JP4804809B2 - 成形金型 - Google Patents

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本発明は、例えばバーリング加工などのごとくワークの一部に凸部又は凹部の成形加工を行う成形金型に係り、さらに詳細には、成形金型に移動可能に備えたワーク押えの移動を、流体圧機構を介してパンチホルダに伝達して、上記パンチホルダを前記ワーク押えの移動方向に対して逆方向へ移動する構成の成形金型に関する。
板状のワークに、例えばバーリング加工等の成形加工を行う場合、ワークに小径孔の穿孔加工を行った後、上記小径孔の部分をパンチにより押圧して、ワーク面から筒状に突出するように凸部の成形加工を行うものである。この場合、プレス機械に往復動自在に備えたラム(ストライカ)側からワークの反対側面(例えば下面側)へ突出するようにバーリング加工(成形加工)を行う場合は、定位置のワークに対してパンチを下降すればよく、比較的容易に行うことができる。
しかし、前記ワークのラム側の面(例えば上面)へ突出するようにバーリング加工を行う場合、下部金型に固定して備えたパンチに対して、ワークのパスラインからワークを大きく下降させる必要がある。したがって、ワークの成形金型を行う箇所によっては、ワークを必要以上に下降せしめることにより悪影響を生じることがある。
そこで、上述のごとき問題を解消すべく、ワークを押さえるワーク押えの移動を流体圧機構を介して、パンチを備えたパンチホルダに伝達する構成を採用した成形金型が提案されている(例えば特許文献1参照)。
上記特許文献1に記載の金型の構成は、図2に示す構成である。すなわち、成形金型は、パンチプレス(図示省略)における金型ホルダ1に着脱自在な円筒形状の金型ブロック3を備えており、この金型ブロック3の同一円上の複数箇所には小径のピストン5が上下動自在に嵌合してある。そして、前記金型ブロック3の上面には前記ピストン5の抜け止め用のピストン押えプレート7がボルト等によって固定してある。前記ピストン押えプレート7を貫通して上方向へ突出したピストンロッド9には、中央部に貫通孔11Hを備えた板押えプレート11がボルト13によって一体的に取付てある。
前記金型ブロック3の中央部にはパンチホルダ15が上下動可能に嵌入してあり、このパンチホルダ15の上部には、前記板押えプレート11の前記貫通孔11Hから上方向へ突出自在なパンチ17が着脱交換可能に取付けてある。そして、前記金型ブロック3の下端面に取付けたエンドプレート19と前記パンチホルダ15の下端部に取付けたナット21との間には、ストリッパースプリング23が弾装してある。
前記ピストン5の動作を前記パンチホルダ15に伝達するために、前記パンチホルダ15の長手方向のほぼ中央部にはピストン15Pが形成してあり、このピストン15Pを嵌入した流体圧室25Aと前記各ピストン5を嵌入した各流体圧室25Bは、流体通路27を介して連通してある。したがって、前記ピストン5を下降すると、流体圧室25A,25B内の流体を介して前記パンチホルダ15は相対的に上昇されるものである。
前記構成において、小孔WHを形成したワークWを前記板押えプレート11上に載置位置決めした状態において、成形穴29Hを下面に備えた上型29を前記ワークWの上面に接触し、その後に上型29をラム等によって強制的に下降すると、ワークW,板押えプレート11およびピストン5が一体的に下降されるので、流体圧室25A,25B内の作動流体を介してパンチホルダ15が相対的に上昇される。そして、パンチホルダ15の上部に備えたパンチ17がワークWの小孔WHの部分を前記上型29の成形穴29H内へ突出成形することとなり、ワークWに上向きのバーリング加工が行われるものである。
特許第2934188号公報
前記説明より理解されるように、前記構成においては、金型ブロック3の複数箇所に流体圧室25Bを穿孔加工し、かつ複数のピストン5,ピストン押えプレート7,板押えプレート11をピストン5に固定する複数のボルト13等を必要とするものであって、加工工数が多いと共に構成部品点数が多く構成が複雑であり、かつ組立作業が厄介であるという問題がある。
