JP2001271809A - 油圧式ロック装置 - Google Patents

油圧式ロック装置

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JP2001271809A JP2000084112A JP2000084112A JP2001271809A JP 2001271809 A JP2001271809 A JP 2001271809A JP 2000084112 A JP2000084112 A JP 2000084112A JP 2000084112 A JP2000084112 A JP 2000084112A JP 2001271809 A JP2001271809 A JP 2001271809A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置の作動の確実性、信頼性を高め、装置の
小型化高出力化を図り、油圧供給源の小型化低圧化を図
ることができる油圧式ロック装置を提供する。 【解決手段】 ロッド3を軸心方向へ移動させる油圧シ
リンダ4を設け、ケース部材2内に外周側油圧室6内の
油を加圧する環状の増圧器7を設け、ケース部材2に油
圧シリンダ4と増圧器7の入力油室16に油圧を供給す
る油圧供給ポートを設け、油圧供給ポートから入力油室
16に通ずる供給油路に絞り弁を介装すると共に、入力
油室16から油圧供給ポートに通ずる排出油路に入力油
室16の油圧を排出可能な逆止弁であって油圧供給ポー
トから油圧排出時に開弁する逆止弁9を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、弾性変形可能な
スリーブ体を油圧で弾性変形させてロッドをロックする
形式の油圧式ロック装置に関し、特にケース部材内に設
けた増圧器により高圧の油圧を発生させてスリーブ体を
弾性変形させるように構成したものに関する。
【0002】
【従来の技術】 従来、ワークの切削加工時等に際し、
ワークをクランプしたりワークを任意の位置にロックし
てサポートする油圧式ロック装置が実用に供されてい
る。この種の油圧式ロック装置としては、例えば、実開
昭59−128902号公報、実開平6−47710号
公報に記載のものがある。
【0003】実開昭59−128902号公報には、略
円筒状のケース部材と、ケース部材に摺動自在に内嵌さ
れ且つ径縮小側に弾性変形可能な中空状のピストン部材
と、このピストン部材に摺動自在に内嵌され且つケース
部材を貫通する状態に設けられたロッドとを有する油圧
式ロック装置が記載されている。この油圧式ロック装置
によれば、ケース部材とピストン部材との間の油圧室に
油を導入することで、ピストン部材が弾性変形してロッ
ドに圧接し、ピストン部材とロッドとを軸方向に相対移
動不能にロックすることができる。
【0004】実開平6−47710号公報には、シリン
ダ本体とそれに摺動自在に内嵌されたピストン部材とを
備えた油圧シリンダと、シリンダ本体を挿通するように
設けられピストン部材にその軸方向に移動自在に挿通さ
れたロッドと、ピストン部材とロッド間においてロッド
に外嵌されるとともにピストン部材にその軸方向に相対
移動不能に装着された弾性変形可能なスリーブ体とを有
する油圧式ロック装置が記載されている。
【0005】この油圧式ロック装置によれば、ピストン
部材のうちのスリーブ体の外周側に形成された油圧室に
油圧を導入してスリーブ体を弾性変形させ、そのスリー
ブ体をロッドの外周面に圧接させてピストン部材にロッ
ドを相対移動しないようにロックすることができる。
【0006】一方、本願出願人は、油圧式ロック装置の
小型化と高出力化、油圧供給源の小型化低圧化を図るこ
とができる油圧式ロック装置を提案している。この油圧
式ロック装置は、ケース部材内に外周側油圧室に連通し
た吐出部を有する増圧器が設けられ、油が外周側油圧室
