JPH0647710U - 出力部材ロック機構付き流体圧シリンダ装置 - Google Patents

出力部材ロック機構付き流体圧シリンダ装置

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JPH0647710U
JPH0647710U JP9012692U JP9012692U JPH0647710U JP H0647710 U JPH0647710 U JP H0647710U JP 9012692 U JP9012692 U JP 9012692U JP 9012692 U JP9012692 U JP 9012692U JP H0647710 U JPH0647710 U JP H0647710U
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孝幸 川上
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相生精機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 出力部材の出力端の位置を容易に変更可能に
する。 【構成】 シリンダ本体15とそれに摺動自在に内嵌さ
れたピストン部材13とを備えた油圧シリンダ12と、
シリンダ本体15を挿通するように設けられピストン部
材13にその軸方向に移動自在に挿通された出力ロッド
11と、ピストン部材13と出力ロッド11間において
出力ロッド11に外嵌されるとともにピストン部材13
にその軸方向に相対移動不能に装着された弾性変形可能
なスリーブ26を有し、ピストン部材13のうちのスリ
ーブ26の外周側に作動室28を形成し、その作動室2
8に供給された油圧によりスリーブ26を弾性変形させ
スリーブ26の内周面を出力ロッド11の外周面に圧接
させてピストン部材13に出力ロッド11を相対移動し
ないようにロックするロック機構14とを備え、出力ロ
ッド11の下端部でワークをクランプするように構成し
た。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、出力部材を任意の位置にロック可能なロック機構付き流体圧シリン ダ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、流体圧シリンダとして、略円筒状のシリンダ本体と、シリンダ本体の 両端部に固定された蓋部材と、シリンダ本体に摺動自在に内嵌されたピストン部 材と、一端部がピストン部材に固定され他端部が一方の蓋部材を貫通してシリン ダ本体外へ延びるピストンロッドとを備えたものが広く採用されている。 一方、切削加工時などにおけるワークのビビリやワークの撓みを防止するため のワークサポート100として、図9に示すように、ハウジング101と、ハウ ジング101内に上下方向に移動自在に装着されたサポートロッド102と、サ ポートロッド102を上方へ付勢するバネ部材103と、ハウジング101とサ ポートロッド102間においてサポートロッド102に外嵌されるとともにハウ ジング101にその軸方向に相対移動不能に装着された弾性変形可能なスリーブ 104とハウジング101のうちのスリーブ104の外周側に形成された作動室 105とを有し、作動室105に供給された流体圧によりスリーブ104を弾性 変形させスリーブ104の内周面をサポートロッド102の外周面に圧接させて ハウジング101にサポートロッド102を相対移動しないようにロックするロ ック機構106とを備え、サポートロッド102の上端部にワーク107を圧接 させた状態でサポートロッド102をロック出来るように構成したものが知られ ている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記流体圧シリンダにおいては、ピストン部材とピストンロッドとの位置関係 が固定的に設定されている関係上、ピストンロッドの出力端の位置を全体的に軸 方向へ移動させる場合には、流体圧シリンダの取付け位置を変更するか、或いは 流体圧シリンダ全体を軸方向に移動駆動する為の駆動機構などを設ける必要があ る。 