JP3105217B1 - 製版装置 - Google Patents

製版装置

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JP3105217B1
JP3105217B1 JP2000011156A JP2000011156A JP3105217B1 JP 3105217 B1 JP3105217 B1 JP 3105217B1 JP 2000011156 A JP2000011156 A JP 2000011156A JP 2000011156 A JP2000011156 A JP 2000011156A JP 3105217 B1 JP3105217 B1 JP 3105217B1
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省三 佐野
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株式会社金田機械製作所
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Abstract

【要約】 【課題】 製版装置の全長を短くできると共に、感度の
高い版材を使用しても製版装置内の未感光の版材が露光
しないようにする。 【解決手段】 未感光の版材(P)を供給する給版装置
(A)と、版材(P)の感光面にレーザー光によりコン
ピューターからの描画イメージ信号に対応した描画を直
接行う露光装置(B)と、描画処理された版材(P)を
現像装置(D)へ送る排版装置(C)とを直列状に配置
して成る製版装置に於いて、前記露光装置(B)を、給
版装置(A)と排版装置(C)との間に正逆回転自在に
配設され、未感光の版材(P)が巻き付けられる露光ド
ラム(25)と、露光ドラム(25)に巻き付けられた
版材(P)を露光する露光器(27)と、排版装置
(C)の上方位置に配設され、給版装置(A)により供
給された版材(P)を受け取ってこれを露光ドラム(2
5)へ送り出すテーブル(24)とから構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新聞印刷用の刷版
や商業印刷用の刷版を製造する製版装置に係り、特にコ
ンピューターを用いたレーザー直接描画方式の新聞印刷
用の製版装置や商業印刷用の製版装置の改良に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピューターによる情報処理技
術や画像処理技術の進歩に伴って、新聞印刷や商業印刷
の分野に於いても、コンピューターからの描画イメージ
信号によりレーザー光走査ヘッドを作動させ、版材に直
接所望の描画を行うようにした所謂CTP方式の製版装
置(新聞印刷用若しくは商業印刷用)が開発され、実用
に供されている。
【0003】従来、この種の製版装置としては、例えば
特開平11−338164号公報に開示された構造のも
のが知られている。即ち、前記製版装置は、図16に示
す如く、給版装置A(給版部)、露光装置B(描画
部)、排版装置C(排版部)及び現像装置D(現像部)
等を直列状に配置し、現像装置Dを除く他の装置を開閉
可能な遮光カバー50内に収納して製版装置内へ外部の
光が入り込まないようにしたものである。
【0004】尚、図16に於いて、51はフレーム、5
2は未感光の版材を積層状に収納する暗箱、52aは暗
箱52の蓋、53は暗箱52の蓋52aを開閉する蓋開
閉装置、54は暗箱52内の版材P間に挾んでいる感光
面保護用の合紙を取り出す合紙取出し装置、55は暗箱
52内の版材Pを吸着保持して露光装置B側へ搬送する
版材搬送装置、56は版材搬送装置55により搬送され
た版材Pを受け取る露光装置Bのテーブル、57は版材
Pが巻き付けられる露光ドラム、58は版材巻込みロー
ラ、59は露光ドラム57に巻き付けられた版材Pを露
光する露光器(レーザー光走査ヘッド)、60は露光ド
ラム57から送り出された露光済みの版材Pを受け取る
排版装置Cのテーブル、61はテーブル60上の版材P
を現像装置Dへ送る排版装置Cのベルトコンベヤであ
る。
【0005】而して、上述した製版装置の給版装置Aに
於いては、未感光の版材Pを積層状に収納した暗箱2を
フレーム51上に載置して遮光カバー50を閉じると、
蓋開閉装置53が作動して暗箱52の蓋52aを持ち上
げて暗箱52を開放すると共に、引き続き合紙取出し装
置54が作動して暗箱52内の版材Pの感光面保護用の
合紙を暗箱52外へ取り除き、その後版材搬送装置55
が作動して暗箱52内の版材Pを一枚若しくは二枚同時
に吸着保持して露光装置Bのテーブル56へ搬送するよ
うになっている。又、露光装置Bに於いては、テーブル
56上の版材Pが露光ドラム57の回転及び版材巻込み
ローラ58の押圧作用等により露光ドラム57へ巻き付
けられ、露光ドラム57の回転及び露光ドラム57に沿
って移動する露光器59により版材P上に直接所望の描
画(露光)が行われるようになっている。更に、排版装
置Cに於いては、露光ドラム57から外された描画済み
(露光済み)の版材Pがテーブル60で受け取られ、テ
ーブル60に設けたベルトコンベヤ61により後続の現
像装置Dへ送り込まれるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の製版
装置に於いては、暗箱52内の未感光の版材Pを露光ド
ラム57の上流側に配設したテーブル56上に搬送して
ここから露光ドラム57へ送り込み、次に露光済みの版
材Pを露光ドラム57の下流側に配設した排版装置Cの
テーブル60上に放出し、その後版材Pを下流側の現像
装置Dへ導くように構成されている。即ち、従来の製版
装置は、暗箱52内の版材Pを上流側から下流側へ一直
線状に移送しながら製版するようにしている為、製版装
置の全長が長くなって装置自体が大型化すると云う問題
があった。その結果、広い設置スペースが必要になると
共に、据付け場所も制約されると云う問題が発生した。
【0007】更に、従来の製版装置に於いては、暗箱5
2内の版材Pを取り出す直前に合紙取出し装置54によ
り版材Pの感光面を保護している合紙を取り除き、この
取り除いた合紙を合紙取出し装置54に設けた合紙確認
センサー(図示省略)が検出すると、版材搬送装置55
が作動して版材Pの取り出し及び搬送を行うようになっ
ている。ところで、積層状に梱包された版材Pの中に
は、製造メーカーのミスにより版材P間に二枚の合紙が
挾み込まれていることがある。この場合、合紙取出し装
