JP2001272835A - カラー画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
かつ印字品質の高い画像を得ることができるカラー画像
形成装置を提供する。 【解決手段】 (1)レジストパターン検出中は第2転
写手段を中転ベルトに当接した。 (2)中転ベルトにより搬送されたレジストパターンが
第2転写手段に到達する前に第2転写手段を中転ベルト
から離接するようにした。 (3)パターン検出手段を中転ベルト移動方向最下流に
位置する画像ステーションにできるだけ近づけた。 (4)連続するレジストパターンの長さをパターン検出
手段から第2転写手段までの長さより短くした。 (5)連続するレジストパターンの長さがパターン検出
手段から第2転写手段までの長さより長くなる場合はレ
ジストパターンを複数に分割して検出するようにした。
Description
ムを有する電子写真方式のカラー画像形成装置における
各色の位置ずれを検出し、記録媒体上に正確に位置合わ
せを行う技術に関するものである。
装置においては、像担持体としての感光体ドラムを帯電
器により帯電し、帯電された感光体ドラムに画像情報に
応じた光照射を行なって潜像を形成し、この潜像を現像
器によって現像し、現像されたトナー像をシート材等に
転写して画像を形成することが行われている。
記、各画像形成プロセスがなされる画像形成ステーショ
ンを複数備えて、シアン像、マゼンタ像、イエロー像、
好ましくはブラック像の各色像をそれぞれの像担持体に
形成し、各像担持体の転写位置にてシート材に各色像を
重ねて転写することによりフルカラー画像を形成するタ
ンデム方式のカラー画像形成装置も提案されている。か
かるタンデム方式のカラー画像形成装置は各色ごとにそ
れぞれの画像形成部を有するため、高速化に有利であ
る。
れた各画像の位置合わせ(レジストレーション)を如何
に良好に行うかの点で問題点を有している。なぜなら
ば、シート材等に転写された4色の画像形成位置のずれ
は、最終的には位置ずれとしてまたは色調の変化として
現れてくるからである。
して、例えば図19の(a)、(b)、(c)、
(d)、(e)に示すように、転写材の移動方向(図中
矢印A方向)の位置ずれ(以下、副走査位置ずれと称
す)(図19(a))、走査方向(図中矢印A方向に直
行する方向)の位置ずれ(以下、主走査位置ずれと称
す)(図19(b))、斜め方向の位置ずれ(以下、ス
キュー誤差と称す)(図19(c))、倍率誤差のずれ
(図19(d))、湾曲誤差のずれ(図19(e))な
どが有り、実際には上記5種類のずれが重畳したものが
現れる。
(a)の副走査位置ずれの場合は各画像形成ステーショ
ン、走査光学系の取り付けずれ及び、走査光学系内のレ
ンズやミラー(図示せず)取り付けずれのであり、図1
9(b)の主走査位置ずれの場合も同様である。
は画像形成ステーションにおける感光体ドラムドラムの
回転軸の角度ずれ及び、走査光学系の取り付け角度ずれ
であり、図19(d)の倍率誤差によるずれの場合は各
走査光学系から画像形成ステーションの感光体ドラムド
ラムまでの光路長の誤差による走査線長さのずれによる
ものであり、図19(e)の湾曲誤差によるずれの場合
は各走査光学系内のレンズ等の組立ずれによるものであ
る。
となるパターン(以下レジストパターンと称す)を描画
し、複数のセンサによってレジストパターンを検出(位
置ずれ検出)し、その結果からずれ量を算出し、そのず
れ量に応じて、各画像の位置合わせ(位置ずれ補正)を
行うことが提案されている。
ずれ補正動作について説明する。
トパターン検出手段(以下、パターン検出手段と称す)
の構成図、図21は従来の中転ベルト上のレジストパタ
ーンとパターン検出手段の配置図、図22および図23
は従来の中転ベルト上のレジストパターンとパターン検
出手段の配置図とパターン検出手段の出力信号を示す図
である。
0は、イメージセンサ(以下、CCDと称す)51、ラ
ンプ等の光源52及び反射光をCCDに結像するための
セルフォックレンズアレイ53からなり、図21示すよ
うに、センサユニット50a,50bはCCD内の画素
が中転ベルト12の搬送方向Aと直角に交わる線上に配
置され、搬送方向Aに対して中間中転ベルト(以下中転
ベルトと称す)の左右端付近に2つ配置されている。
ーン検出・補正動作は、図21に示すように、予めきめ
られた直線や図形等のレジストパターン、例えば、中転
ベルト12の搬送方向Aと直角に交わる線上に、予めき
められた間隔で各色毎に、トナー像54,55,56,
57として転写させ、センサユニット50a及び、50
bにて各色の位置ずれ(レジストずれ)を測定する。
れは、図22(a)に示すように中転ベルト12上の各
色のレジストパターンがパターン検出手段50a内のC
CD51aを通過する時間と予め決められた設計値の時
