JP2001278219A - ケース展開方法およびケース展開装置 - Google Patents
ケース展開方法およびケース展開装置Info
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- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65B—MACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
- B65B25/00—Packaging other articles presenting special problems
- B65B25/002—Packaging other articles presenting special problems packaging of information carriers, e.g. records, CD, DVD
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Supplying Of Containers To The Packaging Station (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
- Auxiliary Devices For And Details Of Packaging Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 装置全体をコンパクトに構成する。
【解決手段】 ケース展開装置１を構成するために、閉
塞状態のケース１０が積載されたケース積載ステーショ
ン２からケース１０を取り出すケース取出し部３と、取
り出されたケース１０を開放して展開状態にするケース
開放部４と、ケース本体１１およびカバーシート１２間
に略菱形状の用紙挿入空間を形成する挿入空間形成部５
とを設ける。ケース取出し部３は、ケース１０の背部を
吸着保持する吸着パッド４７と、ケース１０の表面およ
び裏面をそれぞれ吸着保持する吸着パッド４３，４４
と、ケース本体１１の端面に係止してケース本体１１の
ロック状態を解除する一対の爪部材４５，４６とから構
成する。挿入空間形成部５は、ケース本体１１を逆Ｖ字
状の屈曲状態に維持する一対の当接部材５１と、カバー
シート１２を略Ｖ字状の屈曲状態に維持する吸着パッド
５２とから構成する。
塞状態のケース１０が積載されたケース積載ステーショ
ン２からケース１０を取り出すケース取出し部３と、取
り出されたケース１０を開放して展開状態にするケース
開放部４と、ケース本体１１およびカバーシート１２間
に略菱形状の用紙挿入空間を形成する挿入空間形成部５
とを設ける。ケース取出し部３は、ケース１０の背部を
吸着保持する吸着パッド４７と、ケース１０の表面およ
び裏面をそれぞれ吸着保持する吸着パッド４３，４４
と、ケース本体１１の端面に係止してケース本体１１の
ロック状態を解除する一対の爪部材４５，４６とから構
成する。挿入空間形成部５は、ケース本体１１を逆Ｖ字
状の屈曲状態に維持する一対の当接部材５１と、カバー
シート１２を略Ｖ字状の屈曲状態に維持する吸着パッド
５２とから構成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえばＣＤやＤ
ＶＤ等の情報記録円盤（以下、光ディスクと記す）が装
填される開閉可能なプラスチック製のケースを展開状態
にするためのケース展開方法およびケース展開装置に関
する。
ＶＤ等の情報記録円盤（以下、光ディスクと記す）が装
填される開閉可能なプラスチック製のケースを展開状態
にするためのケース展開方法およびケース展開装置に関
する。
【０００２】
【従来の技術およびその課題】一般に、光ディスクが装
填されるケースは、二つ折り可能な箱形形状を有してお
り、ケースの一方の側に光ディスクが装填され、他方の
側に説明書やしおり等が挿入される。また、このような
ケースにおいては、表紙となる所定の用紙を挿入するた
めのカバーシートがケースの表面側に設けられている。
填されるケースは、二つ折り可能な箱形形状を有してお
り、ケースの一方の側に光ディスクが装填され、他方の
側に説明書やしおり等が挿入される。また、このような
ケースにおいては、表紙となる所定の用紙を挿入するた
めのカバーシートがケースの表面側に設けられている。
【０００３】従来は、このようなケースに光ディスクを
装填して所定の用紙を挿入する自動機がなかったため、
人手による装填作業が行われており、非常に煩雑であっ
た。
装填して所定の用紙を挿入する自動機がなかったため、
人手による装填作業が行われており、非常に煩雑であっ
た。
【０００４】そこで、光ディスクをケース内に自動的に
装填でき、用紙をケースのカバーシート内に自動的に挿
入できる光ディスク自動装填装置が本件出願人により提
案されている（特願平１１−２１７２７７号参照）。
装填でき、用紙をケースのカバーシート内に自動的に挿
入できる光ディスク自動装填装置が本件出願人により提
案されている（特願平１１−２１７２７７号参照）。
【０００５】この光ディスク自動装填装置によれば、ケ
ース積載ステーションに積載されたケースをケース供給
部により搬送コンベアに供給して該搬送コンベアにより
ケースを搬送しつつ、まず、ケース開放部が閉塞状態の
ケースを開いて開放状態にし、次に、ケース本体を吸着
保持する吸着パッドの昇降動作により用紙挿入用の挿入
