JP2001272045A - オーブン調理器 - Google Patents

オーブン調理器

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JP2001272045A
JP2001272045A JP2000087155A JP2000087155A JP2001272045A JP 2001272045 A JP2001272045 A JP 2001272045A JP 2000087155 A JP2000087155 A JP 2000087155A JP 2000087155 A JP2000087155 A JP 2000087155A JP 2001272045 A JP2001272045 A JP 2001272045A
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cooking
cooked
scorching
degree
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Haruo Hatanaka
晴雄 畑中
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被調理体の焦げ具合の調整が可能であって、
その調整によってどの程度の焦げ目がつくかを視覚的に
認識出来るオーブン調理器を提供する。 【解決手段】 本発明に係るオーブン調理器1は、加熱
装置10の動作を制御する調理制御部9と、被調理体の焦
げ具合の目標値を設定するための操作部3と、被調理体
を撮影する画像センサー5と、撮影された画像を処理す
る画像処理部7と、処理された画像を表示する画像表示
部2とを具えている。画像処理部7は、調理開始時点の
初期調理画像に、操作部3によって設定された焦げ具合
の目標値を視覚的に表わした焦げ画像を重ね合わせて、
調理終了画像を合成する。調理制御部9は、前記初期調
理画像と調理中画像とに基づいて、被調理体の焦げ具合
を表わした焦げデータを生成し、調理中画像についての
焦げデータを調理終了画像についての焦げデータと比較
して、調理終了の指令を発する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、調理庫に収容され
た食品(被調理体)を加熱装置により加熱して調理するオ
ーブン調理器に関するものであり、特に、被調理体の焦
げ具合を設定することが可能なオーブン調理器に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、調理庫内の被調理体を画像センサ
ーで撮影して、これによって得られる被調理体の画像に
基づいて、被調理体の焦げ具合を監視するオーブン調理
器が提案されている(例えば特開平5-256458号、特開平6
-257756号、特開平10-238785号参照)。この様なオーブ
ン調理器においては、ユーザが所望の焦げ具合を設定す
ると、調理中に被調理体の焦げ具合が検知されて、設定
された焦げ具合が得られたとき、調理が終了することに
なる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
オーブン調理器においては、焦げ具合を例えば10段階
の任意値に調整することは可能であるが、その調整値に
よって実際に被調理体の表面にどの程度の焦げ目がつく
かを知ることは出来ないため、使い勝手が悪い問題があ
る。特に焦げ目については過度な調整値を設定した場
合、被調理体が焦げ過ぎて、最早、食事に供することが
出来なくなる。
【0004】そこで本発明の目的は、焦げ具合の調整が
可能であって、且つ、その調整によって被調理体にどの
程度の焦げ目がつくかを視覚的に認識することが出来る
オーブン調理器を提供することである。
【0005】
【課題を解決する為の手段】本発明に係るオーブン調理
器は、加熱装置(10)の動作を制御する調理制御部(9)
と、被調理体の焦げ具合の目標値を設定するための操作
部(3)と、調理庫(11)内の被調理体を撮影する画像セン
サー(5)と、画像センサー(5)によって撮影された画像
を処理する画像処理部(7)と、画像処理部(7)によって
処理された画像を表示する画像表示部(2)とを具えてい
