JP4070410B2 - 扁平に折り畳まれたシートのマガジンからの分離・取出方法及びその装置 - Google Patents

扁平に折り畳まれたシートのマガジンからの分離・取出方法及びその装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、マガジン内に積み重ねられている扁平に折り畳まれたシートを下側のものから1枚づつ分離して取り出す方法と装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
扁平に折り畳まれたシートをマガジン内に多数積み重ねておき、取り出すべき最下位のシートの下面にサクションを作用させて下側のものから1枚づつ分離して取り出すことは、従来から普通に行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
扁平に折り畳まれたシートをマガジン内に多数積み重ねると、取り出すべき最下位のシートに全重量が掛かるのみならず、積み重ねた枚数により最下位のシートに掛かる重さも変わる。
そして、多数積み重ねられているシートを受爪のようなもので支えた状態で無理矢理引きずり降ろすと、シートに傷が付くし、2枚取りという事態も起り得る。
【0004】
本発明は、マガジン内に積み重ねたシートの枚数に左右されることなく、かつ、取り出すべきシートに傷を付けることなく、しかも、2枚取りという事態を生じることなく安定してマガジンから1枚づつ分離して取り出すことができるようにしたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、マガジンM内に積み重ねられている扁平に折り畳まれたシートSの対向端部をプッシャー兼用の2つの受爪1,2で支えておき、一方の受爪1を相手側へ突出させた後後退させて最下位のシートSの片側の支受状態を解き、しかる後、もう一方の受爪2を相手側である前記受爪1側へ突出させて取り出すべき最下位のシートSの位置をずらし、このシートSの下面とこのシートSがマガジンMからはみ出ている片側上面とにサクションを作用させて上側のものから分離することによって達成することができる。
この方法によれば、取り出すべきシートSにはマガジンM内のシートS,Sの重量が掛かることがない。従って、シートSに傷を付けることなく、しかも、2枚取りという事態を生じることなく安定してマガジンMからシートSを取り出すことができる。特に、上下両側からのサクション作用で、扁平に折り畳まれているシートSの上下2枚重ねの部分が確実に分離され、その後に行われる開凾作業をより確実に行うことができる。
【0006】
取り出すべきシートSのうちマガジンMからはみ出ている片側上面にサクションを作用させる場合においては、図9に示すように、胴壁に連接されている上側のフラップのうちの一枚のみに作用させてもよいし、図10に示すように、取り出すべきシートSの片側上面のうち、隣り合わせの2つの胴壁のそれぞれに連接されている二枚のフラップのそれぞれにサクションを作用させてもよい。
【0007】
図9に示すように、胴壁に連接されている上側のフラップのうちの一枚のみにサクションを作用させた場合には、取り出すべきシートSの下面にサクションが作用してシートSの片側下面が引き降されるに従って、サクション作用を受けている一枚のフラップのみが図11に示すようにめくれてしまう場合がある。特に、扁平に折り畳まれているシートSを拡開して箱状にし、種々の物品を包装した後、それを再び扁平に折り畳んで再使用した場合(いわゆる通い箱として使用した場合)やシートS自身が腰の弱い場合には、折目線部分が弱くなっていてそれをマガジンMから分離して取り出すとき上記事態が起こりやすい。
また、拡開したときの形状が立方体の場合には、扁平に折り畳まれているシートSの上下両面に施されている折目線が一致した位置に来るから、この場合も同様である。
【0008】
これに対して、図10に示すように、取り出すべきシートSの片側上面のうち、隣り合わせの2つの胴壁のそれぞれに連接されている上側の二枚のフラップのそれぞれにサクションを作用させると、取り出すべきシートSを引き降す力が上側の二枚のフラップに均等に分散され、その結果、上記事態が起こりにくく、扁平に折り畳まれたシートSをマガジンMから安定して分離し、かつ、安定して取り出すことができる。従って、扁平に折り畳まれているシートSを再使用する場合(いわゆる通い箱として使用する場合)や腰の弱いシートSを用いる場合に好都合である。