このため、前記流体圧シリンダを、例えばクランプ装置に適用し、そのピスト ンロッドの先端部でサイズの異なるワークをクランプするように構成した場合に は、同一サイズのワークをクランプするのに必要なピストンロッドの要求ストロ ーク量は比較的小さいが、異なるサイズのワークをクランプする場合には、ピス トンロッドの出力端の位置を大幅に変更する必要があるので、大型の流体圧シリ ンダを採用したり、前記のように駆動機構を採用したりする必要があり、クラン プ装置全体が大型化したりその製作コストが高くなるという問題がある。 本考案の目的は、出力部材の出力端の位置を容易に変更可能な出力部材ロック 機構付き流体圧シリンダ装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る出力部材ロック機構付き流体圧シリンダ装置は、シリンダ本体 とそれに摺動自在に内嵌されたピストン部材とを備えた流体圧シリンダと、前記 ピストン部材にその軸方向に移動自在に挿通された出力部材と、前記ピストン部 材と出力部材間において出力部材に外嵌されるとともにピストン部材にその軸方 向に相対移動不能に装着された弾性変形可能なスリーブを有し、前記ピストン部 材のうちのスリーブの外周側に作動室を形成し、その作動室に供給された流体圧 によりスリーブを弾性変形させスリーブの内周面を出力部材の外周面に圧接させ てピストン部材に出力部材を相対移動しないようにロックするロック機構とを備 えたものである。 ここで、請求項2のように、シリンダ本体を挿通するように出力部材を設けて もよいし、請求項3のように、出力部材をクランプ装置のクランプ部材として活 用し、出力部材の一端部でワークを押圧固定するように構成してもよい。
【0005】
【作用】
請求項1に係る出力部材ロック機構付き流体圧シリンダ装置においては、出力 部材が流体圧シリンダのピストン部材にその軸方向に移動自在に挿通され、出力 部材をピストン部材に対して任意の位置へ相対移動させた状態で、ロック機構を 介して出力部材をピストン部材に相対移動しないようにロックすることが出来る ので、流体圧シリンダの出力部材の出力端の位置を容易に変更することが出来る 。しかも、ロック機構は、作動室に供給された流体圧によりスリーブを弾性変形 させスリーブの内周面を出力部材の外周面に圧接させてピストン部材に出力部材 を相対移動しないようにロックするように構成されているので、出力部材として 簡単な構成のロッド状やパイプ状の部材を採用することが出来る。 ここで、請求項2のように、シリンダ本体を挿通するように出力部材を設けた 場合には、出力部材の出力端の位置を大幅に変更出来、請求項3のように、出力 部材をクランプ装置のクランプ部材として活用し、出力部材の一端部でワークを 押圧固定するように構成した場合には、クランプ装置を大型化することなくサイ ズの異なる各種ワークをクランプすることが出来る。
【0006】
【考案の効果】
前記作用の欄で詳細に説明したように、次のような効果が得られる。 請求項1に係る出力部材ロック機構付き流体圧シリンダ装置によれば、流体圧 シリンダのピストン部材に挿通された出力部材を、ピストン部材に対して任意の 位置でロック可能な簡単な構成のロック機構を設けてあるので、出力部材の出力 端の位置を容易に変更することが出来る。しかも、出力部材として簡単な構成の ロッド状やパイプ状の部材を採用することが出来る。 ここで、請求項2のように、シリンダ本体を挿通するように出力部材を設けた 場合には、出力部材の出力端の位置を大幅に変更出来、請求項3のように、出力 部材をクランプ装置のクランプ部材として活用し、出力部材の一端部でワークを 押圧固定するように構成した場合には、クランプ装置を大型化することなくサイ ズの異なる各種ワークをクランプすることが出来る。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 本実施例は、横型マシニングセンタの為のワークパレットのワーククランプ用 の流体圧シリンダ装置に本考案を適用した場合のものである。 図1・図2に示すように、ワークパレット1のベースプレート2上には支持柱 3が立設され、支持柱3の上端部には略十字状の支持フレーム4がベースプレー ト2と平行に設けられ、支持フレーム4の4つのアーム部4aにはワーククラン プ用の流体圧シリンダ装置10が設けられ、4つの流体圧シリンダ装置10に対 応するベースプレート2の部分には支持ブロック5が突出状に設けられ、ワーク Wは流体圧シリンダ装置10の出力ロッド11(これが出力部材に相当する)と 支持ブロック5間に位置決め固定される。 前記流体圧シリンダ装置10は、油圧シリンダ12(これが流体圧シリンダに 相当する)と、油圧シリンダ12のピストン部材13に上下方向に移動自在に挿 通された略円筒状の出力ロッド11と、出力ロッド11をピストン部材13に対 して相対移動不能にロックするロック機構14とを備えている。
