JP6439137B2 - 加熱調理器およびその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、食品を加熱する加熱調理器に関するものである。
代表的な加熱調理器であるオーブンレンジは、マイクロ波加熱の他に、オーブン、グリル、スチームなどいろいろな加熱源を備えていて、それら複数の加熱源の中から適切な加熱源を選択して加熱することで多種多様な調理や再加熱などができるようになっている。
しかし多種多様な調理や再加熱に対応できるようにしているため、加熱源の制御内容の設定操作は煩雑になりがちである。
そうした操作を簡単にできるように、過去に使った加熱内容を履歴検索するという方法がある(例えば特許文献1)。
液晶などの表示部とタッチパネルを備えたオーブンレンジであって、初期画面には「最近使ったメニュー」を選択する履歴検索ボタンを備えている。使用者が履歴検索する時にはこの履歴検索ボタンを選択することで、最近使った加熱内容を選択することができる。
即ち履歴検索ボタンを選択すると、例えば1回前に加熱した加熱内容、2回前に加熱した加熱内容、3回前に加熱した加熱内容と、時系列に過去に遡って使われた加熱内容が表示され、使用者はその中から選択することで、過去に加熱した加熱内容を呼び出すことができて、同じ加熱内容で加熱する時には面倒な設定操作は不要で、簡単な操作で加熱設定できることになる。
特開2012−241932号公報
しかしながら上記従来例で示されているように、「ステーキ」、「焼きギョウザ」、「なすのしょうがじょうゆ」、「ふかしいも」などの料理名を選択することで加熱制御内容を決定する、予め準備されている料理メニューを選択する場合は使い易いのであるが、いわゆる手動で加熱制御内容を設定するような加熱の場合には履歴検索がわかりにくい、という課題がある。
即ち、例えばよく使う加熱として、冷やご飯を茶碗1杯加熱するのにレンジ500Wで1分加熱したとして、また冷やご飯を丼1杯加熱するのにレンジ500Wで2分加熱したとして、また冷めた味噌汁を汁椀1杯加熱するのにレンジ500Wで1分30秒加熱したとする。そこで再度冷やご飯を茶碗1杯加熱しようとして履歴検索して、加熱制御内容としては「500W1分」と「500W2分」と「500W1分30秒」が表示されたとして、ここで使用者はどれを選択すれば良いのかわかりにくく迷ってしまうということである。
つまり予め準備されている料理メニューは数に限りがあり、それ以外の加熱をする場合には使用者が手動で加熱制御内容を設定するものであり、この場合にはレンジ加熱であればワット数と加熱時間、あるいは仕上がり温度、オーブン調理であれば加熱温度と加熱時間などの数値情報しかなく、これを表示しても何を選択したら良いのか検索履歴がわかりにくいということである。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、一度加熱設定して加熱した加熱制御内容と同じ加熱制御内容で再び加熱する時には、わかりやすく間違いなく加熱制御内容を選択できるようにすることで、使い勝手を向上することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために本発明の加熱調理器は、加熱庫に収納された食品を加熱する加熱部と、前記加熱部による加熱制御内容を設定する設定部と、前記設定部の設定内容を表示する表示部と、前記表示部の表示を制御する表示制御部と、前記加熱庫の内部を撮影する撮影部と、前記撮影部で撮影した画像を前記設定部で設定した加熱制御内容と関連付けて対応テーブルを記憶する記憶部を有し、前記表示制御部は前記記憶部で記憶している画像を前記表示部で一覧表示するよう表示制御し、前設定部は一覧表示の中から画像が選択されることにより前記記憶部の対応テーブルで関連付けた加熱制御内容を設定する加熱調理器であって、前記記憶部は、前記設定部にて設定した加熱制御内容で加熱を完了した場合に、前記撮影部で撮影した画像と前記加熱制御内容を関連付けて対応テーブルを記憶する構成である。
