JP3694597B2 - 冷間鍛造用金型 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術】
本発明は、冷間鍛造用金型に係り、より詳しくは据込み加工用金型としてより好適なダイクッション装置を備えた可動金型と、据込み加工する素材を固く把持するダイスを有する固定金型に関する。
【0002】
【従来の技術】
冷間鍛造加工は、燐酸皮膜処理法を利用するようになって、熱間で鍛造加工していた圧縮加工や、成形にも冷間で加工されるようになった。これらの加工は、素材の形とは全く異なったものとなることが大きな特徴である。したがって、塑性変形に伴う残留応力、異方性、析出硬化、材質改善ができることも大きな特徴である。さらに、押出し、鍛造などは多くの場合高い圧縮力を一方向あるいは密閉した型で全面に与えるので、静水圧効果による延性増加があり、工具強度さえ充分であればきわめて高い加工度までの加工が可能である(「図解 プレス加工辞典」昭和45年5月30日初版 日刊工業新聞社発行 編者 宮川 松男 第162頁冷間鍛造の項抜粋)。
【0003】
また、金型としては、「プレス型設計資料集」(昭和40年6月1日日本工業技術振興協会発行 発売元 株式会社オーム社書店 第6章 冷間圧縮圧造プレス型の設計資料 5.製品設計に対する考慮 第198頁参照)によれば、頭付き部品加工のための工程分割の例として、三度打ち、すなわち図7で示すようなビレット(以下、単に素材という)Sをダイス51の孔Hに挿入し、ついでパンチ52a、52b、52cによってP方向に荒押し、中押し、仕上げ押しというように、据込み加工されることが開示されている。
【0004】
図7の図示からも理解できるが、素材Sを孔Hに挿入する待機の工程、ついで荒押し、中押し、仕上げ押しの各工程でのダイス51の据込み部50は、仕上がり予定の臼のような半球形状になっていて、孔Hも一定の直径である。パンチ52aは荒押し、パンチ52bは中押し、パンチ52cは仕上げ押しと、その加工目的に応じて形状を変化させて、夫々は一方向(Pで示す方向)に圧縮据込み加工している。そして、その加工は、固定盤(ボルスター)側にダイス51を等間隔に並列してロータリー式に回転させて、可動盤(スライド)側に設けた荒押し、中押し、仕上げ押しのパンチ52a、52b、53cで夫々を効率よく順次加工されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、素材Sを孔Hに挿入した後、該素材の一方向から孔Hの方向(P方向)へ、据込み部50に向かってプレス押圧するから、据込まれる材料の一部は、該素材Sを挿入できる程度の隙間を孔Hに有しているので、その隙間にも据込むように材料が逃げ、軸Sa、Sb、Scというように加工がすすむにつれて軸径が僅かながら太くなっていき、孔Hに対してぴったりと嵌め合わされるようになってくる。従って、製品とした後の放出のとき、ノックアウト装置に思いがけない押圧力を負荷することもあり、このようなときは、工程内のトラブルとしてあらわれてくる。そして、仕上がり時の軸Scの太さの精度を要求されるようなとき、前記材料の逃げは製品のムラとして表れ、品質管理上の安定性に欠ける。
【0006】
すなわち、孔Hに素材Sを挿入するための隙間があるため、製品精度に影響を与え、また、軸Sa、Sb、Scと据込むに従い軸径が変化し、孔Hに対して嵌め合わされるように固く結合され、ノックアウト装置の能力も大きなものを必要とするだけでなく、固い結合は焼入れした硬い金型を破損させることもあるので、これらの問題を解決しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明では、可動金型側で、パンチを組み込み一体型としたパンチケースはピストンと連結され、スライドガイド及び上ホルダーに組み合わされて油圧室を形成させ、そして、パンチピンはピン受を介して取付板に上ホルダーとともに取付けられ、パンチケースはピン受と一体のパンチガイドを案内として、かつ、該パンチはパンチピンを案内として前記ピストンの摺動を可能に構成し、該パンチケース及びパンチはダイスと接触して押圧し、前記油圧室の設定圧力より大きな圧力が作用したとき該油圧室の作動油を逃し、前記パンチケース及びパンチの移動を停止し、前記パンチピンが素材端を押圧するようにしたことを第1の特徴としている。