置54により合紙を取り除いても、版材P上にもう一枚
の合紙が残っていることがある。又、合紙が版材Pの感
光面全域に密着する状態で被せられている為、版材Pか
ら合紙を取り除く際の抵抗力が相当に大きなものとな
り、合紙取出し装置54により版材Pから合紙を取り除
く際に合紙が途中で破れたりすることがある。この場
合、合紙の一部分のみが取り除かれることがある。これ
らの場合には、何れも合紙取出し装置54に設けた合紙
確認センサーが合紙を取り除いたことを検出することに
なり、合紙の取り除きが行われたと見なされる。その結
果、版材P上に合紙が残っているにも拘わらず、版材搬
送装置55が作動し、合紙と版材Pとが一緒になって露
光装置B側へ搬送されると云う問題があった。
【0008】そこで、従来の製版装置に於いては、この
問題を解決する為に版材搬送装置55に別の合紙確認セ
ンサー(赤色の安全光センサー)を設け、合紙が完全に
取り除かれたことを再確認するようにしていた。然し乍
ら、従来の製版装置に於いては、暗箱52内に未感光の
版材Pを感光面が上を向く状態で且つ積層状に収納して
いる為、版材Pに感度の低い版材P(アルミニウム基板
の上にフォトポリマーを塗布したフォトポリマープレー
ト)を使用した場合には何ら問題はないが、版材Pに感
度の高い版材P(アルミニウム基板の上に銀塩を塗布し
た銀塩プレート)を使用した場合には安全光センサー
(図示省略)の光によって版材Pが露光してしまうと云
う別の問題が発生した。
【0009】本発明は、このような問題点に鑑みて為さ
れたものであり、その目的は製版装置の全長を短くでき
ると共に、感度の高い版材を使用しても製版装置内の未
感光の版材が露光しないようにした新聞印刷用若しくは
商業印刷用の製版装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為
に、本発明の請求項1の発明は、未感光の版材を供給す
る給版装置と、給版装置により供給された未感光の版材
の感光面にレーザー光によりコンピューターからの描画
イメージ信号に対応した描画を直接行う露光装置と、露
光装置により描画処理された版材を現像装置へ送る排版
装置とを直列状に配置して成る製版装置に於いて、前記
露光装置が、給版装置と排版装置との間に正逆回転自在
に配設され、未感光の版材が巻き付けられる露光ドラム
と、露光ドラムの下流側位置に配設され、露光ドラムへ
巻き付けられた版材を露光する露光器と、排版装置の上
方位置に配設され、給版装置により供給された版材を受
け取ってこれを露光ドラムへ送り出すテーブルとを備え
ていることに特徴がある。
【0011】本発明の請求項2の発明は、露光装置のテ
ーブルが、その上流側端部が露光ドラムの外周面へ近接
できるように排版装置の上方位置に上下方向へ揺動自在
に配設されていると共に、テーブル面に載置された未感
光の版材を位置決めして露光ドラム側へ押し出す位置決
め押出し機構を備えていることに特徴がある。
【0012】本発明の請求項3の発明は、給版装置が、
開閉可能な出し入れ口を形成した遮光カバーで覆われた
フレームと、遮光カバーで囲まれた空間内に配置され、
未感光の版材を感光面が下を向く状態で且つ積層状に収
納する開閉可能な暗箱と、開放された暗箱内の最上位の
版材を取り出し、これを反転させて露光装置のテーブル
側へ搬送する版材搬送装置と、暗箱内の版材間に挾み込
まれて版材の感光面を保護している合紙を暗箱外へ取り
出す合紙取出し装置と、導電性の一対の接触子を暗箱内
の最上位の版材に接触させ、一方の接触子から版材に電
流を流して接触子の導通により合紙の有無を検出する導
通センサーとを備えていることに特徴がある。
【0013】本発明の請求項4の発明は、版材搬送装置
が、暗箱内の最上位の版材を取り出して反転させる版材
取出し装置と、版材取出し装置から版材を受け取って露
光装置のテーブルへ搬送するベルトコンベヤとから成
り、前記版材取出し装置は、暗箱内の最上位の版材を吸
着保持する複数の真空式の吸着盤を備えた版材吸着部
と、版材吸着部を昇降自在且つ鉛直回転自在に支持する
回転支持機構とを備え、又、ベルトコンベヤの上流側端
部は、版材吸着部の回転時に版材吸着部に吸着保持され
ている版材と干渉しない待避位置と、反転した版材の下
流側端部の下方に位置する受取位置とに亘って上下方向
へ揺動自在に構成されていることに特徴がある。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の実施の形態
に係るCTP方式の新聞印刷用製版装置を示し、当該製
版装置は、給版装置A、露光装置B、排版装置C、現像
装置D及び版受け部(図示省略)等を直列状に配置し、
各装置(版受け部を除く)を開閉可能な遮光カバー1内
に収納して製版装置内へ外部の光が入り込まないように
したものであり、給版装置Aにより未感光の版材Pを一
枚若しくは二枚同時に露光装置Bへ送ってここで描画処
理し、次に描画処理した版材Pを排版装置Cにより現像
装置Dへ送って現像処理した後、現像処理済みの版材P
を版受け部に積層状態で保管するようにしたものであ
る。
【0015】尚、版材Pには、所定の外形寸法を有する
アルミニウム基板の上に高感度フォトポリマーを形成し
た所謂高感度フォトポリマープレートや同じくアルミニ
ウム基板の上に銀塩を塗布した銀塩プレート等が使用さ
れて居り、この実施の形態に於いては、新聞2頁分の大
きさの版材P(新聞1頁分の版材を縦に二枚繋いだ大き
さの版材)と新聞4頁分の大きさの版材P(新聞1頁分
の版材を縦と横に夫々二枚繋いだ大きさの版材)とが使
用されている。これらの版材Pは、何れも積層状態で梱
包されて居り、版材P間には感光面保護用の合紙P′
(あいし)が挾み込まれている。又、製版装置の各装置
(給版装置A、露光装置B、排版装置C及び現像装置D
等)は、コンピューター等の制御装置(図示省略)から
の予め設定された信号に従って自動制御されている。
【0016】前記給版装置Aは、図1に示す如く、フレ
ーム7全体を覆う金属製の遮光カバー1と、未感光の版
材Pを収納する開閉可能な暗箱2と、開放された暗箱2
内の版材Pを取り出し、これを反転させて露光装置B側
へ搬送する版材搬送装置3と、暗箱2内の版材P間に挾
み込まれて版材Pの感光面を保護している合紙P′を暗
箱2外へ取り出す合紙取出し装置4と、版材P上の合紙
P′の有無を検出する導通センサー5等から構成されて
居り、未感光の版材Pを積層状に収納した暗箱2が遮光
カバー1で囲まれた空間内で開放されると、先ず版材搬
送装置3が作動して暗箱2内の新聞4頁分の大きさの版
