JP3261490B2 - ワーク用クランプ装置 - Google Patents

ワーク用クランプ装置

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JP3261490B2 JP04350594A JP4350594A JP3261490B2 JP 3261490 B2 JP3261490 B2 JP 3261490B2 JP 04350594 A JP04350594 A JP 04350594A JP 4350594 A JP4350594 A JP 4350594A JP 3261490 B2 JP3261490 B2 JP 3261490B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数のワークを上下
方向に間隔をあけた状態でクランプする装置に関し、よ
り具体的にいえば、横形マシニングセンタによって加工
されるワークをクランプするのに好適な装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のクランプ装置には、従来では、
特公平2−29454号公報(以下、第1従来技術という)や特
公平2−17299号公報(以下、第2従来技術という)に記載
されたものがある。
【0003】上記の第1従来技術は、図8の正面図と図
9の模式図に示すように、次のように構成されている。
基台101にセンターブロック104とシリンダブロック105
とを交互に積み重ね、これらの積層体をタイロッド(図
示せず)によって一体に連結する。上記の各シリンダブ
ロック105の中央部分から複数のアーム115を水平向きに
突設し、各アーム115のシリンダ孔129にクランプ用ピス
トン130を挿入する。上下のアーム115・115に間に挿入さ
れたワークWは、上側のピストン130によって下側のア
ーム115の上面に押圧固定される。符号124はクランプ具
である。上記ピストン130の上側に設けた作動室に対し
ては、切換弁155によって圧油が供給または排出され
る。
【0004】なお、前記の第2従来技術(特公平2−1729
9号公報)は、基台から上向きに突設した支柱の側面にア
ームを固定した点で上記の第1従来技術と異なるが、基
台に上下方向へ間隔をあけて複数のアームを支持し、ワ
ークを下向きに押圧するクランプ用ピストンを上記の各
アームに設けた点で共通する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術では次
の問題がある。図9の模式図に示すように、ワークの加
工ロット等の関係によって下段のアーム115の上面にワ
ークWを載置しない場合には、中段のアーム115が、上
段のクランプ用ピストン130のクランプ力Cによって微
小ではあるが下向きに撓む。このため、その中段のアーム
115の上面に設けた加工基準面Sがズレ動いて、ワーク
Wの加工精度が低下する。これを防止するためには、上
記の下段のアーム115と中段のアーム115との間にダミー
ブロック等を挿入しておけばよいが、その挿入を忘れた
場合には、上記と同様に、上側のワークWの加工精度が
低下してしまう。
【0006】また、一般には、クランプ用ピストン130
のストローク不足を補うため、上記の各アーム115の上
面にはアダプタープレート(又はレベリングプレート)を
着脱自在に固定することが要求される(前記の第2従来
技術である特公平2−17299号公報を参照)。このため、
上記アーム115の上部には、そのアダプタープレートの
位置決め用のキー溝や固定用のネジ穴等を形成する必要
がある。しかし、これらのキー溝やネジ穴等が前記シリ
ンダ孔129などのシリンダ構成要素と干渉しやすいの
で、上記アーム115の加工に手間がかかる。
【0007】本発明の目的は、ワークの加工精度の低下
を防止することにある。本発明の別の目的は、アームの
加工を容易にすることにある。本発明のさらに別の目的
は、クランプ装置を小形・軽量に造ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、例えば図1から図5に示すように、ク
ランプ装置を次のように構成したものである。
【0009】(請求項1の発明)基台1に複数のアーム1
5・18を上下方向へ間隔をあけた状態で支持し、上記