本発明は、前述のごとき問題に鑑みてなされたもので、板状のワークに成形加工を行うための成形金型であって、パンチプレスにおける金型ホルダ(1)に支持される筒状の金型本体(43)の下部に、流体圧室(67)を備えたシリンダ本体(51)を備え、中央部に上下方向の貫通孔(49H)を備えたエンドプレート(49)を上部に備えた筒状のワーク押え(47)を、前記金型本体(43)に上下動自在に備えると共に当該ワーク押え(47)の下部を前記流体圧室(67)に下降可能に備え、前記シリンダ本体(51)の底部(51B)を上下動自在に貫通したパンチホルダ(53)の上端部を前記ワーク押え(47)内に摺動自在に嵌入すると共に当該パンチホルダ(53)の上端部に前記貫通孔(49H)から上方向へ突出自在なパンチ(55)を備え、前記パンチホルダ(53)を下方向へ付勢して設けると共に当該パンチホルダ(53)に、前記流体圧室(67)内において上方向への圧力を受ける受圧面(53F)を備えていることを特徴とするものである。
また、前記成形金型において、前記ワーク押えにおいて前記貫通孔を備えたエンドプレートを着脱交換可能に備えていることを特徴とするものである。
また、前記成形金型において、前記ワーク押えの周面に、前記金型本体に形成した係止段部に係止自在な係止部を備えていることを特徴とするものである。
前記構成のごとき本発明によれば、成形金型の構成部品点数が少なくなって構成の簡素化を図ることができ、かつ組立作業がより容易になるものである。
以下、図面を用いて本発明の実施形態に係る成形金型の構成について詳細に説明するに、前述した従来の構成要素と同一効果を奏する構成要素には同一符号を付して重複した説明は省略する。
図1を参照するに、本実施形態に係る成形金型41は、金型ホルダ1に着脱自在に支持される筒状の金型本体43を備えており、この金型本体43の嵌合孔45内にはピストンを兼ねた筒状のワーク押え47が出入する方向(図1において上下方向)に往復動自在に嵌入してある。そして、このワーク押え47の外周面には、当該ワーク押え47の抜け出しを防止すべく、前記金型本体43における前記嵌合孔45の内周面に形成した係止段部45Aに係止自在な係止部47Aが形成してある。
さらに、前記ワーク押え47の端部には、貫通孔49Hを中央部に備えたエンドプレート49が、例えばOリングなどのごとき係止具52を介して着脱交換可能に備えられている。なお、前記ワーク押え47とエンドプレート49は一体に設けることも可能である。しかし、後述するパンチの径に対応した径の貫通孔49Hを備えた構成とするには、前記ワーク押え47に対してエンドプレート49を着脱交換可能に備えることが望ましいものである。
前記エンドプレート49の端面(図1においての上面)は、前記金型本体43における端面(上面)から常に突出した状態にあるものである。
前記金型本体43の他端面側、すなわち下部側には筒状のシリンダ本体51が螺着してある。このシリンダ本体51の内径は、前記ワーク押え47の外形よりも大きく形成してあり、このシリンダ本体51内に前記ワーク押え47の下部側の一部が出入可能に設けてある。上記シリンダ本体51の底部51Bを上下動自在に貫通した筒状のパンチホルダ53の上端部は前記ワーク押え47の内孔に摺動可能に嵌入してあり、かつ前記パンチホルダ53の上端部には、前記エンドプレート49の貫通孔49Hから先端部55Eが上方向へ突出自在なパンチ55が従来の構成とほぼ同様の構成によって着脱交換可能に備えられている。
すなわち、筒状の前記パンチホルダ53内へ前記パンチ55,ロッド57を順次挿入した後、セットスクリュー59によって固定してある。そして、前記パンチホルダ53の下端部にはボルト61によってスプリング座63が取付けてあり、このスプリング座63と前記シリンダ本体51との間にはストリッパスプリング65が弾装してある。したがって、前記パンチホルダ53はストリッパスプリング65によって常に下方向へ付勢されているものである。