【0009】
また、上記目的は、扁平に折り畳まれたシートSを積み重ねるためのマガジンMの直下であって対向するその左右両側に、マガジンM内に積み重ねられている扁平に折り畳まれたシートS,Sの対向端部を支えるプッシャー兼用の2つの受爪1,2を互いに相手側に突出させ得るごとく配置し、前記マガジンMの下方には、取り出すべき最下位のシートSの下面を吸着して引き降ろすための吸着装置3を配置するとともに、前記プッシャー兼用の2つの受爪1,2のうち先に作動する受爪1側に、取り出すべきシートSがマガジンMからはみ出ている片側上面に作用させ得る吸着装置4を配置した分離・取出装置を用いることによって、達成することができる。
【0010】
この装置を用いた場合には、マガジンM内に積み重ねられている扁平に折り畳まれたシートS,Sの対向端部をプッシャー兼用の2つの受爪1,2で支えておくことができる(図7(a)参照)。
そして、一方の受爪1を図7(b)に示すように相手側へ突出させた後、それを図7(c)に示すように後退させて取り出すべき最下位のシートSの片側の支受状態を解き、しかる後、もう一方の受爪2を図7(d)に示すように相手側である前記受爪1側へ突出させる。すると、取り出すべき最下位のシートSの片側は受爪1の下に潜り込む。
そこで、図7(d)の状態から受爪2を元の位置まで戻し、最下位のシートSに吸着装置3を作動させてその下面にサクションを作用させると、シートSに傷を付けることなく、しかも、2枚取りという事態を生じることなく最下位のシートSを上側のものから分離し、安定してマガジンMからシートSを取り出すことができるとともに、取り出すべき1枚のシートSのうちマガジンMからはみ出ている片側上面にも吸着装置4が作用し、取り出すべきシートSの上下両側からサクションが作用する。従って、取り出すべきシートSの上下両側からのサクション作用で、扁平に折り畳まれているシートの上下2枚重ねの部分が確実に分離され、その後に行われる開凾作業をより確実に行うことができる
なお、マガジンM内にあるシートS,Sの片側は元の位置に戻った受爪1で、また、その対向端部は元の位置に戻った受爪2で支えて取り出すべきシートSと次のシートSとを分離できるようにしておくとよい。
【0011】
この場合において、吸着装置4は、図9に示すように、胴壁に連接されている上側のフラップのうち一枚のみに作用するものであってもよいし、図10に示すように、取り出すべきシートSの片側上面のうち、隣り合わせの2つの胴壁a,a'のそれぞれに連接されている上側の二枚のフラップのそれぞれに作用するものであってもよい。
【0012】
図9に示すように、吸着装置4が、胴壁に連接されている上側のフラップのうち一枚のみに作用する場合には、取り出すべきシートSの下面にサクションが作用してシートSの片側下面が引き降されるに従って、サクション作用を受けている一枚のフラップのみが図11に示すようにめくれてしまう場合がある。特に、扁平に折り畳まれているシートSを拡開して箱状にし、種々の物品を包装した後、それを再び扁平に折り畳んで再使用した場合(いわゆる通い箱として使用した場合)やシートS自身が腰の弱い場合には、折目線部分が弱くなっていてそれをマガジンMから分離して取り出すとき上記事態が起こりやすい。
また、拡開したときの形状が立方体の場合には、扁平に折り畳まれているシートSの上下両面に施されている折目線が一致した位置に来るから、この場合も同様である。
【0013】
これに対して、図10に示すように、吸着装置4が取り出すべきシートSの片側上面のうち、隣り合わせの2つの胴壁のそれぞれに連接されている二枚のフラップのそれぞれに作用する場合には、取り出すべきシートSを引き降す力が上側の二枚のフラップに均等に分散され、その結果、上記事態を生じさせることなく、扁平に折り畳まれたシートSをマガジンMから安定して分離し、かつ、安定して取り出しことができる。
【0014】
プッシャー兼用の2つの受爪1,2で取り出すべき最下位のシートSを移動させる際、そのシートSの下面を支受するローラを、シートSの移動方向に回転させ得るごとく配置しておくのが望ましい。
このようにすると、プッシャー兼用の2つの受爪1,2で取り出すべき最下位のシートSを移動させる際、回転するこのローラでそのシートSの下面を支えることができる。従って、たとえ取り出すべきシートSにマガジンM内のシートS,Sの重量が掛っていたとしても、最下位のシートSに傷を付けることなく、スムーズに移動させることができる。