の各アーム15・18に、ワークWを下向きに押圧する
クランプ用ピストン30・46を設けた、ワーク用クラ
ンプ装置において、上記の複数のアーム15・18のう
ちの下側に位置するアーム15に上側から対面すると共
に上記ワークWを下側から受け止める基準プレート6
を、上記の基台1に支持し、その基準プレート6を上向
きに押圧するバックアップ用ピストン31を、上記の下
側に位置するアーム15に設けたものである。
【0010】なお、この構成においては、上記の基台1
と下側のアーム15と基準プレート6と上側のアーム1
8とを下から順に積層してタイロッド等の締結具によっ
て一体に固定する場合と、上記の基台から上向きに突設
した支柱の側面にアームと基準プレートとを固定する場
合とが考えられる。また、アンクランプ状態において
は、上記の基準プレート6の下面と上記アーム15の上
面とを隙間無しに接当させておくことが異物の侵入を防
止するうえで好ましいが、これら両者6・15の間に予
め微小隙間をあけておいても差し支えない。
【0011】(請求項2の発明)上記の請求項1の構成に
おいて、前記クランプ用ピストン30と前記バックアッ
プ用ピストン31とをほぼ同径に形成するとともに前記
アーム15の下部と上部とに直列状に設けたものであ
る。
【0012】(請求項3の発明)上記の請求項2の構成に
おいて、前記クランプ用ピストン30と前記バックアッ
プ用ピストン31とを上下に接当可能に構成したもので
ある。
【0013】
【作用】本発明は、例えば図1と図5に示すように、次
のように作用する。図示のようにワークWが下段側に載
置されてない場合において、クランプ装置をクランプ駆
動すると、クランプ用ピストン30・46が下向きに駆
動されるとともバックアップ用ピストン31が上向きに
駆動される。すると、上記の基準プレート6は、上記バ
ックアップ用ピストン31のバックアップ力Bと上側の
クランプ用ピストン46のクランプ力Cとの上下方向の
力の釣り合いによって撓むことが防止され、初期の姿勢
に保たれる。このため、ワークWの加工精度の低下を防
止できる。
【0014】上記のクランプ用ピストン30のストロー
ク不足を補う等のためにワークWの下側にアダプタープ
レート26を設ける場合には、そのアダプタープレート
26は、キー61やボルト63等によって上記の基準プ
レート6に着脱自在に固定される。従って、アーム15
には、これらキー61用の溝59やボルト63用のネジ
穴64等を形成する必要がない。
【0015】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成され作用す
ることから次の効果を奏する。 (請求項1の発明)下段のワークが挿入されてない場合で
あっても、バックアップ用ピストンのバックアップ力と
上側のクランプ用ピストンのクランプ力との力の釣り合
いによって基準プレートが撓むことを防止できるので、
ワークの加工精度の低下を防止できる。
【0016】ワークの載置高さを調節するアダプタープ
レートを設ける場合において、そのアダプタープレート
は、上記の基準プレートの上面に固定すればよく、アー
ムに固定する必要がない。このため、上記アームは、ア
ダプタープレートの着脱固定用のキー溝やネジ穴等の着
脱手段を加工する必要がなくなる。従って、その着脱手
段がシリンダ孔等のシリンダ構成要素と干渉することが
無くなって、上記アームの加工が容易になる。
【0017】さらに、上記の基準プレートは、アームと
は別体に造られることから、そのアームとは無関係に材
質を選択できるうえ熱処理等の硬化処理も可能となる。
このため、基準プレートの上面に形成した加工基準面の
寿命が長くなる。ちなみに、前記の従来技術(図8と図
9参照)では、アーム115は、熱処理等の硬化処理した後
ではシリンダ孔129や圧油給排路等の加工が非常に困難
になるので、その硬化処理を施せないのが現実である。
このため、そのアーム115の上面の加工基準面Sの寿命
が短い。
【0018】(請求項2の発明)前記クランプ用ピストン
と前記バックアップ用ピストンとをほぼ同径に形成する
とともに前記アームの下部と上部とに直列状に設けたの
で、上記の2種類のピストンの干渉を防止することとク
ランプ用ピストンの水平方向の設置ピッチを小さくする
こととを両立できる。このため、アームの水平方向の突
