JP2001278123A - オーバフェンダ - Google Patents
オーバフェンダInfo
- Publication number
- JP2001278123A JP2001278123A JP2000090317A JP2000090317A JP2001278123A JP 2001278123 A JP2001278123 A JP 2001278123A JP 2000090317 A JP2000090317 A JP 2000090317A JP 2000090317 A JP2000090317 A JP 2000090317A JP 2001278123 A JP2001278123 A JP 2001278123A
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- JP
- Japan
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- wheel
- grill
- fender
- over fender
- over
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- Pending
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 空力性能を向上させるオーバフェンダを提供
する。 【解決手段】 オーバフェンダ１は、樹脂材により成形
されており、車体１２のホイールハウス１３を構成して
いるフェンダパネル１４のホイールアーチ部１５に沿っ
て車輪１６を覆うように取り付けられている。オーバフ
ェンダ１には、車輪１６の後方側に位置する車輪後方部
２に細長状の角穴３が形成されており、この角穴３には
見栄えを良くするために樹脂材により成形されたグリル
４が取り付けられている。グリル４には後方へ開する複
数の四角形状のグリル穴４ａが縦列して形成されてい
る。
する。 【解決手段】 オーバフェンダ１は、樹脂材により成形
されており、車体１２のホイールハウス１３を構成して
いるフェンダパネル１４のホイールアーチ部１５に沿っ
て車輪１６を覆うように取り付けられている。オーバフ
ェンダ１には、車輪１６の後方側に位置する車輪後方部
２に細長状の角穴３が形成されており、この角穴３には
見栄えを良くするために樹脂材により成形されたグリル
４が取り付けられている。グリル４には後方へ開する複
数の四角形状のグリル穴４ａが縦列して形成されてい
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、オーバフェンダに
関する。
関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、車体には、ホイールハウスからは
み出す幅広の車輪を覆うため、図４に示すようにホイー
ルハウス１０４を構成しているフェンダパネル１０１の
ホイールアーチ部１０２に沿ってオーバフェンダ１０３
が取り付けられている（特開平８−２３０７１５号公報
参照）。
み出す幅広の車輪を覆うため、図４に示すようにホイー
ルハウス１０４を構成しているフェンダパネル１０１の
ホイールアーチ部１０２に沿ってオーバフェンダ１０３
が取り付けられている（特開平８−２３０７１５号公報
参照）。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、走行時
には、図５に示すようにホイールハウス１０４内で乱流
している空気Ｘがオーバフェンダ１０３で遮断されて外
側に向かって流れ出る。このため、車体１１１に沿って
後方へ流れる空気Ｙが、ホイールハウス１０４から流れ
出てきた空気Ｘによって乱されてスムーズに後方へ流れ
なくなり、空力性能が悪化してしまう問題があった。
には、図５に示すようにホイールハウス１０４内で乱流
している空気Ｘがオーバフェンダ１０３で遮断されて外
側に向かって流れ出る。このため、車体１１１に沿って
後方へ流れる空気Ｙが、ホイールハウス１０４から流れ
出てきた空気Ｘによって乱されてスムーズに後方へ流れ
なくなり、空力性能が悪化してしまう問題があった。
【０００４】本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなさ
れたものであり、空力性能を向上させるオーバフェンダ
を提供することを目的とする。
れたものであり、空力性能を向上させるオーバフェンダ
を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明のオーバフェンダでは、車体のホイールハウス
を構成するフェンダパネルにホイールアーチ部が形成さ
れ、該ホイールアーチ部に沿って車輪を覆うように取り
付けられたオーバフェンダにおいて、前記車輪の後方側
に位置する前記オーバフェンダの車輪後方部に、後方へ
開口する開口部を設けたものとしている。
に本発明のオーバフェンダでは、車体のホイールハウス
を構成するフェンダパネルにホイールアーチ部が形成さ
れ、該ホイールアーチ部に沿って車輪を覆うように取り
