の切替におい
て平角線線材の切断と端末の保持を機械的に連動させて
いるため、平角線線材の巻き量や、エア圧力又はモータ
駆動電圧の変動などによるタイミングのずれに左右され
ず、常に同条件で切替端末カット動作が行われるので、
切替ミスが減少する。
【0022】また、本発明は、保持手段とカッタとによ
り平角線線材を挟んでこすり切る機構であるため、カッ
タ刃を常に鋭く保つようなメンテナンスが不要である。
同様に、カッタ刃が鋭くないため、取扱性に優れてい
る。
【0023】
【発明の実施の形態】次に、本発明の好適一実施の形態
を添付図面に基づいて詳述する。
【0024】図1(a)に本発明にかかる平角線連続巻
取装置の正面図を示し、図1(b)にその側面図を示
す。
【0025】図1(a)に示すように、平角線連続巻取
装置は、装置本体(固定系)100上に回転自在に支持
されて円形ターレット4が設けられており、この円形タ
ーレット4上に、このターレット4の直径の1/2弱の
外径で形成され、平角線線材1を巻き付けるための2つ
の巻取ボビン2,3を、それぞれの中心軸の周りに独立
して回転させるボビン用回転手段としての円板状のボビ
ン押え手段12が、回転自在にかつ対称に設けられてい
る。図示していないが、このターレット4にもそれを回
転させるための駆動手段が設けられている。
【0026】さらに、一方の巻取ボビン2が満巻きされ
た後、巻取ボビン2,3間に亘る平角線線材1をターレ
ット4側に押し寄せるべく、巻取ボビン2,3間に臨ん
で先端部14aが俯仰自在にかつ末端部14bが装置本
体100のターレット4の近傍に支持されて、押付け棒
14が設けられている。
【0027】また、平角線線材1の切断手段として、ボ
ビン押え手段12に巻取ボビン2,3と共に回転して平
角線線材1の端末をくわえる楔形の保持手段(線くわ
え)15と、さらにこの保持手段15の回転軌道の近傍
のターレット4上に、平角線線材1を切断する矩形状の
カッタ10とが設けられている。そして、これら保持手
段15とカッタ10とにより、平角線線材1を挟んでこ
すり切る機構が構成されている。
【0028】そして、円形ターレット4の外周部の各巻
取ボビン2,3の間でかつ対称となる2箇所には、巻取
ボビン2,3の位置を示す被検知部となるストライカ5
が設けられている。
【0029】このストライカ5は、図1(b)に示すよ
うに、ターレット4が回転して後述する首振り機構13
のローラと接触させる範囲に応じた長さのレール5rが
形成されている。このレール5rは、首振り機構13を
ストライカ5の下側に滑らかに押し込め一定の深さに保
持できるように、深さ方向に湾曲する傾斜部5kと深さ
方向に一定な水平部5sが形成されている。
【0030】そして、このストライカ5の近傍の装置本
体100上に、押付け棒14を俯仰自在に支持すると共
に、ストライカ5の回転軌道上に検知部を有しストライ
カ5が示す巻取ボビン2,3の位置を検知して押付け棒
14を回転させる首振り機構13が設けられている。
【0031】この首振り機構13は、ストライカ5と接
触すると押付け棒14の先端部14aを、水平な0度位
置(P0 点)から下方に90度回転させた垂直な90度
位置(P90点)に移動して平角線線材1に押し付け、ス
トライカ5から離れると押付け棒14の先端部14aを
0 点に回転復帰させる機構である。
【0032】図2に首振り機構の拡大図を示す。
【0033】図2に示すように、首振り機構は、装置本
体(固定系)100のターレット4の近傍に押付け棒1
4を俯仰自在に軸支する板状のフレーム13fと、この
フレーム13fに軸支されたアーム13aと、このアー
ム13aの一端に設けられストライカ5のレール5r上
を転動するローラ13rと、一端がアーム13aの他端
に軸支され他端が押付け棒14に設けられた円板状の基
部13bに軸支されたレバー13lとを有している。
【0034】次に作用を、図1(a),図1(b)、図
2、図3(a)〜図3(e)、及び図4(a)〜図4
(c)を用いて説明する。
【0035】図1(a)に示したように、送出側から送
出された平角線線材1は、端末が保持手段15によりく
わえられた状態でボビン押え手段12により巻取ボビン
2が回転され、巻き取られる。そして、巻取ボビン2に
平角線線材1が満巻きされた後、満巻きボビン2と空ボ
ビン3との位置を入れ替えるために、図3(a)に示す
ようにターレット4が矢印r方向に回転される。
【0036】さらに図3(b)、図3(c)に示すよう
にターレット4が矢印r方向に回転され、ストライカが
約180°(度)回転すると、ストライカとローラとが
接触し、首振り機構13により押付け棒14が回転し始
める。
【0037】このとき、図2に示したように、ローラ1
3rにストライカ5が接触すると、ローラ13rがスト
ライカ5の傾斜部13kに案内されて水平部13sまで
押し下げられて、アーム13aとレバー13lが伸長
し、基部13dを矢印p方向に回転する。これにより図
1(b)に示したように押付け棒14がP0 点から90
度下方に回転される。
【0038】そして押付け棒14がP90点まで回転する
と、巻取ボビン2,3間に亘る平角線線材1がターレッ
ト4側に押し寄せられ、カッタ10と保持手段15との
間に案内される。
【0039】そして図4(a)に示すように、この状態
で保持手段15が矢印t方向に回転されるとカッタ10
に接近し、平角線線材1をくわえる。そして、図4
(b)に示すように、保持手段15にくわえられた平角
線線材1がその保持手段15とカッタ10とに挟まれ
る。そして平角線線材1が挟まれた状態で、さらに図4
(c)に示すように保持手段15が矢印t方向に回転さ
れてカッタ10の横を通過することで、その平角線線材
1がこすり切られると同時に端末が保持手段15により
保持される。
【0040】そして図3(d)に示すように、平角線線
材1の切断後、さらにターレット4が矢印r方向に回転