材Pを一枚若しくは新聞2頁分の大きさの版材Pを二枚
同時に取り出して給版装置Aの下流側に設置した露光装
置Bへ搬送し、次に合紙取出し装置4が作動して暗箱2
内の版材Pの感光面保護用の合紙P′を暗箱2外へ取り
出して合紙受け台車6内に排出し、引き続き版材搬送装
置3及び合紙取出し装置4が順次作動して版材Pの搬送
及び合紙P′の取り除きを行うようになっている。
【0017】前記遮光カバー1は、図1及び図3に示す
如く、フレーム7で囲まれた空間内へ外部の光が入らな
いようにフレーム7全体を覆うものであり、その側壁に
は暗箱2を出し入れする為の開閉可能な出し入れ口1a
と暗箱2から取り除いた合紙P′を合紙受け台車6内へ
排出する為の排出口1bとが夫々形成されている。又、
遮光カバー1の出し入れ口1aは、遮光カバー1の側壁
に設けた扉1cにより開閉されるようになっている。こ
の扉1cは、フレーム7側に設けた流体圧シリンダ1d
により上下方向へ揺動するようになって居り、遮光カバ
ー1の側壁に設けた流体圧シリンダ操作用の押しボタン
(図示省略)を操作することによって、出し入れ口1a
を開閉するようになっている。
【0018】前記暗箱2は、製版装置と別の場所に設置
した暗室(図示省略)内で解梱した未感光の版材Pを収
納し、この未感光の版材Pが露光しないように明室内を
製版装置の位置まで運べるようにしたものであり、未感
光の版材Pをその感光面が下を向く状態で且つ積層状に
収納する上方が開放された四角箱型の金属製の本体2a
と、本体2aの開口部を開閉自在に覆う金属製の蓋(図
示省略)とから成る。この暗箱2は、図7に示す如く、
上述した新聞4頁分の大きさの版材Pを本体2a内に積
層状に収納できるようになっている。従って、新聞2頁
分の大きさの版材Pであれば本体2a内に二枚並べた状
態で積層状に収納できるようになっている。
【0019】前記版材搬送装置3は、図1乃至図5に示
す如く、遮光カバー1で囲まれた空間内に配設されて居
り、前記空間内で開放されている暗箱2内の最上位の版
材Pを取り出してこれを反転させる版材取出し装置8
と、反転した版材Pを版材取出し装置8から受け取って
これを露光装置B側へ搬送するベルトコンベヤ9とから
構成されている。
【0020】具体的には、版材取出し装置8は、暗箱2
内の最上位の版材Pを吸着保持する複数の真空式の吸着
盤を備えた版材吸着部10と、版材吸着部10を昇降自
在且つ鉛直回転自在に支持する回転支持機構11とから
成り、新聞4頁分の大きさの版材Pであれば一枚、又、
新聞2頁分の大きさの版材Pであれば二枚同時に夫々取
り出して反転させることができるように構成されてい
る。
【0021】版材吸着部10は、図2乃至図4に示す如
く、後述する回転支持機構11の回転軸11dに取り付
けられる取付台10aと、取付台10aに流体圧シリン
ダ10b及びガイド棒10cを介して昇降自在に支持さ
れた水平姿勢の回転枠10dと、回転枠10dに所定間
隔毎に設けられ、暗箱2内の最上位の版材Pを真空吸着
により吸着保持する複数の真空式のゴム製の吸着盤10
eとから構成されている。複数の吸着盤10eのうち、
暗箱2内の版材Pの両端部(図2及び図4に示す版材P
の左側端部及び右側端部)を吸着する吸着盤10eは、
回転枠10dに蝶番10f及び揺動板10gを介して上
下方向へ揺動自在に取り付けられて居り、回転枠10d
に設けた流体圧シリンダ10hにより上下動するように
なっている。尚、版材吸着部10の回転枠10dには、
吸着盤10eによる版材Pの真空保持状態が解除された
ときに版材Pを吸着盤10eから引き剥がす版材押上げ
シリンダ10iが設けられている。
【0022】又、回転支持機構11は、図2乃至図4に
示す如く、フレーム7に配設した鉛直姿勢のガイド軸1
1aに昇降自在に支持された昇降台11bと、シリンダ
チューブに沿って往復動する可動部11c′を有し、昇
降台11bをガイド軸11aに沿って昇降動させるロッ
ドレスシリンダ11cと、昇降台11bに水平姿勢で回
転自在に支持され、版材吸着部10が取り付けられる回
転軸11dと、昇降台11bに設けられ、回転軸11d
を回転させるモータ11e′及び伝動機構11e″から
成る回転駆動装置11eとから構成されて居り、ロッド
レスシリンダ11cの可動部11c′をシリンダチュー
ブに沿って往復動させることによって、版材吸着部10
を暗箱2の上方に位置する待機位置(図2及び図3の実
線位置)と暗箱2の上方近傍に位置する吸着開始位置
(図3の一点鎖線位置)とに亘って昇降させることがで
き、又、回転駆動装置11eを作動させることによっ
て、版材吸着部10を上述した待機位置と吸着盤10e
が上を向く姿勢となる反転位置(図5に示す位置)とに
亘って鉛直回転させることができるようになっている。
【0023】一方、ベルトコンベヤ9は、図2及び図5
に示す如く、複数のプーリー9a、プーリー9aに巻き
回されたベルト9b及びモータ9c等から成り、版材取
出し装置8により暗箱2から取り出されて反転した版材
Pの下流側端部(図5に示す版材Pの右側端部)をくわ
え込んで露光装置B側へ搬送するものであり、給版装置
Aと露光装置Bに跨る状態で且つ反転位置にある版材吸
着部10と略同じ高さ位置に水平姿勢で配設されてい
る。このベルトコンベヤ9の上流側端部(図2に示すベ
ルトコンベヤ9の左側端部)は、上下方向へ揺動自在に
構成されて居り、フレーム7とベルトコンベヤ9の上流
側端部との間に介設した流体圧シリンダ9dによって、
版材吸着部10の回転時に版材吸着部10に吸着保持さ
れている版材Pと干渉しない待避位置(図2及び図5の
実線位置)と、反転した版材Pの下流側端部の下方に位
置する受取位置(図2及び図5の一点鎖線位置)とに亘
って上下方向へ揺動自在となっている。又、ベルトコン
ベヤ9の上流側端部及び下流側端部の上方位置には、ベ
ルトコンベヤ9に自重により当接するゴム製のフリーの
押圧ローラ9eが回転自在に配設されている。これによ
って、ベルトコンベヤ9と押圧ローラ9eとの間で版材
Pをくわえ込んで露光装置B側へ搬送することができ
る。尚、ベルトコンベヤ9の上下位置及び両側位置に
は、給版装置A側の空間と露光装置B側の空間とを遮断
して両空間への光の出入りを遮断する遮光板12が配設
されている。
【0024】而して、この版材搬送装置3によれば、未
感光の版材Pを収納した暗箱2が開放された状態で給版
装置Aの遮光カバー1で囲まれた空間内に配置され、遮
光カバー1の出し入れ口1aが閉じているのが確認され
ると、先ず待機位置(図3の一点鎖線位置)にある版材
吸着部10がロッドレスシリンダ11cにより暗箱2近