に密封状に充填され、入力油圧により増圧器を駆動し
て、外周側油圧室に入力油圧よりも高圧の油圧を発生さ
せ、スリーブ体の薄肉筒部を径縮小側へ弾性変形させて
ロッドをロックするように構成されている。また、1つ
の油圧供給ポートから、ロッド移動用油圧シリンダに油
圧を供給し、増圧器の入力油室に通ずる油路に油圧を供
給するように構成され、油圧供給ポートからの入力油圧
でもって、ロッド移動用油圧シリンダによりロッドを移
動させてワークに当接させてから増圧器によりロッドを
ロックする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】 実開昭59−128
902号公報と実開平6−47710号公報に記載の油
圧式ロック装置においては、ピストン部材と一体又は別
体のスリーブ体を油圧で径縮小側へ弾性変形させて、そ
のスリーブ体とロッド間に作用する静摩擦力によりロッ
ドをロックする構造である。この構造の場合、スリーブ
体を弾性変形させる油圧が低圧であると、ロック力も小
さくなってしまう。そこで、大きなロック力を発生させ
る為には大型のロック装置が必要となり、設備費の面で
不利になる。或いは、油圧供給源から高圧の油圧を供給
する必要があり、油圧供給源が大型化し、油圧リークが
生じやすくなり、高価になる。
【0008】本願出願人が提案している油圧式ロック装
置では、共通の油圧供給ポートからロッド移動用油圧シ
リンダと増圧器に油圧を同時に供給しているので、ロッ
ドが十分に移動しないうちに、つまりロッドがワークに
当接しないうちに増圧器が作動しロッドをロックしてし
まう場合があり、作動の確実性、信頼性に欠けるという
問題があった。本発明の目的は、油圧式ロック装置の作
動の確実性、信頼性を高めること、油圧式ロック装置の
小型化と高出力化を図ること、油圧供給源の小型化低圧
化を図ること、等である。
【0009】
【課題を解決するための手段】 請求項1の油圧式ロッ
ク装置は、出力部材としてのロッドと、このロッドに外
嵌され且つ縮径側へ弾性変形可能な薄肉筒部を備えたス
リーブ体と、このスリーブ体を支持するケース部材と、
このスリーブ体の外周側に形成された外周側油圧室とを
備えた油圧式ロック装置において、前記ロッドを軸心方
向へ移動させるロッド移動用油圧シリンダを設け、前記
ケース部材内に外周側油圧室内の油を加圧する環状の増
圧器を設け、前記ケース部材にロッド移動用油圧シリン
ダと増圧器の入力油室に油圧を供給する油圧供給ポート
を設け、前記油圧供給ポートから入力油室に通ずる供給
油路に絞り弁を介装するとともに、入力油室から油圧供
給ポートに通ずる排出油路に入力油室の油圧を排出可能
な逆止弁であって油圧供給ポートから油圧排出時に開弁
する逆止弁を設けたことを特徴とするものである。
【0010】油圧式ロック装置により機械加工に供する
ワークを下方から支持する場合を例として説明すると、
この油圧式ロック装置の上方からワークを供給し、油圧
供給源から油圧供給ポートへ入力油圧を供給すると、ロ
ッド移動用油圧シリンダが作動しロッドが上方に移動す
る。これに並行して絞り弁から増圧器の入力油室に油圧
が徐々に供給される。ロッドの移動完了後つまりロッド
がワークに当接した後に増圧器が駆動されて入力油圧よ
りも高圧の油圧がスリーブ体の外周側の外周側油圧室に
発生する。これにより、スリーブ体の薄肉筒部が縮径側
へ弾性変形してロッドを強固にロックする。入力油圧に
より増圧器を駆動して、スリーブ体の外周側油圧室内の
油を加圧するので、ロック装置を大型化することなく高
出力化を図ることができ、油圧供給源の小型化と低圧化
を図ることができる。
【0011】ワークの加工完了後などロッドを復帰させ
る際には、油圧供給源の例えばバルブを切換えて油圧供
給ポートから油圧を排出させると、逆止弁が開弁し、増
圧器の入力油室の油圧が排出油路を介して油圧供給ポー
トに排出される。その結果、増圧器が元の状態に復帰