この構成により、使用者は加熱部による加熱制御内容を設定部により設定し、記憶部は撮影部により撮影した加熱庫内部の画像と設定部で設定された加熱制御内容とを関連付けて対応テーブルとして記憶し、表示制御部は記憶部で記憶している画像を表示部で一覧表示するように表示制御し、使用者が一覧表示の中から画像を選択すると設定部は選択された画像に対応テーブルで関連付けられている加熱制御内容を設定するので、過去に行った設定と同じ加熱制御内容で加熱する時には煩わしい設定作業は不要となり、また使用者は画像により記憶部に記憶された加熱制御内容を選択することができるので、間違いなく加熱制御内容を選択できて、使い勝手が向上する。
本発明によれば、使用者が過去に行った設定と同じ加熱制御内容で加熱する時には煩わしい設定作業は不要となり、また使用者は画像により記憶部に記憶された加熱制御内容を選択することができるので、間違いなく加熱制御内容を選択できて、使い勝手が向上する
本発明の実施の形態1の加熱調理器の外観斜視図 同加熱調理器の概略構成図 同加熱調理器の制御ブロック図 同加熱調理器の液晶タッチパネルの加熱メニュー選択画面を示す図 同加熱調理器の液晶タッチパネルのあたための温度設定画面を示す図 同加熱調理器の液晶タッチパネルのレンジの加熱Wの選択画面を示す図 同加熱調理器の液晶タッチパネルのレンジの加熱時間の設定画面を示す図 同加熱調理器の液晶タッチパネルのオーブンの温度設定画面を示す図 同加熱調理器の液晶タッチパネルのオーブンの加熱時間の設定画面を示す図 同加熱調理器の液晶タッチパネルの履歴から選択する画面を示す図 同加熱調理器の動作の流れを示すフローチャート 本発明の実施の形態2の加熱調理器の制御ブロック図 同加熱調理器の画像情報の特徴量を説明する図 同加熱調理器の画像情報の特徴量の類似度を説明する図 同加熱調理器の動作の流れを示すフローチャート
第1の発明は、加熱庫に収納された食品を加熱する加熱部と、前記加熱部による加熱制御内容を設定する設定部と、前記設定部の設定内容を表示する表示部と、前記表示部の表示を制御する表示制御部と、前記加熱庫の内部を撮影する撮影部と、前記撮影部で撮影した画像を前記設定部で設定した加熱制御内容と関連付けて対応テーブルを記憶する記憶部を有し、前記表示制御部は前記記憶部で記憶している画像を前記表示部で一覧表示するよう表示制御し、前設定部は一覧表示の中から画像が選択されることにより前記記憶部の対応テーブルで関連付けた加熱制御内容を設定する加熱調理器であって、前記記憶部は、前記設定部にて設定した加熱制御内容で加熱を完了した場合に、前記撮影部で撮影した画像と前記加熱制御内容を関連付けて対応テーブルを記憶する構成である。
この構成により、使用者は加熱部による加熱制御内容を設定部により設定し、記憶部は撮影部により撮影した加熱庫内部の画像と設定部で設定された加熱制御内容とを関連付けて対応テーブルとして記憶し、表示制御部は記憶部で記憶している画像を表示部で一覧表示するように表示制御し、使用者が一覧表示の中から画像を選択すると設定部は選択された画像に対応テーブルで関連付けられている加熱制御内容を設定するので、過去に行った設定と同じ加熱制御内容で加熱する時には煩わしい設定作業は不要となり、また使用者は画像により記憶部に記憶された加熱制御内容を選択することができるので、間違いなく加熱制御内容を選択できて、使い勝手が向上する。
また、この構成により、使用者が誤った加熱制御内容を設定してしまって加熱途中で取消をした場合など、加熱を途中で止めた時には画像と加熱制御内容を関連付けて対応テーブルを記憶することはなく、最後まで加熱された確実な加熱制御内容だけを画像と関連付けて対応テーブルを記憶し、間違いなく加熱制御内容を選択できるので使い勝手が向上する。
の発明は、前記表示制御部は画像を一覧表示するとともに、前記対応テーブルで画像と関連付けて記憶している加熱制御内容を表示するように制御する構成である。
この構成により、画像とともに加熱制御内容も表示されるので使用者は確認し易く、間違いなく加熱制御内容を選択できて、使い勝手が向上する。
の発明は、前記撮影部が撮影した画像から特徴量を算出する特徴量算出部と、前記撮影部が撮影した画像の特徴量と前記記憶部に記憶されている画像の特徴量を比較して画像の類似度合いを判定する比較部を更に有し、前記表示制御部は前記比較部により所定以上類似している画像を前記記憶部より抽出して一覧表示する構成である。
