JP2002173237A - 扁平に折り畳まれたシートのマガジンからの分離・取出方法及びその装置 - Google Patents

扁平に折り畳まれたシートのマガジンからの分離・取出方法及びその装置

Info

Publication number
JP2002173237A
JP2002173237A JP2001029716A JP2001029716A JP2002173237A JP 2002173237 A JP2002173237 A JP 2002173237A JP 2001029716 A JP2001029716 A JP 2001029716A JP 2001029716 A JP2001029716 A JP 2001029716A JP 2002173237 A JP2002173237 A JP 2002173237A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
magazine
taken out
receiving
suction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001029716A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4070410B2 (ja
Inventor
Koji Sasaki
孝司 佐々木
Hiroaki Takimoto
博昭 滝本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyoto Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Kyoto Seisakusho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyoto Seisakusho Co Ltd filed Critical Kyoto Seisakusho Co Ltd
Priority to JP2001029716A priority Critical patent/JP4070410B2/ja
Publication of JP2002173237A publication Critical patent/JP2002173237A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4070410B2 publication Critical patent/JP4070410B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】マガジンM内に積み重ねられている扁平に
折り畳まれたシートS,Sの対向端部をプッシャー兼用
の2つの受爪1,2で支える。一方の受爪1を相手側へ
突出させた後後退させて取り出すべき最下位のシートS
の片側の支受状態を解く。しかる後、もう一方の受爪2
を相手側である前記受爪1側へ突出させて取り出すべき
最下位のシートSの位置をずらせる。位置のずれたこの
シートSのうち受爪1の下に潜り込んだ上側二枚のフラ
ップのそれぞれと、このシートSの下面とにサクション
を作用させる。 【効果】シートSに傷を付けることなく、しかも、2枚
取りという事態を生じることなく安定してマガジンMか
らシートSを取り出すことができる。上側のフラップ一
枚のみにサクションが作用した場合に比べて、めくれ上
がりにくい。扁平に折り畳まれているシートSの上下2
枚重ねの部分が確実に分離され、その後に行われる開凾
作業を確実に行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マガジン内に積み
重ねられている扁平に折り畳まれたシートを下側のもの
から1枚づつ分離して取り出す方法と装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】扁平に折り畳まれたシートをマガジン内
に多数積み重ねておき、取り出すべき最下位のシートの
下面にサクションを作用させて下側のものから1枚づつ
分離して取り出すことは、従来から普通に行われてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】扁平に折り畳まれたシ
ートをマガジン内に多数積み重ねると、取り出すべき最
下位のシートに全重量が掛かるのみならず、積み重ねた
枚数により最下位のシートに掛かる重さも変わる。そし
て、多数積み重ねられているシートを受爪のようなもの
で支えた状態で無理矢理引きずり降ろすと、シートに傷
が付くし、2枚取りという事態も起り得る。
【0004】本発明は、マガジン内に積み重ねたシート
の枚数に左右されることなく、かつ、取り出すべきシー
トに傷を付けることなく、しかも、2枚取りという事態
を生じることなく安定してマガジンから1枚づつ分離し
て取り出すことができるようにしたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、マガジンM
内に積み重ねられている扁平に折り畳まれたシートSの
対向端部をプッシャー兼用の2つの受爪1,2で支えて
おき、一方の受爪1を相手側へ突出させた後後退させて
最下位のシートSの片側の支受状態を解き、しかる後、
もう一方の受爪2を相手側である前記受爪1側へ突出さ
せて取り出すべき最下位のシートSの位置をずらし、こ
のシートSの下面にサクションを作用させて上側のもの
から分離することによって達成することができる。この