間差(ΔT1=T−T1、Tは予め決められた設計値)
と搬送速度vより各色の位置ずれ(ΔY1=ΔT1・
v)を演算する。
23(a)に示すように中転ベルト12上の各色レジス
トパターンの走査開始位置がパターン検出手段50a内
のCCD51aを通過する画素位置差(ΔX1)より各
色の位置ずれを演算する。
2(b)に示すように中転ベルト12上の同色のレジス
トパターンがパターン検出手段50aおよび50b内の
CCD51aおよびCCD51bを通過する時間差(Δ
T2)と搬送速度vより各色のスキュー誤差(ΔY2=
ΔT2・v)を演算する。図19(d)に示す倍率誤差
は、図23(a)および(b)に示すように中転ベルト
12上の同色レジストパターンの走査開始及び、終了位
置がパターン検出手段50aおよび50b内のCCD5
1aおよびCCD51bを通過する画素位置差(ΔX
2,ΔX1)より各色の倍率誤差(ΔX3=ΔX2−Δ
X1)を演算する。
置ずれ量を基に、位置ずれ補正動作を行う。
図19(b)に示す主走査位置ずれについては各色の走
査タイミングを調整してずれ量を補正する(図示せ
ず)。
19(d)に示す倍率誤差は、露光手段(図示せず)内
の光学系をアクチュエータ(図示せず)で調整すること
により補正する(図示せず)。
定できず、露光手段(図示せず)のレンズ等の組立精度
をアップさせ、補正を行っていない。
置ずれ量を検出し、位置ずれ量に応じて補正する。
では前記したレジストパターンを検出する時、後述する
第二転写ローラは中転ベルトから離接しており、印刷時
に中転ベルトに当接する。第二転写ローラが中転ベルト
から離接していれば中転ベルトに負荷はかからないが、
第二転写ローラが中転ベルトに当接していると中転ベル
トに負荷がかかる。このため、第二転写ローラの外径が
ゴム材等の弾性材により構成されていると第二転写ロー
ラがひずんだり、また、第二転写ローラと中転ベルトの
摩擦力より負荷が大きくなると中転ベルトが滑り出した
りするため、第二転写ローラが中転ベルトから離接して
いる時に比べると当接している時が中転ベルトの移動速
度がわずかに遅くなる。検出時と印刷時で速度差が発生
すると後述するように検出時と印刷時の色ずれ量が違う
ため、検出した色ずれ量で補正をおこなっても印刷時の
色ずれはなくならないという問題があった。
転ベルトの移動する速度差をなくして適切な色ずれの検
出・補正をおこない、高品質のカラー画像形成装置を提
供するものである。
画像形成装置は、図1におけるパターン検出手段により
レジストパターンを検出する時に、第二転写ローラを中
転ベルトに当接するようにした。これにより、検出時と
印刷時の中転ベルトにかかる負荷が同じになり、中転ベ
ルトの移動速度の差をなくすことができる。
置は、パターン検出手段により検出され、中転ベルトに
より搬送されたレジストパターンが第二転写ローラに到
達する前に第二転写ローラを中転ベルトから離接するよ
うにした。これにより、トナー像で構成されたレジスト
パターンが第二転写ローラに付着し第二転写ローラがト
ナーでよごれるのを防止できる。
置は、パターン検出手段を転写材移動方向最下流に位置
する画像ステーションにできるだけ近づけた。これによ
り、パターン検出手段と第二転写ローラとの距離を広げ
ることができ、請求項2で説明した第二転写ローラを中
転ベルトから離接するタイミングを遅らせることができ
る。つまり、結果的に連続するレジストパターン長を長
くすることができる。
置は、連続するレジストパターン長をパターン検出手段
から第二転写ローラまでの長さより短くした。請求項
1,2の内容を同時に満足したレジストパターンの検出
をおこなうことができる。
置は、連続するレジストパターンの長さがパターン検出
手段から第二転写ローラまでの長さより長くなる場合は
レジストパターンを複数に分割して検出するようにし
た。これにより、請求項1,2の内容を同時に満足しつ
つ、かつ、長周期に渡り発生する色ずれ、例えば中転ベ
ルト周期の色ずれを検出することができる。
実施の形態1について図1を用いて説明する。図1は本
発明の実施の形態1におけるカラー画像形成装置の構成
図である。まず、カラー画像を得る過程について図1を
用いて説明する。
つの画像ステーション1a,1b,1c,1dが配置さ
れ、各画像ステーション1a,1b,1c,1dは像担
持体としての感光体ドラムドラム2a,2b,2c,2
dをそれぞれに有し、その回りには専用の帯電手段3
a,3b,3c,3d、現像手段4a,4b,4c,4
d、クリーニング手段5a,5b,5c,5d、画像情
報に応じた光を各々の感光体ドラムドラムに照射するた
めの走査光学系の露光手段6a,6b,6c,6d、転
写手段7内の転写器8a,8b,8c,8dがそれぞれ
配置されている。
c,1dはそれぞれブラック画像,イエロー画像,マゼ