この構成により、特徴量算出部は撮影部が撮影した画像の特徴量と記憶部に記憶している各画像の特徴量を算出し、比較部は撮影部が撮影した画像の特徴量と記憶部に記憶している各画像の特徴量との類似度合いを判定し、所定以上類似している画像のみを表示制御部が一覧表示するので、多くの加熱制御内容を記憶していても使用者が選択する可能性のある候補だけを最小限の数だけ表示することになって、使用者は間違いなく加熱制御内容を選択できて、使い勝手が向上する。
(実施の形態1)
図1は本発明に係る代表的な加熱調理器であるオーブンレンジの外観斜視図である。図1に示すようにオーブンレンジ1は、食品を格納するための筐体2に食品を出し入れするためのドア3を設けていて、ドア3には筐体2内部を見えるようにする透明のガラス窓4と、ドア3を開閉するときに掴む取っ手5と、操作表示部6を備えている。
操作表示部6は、加熱開始ボタン7、取消ボタン8、戻るボタン9と液晶タッチパネル10を備えている。加熱開始ボタン7は液晶タッチパネル10で加熱の制御内容を各種設定した後、加熱を開始するときに押すものであり、取消ボタン8は加熱開始ボタン7を押して加熱を開始した後に加熱途中で加熱を停止させる場合に押したり液晶タッチパネル10での操作を取り消す時に押したりするものであり、戻るボタン9は液晶タッチパネル10の画面表示を直前の画面表示に戻す時に押すものである。そして液晶タッチパネル10は表示部であるカラー液晶の前面に設定部であるタッチパネルを一体的に構成したものである。
図2は本発明に係るオーブンレンジ1の概略構成図である。オーブンレンジ1は食品の加熱調理に高周波加熱および熱輻射、熱風、スチームによる加熱が可能であり、食品などを収納する加熱庫11内に高周波を出力するマグネトロン12、輻射熱を発生する平面ヒータ13、加熱庫11内に温風を送るためのコンベクションヒータ(シーズヒータ)14と循環ファン15、加熱庫11内にスチームを発生するためのスチーム発生器16を備え、高周波、輻射、熱風、スチームの少なくともいずれか1つ以上を加熱庫11に供給して食品を加熱する。
またサーミスタ17は加熱庫11内部の雰囲気温度を検出し、赤外線センサ18は食品の表面温度を検出する。これら検出した情報に基づき加熱制御部19が、マグネトロン12や平面ヒータ13、コンベクションヒータ14、スチーム発生器16などの各加熱部を制御することで食品を適切に加熱する。
また照明20とその同じ側面に撮影部であるカメラ21を備え、加熱庫11内の食品の映像を撮影する。カメラ21は照明20と同じ側面に配置しているので、逆光になることなく加熱庫11内を撮影できる。筐体2にはドア3の開閉検知のためのドアスイッチ22を備え、ドア3にはこのドアスイッチ22を押し込むための突起部23を備えている。
次に操作表示部6、撮影部21の制御について、図3の制御ブロック図を用いて説明する。液晶タッチパネル10はカラー液晶による表示部24とタッチパネルによる設定部25を備えている。
使用者は設定部25で加熱制御内容を設定し加熱開始ボタン7を押すことで、加熱制御部19は設定された加熱制御内容に従って、サーミスタ17や赤外線センサ18の入力に従い、加熱部であるマグネトロン12、平面ヒータ13、コンベクションヒータ14、スチーム発生器16などを制御して加熱する。
撮影部21は使用者が加熱庫11のドア3を開けて食品を収納しドア3を閉じると、ドアスイッチ22によりドア3が閉じられたことを検出した時に加熱庫11内部の静止画を撮影する。そして使用者が設定部25で加熱制御内容を設定し、加熱開始ボタン7を押すと加熱制御部19が加熱を開始する。そして使用者が設定した加熱制御内容での加熱を終了した時に記憶部26は撮影した画像と設定部25で設定された加熱制御内容を関連付けた対応テーブルとして記憶する。
また使用者は加熱を開始した後、取消ボタン8を押すことで加熱を途中で停止することができる。これは誤った加熱制御内容を設定してしまった時にそれを途中で気付いた場合などに停止することであり、この場合は設定した加熱制御内容で加熱を終了していないので、記憶部26は対応テーブルの記憶を行わない。
表示制御部27はカラー液晶24で表示する画面を作成するなど表示を制御するものであり、一覧表作成部28を備えている。そしてタッチパネル25より履歴を一覧表示するよう使用者が操作した時には、一覧表作成部28は記憶部に記憶されている画像を一覧表示する画面を作成して、カラー液晶24に表示する。そして使用者は一覧表示された画像のいずれかを選択すると、記憶部26で選択された画像に関連付けて記憶されている加熱制御内容を表示制御部27がカラー液晶24に表示し、使用者が加熱開始ボタン7を押すと、その加熱制御内容で加熱制御部19が加熱制御する。