し、スリーブ体の薄肉筒部が拡径側へ復帰してロッドの
ロック状態が解除され、ロッド移動用油圧シリンダのド
レン圧の油を排出しつつロッドを例えば手動により下方
に移動させることができる。特に、絞り弁を油圧供給ポ
ートから入力油室に通ずる供給油路に介装したので、ロ
ッド移動用油圧シリンダより増圧器の作動を遅らせるこ
とができるから、ロッドが十分に移動してから、つまり
ロッドがワークに当接した後にロッドをロックすること
ができ、油圧式ロック装置の作動の確実性、信頼性を高
めることができる。油圧供給ポートから油圧排出時に開
弁する逆止弁を設けたので、増圧器の復帰作動が速くな
る。
【0012】請求項2の油圧式ロック装置は、出力部材
としてのロッドと、このロッドに外嵌され且つ縮径側へ
弾性変形可能な薄肉筒部を備えたスリーブ体と、このス
リーブ体を支持するケース部材と、このスリーブ体の外
周側に形成された外周側油圧室とを備えた油圧式ロック
装置において、前記ロッドを軸心方向へ移動させるロッ
ド移動用油圧シリンダを設け、前記ケース部材内に外周
側油圧室内の油を加圧する環状の増圧器を設け、前記ケ
ース部材にロッド移動用油圧シリンダと増圧器の入力油
室に油圧を供給油圧供給ポートを設け、前記油圧供給ポ
ートから入力油室に通ずる油路に、油圧供給ポート内油
圧が所定圧まで上昇後に閉弁バネのバネ力に抗して開弁
するシーケンス弁を設け、前記入力油室から油圧供給ポ
ートに通ずる油路に入力油室の油圧を排出可能な逆止弁
であって油圧供給ポートから油圧排出時に開弁する逆止
弁を設けたことを特徴とするものである。
【0013】この油圧式ロック装置の上方からワークを
供給し、油圧供給源から油圧供給ポートへ入力油圧を供
給すると、ロッド移動用油圧シリンダが作動しロッドが
上方に移動する。ロッドの移動完了後つまりロッドがワ
ークに当接した後、油圧供給ポート内油圧が、入力油圧
よりも高圧に加圧されて所定圧まで上昇する。その後、
シーケンス弁が開弁バネのバネ力に抗して開弁し、増圧
器の入力油室へ油圧が供給される。以下、請求項1と同
様に、ロッドを強固にロックすることができ、ロック装
置を大型化することなく高出力化を図ることができ、油
圧供給源の小型化と低圧化を図ることができる。
【0014】ワークの加工完了後などロッドを復帰させ
る際には、油圧供給源の例えばバルブを切換えて油圧供
給ポートから油圧を排出させると、逆止弁が開弁し、増
圧器の入力油室の油圧が油路を介して油圧供給ポートに
排出される。その結果、増圧器が元の状態に復帰し、ス
リーブ体の薄肉筒部が拡径側へ復帰してロッドのロック
状態が解除され、ロッド移動用油圧シリンダのドレン圧
の油を排出しつつロッドを例えば手動により下方に移動
させることができる。
【0015】特に、シーケンス弁を油圧供給ポートから
入力油室に通ずる油路に設け、油圧供給ポート内油圧が
所定圧まで上昇後に閉弁バネのバネ力に抗して開弁する
ように構成したので、ロッド移動用油圧シリンダより増
圧器の作動を遅らせることができるから、ロッドが十分
に移動してからつまりロッドがワークに当接した後にロ
ッドをロックすることができ、油圧式ロック装置の作動
の確実性、信頼性を高めることができる。油圧供給ポー
トから油圧排出時に開弁する逆止弁を設けたので、増圧
器の復帰作動が速くなる。
【0016】請求項3の油圧式ロック装置は、請求項2
の発明において、前記逆止弁の弁体の内部にシーケンス
弁を組み込んだことを特徴とするものである。それ故、
油圧式ロック装置の構造が簡単化し、部品点数を少なく
することができるから、製作費を低減することができる
と共に、ロック装置自体をコンパクト化できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。本実施形態は、ワークサポ
ート装置に本発明を適用した場合の一例である。即ち、
本実施形態の油圧式ロック装置1は、図1に示すように