ンタ画像,シアン画像(以降ブラックはK、イエローは
Y、マゼンタはM、シアンはCと記述する)を形成する
ところであり、露光手段6a,6b,6c,6dからは
K画像,Y画像,M画像,C画像に対応した光9a,9
b,9c,9dが出力される。各画像ステーション1
a,1b,1c,1dを通過する態様で、感光体ドラム
ドラム2a,2b,2c,2dの下方には中転駆動ロー
ラ10、従動ローラ11により支持された無担ベルト状
の中転ベルト12が配置され、矢印A方向へ移動する。
いレジストパターン発生手段からのレジストパターンを
検出するパターン検出手段14が配置されており、パタ
ーン検出手段14からの検出結果に基づき位置ずれ補正
手段15は各色の位置ずれを補正する。なおパターン検
出手段14は中転ベルト12の移動方向Aに対して左右
両側に配置されている。
記録媒体17は、給紙ローラ18により給紙され、第二
転写ローラ19、定着手段20を経て排紙トレー(図示
せず)に排出される。
ステーション1dの帯電手段3d及び、露光手段6d等
の公知の電子写真プロセス手段により感光体ドラムドラ
ム2d上に画像情報のC成分色の潜像を形成した後、現
像手段4dでCトナーを有する現像材によりCトナー像
として可視像化され、転写器8dで中転ベルト12にC
トナー像が転写される。
されている間に画像形成ステーション1cではM成分色
の潜像が形成され、現像手段4cでMトナーによるMト
ナー像が得られ転写器8cにて転写され、先に中転ベル
ト12上に転写されたCトナー像と重ね合わされる。
同様な方法で画像形成が行われ、中転ベルト12上に4
色のトナー像の重ね合わせが終了すると、給紙ローラ1
8により給紙カセット16から給紙された紙等の記録媒
体17上に第二転写ローラ19によって4色のトナー像
が一括転写搬送され、定着手段20で加熱定着され、記
録媒体17上にフルカラー画像が得られる。なお、転写
が終了したそれぞれの感光体ドラムドラム2a,2b,
2c,2dはクリーニング手段5a,5b,5c,5d
で残留トナーが除去され、引き続き行われる次の像形成
に備えられ、印字動作は完了する。
明する。色ずれの検出・補正動作は前途した印刷動作に
先立って、本装置の電源投入時、開閉カバー開閉後にお
こなう。
る。
手段からレジストパターン信号を発生させ、露光手段6
a,6b,6c,6dにより各々の感光体ドラムドラム
2a,2b,2c,2dを露光し、前記した公知の電子
写真プロセス手段により各々の感光体ドラムドラム2
a,2b,2c,2d上に各色のレジストパターンの潜
像を形成し、各々の現像手段4a,4b,4c,4dで
可視像化して、各々の転写器8a,8b,8c,8dで
中転ベルト12上に各色のレジストパターンを転写す
る。そして、中転ベルト12の移動によって各色のレジ
ストパターンはパターン検出手段14により順次検出さ
れる。中転ベルト12上のレジストパターンの例を図2
に示す。図2のように、レジストパターンは左右のパタ
ーン検出手段14a,14bで検出するために中転ベル
ト12上に左右対称に形成され、K,Y,M,Cの順で
一定間隔をおいて設定している。
る他色のレジストパターンの間隔を図3の理想的なパタ
ーン配置(A)のlk-y,lk-m,lk-cの間隔に設定す
るために以下のような動作をおこなう。
ラム2a,2b,2c,2dと中転ベルト12の配置は
表した図であるが、この図中のA−A’,B−B’,C
−C’,D−D’は各感光体ドラム2a,2b,2c,
2dと中転ベルト12の接線表している。そして、図3
の(A)におけるKのレジストパターンが図4中の接線
A−A’の位置にきた時にK,Y,M,Cのレジストパ
ターンの間隔が図3の(A)のようなパターン間隔(l
k-y,lk-m,lk-c)になるようにタイミングを調整す
る。
ム2aを露光開始してから、現像手段4aによって可視
化されたKのレジストパターンが感光体ドラム2aと中
転ベルト12の接線A−A’まで到達する時間tkは、
図5から感光体ドラム2aの半周の距離がLO、感光体
ドラム2aの回転速度がV0であることから以下の式に
より求められる。
ストパターンがKのレジストパターンよりlk-y手前に
来るまでの時間tyは、以下の手順により求まる。
に、Yの感光体ドラム2bの露光開始点からYのレジス
トパターンが感光体ドラム2bと中転ベルト12の接線
B−Bに到達するまでの時間ty1は、図5から式(1)
のtkと同じく ty1=tk=L0/V0 ・・・・・・・・・・・・・・(2) となる。また、接線B−B’と接線A−A’の間の距離
は図6からLk-yで、Kのレジストパターン位置とYのレ
ジストパターン位置の間隔はlk-yであることから、接
線B−B’からYのレジストパターン位置までの距離Δ
lk-yは Δlk-y=Lk-y−lk-y ・・・・・・・・・・・・・・(3) となり、中転ベルト12の速度がV1であることから、Y