【0008】
また、固定金型におけるダイスは割型として、その割ダイスの相互の切断面をばねで連係して互いに向かい合った切断面に対向して付勢され、他方、割型としたダイスの一個の背面側の中心線上で一個のガイドピンを植立するとともに、截頭円錐形状の臼状としたガイドに前記ピンを案内するガイド溝を設け、前記ばね付勢した割ダイスをガイドピンとガイド溝を基準として上ガイドから組み込まれ、押えリングを固着することによって該割ダイスは拡開状態で押えリング側で停止でき、かつ、可動金型の下降に基づき割ダイスは前記ガイドのテーパー面に沿って縮小し、素材を把持面で挟持することを第2の特徴としている。
【0009】
さらには、前記の可動金型内に設けた油圧室は、該可動金型がプレス下死点に達する前に、素材を固定金型の割ダイスが把持したとイクッション装置として据込み加工をし易くしている。
【0010】
【発明の実施の形態】
まず、本実施例は、従来例で説明した頭付部品の荒押し工程の場合を例としている。図1はプレス機械の上死点(型開き)、図2はプレス機械の下死点(型締め)、図3はプレス機械が作動し始めた直後と下死点に達する直前を夫々半断面図で表したもので、本実施の形態は、主として図1及び図4、図5並びに図6を用いて説明する。また、図1ないし図3は、可動金型1及び固定金型2を夫々横型プレス機械に取付けた状態になっているが、実施にあたっては縦型のプレス機械を使用しているので、可動金型1(図面では左)側を上側、固定金型2(図面では右)側を下側と呼ぶことにする。
【0011】
可動金型1は、パンチ3を一体に固着したパンチケース4は、ピストン6と連結され、上ホルダー8と補助ホルダー9を連結するとともに、上ホルダー8のピストン6との嵌合部16,17にOリングまたはパッキングのようなシール部材を設置して、油圧室7を形成している。その油圧室には配管11によって作動油を供給可能にしてあり、図示していないが、油圧回路にはリリーフ弁やサージタンク及びポンプなどを設置して、油圧室7に一定の作動油を供給し、一定圧以上の圧力がパンチ3またはパンチケース4に作用したときは、その作動油は戻されるように構成してある。また、パンチ3の中央は素材Sを案内する孔3hがあり、その下端側は大きく面取りしたような広くなった据込み部が形成され、パンチ3及びパンチケース4の外端面は面一に整えてある。さらに、孔3hに臨むようにパンチピン5がピン受12のパンチガイド先端でカラー14によって固着され、ピン受12は上ホルダー8の中央になるよう取付板10にボルト18…18によって固定されている。図中、15はパンチケース4の摺動のためのストローク空間、41は後述する固定金型2との嵌め合うための内径であり、19はパンチケース4とピストン6とを連結するボルト(以下、連結、固定手段としてボルトを使用しているが、ボルトの説明は省略する)である。
【0012】
固定金型2は、下ホルダー24に上ガイド22、下ガイド23、受台25が夫々嵌め合わされて一体化(上ガイド22と下ガイド23とを一体的に製作してもよい)固着され、下部にはノックアウトピン31のガイドカラー26と、素材Sを挿入保持するカラー27が夫々同様に固着されている。ガイドカラー26を別体としたのは、素材Sの長さが変わったとき、または、この部分で太さを大きくしたいときにカラー27、場合によってはガイドカラー26も設計変更に応じることができるようにしたもので、受台25と一体に切削加工しても差し支えはない。そして、上ガイド22と下ガイド23の穴内面22a、23aは截頭円錐形状のテーパーの臼状になっていて、その一箇所に一条のガイド溝22b、23bを設けてある。また、下ガイド22の最下位置で、その穴内面23aとぴったりと内接して一致する截頭円錐形に切削されたダイス21を四等分に分割して割ダイス21とし、その割ダイス21の一個の背面側の中心線上にガイドピン29を固く打ち込んで、さらに四等分にした切断面21a、21bの対称位置に一個のブロック状とした割ダイス21の夫々に孔21h、21hをせん孔してその相対向する孔21h、21hにばね30を合計八箇所に挿入し、前記したガイドピン29をガイド溝22bに嵌まり込むように位置合わせしながら臼状の穴内面22aに沿って、割ダイス21の上面を押えリング28で押え込み、その押えリングをボルト(図示せず)で固く締め付けて固定する。割ダイス21,21,21,21は、ばね30が互いに切断面21a、21bを押圧するように付勢されているから、互いに反発しあってX、X方向に押すからW方向に上昇して、押えリング28と密着した状態で上ガイド23上方に位置している。四等分した割ダイス21は縮小して切断面21aと21bとが密着することで従来例で説明した据込み部50と、その下方には把持面21uによって孔Hが形成される。