ワークWの中央部を下側からサポートして切削加工時に
おけるワークWの振動を防止するためのワークサポート
装置である。
【0018】図2〜図5に示すように、油圧式ロック装
置1は、下端側から上方外部へ開放状に形成された略円
筒状のケース部材2、出力部材としてのロッド3、ロッ
ド移動用油圧シリンダ4、金属製のスリーブ体5、外周
側油圧室6、増圧器7、絞り弁8、逆止弁9とを有す
る。ケース部材2について説明すると、図2、図3に示
すように、ケース部材2には、その上部約1/3部分に
平面視矩形状のフランジ部2aが形成され、ロッド3の
ロッド収容孔2bが形成されている。ケース部材2内の
上部約1/2部分には、ロッド収容孔2bよりも大径の
ピストン収容孔2cが形成され、ケース部材2の上端部
にはリング状の蓋部10がピストン収容孔2cに蓋をす
るように取外し可能に螺合されている。ケース部材2の
下端部には底板部材11が取付けられて閉鎖され、有底
筒状構造になっている。
【0019】スリーブ体5について説明すると、図2、
図3に示すように、スリーブ体5には、上部から下部に
向け順次、固定リング上部12、薄肉筒部13、固定リ
ング下部14が形成され、固定リング上部12、薄肉筒
部13、固定リング下部14は一体形成されている。固
定リング上部12がケース部材2の蓋部10に固定さ
れ、固定リング下部14がケース部材2のロッド収容孔
2bに固定されている。特に、薄肉筒部13は径縮小側
へ弾性変形可能に構成され、薄肉筒部13の外周側には
環状の外周側油圧室6が形成され、外周側油圧室6には
油が密封状に充填されている。ピストン収容孔2cに
は、スリーブ体5に外嵌された環状のピストン部材15
が収容されている。
【0020】ロッド3とロッド移動用油圧シリンダ4に
ついて説明すると、図2、図3に示すように、ロッド3
の軸心付近部には、下端部からロッド3の全長の約1/
2長さの円筒穴17が形成され、円筒穴17には円筒状
のシリンダ部材18が内嵌されている。シリンダ部材1
8の下端側には、フランジ部が形成され、シリンダ部材
18にはバネ収容穴18aとシリンダ穴18bとが形成
され、シリンダ部材18の上端には開口部が形成されて
いる。フランジ部は底板部材11とケース部材2の下端
部との間に挟持され固定されている。シリンダ部材18
のシリンダ穴18bには、バネ受けピストン部材19が
所定ストローク摺動自在に設けられ、バネ収容穴18a
には2重の圧縮スプリング20,21が収容されてい
る。
【0021】これらスプリング20,21の下端部はバ
ネ受けピストン部材19で受け止められている。外側の
スプリング20の上端部はシリンダ部材18の上板部で
受け止められ、内側のスプリング21の上端部は、シリ
ンダ部材18の開口部を通りロッド3の中段付近の中間
壁部3aで受け止められている。バネ受けピストン部材
19は、大径部と小径部とからなり、大径部はシリンダ
穴18bに摺動自在に装着され、小径部は、底板部材1
1に形成された油穴に摺動可能に装着され、ロッド移動
用油圧シリンダ4の油圧室22を画成している。尚、符
号23,24はシール部材を示す。
【0022】バネ受けピストン部材19には立向きのボ
ルト25が螺合され、ボルト25とバネ受けピストン部
材19とが一体的に上下動するように構成されている。
ボルト25は、2重のスプリング20,21の内部を貫
通し中間壁部3aを貫通して、その頭部が中間壁部3a
の上側の開口穴3bに上下動可能に挿入されている。
【0023】図2に示すように、ケース部材2の肉壁内
及び底板部材11には、油圧室22に油圧を供給する為
の油路26が、油圧供給ポート27から油圧室22まで
形成されている。ロッド移動用油圧シリンダ4を作動さ
せる際には、油圧供給ポート27から油圧室22に油圧
を供給することで、バネ受けピストン部材19が上方に
移動してスプリング21の付勢力をロッド3の中間壁部
3aに伝達し、ロッド3を上方へ移動させ、ワークWに