傍の吸着開始位置(図2及び図3の実線位置)へ下降
し、この位置に於いて版材吸着部10の回転枠10dが
流体圧シリンダ10bにより更に下降し、回転枠10d
に設けた各吸着盤10eが最上位の版材Pを吸着保持す
ると共に、版材Pの上流側端部及び下流側端部(図2に
示す版材Pの左側端部及び右側端部)を吸着保持してい
る吸着盤10eが流体圧シリンダ10hにより上方へ若
干量だけ持ち上げられる。これにより、吸着盤10eに
吸着された版材Pとこの版材Pの真下にある合紙P′と
の剥離が確実且つ良好に行われる。次に、回転枠10d
が流体圧シリンダ10bにより若干量上昇して版材Pを
暗箱2内から持ち上げると共に、版材Pの上流側端部及
び下流側端部を吸着保持している吸着盤10eが流体圧
シリンダ10hにより下方へ若干量だけ下降して版材P
を水平姿勢にする。その後、版材吸着部10がロッドレ
スシリンダ11cにより吸着開始位置から待機位置へ上
昇し、この位置に於いて版材吸着部10が回転駆動装置
11eにより180度回転されて反転位置(図5の実線
位置)となる。これによって、版材Pは、その感光面が
上を向く姿勢で版材吸着部10に保持されることにな
る。版材吸着部10が反転位置になったら、各吸着盤1
0eの真空保持状態が解除されると共に、回転枠10d
に設けた版材押上げシリンダ10iが作動して版材Pを
上方へ若干量だけ押し上げて版材Pを吸着盤10eから
引き剥がす。最後に、ベルトコンベヤ9の上流側端部が
流体圧シリンダ9dにより待避位置(図5の実線位置)
から受取位置(図5の一点鎖線位置)へ揺動し、版材吸
着部10の吸着盤10e上に載置されている版材Pの下
流側端部をくわえ込むと共に、ベルトコンベヤ9が駆動
して版材Pをその感光面が上を向く姿勢で露光装置B側
へ搬送する。
【0025】前記合紙取出し装置4は、図1、図6乃至
図9に示す如く、暗箱2の斜め上方位置に昇降自在に配
設され、暗箱2内の最上位の版材P上にある合紙P′の
外周縁部の一辺を撮んで合紙P′を版材Pから上方へ捲
り取る複数の撮み具13と、撮み具13を斜め上下方向
へ昇降自在に支持する移動支持機構14と、暗箱2の斜
め上方位置に配設され、撮み具13により捲り取られた
合紙P′をくわえ込んで排出する回転自在な合紙排出ロ
ーラ15とから構成されている。
【0026】具体的には、各撮み具13は、図8(A)
及び(B)に示す如く、水平姿勢の流体圧シリンダ13
aに垂設され、版材P上の合紙P′に面接触可能なブロ
ック状の固定爪13bと、流体圧シリンダ13aに連動
連結され、固定爪13bに対して水平移動可能で且つ版
材P上の合紙P′に面接触可能なブロック状の移動爪1
3cとから成り、両爪13b,13cを合紙P′の周縁
部に面接触させた状態で流体圧シリンダ13aにより移
動爪13cを固定爪13b側へ水平移動させることによ
って、固定爪13bと移動爪13cとの間で合紙P′の
周縁部を二つ折りの状態で撮めるようになっている。
又、固定爪13b及び移動爪13cには、滑り止め用の
ライニング材13dが貼着されていると共に、真空ポン
プ(図示省略)に接続されて合紙P′の周縁部を真空吸
着する真空吸引孔13eが設けられている。
【0027】移動支持機構14は、図6及び図7に示す
如く、フレーム7に配設した傾斜姿勢の一対のガイドレ
ール14aに昇降自在に支持された昇降枠14bと、フ
レーム7に設けられ、昇降枠14bを昇降動させる流体
圧シリンダ14cと、昇降枠14bに鉛直姿勢のガイド
棒14dを介して昇降自在に支持され、撮み具13が適
宜の間隔で直列状に取り付けられる昇降板14eと、昇
降枠14bに設けられ、昇降板14eを昇降動させる流
体圧シリンダ14fとから構成されて居り、各流体圧シ
リンダ14c,14fを作動させることによって、各撮
み具13を暗箱2の斜め上方に位置する待機位置(図6
の実線位置)と暗箱2内の合紙P′の外周縁部の一辺に
対向する撮み開始位置(図6及び図8(A)の一点鎖線
位置)と暗箱2内の合紙P′の外周縁部の一辺に接触す
る撮み位置(図8(A)の実線位置)とに亘って昇降動
させることができるようになっている。
【0028】合紙排出ローラ15は、図6及び図9に示
す如く、フレーム7側に揺動板16を介して上下方向へ
揺動自在且つ回転自在に支持されたゴム製の下部ローラ
15aと、移動支持機構14の昇降枠14bに垂設され
た軸受板14gに回転自在に支持され、下部ローラ15
aの外周面に自重により当接するゴム製のフリーの上部
ローラ15bと、遮光カバー1の排出口1b近傍に回転
自在に配設され、排出口1aを略閉鎖し得るゴム製の上
下一対の下流側ローラ15cと、下部ローラ15aと下
流側ローラ15cとの間に回転自在に配設された中間ロ
ーラ15dとから成り、各ローラ15a,15c,15
dがモータ17a及びベルト伝動機構17bから成るロ
ーラ駆動装置17により合紙P′を排出する方向へ回転
駆動されるようになっている。又、合紙排出ローラ15
の下部ローラ15aは、フレーム7側に設けた流体圧シ
リンダ18によって、上部ローラ15bから離れる待避
位置(図6の一点鎖線位置)と上部ローラ15bに当接
する排出位置(図6の実線位置)とに亘って上下方向へ
揺動自在となっている。尚、図6に於いて、19は各ロ
ーラ15a〜15d間に配設された合紙P′を導くガイ
ド板、20は遮光カバー1の排出口1bに取り付けられ
た遮光板である。
【0029】而して、この合紙取出し装置4によれば、
版材搬送装置3により暗箱2内の最上位の版材Pが取り
出されると、先ず待機位置(図6の実線位置)にある撮
み具13が流体圧シリンダ14cにより撮み開始位置
(図6の一点鎖線位置)まで下降する。このとき、下部
ローラ15aは、待避位置(図6の一点鎖線位置)にあ
って撮み具13等との衝突が回避される。又、撮み具1
3の固定爪13bと移動爪13cとは離間した状態とな
っている。次に、撮み開始位置にある撮み具13が流体
圧シリンダ14fにより撮み開始位置(図8(A)の実
線位置)に下降し、各撮み具13の固定爪13b及び移
動爪13cを版材P上の合紙P′の外周縁部の一辺に面
接触させる。この状態で真空吸引孔13eにより合紙
P′が真空吸着されると共に、流体圧シリンダ13aに
より移動爪13cが固定爪13b側へ水平移動し、合紙
P′の外周縁部の一辺を固定爪13bと移動爪13cと
で二つ折りの状態で撮む(図8(B)参照)。その後、
撮み具13が合紙P′の周縁部を撮んだ状態で流体圧シ
リンダ14fにより撮み位置から撮み開始位置まで上昇
すると共に、引き続き流体圧シリンダ14cにより撮み