【0015】
プッシャー兼用の2つの受爪1,2のうち先に作動した受爪1による最下位のシートの片側の支受状態が解かれたとき、それより上側に位置するシートS,Sを支受するローラを配置しておくことが望ましい。
このような装置を用いた場合には、取り出すべき最下位のシートSよりも上側にある多数のシートS,Sを前記ローラで支受することができる。従って、取り出すべき最下位のシートSとそれよりも上側にある多数のシートS,Sとを完全に分離することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の最も好ましい実施の形態を、図面に基いて詳細に説明する。
本発明において、扁平に折り畳まれているシートSとは、箱の胴となるべき部分が繋がっていてその4面のうち2つの対向胴壁a,a両側に内フラップb,bが、残り2つの対向胴壁a',a'両側に外フラップc,cがそれぞれ連接されていて、それが図8(a)に示すように扁平に折り畳まれているものをいう。
なお、扁平に折り畳まれているシートSを立ち上げると、図8(b)に示すように断面角筒状に開凾することができる。
【0017】
扁平に折り畳まれているこのシートSをマガジンM内に多数積み重ねておき、取り出すべき最下位のシートSの下面にサクションを作用させて下側のものから1枚づつ分離して取り出すための装置の一例を、図1、図3に概略的に示す。
ここに示すマガジンMは、側方から見て傾いた状態に配置されており、扁平に折り畳まれたシートS,Sも傾いた状態でマガジンM内に収納される。これは、それらの重量が取り出すべき最下位のシートSにもろに掛からないようにし、取り出すべきシートにさらに傷が付きにくく、しかも、2枚取りという事態を一層生じないようにしてより安定してマガジンMからシートSを取り出し得るようにするための工夫である。
【0018】
傾いた状態にあるこのマガジンMのホッパーh内に、扁平に折り畳まれている前記シートS,Sが多数積み重ねられる。
傾いた状態にあるこのマガジンMを図1の太矢印方向から見ると、図2に示す状態に現れ、また、傾いた状態にあるこのマガジンMを図3の太矢印方向から見ると、図4に示す状態に現れる。従って、図2、図4、図5〜図7には、傾いているこのマガジンMが便宜上水平状であるような形で表わすことにする。
なお、ホッパーhの四隅には、図2あるいは図4に示すように、コーナー部材11a〜11d が配置されており、それらでマガジンM内のシートSの四隅が支持される。
【0019】
このマガジンMの直下であって対向するその左右両側に、すなわち、扁平に折り畳まれたシートSの内フラップb,b、外フラップc,cが左右に位置するその両側に、マガジンM内に積み重ねられている扁平に折り畳まれたシートS,Sの対向端部を支えるプッシャー兼用の2つの受爪1,2が互いに相手側に突出させ得るごとく配置されている。
なお、受爪1はシリンダー1aにより、また、受爪2はシリンダー2aによりそれぞれ作動させることができる。
【0020】
そして、このマガジンMの下方には、取り出すべき最下位のシートSの下面を吸着して引き降ろすための吸着装置3が配置されている。
吸着装置3は図1及び図2、あるいは、図3及び図4に示すように、軸3aを中心として回転させ得る腕3bに4つの吸盤3c,3cを取り付けたものであり、取り出すべき最下位のシートSの胴となるべき部分のうちの1つの面a'に作用し、取り出すべき最下位のシートSを引き降ろすことができる。
なお、腕3bは例えばクランク機構3d(図1、図3参照)などを用いることによって、軸3aを中心として回転させることができる。
【0021】
プッシャー兼用の2つの受爪1,2はマガジンM内に積み重ねられている扁平に折り畳まれたシートS,Sの対向端部を支えるものであり、また、それぞれがシリンダー1a,2aと関連させてあって、互いに相手側の方へ突出させたり、旧位置に戻すことができる。相手側へ突出したときには、マガジンMから取り出すべきシートSの対向端部を押して相手側へ移動させるプッシャーの作用も行う。
【0022】