のレジストパターンが接線B−B’からYのレジストパ
ターン位置まで到達するまでの時間ty2は ty2=(Lk-y−lk-y)/V1 ・・・・・・・・・・・・(4) となる。つまり、Yの感光ドラム2bを露光開始してか
らYのレジストパターンがKのレジストパターンよりl
k-y手前に来るまでの時間tyは ty=ty1+ty2 =L0/V0+(Lk-y−lk-y)/V1・・・・・・・・・・(5) となる。同様の方法で、M,Cの感光ドラム2c,2d
を露光開始してからM,Cのレジストパターンが感光体
ドラム2c,2dと中転ベルト12の接線C−C’,D
−D’まで到達する時間tm1,tc1、及び、接線C−
C’,D−D’からM,Cのレジストパターン位置まで
の距離Δlk-m,Δlk-cと時間tm2,tc2、M,Cの感
光ドラム2c,2dを露光開始してからM,Cのレジス
トパターン位置に到達するまでの時間tm,tcを求める
と次式の様になる。
を基準にした各感光体ドラム2b,2c,2dの露光開
始タイミングを求めると以下の様になる。
は中転ベルト12の進行方向最下流にあるため、露光開
始タイミングはK,Y,M,Cの中で最後になる。つま
り、この露光開始時間Xを基準にした場合、Y,M,C
の感光体ドラム2b,2c,2dの露光開始タイミング
はKの感光体ドラム2aの露光開始時間Xより早くしな
ければならない。また、KのレジストパターンがKの感
光体ドラム2aと中転ベルト12の接線A−A’に到達
する時間をWとすると、X−W間の時間は式(1)でも
とめたKの感光体ドラム2aを半周する時間tkであ
り、この時間は式(6)でもとめたY,M,Cの感光体
ドラム2b,2c,2dが半周する時間t y1,tm1,t
c1と共通である。
2aの露光開始時間Xを基準にした各感光体ドラム2
a,2b,2c,2dの露光開始タイミングをTy,
Tm,Tcとすると、式(5)、(11)、(12)でも
とめたY,M,Cの感光体ドラム2b,2c,2dを露
光開始してから各レジストパターンが中転ベルト12上
の目的の位置に到達するまでのトータルの時間であるt
y,tm,tcから、X−W間の時間ty1,tm1,tc1を
引いた時間ty2,tm2,tc2がTy,Tm,Tcとなり、
その時間分を露光開始時間Xよりも早く露光開始させる
ようにする。
b,2c,2dが正確にLk-y,Lk-m,Lk-cの間隔で
配置され、中転ベルト12がV1の定速で走行し、M,
Y,Kの感光体ドラム2c,2b,2aの露光開始タイ
ミングをKの感光体ドラム2aの露光開始時間Xを基準
にして式(13)、(14)、(15)で表したTy,
Tm,Tcのタイミングで露光開始すれば、K,Y,M,
Cのレジストパターンは図3(A)で示す様に中転ベル
ト12上にlk-y,lk-m,lk-cの間隔で並ぶことにな
る。
b,2c,2dや露光手段6a,6b,6c,6dの間
隔はメカ的な精度等の問題から正確にLk-y,Lk-m,L
k-cの間隔で並べるのは難しく、K,Y,M,Cのパタ
ーン間隔はlk-y,lk-m,lk- cより大きかったり、小
さかったりする。ここで、例えば感光体ドラム2a,2
b,2c,2dの配置間隔がLk-y−Δl,Lk-m+Δ
l,Lk-c−Δlになったとし、この時発生する色ずれ
について説明する。
ラム2aの露光開始時間Xを基準にしてYの感光体ドラ
ム2bを露光開始タイミングTyで露光開始した時に、
ty(ty1+ty2)時間にYのレジストパターンが進む距
離Lyは式(2)、(4)、(5)より Ly=ty1*V0+ty2*V1 =L0+(Lk-y−lk-y)・・・・・・・・・・・(19) となる。L0は感光体2bの半径であるので、Yの感光
体ドラム2bと中転ベルト12の接線B−B’からの移
動距離Ly2は Ly2=Lk-y−l・・・・・・・・・・・・・・・(20) である。前記した様にKとYの感光体ドラム2a,2b
間の間隔はLk-y−ΔlであることからKの感光体ドラ
ム2aと中転ベルト12との接線A−A’とYのレジス
トパターン間の距離、すなわち、Kのレジストパターン
とYのレジストパターン間の距離lk-y’は以下のよう
になる。
ジストパターン間の距離lk-m’,lk-c’は式(2
1)、(22)の様になる。
と中転ベルト12との接線A−A’に到達した時にK,
Y,M,Cのレジストパターンは中転ベルト12上に図
3(B)の間隔で並ぶことになる。
k-c’の間隔で並んだK,Y,M,Cのレジストパター
ンは中転ベルト12の進行とともにパターン検出手段1
4により順次検出される。パターン検出手段14によっ
て検出され光電変換された検出信号の様子を図8に示
す。検出信号は図示しないカウント手段によりカウント
され、時間量tk-y’,tk-m’,tk-c’として図示し
ない記憶手段に記憶される。また、中転ベルト12の速