出寸法を小さくしてクランプ装置を小形・軽量に造れ
る。
【0019】(請求項3の発明)上記クランプ用ピストン
とバックアップ用ピストンとを上下方向に接当可能に構
成することにより、これら2のピストンの隔壁を省略で
きるので、その分だけアームの高さ寸法を小さくでき
る。これにより、クランプ装置をさらに小形・軽量に造
れる。そのうえ、上記2つのピストンを1つのシリンダ
孔に収容できるので、流体圧シリンダの加工も容易にな
る。
【0020】
【実施例】図1から図5は、本発明のクランプ装置の一
実施例を示している。図1はクランプ状態の要部拡大図
である。図2は上記クランプ装置の正面図、図3は平面
図である。図4は、上記クランプ装置のアンクランプ状
態の要部縦断面図である。図5は、前記の図1に示すク
ランプ状態の模式図である。
【0021】まず、上記の図2と図3とによって2段形
クランプ装置の構成を説明する。このクランプ装置は、
1段について4つのワークWを上下2段に固定可能にし
たものであって、そのワーク固定状態で横形マシニング
センタの加工部所へ供給される。上記クランプ装置の基
台1は、平面視で正方形状のベースプレート2と、その
ベースプレート2の上面に載置した下ブロック3とによ
って構成される。上記の基台1の上面に、下側のセンタ
ーブロック4と下側のシリンダブロック5と基準プレー
ト6と上側のセンターブロック7と上側のシリンダブロ
ック8とが、キー又はピン(いずれも図示せず)によって
相互に位置決めした状態で下から順に載置される。これ
らの基台1とセンターブロック4・7とシリンダブロッ
ク5・8と基準プレート6とからなる積層体が、4本の
タイロッド9及びナット10によって一体に連結され
る。符号11はメネジ孔である。
【0022】上記の上側のシリンダブロック8は、平面
視で+字状に形成されており、平面視で正方形状の中央
部分17と、その中央部分17の短辺部から横向きに突
設した4つのアーム18とを備える。下側のシリンダブ
ロック5も、ほぼ同様に構成されており、平面視で八角
形状の中央部分14と、その中央部分14の短辺部から
横向きに突設した4つのアーム15とを備える。前記の
下ブロック3および基準プレート6も、平面視でほぼ+
字状に形成されており、それぞれ、4つの突出部分3a
・6aを備える。また、前記センターブロック4・7
は、同上シリンダブロック5・8の中央部分14・17と
平面視でほぼ同じ形状に構成されている。
【0023】上記の下側のアーム15に2つの油圧シリ
ンダ20が設けられるとともに、上側のアーム18に2
つの別の油圧シリンダ21が設けられる。これら上下の
油圧シリンダ20・21がほぼ同軸上に配置される。上
記の下側の油圧シリンダ20のクランプ具23によって
下側のワークWが下ブロック3に押圧固定され、上記の
上側の油圧シリンダ21のクランプ具24によって上側
のワークWが基準プレート6に押圧固定される。上記の
下ブロック3の上面と上記の基準プレート6の上面に
は、それぞれ、4枚の高さ調節用のアダプタープレート
26が固定されている。
【0024】上記の各油圧シリンダ20・21の具体的
な構成を図1と図4によって説明する。その下側の油圧
シリンダ20は次のように構成される。下側のシリンダ
ブロック5にシリンダバレル28が油密状にネジ止め固
定される。そのシリンダバレル28のシリンダ孔29に
クランプ用ピストン30が油密状に挿入されるととも
に、そのクランプ用ピストン30の上側にバックアップ
用ピストン31が油密状に挿入される。これら2つのピ
ストン30・31は同径に形成されており、上下に接当
可能とされる。上記の両ピストン30・31の間に作動
室32が形成される。符号33はバネ室で、符号34は
復帰バネである。
【0025】上記クランプ用ピストン30から下向きに
突設したピストンロッド36の下部に前記クランプ具2
3が球継手37を介して揺動自在に支持される。符号3
8は止め輪、符号39は姿勢保持用バネ、符号40は呼
吸孔である。上記の呼吸孔40に螺合した溝付きオネジ
41によって、上記の姿勢保持用バネ39の上側移動が
阻止されるとともに、塵埃等の異物が前記クランプ具2
3の外側空間から前記シリンダ孔29内へ侵入すること
が阻止される。
【0026】前記の上側の油圧シリンダ21は次のよう