プッシャー兼用の2つの受爪1,2のうち受爪1側には、図1〜図5において図面符号4で示す吸着装置が配置されている(図示例では、図1〜図4で理解し得るように、2つ並設された場合が示されている)。この吸着装置4は、一方の受爪1を相手側へ突出させた後後退させて取り出すべきシートSの片側の支受状態を解き、しかる後、もう一方の受爪2を相手側へ突出させたとき、受爪1の下に潜り込んでマガジンMからはみ出ている片側上面に作用させ得るものである。
【0023】
図1、図2に示す場合と図3、図4に示す場合とで異なるところは、吸着装置4の配置位置のみであり、その他の構成部材は両者同じである。すなわち、図1及び図面2に示す場合には、図9に示すように、胴壁aに連接されている上側のフラップのうち内フラップb一枚のみに作用する位置に吸着装置4が配置されているのに対し、図3及び図面4に示す場合には、図10に示すように、取り出すべきシートSの片側上面のうち、隣り合わせの2つの胴壁a,a'のそれぞれに連接されている上側の二枚のフラップ、すなわち、内フラップbと上側の外フラップcのそれぞれに作用する位置に吸着装置4が配置されている。
【0024】
プッシャー兼用の2つの受爪1,2及び吸着装置4とマガジンMとの関係を、図5に示す。ただし、2つの受爪1,2及び吸着装置4は本来マガジンMの傾きに合わせて全て傾いた状態にあるが、図2、図4及び図面5には、それらが便宜上水平状であるような形で表わすことにする。なお、図5は、図2、図4のA−A方向から見た場合の2つの受爪1,2と吸着装置4とマガジンMとの関係を示す。また、マガジンM内に積み重ねられているシートS,Sも、便宜上水平状であるような形で表わされている。
【0025】
次に、この装置の基本動作を説明する。マガジンM内に積み重ねられている扁平に折り畳まれたシートS,Sの対向端部をプッシャー兼用の2つの受爪1,2で支えておくことができる(図7(a)参照)。
そして、一方の受爪1を図7(b)に示すように相手側へ突出させた後、それを図7(c)に示すように元の位置まで後退させると、取り出すべき最下位のシートの片側の支受状態が解かれる。しかる後、もう一方の受爪2を図7(d)に示すように相手側である前記受爪1側へ突出させる。すると、受爪1側であるシートSの片側は受爪1の下に潜り込んでマガジンMからはみ出る。
なお、マガジンM内にあるシートS,Sの片側は元の位置に戻った受爪1で、また、その対向端部は元の位置に戻った受爪2で支えて取り出すべきシートSと次のシートSとを分離できるようにしておくとよい。
【0026】
図1、図2に示す装置では、取り出すべきシートSのうちマガジンMからはみ出た片側上面(図8(a)の奥側、図9の左側に位置するフラップ、より正確には、上側に位置するフラップのうちの一枚、すなわち、内フラップbの上面のみ)に、上側に位置する吸着装置4の吸盤4bを押し付ける(図9に実線で示す)。また、吸着装置4の吸盤4bが作用する面と対向している面であって胴となるべき部分のうちの1つの胴壁a'下面に、下側に位置する吸着装置3の吸盤3cを押し付ける(図7(d)参照)。
【0027】
また、図3、図4に示す装置では、取り出すべきシートSのうちマガジンMからはみ出た片側上面(図8(a)の奥側、図10の左側に位置するフラップ、より正確には、上側に位置するフラップ) のうち、隣り合わせの2つの胴壁a,a'のそれぞれに連接されている二枚のフラップのそれぞれに、すなわち、内フラップbと外フラップcのそれぞれに、上側に位置する吸着装置4の吸盤4bを押し付ける(図10に実線で示す)。また、吸着装置4の吸盤4bが作用する面と対向している面であって胴となるべき部分のうちの1つの胴壁a'下面に、下側に位置する吸着装置3の吸盤3cを押し付ける(図7(d)参照)。
【0028】
このように、取り出すべきシートSの上下両面からサクションを作用させる。かくして、取り出すべきシートSの上下両面にサクションが作用し、扁平に折り畳まれているシートSの上下2枚重ねの部分を確実に分離しつつ、最下位のシートSを上側のものから分離して取り出すことができる。従って、その後に行われる開凾作業をより確実に行うことができる。
【0029】