当接させることができる。
【0024】増圧器7について説明すると、図2〜図4
に示すように、増圧器7は、環状のピストン部材15と
環状の入力油室16を有し、ピストン部材15は、その
上部約1/2に形成された環状の大径部15aと、下部
1/2に形成された環状の小径部15bとからなり、こ
れら大径部15aと小径部15bとは同一軸心に形成さ
れ、大径部15aがピストン収容孔2cに摺動自在に内
嵌されると共にスリーブ体5に摺動自在に外嵌され、小
径部15bがロッド収容孔2bに摺動自在に内嵌され、
小径部15bが外周側油室6の上端側を閉塞し、小径部
15bが外周側油室6内の油を加圧可能になっている。
【0025】増圧器7の入力油室16は、蓋部10の下
面とピストン収容孔2cとピストン部材15の大径部1
5aの上面とスリーブ体5の外周面とで画成され、ケー
ス部材2内上部には、この入力油室16に外部から入力
油圧を供給する油圧供給ポート27と接続金具28が設
けられている。小径部15bの下面の加圧面積は、大径
部15aの上面の受圧面積の約1/3〜1/5位に小さ
く設定されて、外周側油圧室6の油圧を入力油室16の
油圧の約3倍〜5倍の高圧に増圧するように構成されて
いる。
【0026】絞り弁8について説明すると、図4に示す
ように、油圧供給ポート27から増圧器7の入力油室1
6に通ずる供給油路29が形成され、供給油路29には
絞り弁8が内嵌螺合されている。絞り弁8は、細い絞り
通路8aが軸心方向に貫通状に形成された絞り弁体で構
成され、ロッド移動用油圧シリンダ4が作動しロッド3
が上方に移動して移動完了した後に増圧器8を作動させ
る為のものである。
【0027】逆止弁9について説明すると、図2、図
4、図5に示すように、入力油室16から油圧供給ポー
ト27に通ずる十分に大径の排出油路30には逆止弁9
が設けられ、入力油室16の油圧を排出可能に構成され
ている。即ち、逆止弁9は、排出油路30の油路形成穴
に内嵌された弁ケース32、弁ケース32内に形成され
た弁体収容孔32aに移動可能に収容された弁体34、
排出油路30のうちの段付き部に形成された弁座31、
弁体34を弁座31に付勢する圧縮スプリング33など
から構成されている。
【0028】弁体34は小径部34a、大径部34b、
この大径部34bに連なるテーパ状の弁部34cとから
なり、油圧供給ポート27の油圧が立っているときに
は、弁体収容孔32aの油圧と、圧縮スプリング33の
付勢力で弁部34cが弁座31に当接して閉弁状態を維
持し、油圧供給ポート27から入力油室16への油の流
れを阻止するとともに入力油室16の油圧を排出させな
いように構成されている。加工完了後、油圧供給源の例
えばバルブを切換えて油圧供給ポート27から油圧を排
出させると、スプリング33の付勢力に抗して弁部34
cが弁座31から離隔して逆止弁9は開弁するように構
成されている。符号35はシール部材を示す。
【0029】図3、図4に示すように、ケース部材2の
上部にはフィルター、接続金具36、ポート37、呼吸
孔38、呼吸路39,40,41が設けられ、作動室4
2,43及びロッド3の昇降によりロッド3の下端側の
作動室の呼吸の為に使用される。作動室42は、ピスト
ン部材15の大径部15aの下面とピストン収容孔2c
と小径部15bの外周面とで画成された環状空間であ
る。作動室43は、バネ受けピストン部材19の大径部
の下面とシリンダ部材18と底板部材11の突出部の上
面とバネ受けピストン部材19の小径部とで画成された
環状空間である。尚、シール部材70〜78も設けられ
ている。
【0030】次に、この油圧式ロック装置1の作用につ
いて説明する。この油圧式ロック装置1により機械加工
に供するワークWを下方から支持する際には、油圧式ロ
ック装置1の上方にワークWを供給してクランプ装置で
固定し、油圧供給源から油圧供給ポート27へ入力油圧
を供給すると、ロッド移動用油圧シリンダ4が作動しロ