されると、ストライカとローラとが離れ、図3(e)に
示すように、押付け棒14が上方に回転し始める。
【0041】具体的には、図2に示したように、ローラ
13rからストライカ5が離れると、アーム13aとレ
バー13lが屈曲してローラ13rが上昇し、基部13
dを矢印q方向に回転する。これにより押付け棒14が
90度上方に回転される。
【0042】そして、押し付け棒14がP90点からP0
点まで回転すると、満巻きボビン2と空ボビン3との位
置の入替えが完了する。
【0043】このようにして、巻取ボビン2,3に平角
線線材1を巻き付け、ターレット4を回転させた後、そ
の平角線線材1を切断し、端末を連続的に空ボビンに移
し替えることにより、平角線線材1が連続的に巻き取ら
れる。
【0044】以上説明したように、本発明は、満巻きボ
ビン2から空ボビン3に平角線線材1の端末を移し替え
る切替動作において、平角線線材1の巻き量に左右され
ず、常に同条件で切替端末カット動作が行われるので、
切替ミスが減少する。
【0045】また、本発明の端末線の切替機構は、平角
線線材1の切断と端末の保持を全て機械的に連動させて
行っているため、各手段のタイミングを合わせる必要が
なく、また各手段に機械的負荷が掛からない。このた
め、端末線の切替は、エア圧力やモータ駆動電圧の変動
に左右されずに、常に同条件で切替端末のカット動作が
行われるので、同様に切替ミスが減少する。
【0046】また、本発明は、保持手段15とカッタ1
0とにより平角線線材1を挟んでこすり切る機構である
ため、カッタ刃を常に鋭く保つようなメンテナンスが不
要である。同様に、カッタ刃が鋭くないため、取扱性に
優れている。
【0047】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、満巻きボ
ビンから空ボビンに平角線線材の端末を移し替える切替
動作において、平角線線材の巻き量に左右されず、常に
同条件で切替端末カット動作が行われるので、切替ミス
が減少する。
【0048】また、切替機構は、平角線線材1の切断と
端末の保持を全て機械的に行っているため、エア圧力や
モータ駆動電圧の変動に左右されず、常に同条件で切替
を行うことができる。
【0049】また、保持手段とカッタとにより平角線線
材を挟んでこすり切る機構であるため、カッタ刃を常に
鋭く保つようなメンテナンスが不要である。同様に、カ
ッタ刃が鋭くないため、取扱性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる平角線連続巻取装置を示し、
(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図2】図1の平角線連続巻取装置の首振り機構の拡大
図である。
【図3】図1の平角線連続巻取装置により連続的に平角
線線材の端末を移し替える方法を説明するための図であ
る。
【図4】図1の平角線連続巻取装置のこすり切る機構に
より平角線線材を切断して端末をくわえる方法を説明す
るための図である。
【図5】従来の平角線連続巻取装置を示し、(a)は正
面図、(b)は側面図である。
【符号の説明】
1 平角線線材 2 巻取ボビン(満巻きボビン) 3 巻取ボビン(空ボビン) 4 ターレット 5 ストライカ 10 カッタ 13 首振り機構 14 押付け棒 15 保持手段(線くわえ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西谷 雅彰 茨城県日立市川尻町4丁目10番1号 日立 電線株式会社豊浦工場内 Fターム(参考) 3F112 AA01 BA01 EA10 EB01 EC03 ED08 EE04 4E026 BA01 EA14

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平角線線材が巻き付けられる複数の巻取
    ボビンを各巻き取りボビンの中心軸のまわりに独立に回
    転させるボビン用回転手段と、各ボビン用回転手段を保
    持すると共に各ボビン用回転手段を回転させて巻き取り
    位置と切断位置とを移し替える駆動手段とを有するター
    レットと、上記ボビン用回転手段に設けられ上記巻取ボ
    ビンと共に回転して上記平角線線材の端末を保持する保
    持手段と、いずれかの巻取ボビンに平角線線材が満巻き
    された後、上記平角線線材を切断するためのカッタとを
    備え、上記平角線線材の端末を連続的に空ボビンに移し
    替えて平角線線材を連続的に巻き取る平角線連続巻取装
    置において、上記保持手段の回転軌道の近傍に配置され
    たカッタと、装置本体の上記ターレットの近傍に俯仰自
    在に設けられた押付け棒と、上記ターレットの外周部の
    上記各巻取ボビンの間に設けられたストライカと、上記
    押付け棒の基部に設けられ上記ストライカに接触すると
    上記押付け棒を押し下げて上記平角線線材をターレット
    側に押し付けて上記カッタと上記保持手段との間に案内
    する首振り機構とを設けたことを特徴とする平角線連続
    巻取装置。
  2. 【請求項2】 上記ストライカは、上記ターレットの外
    周部に周方向に沿って深さ方向に湾曲する傾斜部と深さ
    方向に一定な水平部とを有するレールからなり、上記首
    振り機構は、上記装置本体に設けられたフレームと、該
    フレームに軸支されたアームと、該アームの一端に設け
    られ上記レールに沿って転動するローラと、一端が上記
    アームの他端に軸支され他端が上記押しつけ棒の基部に
    軸支されたレバーとで構成されている請求項1に記載の
    平角線連続巻取装置。
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