る。画像処理部(7)は、調理開始時点で調理庫(11)内の
被調理体を撮影して得られる初期調理画像に、操作部
(3)によって設定された焦げ具合の目標値を視覚的に表
わした焦げ画像を重ね合わせて、調理終了画像を合成す
る画像合成手段を具えている。又、調理制御部(9)は、
前記初期調理画像と、調理開始後の調理庫(11)内の被調
理体を撮影して得られる調理中画像とに基づいて、被調
理体の焦げ具合の進行度を表わした焦げデータを生成す
る焦げデータ生成手段と、調理中画像についての焦げデ
ータを調理終了画像についての焦げデータと比較して、
両データが一致若しくは略一致したとき、調理終了の指
令を発する制御手段とを具えている。
【0006】上記本発明のオーブン調理器においては、
調理庫(11)内に被調理体を収容すると、画像センサー
(5)が該被調理体を撮影し、その画像(初期調理画像)が
画像表示部(2)に表示される。そして、操作部(3)を操
作して、被調理体の焦げ具合の目標値を設定すると、そ
の焦げ具合を視覚的に表わした焦げ画像が作成される。
例えば、焦げ具合を弱く設定したときは、焦げ画像とし
て、黄色を主体とした比較的輝度の高い画像が作成さ
れ、焦げ具合を強く設定したときは、焦げ画像として、
茶色を主体とした比較的輝度の低い画像が作成される。
この様にして作成された焦げ画像は、前記被調理体画像
の上に重ね合わされて、調理終了画像が合成される。そ
こでユーザが、その調理終了画像の焦げ具合が弱過ぎ
る、若しくは強過ぎると判断したときは、所望の焦げ具
合の調理終了画像が得られるまで、操作部(3)を操作す
る。
【0007】所望の焦げ具合の調理終了画像が得られた
状態で、調理開始操作を行なうと、加熱装置(10)による
加熱が開始される。又、調理制御部(9)は、調理終了画
像についての焦げデータを作成する。その後、被調理体
の調理が進む過程で、被調理体の表面は徐々に焦げるこ
とになる。この過程で、画像センサー(5)は被調理体を
撮影し、その画像に基づいて、調理制御部(9)は、調理
中画像についての焦げデータを作成する。調理中画像
は、必要に応じて画像表示部(2)に表示される。
【0008】尚、焦げデータは例えば、初期調理画像の
平均的な輝度を表わすデータから、調理中画像若しくは
調理終了画像の平均的な輝度を表わすデータを減算して
作成することが出来る。
【0009】その後、調理の進行に伴って、調理中画像
についての焦げデータは変化し、最終的に調理終了画像
についての焦げデータと一致若しくは略一致することに
なる。この時点で、調理制御部(9)は調理終了を指令す
る。この結果、所望の焦げ具合で、自動的に調理を終了
することが出来る。
【0010】具体的構成において、画像処理部(7)は、
調理庫(11)内に被調理体が収容される前の画像と後の画
像の差分に基づいて、被調理体の画像領域を検出する被
調理体領域検出手段を具え、被調理体領域に画像処理を
施す。これによって、調理庫(11)内の被調理体の画像の
みを対象として、初期調理画像、調理中画像、及び調理
終了画像を作成することが出来る。
【0011】更に具体的な構成において、操作部(3)
は、焦げ目強さ調整ダイアル(31)と焦げ目広さ調整ダイ
アル(32)とを具え、画像処理部(7)の画像合成手段は、
焦げ目強さ調整ダイアル(31)の調整値に応じて、焦げ画
像を構成すべき複数の画素の輝度を変化させ、焦げ目広
さ調整ダイアル(32)の調整に応じて、焦げ画像を構成す
べき複数の画素の単位面積当りの個数を変化させる。該
具体的構成によれば、焦げ目強さ調整ダイアル(31)の操
作によって、被調理体の焦げ目の強さを調整することが
出来ると共に、焦げ目広さ調整ダイアル(32)の調整によ
って、被調理体の焦げ目の広さを調整することが出来
る。
【0012】
【発明の効果】本発明に係るオーブン調理器によれば、
ユーザは、画像表示部(2)の画像を見ながら操作部(3)
を操作することによって、被調理体の焦げ具合を視覚的
に確認しながら、焦げ具合の目標値を調整することが出
来るので、適確な目標値の設定が可能である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につ
き、図面に沿って具体的に説明する。図1に示す如く、