方法によれば、取り出すべきシートSにはマガジンM内
のシートS,Sの重量が掛かることがない。従って、シ
ートSに傷を付けることなく、しかも、2枚取りという
事態を生じることなく安定してマガジンMからシートS
を取り出すことができる。
【0006】取り出すべきシートSの下面にサクション
を作用させる際、そのシートSがマガジンMからはみ出
ている片側上面にもサクションを作用させるのが望まし
い。このようにすると、上下両側からのサクション作用
で、扁平に折り畳まれているシートSの上下2枚重ねの
部分が確実に分離され、その後に行われる開凾作業をよ
り確実に行うことができる。
【0007】取り出すべきシートSのうちマガジンMか
らはみ出ている片側上面にサクションを作用させる場合
においては、図9に示すように、胴壁に連接されている
上側のフラップのうちの一枚のみに作用させてもよい
し、図10に示すように、取り出すべきシートSの片側
上面のうち、隣り合わせの2つの胴壁のそれぞれに連接
されている二枚のフラップのそれぞれにサクションを作
用させてもよい。
【0008】図9に示すように、胴壁に連接されている
上側のフラップのうちの一枚のみにサクションを作用さ
せた場合には、取り出すべきシートSの下面にサクショ
ンが作用してシートSの片側下面が引き降されるに従っ
て、サクション作用を受けている一枚のフラップのみが
図11に示すようにめくれてしまう場合がある。特に、
扁平に折り畳まれているシートSを拡開して箱状にし、
種々の物品を包装した後、それを再び扁平に折り畳んで
再使用した場合(いわゆる通い箱として使用した場合)
やシートS自身が腰の弱い場合には、折目線部分が弱く
なっていてそれをマガジンMから分離して取り出すとき
上記事態が起こりやすい。また、拡開したときの形状が
立方体の場合には、扁平に折り畳まれているシートSの
上下両面に施されている折目線が一致した位置に来るか
ら、この場合も同様である。
【0009】これに対して、図10に示すように、取り
出すべきシートSの片側上面のうち、隣り合わせの2つ
の胴壁のそれぞれに連接されている上側の二枚のフラッ
プのそれぞれにサクションを作用させると、取り出すべ
きシートSを引き降す力が上側の二枚のフラップに均等
に分散され、その結果、上記事態が起こりにくく、扁平
に折り畳まれたシートSをマガジンMから安定して分離
し、かつ、安定して取り出しことができる。従って、扁
平に折り畳まれているシートSを再使用する場合(いわ
ゆる通い箱として使用する場合)や腰の弱いシートSを
用いる場合に好都合である。
【0010】また、上記目的は、扁平に折り畳まれたシ
ートSを積み重ねるためのマガジンMの直下であって対
向するその左右両側に、マガジンM内に積み重ねられて
いる扁平に折り畳まれたシートS,Sの対向端部を支え
るプッシャー兼用の2つの受爪1,2を互いに相手側に
突出させ得るごとく配置し、前記マガジンMの下方に
は、取り出すべき最下位のシートSの下面を吸着して引
き降ろすための吸着装置3を配置した分離・取出装置を
用いることによって、達成することができる。
【0011】この装置を用いた場合には、マガジンM内
に積み重ねられている扁平に折り畳まれたシートS,S
の対向端部をプッシャー兼用の2つの受爪1,2で支え
ておくことができる(図7(a) 参照)。そして、一方の
受爪1を図7(b) に示すように相手側へ突出させた後、
それを図7(c) に示すように後退させて取り出すべき最
下位のシートSの片側の支受状態を解き、しかる後、も
う一方の受爪2を図7(d) に示すように相手側である前
記受爪1側へ突出させる。すると、取り出すべき最下位
のシートSの片側は受爪1の下に潜り込む。そこで、図
7(d) の状態から受爪2を元の位置まで戻し、最下位の
シートSに吸着装置3を作動させてその下面にサクショ
ンを作用させると、シートSに傷を付けることなく、し
かも、2枚取りという事態を生じることなく最下位のシ
ートSを上側のものから分離し、安定してマガジンMか
らシートSを取り出すことができる。なお、マガジンM
内にあるシートS,Sの片側は元の位置に戻った受爪1
で、また、その対向端部は元の位置に戻った受爪2で支
えて取り出すべきシートSと次のシートSとを分離でき
るようにしておくとよい。
【0012】プッシャー兼用の2つの受爪1,2のうち
先に作動する受爪1側に、取り出すべきシートSがマガ
ジンMからはみ出ている片側上面に作用させ得る吸着装
置4を配置しておくことが望ましい。この装置を用いた
場合には、取り出すべき1枚のシートSのうちマガジン
Mからはみ出ている片側上面にも吸着装置4が作用し、
取り出すべきシートSの上下両側からサクションが作用
する。従って、取り出すべきシートSの上下両側からの
サクション作用で、扁平に折り畳まれているシートの上
下2枚重ねの部分が確実に分離され、その後に行われる
開凾作業をより確実に行うことができる。
【0013】この場合において、吸着装置4は、図9に
示すように、胴壁に連接されている上側のフラップのう
ち一枚のみに作用するものであってもよいし、図10に
示すように、取り出すべきシートSの片側上面のうち、
隣り合わせの2つの胴壁a,a'のそれぞれに連接されて
いる上側の二枚のフラップのそれぞれに作用するもので
あってもよい。
【0014】図9に示すように、吸着装置4が、胴壁に
連接されている上側のフラップのうち一枚のみに作用す
る場合には、取り出すべきシートSの下面にサクション
が作用してシートSの片側下面が引き降されるに従っ