付けられたオーバフェンダにおいて、前記車輪の後方側
に位置する前記オーバフェンダの車輪後方部に、後方へ
開口する開口部を設けたものとしている。
【０００６】かかる構成において走行時には、ホイール
ハウス内で乱流している空気がオーバフェンダの開口部
を通って後方に抜けていくため、車体に沿って後方へ流
れる空気がホイールハウスから流れてくる空気により乱
されることがなくなり、スムーズに後方へ流れていくこ
とができる。
ハウス内で乱流している空気がオーバフェンダの開口部
を通って後方に抜けていくため、車体に沿って後方へ流
れる空気がホイールハウスから流れてくる空気により乱
されることがなくなり、スムーズに後方へ流れていくこ
とができる。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
にしたがって説明する。
にしたがって説明する。
【０００８】図１は本発明の一実施の形態を示すオーバ
フェンダ１を備えた車両１１を示す概略斜視図である。
オーバフェンダ１は、樹脂材により成形されており、車
体１２のホイールハウス１３を構成しているフェンダパ
ネル１４のホイールアーチ部１５に沿って車輪１６を覆
うように取り付けられている。
フェンダ１を備えた車両１１を示す概略斜視図である。
オーバフェンダ１は、樹脂材により成形されており、車
体１２のホイールハウス１３を構成しているフェンダパ
ネル１４のホイールアーチ部１５に沿って車輪１６を覆
うように取り付けられている。
【０００９】オーバフェンダ１には、車輪１６の後方側
に位置する車輪後方部２に細長状の角穴３が形成されて
おり、この角穴３には見栄えを良くするために樹脂材に
より成形されたグリル４が取り付けられている。グリル
４には後方へ開する複数の四角形状のグリル穴４ａが縦
列して形成されており、このグリル穴４ａによって本発
明の開口部が構成されている。
に位置する車輪後方部２に細長状の角穴３が形成されて
おり、この角穴３には見栄えを良くするために樹脂材に
より成形されたグリル４が取り付けられている。グリル
４には後方へ開する複数の四角形状のグリル穴４ａが縦
列して形成されており、このグリル穴４ａによって本発
明の開口部が構成されている。
【００１０】図２は図１のＰ−Ｐ線に沿う断面図であ
る。オーバフェンダ１の車輪後方部２の内側２ａは、グ
リル４を挟んでグリル内側部２ｂとグリル外側部２ｃと
から構成されている。グリル外側部２ｃには、グリル内
側部２ｂに向かって延在してグリル４の前方に位置する
内壁２ｄが設けられている。内壁２ｄとグリル内側部２
ｂとの間には内側に向かって開口した隙間２ｅが形成さ
れており、グリル穴４ａと連通している。
る。オーバフェンダ１の車輪後方部２の内側２ａは、グ
リル４を挟んでグリル内側部２ｂとグリル外側部２ｃと
から構成されている。グリル外側部２ｃには、グリル内
側部２ｂに向かって延在してグリル４の前方に位置する
内壁２ｄが設けられている。内壁２ｄとグリル内側部２
ｂとの間には内側に向かって開口した隙間２ｅが形成さ
れており、グリル穴４ａと連通している。
【００１１】かかる構成において走行時には、図２や図
３に示すように、ホイールハウス１３内で乱流している
空気Ａが、内壁２ｄとグリル内側部２ｂとの間に形成さ
れた隙間２ｅからグリル穴４ａを通って後方に抜けてい
く。このため、車体１２に沿って後方へ流れる空気Ｂが
ホイールハウス１３から流れてくる空気Ａによって乱さ
れることがなくなり、スムーズに後方へ流れていくこと
ができる。よって、空力性能を向上させることができ
る。
３に示すように、ホイールハウス１３内で乱流している
空気Ａが、内壁２ｄとグリル内側部２ｂとの間に形成さ
れた隙間２ｅからグリル穴４ａを通って後方に抜けてい
く。このため、車体１２に沿って後方へ流れる空気Ｂが
ホイールハウス１３から流れてくる空気Ａによって乱さ
れることがなくなり、スムーズに後方へ流れていくこと
ができる。よって、空力性能を向上させることができ
る。
【００１２】また、グリル４の前方に内壁２ｅを設ける
ことにより、走行時に泥がグリル穴４ａを介して後方に
はねてしまうのを防ぐことができる。よって、フェンダ
の機能を損なうことなく空力性能を向上させることがで
きる。
ことにより、走行時に泥がグリル穴４ａを介して後方に
はねてしまうのを防ぐことができる。よって、フェンダ
の機能を損なうことなく空力性能を向上させることがで
きる。
【００１３】なお、本実施の形態では、オーバフェンダ
１の車輪後方部２に設けられる開口部は複数のグリル穴
４ａから構成されるものとした。しかし、必ずしもグリ
ル４を取り付ける必要はなく、オーバフェンダ１の車輪
後方部２に直接開口部を形成してもよく、例えばこのグ
リル４を外して角穴３を開口部としてもよい。また、開
口部の形状はホイールハウス１３内で乱流している空気
Ａが後方に抜ければよいことから、どのような形状であ
ってもよい。
１の車輪後方部２に設けられる開口部は複数のグリル穴
４ａから構成されるものとした。しかし、必ずしもグリ
ル４を取り付ける必要はなく、オーバフェンダ１の車輪
後方部２に直接開口部を形成してもよく、例えばこのグ