開始位置から待機位置まで上昇する。これによって、各
撮み具13に撮まれている合紙P′は、版材Pから順次
上方へ捲り取られて行くことになる。そして、撮み具1
3が待機位置へ戻ると、下部ローラ15aが流体圧シリ
ンダ18により待避位置から排出位置(図6の実線位
置)へ揺動し、版材P上から捲り取られた合紙P′の外
周縁部の一辺を上部ローラ15bと下部ローラ15aと
の間で挾み込み、その後真空吸着孔13eによる合紙
P′の真空吸着状態が解除されると共に、移動爪13c
が流体圧シリンダ13aにより固定爪13b側から離間
する方向へ水平移動し、各撮み具13による合紙P′の
撮み状態が解除される。最後に、各ローラ15a,15
c,15dがローラ駆動装置17により合紙P′を排出
する方向へ回転駆動される。これによって、各ローラ1
5a,15b間に挾まれている合紙P′は、版材Pから
完全に捲り取られて暗箱2外へ排出され、遮光カバー1
の排出口1bから合紙受け台車6内に排出されることに
なる。
【0030】この合紙取出し装置4は、昇降自在に配設
した撮み具13により版材P上の合紙P′の外周縁部を
撮んで合紙P′を版材Pから上方へ捲り取るようにして
いる為、合紙P′を水平方向へ引っ張って版材Pから取
り除く場合に比較して、合紙P′を取り除くときの抵抗
力が極めて小さくなる。その結果、版材P上の合紙P′
を取り除く際に合紙P′が撮み具13から外れたり、或
いは合紙P′が破れたりすると云うことがなく、版材P
上の合紙P′を確実且つ良好に取り除くことができる。
又、撮み具13の固定爪13b及び移動爪13cの合紙
P′に接触する部分に滑り止め用のライニング材13d
を貼着していると共に、固定爪13b及び移動爪13c
に合紙P′を真空吸着する真空吸引孔13eを設けてい
る為、合紙P′の外周縁部を滑ることなく良好且つ確実
に撮むことができるうえ、合紙P′を捲り取る際に合紙
P′の外周縁部が撮み具13から外れると云うことがな
く、合紙P′の捲り取りをより確実且つ良好に行うこと
ができる。
【0031】前記導通センサー5は、図2に示す如く、
導電性部材で形成された一対の接触子5aを、暗箱2内
の最上位の版材Pに接触できるように版材吸着部10の
回転枠14bに一転間隔を空けて配設し、一方の接触子
5aに電流を流せるようにしたものであり、一対の接触
子5aを暗箱2内の最上位の版材Pに接触させ、この状
態で一方の接触子5aから版材Pに電流を流して両接触
子5a間に所定の電流が流れるか否かを調べることによ
って、版材P上の合紙P′の有無を検出するようにした
ものである。尚、図2に於いて、21は一方の接触子5
aにコード(図示省略)を介して接続され、接触子5a
に電流を流す電源、22は他方の接触子5aにコード
(図示省略)を介して接続され、接触子5a同士が導通
したときにそのときの電流を検出する検出器である。
【0032】前記露光装置Bは、図1乃至図10に示す
如く、給版装置Aの下流側位置に隣接して設置したフレ
ーム23に、テーブル24、中空円筒状の露光ドラム2
5、版材巻込みローラ26及び一対の露光器27(レー
ザー光走査ヘッド)等を夫々配設し、フレーム23全体
を開閉可能な扉(図示省略)を備えた金属製の遮光カバ
ー28で覆ったものであり、刷版形成用のコンピュータ
ー(図示省略)からの描画イメージ信号(デジタル信
号)が描画コントローラ(図示省略)を介して露光器2
7へ送られ、前記イメージ信号に対応したレーザー走査
が版材P(フォトポリマープレートや銀塩プレート等)
の感光面に対して行われることにより、イメージ信号画
像が潜像として版材Pに描画されるようになっている。
【0033】前記テーブル24は、図1、図10及び図
11に示す如く、その上流側端部(図1に示すテーブル
24の左側端部)が露光ドラム25の外周面へ近接でき
るように排版装置Cの上方位置に上下方向へ揺動自在に
配設されて居り、給版装置Aのベルトコンベヤ9により
供給された版材Pを受け取ると共に、受け取った版材P
をテーブル25に設けた位置決め押出し機構29により
位置決めして露光ドラム25へ送り出すものである。具
体的には、テーブル24は、フレーム23側に設けた軸
受30により上下方向へ揺動自在に支持されて居り、フ
レーム23に設けた流体圧シリンダ31によって、上流
側端部が給版装置Aのベルトコンベヤ9の近傍に位置す
る版材受取位置(図1の実線位置)と上流側端部が露光
ドラム25の近傍に位置する版材送出し位置(図1及び
図10の一点鎖線位置)とに亘って上下方向へ揺動でき
るようになっている。又、テーブル24に設けた位置決
め押出し機構29は、図11に示す如く、テーブル24
を貫通してテーブル24上面へ突出自在な複数の基準ピ
ン29aと、テーブル24を貫通してテーブル24の幅
方向(図11の上下方向)へ移動自在に設けられ、テー
ブル24上面へ突出自在な複数の横移動ピン29bと、
テーブル24下面側に配設され、横移動ピン29bを移
動させる流体圧シリンダ(図示省略)と、テーブル24
を貫通してテーブル24の長手方向(図11の左右方
向)へ移動自在に設けられ、テーブル24上面へ突出自
在な押出しピン29cと、テーブル24下面側に配設さ
れ、押出しピン29cを移動させる流体圧シリンダ(図
示省略)とから成り、横移動ピン29b及び押出しピン
29cでテーブル24上の版材Pを基準ピン29a側及
び露光ドラム25側へ移動させることによって、版材P
の位置決め及び押出しが行われる。
【0034】前記露光ドラム25は、給版装置Aと排版
装置Cとの間で且つ排版装置Cの直ぐ上流側位置(図1
及び図10に示す排版装置Cの左側位置)に正逆回転自
在に配設されて居り、版材送出し位置にあるテーブル2
4上の版材Pが巻き付けられるものである。具体的に
は、露光ドラム25は、図10に示す如く、フレーム2
3側に固定した支持台32に正逆回転自在に支持されて
居り、フレーム23に設けたサーボモータ33により正
逆回転駆動されるようになっている。又、露光ドラム2
5には、版材Pの一方の端部を露光ドラム25の外周面
に固定保持する第1くわえ爪機構34と、版材Pの他方
の端部を露光ドラム25の外周面に固定保持する第2く
わえ爪機構35とが夫々設けられている。
【0035】第1くわえ爪機構34は、図12乃至図1
4に示す如く、露光ドラム25内に配設した支持体34
aに露光ドラム25の軸線方向に沿って一定の間隔で配
設され、露光ドラム25の外周壁を貫通して露光ドラム
25の半径方向へ移動可能な複数本の支持ピン34b
と、各支持ピン34bの先端部側に露光ドラム25の軸
線方向に沿う姿勢で取り付けられ、露光ドラム25の外