て、サクション作用を受けている一枚のフラップのみが
図11に示すようにめくれてしまう場合がある。特に、
扁平に折り畳まれているシートSを拡開して箱状にし、
種々の物品を包装した後、それを再び扁平に折り畳んで
再使用した場合(いわゆる通い箱として使用した場合)
やシートS自身が腰の弱い場合には、折目線部分が弱く
なっていてそれをマガジンMから分離して取り出すとき
上記事態が起こりやすい。また、拡開したときの形状が
立方体の場合には、扁平に折り畳まれているシートSの
上下両面に施されている折目線が一致した位置に来るか
ら、この場合も同様である。
【0015】これに対して、図10に示すように、吸着
装置4が取り出すべきシートSの片側上面のうち、隣り
合わせの2つの胴壁のそれぞれに連接されている二枚の
フラップのそれぞれに作用する場合には、取り出すべき
シートSを引き降す力が上側の二枚のフラップに均等に
分散され、その結果、上記事態を生じさせることなく
く、扁平に折り畳まれたシートSをマガジンMから安定
して分離し、かつ、安定して取り出しことができる。
【0016】プッシャー兼用の2つの受爪1,2で取り
出すべき最下位のシートSを移動させる際、そのシート
Sの下面を支受するローラを、シートSの移動方向に回
転させ得るごとく配置しておくのが望ましい。このよう
にすると、プッシャー兼用の2つの受爪1,2で取り出
すべき最下位のシートSを移動させる際、回転するこの
ローラでそのシートSの下面を支えることができる。従
って、たとえ取り出すべきシートSにマガジンM内のシ
ートS,Sの重量が掛っていたとしても、最下位のシー
トSに傷を付けることなく、スムーズに移動させること
ができる。
【0017】プッシャー兼用の2つの受爪1,2のうち
先に作動した受爪1による最下位のシートの片側の支受
状態が解かれたとき、それより上側に位置するシート
S,Sを支受するローラを配置しておくことが望まし
い。このような装置を用いた場合には、取り出すべき最
下位のシートSよりも上側にある多数のシートS,Sを
前記ローラで支受することができる。従って、取り出す
べき最下位のシートSとそれよりも上側にある多数のシ
ートS,Sとを完全に分離することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の最も好ましい実施の形態
を、図面に基いて詳細に説明する。本発明において、扁
平に折り畳まれているシートSとは、箱の胴となるべき
部分が繋がっていてその4面のうち2つの対向胴壁a,
a両側に内フラップb,bが、残り2つの対向胴壁a',
a'両側に外フラップc,cがそれぞれ連接されていて、
それが図8(a) に示すように扁平に折り畳まれているも
のをいう。なお、扁平に折り畳まれているシートSを立
ち上げると、図8(b) に示すように断面角筒状に開凾す
ることができる。
【0019】扁平に折り畳まれているこのシートSをマ
ガジンM内に多数積み重ねておき、取り出すべき最下位
のシートSの下面にサクションを作用させて下側のもの
から1枚づつ分離して取り出すための装置の一例を、図
1、図3に概略的に示す。ここに示すマガジンMは、側
方から見て傾いた状態に配置されており、扁平に折り畳
まれたシートS,Sも傾いた状態でマガジンM内に収納
される。これは、それらの重量が取り出すべき最下位の
シートSにもろに掛からないようにし、取り出すべきシ
ートにさらに傷が付きにくく、しかも、2枚取りという
事態を一層生じないようにしてより安定してマガジンM
からシートSを取り出し得るようにするための工夫であ
る。
【0020】傾いた状態にあるこのマガジンMのホッパ
ーh内に、扁平に折り畳まれている前記シートS,Sが
多数積み重ねられる。傾いた状態にあるこのマガジンM
を図1の太矢印方向から見ると、図2に示す状態に現
れ、また、傾いた状態にあるこのマガジンMを図3の太
矢印方向から見ると、図4に示す状態に現れる。従っ
て、図2、図4、図5〜図7には、傾いているこのマガ
ジンMが便宜上水平状であるような形で表わすことにす
る。なお、ホッパーhの四隅には、図2あるいは図4に
示すように、コーナー部材11a 〜11d が配置されてお
り、それらでマガジンM内のシートSの四隅が支持され
る。
【0021】このマガジンMの直下であって対向するそ
の左右両側に、すなわち、扁平に折り畳まれたシートS
の内フラップb,b、外フラップc,cが左右に位置す
るその両側に、マガジンM内に積み重ねられている扁平
に折り畳まれたシートS,Sの対向端部を支えるプッシ
ャー兼用の2つの受爪1,2が互いに相手側に突出させ
得るごとく配置されている。なお、受爪1はシリンダー
1aにより、また、受爪2はシリンダー2aによりそれぞれ
作動させることができる。
【0022】そして、このマガジンMの下方には、取り
出すべき最下位のシートSの下面を吸着して引き降ろす
ための吸着装置3が配置されている。吸着装置3は図1
及び図2、あるいは、図3及び図4に示すように、軸3a
を中心として回転させ得る腕3bに4つの吸盤3c,3cを取
り付けたものであり、取り出すべき最下位のシートSの
胴となるべき部分のうちの1つの面a'に作用し、取り出
すべき最下位のシートSを引き降ろすことができる。な
お、腕3bは例えばクランク機構3d(図1、図3参照)な
どを用いることによって、軸3aを中心として回転させる
ことができる。
【0023】プッシャー兼用の2つの受爪1,2はマガ
ジンM内に積み重ねられている扁平に折り畳まれたシー