に構成される。上側のシリンダブロック8にシリンダバ
レル44がネジ止め固定され、そのシリンダバレル44
のシリンダ孔45にクランプ用ピストン46が挿入され
る。符号47は作動室、符号48はバネ室、符号49は
復帰バネで、符号50はピストンロッドである。そのピ
ストンロッド50の下部に前記クランプ具24が揺動自
在に支持される。上記クランプ用ピストン46は、前記
の下側のクランプ用ピストン30と同径に形成されてい
る。
【0027】上記の各作動室32・47が水平油路51
・52と垂直油路53とを順に経て圧油給排口54に連
通される。その圧油給排口54に、圧油給排用の切換弁
55(図2参照)が固定される。上記の垂直油路53の3
つの接続部分にはそれぞれOリング56が嵌着されてい
る。
【0028】前記アダプタープレート26は次のように
前記の基準プレート6に固定されている。上記の基準プ
レート6の上面に形成したキー溝59と上記アダプター
プレート26の下面に形成したキー溝60とに位置決め
用キー61が挿入される。符号62は位置決め用ピンで
ある。上記アダプタープレート26は、上記キー61と
ピン62とによって位置決めされた後、複数のボルト6
3によって上記基準プレート6のネジ穴64に固定され
る。そのアダプタープレート26の上面の所定位置に前
記ワークWが載置される。なお、そのワークWを位置決
めする手段は図示を省略してある。
【0029】上記クランプ装置は、同上の図1と図5の
模式図に示すように、次のように作動する。ワークW
は、上側のアダプタープレート26には載置されている
が下側のアダプター26には載置されてない。この状態
で圧油給排口54から作動室32・47へ圧油を供給す
る。すると、クランプ用ピストン30・46が下向きに
駆動されるとともバックアップ用ピストン31が上向き
に駆動される。図中の矢印Cはクランプ力を示し、矢印
Bはバックアップ力を示している。
【0030】この場合、上側のアーム18は、上記クラ
ンプ力Cの反力によって上向きに撓まされ、下側のアー
ム15は、上記バックアップ力Bの反力によって下向き
に撓まされる。しかし、前記の基準プレート6は、上側
のクランプ力Cとバックアップ力Bとの上下方向の力の
釣り合いによって、撓むことが防止され、初期の水平姿
勢に保たれる。その結果、前記アダプタープレート26
の上面も水平姿勢に保たれ、ワークWの加工精度の低下
を防止できる。
【0031】なお、上側のアダプタープレート26にワ
ークWを載置するとともに下側のアダプタープレート2
6にもワークWを載置した場合には、上側のアーム18
が上向きに撓むだけであり、下側のアーム15と基準プ
レート6とは水平姿勢に保たれる。
【0032】上記の実施例は次の長所が得られる。アダ
プタープレート26は、上記の基準プレート6の上面に
着脱自在に固定すればよく、アーム15に固定する必要
がない。このため、上記アーム15は、アダプタープレ
ート26の着脱固定用のキー溝60やネジ穴64等を加
工する必要がなくなり、加工が容易になる。さらに、上
記の基準プレート6は、アーム15とは別体に造られる
ことから、そのアーム15とは無関係に材質を選択でき
るうえ熱処理等の硬化処理も可能となる。このため、加工
基準面Sの寿命が長くなる。
【0033】前記クランプ用ピストン30と前記バック
アップ用ピストン31とをほぼ同径に形成するとともに
前記アーム15の下部と上部とに直列状に設けたので、
上記の2種類のピストン30・31の干渉を防止するこ
ととクランプ用ピストン30の水平方向の設置ピッチを
小さくすることとを両立できる。このため、アーム15
の水平方向の突出寸法を小さくできる。さらに、上記の
2種類のピストン30・31を上下方向に接当可能に構
成することにより、上下の隔壁を省略できるので、その
分だけアーム15の高さ寸法を小さくできる。その結
果、クランプ装置を小形・軽量に造れる。そのうえ、上
記2つのピストン30・31を1つのシリンダ孔29に
収容できるので、油圧シリンダ20の加工も容易にな
る。
【0034】図6と図7とは、それぞれ、変形例を示
し、前記の図4に相当する図である。これらの変形例に
おいては、上記の実施例と同じ構成の要素には原則とし
て同一の符号を付けて説明する。
【0035】図6の第1変形例では、下側の油圧シリン
ダ20にクランプ用シリンダ孔70とバックアップ用シ