度がV1であることから、時間量tk-y’,tk-m’,t
k-c’は式(24)、(25)、(26)で表すことが
できる。
k-y,lk-m,lk-cであり、これらのパターン間隔は下
式(27)、(28)、(29)の時間量時間量
tk-y,tk-m,tk-cとしてあらわすことができるた
め、 tk-y=lk-y/V1 ・・・・・・・・・・・・・(27) tk-m=lk-m/V1 ・・・・・・・・・・・・(28) tk-c=lk-c/V1 ・・・・・・・・・・・・・(29) この検出された時間量tk-y’,tk-m’,tk-c’と理
想的な時間tk-y,tk-m,tk-cから、ずれ時間量Δt
k-y,Δtk-m,Δtk-cは Δtk-y=tk-y’−tk-y ・・・・・・・・・・・(30) Δtk-m=tk-m’−tk-m ・・・・・・・・・・(31) Δtk-c=tk-c’−tk-c ・・・・・・・・・・・(32) となり、式(27)、(28)、(29)、(30)、
(31)、(32)を使って検出されたKに対するY,
M,Cの色ずれ量zk-y,zk-m,zk-cを求めると式
(24)、(25)、(26)の様になる。
配置間隔Lk-y−Δl,Lk-m+Δl,Lk-c−Δlと、
理想的な配置間隔Lk-y,Lk-m,Lk-cとの差−Δl,
+Δl,−Δlが色ずれとして検出されることになる。
(15)であらわした基本露光開始タイミングTy,
Tm,Tcに式(30)、(31)、(32)で求めたず
れ時間量Δtk-y,Δtk-m,Δtk-cを加算して色ずれ
補正を含んだ露光開始タイミングTy’Tm’,Tc’と
して印刷時に使用する。
c’で補正すれば色ずれが発生しない理由について説明
する。
を印刷した時に、中転ベルト12上のK,Y,M,Cの
レジストパターンの間隔が理想的な並びlk-y,lk-m,
lk- cになれば色ずれは発生しないことになる。
光開始タイミングTy’で露光を開始した場合、Yの露
光開始してからKのレジストパターンがKの感光体ドラ
ム2aと中転ベルト12の接線A−A’に到達するまで
の時間ty’はYのレジストパターンが感光体ドラム2
bを半周する時間ty1と中転ベルト12上を走行する時
間ty2’により下式により表される。
ングTy’を使って下式の様に表すこともできる。
行する時間ty2’とYの露光開始タイミングTy’は等
しく、Yのレジストパターンは中転ベルト12上を
Ty’時間走行することになる。この時の走行距離をL
y2’とすると、中転ベルト12の速度がV1であること
からLy2’は式(13)、(24)、(27)、(3
0)、(33)を使って以下のように表せる。
離であるため、YのレジストパターンはTy’時間の間
に中転ベルト12上をKの感光体ドラム2aと中転ベル
ト12の接線A−A’よりlk-y分手前まで走行するこ
とになる。この時KのレジストパターンはKの感光体ド
ラム2aと中転ベルト12の接線A−A’まで到達して
いるので、KとYのレジストパターン間隔はlk-yにな
る。
ーンの走行距離をLm2’,Lc2’とし、同様の方法でL
m2’,Lc2’を求めると以下の様になる。
離、Lk-c−ΔlはKとCの感光体ドラム2a,2d間
の距離であることから、Kのレジストパターンに対する
M,Cのレジストパターン間の距離はそれぞれlk-m,
lk-cとなり色ずれは発生しないことになる。
を終了し、次に本発明の特徴である中転ベルト12の速
度が検出時と印刷時で違う場合の検出・補正動作につい
て説明する。
件として中転ベルト12の速度が一定の場合を想定して
いたが、実際は速度が一定という場合は少ない。例え
ば、色ずれの検出時は第2転写ローラ19を中転ベルト
12から離接し、印刷時は第2転写ローラ19を中転ベ
ルト12に当接した場合、第2転写ローラ19の負荷の
影響により中転ベルト12の速度がわずかに遅くなる。
時の色ずれ量と印刷時の色ずれ量が違い、検出した色ず
れ量で補正しても色ずれをなくすことができない。そこ
で、このような場合に本発明が有効となるのだが、ま
ず、検出時と印刷時に中転ベルト12の速度が違った場
合に発生する色ずれについてK−Y間の色ずれを例にし
て説明する。
ラ19が中転ベルト12から離接しているため、中転ベ
ルト12の速度はV1のままである。つまり、KとYの
感光体ドラム2aと2bの配置間隔が前記したLk-y−
Δlであった場合に、検出されるずれ時間Δtk-yは式
(21)の様になる。
使用したレジストパターンと同じように印刷した場合、
もし中転ベルト12の速度がV1のままであれば、前記
したようにK、Yのレジストパターンは中転ベルト12
上にlk-yの間隔で並ぶはずである。ところが、印刷時
に第2転写ローラ19を中転ベルト12に当接させると
第2転写ローラ19の負荷により中転ベルト12の速度