ッド3が上方に移動する。これに並行して絞り弁8を介
して増圧器7の入力油室16に油圧が徐々に供給され
る。ロッド3がワークWに当接した後に増圧器7が駆動
されて入力油圧よりも高圧の油圧がスリーブ体5の外周
側の外周側油圧室6に発生する。これにより、スリーブ
体5の薄肉筒部13が縮径側へ弾性変形してロッド3を
強固にロックする。入力油圧により増圧器7を駆動し
て、スリーブ体5の外周側油圧室6内の油を加圧するの
で、ロック装置を大型化することなく高出力化を図るこ
とができ、油圧供給源の小型化と低圧化を図ることがで
きる。
【0031】例えば、ピストン部材15の大径部15a
の上面の受圧面積と、小径部15bの下面の加圧面積の
面積比が4:1に設定されているならば、外周側油圧室
6の油を入力油圧の約4倍の油圧まで増圧することがで
きる。ワークWの加工完了後にロッド3を退入位置に復
帰させる際には、油圧供給源のバルブを切換えて油圧供
給ポート27から油圧を排出させると、逆止弁9が開弁
し、増圧器7の入力油室16の油圧が排出油路30を介
して油圧供給ポート27に排出される。その結果、増圧
器7が元の状態に復帰し、スリーブ体5の薄肉筒部13
が拡径側へ復帰してロッド3のロック状態が解除され、
ロッド移動用油圧シリンダ4のドレン圧の油を排出され
て、スプリング20、21の付勢力でロッド3を下方に
移動させることができる。
【0032】特に、絞り弁8を油圧供給ポート27から
入力油室16に通ずる供給油路29に介装したので、ロ
ッド移動用油圧シリンダ4より増圧器7の作動を遅らせ
ることができるから、ロッド3がワークWに当接した後
にロッド3をロックすることができ、油圧式ロック装置
1の作動の確実性、信頼性を高めることができる。油圧
供給ポート27から油圧排出時に開弁する逆止弁9を設
けたので、増圧器7の復帰作動が速くなる。
【0033】次に、本実施形態を部分的に変更した変更
形態に係る油圧式ロック装置1Aについて説明する。但
し、前記実施形態と同一またはほぼ同一の部材には、同
一の符号を付し、説明を適宜省略する。図6〜図8に示
すように、入力油室16から油圧供給ポート27に通ず
る油路51には逆止弁50とシーケンス弁57とが設け
られている。油圧供給ポート27から油圧排出時に入力
油室16から油路51と逆止弁50を介して油圧を排出
可能に構成されている。
【0034】図7、図8に示すように、逆止弁50は、
油路51の油路形成穴に内嵌された弁ケース54、弁ケ
ース54内の弁体収容孔54aに移動可能に収容された
弁体56、油路51のうちの段付き部に形成された弁座
53、弁体56を弁座53に付勢する圧縮スプリング5
5などから構成されている。弁体56は小径部56a、
大径部56b、この大径部56bに連なるテーパ状の弁
部56cとを有する。油圧供給ポート27の油圧が立っ
ているときには、弁体収容孔54aの油圧と、圧縮スプ
リング55の付勢力で弁部56cが弁座53に当接して
閉弁状態を維持し、油圧供給ポート27から入力油室1
6への油の流れを阻止するとともに入力油室16の油圧
を排出させないように構成されている。加工完了後、油
圧供給源の例えばバルブを切換えて油圧供給ポート27
から油圧を排出させると、スプリング55の付勢力に抗
して弁部56cが弁座53から離隔して逆止弁50は開
弁するように構成されている。
【0035】前記絞り弁8の代わりのシーケンス弁57
について説明すると、図6〜図8に示すように、シーケ
ンス弁57は、弁体56、この弁体56内に移動可能に
収容されたボール弁体59、油路58内に形成された弁
座58a、ボール弁体59を弁座58aに付勢する閉弁
バネ60、閉弁バネ60を弁体56内に係止する為の止
輪61などから構成されている。このシーケンス弁57
は、ロッド移動用油圧シリンダ4が作動しロッド3が上
方に移動して移動完了し、油圧供給ポート27内油圧が
所定圧まで上昇した後に閉弁バネ60のバネ力に抗して