この場合において、図10に示すように、取り出すべきシートSの片側上面のうち、隣り合わせの2つの胴壁a,a'のそれぞれに連接されている上側の二枚のフラップのそれぞれに、すなわち、内フラップbと外フラップcのそれぞれに、上側に位置する吸着装置4の吸盤4bが作用するようにしておくと、取り出すべきシートSを引き降す力が上側の内外二枚のフラップb,cに均等に分散され、その結果、上側の内フラップb一枚のみがサクション作用を受けた場合に起こり得る事態、すなわち、上側の内フラップb一枚のみが図11に示すようにめくれてしまうような事態を生じさせることなく、扁平に折り畳まれたシートSをマガジンMから安定して分離し、かつ、安定して取り出しことができる。従って、扁平に折り畳まれているシートSを再使用する場合(いわゆる通い箱として使用する場合)や腰の弱いシートSを用いる場合に好都合である。
【0030】
吸着装置4はシリンダー4aと関連させてあって、その作動により吸盤4bを上下させることができる。
なお、吸着装置4の吸盤4bを図5に詳示するように数段の蛇腹にしておくと、取り出すべきシートSの上面には縮んだ状態で作用し、吸着装置3が取り出すべきシートSを引き降ろす際には、この蛇腹が吸着装置3による引き降ろしに追随して伸長し、その後の開凾作業をよりスムーズに行うことができる。
【0031】
プッシャー兼用の2つの受爪1,2のうち受爪2の先端には、図2、図4、図5及び図面7に示すように、受爪2の作動方向に回転させ得るローラ2bが取り付けられている。
受爪2の先端にこのようなローラ2bが取り付けられていると、一方の受爪1ならびに相手側の受爪2が図7(b)あるいは図7(c)に示すように相手側の受爪側へ作動して取り出すべきシートSを相手側へ押し出すとき、その下面に接触しながら回転する。従って、その際に生じる摩擦抵抗を減らすとともに取り出すべきシートSの下面に傷が付かないようにすることができる。
【0032】
また、ここに示す装置においては、図2、図4、図6に示すように、マガジンM内に積み重ねられている多数のシートS,Sのいずれかを支受するローラが、それぞれの位置に多数配置されている。なお、各ローラ5〜10の回転軸の方向を図6で直線として表わす。
図6において、図面符号P,P' は、マガジンM内に積み重ねられている多数のシートS,Sが正規の位置にある場合の左端縁sと右端縁sの位置を示す。一方、図面符号Pは、取り出すべき最下位のシートSが前記受爪1により正規の位置から相手側である前記受爪2側へ移動せしめられた場合の左端縁sの位置を、また、図面符号P' は、このシートSが前記受爪2により相手側である前記受爪1側に移動せしめられた場合の右端縁sの位置を示す。
【0033】
上述した各ローラ5〜10のうち、ローラ5,6は、取り出すべきシートSが前記受爪2により相手側である前記受爪1側に移動せしめられるまでその下面に作用し、そのシートSとそれより上側に位置するマガジンM内のシートS,Sとを支受している。
そして、前記受爪1により取り出すべきシートSが正規の位置から相手側である前記受爪2側へ移動せしめられる際、及び、移動後におけるこのシートSが前記受爪2により相手側である前記受爪1側へ移動せしめられる際、両ローラ5,6が図4の直線で示す軸を中心として回転する。
従って、両ローラ5,6のこの回転により、取り出すべきシートSを安定良くスムーズに移動させることができる。
【0034】
また、ローラ7は、取り出すべきシートSが前記受爪2により相手側である前記受爪1側へ移動せしめられたときの右端縁s(図6のP' の位置にある)を支受し、上述した吸着装置3によるシートSの引き降ろしをスムーズに行うのを手助けする。
一方、ローラ8〜10は、マガジンM内に積み重ねられている多数のシートS,Sが正規の位置にある場合の他の2つの対向端縁s,sを支受し、上述した吸着装置3によるシートSの引き降ろしをスムーズに行うのを手助けする。なお、吸着装置3によりシートSが引き降ろされると、ローラ8〜10はマガジンM内にある次のシートSの対向端縁s,sを支受する。
【0035】
大きさの異なるシートSの大きさに応じて、マガジンM内のホッパーhの大きさを自由に変えることができるようにしておくと良い。例えば、図2、図4に示すように、ホッパーhの四隅に位置するコーナー部材11a〜11dに対応させてボールネジ12a〜12dを配置しておき、ボールネジ12aと12bとを、また、ボールネジ12cと12dとを回動させることにより、取付部材13aに装着されている左側のコーナー部材11aと11bとを、また、取付部材13bに装着されている右側のコーナー部材11cと11dとを図2、図4の左右方向に移動させ得るようにする。また、左側に位置するコーナー部材11bを取付部材13aに沿って、右側に位置するコーナー部材11cを取付部材13bに沿って移動させ得るようにする。