周面に当接可能な長尺板状の第1くわえ爪34cと、各
支持ピン34bの基端部同士を連結する連結板34d
と、支持体34aと連結板34dとの間に介設され、各
支持ピン34bを露光ドラム25の半径方向へ移動させ
て第1くわえ爪34cを露光ドラム25の外周面側へ当
接させる流体圧シリンダ34eとから成り、露光ドラム
25の外周面と第1くわえ爪34cとの間に版材Pの一
方の端部を介在させ、流体圧シリンダ34eにより第1
くわえ爪34cを露光ドラム25の外周面側へ当接させ
ることによって、版材Pの一方の端部を第1くわえ爪3
4cと露光ドラム25との間で固定保持することができ
るようになっている。一方、第2くわえ爪機構35は、
図12乃至図14に示す如く、露光ドラム25内に円周
方向へ揺動自在に配設した揺動体35aに露光ドラム2
5の軸線方向に沿って一定の間隔で配設され、露光ドラ
ム25の外周壁を貫通して露光ドラム25の半径方向及
び円周方向へ移動可能な複数本の揺動ピン35bと、露
光ドラム25側に固定されて揺動体35aを揺動操作す
る流体圧シリンダ35cと、各揺動ピン35bの先端部
側に露光ドラム25の軸線方向に沿う姿勢で取り付けら
れ、露光ドラム25の外周面に当接可能な長尺板状の第
2くわえ爪35dと、各揺動ピン35bの基端部同士を
連結する連結板35eと、揺動体35aと連結板35e
との間に介設され、各揺動ピン35bを露光ドラム25
の半径方向へ移動させて第2くわえ爪35dを露光ドラ
ム25の外周面側へ当接させる流体圧シリンダ35fと
から成り、露光ドラム25の外周面と第2くわえ爪35
dとの間に版材Pの他方の端部を介在させ、流体圧シリ
ンダ35fにより第2くわえ爪35dを露光ドラム25
の外周面側へ当接させることによって、版材Pの他方の
端部を第2くわえ爪35dと露光ドラム25との間で固
定保持することができるようになっている。又、第2く
わえ爪35dは、流体圧シリンダ35c及び揺動体35
aによって、露光ドラム25に巻き付けられた版材Pの
他方の端部を固定保持可能な版材くわえ位置(図14の
実線位置及び一点鎖線位置)と版材Pの他方の端部から
外れて版材Pを開放できる版材開放位置(図14の二点
鎖線位置)とに亘って揺動操作されるようになって居
り、露光ドラム25への版材Pの巻き付け時及び露光ド
ラム25からの版材Pの送り出し時には版材開放位置を
取るようになっている。尚、図12及び図13に於い
て、46は露光ドラム25の外周面に設けられ、テーブ
ル24から送り出された版材Pの一方の端部が当接する
ストッパーピンであり、当該ストッパーピン46は第1
くわえ爪34cと干渉しないように第1くわえ爪34c
に形成した穴に遊嵌されている。
【0036】前記版材巻込みローラ26は、図10に示
す如く、露光ドラム25を支持する支持台32に上下方
向へ揺動自在に配設されて居り、版材Pを露光ドラム2
5の外周面へ巻き付ける際に露光ドラム25側へ下降し
て版材Pを露光ドラム25へ密着させる作用をするもの
である。この版材巻込みローラ26は、支持台32に設
けた流体圧シリンダ36によって、露光ドラム25の外
周面へ当接する当接位置(図10の一点鎖線位置)と露
光ドラム25から離れる離間位置(図10の実線位置)
とに亘って揺動自在になっている。
【0037】前記露光器27(レーザー光走査ヘッド)
は、露光ドラム25の下流側位置(図1及び図10に示
す露光ドラム25の右側位置)で且つ露光ドラム25に
対向する状態で左右一対配置されて居り、露光ドラム2
5に巻き付けられている版材Pにコンピューターからの
描画イメージ信号に対応した描画を直接に露光するもの
である。又、各露光器27は、露光ドラム25の軸線に
対して平行移動できるようにフレーム23に設けたガイ
ドレール47に移動自在に支持されて居り、ボールネジ
機構及びサーボモータ等の駆動装置37によって露光ド
ラム25の軸線に沿って往復移動できるようになってい
る。
【0038】而して、前記露光装置Bによれば、給版装
置Aのベルトコンベヤ9上の版材Pが版材受取位置(図
1の実線位置)にあるテーブル24上へ送り込まれる
と、先ず位置決め押出し機構29の横移動ピン29bが
作動してテーブル24上の版材Pを基準ピン29aに当
接させ、版材Pの位置決めを行う。次に、テーブル24
が流体圧シリンダ31により版材受取位置から版材送出
し位置(図1及び図10の一点鎖線位置)へ揺動し、テ
ーブル24の上流側端部を露光ドラム25の外周面近傍
に位置させる。この状態でテーブル24上の版材Pが位
置決め押出し機構29の押出しピン29cにより傾斜状
になっているテーブル24上面を露光ドラム25側へ押
し出され、版材Pの一方の端部がストッパーピン46に
当接して位置決めされると共に、版材Pの一方の端部が
第1くわえ爪機構34の第1くわえ爪34cにより露光
ドラム25の外周面へ固定保持される。(図14参照) その後、離間位置(図10の実線位置)にある版材巻込
みローラ26が当接位置(図10の一点鎖線位置)へ揺
動して版材Pの端部表面へ当接すると共に、露光ドラム
25がサーボモータ33により版材Pの巻き付け方向へ
回転される。これにより、版材Pはその感光面が外方を
向く状態で露光ドラム25へ順次巻き付けられて行く。
版材Pの他方の端部が露光ドラム25の外周面に巻き付
けられると、版材開放位置(図14の二点鎖線位置)あ
る第2くわえ爪35dが流体圧シリンダ35cにより版
材くわえ位置(図14の一点鎖線位置)へ揺動し、版材
Pの他方の端部が第2くわえ爪35dにより露光ドラム
25の外周面へ固定保持される。版材Pが露光ドラム2
5の外周面へ完全に巻き付けられると、版材送出し位置
(図14の二点鎖線位置)にあるテーブル24が流体圧
シリンダ31により版材受取位置へ揺動すると共に、当
接位置にある版材巻込みローラ26が離間位置へ揺動す
る。又、露光器27が駆動装置37により露光ドラム2
5に沿って移動し、該露光器27により版材Pに描画
(露光)が行われる。このとき、露光ドラム25がサー
ボモータ33により回転され、且つ露光器27が駆動装
置37により露光ドラム25に沿って移動していること
とも相俟って、版材Pの略全面に描画(露光)が行われ
ることになる。そして、露光ドラム25に巻き付けられ
た版材Pの描画処理が終了すると、離間位置にある版材
巻込みローラ26が当接位置へ揺動して版材Pの表面へ
当接すると共に、第2くわえ爪機構35による版材Pの
他方の端部の固定保持が解除され、露光ドラム25がサ
ーボモータ33により版材Pを送り出す方向へ回転され