表示制御部27は画像を一覧表示する時に、同時に、その画像と関連付けられた加熱制御内容の文字や記号などで合わせて表示しても良い。
次に液晶タッチパネル10の表示の図を使って、操作の流れについて説明する。図4は基本のメニュー画面であり、電源投入後など最初に表示される画面である。基本メニュー画面ではあたためボタン29、レンジボタン30、スチームボタン31、オーブンボタン32、グリルボタン33、履歴ボタン34を表示している。
使用者が使用する時には、オーブンレンジ1のドア3を開けて食品を入れてドア3を閉める。その時ドアスイッチ22によりドアが閉められたことがわかるのでその時にカメラ21により庫内画像を静止画像としてキャプチャする。
一方、使用者は図4のいずれかのボタンを押して加熱制御内容を特定する。例えばオーブンレンジの加熱庫11にお茶碗に盛った冷やご飯を入れて加熱する場合、使用者は図4のあたためボタン29を押す。そのとき液晶タッチパネルの画面は仕上がり温度を設定する画面に切り換わる。
図5にあたための温度設定の画面の例を示す。画面中央には設定温度を表示していて、その右には設定温度を上昇させるためのプラスボタン35と、設定温度を下降させるためのマイナスボタン36を備えている。設定温度は例えば40〜90℃まで5℃刻みで設定可能で、使用者は画面の設定温度を見ながらプラスボタン35とマイナスボタン36を操作して温度設定する。そして好みの温度(例えば70℃)に設定すると加熱開始ボタン7を押して加熱を開始する。
そして加熱制御部19は赤外線センサ18が検出する出力を監視しながら食品の冷ご飯
が70℃になるまでマグネトロン12を駆動して加熱し、70℃に達したことを検出すると加熱を終了する。この時、記憶部26は先に記憶したドアが閉められた時にキャプチャした冷やご飯の静止画と使用者が設定した「あたため70℃」を対応付けて記憶する。
図5において上部にはタブボタンとして、図4と同様の機能を持ったレンジボタン30、スチームボタン31、オーブンボタン32、グリルボタン33、履歴ボタン34を備えていて、この画面から他の加熱制御内容に変更することもできる。
次に、例えば冷凍食品の焼売を加熱する場合について説明する。一般に市販されている冷凍食品を加熱する場合は、オーブンレンジに備えているセンサを使って加熱するよりも、包装袋に表示されている通りの設定で加熱することを推奨されている。使用者はお皿に焼売を複数個並べてラップし、加熱庫11内に置いてドア3を閉め、図4におけるレンジボタン30を押して詳細な設定を行う。
図6にレンジの加熱パワーの設定の画面の例を示す。レンジの加熱パワーの設定画面ではワット数を選択するボタンとして、800Wボタン37、600Wボタン38、500Wボタン39、400Wボタン40、300Wボタン41、150Wボタン42を備えている。使用者はいずれかのボタンを押すことで加熱パワーを選択することができる。例えば500Wボタン39を押すと、次の画面で加熱時間を設定する。
図7にレンジの加熱時間を設定する画面の一例を示す。レンジの加熱時間設定画面では分ボタン43と秒ボタン44を備えていて、分ボタンを押すことで0から9まで1分単位で加算し9の次は0に戻って時間設定する。また秒ボタンを押すことで0から50秒まで10秒単位で加算し50の次は0に戻って時間設定する。このようにして例えば2分30秒と時間設定する。そして使用者は加熱開始ボタン7を押すと加熱を開始する。
そして加熱制御部19は500Wで2分30秒間マグネトロン12を駆動して加熱して加熱を終了する。この時、記憶部26は先に記憶したドアが閉められて時にキャプチャした焼売の静止画と使用者が設定した「レンジ500W2分30秒」を対応付けて記憶する。
次に、例えばクッキーを焼く場合について説明する。クッキーは生地を作るとオーブンを使って焼くのが一般的である。加熱庫11内を予熱してから生地を入れて焼く方法と、予熱せずに焼く方法があるが、ここでは予熱せずに焼く方法で説明する。使用者はクッキーの生地を作るとオーブン皿に並べて、加熱庫11内にセットしドア3を閉め、図4におけるオーブンボタン32を押して詳細な設定を行う。