開弁するようになっている。その他前記実施形態と略同
様の構成となっている。
【0036】次に、この油圧式ロック装置1Aの作用に
ついて説明する。油圧式ロック装置1Aにより機械加工
に供するワークWを下方から支持する際には、油圧式ロ
ック装置1Aの上方にワークWを供給してクランプ装置
で固定し、油圧供給源から油圧供給ポート27へ入力油
圧を供給すると、ロッド移動用油圧シリンダ4が作動し
ロッド3が上方に移動する。ロッド3がワークWに当接
した後、油圧供給ポート27内油圧が、供給された油圧
まで上昇すると、シーケンス弁57が閉弁バネ60のバ
ネ力に抗して開弁し、増圧器7の入力油室16へ油圧が
供給されて増圧器7が駆動される。以下、前記実施形態
と同様に、ロッド3を強固にロックすることができ、ロ
ック装置1Aを大型化することなく高出力化を図ること
ができ、油圧供給源の小型化と低圧化を図ることができ
る。
【0037】ワークWの加工完了後にロッド3を退入位
置に復帰させる際には、油圧供給源のバルブを切換えて
油圧供給ポート27から油圧を排出させると、逆止弁5
0が開弁し、入力油室16の油圧が油路51を介して油
圧供給ポート27に排出される。その結果、増圧器7が
元の状態に復帰し、スリーブ体5の薄肉筒部13が拡径
側へ復帰してロッド3のロック状態が解除され、ロッド
移動用油圧シリンダ4のドレン圧の油を排出されてロッ
ド3をスプリング20、21の付勢力で下方に移動させ
ることができる。
【0038】特に、シーケンス弁57を油圧供給ポート
27から入力油室16に通ずる油路51に設け、油圧供
給ポート27内油圧が所定圧まで上昇後に閉弁バネ60
のバネ力に抗して開弁するように構成したので、ロッド
移動用油圧シリンダ4より増圧器7の作動を遅らせるこ
とができるから、ロッド3が十分に移動してから、つま
りロッド3がワークWに当接した後にロッド3をロック
することができ、油圧式ロック装置1Aの作動の確実
性、信頼性を高めることができる。
【0039】油圧供給ポート27から油圧排出時に開弁
する逆止弁50を設けたので、増圧器7の復帰作動が速
くなる。逆止弁50の弁体56の内部にシーケンス弁5
7を組み込んだので、油圧式ロック装置1Aの構造が簡
単化し、部品点数を少なくすることができるから、製作
費を低減することができると共に、ロック装置自体をコ
ンパクト化できる。
【0040】次に、本実施形態を部分的に変更した変更
形態について説明する。1)シーケンス弁を、逆止弁5
0の弁体56の内部に必ずしも組み込む必要はなく、逆
止弁50と別体構造にしてもよい。2)スリーブ体5は
金属製好ましくは鋼製のものであるが、金属製のものに
限定されず、例えばFRP製でもよい。本実施形態で
は、ワークサポート装置としての油圧式ロック装置に本
発明を適用したが、各種工作機械や産業機械の油圧式ロ
ック装置に対しても本発明を同様に適用できる。その
他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、前記各実施形態
に種々の変更を付加した形態で実施することも可能であ
る。
【0041】
【発明の効果】 請求項1の発明によれば、入力油圧に
より増圧器を駆動して、スリーブ体の外周側油圧室内の
油を加圧し、スリーブ体の薄肉筒部を縮径側へ弾性変形
させてロッドを強固にロックすることができるので、ロ
ック装置を大型化することなく高出力化を図ることがで
き、油圧供給源の小型化と低圧化を図ることができる。
【0042】特に、絞り弁を油圧供給ポートから入力油
室に通ずる供給油路に介装したので、ロッド移動用油圧
シリンダより増圧器の作動を遅らせることができるか
ら、ロッドが十分に移動してから、つまりロッドがワー
クに当接した後にロッドをロックすることができ、油圧
式ロック装置の作動の確実性、信頼性を高めることがで
きる。油圧供給ポートから油圧排出時に開弁する逆止弁