トS,Sの対向端部を支えるものであり、また、それぞ
れがシリンダ1a,2aと関連させてあって、互いに相手側
の方へ突出させたり、旧位置に戻すことができる。相手
側へ突出したときには、マガジンMから取り出すべきシ
ートSの対向端部を押して相手側へ移動させるプッシャ
ーの作用も行う。
【0024】プッシャー兼用の2つの受爪1,2のうち
受爪1側には、図1〜図4及び図6において図面符号4
で示す吸着装置が配置されている(図示例では、図1〜
図4で理解し得るように、2つ並設された場合が示され
ている)。この吸着装置4は、一方の受爪1を相手側へ
突出させた後後退させて取り出すべきシートSの片側の
支受状態を解き、しかる後、もう一方の受爪2を相手側
へ突出させたとき、受爪1の下に潜り込んでマガジンM
からはみ出ている片側上面に作用させ得るものである。
【0025】図1、図2に示す場合と図3、図4に示す
場合とで異なるところは、吸着装置4の配置位置のみで
あり、その他の構成部材は両者同じである。すなわち、
図1及び図2に示す場合には、図9に示すように、胴壁
aに連接されている上側のフラップのうち内フラップb
一枚のみに作用する位置に吸着装置4が配置されている
のに対し、図3及び図4に示す場合には、図10に示す
ように、取り出すべきシートSの片側上面のうち、隣り
合わせの2つの胴壁a,a'のそれぞれに連接されている
上側の二枚のフラップ、すなわち、内フラップbと上側
の外フラップcのそれぞれに作用する位置に吸着装置4
が配置されている。
【0026】プッシャー兼用の2つの受爪1,2及び吸
着装置4とマガジンMとの関係を、図5に示す。ただ
し、2つの受爪1,2及び吸着装置4は本来マガジンM
の傾きに合わせて全て傾いた状態にあるが、図2、図4
及び図5には、それらが便宜上水平状であるような形で
表わすことにする。なお、図5は、図2、図4のA−A
方向から見た場合の2つの受爪1,2と吸着装置4とマ
ガジンMとの関係を示す。また、マガジンM内に積み重
ねられているシートS,Sも、便宜上水平状であるよう
な形で表わされている。
【0027】次に、この装置の基本動作を説明する。マ
ガジンM内に積み重ねられている扁平に折り畳まれたシ
ートS,Sの対向端部をプッシャー兼用の2つの受爪
1,2で支えておくことができる(図7(a) 参照)。そ
して、一方の受爪1を図7(b) に示すように相手側へ突
出させた後、それを図7(c) に示すように元の位置まで
後退させると、取り出すべき最下位のシートの片側の支
受状態が解かれる。しかる後、もう一方の受爪2を図7
(d) に示すように相手側である前記受爪1側へ突出させ
る。すると、受爪1側であるシートSの片側は受爪1の
下に潜り込んでマガジンMからはみ出る。なお、マガジ
ンM内にあるシートS,Sの片側は元の位置に戻った受
爪1で、また、その対向端部は元の位置に戻った受爪2
で支えて取り出すべきシートSと次のシートSとを分離
できるようにしておくとよい。
【0028】図1、図2に示す装置では、取り出すべき
シートSのうちマガジンMからはみ出た片側上面(図8
(a) の手前側、図9の右側に位置するフラップ、より正
確には、上側に位置するフラップのうちの一枚、すなわ
ち、内フラップbの上面のみ)に、上側に位置する吸着
装置4の吸盤4bを押し付ける(図9に実線で示す)。ま
た、吸着装置4の吸盤4bが作用する面と対向している面
であって胴となるべき部分のうちの1つの胴壁a'下面
に、下側に位置する吸着装置3の吸盤3cを押し付ける
(図7(d) 参照)。
【0029】また、図3、図4に示す装置では、取り出
すべきシートSのうちマガジンMからはみ出た片側上面
(図8(a) の手前側、図10の右側に位置するフラッ
プ、より正確には、上側に位置するフラップ) のうち、
隣り合わせの2つの胴壁a,a'のそれぞれに連接されて
いる二枚のフラップのそれぞれに、すなわち、内フラッ
プbと外フラップcのそれぞれに、上側に位置する吸着
装置4の吸盤4bを押し付ける(図10に実線で示す)。
また、吸着装置4の吸盤4bが作用する面と対向している
面であって胴となるべき部分のうちの1つの胴壁a'下面
に、下側に位置する吸着装置3の吸盤3cを押し付ける
(図7(d) 参照)。
【0030】このように、取り出すべきシートSの上下
両面からサクションを作用させる。かくして、取り出す
べきシートSの上下両面にサクションが作用し、扁平に
折り畳まれているシートSの上下2枚重ねの部分を確実
に分離しつつ、最下位のシートSを上側のものから分離
して取り出すことができる。従って、その後に行われる
開凾作業をより確実に行うことができる。
【0031】この場合において、図10に示すように、
取り出すべきシートSの片側上面のうち、隣り合わせの
2つの胴壁a,a'のそれぞれに連接されている上側の二
枚のフラップのそれぞれに、すなわち、内フラップbと
外フラップcのそれぞれに、上側に位置する吸着装置4
の吸盤4bが作用するようにしておくと、取り出すべきシ
ートSを引き降す力が上側の内外二枚のフラップb,c
に均等に分散され、その結果、上側の内フラップb一枚
のみがサクション作用を受けた場合に起こり得る事態、
すなわち、上側の内フラップb一枚のみが図11に示す
ようにめくれてしまうような事態を生じさせることな
く、扁平に折り畳まれたシートSをマガジンMから安定
して分離し、かつ、安定して取り出しことができる。従
って、扁平に折り畳まれているシートSを再使用する場
合(いわゆる通い箱として使用する場合)や腰の弱いシ
ートSを用いる場合に好都合である。