V1がそれより若干遅くなる場合が発生する。中転ベル
ト12の速度V1がパターン検出時と印刷時で違うと
K、Yのレジストパターンは中転ベルト12上にlk-y
の間隔で並ばなくなってしまう。以下、その理由につい
て説明する。
bを露光開始してから、KのレジストパターンがKの感
光体ドラム2aと中転ベルト12の接線A−A’に到達
するまで要する時間ty’は式(39)のようにYのレ
ジストパターンが感光体ドラム2bを半周する時間ty1
と中転ベルト12上を走行する時間ty2’を加算した値
である。そして、Yの感光体ドラム2bの速度はV0で
変わらないためYのレジストパターンがty1時間に移動
する距離はV0*ty1で変化しないが、前記したように
中転ベルト12の速度V1がそれより若干遅くV1’にな
ったとすると、ty2’時間内にYのレジストパターンが
中転ベルト12上を移動する距離Ly2’’は以下のよう
になる。
にLk-y−Δlであることから、Lk-y−ΔlからYのレ
ジストパターンが中転ベルト12上を移動する距離
Ly2’’を引いた値がK,Yのレジストパターン間隔に
なる。この時の間隔をlk-y’とするとlk-y’は以下の
ようになる。
ており、以下の色ずれzk-y’が発生する。
った時のK−M間、K−C間のレジストパターン間隔l
k-m’’,lk-c’’を求めると以下のようになる。
対するレジストパターン間隔lk-y’,lk-m’,
lk-c’と中転ベルト12の速度が検出時と印刷時で違
う時のKに対するレジストパターン間隔lk-y’’,l
k-m’’,lk-c’’との関係を表した図を図9に示す。
印刷時の中転ベルト12の速度が遅くなった場合、それ
ぞれの間隔が広がっている。
度差により発生する色ずれをなくす方法はいくつか考え
られるが、本発明では検出時に印刷時と同様に第2転写
ローラ19を中転ベルト12に当接させることで中転ベ
ルト12の速度を一定に保ち、速度差により発生する色
ずれをなくすことを提案している。以下、本発明の特徴
となる内容について説明する。
る。まず、図12の回路の構成について説明する。
制御する制御手段、31はレジストパターン画像信号を
発生するパターン発生手段、32は31で発生したレジ
ストパターン画像信号を制御手段30の指示するタイミ
ングで露光手段6a,6b,6c,6dに送るレジスト
パターン制御手段、33は検出手段14により検出され
検出手段中のカウント手段によりカウントされたレジス
トパターンの時間量データを一時的に格納する記憶手
段、34は第2転写ローラ19を中転ベルト12に当離
接するための当離接クラッチ、35は中転ローラ駆動用
モータ40を回転駆動するための駆動手段、36,3
7,38,39はK,Y,M,C各々の感光体ドラムモ
ータ41,42,43,44を回転駆動するための駆動
手段である。
置は図示しない電源スイッチが投入された時、あるいは
図示しない開閉カバーが開閉された時、制御部30は中
転ローラ駆動部35およびK,Y,M,Cの感光体ドラ
ム回転駆動部36,37,38,39に指令を出し、中
転ローラ駆動モータ40およびK,Y,M,Cの感光体ド
ラム回転駆動モータ41,42,43,44を回転駆動
させる。これにより、中転ローラ10が回転を始め、中
転ベルト12は矢印A方向に進行し始める。同時にK,
Y,M,Cの感光体ドラム2a,2b,2c,2dも回
転を始める。さらに制御手段30は感光体ドラムの回転
に同期して帯電手段3a,3b,3c,3dおよび現像
手段4a,4b,4c,4dを制御してK,Y,M,C
の感光体ドラム2a,2b,2c,2dに潜像書込みを
可能な状態にする。
段30は第2転写ローラの当離接クラッチ34に指示し
第2転写ローラ19を中転ベルト12に当接させる。そ
して、制御手段30はレジストパターン発生手段32に
指示しK,Y,M,Cのレジストパターン画像信号を発
生させる。画像制御手段31は制御手段30の指示によ
りレジストパターン発生手段32により発生したK,
Y,M,Cのレジストパターン画像信号を図7で説明し
た露光開始タイミングで露光手段6a,6b,6c,6
dに転送する。露光手段6a,6b,6c,6dは前記
タイミングでK,Y,M,Cのレジストパターン画像信
号の情報に基づいた光をK,Y,M,Cの感光体ドラム
2a,2b,2c,2dに照射し潜像を形成する。そし
て、K,Y,M,Cのレジストパターン潜像は現像手段
4a,4b,4c,4dによりトナー像として可視化さ
れ転写器8a,8b,8c,8dにより中転ベルト12
上に順次転写される。さらに、中転ベルト12上のK,
Y,M,Cのレジストパターンは図10で示すように、
中転ベルト12の進行に伴ないパターン検出手段14の
下を順次通過する。制御手段30はパターン検出手段1
4および記憶手段33に指示し、K,Y,M,Cのレジ
ストパターンをパターン検出手段14で順次検出し、時