空間をケース本体およびカバーシート間に形成し、その
後、用紙挿入部がケースの挿入空間に対して用紙の挿入
を行い、さらに、光ディスク装填部が光ディスクの装填
を行うようにしている。
ース積載ステーションに積載されたケースをケース供給
部により搬送コンベアに供給して該搬送コンベアにより
ケースを搬送しつつ、まず、ケース開放部が閉塞状態の
ケースを開いて開放状態にし、次に、ケース本体を吸着
保持する吸着パッドの昇降動作により用紙挿入用の挿入
空間をケース本体およびカバーシート間に形成し、その
後、用紙挿入部がケースの挿入空間に対して用紙の挿入
を行い、さらに、光ディスク装填部が光ディスクの装填
を行うようにしている。
【０００６】しかしながら、前記装置では、ケース積載
ステーションから取り出されたケースが、搬送コンベア
に供給されて該搬送コンベアにより搬送されつつ、ケー
スの開放工程および挿入空間形成工程が行われている。
このため、装置が搬送方向に長くなって、装置全体が大
型化している。
ステーションから取り出されたケースが、搬送コンベア
に供給されて該搬送コンベアにより搬送されつつ、ケー
スの開放工程および挿入空間形成工程が行われている。
このため、装置が搬送方向に長くなって、装置全体が大
型化している。
【０００７】本発明は、このような課題を解決すべくな
されたもので、装置全体をコンパクトに構成できるケー
ス展開方法およびケース展開装置を提供することを目的
とする。
されたもので、装置全体をコンパクトに構成できるケー
ス展開方法およびケース展開装置を提供することを目的
とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明に係るケ
ース展開方法は、開閉可能なケース本体とその外表面に
装着されたカバーシートとからなるケースを展開状態に
するためのケース展開方法であって、以下の工程を備え
ている。すなわち 閉塞状態の複数のケースが積載されたケース積載ス
テーションからケースを取り出すケース取出し工程。 前記ケース取出し工程で取り出された閉塞状態のケ
ースの背部を下方から支承し、ケースの表面および裏面
をそれぞれ吸着パッドにより吸着保持した状態で、爪部
材によりケース本体を開けるとともに、前記各吸着パッ
ドの回動によりケースを開放して展開状態にするケース
開放工程。 前記ケース開放工程で開放されたケース本体の両端
面を保持してケース本体を偏平な逆Ｖ字状に屈曲した状
態に維持するとともに、カバーシートを略Ｖ字状の屈曲
状態に維持することにより、ケース本体およびカバーシ
ート間に断面略菱形状の用紙挿入空間を形成させる挿入
空間形成工程。そして、前記各工程が、ケースを実質的
に同一の鉛直面内で移動させることにより行われてい
る。
ース展開方法は、開閉可能なケース本体とその外表面に
装着されたカバーシートとからなるケースを展開状態に
するためのケース展開方法であって、以下の工程を備え
ている。すなわち 閉塞状態の複数のケースが積載されたケース積載ス
テーションからケースを取り出すケース取出し工程。 前記ケース取出し工程で取り出された閉塞状態のケ
ースの背部を下方から支承し、ケースの表面および裏面
をそれぞれ吸着パッドにより吸着保持した状態で、爪部
材によりケース本体を開けるとともに、前記各吸着パッ
ドの回動によりケースを開放して展開状態にするケース
開放工程。 前記ケース開放工程で開放されたケース本体の両端
面を保持してケース本体を偏平な逆Ｖ字状に屈曲した状
態に維持するとともに、カバーシートを略Ｖ字状の屈曲
状態に維持することにより、ケース本体およびカバーシ
ート間に断面略菱形状の用紙挿入空間を形成させる挿入
空間形成工程。そして、前記各工程が、ケースを実質的
に同一の鉛直面内で移動させることにより行われてい
る。
【０００９】請求項２の発明に係るケース展開装置は、
開閉可能なケース本体とその外表面に装着されたカバー
シートとからなるケースを展開状態にするためのケース
展開装置であって、以下の要素から構成されている。す
なわち、 閉塞状態の複数のケースが積載されたケース積載ス
テーションからケースを取り出すケース取出し部。 前記ケース取出し部で取り出されたケースが移載さ
れるとともに、移載されたケースの背部を下方から吸着
保持する昇降可能な第１の吸着パッドと、ケースの表面
および裏面をそれぞれ吸着保持する上下方向回動可能な
第２，第３の吸着パッドと、ケース本体の端面に係止し
てケース本体のロック状態を解除する一対の爪部材とを
有するケース開放部。 前記ケース開放部で開放されたケース本体の両端面
に当接して、ケース本体を偏平な逆Ｖ字状に屈曲した状
態に維持する一対の当接部材と、カバーシートを略Ｖ字
状の屈曲状態に維持する第４の吸着パッドとを有し、ケ
ース本体およびカバーシート間に断面略菱形状の用紙挿
入空間を形成させる挿入空間形成部。そして、前記ケー
ス取出し部、ケース開放部および挿入空間形成部による
ケース展開動作が、ケースを実質的に同一の鉛直面内で
移動させることにより行われている。
開閉可能なケース本体とその外表面に装着されたカバー
シートとからなるケースを展開状態にするためのケース
展開装置であって、以下の要素から構成されている。す
なわち、 閉塞状態の複数のケースが積載されたケース積載ス
テーションからケースを取り出すケース取出し部。 前記ケース取出し部で取り出されたケースが移載さ
れるとともに、移載されたケースの背部を下方から吸着
保持する昇降可能な第１の吸着パッドと、ケースの表面
および裏面をそれぞれ吸着保持する上下方向回動可能な