を設けたので、増圧器の復帰作動が速くなる。それ故、
ワークの切削加工のサイクルタイムを短縮することがで
きる。
【0043】請求項2の発明によれば、この油圧式ロッ
ク装置は、請求項1の発明の絞り弁の代わりにシーケン
ス弁を適用した構成であるので、基本的に請求項1と略
同様の効果を奏する。請求項3の発明によれば、逆止弁
の弁体の内部にシーケンス弁を組み込んだので、油圧式
ロック装置の構造が簡単化し、部品点数を少なくするこ
とができるから、製作費を低減することができると共
に、ロック装置自体をコンパクト化できる。その他請求
項2と同様の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る油圧式ロック装置をワ
ークサポートとして適用した場合の使用例を示す要部切
り欠き正面図である。
【図2】油圧式ロック装置の縦断面図である。
【図3】油圧式ロック装置の縦断面図である。
【図4】ケース部材における呼吸路と油路の配置を示す
横断面図である。
【図5】逆止弁の部分拡大横断面図である。
【図6】変更形態に係る油圧式ロック装置の縦断面図で
ある。
【図7】変更形態に係る図4相当図である。
【図8】逆止弁とシーケンス弁の部分拡大横断面図であ
る。
【符号の説明】
1,1A 油圧式ロック装置 2 ケース部材 3 ロッド 4 ロッド移動用油圧シリンダ 5 スリーブ体 6 外周側油圧室 7 増圧器 8 絞り弁 9,50 逆止弁 27 油圧供給ポート 29 供給油路 30 排出油路 51,58 油路 56 弁体 57 シーケンス弁 60 閉弁バネ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力部材としてのロッドと、このロッド
    に外嵌され且つ縮径側へ弾性変形可能な薄肉筒部を備え
    たスリーブ体と、このスリーブ体を支持するケース部材
    と、このスリーブ体の外周側に形成された外周側油圧室
    とを備えた油圧式ロック装置において、 前記ロッドを軸心方向へ移動させるロッド移動用油圧シ
    リンダを設け、前記ケース部材内に外周側油圧室内の油
    を加圧する環状の増圧器を設け、 前記ケース部材にロッド移動用油圧シリンダと増圧器の
    入力油室に油圧を供給する油圧供給ポートを設け、 前記油圧供給ポートから入力油室に通ずる供給油路に絞
    り弁を介装するとともに、入力油室から油圧供給ポート
    に通ずる排出油路に入力油室の油圧を排出可能な逆止弁
    であって油圧供給ポートから油圧排出時に開弁する逆止
    弁を設けたことを特徴とする油圧式ロック装置。
  2. 【請求項2】 出力部材としてのロッドと、このロッド
    に外嵌され且つ縮径側へ弾性変形可能な薄肉筒部を備え
    たスリーブ体と、このスリーブ体を支持するケース部材
    と、このスリーブ体の外周側に形成された外周側油圧室
    とを備えた油圧式ロック装置において、 前記ロッドを軸心方向へ移動させるロッド移動用油圧シ
    リンダを設け、前記ケース部材内に外周側油圧室内の油
    を加圧する環状の増圧器を設け、 前記ケース部材にロッド移動用油圧シリンダと増圧器の
    入力油室に油圧を供給油圧供給ポートを設け、 前記油圧供給ポートから入力油室に通ずる油路に、油圧
    供給ポート内油圧が所定圧まで上昇後に閉弁バネのバネ
    力に抗して開弁するシーケンス弁を設け、 前記入力油室から油圧供給ポートに通ずる油路に入力油
    室の油圧を排出可能な逆止弁であって油圧供給ポートか
    ら油圧排出時に開弁する逆止弁を設けたことを特徴とす
    る油圧式ロック装置。
  3. 【請求項3】 前記逆止弁の弁体の内部にシーケンス弁
    を組み込んだことを特徴とする請求項2に記載の油圧式
    ロック装置。
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