間量として記憶手段33に格納する。中転ベルト12の
進行に伴ないK,Y,M,C全てのレジストパターンが
パターン検出手段14を通過するとレジストパターンの
検出は完了する。
Y,M,Cのレジストパターンの先頭が第2転写ローラ
19と中転ベルト12の接線E−E’に到達する前に第
2転写ローラ当離接クラッチ34に指示し、第2転写ロ
ーラ19を中転ベルト12から離接する。これにより、
K,Y,M,Cのレジストパターンは第2転写ローラ1
9に接触することなく第2転写ローラ19と中転ベルト
12の間を通過し図12で示すようにクリーニング手段
21で順次クリーニングされる。そして、K,Y,M,
C全てのレジストパターンがクリーニング手段21でク
リーニングされたところでレジストパターンの検出動作
を完了する。
中転ベルト12上に転写し、パターン検出手段14によ
り全てのレジストパターンの検出を完了するまでは第2
転写ローラ19を中転ベルト12に当接し、レジストパ
ターンが第2転写ローラ19と中転ベルト12の間を通
過している期間中は第2転写ローラ19を中転ベルト1
2から離接するようにしたことで、検出時と印刷時の中
転ベルト12の速度差をなくすことができ、かつ、第2
転写ローラ19をレジストパターンを形成しているトナ
ーで汚さずにすむ。
パターン検出手段の設置位置とレジストパターンの長さ
の関係について提案する。
図13で示すようにM1=M2となるように中転ローラ
11と従動ローラ10の丁度真中付近に置いたとする
と、図13のようにレジストパターンの先頭から後端ま
での長さが、パターン検出手段14から第2転写ローラ
19の長さより短い場合は、レジストパターンをパター
ン検出手段14で検出し終わってから第2転写ローラ1
9を中転ベルト12から離接しても、レジストパターン
が第2転写ローラ19と中転ベルト12の間を通過して
いないため、第2転写ローラ19をトナーで汚さずに済
む。しかし、図14のようにレジストパターンの先頭か
ら後端までの長さが、パターン検出手段14から第2転
写ローラ19までの長さより長い場合は、レジストパタ
ーンの後端をパターン検出手段14で検出し終わる前に
レジストパターンの先頭が第2転写ローラ19と中転ベ
ルト12の間を通過するため、第2転写ローラ19がト
ナーで汚れてしまう(レジストパターン検出中に第2転
写ローラ19を中転ベルト12から離接すると、中転ベ
ルト12の速度が変わってしまう)。つまり、レジスト
パターンの長さにもよるが、いろいろな長さのレジスト
パターンに対応できるようにするために、パターン検出
手段14から第2転写ローラ19までの距離はできるだ
け長くした方が良く、具体的には図15で示すように、
M3>>M4となるように、パターン検出手段14を中
転ベルト12の進行方向最下流の画像ステーション、本
画像形成装置ではKの画像形成ステーション1aにでき
るだけ近づけた方が良い。
に長い距離で検出したい場合、例えば、中転ベルト12
の1周周期で発生する色ずれを検出したい場合は、図1
6のように、レジストパターンを中転ベルト12の1周
分の長さで発生させる必要がある。この場合は、前記し
たようにパターン検出手段14の設置位置を画像形成ス
テーション1aにできるだけ近づけて、パターン検出手
段14から第2転写ローラ19までの距離をできるだけ
長くしても、中転ベルト12の1周分の長さの方が長い
ため、レジストパターンを検出中に検出が終了した先頭
のレジストパターンが第2転写ローラ位置まで到達する
ため、トナーにより第2転写ローラが汚れてしまう。こ
のため本発明では、レジストパターンの長さがパターン
検出手段14から第2転写ローラ19までの距離より長
い場合は、レジストパターンを複数に分割して検出する
ことを提案している。つまり連続するレジストパターン
長を、パターン検出手段14から第2転写ローラ19ま
での距離より短くし、全体のレジストパターン長を複数
のブロックに分割して検出することで、中転ベルト12
の速度を印刷時と同じにし、かつ、第2転写ローラ19
をトナーで汚さずに検出動作をおこなうことができる。
クに分割して検出する場合の動作について説明する。
と、制御手段30は第2転写ローラ19を中転ベルト1
2に当接し、また、各制御手段を制御してK,Y,M,
C各感光体ドラム2a,2b,2c,2d上に、複数の
ブロックに分割した内の第1ブロック目のレジストパタ
ーンを形成する。さらに、K,Y,M,C各感光体ドラ
ム2a,2b,2c,2d上の第1ブロック目のレジス
トパターンは中転ベルト12上に転写され、順次パター
ン検出手段14に検出される。レジストパターンの検出
が完了すると、制御手段30は第2転写ローラ19を中
転ベルト12から離接し、検出が完了したレジストパタ
ーンは順次第2転写ローラ19と中転ベルト12の間を
通過していく。そして、クリーニング手段21でクリー