第２，第３の吸着パッドと、ケース本体の端面に係止し
てケース本体のロック状態を解除する一対の爪部材とを
有するケース開放部。 前記ケース開放部で開放されたケース本体の両端面
に当接して、ケース本体を偏平な逆Ｖ字状に屈曲した状
態に維持する一対の当接部材と、カバーシートを略Ｖ字
状の屈曲状態に維持する第４の吸着パッドとを有し、ケ
ース本体およびカバーシート間に断面略菱形状の用紙挿
入空間を形成させる挿入空間形成部。そして、前記ケー
ス取出し部、ケース開放部および挿入空間形成部による
ケース展開動作が、ケースを実質的に同一の鉛直面内で
移動させることにより行われている。
【００１０】請求項３の発明に係るケース展開装置は、
請求項２において、前記第２，第３の吸着パッドおよび
前記各爪部材が、回動可能に設けられた一対のレバーに
それぞれ取り付けられている。
請求項２において、前記第２，第３の吸着パッドおよび
前記各爪部材が、回動可能に設けられた一対のレバーに
それぞれ取り付けられている。
【００１１】請求項４の発明に係るケース展開装置は、
請求項２または３において、前記挿入空間形成部により
用紙挿入空間が形成されたケースを、前記当接部および
前記第４の吸着パッドにより保持した状態で、前記挿入
空間に挿入される用紙の側に移動させるケース移動部を
さらに備えている。
請求項２または３において、前記挿入空間形成部により
用紙挿入空間が形成されたケースを、前記当接部および
前記第４の吸着パッドにより保持した状態で、前記挿入
空間に挿入される用紙の側に移動させるケース移動部を
さらに備えている。
【００１２】請求項１の発明においては、まず、ケース
積載ステーションからケースを取り出し、次に、取り出
されたケースの背部を下方から支承するとともに、ケー
スの表面および裏面をそれぞれ吸着パッドにより吸着保
持する。この状態から、爪部材によりケース本体を開け
るとともに、各吸着パッドの回動によりケースを開放し
て展開状態にする。
積載ステーションからケースを取り出し、次に、取り出
されたケースの背部を下方から支承するとともに、ケー
スの表面および裏面をそれぞれ吸着パッドにより吸着保
持する。この状態から、爪部材によりケース本体を開け
るとともに、各吸着パッドの回動によりケースを開放し
て展開状態にする。
【００１３】次に、開放されたケース本体の両端面を保
持してケース本体を偏平な逆Ｖ字状に屈曲した状態に維
持するとともに、カバーシートを略Ｖ字状の屈曲状態に
維持する。このようにして、ケース本体およびカバーシ
ート間に断面略菱形状の用紙挿入空間が形成される。
持してケース本体を偏平な逆Ｖ字状に屈曲した状態に維
持するとともに、カバーシートを略Ｖ字状の屈曲状態に
維持する。このようにして、ケース本体およびカバーシ
ート間に断面略菱形状の用紙挿入空間が形成される。
【００１４】この場合には、ケースを後工程側に搬送す
ることなく、前記各工程が、ケースを実質的に同一の鉛
直面内で移動させることにより行われている。これによ
り、装置がケース搬送方向に大型化することなく、装置
全体がコンパクトに構成できる。
ることなく、前記各工程が、ケースを実質的に同一の鉛
直面内で移動させることにより行われている。これによ
り、装置がケース搬送方向に大型化することなく、装置
全体がコンパクトに構成できる。
【００１５】請求項２の発明においては、まず、ケース
取出し部により、ケース積載ステーションからケースが
取り出される。取り出された閉塞状態のケースは、ケー
ス開放部に移載される。ケース開放部では、第１の吸着
パッドによりケースの背部が下方から吸着保持されると
ともに、第２，第３の吸着パッドによりケースの表面お
よび裏面がそれぞれ吸着保持され、一対の爪部材によ
り、ケース本体のロック状態が解除される。また第２，
第３の吸着パッドの回動により、ケースが開放されて展
開状態にされる。
取出し部により、ケース積載ステーションからケースが
取り出される。取り出された閉塞状態のケースは、ケー
ス開放部に移載される。ケース開放部では、第１の吸着
パッドによりケースの背部が下方から吸着保持されると
ともに、第２，第３の吸着パッドによりケースの表面お
よび裏面がそれぞれ吸着保持され、一対の爪部材によ
り、ケース本体のロック状態が解除される。また第２，
第３の吸着パッドの回動により、ケースが開放されて展
開状態にされる。
【００１６】次に、挿入空間形成部の当接部材が、ケー
ス開放部で開放されたケース本体の両端面に当接して、
ケース本体を偏平な逆Ｖ字状に屈曲した状態に維持する
とともに、第４の吸着パッドが、カバーシートを略Ｖ字
状の屈曲状態に維持する。これにより、ケース本体およ
びカバーシート間に断面略菱形状の用紙挿入空間が形成
される。
ス開放部で開放されたケース本体の両端面に当接して、
ケース本体を偏平な逆Ｖ字状に屈曲した状態に維持する
とともに、第４の吸着パッドが、カバーシートを略Ｖ字
状の屈曲状態に維持する。これにより、ケース本体およ
びカバーシート間に断面略菱形状の用紙挿入空間が形成
される。
【００１７】この場合には、ケース展開動作が、ケース
を後工程側に搬送することなく、ケースを実質的に同一
の鉛直面内で移動させることにより行われている。これ
により、装置がケース搬送方向に大型化することなく、
装置全体がコンパクトに構成できる。
を後工程側に搬送することなく、ケースを実質的に同一
の鉛直面内で移動させることにより行われている。これ
により、装置がケース搬送方向に大型化することなく、