リル４を外して角穴３を開口部としてもよい。また、開
口部の形状はホイールハウス１３内で乱流している空気
Ａが後方に抜ければよいことから、どのような形状であ
ってもよい。
【００１４】
【発明の効果】以上説明したように本発明のオーバフェ
ンダにおいては、ホイールハウス内で乱流している空気
がオーバフェンダの開口部を通って後方に抜けていくた
め、車体に沿って後方へ流れる空気がホイールハウスか
ら流れてくる空気により乱されることがなくなり、スム
ーズに後方へ流れていくことができる。よって、空力性
能を向上させることができる。
ンダにおいては、ホイールハウス内で乱流している空気
がオーバフェンダの開口部を通って後方に抜けていくた
め、車体に沿って後方へ流れる空気がホイールハウスか
ら流れてくる空気により乱されることがなくなり、スム
ーズに後方へ流れていくことができる。よって、空力性
能を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施の形態を示すオーバフェンダを
備えた車両を示す概略斜視図である。
備えた車両を示す概略斜視図である。
【図２】図１のＰ−Ｐ線に沿う断面図である。
【図３】走行時におけるホイールハウス内の空気の流れ
と車体に沿って流れる空気の流れを示す模式図である。
と車体に沿って流れる空気の流れを示す模式図である。
【図４】従来のオーバフェンダが取り付けられた状態を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図５】従来の走行時におけるホイールハウス内の空気
の流れと車体に沿って流れる空気の流れを示す模式図で
ある。
の流れと車体に沿って流れる空気の流れを示す模式図で
ある。
１ オーバフェンダ ２ 車輪後方部 ４ａ グリル穴 １２ 車体 １３ ホイールハウス １４ フェンダパネル １５ ホイールアーチ部 １６ 車輪
Claims (1)
- 【請求項１】 車体のホイールハウスを構成するフェン
ダパネルにホイールアーチ部が形成され、該ホイールア
ーチ部に沿って車輪を覆うように取り付けられたオーバ
フェンダにおいて、 前記車輪の後方側に位置する前記オーバフェンダの車輪
後方部に、後方へ開口する開口部を設けたことを特徴と
するオーバフェンダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000090317A JP2001278123A (ja) | 2000-03-29 | 2000-03-29 | オーバフェンダ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000090317A JP2001278123A (ja) | 2000-03-29 | 2000-03-29 | オーバフェンダ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001278123A true JP2001278123A (ja) | 2001-10-10 |
Family
ID=18605937
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000090317A Pending JP2001278123A (ja) | 2000-03-29 | 2000-03-29 | オーバフェンダ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001278123A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1762470A2 (fr) * | 2005-09-13 | 2007-03-14 | Renault s.a.s. | Aile de véhicule automobile |
| CN103465856A (zh) * | 2013-09-26 | 2013-12-25 | 长城汽车股份有限公司 | 用于车辆的发动机挡泥板组件 |
| WO2014191371A1 (de) * | 2013-05-28 | 2014-12-04 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Kraftfahrzeug mit von einem radgehäuse ausgehenden luftkanal |
| KR20160063153A (ko) * | 2014-11-26 | 2016-06-03 | 현대자동차주식회사 | 차량의 공력구조 |
| CN106143643A (zh) * | 2014-11-14 | 2016-11-23 | 现代自动车株式会社 | 用于改进车辆的气动特性的装置 |
| CN106335558A (zh) * | 2015-07-15 | 2017-01-18 | 沈红如 | 用于地震救灾的拖车 |
| KR101714254B1 (ko) * | 2015-11-03 | 2017-03-08 | 현대자동차주식회사 | 휠가드 후면 공기배출구조 |