このようにすると、ホッパーhの幅(図2、図4における左右方向の間隔)と、左側のコーナー部材11aと11bとの間隔、及び、右側のコーナー部材11cと11dとの間隔、すなわち、マガジンMのホッパーhの大きさを、取り扱うシートSの大きさに応じて自由に変えることができ、1つのマガジンMで種々の大きさのシートSを取り扱うことが可能となる。
【0036】
また、吸着装置3の4つの吸盤3c,3cの間隔も調整し得るようにしておけば、取り扱うシートSの大きさに応じて4つの吸盤3c,3cの間隔を調整することができ、1つの吸着装置3で種々の大きさのシートSを取り扱うことが可能となる。
【0037】
なお、4つのコーナー部材11a〜11dのうちの1つ、例えば11aで示すコーナー部材を取付部材13aの定位置に設定し、それを基準として他の3つのコーナー部材11b,11c,11d の間隔を調整し得るようにしておけば、大きさの異なるシートSをホッパーh内にセットするのにきわめて便利である。
また、これと同様に、4つの吸盤3c,3cについても、コーナー部材11aに対応する吸盤3cを定位置に設定し、それを基準として他の3つの吸盤3c,3c,3cの間隔を調整し得るようにしておけば、大きさの異なるシートSを取り扱う場合に便利である。
【0038】
吸着装置3によりマガジンMから引き降ろされたシートSは、図1、図3において図面符号14で示す折込ガイドにより一点鎖線で示すように順次立ち上げられて行き、やがて、断面角筒状(図8(b)の形)に開凾される。この場合において、断面角筒状となった胴の両側には開口部ができるから、そこから収納すべき物品を押し込むことができる。
そして、図示はしないが、この箱Cを図1の右側に搬送しながら折曲ガイドにより内フラップb,bと外フラップc,cとを順次折り曲げつつ、その間に接着剤を塗布してやれば、封緘された箱として取り出すことができる。
【0039】
なお、ここには、マガジンMの上流側に供給コンベア15が設置された場合が例示されており、図1及び図面3に示すように、この供給コンベア15に多数のシートS,Sを斜めに立て掛けた状態で載せ、順次マガジンMに供給されるようにしてある。
【0040】
【発明の効果】
請求項1記載の方法によれば、取り出すべきシートSにはマガジンM内のシートS,Sの重量が掛かることがないから、シートSに傷を付けることなく、しかも、2枚取りという事態を生じることなく安定してマガジンMからシートSを取り出すことができる。特に、上下両側からのサクション作用で、扁平に折り畳まれているシートSの上下2枚重ねの部分が確実に分離され、その後に行われる開凾作業をより確実に行うことができる。
【0041】
請求項2記載の方法によれば、上側のフラップ一枚のみがめくれてしまうような事態が起こりにくく、扁平に折り畳まれたシートSをマガジンMから安定して分離し、かつ、安定して取り出しことができる。従って、扁平に折り畳まれているシートSを再使用する場合(いわゆる通い箱として使用する場合)や腰の弱いシートSを用いる場合に好都合である。
【0042】
請求項3記載の装置を用いた場合には、シートSに傷を付けることなく、しかも、2枚取りという事態を生じることなく最下位のシートSを上側のものから分離し、安定してマガジンMからシートSを取り出すことができるとともに、取り出すべきシートSの上下両側からのサクション作用で、扁平に折り畳まれているシートの上下2枚重ねの部分が確実に分離され、その後に行われる開凾作業をより確実に行うことができる
【0043】
請求項記載の装置を用いた場合には、上側のフラップ一枚のみがめくれてしまうような事態を生じさせることなく、扁平に折り畳まれたシートSをマガジンMから安定して分離し、かつ、安定して取り出しことができる。
【0044】
請求項記載の装置を用いた場合には、たとえ取り出すべきシートSにマガジンM内のシートS,Sの重量が掛っていたとしても、取り出すべきシートSに傷を付けることなく、スムーズに移動させることができる。
【0045】
請求項記載の装置を用いた場合には、取り出すべき最下位のシートSよりも上側にある多数のシートS,Sを前記ローラで支受することができるから、取り出すべき最下位のシートSとそれよりも上側にある多数のシートS,Sとを完全に分離することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本装置の一例を、概略的に示す側面図である。