装置全体がコンパクトに構成できる。
【００１８】請求項３の発明によれば、第２，第３の吸
着パッドおよび各爪部材が回動可能な一対のレバーにそ
れぞれ取り付けられているので、レバーを回動させるだ
けで、各爪部材によるケース本体のロック状態の解除お
よび各吸着パッドによるケースの開放が行われる。これ
により、ケース開放部の構造を簡略化できる。
着パッドおよび各爪部材が回動可能な一対のレバーにそ
れぞれ取り付けられているので、レバーを回動させるだ
けで、各爪部材によるケース本体のロック状態の解除お
よび各吸着パッドによるケースの開放が行われる。これ
により、ケース開放部の構造を簡略化できる。
【００１９】請求項４の発明によれば、挿入空間形成部
により用紙挿入空間が形成されたケースが、当接部およ
び第４の吸着パッドにより保持された状態で、ケース移
動部により用紙の側に移動させられる。これにより、ケ
ースの用紙挿入空間に用紙が挿入されることになる。
により用紙挿入空間が形成されたケースが、当接部およ
び第４の吸着パッドにより保持された状態で、ケース移
動部により用紙の側に移動させられる。これにより、ケ
ースの用紙挿入空間に用紙が挿入されることになる。
【００２０】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施態様を添付図
面に基づいて説明する。図１ないし図７は本発明の一実
施態様によるケース展開装置およびケース展開方法を説
明するための図であって、図１はケース展開装置の概略
の全体構成を示すとともに、ケース展開方法の概略工程
を示す図、図２および図３はそれぞれケース展開装置の
側面概略図および正面概略図、図４および図５は用紙挿
入動作を説明するための図、図６はケースの展開状態の
平面図、図７はその側面図である。
面に基づいて説明する。図１ないし図７は本発明の一実
施態様によるケース展開装置およびケース展開方法を説
明するための図であって、図１はケース展開装置の概略
の全体構成を示すとともに、ケース展開方法の概略工程
を示す図、図２および図３はそれぞれケース展開装置の
側面概略図および正面概略図、図４および図５は用紙挿
入動作を説明するための図、図６はケースの展開状態の
平面図、図７はその側面図である。
【００２１】まず、本発明によるケース展開方法が適用
されるケースの概略構成について説明する。図６および
図７に示すように、ケース１０は、二つ折り可能な箱形
ケースであって、ケース本体１１と、その表面側に装着
されたカバーシート１２とを有している。ケース本体１
１の一方の本体部１１ａには、円周方向に延びる複数の
突起部１３が形成されており、これらの突起部１３の内
周面により、光ディスク装填穴が形成されている。ケー
ス本体１１の他方の本体部１１ｂには、説明書等を係止
するための一対の係止爪１４が設けられている。カバー
シート１２の両端１２ａ，１２ｂは、ケース本体１１の
本体部１１ａ，１１ｂの各端部に熱溶着されている。
されるケースの概略構成について説明する。図６および
図７に示すように、ケース１０は、二つ折り可能な箱形
ケースであって、ケース本体１１と、その表面側に装着
されたカバーシート１２とを有している。ケース本体１
１の一方の本体部１１ａには、円周方向に延びる複数の
突起部１３が形成されており、これらの突起部１３の内
周面により、光ディスク装填穴が形成されている。ケー
ス本体１１の他方の本体部１１ｂには、説明書等を係止
するための一対の係止爪１４が設けられている。カバー
シート１２の両端１２ａ，１２ｂは、ケース本体１１の
本体部１１ａ，１１ｂの各端部に熱溶着されている。
【００２２】図１および図２に示すように、ケース展開
装置１は、折り畳まれた閉塞状態の複数のケース１０が
積載されたケース積載ステーション２と、ケース積載ス
テーション２からケース１０を取り出すケース取出し部
３と、ケース取出し部３により取り出されて閉塞状態の
まま移載されたケース１０のロック状態を解除し、ケー
ス１０を開放して展開状態にするケース開放部４と、ケ
ース開放部４により開放されたケース本体１１を偏平な
逆Ｖ字状に屈曲した状態に維持するとともに、カバーシ
ート１２を略Ｖ字状に屈曲した状態に維持することによ
り、ケース１０に用紙挿入空間Ｓを形成させる挿入空間
形成部５とを備えている。
装置１は、折り畳まれた閉塞状態の複数のケース１０が
積載されたケース積載ステーション２と、ケース積載ス
テーション２からケース１０を取り出すケース取出し部
３と、ケース取出し部３により取り出されて閉塞状態の
まま移載されたケース１０のロック状態を解除し、ケー
ス１０を開放して展開状態にするケース開放部４と、ケ
ース開放部４により開放されたケース本体１１を偏平な
逆Ｖ字状に屈曲した状態に維持するとともに、カバーシ
ート１２を略Ｖ字状に屈曲した状態に維持することによ
り、ケース１０に用紙挿入空間Ｓを形成させる挿入空間
形成部５とを備えている。
【００２３】ケース積載ステーション２には、図１に示
すように、複数のケース１０が立て置き状態で積載され
るベース２０が設けられている。またケース積載ステー
ション２には、ケース１０がベース２０上から脱落する
のを防止する左右一対のストッパ２１およびブレーキパ
ッド２２が設けられている。各ストッパ２１は概略Ｌ字
形状を有しており、それぞれ矢印方向に回動可能に設け
られている。各ブレーキパッド２２は、それぞれ矢印方
向に移動可能に設けられており、ケース２０の端面に圧
接し得るようになっている。
すように、複数のケース１０が立て置き状態で積載され