る。これによって、露光ドラム25へ巻き付けられた版
材Pは、露光ドラム25から順次外されて排版装置Cへ
送り出される。最後に第1くわえ爪機構34による版材
Pの一方の端部の固定保持が解除され、露光ドラム25
に巻き付けられていた版材Pはその感光面を上にした状
態で排版装置Cへ送り込まれる。
【0039】前記排版装置Cは、図10及び図15に示
す如く、露光器27の上方位置で露光ドラム25の下流
側位置に隣接して配設されて居り、露光ドラム25から
送り出された露光済みの版材Pを受け取るテーブル38
と、テーブル38上の版材Pを後続の現像装置Dへ送り
出すベルトコンベヤ39とから構成されている。更に、
テーブル38には、テーブル38上の版材Pを所定の位
置へ位置決めする為の複数の基準ピン40と一対の旋回
ピン41とが夫々配設されて居り、基準ピン0はテーブ
ル38上面へ突出可能に設けられ、又、旋回ピン41は
テーブル38上面へ突出可能且つ旋回可能に設けられて
いる。尚、図10に於いて、39aはベルトコンベヤ3
9のプーリー、39bはベルトコンベヤ39のベルト、
39cはベルト駆動モータ、42は基準ピン40をテー
ブル38上面へ突出させる流体圧シリンダ、43は一方
の旋回ピン41をテーブル38上面へ突出させる流体圧
シリンダ、44は一方の旋回ピン41を旋回させる回転
シリンダ、45は他方の旋回ピン41をテーブル38上
面へ突出させて旋回させるスイングシリンダである。
【0040】次に、上述した製版装置の作用について説
明する。先ず、梱包された未感光の版材Pを製版装置と
別の場所に設置した共用の暗室内で解梱し、取り出した
未感光の版材Pを暗室内にある運搬車(図示省略)上の
暗箱2の本体2a内へ積層状態で収納し、暗箱2の本体
2aへ蓋を被せて暗箱2内へ光が入らないようにする。
このとき、版材Pは、その感光面が下を向く状態で且つ
積層状態で暗箱2内に収納される。
【0041】次に、運搬車に載せた暗箱2を運搬車によ
り明室内を通って製版装置の上流側位置にある給版装置
Aの近傍位置まで搬送し、遮光カバー1の出し入れ口1
aを開放して運搬車上の暗箱2を出し入れ口1aから遮
光カバー1で囲まれた空間内へ入れ、暗箱2の蓋を取り
外して暗箱2を開放した状態で版材取出し装置8の下方
位置に配置し、遮光カバー1の出し入れ口1aを閉鎖す
る。尚、暗箱2を開放した状態で遮光カバー1で囲まれ
た空間内へ配置しても、版材Pの感光面は下を向いてい
る為に外部からの光によって露光することもない。
【0042】遮光カバー1の出し入れ口1aを閉鎖する
と、版材取出し装置8が作動して開放された暗箱2内の
最上位の版材Pを吸着保持して暗箱2の上方位置へ取り
出すと共に、暗箱2の上方位置で版材Pを反転させてそ
の感光面が上を向く姿勢でベルトコンベヤ9側へ受け渡
す。ベルトコンベヤ9に受け渡された版材Pは、引き続
きベルトコンベヤ9により露光装置Bのテーブル24上
へ搬送される。
【0043】暗箱2内の最上位の版材Pが取り出される
と、合紙取出し装置4が作動して暗箱2内の最上位の版
材P上の合紙P′を暗箱2外へ取り除くと共に、この取
り除いた合紙P′を合紙排出ローラ15により給版装置
Aの上流側位置にある合紙受け台車6内に排出する。
【0044】テーブル24上に載置された版材Pは、テ
ーブル24上で位置決めされてから露光ドラム25へ巻
き付けられ、露光器27により露光処理された後、露光
ドラム25から排版装置Cのテーブル38上に送り出さ
れ、テーブル38上で位置決めされてからベルトコンベ
ヤ39により後続の現像装置Dへ送られて現像処理され
る。
【0045】そして、版材P上の合紙P′が取り除かれ
て露光装置Bへ送り込まれた版材Pが露光処理される
と、再度版材取出し装置8が作動して暗箱2内の最上位
の版材Pを取り出してベルトコンベヤ9に引き渡す。こ
のとき、導通センサー5により版材P上の合紙P′の有
無が確認される。若し版材P上に合紙P′が残っている
のが検出されたら、版材取出し装置8の版材吸着部10
が一旦待機位置へ上昇してこの位置で待機し、その間に
合紙取出し装置4が作動して版材P上に残っている合紙
P′を取り除き、その後版材取出し装置8が作動して暗
箱2内の最上位の版材Pを取り出す。このようにして、
版材Pの搬送と合紙P′の取り除きとが交互に行われ、
暗箱2内の版材Pが順次露光装置Bへ送られて露光処理
される。尚、導通センサー5は、版材Pの裏面(感光面
と反対の面)に接触する為、版材Pの感光面を損傷させ
ると云うことない。又、導通センサー5は、光センサー
のように光源を使用していない為、感度の高い版材Pを
使用してもこれを露光させることがない。
【0046】上記の実施の形態に於いては、給版装置A
を版材取出し装置8、ベルトコンベヤ9、合紙取出し装
置4及び導通センサー5等から構成したが、給版装置A
は図1に示すものに限定されるものではなく、未感光の
版材Pを露光装置Bへ供給することができれば、如何な
る形状及び構造のものであっても良い。例えば、給版装
置Aに図16に示す構造ものを採用するようにしても良
い。
【0047】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明の製版装置は、次のような優れた効果を発揮すること
ができる。 (1)本発明の製版装置は、給版装置と排版装置の間に
露光ドラムを配設すると共に、排版装置の上方位置にテ
ーブルを配設し、暗箱内の未感光の版材を露光ドラム上
を通過させて排版装置の上方位置にあるテーブル上に搬
送し、ここから露光ドラムへ送り込むようにしている
為、暗箱内の版材を上流側から下流側へ一直線状に移送
しながら製版するようにした従来の製版装置に比較して
製版装置の全長を短くすることができる。その結果、本
発明の製版装置は、製版装置の小型化を図れ、設置スペ
ースが少なくて済むうえ、据付け場所も制約を受けると
云うことがない。 (2)露光装置のテーブルを排版装置の上方位置に上下
方向へ揺動自在に配設している為、給版装置からの版材
の受け取り及び露光ドラムへの版材の送り出しを良好且
つ円滑に行える。又、テーブルが未感光の版材を位置決
めして露光ドラムへ送り出す位置決め押出し機構を備え
ている為、版材を露光ドラムへ正確に巻き付けることが
できる。 (3)給版装置が、未感光の版材を感光面が下を向く状
態で且つ積層状に収納する開閉可能な暗箱と、開放され
た暗箱内の最上位の版材を取り出して反転させる版材取
出し装置と、版材取出し装置から版材を受け取って露光
装置のテーブルへ搬送するベルトコンベヤと、暗箱内の
版材間に挾み込まれて版材の感光面を保護している合紙