前記構成において、前記シリンダ本体51の内周面と前記ワーク押え47の下面と前記パンチホルダ53の外周面によって区画された空間部(流体圧室)67は流体圧機構を構成するものであって、前記流体圧室67内には作動油などのごとき作動流体が充填してある。なお、図1において符号69はそれぞれシール部材である。
以上のごとき構成において、エンドプレート49の上面にワークWを載置した後、上型29によってワークWを押圧下降すると、ワーク押え47が下降されるので、前記流体圧室67内の作動流体が加圧される。したがって、流体圧室67内の流体圧が、前記パンチホルダ53の外周面に形成した大径の受圧面53Fに作用することとなり、パンチホルダ53はストリッパスプリング65の付勢力に抗して上昇される。よって、従来と同様に、ワークWに上向きのバーリング加工(成形加工)を行うことができるものである。
以上のごとき説明より既に理解されるように、前記金型本体43,ワーク押え47,エンドプレート49,シリンダ本体51,パンチホルダ53及びパンチ55等は旋削加工によって加工することができるものであって、その加工が容易である。そして、シリンダ本体51に対して、予めパンチ55等を組合わせてユニット化したパンチホルダ53を組合せ、かつパンチホルダ53の上部をワーク押え47に嵌入した状態において、前記シリンダ本体51を金型本体43に螺合することにより、成形金型41の組立てを行うことができるものである。
すなわち、前記構成によれば、成形金型41における構成部品点数を少なくして構成の簡素化を図ることができると共に、組立作業も比較的容易に行うことができ、前述したごとき従来の問題を解消し得るものである。
また、前記構成においては、ワーク押え47は筒状であってピストンを兼ねるものであり、下端部の全面が流体圧室67の作動流体から均等に圧力を受けるものである。したがって、金型本体43に対してワーク押え47が上下動するとき、かじり現象等を生じることなく円滑に上下動するものである。
さらに、パンチホルダ53の上端部が前記ワーク押え47内に摺動自在に嵌入してあり、この上端部にパンチ55を備えた構成であるから、ワークWの成形加工時に、パンチ55に水平方向の分力が作用するような場合、パンチホルダ53等の微小撓みを抑制できることとなり、精度のよい成形加工を行うことができるものである。
本発明の実施形態に係る成形金型の断面説明図である。 従来の成形金型の断面説明図である。
符号の説明
41 成形金型
43 金型本体
47 ワーク押え
49 エンドプレート
49H 貫通孔
51 シリンダ本体
53 パンチホルダ
55 パンチ
55E 先端部
63 スプリング座
65 ストリッパスプリング
67 流体圧室

Claims (3)

  1. 板状のワークに成形加工を行うための成形金型であって、パンチプレスにおける金型ホルダ(1)に支持される筒状の金型本体(43)の下部に、流体圧室(67)を備えたシリンダ本体(51)を備え、中央部に上下方向の貫通孔(49H)を備えたエンドプレート(49)を上部に備えた筒状のワーク押え(47)を、前記金型本体(43)に上下動自在に備えると共に当該ワーク押え(47)の下部を前記流体圧室(67)に下降可能に備え、前記シリンダ本体(51)の底部(51B)を上下動自在に貫通したパンチホルダ(53)の上端部を前記ワーク押え(47)内に摺動自在に嵌入すると共に当該パンチホルダ(53)の上端部に前記貫通孔(49H)から上方向へ突出自在なパンチ(55)を備え、前記パンチホルダ(53)を下方向へ付勢して設けると共に当該パンチホルダ(53)に、前記流体圧室(67)内において上方向への圧力を受ける受圧面(53F)を備えていることを特徴とする成形金型。
  2. 請求項1に記載の成形金型において、前記ワーク押えにおいて前記貫通孔を備えたエンドプレートを着脱交換可能に備えていることを特徴とする成形金型。
  3. 請求項1又は2に記載の成形金型において、前記ワーク押えの周面に、前記金型本体に形成した係止段部に係止自在な係止部を備えていることを特徴とする成形金型。
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