るベース２０が設けられている。またケース積載ステー
ション２には、ケース１０がベース２０上から脱落する
のを防止する左右一対のストッパ２１およびブレーキパ
ッド２２が設けられている。各ストッパ２１は概略Ｌ字
形状を有しており、それぞれ矢印方向に回動可能に設け
られている。各ブレーキパッド２２は、それぞれ矢印方
向に移動可能に設けられており、ケース２０の端面に圧
接し得るようになっている。
【００２４】ケース取出し部３は、図１に示すように、
軸線３０の回りを回動可能に設けられたブラケット３４
を有している。ブラケット３４の他端には、軸線３０′
の回りを回動可能に設けられたアーム３１の基端部３１
ａが取り付けられている。アーム３１の先端側には、ケ
ース１０を吸着保持する吸着パッド３２が設けられてい
る。アーム３１は、ケース積載ステーション２上のケー
ス１０を吸着パッド３２により吸着保持する吸着位置
（図１実線および図３一点鎖線位置）と、吸着パッド３
２により吸着保持されたケース１０をケース開放部４側
に移載する移載位置（図３実線位置）とをとり得るよう
になっている。
軸線３０の回りを回動可能に設けられたブラケット３４
を有している。ブラケット３４の他端には、軸線３０′
の回りを回動可能に設けられたアーム３１の基端部３１
ａが取り付けられている。アーム３１の先端側には、ケ
ース１０を吸着保持する吸着パッド３２が設けられてい
る。アーム３１は、ケース積載ステーション２上のケー
ス１０を吸着パッド３２により吸着保持する吸着位置
（図１実線および図３一点鎖線位置）と、吸着パッド３
２により吸着保持されたケース１０をケース開放部４側
に移載する移載位置（図３実線位置）とをとり得るよう
になっている。
【００２５】ケース開放部４は、図１ないし図３に示す
ように、軸線４０の回りを回動可能に設けられた一対の
レバー４１，４２を有しており、レバー４１，４２に
は、ケース１０を吸着保持する吸着パッド４３，４４が
それぞれ設けられている。またレバー４１，４２には、
ケース本体１１の端面に係合して該ケース本体１１のロ
ック状態を解除する爪部材４５，４６がそれぞれ設けら
れている。ケース開放部４は、さらに、ケース取出し部
３から移載されたケース１０の背部１５を下方から吸着
保持する吸着パッド４７を有している。吸着パッド４７
は、昇降可能に設けられた昇降部材４８に取り付けられ
ている。
ように、軸線４０の回りを回動可能に設けられた一対の
レバー４１，４２を有しており、レバー４１，４２に
は、ケース１０を吸着保持する吸着パッド４３，４４が
それぞれ設けられている。またレバー４１，４２には、
ケース本体１１の端面に係合して該ケース本体１１のロ
ック状態を解除する爪部材４５，４６がそれぞれ設けら
れている。ケース開放部４は、さらに、ケース取出し部
３から移載されたケース１０の背部１５を下方から吸着
保持する吸着パッド４７を有している。吸着パッド４７
は、昇降可能に設けられた昇降部材４８に取り付けられ
ている。
【００２６】挿入空間形成部５は、図２に示すように、
ケース開放部４により開放されたケース本体１１の左右
端面に当接して該端面を保持する水平方向移動可能な一
対の当接部材５１と、ケース１０のカバーシート１２を
吸着保持する吸着パッド５２とを有している。吸着パッ
ド５２は、水平方向移動可能に設けられた移動部材５３
に取り付けられている（図１および図３参照）。また、
開放されたケース本体１１の端面に当接し得る一対のロ
ッド５４が水平方向に移動可能に設けられている。
ケース開放部４により開放されたケース本体１１の左右
端面に当接して該端面を保持する水平方向移動可能な一
対の当接部材５１と、ケース１０のカバーシート１２を
吸着保持する吸着パッド５２とを有している。吸着パッ
ド５２は、水平方向移動可能に設けられた移動部材５３
に取り付けられている（図１および図３参照）。また、
開放されたケース本体１１の端面に当接し得る一対のロ
ッド５４が水平方向に移動可能に設けられている。
【００２７】次に、上述のように構成されたケース展開
装置によるケース展開方法について説明する。まず、ケ
ース積載ステーション２に積載されたケース１０を取り
出す際には、ケース取出し部３のアーム３１を吸着位置
に移動させて、吸着パッド３２によりベース２０上の先
頭のケース１０を吸着保持するとともに（図１参照）、
ストッパ２１の回動により、ケース表面に当接していた
ストッパ２１をケース表面から離す。
装置によるケース展開方法について説明する。まず、ケ
ース積載ステーション２に積載されたケース１０を取り
出す際には、ケース取出し部３のアーム３１を吸着位置
に移動させて、吸着パッド３２によりベース２０上の先
頭のケース１０を吸着保持するとともに（図１参照）、
ストッパ２１の回動により、ケース表面に当接していた
ストッパ２１をケース表面から離す。
【００２８】この状態から、ブラケット３４を軸線３０
の回りに回動させるとともに、アーム３１を軸線３０′
の回りに回動させて、アーム３１を移載位置に移動させ
る（図３実線参照）。これにより、ケース積載ステーシ
ョン２からケース１０が取り出され、取り出されたケー
ス１０が閉塞された立て置き状態のままケース開放部４
に移載される。
の回りに回動させるとともに、アーム３１を軸線３０′
の回りに回動させて、アーム３１を移載位置に移動させ
る（図３実線参照）。これにより、ケース積載ステーシ
ョン２からケース１０が取り出され、取り出されたケー
ス１０が閉塞された立て置き状態のままケース開放部４