ニングされ、第1ブロック目のレジストパターンの検出
動作が完了する。次に制御手段30は、再度第2転写ロ
ーラ19を中転ベルト12に当接し、設定されたタイミ
ングで各制御手段を制御してK,Y,M,C各感光体ド
ラム2a,2b,2c,2d上に、複数のブロックに分
割した内の第2ブロック目のレジストパターンを形成す
る。以下第1ブロック目のレジストパターン検出動作と
同様の動作で検出がおこなわれる。この時の1連の動作
の様子を図17に示す。さらに複数ブロックのレジスト
パターンがある場合は前記動作を繰り返し全ての検出動
作を終了する。
なければならない場合でも、中転ベルト12の速度を印
刷時と同じにし、かつ、第2転写ローラ19をトナーで
汚さずに検出動作をおこなうことができ、安定した色ず
れ検出が可能となる。
ベルトに当接するようにしたことで、検出時の中転ベル
トの速度を印刷時と同じにでき、検出時と印刷時の速度
の差により発生する色ずれをなくすことができる。
中転ベルトにより搬送されたレジストパターンが、第2
転写ローラに到達する前に第2転写ローラを中転ベルト
から離接するようにすることで、レジストパターンを形
成するトナーで第2転写ローラを汚さないで済む。
方向最下流に位置する画像ステーションにできるだけ近
づけたことにより、パターン検出手段から中転ベルトと
第2転写ローラの間隔を長くすることができ、いろいろ
な長さのレジストパターンに対応できる。
パターン検出手段から第2転写ローラまでの長さより短
くすることで、検出時の中転ベルトの速度を印刷時と同
じにし、かつ、レジストパターンを形成するトナーで第
2転写ローラを汚さないで済む。
パターン検出手段から第2転写ローラまでの長より長く
なる場合は、レジストパターンを複数に分割して検出す
るようにすることで、長周期の色ずれを安定して検出で
きる。ことから、印字品質の高いカラー画像形成装置を
得ることができる。
装置の構成図
レジストパターンとパターン検出手段の位置関係を表す
図
レジストパターンの位置関係を表す図
光体ドラムの接線の位置関係を表す図
の半周分の距離と各感光体ドラムの回転速度を表す図
の位置とレジスタパターンの位置関係を表す図
光開始するタイミングを表す図
ンの検出信号を表す図
レジストパターンの位置関係を表す図
作の説明図
作の説明図
作の説明図
手段の配置とレジストパターン長の関係図
手段の配置とレジストパターン長の関係図
手段の配置とレジストパターン長の関係図
パターンを検出する時の図
パターンを検出する時の図
路の構成図
とパターン検出手段の配置図
ターン検出手段の配置図
ターン検出手段の配置図とパターン検出手段の出力信号
を示す図
ターン検出手段の配置図とパターン検出手段の出力信号
を示す図
段 40,41,43,44 感光体ドラム用モータ 45 中転ローラ用モータ
Claims (5)
- 【請求項1】感光体ドラムと、前記感光体ドラムに形成
された潜像をトナー画像として顕画化する現像手段とを
有する複数の画像ステーションと、前記複数の画像ステ
ーション内の各感光体ドラムに光を照射し潜像を形成す
る複数の露光手段と、前記複数の画像ステーションで形
成されたトナー画像を転写材へ転写する第一転転写手段
と、前記第一転写手段により搬送されたトナー像を記録
媒体に転写するために前記第一転写手段に対向して設置
され前記第一転写手段に離接可能な第二転写手段と、前
記複数の画像ステーションにより前記転写手段上に形成
されたレジストパターンを検出するパターン検出手段
と、検出された結果に基づき位置ずれを補正する位置ず
れ補正手段を有するカラー画像形成装置において、前記
レジストパターン検出中は前記第二転写手段を前記第一
転写手段に当接するようにしたことを特徴とするカラー
画像形成装置。 - 【請求項2】前記パターン検出手段により検出され、前
記第一転写手段により搬送されたレジストパターンが前
記第二転写手段に到達する前に前記第二転写手段を前記
第一転写手段から離接するようにしたことを特徴とした
請求項1記載のカラー画像形成装置。 - 【請求項3】前記パターン検出手段を前記転写材移動方
向最下流に位置する前記画像ステーションにできるだけ
近づけたことを特徴とする請求項1記載のカラー画像形
成装置。 - 【請求項4】連続する前記レジストパターンの長さを前
記パターン検出手段から前記第二転写手段までの長さよ
り短くしたことを特徴とする請求項1記載のカラー画像
形成装置。 - 【請求項5】連続する前記レジストパターンの長さが前
記パターン検出手段から前記第二転写手段までの長さよ
り長くなる場合は前記レジストパターンを複数に分割し
て検出するようにしたことを特徴とする請求項1記載の
カラー画像形成装置。
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