【0013】
上述可動金型1において、油圧室7を設け油圧を利用した理由は、油圧は回路調整によって空圧よりも設定圧力を幅広く選定できることにある。また、固定金型2におけるダイス21を四つ割りとしたのは、ダイス21の拡開手段としてばね30によって相互に対向する切断面21a、21bに互いにその直角方向に付勢するようにしたこと、及び分割数が多くなるほど把持面21uが幅狭くなるので破損や磨耗の原因になり易いので、四つ割り型としている。そして、ガイドピン29を割ダイス21の一箇所とし、ガイド溝22b、23bの一条としたのは、割ダイス21が互いにばね30によって釣合いを保って摺動して縮小、または、拡開するからその作動を円滑にさせるようにしたものである。
【0014】
【実施例】
図1は、固定金型2がボルスタープレート(図示していない)に、可動金型1はスライドプレート(図示していない)に夫々金型1,2の中心を位置合わせして取付けられ、その位置合わせは補助ホルダー9の内径41と、上ガイド22の外径40とを噛み合わせて行えるようにしてあり、プレス機械における上死点(型開き)の状態を表している。代わって、図2では、プレス機械における下死点(型締め)の状態であって、この可動金型1及び固定金型2とで据込み部Aを据込んだ様子が理解できるようにしたものである。この上死点から下死点(さらに、下死点から上死点)への1ストロークの作動を図3とともに詳述する。
【0015】
まず、可動金型1の油圧室7には一定圧力とした作動油が供給されてピストン6を押し下げている。従って、その中心部でピン受12の先端にあるパンチガイド13に案内されるパンチケース4、パンチ3下端は補助ホルダー9よりも突出した状態になっている。そして、固定金型2は、割ダイス21が切断面21a、21b相互をばね30,30によって互いに連係して付勢されているので、ガイド溝22bに案内されているガイドピン29によって位置決めされ、上ガイド22の上方に割ダイス21の上面が押えリング28の内面側に接触して停止した状態にある。その中央下部のカラー27に素材Sが挿入される(図1)。
【0016】
ついで、プレス機械の操作盤のスイッチ(図示していない)が入れられ、スライド下降に伴って可動金型1は下降をし始めると、パンチケース4の下面と割ダイス21の上面が接触(図3 上半断面図参照)し、さらに、下降してパンチケース4が割ダイス21を押圧するから、上ガイド22、下ガイド23のガイド溝22b、23bにガイドピン29が案内されて、臼状のテーパーとなった穴内面22a、22aをばね30,30は圧縮されながら割ダイス21は滑るようにスライドして中心方向Y、Y(図4)に縮小し、切断面21a、21bが相互に密着状態になり、従来例で説明した据込み部50と孔Hを形成するようになっている。
【0017】
すなわち、把持面21uは、素材Sを相対向する把持面21u同士で中心となる該素材に向かって縮小し、かつ、素材Sはパンチ3の孔3hに誘い込まれるように進入するとともに、上ガイド22の外径40と補助ホルダー9の内径41とが噛み合うように嵌合されて中心を維持しながら、素材Sを把持面21uで挟持するから、素材Sは割ダイス21によって固定される(型閉 図3下半断面図参照)。さらに、下降し、パンチ3、パンチケース4はピストン6に負荷を伝達することとなるから、油圧室7の設定圧力以上の圧力が伝達されるので作動油は戻され(逃がす)、ピン受け12がパンチガイド13とともにパンチケース4内を案内としてパンチピン5を押圧し、該パンチピンは素材Sの上端と接触・押圧して、該素材を据込み部Aの位置(図2)に据込む(型締め)。このパンチピン5を作動のとき、上ホルダー8と補助ホルダー9とはともに下降して、その補助ホルダー9の内径41と上ガイド22の外径40とが噛み合って嵌合状態になり、据込み部Aの中心を保持するようにしている。
【0018】