本発明に係るオーブン調理器(1)は、被調理体となる食
品を収容するための調理庫(11)を具え、該調理庫(11)に
は、被調理体を電気的に加熱するための加熱装置(図示
省略)と加熱装置の動作を制御する調理制御部(図示省
略)とが内蔵されると共に、調理庫(11)内を撮影するた
めの画像センサー(5)が配備されている。
【0014】オーブン調理器(1)の前面パネルには、ユ
ーザが操作すべき操作部(3)が設けられている。該操作
部(3)は、調理せんとする被調理体の焦げ具合の目標値
を設定するための焦げ目強さ調整ダイアル(31)及び焦げ
目広さ調整ダイアル(32)、調理時間を設定するためのタ
イマー設定ダイアル(4)等から構成される。又、前面パ
ネルには、画像センサー(5)によって撮影された画像を
表示するための画像表示部(2)が取り付けられている。
【0015】図2は、オーブン調理器(1)の構成を表わ
しており、加熱装置(10)は、調理制御部(9)によって動
作が制御されている。操作部(3)の操作によって得られ
る信号は画像処理部(7)へ入力される。又、画像センサ
ー(5)から得られる映像信号は入力用メモリ(8)を経て
画像処理部(7)へ入力される。画像処理部(7)によって
作成された画像信号は表示用メモリ(6)を経て画像表示
部(2)へ供給される。
【0016】画像処理部(7)は、調理開始時点で調理庫
(11)内の被調理体を撮影して得られる初期調理画像に、
操作部(3)によって設定された焦げ具合の目標値を視覚
的に表わした後述の焦げ画像を重ね合わせて、調理終了
画像を合成するものである。又、調理制御部(9)は、前
記初期調理画像と、調理開始後の調理庫(11)内の被調理
体を撮影して得られる調理中画像とに基づいて、被調理
体の焦げ具合の進行度を表わした後述の焦げデータを生
成し、調理中画像についての焦げデータを調理終了画像
についての焦げデータと比較して、調理終了の指令を発
するものである。
【0017】上記オーブン調理器(1)においては、調理
庫(11)内に被調理体を収容する前の状態と、調理庫(11)
内に被調理体を収容した直後の状態にて、画像センサー
(5)により庫内が撮影される。図4(a)は、調理庫(11)
内に被調理体が収容されていない状態で庫内を撮影した
画像(初期空画像)を表わしており、該画像は入力用メモ
リ(8)に格納される。又、同図(b)は、調理庫(11)内に
被調理体を収容した状態で庫内を撮影した画像(初期調
理画像)を表わしており、該画像は入力用メモリ(8)に
格納される。
【0018】その後、画像処理部(7)は、入力用メモリ
(8)に格納されている初期空画像と初期調理画像の差分
画像から、皿等の容器部分を含む被調理体の画像領域を
決定する。そして、該画像領域内でエッジ追跡を行なっ
て、皿等の容器部分を除いた被調理体の領域を検出す
る。図5(a)(b)(c)は、被調理体領域を検出する過程
を示しており、同図(a)は前記の差分画像を表わし、該
差分画像に画像収縮及び画像膨張を施して、同図(b)の
如くノイズを除去する。そして、画像領域内でエッジを
抽出して、最も強いエッジ部を追跡することによって、
同図(c)の如く被調理体領域を決定するのである。
【0019】調理庫(11)内に被調理体が収容されている
状態で、操作部(3)の焦げ目強さ調整ダイアル(31)及び
焦げ目広さ調整ダイアル(32)が操作されると、画像処理
部(7)は、その設定値に応じて、焦げ具合の目標値を視
覚的に表わした焦げ画像を生成する。該焦げ画像は、焦
げ目強さ調整ダイアル(31)によって設定された焦げ目の
強さに応じた輝度の色を有すると共に、焦げ目広さ調整
ダイアル(32)によって設定された焦げ目の広さに応じた
密度のドット群によって構成される。
【0020】ここで、ドットの色は、焦げ目強さ調整ダ
イアル(31)の調整量に応じて、先ず青成分を減らし、青
成分が0になると、次は緑成分を減らし、緑成分が0に
なると、最後に赤成分を減らしていくことによって、図
6(a)(b)(c)に示す様に各ドットの色を黄色から黒色
へ向けて変化させる。これによって、焦げ目の強さを表
現することが出来る。又、ドットの密度は、焦げ画像を
構成すべきドットの数を被調理物の総画素数で除した値