【図2】図1の太矢印方向から見た場合の本装置の概略図である。
【図3】本装置の別の一例を、概略的に示す側面図である。
【図4】図3の太矢印方向から見た場合の本装置の概略図である。
【図5】図2、図4のA−A方向から見た場合の本装置の概略図である。
【図6】マガジン内に積み重ねられている多数のシートのいずれかを支受するための複数個のローラの配置状態と、取り出すべき最下位のシートが対向する2つの受爪で移動せしめられたときの端縁の位置を示す概略図である。
【図7】本装置を用いて、マガジン内のシートを取り出す様子を工程順に示す概略図である。
【図8】取り扱うシートの一例を示す斜視図で、(a) は扁平に折り畳まれた状態を、(b)断面角筒状に立ち上げた状態を示す。
【図9】取り出すべきシートの上下両面からサクションを作用させる場合において、取り出すべきシートの上側の内フラップ一枚のみに、上側に位置する吸着装置の吸盤を作用させた状態を示す平面図である。
【図10】取り出すべきシートの上下両面からサクションを作用させる場合において、取り出すべきシートの隣り合わせの2つの胴壁のそれぞれに連接されている上側の二枚のフラップのそれぞれに、すなわち、内フラップと外フラップのそれぞれに、上側に位置する吸着装置の吸盤を作用させた状態を示す平面図である。
【図11】取り出すべきシートの上側の内フラップのみに、上側に位置する吸着装置の吸盤を作用させた場合に起こり得る事態を説明するための斜視図である。
【符号の説明】
1…受爪、2…受爪、2b…ローラ、3…吸着装置、3c…吸盤、4…吸着装置、4b…吸盤、5〜10…ローラ、M…マガジン、h…ホッパー、S…シート、s〜s…端縁、a,a'…胴壁、b…内フラップ、c…外フラップ。

Claims (6)

  1. マガジンM内に積み重ねられている扁平に折り畳まれたシートS,Sの対向端部をプッシャー兼用の2つの受爪1,2で支えておき、一方の受爪1を相手側へ突出させた後後退させて取り出すべき最下位のシートSの片側の支受状態を解き、しかる後、もう一方の受爪2を相手側である前記受爪1側へ突出させて取り出すべき最下位のシートSの位置をずらし、このシートSの下面とこのシートSがマガジンMからはみ出ている片側上面とにサクションを作用させて上側のものから分離することを特徴とする扁平に折り畳まれたシートのマガジンからの分離・取出方法。
  2. マガジンMからはみ出ているシートSの片側上面のうち、隣り合わせの2つの胴壁のそれぞれに連接されている二枚のフラップのそれぞれにサクションを作用させることを特徴とする請求項1記載の扁平に折り畳まれたシートのマガジンからの分離・取出方法。
  3. 扁平に折り畳まれたシートSを積み重ねるためのマガジンMの直下であって対向するその左右両側に、マガジンM内に積み重ねられている扁平に折り畳まれたシートS,Sの対向端部を支えるプッシャー兼用の2つの受爪1,2を互いに相手側に突出させ得るごとく配置し、前記マガジンMの下方には、取り出すべき最下位のシートSの下面を吸着して引き降ろすための吸着装置3を配置するとともに、前記プッシャー兼用の2つの受爪1,2のうち先に作動する受爪1側に、取り出すべきシートSがマガジンMからはみ出ている片側上面に作用させ得る吸着装置4を配置したことを特徴とする扁平に折り畳まれたシートのマガジンからの分離・取出装置。
  4. 吸着装置4は、マガジンMからはみ出ているシートSの片側上面のうち、隣り合わせの2つの胴壁のそれぞれに連接されている二枚のフラップのそれぞれに作用させ得るものであることを特徴とする請求項記載の扁平に折り畳まれたシートのマガジンからの分離・取出装置。
  5. プッシャー兼用の2つの受爪1,2で取り出すべき最下位のシートSを移動させる際、そのシートSの下面を支受するローラを、シートSの移動方向に回転させ得るごとく配置したことを特徴とする請求項3記載の扁平に折り畳まれたシートのマガジンからの分離・取出装置。
  6. プッシャー兼用の2つの受爪1,2のうち先に作動した受爪1による最下位のシートSの片側の支受状態が解かれたとき、それより上側に位置するシートS,Sを支受するローラを配置したことを特徴とする請求項3又は5記載の扁平に折り畳まれたシートのマガジンからの分離・取出装置。
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