【0008】 前記油圧シリンダ12に関して、図2・図3に示すように、アーム部4aには 略円筒状のシリンダ本体15が上下方向向きに装着され、シリンダ本体15内に はピストン部材13が上下方向に移動自在に装着され、シリンダ本体15の中段 部よりもやや下側部分にはシリンダ孔16が形成され、シリンダ孔16にはピス トン部材13のピストン部13aが油密摺動自在に装着され、ピストン部材13 の上部には上部ロッド部13bが一体的に形成され、上部ロッド部13bはシリ ンダ本体15の上部に油密摺動自在に装着され、上部ロッド部13bの上端部に はバネ受部材17が固定され、バネ受部材17とシリンダ本体15の上端部間に は周方向所定間隔おきにバネ部材18が装着され、ピストン部材13はバネ部材 18を介して上方へ付勢され、ピストン部材13の下部には下部ロッド部13c が一体的に形成され、下部ロッド部13cはシリンダ本体15の下端部に固定さ れた蓋部材19に油密摺動自在に挿通され、ピストン部13aの上側には作動油 室20が形成され、アーム部4a及びシリンダ本体15には作動油室20に連通 する油圧供給通路21が形成されている。
【0009】 前記ピストン部材13の下端部には蓋部材22が固定され、出力ロッド11は ピストン部材13及び蓋部材22に上下方向に移動自在に装着され、出力ロッド 11の上端部には上方よりバネ受部材17に当接して出力ロッド11の下限位置 を規制する鍔部11aが形成され、出力ロッド11の下端部にはワークWを位置 決めする為の位置決めピン23が下方へ向けて突出状に設けられている。尚、支 持ブロック5の上端部には位置決めピン24が位置決めピン23と対向状に上方 へ向けて突出状に形成され、両位置決めピン23・24でもってワークWが位置 決めされる。
【0010】 前記ロック機構14について説明すると、図3に示すように、ピストン部材1 3の中段部及び下段部の内周面はピストン部材13の上段部よりも大径に形成さ れて出力ロッド11との間に略円筒状の収容空間25が形成され、収容空間25 内には上下1対の厚肉の固定リング部26aと両固定リング部26aの内周側部 分を連結する薄肉の弾性筒部26bとからなる金属製のスリーブ26が装着され 、弾性筒部26bはその径方向に弾性変形可能に構成され、スリーブ26の上下 両端部はシール27を介してピストン部材13に油密状に装着され、弾性筒部2 6bとピストン部材13間には作動室28が形成され、アーム部4aとシリンダ 本体15とピストン部材13には作動室28に連結する油圧通路29が形成され 、油圧通路29を介して作動室28に油圧が供給されると弾性筒部26bが内方 側へ弾性変形して弾性筒部26bの内周面が出力ロッド11の外周面に圧接され 、出力ロッド11がピストン部材13に対して相対的に上下方向に移動不能にロ ックされる。尚、前記スリーブ26にFRP製のスリーブも適用可能である。
【0011】 次に、前記ワークパレット1の作用について説明する。 ワークパレット1の4つの流体圧シリンダ装置10の出力ロッド11とベース プレート2の支持ブロック5間にワークWをクランプする場合には、ロック機構 14をロック解除した状態で、手作業で出力ロッド11を上方へ移動させて支持 ブロック5上にワークWをセットし、出力ロッド11を下方へ移動させて出力ロ ッド11の下端部をワークWの上面に当接させ、この状態でロック機構14の作 動室28内に油圧を供給し、弾性筒部26bを半径方向内方側へ弾性変形させて 出力ロッド11をピストン部材13に相対移動不能にロックする。次に、油圧シ リンダ12の作動油室20に油圧を供給し、ピストン部材13とともに出力ロッ ド11を下方へ移動させ、出力ロッド11の下端部と支持ブロック5の上端部間 でワークWをクランプする。