であって、焦げ目広さ調整ダイアル(32)の調整量に応じ
て、図7(a)(b)(c)に示す様にドット密度を上げてい
く。これによって、焦げ目の広さを表現することが出来
る。
【0021】ユーザが焦げ目強さ調整ダイアル(31)と焦
げ目広さ調整ダイアル(32)を操作する過程で、焦げ目強
さ調整ダイアル(31)の調整値に応じたドット色と、焦げ
目広さ調整ダイアル(32)の調整値に応じたドット密度を
有する焦げ画像が作成され、該焦げ画像は、初期調理画
像の上に重ね合わされて、合成画像が画像表示部(2)に
表示される。この様にして、ユーザは、画像表示部(2)
に表示されている合成画像に基づいて、所望の焦げ具合
を設定することが出来る。
【0022】この様にして焦げ具合の目標値が設定され
ると、画像表示部(2)に表示されている調理終了画像の
基礎となっている焦げ画像のドット色とドット密度が掛
け合わされて、下記数で表わされるドット輝度密度が算
出され、その結果が記憶される。
【0023】
【数1】ドット輝度密度=ドット輝度×ドット数/被調
理体の総画素数
【0024】ユーザが調理開始の操作を行なうと、これ
に応じて加熱装置(10)が起動し、調理が開始される。こ
れによって、被調理体の表面は徐々に焦げることにな
る。この過程で、画像センサー(5)は被調理体を所定の
周期で撮影し、これによって得られる調理中画像と初期
調理画像に対して回転による位置合わせを施した後、被
調理体領域における調理中画像の各画素の輝度の総和
と、初期調理画像の各画素の輝度の総和との差が算出さ
れ、これによって得られる輝度差分総和が被調理体の総
画素数で除算されて、下記数2で表わされる差分輝度密
度が算出される。
【0025】
【数2】差分輝度密度=(初期調理画像の輝度の総和−
調理中画像の輝度の総和)/被調理体の総画素数
【0026】その後、調理の進行に伴って、被調理体の
表面の輝度が低下していくため、差分輝度密度は徐々に
増大し、最終的に数1のドット輝度密度を上回ることに
なる。この時点で、調理制御部(9)は調理終了を指令す
る。この結果、所望の焦げ具合で、自動的に調理が終了
することになる。
【0027】図3は、上記オーブン調理器(1)における
制御手続きを表わしている。先ずステップS1にて、調
理庫(11)内に被調理体を収容する前の状態で画像センサ
ー(5)からの画像入力を取り込んで、初期空画像を得
る。その後、調理庫(11)内に被調理体が収容されて、オ
ーブン調理器(1)のドアが閉じられると、ステップS2
にて、再度、画像センサー(5)からの画像入力を取り込
んで、初期調理画像を得る。
【0028】そして、ステップS3では、初期調理画像
を画像表示部(2)に表示する。次に、ステップS4に
て、初期空画像と初期調理画像の差分画像から、皿等の
容器部分を除いた被調理体領域を検出する。その後、操
作部(3)の焦げ目強さ調整ダイアル(31)及び焦げ目広さ
調整ダイアル(32)が操作されると、焦げ目強さ調整ダイ
アル(31)の調整値に応じたドット色と、焦げ目広さ調整
ダイアル(32)の調整値に応じたドット密度を有する焦げ
画像が作成され、該焦げ画像は、初期調理画像の上に重
ね合わされて、合成画像が画像表示部(2)に表示され
る。
【0029】そして、ステップS6では、画像表示部
(2)に表示されている調理終了画像の基礎となっている
焦げ画像のドット色とドット密度が掛け合わされて、前
記数1で表わされるドット輝度密度が算出され、その結
果が記憶される。その後、ユーザの調理開始操作に応じ
て調理が開始されると、ステップS7にて、画像センサ
ー(5)からの画像入力が取り込まれ、調理中画像が画像
表示部(2)に表示される。次に、ステップS8では、調
理中画像と初期調理画像に対して回転による位置合わせ
が施された後、被調理体領域における調理中画像と初期
調理画像の差分がとられ、更にステップS9にて、前記
数2の差分輝度密度が算出され、記憶される。
【0030】続いて、ステップS10にて焦げデータで
あるドット輝度密度と差分輝度密度とが比較され、差分
輝度密度がドット輝度密度を上回ったか否かが判断され
る。ここで、ノーと判断されたときはステップS7に戻
って、画像入力を繰り返す。その後、ステップS10に