| JP2017178199A (ja) * | 2016-03-31 | 2017-10-05 | 株式会社Ｓｕｂａｒｕ | 車両用空気流制御装置 |
| WO2020002501A1 (de) * | 2018-06-29 | 2020-01-02 | Audi Ag | Karosserie für ein kraftfahrzeug |
| JP2022072730A (ja) * | 2020-10-30 | 2022-05-17 | 本田技研工業株式会社 | 車体側部構造 |
| US11794824B2 (en) | 2020-11-17 | 2023-10-24 | Subaru Corporation | Vehicle air guide path structure and air guide path forming member |
-
2000
- 2000-03-29 JP JP2000090317A patent/JP2001278123A/ja active Pending
Cited By (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1762470A3 (fr) * | 2005-09-13 | 2007-05-23 | Renault s.a.s. | Aile de véhicule automobile |
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| US9821860B2 (en) | 2013-05-28 | 2017-11-21 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Motor vehicle having an air duct that extends away from a wheel housing |
| WO2014191371A1 (de) * | 2013-05-28 | 2014-12-04 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Kraftfahrzeug mit von einem radgehäuse ausgehenden luftkanal |
| DE102013209867A1 (de) * | 2013-05-28 | 2014-12-18 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Kraftfahrzeug mit von einem Radgehäuse ausgehenden Luftkanal |
| CN103465856A (zh) * | 2013-09-26 | 2013-12-25 | 长城汽车股份有限公司 | 用于车辆的发动机挡泥板组件 |
| CN103465856B (zh) * | 2013-09-26 | 2015-09-09 | 长城汽车股份有限公司 | 用于车辆的发动机挡泥板组件 |
| CN106143643A (zh) * | 2014-11-14 | 2016-11-23 | 现代自动车株式会社 | 用于改进车辆的气动特性的装置 |
| KR20160063153A (ko) * | 2014-11-26 | 2016-06-03 | 현대자동차주식회사 | 차량의 공력구조 |
| KR102142285B1 (ko) * | 2014-11-26 | 2020-08-07 | 현대자동차 주식회사 | 차량의 공력구조 |
| CN106335558A (zh) * | 2015-07-15 | 2017-01-18 | 沈红如 | 用于地震救灾的拖车 |
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| WO2020002501A1 (de) * | 2018-06-29 | 2020-01-02 | Audi Ag | Karosserie für ein kraftfahrzeug |
| JP2022072730A (ja) * | 2020-10-30 | 2022-05-17 | 本田技研工業株式会社 | 車体側部構造 |
| JP7118118B2 (ja) | 2020-10-30 | 2022-08-15 | 本田技研工業株式会社 | 車体側部構造 |
| US11794824B2 (en) | 2020-11-17 | 2023-10-24 | Subaru Corporation | Vehicle air guide path structure and air guide path forming member |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050629 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050726 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051206 |