【0032】吸着装置4はシリンダー4aと関連させてあ
って、その作動により吸盤4bを上下させることができ
る。なお、吸着装置4の吸盤4bを図5に詳示するように
数段の蛇腹にしておくと、取り出すべきシートSの上面
には縮んだ状態で作用し、吸着装置3が取り出すべきシ
ートSを引き降ろす際には、この蛇腹が吸着装置3によ
る引き降ろしに追随して伸長し、その後の開凾作業をよ
りスムーズに行うことができる。
【0033】プッシャー兼用の2つの受爪1,2のうち
受爪2の先端には、図2、図4、図5及び図7に示すよ
うに、受爪2の作動方向に回転させ得るローラ2bが取り
付けられている。受爪2の先端にこのようなローラ2bが
取り付けられていると、一方の受爪1ならびに相手側の
受爪2が図7(b) あるいは図7(c) に示すように相手側
の受爪側へ作動して取り出すべきシートSを相手側へ押
し出すとき、その下面に接触しながら回転する。従っ
て、その際に生じる摩擦抵抗を減らすとともに取り出す
べきシートSの下面に傷が付かないようにすることがで
きる。
【0034】また、ここに示す装置においては、図2、
図4、図6に示すように、マガジンM内に積み重ねられ
ている多数のシートS,Sのいずれかを支受するローラ
が、それぞれの位置に多数配置されている。なお、各ロ
ーラ5〜10の回転軸の方向を図6で直線として表わす。
図6において、図面符号P0,P0' は、マガジンM内に積
み重ねられている多数のシートS,Sが正規の位置にあ
る場合の左端縁s1と右端縁s2の位置を示す。一方、図面
符号P1は、取り出すべき最下位のシートSが前記受爪1
により正規の位置から相手側である前記受爪2側へ移動
せしめられた場合の左端縁s1の位置を、また、図面符号
P2' は、このシートSが前記受爪2により相手側である
前記受爪1側に移動せしめられた場合の右端縁s2の位置
を示す。
【0035】上述した各ローラ5〜10のうち、ローラ
5,6は、取り出すべきシートSが前記受爪2により相
手側である前記受爪1側に移動せしめられるまでその下
面に作用し、そのシートSとそれより上側に位置するマ
ガジンM内のシートS,Sとを支受している。そして、
前記受爪1により取り出すべきシートSが正規の位置か
ら相手側である前記受爪2側へ移動せしめられる際、及
び、移動後におけるこのシートSが前記受爪2により相
手側である前記受爪1側へ移動せしめられる際、両ロー
ラ5,6が図4の直線で示す軸を中心として回転する。
従って、両ローラ5,6のこの回転により、取り出すべ
きシートSを安定良くスムーズに移動させることができ
る。
【0036】また、ローラ7は、取り出すべきシートS
が前記受爪2により相手側である前記受爪1側へ移動せ
しめられたときの右端縁s2(図6のP2' の位置にある)
を支受し、上述した吸着装置3によるシートSの引き降
ろしをスムーズに行うのを手助けする。一方、ローラ8
〜10は、マガジンM内に積み重ねられている多数のシー
トS,Sが正規の位置にある場合の他の2つの対向端縁
s3,s4を支受し、上述した吸着装置3によるシートSの
引き降ろしをスムーズに行うのを手助けする。なお、吸
着装置3によりシートSが引き降ろされると、ローラ8
〜10はマガジンM内にある次のシートSの対向端縁s3
s4を支受する。
【0037】大きさの異なるシートSの大きさに応じ
て、マガジンM内のホッパーhの大きさを自由に変える
ことができるようにしておくと良い。例えば、図2、図
4に示すように、ホッパーhの四隅に位置するコーナー
部材11a 〜11d に対応させてボールネジ12a 〜12d を配
置しておき、ボールネジ12a と12b とを、また、ボール
ネジ12c と12d とを回動させることにより、取付部材13
a に装着されている左側のコーナー部材11a と11b と
を、また、取付部材13b に装着されている右側のコーナ
ー部材11c と11d とを図2、図4の左右方向に移動させ
得るようにする。また、左側に位置するコーナー部材11
b をガイド部材13a に沿って、右側に位置するコーナー
部材11c をガイド部材13b に沿って移動させ得るように
する。このようにすると、ホッパーhの幅(図2、図4
における左右方向の間隔)と、左側のコーナー部材11a
と11b との間隔、及び、右側のコーナー部材11c と11d
との間隔、すなわち、マガジンMのホッパーhの大きさ
を、取り扱うシートSの大きさに応じて自由に変えるこ
とができ、1つのマガジンMで種々の大きさのシートS
を取り扱うことが可能となる。
【0038】また、吸着装置3の4つの吸盤3c,3cの間
隔も調整し得るようにしておけば、取り扱うシートSの
大きさに応じて4つの吸盤3c,3cの間隔を調整すること
ができ、1つの吸着装置3で種々の大きさのシートSを
取り扱うことが可能となる。
【0039】なお、4つのコーナー部材11a 〜11d のう
ちの1つ、例えば11a で示すコーナー部材を取付部材13
a の定位置に設定し、それを基準として他の3つのコー
ナー部材11b,11c,11d の間隔を調整し得るようにしてお
けば、大きさの異なるシートSをホッパーh内にセット
するのにきわめて便利である。また、これと同様に、4
つの吸盤3c,3cについても、コーナー部材11a に対応す
る吸盤3cを定位置に設定し、それを基準として他の3つ
の吸盤3c,3c,3cの間隔を調整し得るようにしておけ
ば、大きさの異なるシートSを取り扱う場合に便利であ
る。
【0040】吸着装置3によりマガジンMから引き降ろ