てイエスと判断されたときは、調理を終了する。尚、ス
テップS10の判断においては、場合によって、ドット
輝度密度若しくは差分輝度密度に適切な係数を乗算し若
しくは定数を加算して比較を行なう方式も採用可能であ
る。
【0031】上述の如く、本発明に係るオーブン調理器
(1)によれば、ユーザは、画像表示部(2)の画像を見な
がら操作部(3)を操作することによって、被調理体の焦
げ具合を視覚的に確認しながら、焦げ具合の目標値を調
整することが出来るので、適確な目標値の設定が可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るオーブン調理器の外観を示す斜視
図である。
【図2】該オーブン調理器の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】該オーブン調理器の動作を表わすフローチャー
トである。
【図4】初期空画像と初期調理画像を表わす図である。
【図5】被調理体領域の検出工程を示す図である。
【図6】焦げ目強さ調整ダイアルによるドット色の調整
を説明する図である。
【図7】焦げ目広さ調整ダイアルによるドット密度の調
整を説明する図である。
【符号の説明】
(1) オーブン調理器 (11) 調理庫 (2) 画像表示部 (3) 操作部 (31) 焦げ目強さ調整ダイアル (32) 焦げ目広さ調整ダイアル (5) 画像センサー (7) 画像処理部 (9) 調理制御部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 調理庫(11)に収容された被調理体を加熱
    装置(10)により加熱して調理するオーブン調理器におい
    て、加熱装置(10)の動作を制御する調理制御部(9)と、
    被調理体の焦げ具合の目標値を設定するための操作部
    (3)と、調理庫(11)内の被調理体を撮影する画像センサ
    ー(5)と、画像センサー(5)によって撮影された画像を
    処理する画像処理部(7)と、画像処理部(7)によって処
    理された画像を表示する画像表示部(2)とを具え、画像
    処理部(7)は、調理開始時点で調理庫(11)内の被調理体
    を撮影して得られる初期調理画像に、操作部(3)によっ
    て設定された焦げ具合の目標値を視覚的に表わした焦げ
    画像を重ね合わせて、調理終了画像を合成する画像合成
    手段を具え、調理制御部(9)は、前記初期調理画像と、
    調理開始後の調理庫(11)内の被調理体を撮影して得られ
    る調理中画像とに基づいて、被調理体の焦げ具合の進行
    度を表わした焦げデータを生成する焦げデータ生成手段
    と、調理中画像についての焦げデータを調理終了画像に
    ついての焦げデータと比較して、両データが一致若しく
    は略一致したとき、調理終了の指令を発する制御手段と
    を具えていることを特徴とするオーブン調理器。
  2. 【請求項2】 画像処理部(7)は、調理庫(11)内に被調
    理体が収容される前の画像と後の画像の差分に基づい
    て、被調理体の画像領域を検出する被調理体領域検出手
    段を具え、被調理体領域に画像処理を施す請求項1に記
    載のオーブン調理器。
  3. 【請求項3】 調理制御部(9)の焦げデータ生成手段
    は、初期調理画像の平均的な輝度を表わすデータから調
    理中画像若しくは調理終了画像の平均的な輝度を表わす
    データを減算して、前記焦げデータを作成する請求項1
    又は請求項2に記載のオーブン調理器。
  4. 【請求項4】 操作部(3)は、焦げ目強さ調整ダイアル
    (31)と焦げ目広さ調整ダイアル(32)とを具え、画像処理
    部(7)の画像合成手段は、焦げ目強さ調整ダイアル(31)
    の調整値に応じて、焦げ画像を構成すべき複数の画素の
    輝度を変化させ、焦げ目広さ調整ダイアル(32)の調整に
    応じて、焦げ画像を構成すべき複数の画素の単位面積当
    りの個数を変化させる請求項1乃至請求項3の何れかに
    記載のオーブン調理器。
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