を暗箱外へ取り出す合紙取出し装置と、版材上の合紙の
有無を検出する導通センサーとを備えている為、版材の
搬送、合紙の取り除き等を自動化でき、処理能力の向上
を図れる。又、暗箱内に未感光の版材を感光面が下を向
く状態で且つ積層状に収納するようにしている為、暗箱
内の版材が不用意に露光するのを防止できる。更に、版
材の感光面と反対の面に導通センサーを接触させて版材
上の合紙の有無を検出するようにしている為、版材の感
光面を損傷させることなく、合紙の有無を検出すること
ができると共に、感度の高い未感光の版材を使用しても
版材を露光させることなく、合紙の有無を検出すること
ができる。 (4)ベルトコンベヤの上流側端部が、版材吸着部の回
転時に版材吸着部に吸着保持されている版材と干渉しな
い待避位置と、反転した版材の下流側端部の下方に位置
する受取位置とに亘って上下方向へ揺動自在に構成され
ている為、版材の反転や版材の受け取りを円滑且つ良好
に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る新聞印刷用製版装置
の概略縦断面図である。
【図2】版材搬送装置(版材取出し装置及びベルトコン
ベヤ)の正面図である。
【図3】版材取出し装置の側面図である。
【図4】版材取出し装置の平面図である。
【図5】版材搬送装置を示し、版材取出し装置の版材吸
着部が反転した状態の正面図である。
【図6】合紙取出し装置の一部切欠正面図である。
【図7】合紙取出し装置の要部の平面図である。
【図8】合紙取出し装置の撮み具の拡大正面図である。
【図9】合紙取出し装置の合紙排出ローラの平面図であ
る。
【図10】露光装置及び排版装置の縦断面図である。
【図11】露光装置のテーブルの平面図である。
【図12】露光装置の露光ドラムに設けた第1くわえ爪
機構及び第2くわえ爪機構の平面図である。
【図13】第2くわえ爪機構の縦断面図である。
【図14】第1くわえ爪機構及び第2くわえ爪機構の拡
大縦断面図である。
【図15】排版装置の平面図である。
【図16】従来の新聞印刷用製版装置の一部切欠正面図
である。
【符号の説明】
Aは給版装置、Bは露光装置、Cは排版装置、Dは現像
装置、Pは版材、P′は合紙、1は遮光カバー、1aは
出し入れ口、2は暗箱、3は版材搬送装置、4は合紙取
出し装置、5は導通センサー、5aは接触子、7はフレ
ーム、8は版材取出し装置、9はベルトコンベヤ、10
は版材吸着部、11は回転支持機構、24はテーブル、
25は露光ドラム、27は露光器、29は位置決め押出
し機構。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03F 7/20 - 7/24 G03F 9/00 - 9/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 未感光の版材(P)を供給する給版装置
    (A)と、給版装置(A)により供給された未感光の版
    材(P)の感光面にレーザー光によりコンピューターか
    らの描画イメージ信号に対応した描画を直接行う露光装
    置(B)と、露光装置(B)により描画処理された版材
    (P)を現像装置(D)へ送る排版装置(C)とを直列
    状に配置して成る製版装置に於いて、前記露光装置
    (B)が、給版装置(A)と排版装置(C)との間に正
    逆回転自在に配設され、未感光の版材(P)が巻き付け
    られる露光ドラム(25)と、露光ドラム(25)の下
    流側位置に配設され、露光ドラム(25)に巻き付けら
    れた版材(P)を露光する露光器(27)と、排版装置
    (C)の上方位置に配設され、給版装置(A)により供
    給された版材(P)を受け取ってこれを露光ドラム(2
    5)へ送り出すテーブル(24)とを具備していること
    を特徴とする製版装置。
  2. 【請求項2】 露光装置(B)のテーブル(24)が、
    その上流側端部が露光ドラム(25)の外周面へ近接で
    きるように排版装置(C)の上方位置に上下方向へ揺動
    自在に配設されていると共に、テーブル(24)面に載
    置された未感光の版材(P)を位置決めして露光ドラム
    (25)側へ押し出す位置決め押出し機構(29)を備
    えていることを特徴とする請求項1に記載の製版装置。
  3. 【請求項3】 給版装置(A)が、開閉可能な出し入れ
    口(1a)を形成した遮光カバー(1)で覆われたフレ
    ーム(7)と、遮光カバー(1)で囲まれた空間内に配
    置され、未感光の版材(P)を感光面が下を向く状態で
    且つ積層状に収納する開閉可能な暗箱(2)と、開放さ
    れた暗箱(2)内の最上位の版材(P)を取り出し、こ
    れを反転させて露光装置(B)のテーブル(24)へ搬
    送する版材搬送装置(3)と、暗箱(2)内の版材
    (P)間に挾み込まれて版材(P)の感光面を保護して
    いる合紙(P′)を暗箱(2)外へ取り出す合紙取出し
    装置(4)と、導電性の一対の接触子(5a)を暗箱
    (2)内の最上位の版材(P)に接触させ、一方の接触
    子(5a)から版材(P)に電流を流して接触子(5
    a)の導通により合紙(P′)の有無を検出する導通セ
    ンサー(5)とを具備していることを特徴とする請求項
    1又は請求項2に記載の製版装置。
  4. 【請求項4】 版材搬送装置(3)が、暗箱(2)内の
    最上位の版材(P)を取り出して反転させる版材取出し
    装置(8)と、版材取出し装置(8)から版材(P)を
    受け取って露光装置(B)のテーブル(24)へ搬送す
    るベルトコンベヤ(9)とから成り、前記版材取出し装
    置(8)は、暗箱(2)内の最上位の版材(P)を吸着
    保持する複数の真空式の吸着盤(10e)を備えた版材
    吸着部(10)と、版材吸着部(10)を昇降自在且つ
    鉛直回転自在に支持する回転支持機構(11)とを備
    え、又、ベルトコンベヤ(9)の上流側端部は、版材吸
    着部(10)の回転時に版材吸着部(10)に吸着保持
    されている版材(P)と干渉しない待避位置と、反転し
    た版材(P)の下流側端部の下方に位置する受取位置と
    に亘って上下方向へ揺動自在に構成されていることを特
    徴とする請求項3に記載の製版装置。
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