されたシートSは、図1、図3において図面符号14で示
す折込ガイドにより一点鎖線で示すように順次立ち上げ
られて行き、やがて、断面角筒状(図8(b) の形)に開
凾される。この場合において、断面角筒状となった胴の
両側には開口部ができるから、そこから収納すべき物品
を押し込むことができる。そして、図示はしないが、こ
の箱Cを図1の右側に搬送しながら折曲ガイドにより内
フラップb,bと外フラップc,cとを順次折り曲げつ
つ、その間に接着剤を塗布してやれば、封緘された箱と
して取り出すことができる。
【0041】なお、ここには、マガジンMの上流側に供
給コンベア15が設置された場合が例示されており、図1
及び図3に示すように、この供給コンベア15に多数のシ
ートS,Sを斜めに立て掛けた状態で載せ、順次マガジ
ンMに供給されるようにしてある。
【0042】
【発明の効果】請求項1記載の方法によれば、取り出す
べきシートSにはマガジンM内のシートS,Sの重量が
掛かることがないから、シートSに傷を付けることな
く、しかも、2枚取りという事態を生じることなく安定
してマガジンMからシートSを取り出すことができる。
【0043】請求項2記載の方法によれば、上下両側か
らのサクション作用で、扁平に折り畳まれているシート
Sの上下2枚重ねの部分が確実に分離され、その後に行
われる開凾作業をより確実に行うことができる。
【0044】請求項3記載の方法によれば、上側のフラ
ップ一枚のみがめくれてしまうような事態が起こりにく
く、扁平に折り畳まれたシートSをマガジンMから安定
して分離し、かつ、安定して取り出しことができる。従
って、扁平に折り畳まれているシートSを再使用する場
合(いわゆる通い箱として使用する場合)や腰の弱いシ
ートSを用いる場合に好都合である。
【0045】請求項4記載の装置を用いた場合には、シ
ートSに傷を付けることなく、しかも、2枚取りという
事態を生じることなく最下位のシートSを上側のものか
ら分離し、安定してマガジンMからシートSを取り出す
ことができる。
【0046】請求項5記載の装置を用いた場合には、取
り出すべきシートSの上下両側からのサクション作用
で、扁平に折り畳まれているシートの上下2枚重ねの部
分が確実に分離され、その後に行われる開凾作業をより
確実に行うことができる。
【0047】請求項6記載の装置を用いた場合には、上
側のフラップ一枚のみがめくれてしまうような事態を生
じさせることなく、扁平に折り畳まれたシートSをマガ
ジンMから安定して分離し、かつ、安定して取り出しこ
とができる。
【0048】請求項7記載の装置を用いた場合には、た
とえ取り出すべきシートSにマガジンM内のシートS,
Sの重量が掛っていたとしても、取り出すべきシートS
に傷を付けることなく、スムーズに移動させることがで
きる。
【0049】請求項8記載の装置を用いた場合には、取
り出すべき最下位のシートSよりも上側にある多数のシ
ートS,Sを前記ローラで支受することができるから、
取り出すべき最下位のシートSとそれよりも上側にある
多数のシートS,Sとを完全に分離することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本装置の一例を、概略的に示す側面図である。
【図2】図1の太矢印方向から見た場合の本装置の概略
図である。
【図3】本装置の別の一例を、概略的に示す側面図であ
る。
【図4】図3の太矢印方向から見た場合の本装置の概略
図である。
【図5】図2、図4のA−A方向から見た場合の本装置
の概略図である。
【図6】マガジン内に積み重ねられている多数のシート
のいずれかを支受するための複数個のローラの配置状態
と、取り出すべき最下位のシートが対向する2つの受爪
で移動せしめられたときの端縁の位置を示す概略図であ
る。
【図7】本装置を用いて、マガジン内のシートを取り出
す様子を工程順に示す概略図である。
【図8】取り扱うシートの一例を示す斜視図で、(a) は
扁平に折り畳まれた状態を、(b)断面角筒状に立ち上げ
た状態を示す。
【図9】取り出すべきシートの上下両面からサクション
を作用させる場合において、取り出すべきシートの上側
の内フラップ一枚のみに、上側に位置する吸着装置の吸
盤を作用させた状態を示す平面図である。
【図10】取り出すべきシートの上下両面からサクショ
ンを作用させる場合において、取り出すべきシートの隣
り合わせの2つの胴壁のそれぞれに連接されている上側
の二枚のフラップのそれぞれに、すなわち、内フラップ
と外フラップのそれぞれに、上側に位置する吸着装置の
吸盤を作用させた状態を示す平面図である。
【図11】取り出すべきシートの上側の内フラップのみ
に、上側に位置する吸着装置の吸盤を作用させた場合に
起こり得る事態を説明するための斜視図である。
【符号の説明】
1…受爪、2…受爪、2b…ローラ、3…吸着装置、3c…
吸盤、4…吸着装置、4b…吸盤、5〜10…ローラ、M…
マガジン、h…ホッパー、S…シート、s1〜s4…端縁、
a,a'…胴壁、b…内フラップ、c…外フラップ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F343 FA06 FB13 FC01 FC04 GA02 GB02 GC05 GD04 HA12 HD09 HD15 HE17 JA01 JB02 JB25 JC09 JC11 JC16 JC20 KB05 KB17 LA03 LA04 LA12 LA16 LC04 LC22 MB03 MB04 MB14 MC03 MC13