リンダ孔71とを設けて、これら両孔70・71を連通
孔72によって接続したものである。符号73はクラン
プ用シリンダバレルで、符号74はバックアップ用シリ
ンダバレルである。
【0036】図7の第2変形例は、上記の第1変形例の
油圧シリンダ20のクランプ用ピストンを30を複動式
に構成したものである。即ち、クランプ用ピストン30
の上側にクランプ用作動室77が形成されるとともに下
側にアンクランプ用作動室78が形成される。符号79
はクランプ用給排路で、符号80はアンクランプ用給排
路である。
【0037】上記の実施例や変形例は次のように変更可
能である。基準プレート6の突出部分6aとアーム15
との間には予め隙間をあけておいてもよいが、実施例で
示したように隙間無しに形成することにより、上記の基
準プレート6とアーム15との間に切削屑や塵埃等が侵
入することを阻止できる。シリンダブロック5・8の上
下方向の段数は、上記の実施例では2段で示したが、3
段以上であってもよい。アーム15・18は、1段につ
いて4本設けると説明したが、1本もしくは2本又は3
本以上設けてもよい。
【0038】クランプ装置の作動流体は、圧油に代え
て、他の種類の液体や圧縮空気等の気体であってもよ
い。センターブロック4とシリンダブロック5と基準プ
レート6とを基台1に順に積み重ねることに代えて、上
記の基台1から支柱を上向きに突設して、その支柱の側
面にシリンダブロックと基準プレートとをボルト等の締
結具によって固定してもよい。この場合には、種々の大
きさのワークをクランプできるようにするために、上記
シリンダブロックと上記の基準プレートとを支柱に対し
て高さ調節自在に固定可能にすることが好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るクランプ装置の一実施例を示し、
クランプ状態の要部拡大図である。
【図2】上記クランプ装置の正面図である。
【図3】上記クランプ装置の平面図である。
【図4】上記クランプ装置のアンクランプ状態の要部縦
断面図である。
【図5】前記の図1に示すクランプ状態の模式図であ
る。
【図6】本発明の第1変形例を示し、前記の図4に相当
する図である。
【図7】本発明の第2変形例を示し、前記の図4に相当
する図である。
【図8】従来例のクランプ装置の正面図である。
【図9】その従来例のクランプ装置のクランプ状態の模
式図である。
【符号の説明】
1…基台、6…基準プレート、15・18…アーム、3
0・46…クランプ用ピストン、31…バックアップ用
ピストン、W…ワーク。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台(1)に複数のアーム(15)(18)を
    上下方向へ間隔をあけた状態で支持し、上記の各アーム
    (15)(18)に、ワーク(W)を下向きに押圧するクラン
    プ用ピストン(30)(46)を設けた、ワーク用クランプ
    装置において、上記の複数のアーム(15)(18)のうち
    の下側に位置するアーム(15)に上側から対面すると共
    に上記ワーク(W)を下側から受け止める基準プレート
    (6)を、上記の基台(1)に支持し、 その基準プレート(6)を上向きに押圧するバックアップ
    用ピストン(31)を、上記の下側に位置するアーム(1
    5)に設けた、ことを特徴とするワーク用クランプ装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載したワーク用クランプ装
    置において、 前記クランプ用ピストン(30)と前記バックアップ用ピ
    ストン(31)とを、ほぼ同径に形成するとともに前記ア
    ーム(15)の下部と上部とに直列状に設けた、ことを特
    徴とするワーク用クランプ装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載したワーク用クランプ装
    置において、 前記クランプ用ピストン(30)と前記バックアップ用ピ
    ストン(31)とを上下に接当可能に構成した、ことを特
    徴とするワーク用クランプ装置。
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