に移載される。
【００２９】ケース開放部４においては、移載されたケ
ース１０の背部１５が吸着パッド４７により下方から吸
着保持され、ケース１０の表面および裏面がレバー４
１，４２の吸着パッド４３，４４により吸着保持される
とともに、一対の爪部材４５，４６がケース本体１１の
端面に係止する（図１および図３実線参照）。
ース１０の背部１５が吸着パッド４７により下方から吸
着保持され、ケース１０の表面および裏面がレバー４
１，４２の吸着パッド４３，４４により吸着保持される
とともに、一対の爪部材４５，４６がケース本体１１の
端面に係止する（図１および図３実線参照）。
【００３０】この状態から、レバー４１，４２を軸線４
０の回りに下方に回動させる。すると、レバー４１，４
２とともに、吸着パッド４３，４４および爪部材４５，
４６が下方に回動し、その結果、爪部材４５，４６によ
り、ケース本体１１のロック状態が解除されるととも
に、吸着パッド４３，４４により、ケース１０が開放さ
れて展開状態にされる（図２一点鎖線および実線参
照）。
０の回りに下方に回動させる。すると、レバー４１，４
２とともに、吸着パッド４３，４４および爪部材４５，
４６が下方に回動し、その結果、爪部材４５，４６によ
り、ケース本体１１のロック状態が解除されるととも
に、吸着パッド４３，４４により、ケース１０が開放さ
れて展開状態にされる（図２一点鎖線および実線参
照）。
【００３１】このとき、ケース本体１１は、偏平な逆Ｖ
字状に屈曲している。また、吸着パッド４３，４４およ
び爪部材４５，４６の下方への回動の際には、昇降部材
４８の下降により、吸着パッド４７が下方に移動してい
る（図３一点鎖線参照）。これにより、カバーシート１
２が略Ｖ字状に屈曲する。このようにして、ケース本体
１１およびカバーシート１２間に断面略菱形状の用紙挿
入空間Ｓが形成される（図１および図２実線参照）。。
字状に屈曲している。また、吸着パッド４３，４４およ
び爪部材４５，４６の下方への回動の際には、昇降部材
４８の下降により、吸着パッド４７が下方に移動してい
る（図３一点鎖線参照）。これにより、カバーシート１
２が略Ｖ字状に屈曲する。このようにして、ケース本体
１１およびカバーシート１２間に断面略菱形状の用紙挿
入空間Ｓが形成される（図１および図２実線参照）。。
【００３２】この場合には、ケース展開動作が、ケース
を後工程側に搬送することなく、ケースを実質的に同一
の鉛直面内で移動させることにより行われている（図２
および図３参照）。これにより、ケース展開装置がケー
ス搬送方向（図３左右方向）に大型化することなく、装
置全体をコンパクトに構成できる。
を後工程側に搬送することなく、ケースを実質的に同一
の鉛直面内で移動させることにより行われている（図２
および図３参照）。これにより、ケース展開装置がケー
ス搬送方向（図３左右方向）に大型化することなく、装
置全体をコンパクトに構成できる。
【００３３】しかも、この場合には、吸着パッド４３，
４４および爪部材４５，４６がレバー４１，４２にそれ
ぞれ取り付けられているので、レバー４１，４２を回動
させるだけで、各爪部材４５，４６によるケース本体１
１のロック状態の解除および各吸着パッド４３，４４に
よるケース１０の開放が行われる。これにより、ケース
開放部４の構造を簡略化できる。
４４および爪部材４５，４６がレバー４１，４２にそれ
ぞれ取り付けられているので、レバー４１，４２を回動
させるだけで、各爪部材４５，４６によるケース本体１
１のロック状態の解除および各吸着パッド４３，４４に
よるケース１０の開放が行われる。これにより、ケース
開放部４の構造を簡略化できる。
【００３４】次に、挿入空間形成部５の各当接部材５１
が、ケース本体１１の両端面に当接して該端面を保持す
るとともに、吸着パッド５２がカバーシート１２を吸着
保持する。この状態から、ケース１０は、ロッド５４の
移動により用紙の側に移動させられる。
が、ケース本体１１の両端面に当接して該端面を保持す
るとともに、吸着パッド５２がカバーシート１２を吸着
保持する。この状態から、ケース１０は、ロッド５４の
移動により用紙の側に移動させられる。
【００３５】ロッド５４の移動の際には、図５に示すよ
うに、用紙Ｐは、上型部材６の波形状面６ａに吸着保持
されている。この状態から、ロッド５４が移動すると、
ケース１０の用紙挿入空間Ｓ内に用紙Ｐが上型部材６と
ともに挿入されることになる（図４参照）。
うに、用紙Ｐは、上型部材６の波形状面６ａに吸着保持
されている。この状態から、ロッド５４が移動すると、
ケース１０の用紙挿入空間Ｓ内に用紙Ｐが上型部材６と
ともに挿入されることになる（図４参照）。
【００３６】なお、本発明は、上述の実施態様に限定さ
れるものではなく、本発明の精神および本質的な特徴部
分から逸脱することなく、種々の変形例が構築可能であ
ることはいうまでもない。
れるものではなく、本発明の精神および本質的な特徴部
分から逸脱することなく、種々の変形例が構築可能であ
ることはいうまでもない。
【００３７】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、ケ
ース展開動作が、ケースを搬送することなく、ケースを
実質的に同一の鉛直面内で移動させることにより行われ
るようにしたので、ケース展開装置がケース搬送方向に
大型化することなく、装置全体をコンパクトに構成でき
る効果がある。
ース展開動作が、ケースを搬送することなく、ケースを
実質的に同一の鉛直面内で移動させることにより行われ
るようにしたので、ケース展開装置がケース搬送方向に
大型化することなく、装置全体をコンパクトに構成でき
る効果がある。
【図１】本発明の一実施態様によるケース展開装置の全
体構成を示すとともに、該装置によるケース展開方法を
説明するための図である。
体構成を示すとともに、該装置によるケース展開方法を
説明するための図である。
【図２】前記ケース展開装置（図１）の側面概略図であ
る。
る。
【図３】前記ケース展開装置（図１）の正面概略図であ
る。
る。
【図４】用紙挿入工程を説明するための図である。
【図５】用紙挿入工程を説明するための図である。
【図６】ケースの展開状態の平面図である。
【図７】ケースの展開状態の側面図である。
１ ケース展開装置 ２ ケース積載ステーション ３ ケース取出し部 ４ ケース開放部 ４３ （第２の）吸着パッド ４４ （第３の）吸着パッド ４５，４６ 爪部材 ４７ （第１の）吸着パッド ５ 挿入空間形成部 ５１ 当接部材 ５２ （第４の）吸着パッド ５４ ロッド（ケース移動部） １０ ケース １１ ケース本体 １２ カバーシート １５ 背部 Ｐ 用紙 Ｓ 用紙挿入空間
Claims (4)
- 【請求項１】 ヒンジ部を介して開閉可能なケース本体
とその外表面に装着されたカバーシートとからなるケー
スを展開状態にするためのケース展開方法であって、 閉塞状態の複数のケースが積載されたケース積載ステー
ションからケースを取り出すケース取出し工程と、 前記ケース取出し工程で取り出された閉塞状態のケース
のヒンジ部を下方から支承し、ケースの表面および裏面
をそれぞれ吸着パッドにより吸着保持した状態で、爪部
材によりケース本体を開けるとともに、前記各吸着パッ
ドの回動によりケースを開放して展開状態にするケース
開放工程と、 前記ケース開放工程で開放されたケース本体の両端面を
保持してケース本体を偏平な逆Ｖ字状に屈曲した状態に
維持するとともに、カバーシートを略Ｖ字状の屈曲状態
に維持することにより、ケース本体およびカバーシート
間に断面略菱形状の用紙挿入空間を形成させる挿入空間
形成工程とを備え、 前記各工程が、ケースを実質的に同一の鉛直面内で移動
させることにより行われている、ことを特徴とするケー
ス展開方法。 - 【請求項２】 開閉可能なケース本体とその外表面に装
着されたカバーシートとからなるケースを展開状態にす
るためのケース展開装置であって、 閉塞状態の複数のケースが積載されたケース積載ステー
ションからケースを取り出すケース取出し部と、 前記ケース取出し部で取り出されたケースが移載される
とともに、移載されたケースの背部を下方から吸着保持
する昇降可能な第１の吸着パッドと、ケースの表面およ
び裏面をそれぞれ吸着保持する上下方向回動可能な第
２，第３の吸着パッドと、ケース本体の端面に係止して
ケース本体のロック状態を解除する一対の爪部材とを有
するケース開放部と、 前記ケース開放部で開放されたケース本体の両端面に当
接して、ケース本体を偏平な逆Ｖ字状に屈曲した状態に
維持する一対の当接部材と、カバーシートを略Ｖ字状の
屈曲状態に維持する第４の吸着パッドとを有し、ケース
本体およびカバーシート間に断面略菱形状の用紙挿入空
間を形成させる挿入空間形成部とを備え、 前記ケース取出し部、ケース開放部および挿入空間形成
部によるケース展開動作が、ケースを実質的に同一の鉛
直面内で移動させることにより行われている、ことを特
徴とするケース展開装置。 - 【請求項３】 請求項２において、 前記第２，第３の吸着パッドおよび前記各爪部材が、回
動可能に設けられた一対のレバーにそれぞれ取り付けら
れている、ことを特徴とするケース展開装置。 - 【請求項４】 請求項２または３において、 前記挿入空間形成部により用紙挿入空間が形成されたケ
ースを、前記当接部および前記第４の吸着パッドにより
保持した状態で、前記挿入空間に挿入される用紙の側に
移動させるケース移動部をさらに備えた、ことを特徴と
するケース展開装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000094649A JP2001278219A (ja) | 2000-03-30 | 2000-03-30 | ケース展開方法およびケース展開装置 |
| US09/611,458 US6418703B1 (en) | 2000-03-30 | 2000-07-07 | Method and apparatus for opening a case and forming an insertion space therein |
| DE60015069T DE60015069T2 (de) | 2000-03-30 | 2000-07-12 | Verfahren zum Abwickeln bzw. Aufklappen eines Gehäuses und eine Vorrichtung zum Abwickeln desselben |
| EP00305897A EP1138599B1 (en) | 2000-03-30 | 2000-07-12 | Method and apparatus for developing a case |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000094649A JP2001278219A (ja) | 2000-03-30 | 2000-03-30 | ケース展開方法およびケース展開装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001278219A true JP2001278219A (ja) | 2001-10-10 |