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マガジンM内に積み重ねられている扁平に
    折り畳まれたシートS,Sの対向端部をプッシャー兼用
    の2つの受爪1,2で支えておき、一方の受爪1を相手
    側へ突出させた後後退させて取り出すべき最下位のシー
    トSの片側の支受状態を解き、しかる後、もう一方の受
    爪2を相手側である前記受爪1側へ突出させて取り出す
    べき最下位のシートSの位置をずらし、このシートSの
    下面にサクションを作用させて上側のものから分離する
    ことを特徴とする扁平に折り畳まれたシートのマガジン
    からの分離・取出方法。
  2. 【請求項2】取り出すべきシートSの下面にサクション
    を作用させる際、そのシートSがマガジンMからはみ出
    ている片側上面にもサクションを作用させることを特徴
    とする請求項1記載の扁平に折り畳まれたシートのマガ
    ジンからの分離・取出方法。
  3. 【請求項3】マガジンMからはみ出ているシートSの片
    側上面のうち、隣り合わせの2つの胴壁のそれぞれに連
    接されている二枚のフラップのそれぞれにサクションを
    作用させることを特徴とする請求項2記載の扁平に折り
    畳まれたシートのマガジンからの分離・取出方法。
  4. 【請求項4】扁平に折り畳まれたシートSを積み重ねる
    ためのマガジンMの直下であって対向するその左右両側
    に、マガジンM内に積み重ねられている扁平に折り畳ま
    れたシートS,Sの対向端部を支えるプッシャー兼用の
    2つの受爪1,2を互いに相手側に突出させ得るごとく
    配置し、前記マガジンMの下方には、取り出すべき最下
    位のシートSの下面を吸着して引き降ろすための吸着装
    置3を配置したことを特徴とする扁平に折り畳まれたシ
    ートのマガジンからの分離・取出装置。
  5. 【請求項5】プッシャー兼用の2つの受爪1,2のうち
    先に作動する受爪1側に、取り出すべきシートSがマガ
    ジンMからはみ出ている片側上面に作用させ得る吸着装
    置4を配置したことを特徴とする請求項3記載の扁平に
    折り畳まれたシートのマガジンからの分離・取出装置。
  6. 【請求項6】吸着装置4は、マガジンMからはみ出てい
    るシートSの片側上面のうち、隣り合わせの2つの胴壁
    のそれぞれに連接されている二枚のフラップのそれぞれ
    に作用させ得るものであることを特徴とする請求項5記
    載の扁平に折り畳まれたシートのマガジンからの分離・
    取出装置。
  7. 【請求項7】プッシャー兼用の2つの受爪1,2で取り
    出すべき最下位のシートSを移動させる際、そのシート
    Sの下面を支受するローラを、シートSの移動方向に回
    転させ得るごとく配置したことを特徴とする請求項3又
    は4記載の扁平に折り畳まれたシートのマガジンからの
    分離・取出装置。
  8. 【請求項8】プッシャー兼用の2つの受爪1,2のうち
    先に作動した受爪1による最下位のシートSの片側の支
    受状態が解かれたとき、それより上側に位置するシート
    S,Sを支受するローラを配置したことを特徴とする請
    求項3〜5のいずれかに記載の扁平に折り畳まれたシー
    トのマガジンからの分離・取出装置。
JP2001029716A 2000-09-26 2001-02-06 扁平に折り畳まれたシートのマガジンからの分離・取出方法及びその装置 Expired - Fee Related JP4070410B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001029716A JP4070410B2 (ja) 2000-09-26 2001-02-06 扁平に折り畳まれたシートのマガジンからの分離・取出方法及びその装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000292116 2000-09-26
JP2000-292116 2000-09-26
JP2001029716A JP4070410B2 (ja) 2000-09-26 2001-02-06 扁平に折り畳まれたシートのマガジンからの分離・取出方法及びその装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002173237A true JP2002173237A (ja) 2002-06-21
JP4070410B2 JP4070410B2 (ja) 2008-04-02