図8にオーブンの温度設定の画面の例を示す。画面中央には設定温度を表示していて、その右には設定温度を上昇させるためのプラスボタン35と、設定温度を下降させるためのマイナスボタン36を備えている。設定温度は例えば150〜250℃まで10℃刻みで設定可能で、使用者は画面の設定温度を見ながらプラスボタン35とマイナスボタン36を操作して温度設定する。例えば170℃に設定すると、次へボタン45を押すことで加熱時間設定の画面に移行する。
図9にオーブンの加熱時間を設定する画面の一例を示す。オーブンの加熱時間設定画面では10分ボタン46と1分ボタン47を備えていて、10分ボタンを押すことで0から90まで10分単位で加算し90の次は0に戻って時間設定する。1分ボタンを押すことで0から9分まで1分単位で加算し9の次は0に戻って時間設定する。このようにして例えば25分と時間設定する。そして使用者は加熱開始ボタン7を押して加熱を開始する。
そして加熱制御部19は循環ファン15を駆動してコンベクションヒータ14により加熱庫11内を加熱し、サーミスタ17が検出する温度が170℃になるようにコンベクションヒータ14の入り切り制御をしながら25分間加熱して加熱を終了する。この時、記憶部26は先に撮影したドアが閉められた時にキャプチャしたクッキー生地の静止画と使用者が設定した「オーブン170℃25分」を対応付けて記憶する。
その他、図4においてスチームボタン31を押したときには、スチーム加熱の加熱時間を設定、グリルボタン33を押したときには両面焼き、片面焼きの区別と加熱時間を設定するもので、いずれにしても加熱を開始した時点で記憶部26はドアが閉められた時にキャプチャした加熱庫11内の静止画と使用者が設定した設定内容を対応付けて記憶する。
図4において履歴ボタン34を押した時に次に遷移する画面を図10に示す。図10において写真ボタン46Aから46Hは、使用者が加熱庫11に食品を入れてドア3を閉じた時にカメラ21が撮影した食品の静止画であり、撮影した順に並んでいて最も新しい物が46Aで新しい物から順に46B、46C、・・46Hと並んでいる。この画面は図3における一覧表作成部28が作成するものであり、一覧表作成部28が記憶部26に記憶されている各静止画を並べて作成する。
また写真ボタン46A〜46Hの下部には、その画像に関連付けて記憶されている「あたため70℃」や「レンジ500W2分30秒」などの加熱情報も合わせて表示する。「あたため」や「レンジ」の部分は文字ではなくその加熱方法をイメージしやすいアイコンなどの記号でも良い。
また次へボタン47は画面に表示されているより古い静止画を表示させる時に押すボタンであり、前へボタン48は画面に表示されている新しい静止画を表示させる時に押すボタンである。これ以上古い静止画がない時には次へボタン47は表示せず、これ以上新しい静止画がない時には前へボタン48は表示しない。
この図10において、例えば写真ボタン46Aには前記したクッキーの生地をオーブン皿に並べた静止画、写真ボタン46Bには前記した冷凍焼売を皿に複数個置いた静止画、写真ボタン46Cには茶碗に盛った冷やご飯の静止画が表示されている。
記憶部26ではクッキーの静止画と「オーブン170℃25分」、冷凍焼売の静止画と「レンジ500W2分30秒」、冷やご飯の静止画と「あたため70℃」を対応付けて記憶しているので、例えば使用者が写真ボタン46Aを選択すると「オーブン170℃25分」が設定された図9の画面に遷移する。
ここでそのままの設定でよければ使用者は加熱開始ボタン7を押すことで、加熱制御部19は循環ファン15を駆動してコンベクションヒータ14により加熱庫11内を加熱し、サーミスタ17が検出する温度が170℃になるようにコンベクションヒータ14の入り切り制御をしながら25分間加熱する。
同様に、例えば使用者が写真ボタン46Bを選択すると「レンジ500W2分30秒」が設定された図7の画面に遷移する。ここでそのままの設定でよければ使用者は加熱開始ボタン7を押すことで、加熱制御部19は500Wで2分30秒間マグネトロン12を駆動して加熱する。また使用者が写真ボタン46Cを選択すると「あたため70℃」が設定された図5の画面に遷移する。
ここでそのままの設定でよければ使用者は加熱開始ボタン7を押すことで、加熱制御部19は赤外線センサ18が検出する出力を監視しながら、食品の冷やご飯が70℃になる
までマグネトロン12を駆動して加熱する。
次に図11のフローチャートを使って、全体の動作の流れを説明する。ここではドア3が開かれて食品が加熱庫11の中に入れられて、ドア3が閉じられたことをドアスイッチ22で検出してからの動作の流れを説明する。
ドア3が閉じられたことをドアスイッチ22が検出すると、まずステップS1でカメラ21がそのときの静止画をキャプチャする。次にステップS2で表示制御部27がカラー液晶24に図4の開始画面を表示し、ステップS3で使用者の選択操作を待つ。ステップS4で使用者が履歴を選択した場合にはステップS5へ進み、履歴以外の選択をされた場合にはステップS8へ進む。
ステップS5では一覧表作成部28が図10の画面を作成してカラー液晶24に表示し、ステップS6で使用者の選択操作を待つ。使用者が図10の画面でいずれかの画像を選択すれば、ステップS7において記憶部26に選択された画像と対応付けて記憶している加熱制御内容を表示制御部27が呼び出して、ステップS8に進む。
ステップS8ではステップS4から来た場合にはステップS4で使用者が選択した加熱機能に応じた図5や図6、図8などを表示制御部27がカラー液晶24に表示する。またステップS7から来た場合には、画像に対応付けられた加熱制御内容に応じた図5や図6、図8などを表示制御部27がカラー液晶24に表示する。そしてステップS9で使用者の操作を待ちステップS10で使用者が加熱開始ボタン7を押すのを待つ。ステップS10で加熱開始ボタン7が押されるとステップS11に進む。
ステップS11ではステップS12で加熱終了を判定するまで使用者により取消ボタン8が押されたかを確認し続ける。取消ボタン8が押されると加熱を停止して処理を終了する。そして取消ボタン8が押されることなく、タイマーによる時間経過や赤外線センサ18による所定温度到達などで加熱終了するとステップS13に進む。ステップS13ではステップS9で設定した制御内容で最後まで加熱を終了したので、ここでステップS1でキャプチャした静止画像とステップS9で確定した加熱制御内容を対応付けて記憶部26に新規に記憶する。ステップS13を終えると処理を終了する。
ここで加熱途中に取消ボタン8を押された時には静止画像と加熱制御内容の対応付けを記憶しないのは、加熱途中で使用者が加熱を取消すということは設定した加熱制御内容が間違っている可能性が高いからである。間違った対応付けを記憶して、それが図10の一覧表示に表示されるのは使用者にとって煩わしいことでもあるので、途中で取消操作をされた時には記憶しないようにしている。
なお履歴の一覧表示では撮影した順に時系列に表示するとして説明したが、これは本発明を限定するものではなく、例えば使用頻度の高い画像から順に表示するようにしても良く、使用者にはより使い勝手が良くなる。
(実施の形態2)
次に本発明の第2の実施の形態について説明する。図12は第2の実施の形態を示す制御ブロック図である。図12において第1の実施の形態の制御ブロック図である図3と同じ機能の部品には同一番号を付し説明を省略する。図12において図3と異なるところは記憶部26に特徴量算出部49と比較部50を備えている点である。この特徴量算出部49と比較部50を備えることによって、履歴を全て表示するのではなく、撮影した画像と類似した画像だけを一覧表示するようにしている。
そのために特徴量算出部49はキャプチャした静止画の特徴量を算出し、静止画とともに記憶する。特徴量の算出方法の一例は後述する。比較部50では撮影した静止画の特徴量と記憶されている画像の特徴量を比較してどれだけ類似しているか類似度を算出し、その所定以上類似しているものだけを抽出する。そして一覧表作成部28は比較部50で抽出された所定以上類似している画像だけの一覧表を作成する。
次に静止画から特徴量を算出する方法の一例について説明する。カメラ21は撮影した静止画について例えば横640、縦480点の集合として各点の色を記録する。そして各点の色は、赤、緑、青の3つの色の要素についてそれぞれ明るさを1バイトで0〜255として記録し1つの点について3バイトで色を記録する。
ここで1つの色の要素である赤に着目し、赤の0〜255の明るさについてそれぞれの発生頻度をカウントする(一般にヒストグラムという)。つまり640×480点それぞれが赤について0〜255のいずれかの値を持っているので、0〜255それぞれの濃さが何点あるかをカウントしたヒストグラムを赤の特徴量とする。同様に緑のヒストグラム、青のヒストグラムも特徴量とし、この3つのヒストグラムを特徴量として算出し記録する。
次に図13と図14を用いて特徴量であるヒストグラムと画像の類似について説明する。図13は前記したヒストグラムについて説明する図である。2つの画像があるとして、(1−R)は第1の画像の赤の要素のヒストグラム、(1−G)は第1の画像の緑の要素のヒストグラム、(1−B)は第1の画像の青の要素のヒストグラムである。横軸は明るさを示すもので0から255までの整数で0が最も暗く255が最も明るい。また縦軸は発生頻度である。そして同様に(2−A)は第2の画像の赤の要素のヒストグラム、(2−G)は緑の要素のヒストグラム、(2−B)は青の要素のヒストグラムである。このようにして1枚の画像は特徴量として赤、緑、青のヒストグラムで表わすことができる。
図14は2つの画像の類似度を説明する図であり、図13のヒストグラムを重ね合せている。即ち(R)は赤の要素の第1の画像と第2の画像のヒストグラムを重ね合せたもの、(G)は緑の要素の第1の画像と第2の画像のヒストグラムを重ね合せたもの、(B)は青の要素の第1の画像と第2の画像のヒストグラムを重ね合せたものである。
そして斜線で塗りつぶしているところが2つの画像のヒストグラムのずれている部分である。このずれた部分の面積の総和が類似度であり、類似していない画像はこの面積の総和が大きく、類似していれば面積の総和が小さく、仮に同じ画像を2枚持って来ればヒストグラムは全く等しくなり、ずれた部分がないので面積の総和は0である。
このようにして2つの画像の類似度を定量的に評価することができるので、複数枚の画像のヒストグラムを記憶しているところへ、新たな1枚の画像を持ってきて、記憶している画像にどの程度類似しているかを調べることが可能であり、所定以上類似している画像だけを抽出することができる。
次に図15のフローチャートを使って、第2の実施の形態の全体の動作の流れを説明する。図11と同様、ドア3が開かれて食品が加熱庫11の中に入れられて、ドア3が閉じられたことをドアスイッチ22で検出してからの動作の流れを説明する。
ドア3が閉じられたことをドアスイッチ22が検出すると、まずステップS1でカメラ21がそのときの静止画をキャプチャする。そしてステップS2で特徴量算出部49がこのキャプチャした静止画のヒストグラムを算出する。次にステップS103で表示制御部27がカラー液晶24に図4の開始画面を表示し、ステップS104で使用者の選択操作
を待つ。ステップS105で使用者が履歴を選択した場合にはステップS106へ進み、履歴以外の選択をされた場合にはステップS111へ進む。
ステップS106からステップS107において、比較部50が記憶しているすべての画像のヒストグラムとステップS102で算出したヒストグラムとのずれた部分の面積の総和を類似度として算出する。そして算出した面積が所定以下の画像だけを抽出して所定以上類似している画像としてステップS108で、一覧表作成部28が図10の画面を作成してカラー液晶24に表示する。そしてステップS109では使用者の選択操作を待つ。使用者が図10の画面でいずれかの画像を選択すれば、ステップS110において記憶部26に選択された画像と対応付けて記憶している加熱制御内容を表示制御部27が呼び出して、ステップS111に進む。
ステップS111ではステップS105から来た場合にはステップS105で使用者が選択した加熱機能に応じた図5や図6、図8などを表示制御部27がカラー液晶24に表示する。またステップS110から来た場合には、画像に対応付けられた加熱制御内容に応じた図5や図6、図8などを表示制御部27がカラー液晶24に表示する。そしてステップS112で使用者の操作を待ちステップS113で使用者が加熱開始ボタン7を押すのを待つ。ステップS113で加熱開始ボタン7が押されるとステップS114に進む。
ステップS114ではステップS115で加熱終了を判定するまで使用者により取消ボタン8が押されたかを確認し続ける。取消ボタン8が押されると加熱を停止して処理を終了する。そして取消ボタン8が押されることなく、タイマーによる時間経過や赤外線センサ18による所定温度到達などで加熱終了するとステップS116に進む。ステップS116ではステップS1でキャプチャした静止画像とステップS2で算出したヒストグラムとステップS9で確定した加熱制御内容を対応付けて記憶部26に新規に記憶する。ステップS116を終えると処理を終了する。
以上のように第2の実施の形態によれば、画像が似ている物だけに絞り込んで履歴を一覧表示するので、選択する可能性の高い履歴の画像だけが表示されて選択し易い。
なお一覧表示では類似している画像から順に表示、即ちヒストグラムのすれている面積の総和が小さい順に表示するようにしても良く、使用者にはより使い勝手が良くなる。
なお類似度を算出するのは本願記載の方法に限定するものではなく、例えば赤、緑、青それぞれの明るさの平均値を特徴量としてその平均値同士で3次元ユークリッド距離を算出して類似度とする方法や、各点の赤、緑、青それぞれの明るさを特徴量としてその相関係数を算出して類似度とする方法などを用いても良い。
以上のように本発明によれば、使用者は過去に加熱調理した画像を選択することで、その時の加熱制御内容と同じ加熱制御内容を設定でき、設定の煩わしさが改善されるので、オーブンレンジの他、炊飯器やIHクッキングヒータなど、調理器全般に適用できる。
10 液晶タッチパネル(表示部、設定部)
12 マグネトロン(加熱部)
13 平面ヒータ(加熱部)
14 コンベクションヒータ(加熱部)
16 スチーム発生器(加熱部)
21 カメラ(撮影部)
24 カラー液晶(表示部)
25 タッチパネル(設定部)
26 記憶部
27 表示制御部
49 特徴量算出部
50 比較部

Claims (6)

  1. 加熱庫に収納された食品を加熱する加熱部と、
    前記加熱部による加熱制御内容を設定する設定部と、
    前記設定部の設定する内容を表示する表示部と、
    前記表示部の表示を制御する表示制御部と、
    前記食品を撮影する撮影部と、
    前記撮影部で撮影した画像を前記設定部で設定した加熱制御内容と関連付けて対応テーブルを記憶する記憶部を有し、
    前記表示制御部は前記記憶部で記憶している画像を前記表示部で一覧表示するよう表示制御し、前設定部は一覧表示の中から画像が選択されることにより前記記憶部の対応テーブルで関連付けた加熱制御内容を設定する加熱調理器であって、
    前記記憶部は、前記設定部にて設定した加熱制御内容で加熱を完了した場合に、前記撮影部で撮影した画像と前記加熱制御内容を関連付けて対応テーブルを記憶する加熱調理器
  2. 前記表示制御部は画像を一覧表示するとともに、前記対応テーブルで画像と関連付けて記憶している加熱制御内容を表示するように制御する請求項1記載の加熱調理器。
  3. 前記撮影部が撮影した画像から特徴量を算出する特徴量算出部と、
    前記撮影部が撮影した画像の特徴量と前記記憶部に記憶されている画像の特徴量を比較して画像の類似度合いを判定する比較部を更に有し、
    前記表示制御部は前記比較部により所定以上類似している画像を前記記憶部より抽出して一覧表示する請求項1記載の加熱調理器。
  4. ユーザによる加熱庫に収納された食品の加熱調理設定を受付ける第1設定ステップと、
    前記食品の画像を撮影する撮影ステップと、
    前記加熱調理設定と前記画像を関連付けて記憶する記憶ステップと、
    前記記憶された複数の画像を表示させて、ひとつの画像をユーザに選択させる選択ステップと、
    選択された画像に関連付けられた加熱調理設定を受付ける第2設定ステップと、
    を有する加熱調理器制御方法であって、
    前記第1設定ステップでの加熱調整設定による食品調理が完了しない場合は、前記記憶ステップで記憶された画像を前記選択ステップで表示しない、加熱調理器制御方法
  5. 前記選択ステップにおいて、表示する画像に関連付けられた加熱調理設定内容を表示する、
    請求項に記載の加熱調理器制御方法。
  6. 前記撮影ステップで撮影した画像から特徴量を算出する特徴量算出ステップと、
    前記撮影ステップで撮影した画像の特徴量と前記記憶ステップで記憶されている画像の特徴量を比較して画像の類似度合いを判定する比較ステップを更に有し、
    前記選択ステップにおいて、前記比較ステップにより所定以上類似している画像を表示する請求項記載の加熱調理器制御方法。
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