Family
ID=18609673
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000094649A Pending JP2001278219A (ja) | 2000-03-30 | 2000-03-30 | ケース展開方法およびケース展開装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6418703B1 (ja) |
| EP (1) | EP1138599B1 (ja) |
| JP (1) | JP2001278219A (ja) |
| DE (1) | DE60015069T2 (ja) |
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| KR20220026700A (ko) * | 2020-08-26 | 2022-03-07 | 주식회사 유신에이엠씨 | 농산물 자동 포장 기계의 케이스 분리 낙하 장치 |
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| IT1320882B1 (it) * | 2000-02-18 | 2003-12-10 | Miri Srl | Metodo ed apparato per l'alimentazione di custodie per dvd o per cd,originariamente vuote e chiuse, a mezzi per l'apertura, per la |
| ITBO20000654A1 (it) * | 2000-11-14 | 2002-05-14 | Sichera Di Sichera Gianni | Macchina per il confezionamento di articoli, in particolare cd, dvd esimili, in relativi contenitori |
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| US6823648B2 (en) * | 2001-11-21 | 2004-11-30 | Puzzleworks Llc | Media disc packaging apparatus and method |
| JP2004059030A (ja) * | 2002-07-26 | 2004-02-26 | Kyoto Seisakusho Co Ltd | 光ディスク装填装置 |
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| US20060225384A1 (en) * | 2005-04-07 | 2006-10-12 | Kyoto Seisakusho Co., Ltd. | Method and apparatus for inserting a case into a carton |
| US20130180208A1 (en) * | 2012-01-18 | 2013-07-18 | International Microsystems, Inc. (Imi) | Apparatus for loading containers with objects |
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| US4934892A (en) * | 1986-01-31 | 1990-06-19 | Opex Corporation | Envelope processing apparatus |
| GB2246549B (en) * | 1990-07-20 | 1994-04-27 | Troniccord Ltd | Cassette case loading apparatus and method |
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-
2000
- 2000-03-30 JP JP2000094649A patent/JP2001278219A/ja active Pending
- 2000-07-07 US US09/611,458 patent/US6418703B1/en not_active Expired - Fee Related
- 2000-07-12 DE DE60015069T patent/DE60015069T2/de not_active Expired - Fee Related
- 2000-07-12 EP EP00305897A patent/EP1138599B1/en not_active Expired - Lifetime
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP1138599A1 (en) | 2001-10-04 |
| US6418703B1 (en) | 2002-07-16 |
| DE60015069D1 (de) | 2004-11-25 |
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