【0012】 前記流体圧シリンダ装置10では、ピストン部材13に対して上下方向に移動 自在に挿通された出力ロッド11を、ロック機構14により任意の位置でピスト ン部材13に相対移動不能にロックすることが出来るので、このロック状態で油 圧シリンダ12を駆動してピストン部材13とともに出力ロッド11を下方へ駆 動し、図1に仮想線で示すように、サイズの異なる大きなワークWでも容易にク ランプすることが出来、油圧シリンダ12を大型化することなく各種サイズのワ ークWをクランプすることが出来る。 前記ロック機構14は、作動室28に供給された油圧によりスリーブ26の弾 性筒部26bを弾性変形させ弾性筒部26bの内周面を出力ロッド11の外周面 に圧接させてピストン部材13に出力ロッド11を相対移動しないようにロック するように構成されているので、出力ロッド11として簡単な構成のパイプ状の 部材を採用することが出来る。
【0013】 次に、前記流体圧シリンダ装置10をワークサポート装置として適用した場合 の変形例について説明する。 この流体圧シリンダ装置10Aは、図4に示すように、ワークWAの中央部を 下側からサポートしたり、図5に示すように、ワークWの上端部を左右両側から サポートして切削加工時におけるワークWBの振動を防止するためのワークサポ ート装置である。但し、基本構成は、前記流体圧シリンダ装置10を倒立状にし たものと同じなので同一部材には同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
【0014】 図6・図7に示すように、流体圧シリンダ装置10Aにおいて、油圧シリンダ 12Aの略円筒状のシリンダ本体15Aの下端部が底板部材40で閉鎖され、シ リンダ本体15Aの上半部内にはピストン部材13が装着され、ピストン部材1 3内には出力ロッド11Aが上下方向に移動自在に装着され、ピストン部材13 と出力ロッド11A間にはロック機構14が設けられ、底板部材40の中央部に は出力ロッド11A内に延びる規制ロッド41が立設され、規制ロッド41の上 端部には出力ロッド11Aの下端部の係合部11bに係合可能な規制部材42が 固定され、出力ロッド11Aの中段部には調節ネジ43が螺合され、調節ネジ4 3と規制部材42間には出力ロッド11Aを上方へ付勢するバネ部材44が設け られている。
【0015】 前記流体圧シリンダ装置10Aでは、図7に示すように、ワークWA・WBの 端面を出力ロッド11Aの先端部に圧接させて、出力ロッド11Aをバネ部材4 4の付勢力に抗して退入させた状態で、ロック機構14の作動室28に油圧を供 給して出力ロッド11Aをピストン部材13に相対移動不能にロックし、このロ ック状態を保持しつつ作動油室20に油圧を供給して出力ロッド11Aをピスト ン部材13とともに上方へ駆動させ、出力ロッド11Aの先端部を更に強力にワ ークWA・WBに圧接させて、切削加工時におけるワークWA・WBのビビリや ワークWA・WBの撓みを防止出来る。
【0016】 次に、前記流体圧シリンダ装置10の別実施例について説明する。 この流体圧シリンダ装置10Bについて説明すると、図8に示すように、油圧 シリンダ12Bの略円筒状のシリンダ本体50が設けられ、シリンダ本体50の 左右両端部には蓋部材51・52が設けられ、シリンダ本体50内にはピストン 部材53が左右方向に摺動自在に装着され、左右の蓋部材51・52及びピスト ン部材53を挿通する出力ロッド11Bが油密摺動自在に設けられ、ピストン部 材53と左側の蓋部材51間には作動油室54が形成され、ピストン部材53と 右側の蓋部材52間にはピストン部材53を左方へ付勢する圧縮コイルバネ55 が装着され、作動油室54に油圧が供給されるとピストン部材53がシリンダ本 体50に対して右方へ駆動される。
【0017】 前記ピストン部材53と出力ロッド11B間には出力ロッド11Bをピストン 部材53に対して相対移動不能にロック可能な第1ロック機構14Aが設けられ 、出力ロッド11Bと右側の蓋部材52間には出力ロッド11Bを蓋部材52に 対して相対移動不能にロック可能な第2ロック機構14Bが設けられ、第1ロッ ク機構14Aの作動室28へは油圧供給通路56及び右側の蓋部材52を挿通す る油圧供給パイプ57を介して油圧が供給され、第2ロック機構14Bの作動室 28へは油圧供給通路58を介して油圧が供給される。尚、前記両ロック機構1 4A・14Bは前記実施例のロック機構14と同様の構成のものなので同一部材 には同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