Family

ID=26600728

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001029716A Expired - Fee Related JP4070410B2 (ja) 2000-09-26 2001-02-06 扁平に折り畳まれたシートのマガジンからの分離・取出方法及びその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4070410B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009029543A (ja) * 2007-07-25 2009-02-12 Oji Nepia Kk カートン取出供給装置
CN103737981A (zh) * 2014-01-17 2014-04-23 张勋 一种纸板分板机构

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009029543A (ja) * 2007-07-25 2009-02-12 Oji Nepia Kk カートン取出供給装置
CN103737981A (zh) * 2014-01-17 2014-04-23 张勋 一种纸板分板机构

Also Published As

Publication number Publication date
JP4070410B2 (ja) 2008-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8282537B2 (en) Fan-folding mechanism for a case erector
CN109178462A (zh) 一种物流纸箱自动化包装设备
US20080081754A1 (en) Container forming machines and methods
CN109178463A (zh) 一种物流纸箱包装自动化合箱装置
JP6475646B2 (ja) 開函装置
CN109466828A (zh) 一种打印机墨盒自动化生产方法和系统
US11198268B2 (en) Device and method for removing a box from a chuck
CN109178467A (zh) 一种产品物流纸箱自动化包装设备及箱盖折叠装置
JP2013035607A (ja) カートンマガジン、カートンハンド及び文書積載挿入装置
JP2002173237A (ja) 扁平に折り畳まれたシートのマガジンからの分離・取出方法及びその装置
JP2006327648A (ja) Ptpシート製品・添付文書集積装置
CN102958809B (zh) 用于充装容器的装置和方法
JP4403751B2 (ja) 物品と紙片の装填方法および装填装置
JP6871743B2 (ja) 梱包物取り出し装置、梱包物取り出し方法
JP2001278229A (ja) 冊子の挿入方法および挿入装置
CN109178460A (zh) 一种物流纸箱自动化包装设备及贴标签装置
CN109178461A (zh) 一种物流纸箱自动化包装设备和纸箱拉引成形装置
CN109178465A (zh) 一种物流纸箱自动化包装设备及箱底折叠装置
JP6125183B2 (ja) 製函装置
JP4613192B2 (ja) 開箱装置
JP5994115B2 (ja) 物品添付装置および物品添付方法
JP3780641B2 (ja) 紙片挿入装置
JP3807840B2 (ja) 折帳束集積装置
JPH06270952A (ja) ケーサーにおけるシートの引出装置
CN109178466A (zh) 一种产品物流纸箱自动化包装设备及搬运装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050913

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070824

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070910

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071018

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071112

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071205

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080107

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080115

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4070410

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110125

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110125

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120125

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130125

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140125

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees