JP2018077562A - 加熱調理器および加熱調理システム - Google Patents

加熱調理器および加熱調理システム Download PDF

Info

Publication number
JP2018077562A
JP2018077562A JP2016217237A JP2016217237A JP2018077562A JP 2018077562 A JP2018077562 A JP 2018077562A JP 2016217237 A JP2016217237 A JP 2016217237A JP 2016217237 A JP2016217237 A JP 2016217237A JP 2018077562 A JP2018077562 A JP 2018077562A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooking
food
heating
image
camera
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016217237A
Other languages
English (en)
Inventor
徹 杉町
Toru Sugimachi
徹 杉町
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2016217237A priority Critical patent/JP2018077562A/ja
Publication of JP2018077562A publication Critical patent/JP2018077562A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electric Ovens (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】調理食品の仕上がり状態の情報を収集できる加熱調理器を提供する。【解決手段】加熱調理器(90)は、加熱庫(2)内の食品を撮影するカメラ(20)と、カメラ(20)により撮影された食品の画像を記憶する記憶部(80e)と、カメラ(20)と記憶部(80e)を制御する制御部(80)と備える。上記制御部(80)は、カメラ(20)と記憶部(80e)を制御することによって、カメラ(20)により少なくとも加熱調理の開始前と終了後の食品の画像を撮影して、その食品の画像を加熱調理時の調理シーケンスと関連付けて記憶部(80e)に記憶する。【選択図】図2

Description

この発明は、加熱調理器および加熱調理システムに関する。
従来、1つの加熱調理器を用いて複数の食品を同時に加熱調理したり、複数の加熱調理器を用いてそれぞれ異なる食品を同時に加熱調理したりする場合に、調理時間や温度情報などを調理履歴として記録する記録装置がある(例えば、特開平7−198601号公報(特許文献1)参照)。
特開平7−198601号公報
しかしながら、上記加熱調理器の記録装置では、調理食品の仕上がり状態を記録するものではなく、調理時間や加熱具合による調理食品の仕上がり状態を知ることはできないという問題がある。
そこで、この発明の課題は、調理食品の仕上がり状態の情報を収集できる加熱調理器およびその加熱調理器を備えた加熱調理システムを提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の加熱調理器は、
加熱庫内の食品を撮影するカメラと、
上記カメラにより撮影された上記食品の画像を記憶する記憶部と、
上記カメラと上記記憶部を制御する制御部と
備え、
上記制御部は、上記カメラと上記記憶部を制御することによって、上記カメラにより少なくとも加熱調理の開始前と終了後の上記食品の画像を撮影して、その食品の画像を上記加熱調理時の調理シーケンスと関連付けて上記記憶部に記憶することを特徴とする。
以上より明らかなように、この発明によれば、カメラにより少なくとも加熱調理の開始前と終了後の食品の画像を撮影し、その食品の画像を加熱調理時の調理シーケンスと関連付けて記憶部に記憶することによって、調理食品の仕上がり状態の情報を収集できる加熱調理器およびその加熱調理器を備えた加熱調理システムを実現することができる。
図1はこの発明の第1実施形態の加熱調理器の外観斜視図である。 図2は上記加熱調理器の制御ブロック図である。 図3は上記加熱調理器の食品画像の一例である。 図4はこの発明の第4実施形態の加熱調理システムの概略構成図である。 図5は上記加熱調理システムの加熱調理器の制御ブロック図である。 図6は上記加熱調理システムの管理サーバーの制御ブロック図である。
以下、この発明の加熱調理器および加熱調理システムを図示の実施の形態により詳細に説明する。
〔第1実施形態〕
図1はこの発明の第1実施形態の加熱調理器90の外観斜視図を示している。
この第1実施形態の加熱調理器90は、図1に示すように、直方体形状の本体ケーシング1と、この本体ケーシング1内に設けられ、前側に開口部2aを有する加熱庫2と、加熱庫2の開口部2aを開閉するドア3とを備えている。
上記本体ケーシング1の上側かつ後側に排気ダクト5を設けている。また、本体ケーシング1の前面の下部に露受容器6を着脱可能に取り付けている。
上記ドア3は、本体ケーシング1の前面側に下側の辺を軸に回動可能に取り付けられている。このドア3の前面(加熱庫2とは反対側の表面)には、耐熱性を有する透明な外ガラス7が設けられている。また、ドア3は、外ガラス7の上側に位置するハンドル8と、外ガラス7の右側に設けられた操作パネル9とを有している。この操作パネル9は、表示部と入力操作部の一例である。
上記操作パネル9は、カラー液晶表示部10と、途中で加熱を止めるときなどに押す取り消しキー12と、加熱を開始するときに押すあたためスタートキー13とを含んでいる。
上記加熱調理器90の制御ブロック図を図2に示している。この加熱調理器90は、図2に示すように、制御装置80を備えている。制御装置80は、操作パネル9,カメラ20,ヒータ30,マグネトロン40,蒸気発生装置50,ドアセンサ60などが接続されている。また、制御装置80は、操作パネル9,湿度センサ(図示せず),庫内温度センサ(図示せず),ドアセンサ60などからの信号に基づいて、操作パネル9のカラー液晶表示部10,カメラ20,ヒータ30,マグネトロン40,蒸気発生装置50などを制御する。上記ドアセンサ60は、開閉センサの一例である。
また、上記制御装置80は、マイクロコンピュータと入出力回路などからなり、ヒータ30,マグネトロン40,蒸気発生装置50などを制御して加熱調理を行う加熱制御部80aと、カラー液晶表示部10を制御する表示制御部80bと、加熱調理器90で実行可能な調理メニューの情報を管理する調理メニュー管理部80cと、カメラ20により撮影された食品の画像を管理する食品画像管理部80dと、調理メニューの情報や食品の画像などを記憶する記憶部80eとを有する。
上記食品画像管理部80dは、カメラ20と記憶部80eを制御する制御部の一例である。なお、カメラ20により撮影される食品の画像は、仕上がり状態を色彩の変化で容易に判断できるカラー画像であることが望ましい。
上記加熱調理器90では、予め設定された調理メニューやユーザーが設定した調理メニューの情報(調理名、材料、調理シーケンスなど)が記憶部80eに記憶されている。この記憶部80eに記憶された調理メニューの情報の中からユーザーにより選択された調理メニューに基づいて、加熱制御部80aは加熱調理を行う。
上記構成の加熱調理器90では、食品画像管理部80dによりカメラ20と記憶部80eを制御して、カメラ20により加熱調理の開始前と終了後の食品の画像を撮影し、その食品の画像を加熱調理時の調理シーケンスと関連付けて記憶部80eに記憶する。これによって、調理食品の仕上がり状態の情報を収集することができる。
ここで、加熱調理時の調理シーケンスとは、例えば、ヒータ30による加熱、マグネトロン40のマイクロ波による加熱、蒸気発生装置50により発生させた水蒸気による蒸し加熱、ヒータ30と過熱水蒸気による加熱などの加熱モードと、その加熱モードの設定温度や加熱時間、および、複数の加熱モードを組み合わせた調理における加熱モード毎の設定温度や加熱時間などである。
また、上記食品画像管理部80dによりカメラ20と記憶部80eを制御して、加熱調理の開始前に加熱庫2のドア3が最後に閉じられたとき、カメラ20により食品の画像を撮影し、その食品の画像を加熱調理時の調理シーケンスと関連付けて記憶部80eに記憶することによって、加熱調理の開始前の食品の仕上がり状態を確実に撮影できる。
ここで、加熱調理の開始前に加熱庫2のドア3が最後に閉じられたか否かは、加熱調理をスタートさせないと分からない。そこで、この加熱調理器90では、加熱庫2のドア3が閉じられたときにカメラ20により食品の画像を撮影して一時的に保存しておき、加熱調理をスタートさせたときにドア3が最後に閉じられた食品の画像を加熱調理時の調理シーケンスと関連付けて記憶部80eに記憶する。
また、食品画像管理部80dによりカメラ20と記憶部80eを制御して、加熱調理の終了後に加熱庫2のドア3が最初に開かれたとき、カメラ20により食品の画像を撮影し、その食品の画像を加熱調理時の調理シーケンスと関連付けて記憶部80eに記憶することによって、加熱調理の終了後の食品の仕上がり状態を確実に撮影できる。
例えば、ヒータ30による加熱モードを用いて1枚の食パンを焼く場合、図3の左側に示すように、加熱調理の開始前に加熱庫2のドア3が最後に閉じられたとき、カメラ20により食パンの画像を撮影し、その食品の画像を、ヒータ30による加熱モードと加熱温度(例えば300℃)および加熱時間(例えば2分間)と関連付けて記憶部80eに記憶する。
次に、図3の右側に示すように、加熱調理の終了後に加熱庫2のドア3が最初に開かれたとき、カメラ20により食パンの画像を撮影し、その食品の画像を、ヒータ30による加熱モードと加熱温度(例えば300℃)および加熱時間(例えば2分間)と関連付けて記憶部80eに記憶する。
このようにして記憶部80eされた情報は、調理食品の仕上がり状態の情報であり、この情報に基づいて、加熱時間や加熱の程度によって、調理食品の仕上がり状態の変化を推定することが可能になる。
なお、上記第1実施形態の加熱調理器90では、記憶部80eされた調理食品の仕上がり状態の情報(食品の画像、加熱モード、加熱温度および加熱時間)を表示制御部80bによりカラー液晶表示部10に表示し、表示された情報に基づいてユーザーが食品の仕上がり状態を判断して、操作パネル9を操作して、加熱温度や加熱時間の設定を変更することができる。
また、上記加熱調理器90において、加熱調理の開始前と、加熱調理の終了後の食品の状態を撮影するタイミングは、ドア3の開閉と連動していなくても良く、例えば、調理のスタートキー13を押した直後でも良く、調理シーケンスが終了した時点でも良い。
〔第2実施形態〕
この発明の第2実施形態の加熱調理器90は、食品画像管理部80dの動作を除いて第1実施形態の加熱調理器90と同一の構成をしており、図1,図2を援用する。
この第2実施形態の加熱調理器90では、2以上の条件の異なる加熱モードで行う加熱調理において、例えば、マグネトロン40のマイクロ波による加熱モードで食品を加熱した後、ヒータ30による加熱モードに切り換えて食品に焼き色を付ける調理において、食品画像管理部80dによりカメラ20と記憶部80eを制御して、加熱モードの切り換え時点でカメラ20により食品の画像を撮影し、その食品の画像を加熱調理時の調理シーケンスと関連付けて記憶部80eに記憶する。
これによって、加熱モードの切り換え時点での食品の仕上がり状態を確認することが可能になる。
上記第2実施形態の加熱調理器90は、第1実施形態の加熱調理器90と同様の効果を有する。
〔第3実施形態〕
この発明の第3実施形態の加熱調理器90は、食品画像管理部80dの動作を除いて第1実施形態の加熱調理器90と同一の構成をしており、図1,図2を援用する。
この第3実施形態の加熱調理器90では、食品画像管理部80dによりカメラ20と記憶部80eを制御して、加熱調理の開始から終了までの期間において、予め設定された時間間隔(例えば3分間隔)でカメラ20により食品の画像を間欠的に撮影し、その複数の食品の画像を加熱調理時の調理シーケンスと関連付けて記憶部80eに記憶することによって、加熱調理途中の食品の仕上がり状態を調理後に確認することが可能になる。
なお、上記時間間隔は、調理メニューなどに応じて予め設定されている。
上記構成の加熱調理器90では、記憶部80eされた調理食品の仕上がり状態の情報(複数の食品の画像、加熱モード、加熱温度および加熱時間)を表示制御部80bによりカラー液晶表示部10に表示し、複数の食品の画像を見ながらユーザーが食品の仕上がり状態を判断して、操作パネル9を操作して、希望する仕上がり状態で加熱を終了するように加熱時間の設定を変更することが可能になる。
上記第3実施形態の加熱調理器90は、第1実施形態の加熱調理器90と同様の効果を有する。
〔第4実施形態〕
図4はこの発明の第4実施形態の加熱調理器100を備えた加熱調理システムの概略構成図を示している。この第4実施形態の加熱調理器100は、WiFi通信モジュール120と制御装置110の動作を除いて第1実施形態の加熱調理器90と同様の構成をしており、図1を援用する。図4において、第1実施形態の加熱調理器90と同一の構成部には同一参照番号を付している。
この第4実施形態の加熱調理システムは、図4に示すように、家電機器の一例としての加熱調理器100と、加熱調理器100とインターネット網Nを介して通信する管理サーバー200とを備える。上記管理サーバー200は、クラウドコンピューティングシステムを構成している。
上記加熱調理器100は、無線アクセスポイント130およびインターネット網Nを介して管理サーバー200などと通信を行うWiFi通信モジュール120を備える。このインターネット網Nは、通信ネットワークの一例である。なお、WiFi通信モジュール120が直接インターネット網Nに接続されるようにしてもよい。
上記WiFi通信モジュール120は、屋内の無線アクセスポイント130との間で無線LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)による通信を行う。より詳しくは、WiFi通信モジュール120は、通信規格の一例としての無線LANの規格であるWiFi(登録商標)を用い、無線アクセスポイント130を介して屋外の管理サーバー200に情報を送信したり受信したりする。なお、WiFiの代わりにBluetooth(登録商標)などの他の通信規格を用いてもよい。
上記加熱調理器100の制御ブロック図を図5に示している。上記加熱調理器100は、制御装置110とWiFi通信モジュール120を除いて第1実施形態の加熱調理器90と同一の構成をしており、同一構成部には同一参照番号を付している。
この加熱調理器100は、図5に示すように、制御装置110を備えている。制御装置110は、WiFi通信モジュール120,操作パネル9,カメラ20,ヒータ30,マグネトロン40,蒸気発生装置50,ドアセンサ60などが接続されている。また、制御装置110は、操作パネル9,湿度センサ(図示せず),庫内温度センサ(図示せず),ドアセンサ60などからの信号に基づいて、WiFi通信モジュール120,操作パネル9のカラー液晶表示部10,カメラ20,ヒータ30,マグネトロン40,蒸気発生装置50などを制御する。
また、上記制御装置110は、マイクロコンピュータと入出力回路などからなり、ヒータ30,マグネトロン40を制御して加熱調理を行う加熱制御部110aと、WiFi通信モジュール120を制御する通信制御部110bと、カラー液晶表示部10を制御する表示制御部110cと、加熱調理器100で実行可能な調理メニューの情報を管理する調理メニュー管理部110dと、カメラ20により撮影された食品の画像を管理する食品画像管理部110eと、調理メニューの情報や食品の画像などを記憶する記憶部110fを有する。
また、図6は上記管理サーバー200の構成を示すブロック図である。この管理サーバー200は、図6に示すように、インターネット網N(図4に示す)を介した通信を行う通信部200aと、加熱調理器100の調理メニューの情報を管理する調理メニュー管理部200bと、カメラ20により撮影された食品の画像を管理する食品画像管理部200cと、加熱調理器100の調理メニューの情報や食品の画像などを記憶する記憶部200dとを備える。
上記管理サーバー200の記憶部200dは、第2の記憶部の一例である。
上記構成の加熱調理システムによれば、加熱調理器100からの加熱調理時の調理シーケンスと関連付けられた食品の画像をサーバー200の記憶部200d(第2の記憶部)により記憶し、その記憶部200dに記憶された食品の画像を食品画像管理部200cにより管理することによって、通信ネットワークを介して加熱調理器100と接続されたサーバー200で、加熱調理器100による調理食品の仕上がり状態を集計したり評価したりすることが可能になる。
そうすることによって、サーバー200では、調理食品の仕上がり状態の集計結果や評価結果に基づいて、調理条件(加熱モードの設定温度や加熱時間など)を調整して、加熱調理器100に対して調理条件の変更を指令することも可能になる。
また、上記サーバー200は、複数の加熱調理器100と接続可能であり、複数の加熱調理器100による調理食品の仕上がり状態の情報が多く集まり、集計結果や評価結果の精度が向上する。
上記第1〜第4実施形態では、ヒータ30による加熱、マグネトロン40のマイクロ波による加熱、蒸気発生装置50により発生させた水蒸気による蒸し加熱、ヒータ30と過熱水蒸気による加熱などの加熱モードと、その加熱モードの設定温度や加熱時間、および、複数の加熱モードを組み合わせた調理における加熱モード毎の設定温度や加熱時間などを、食品の画像と関連付けて記憶される調理シーケンスとしたが、ヒータを用いた加熱調理において、ヒータの通電時間を記憶してもよいし、水蒸気を用いた加熱調理において、使用した水蒸気の量を記憶してもよい。
この発明の加熱調理器および加熱調理システムは、特に調理メニューが限定されている業務用の分野において、複数の業務用加熱調理器から調理食品の仕上がり状態の情報が多く集まり、集計結果や評価結果を効率よく得ることができ、有用である。
この発明の具体的な実施の形態について説明したが、この発明は上記第1〜第4実施形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することができる。例えば、上記第1〜第4実施形態で記載した内容を適宜組み合わせたものを、この発明の一実施形態としてもよい。
この発明および実施形態をまとめると、次のようになる。
この発明の加熱調理器90,100は、
加熱庫2内の食品を撮影するカメラ20と、
上記カメラ20により撮影された上記食品の画像を記憶する記憶部80e,110fと、
上記カメラ20と上記記憶部80e,110fを制御する制御部80,110と
備え、
上記制御部80,110は、上記カメラ20と上記記憶部80e,110fを制御することによって、上記カメラ20により少なくとも加熱調理の開始前と終了後の上記食品の画像を撮影して、その食品の画像を上記加熱調理時の調理シーケンスと関連付けて上記記憶部80e,110fに記憶することを特徴とする。
ここで、加熱調理時の調理シーケンスとは、例えば、ヒータによる加熱、マイクロ波による加熱、水蒸気による蒸し加熱、ヒータと過熱水蒸気による加熱などの加熱モードと、その加熱モードの設定温度や加熱時間、および、複数の加熱モードを組み合わせた調理における加熱モード毎の設定温度や加熱時間などである。
上記構成によれば、制御部80,110によりカメラ20と記憶部80e,110fを制御して、カメラ20により少なくとも加熱調理の開始前と終了後の上記食品の画像を撮影し、その食品の画像を加熱調理時の調理シーケンスと関連付けて記憶部80e,110fに記憶することによって、調理食品の仕上がり状態の情報を収集でき、その収集した調理食品の仕上がり状態の情報に基づいて、加熱時間や加熱の程度によって、調理食品の仕上がり状態の変化を推定することが可能になる。
また、一実施形態の加熱調理器90,100では、
上記加熱調理は、1つの加熱条件または2以上の条件の異なる加熱モードで行われ、
上記制御部80,110は、上記2以上の条件の異なる加熱モードで行う上記加熱調理において、上記加熱モードの切り換え時点で上記カメラ20により上記食品の画像を撮影して、その食品の画像を上記加熱調理時の調理シーケンスと関連付けて上記記憶部80e,110fに記憶する。
ここで、加熱モードとは、例えば、ヒータによる加熱モード、マイクロ波による加熱モード、水蒸気による蒸し加熱モード、ヒータと過熱水蒸気による加熱モードなどである。
上記実施形態によれば、2以上の条件の異なる加熱モードで行う加熱調理において、制御部80,110によりカメラ20と記憶部80e,110fを制御して、加熱モードの切り換え時点でカメラ20により食品の画像を撮影し、その食品の画像を加熱調理時の調理シーケンスと関連付けて記憶部80e,110fに記憶することによって、加熱モードの切り換え時点での食品の仕上がり状態を確認することが可能になる。
また、一実施形態の加熱調理器90,100では、
上記加熱庫2のドア3の開閉を検出する開閉センサを備え、
上記制御部80,110は、上記開閉センサにより検出された上記ドア3の開閉に基づいて、上記加熱調理の開始前に上記加熱庫2のドア3が最後に閉じられたときか、または、上記加熱調理の終了後に上記加熱庫2のドア3が最初に開かれたときの少なくとも一方で、上記カメラ20により上記食品の画像を撮影して、その食品の画像を上記加熱調理時の調理シーケンスと関連付けて上記記憶部80e,110fに記憶する。
上記実施形態によれば、制御部80,110によりカメラ20と記憶部80e,110fを制御して、加熱調理の開始前に加熱庫2のドア3が最後に閉じられたとき、カメラ20により食品の画像を撮影し、その食品の画像を加熱調理時の調理シーケンスと関連付けて記憶部80e,110fに記憶することによって、加熱調理の開始前の食品の仕上がり状態を確実に撮影できる。
また、制御部80,110によりカメラ20と記憶部80e,110fを制御して、加熱調理の終了後に加熱庫2のドア3が最初に開かれたとき、カメラ20により食品の画像を撮影し、その食品の画像を加熱調理時の調理シーケンスと関連付けて記憶部80e,110fに記憶することによって、加熱調理の終了後の食品の仕上がり状態を確実に撮影できる。
また、一実施形態の加熱調理器90,100では、
上記制御部80,110は、上記加熱調理の開始から終了までの期間において、予め設定された時間間隔で上記カメラ20により上記食品の画像を間欠的に撮影して、その食品の画像を上記加熱調理時の調理シーケンスと関連付けて上記記憶部80e,110fに記憶する。
上記実施形態によれば、制御部80,110によりカメラ20と記憶部80e,110fを制御して、加熱調理の開始から終了までの期間において、予め設定された時間間隔でカメラ20により食品の画像を間欠的に撮影し、その食品の画像を加熱調理時の調理シーケンスと関連付けて記憶部80e,110fに記憶することによって、加熱調理途中の食品の仕上がり状態を調理後に確認することが可能になる。
また、一実施形態の加熱調理器90,100では、
上記制御部80,110により制御される表示部9と入力操作部9を備え、
上記制御部80,110は、上記表示部9と入力操作部9を制御して、上記記憶部80e,110fに記憶された上記食品の画像を上記表示部9に表示し、上記表示部9に表示された上記食品の画像に関連付けて上記記憶部80e,110fに記憶されている上記調理シーケンスを、ユーザーによる上記入力操作部9の操作によって修正して上記記憶部80e,110fに保存可能としている。
上記実施形態によれば、制御部80,110により表示部9と入力操作部9を制御して、記憶部80e,110fに記憶された食品の画像を表示部9に表示し、表示された上記食品の画像をユーザーが確認して、入力操作部9をユーザーが操作することにより、食品の画像に関連付けて記憶部80e,110fに記憶されている調理シーケンスを修正し、修正された調理シーケンスを記憶部80e,110fに保存することができる。これによって、食品の仕上がり状態を調理後にユーザーが確認して、調理シーケンス(例えば加熱温度や加熱時間の設定)を容易に変更することが可能になり、利便性が向上する。
また、この発明の加熱調理システムでは、
上記のいずれか1つに記載の加熱調理器100と、
上記加熱調理器100と通信ネットワークNを介して通信するサーバー200と
を備え、
上記サーバー200は、上記加熱調理器100からの上記加熱調理時の調理シーケンスと関連付けられた上記食品の画像を記憶する第2の記憶部200dと、
上記第2の記憶部に記憶された上記食品の画像を管理する食品画像管理部200cを有することを特徴とする。
上記構成によれば、加熱調理器100からの加熱調理時の調理シーケンスと関連付けられた食品の画像をサーバー200の第2の記憶部200dにより記憶し、その第2の記憶部200dに記憶された食品の画像を食品画像管理部200cにより管理することによって、通信ネットワークNを介して加熱調理器100と接続されたサーバー200で、加熱調理器100による調理食品の仕上がり状態を集計したり評価したりすることが可能になる。
1…本体ケーシング
2…加熱庫
3…ドア
5…排気ダクト
6…露受容器
7…外ガラス
8…ハンドル
9…操作パネル
10…カラー液晶表示部
12…取り消しキー
13…スタートキー
14…NFC通信アンテナ部
20…カメラ
30…ヒータ
40…マグネトロン
50…蒸気発生装置
60…ドアセンサ
80…制御装置
80a…加熱制御部
80b…表示制御部
80c…調理メニュー管理部
80d…食品画像管理部
80e…記憶部
90,100…加熱調理器
110…制御装置
110a…加熱制御部
110b…通信制御部
110c…表示制御部
110d…調理メニュー管理部
110e…食品画像管理部
110f…記憶部
120…WiFi通信モジュール
130…無線アクセスポイント
200…管理サーバー
200a…通信部
200b…調理メニュー管理部
200c…食品画像管理部
200d…記憶部
N…通信ネットワーク

Claims (6)

  1. 加熱庫内の食品を撮影するカメラと、
    上記カメラにより撮影された上記食品の画像を記憶する記憶部と、
    上記カメラと上記記憶部を制御する制御部と
    備え、
    上記制御部は、上記カメラと上記記憶部を制御することによって、上記カメラにより少なくとも加熱調理の開始前と終了後の上記食品の画像を撮影して、その食品の画像を上記加熱調理時の調理シーケンスと関連付けて上記記憶部に記憶することを特徴とする加熱調理器。
  2. 請求項1に記載の加熱調理器において、
    上記加熱調理は、1つの加熱モードまたは2以上の条件の異なる加熱モードで行われ、
    上記制御部は、上記2以上の条件の異なる加熱モードで行う上記加熱調理において、上記加熱モードの切り換え時点で上記カメラにより上記食品の画像を撮影して、その食品の画像を上記加熱調理時の調理シーケンスと関連付けて上記記憶部に記憶することを特徴とする加熱調理器。
  3. 請求項1または2に記載の加熱調理器において、
    上記加熱庫のドアの開閉を検出する開閉センサを備え、
    上記制御部は、上記開閉センサにより検出された上記ドアの開閉に基づいて、上記加熱調理の開始前に上記加熱庫のドアが最後に閉じられたときか、または、上記加熱調理の終了後に上記加熱庫のドアが最初に開かれたときの少なくとも一方で、上記カメラにより上記食品の画像を撮影して、その食品の画像を上記加熱調理時の調理シーケンスと関連付けて上記記憶部に記憶することを特徴とする加熱調理器。
  4. 請求項1から3までのいずれか1つに記載の加熱調理器において、
    上記制御部は、上記加熱調理の開始から終了までの期間において、予め設定された時間間隔で上記カメラにより上記食品の画像を間欠的に撮影して、その食品の画像を上記加熱調理時の調理シーケンスと関連付けて上記記憶部に記憶することを特徴とする加熱調理器。
  5. 請求項1から4までのいずれか1つに記載の加熱調理器において、
    上記制御部により制御される表示部と入力操作部を備え、
    上記制御部は、上記表示部と入力操作部を制御して、上記記憶部に記憶された上記食品の画像を上記表示部に表示し、上記表示部に表示された上記食品の画像に関連付けて上記記憶部に記憶されている上記調理シーケンスを、ユーザーによる上記入力操作部の操作によって修正して上記記憶部に保存可能としていることを特徴とする加熱調理器。
  6. 請求項1から5までのいずれか1つに記載の加熱調理器と、
    上記加熱調理器と通信ネットワークを介して通信するサーバーと
    を備え、
    上記サーバーは、上記加熱調理器からの上記加熱調理時の調理シーケンスと関連付けられた上記食品の画像を記憶して管理する食品画像管理部を有することを特徴とする加熱調理システム。
JP2016217237A 2016-11-07 2016-11-07 加熱調理器および加熱調理システム Pending JP2018077562A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016217237A JP2018077562A (ja) 2016-11-07 2016-11-07 加熱調理器および加熱調理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016217237A JP2018077562A (ja) 2016-11-07 2016-11-07 加熱調理器および加熱調理システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2018077562A true JP2018077562A (ja) 2018-05-17

Family

ID=62149245

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016217237A Pending JP2018077562A (ja) 2016-11-07 2016-11-07 加熱調理器および加熱調理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2018077562A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11721053B2 (en) 2018-09-13 2023-08-08 Samsung Electronics Co., Ltd. Cooking device and control method therefor

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11721053B2 (en) 2018-09-13 2023-08-08 Samsung Electronics Co., Ltd. Cooking device and control method therefor

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5853155B2 (ja) 加熱調理器、調理システム、演算装置及び調理支援方法
CN106574788B (zh) 加热烹饪器及其控制方法
US11867411B2 (en) Cooking appliance with a user interface
US20160364613A1 (en) Control method for associating image with cooking information, cooking equipment, and program
EP3540315B1 (en) Cooking appliance with an imaging device
US5767488A (en) Oven preheat countdown timer
KR20180015926A (ko) 조리기기 및 그 제어방법
US9777927B2 (en) Double oven preheat boost using cooking chamber lockout
CN109964083A (zh) 加热烹调器以及加热烹调器的控制方法
CN111131855A (zh) 烹饪过程分享方法及装置
US20220163261A1 (en) Appliances and Methods for Adaptive Zonal Cooking
JP2018077562A (ja) 加熱調理器および加熱調理システム
JP2008123934A (ja) 加熱調理器、電磁誘導調理器およびそのプログラム
US20210207811A1 (en) Method for preparing a cooking product, cooking device, and cooking device system
WO2019037750A1 (zh) 电子装置及其系统
WO2019238073A1 (zh) 烤箱器具和用于更新默认温度的操作方法
WO2023282108A1 (ja) レシピ提供方法、加熱調理器、レシピ提供プログラム、およびレシピ提供システム
JP2009079796A (ja) 加熱調理器
JP2012007829A (ja) 加熱調理器
JP2023011171A (ja) 加熱調理器および加熱調理システム
RU145442U1 (ru) Пользовательский блок бытовой техники для термической (тепловой) обработки продуктов
JP2022099552A (ja) レシピ利用検出装置、プログラム及びレシピ情報提供システム
JP2021067411A (ja) 加熱調理器及び加熱調理システム
JP2011237125A (ja) 加熱調理器
JPH0225637A (ja) 電子制御式調理器