【0018】 前記流体圧シリンダ装置10Bでは、第1ロック機構14Aをロックさせると ともに第2ロック機構14Bをロック解除し、この状態で作動油室54に油圧を 供給することで、出力ロッド11Bを1ストローク分右方へ移動させることが出 来、第1ロック機構14Aをロック解除させるとともに第2ロック機構14Bを ロックさせ、圧縮コイルバネ55の付勢力でピストン部材53を左方へ復帰させ 、前記操作を繰り返して出力ロッド11Bを1ストローク分ずつ順々に右方へ移 動させることが出来る。また、前記とは反対に、第2ロック機構14Bをロック させるとともに第1ロック機構14Aをロック解除し、この状態で作動油室54 に油圧を供給することで、出力ロッド11Bに対してピストン部材53を相対的 に右方へ移動させ、第2ロック機構14Bをロック解除させるとともに第2ロッ ク機構14Aをロックさせ、圧縮コイルバネ55の付勢力でピストン部材53を 左方へ復帰させることで、ピストン部材53とともに出力ロッド11Bを1スト ローク分左方へ移動させ、前記操作を繰り返して出力ロッド11Bを1ストロー ク分ずつ順々に左方へ移動させることが出来る。
【0019】 尚、前記出力ロッド11Bを固定的に設けた場合には、シリンダ本体50側を 1ストローク分ずつ順々に左方又は右方へ移動させることが出来る。尚、前記実 施例の流体圧シリンダ装置10においても、出力ロッド11をシリンダ本体15 に相対移動不能にロック可能なロック機構を設けることで、出力ロッド11を任 意の位置へ昇降駆動することが出来る。 尚、前記ロック機構14・14A・14Bは加圧エアで駆動させてもよいし、 前記油圧シリンダ12・12A・12Bに代えてエアシリンダを用いてもよい。 また、前記油圧シリンダ12・12A・12Bとして複動油圧シリンダを用いて もよい。 尚、本実施例では、ワークパレット1のワーククランプ用の流体圧シリンダ装 置10及び流体圧シリンダ装置としての流体圧シリンダ装置10Aに本考案を適 用したが、各種工作機械や産業機械の流体圧シリンダ装置に対しても本考案を同 様に適用出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るワークパレットの平面図である。
【図2】図1のワークパレットの正面図である。
【図3】図1の3−3線断面図である。
【図4】変形例の流体圧シリンダ装置の使用例を示す要
部切り欠き正面図である。
【図5】同変形例の流体圧シリンダ装置の使用例を示す
縦断面図である。
【図6】同変形例の流体圧シリンダ装置の縦断面であ
る。
【図7】図6の流体圧シリンダ装置の作動説明図であ
る。
【図8】流体圧シリンダ装置の別実施例に係る縦断面図
である。
【図9】従来の技術に係るワークサポートの縦断面図で
ある。
【符号の説明】
W・WA・WB ワーク 10,10A,10B 流体圧シリンダ装置 11,11A,11B 出力ロッド 12,12A,12B 油圧シリンダ 13,53 ピストン部材 14,14A,14B ロック機構 15,15A,50 シリンダ本体 26 スリーブ 28 作動室

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダ本体とそれに摺動自在に内嵌さ
    れたピストン部材とを備えた流体圧シリンダと、 前記ピストン部材にその軸方向に移動自在に挿通された
    出力部材と、 前記ピストン部材と出力部材間において出力部材に外嵌
    されるとともにピストン部材にその軸方向に相対移動不
    能に装着された弾性変形可能なスリーブを有し、前記ピ
    ストン部材のうちのスリーブの外周側に作動室を形成
    し、その作動室に供給された流体圧によりスリーブを弾
    性変形させスリーブの内周面を出力部材の外周面に圧接
    させてピストン部材に出力部材を相対移動しないように
    ロックするロック機構と、 を備えたことを特徴とする出力部材ロック機構付き流体
    圧シリンダ装置。
  2. 【請求項2】 前記出力部材がシリンダ本体を挿通する
    ように設けられたことを特徴とする請求項1に記載の出
    力部材ロック機構付き流体圧シリンダ装置。
  3. 【請求項3】 前記出力部材をクランプ装置のクランプ
    部材として活用し、前記出力部材の一端部でワークを押
    圧固定するように構成したことを特徴とする請求項1に
    記載の出力部材ロック機構付き流体圧シリンダ装置。
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