据込みが終了すると、前述の反対に作動することになるが、まず、図2のプレス下死点(型締め)から型閉状態になり、さらに上昇することによって、割ダイス21上面とパンチ3、パンチケース4とが離れようとするが、割ダイス21の切断面21a、21bに装着されたばね30、30により、穴内面23a、22aに内接するX、X方向(図4、図5)に押圧するから、そのテーパーに摺動させられるようにW方向に上昇して、前記パンチ3、パンチケース4とともに追従するように割ダイス21を拡開して、押えリング28の内面に割ダイス21上面が当接して停止され、パンチケース4との接触は断たれる。他方、上昇が開始されると、型締め、型閉の状態が一気に開放状態になるから、油圧室7の作動油は補充され、図1のように可動金型1は上死点(型開き)位置を保持して1ストロークは終了する。
【0019】
本実施例は、従来例における荒押しを例としてパンチ3、パンチピン5を図示説明したが、パンチ3の先端の据込み形状及びパンチピン5の長さを据込みに必要な長さに設計変更することで、荒押しに続いて中押し及び仕上げ押しの加工もでき、また、固定金型2をロータリー式に回転できるようにして、例えば、(1)素材挿入、(2)荒押し、(3)中押し、(4)仕上げ押し、(5)製品取り出し、(6)待機(固定金型内清掃)→(1)へ、というような組み合わせ工程によって製造の効率化を図ることも可能である。
【0020】
この固定金型2において、割ダイス21をテーパーの穴内面22a、23aを案内としているので、特に素材Sを把持面21uで挟持したときは、素材Sに対して楔効果を発揮し、パンチ3、パンチケース4を通じてピストン6に荷重を伝達して可動金型内の油圧室7はダイクッション装置として作用する。そして加工が終了し可動金型1を上昇せしめたとき、成形された素材Sをノックアウト31で僅かに押し上げると、挟持した把持面21uが素材から離れていく(割ダイス21が上昇)。または、カラー26、27を押上げて楔効果を解きほぐすように、一般的なプレス機械下部に装着されたダイクッション装置(図示していない)と連係させて、押し上げるようなことも可能である。
【0021】
【発明の効果】
本発明は、可動金型に設けたパンチケースとパンチはピストンと連結され、該ピストンは上ホルダーとで油圧室を構成し、その油圧室に一定圧力の作動油を供給しているから、プレス作動によって可動金型が下降してダイスとパンチが接触、ダイス側からパンチ側へと供給している作動油の圧力以上の圧力が伝達されたとき、可動金型全体は下降を続けてはいるが、前記作動油は油圧室から戻されて、パンチケース、パンチの移動は停止され、代わってパンチピンがパンチケースを案内として下降し、素材上端とパンチピン先端が接触・押圧して据込みでき、プレス下死点での大きな力を有効に利用して、据込み力として得られる。
【0022】
そして、固定金型におけるダイスは、四つ割型としたので、その切断面に対向するようにばね付勢することによって、上ガイド、下ガイドに接触させてスライドでき、素材を中心として把持面で挟みつけるように該素材を隙間なく押し付け把持するから、据込んだ素材を把持面で形成される孔内に材料の一部を逃したりすることなく、パンチ及びパンチケースが上昇するのに追従して、割ダイスは上昇・拡開しながら素材と割ダイスは分離する。
【0023】
さらには、前記可動金型内に設けた油圧室は、素材が割ダイスの把持面で固く保持されたとき、その締付け力の上昇に従って、油圧室の作動油供給回路中に設定した圧力よりも上昇し、該作動油を逃がすようにしているので、前記の油圧室はダイクッション装置として作用する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る可動金型及び固定金型のプレス上死点における断面図。
【図2】プレス下死点における可動金型及び固定金型の断面図。
【図3】プレス作動1ストローク途中の可動金型及び固定金型の関係を示す断面図。
【図4】本発明の割ダイスを説明する正面図。
【図5】割ダイスの半断面側面図。
【図6】下スライドの上面図。
【図7】従来例の据込み金型と工程図。
【符号の説明】
1 可動金型
2 固定金型
3 パンチ
4 パンチケース
5 パンチピン
6 ピストン
7 油圧室
8 上ホルダー
9 補助ホルダー
10 取付板
12 ピン受
13 パンチガイド
21 (割)ダイス
21a,21b 切断面
21u 把持面
22 (上)ガイド
22b ガイド溝
23 (下)ガイド
23b ガイド溝
28 押えリング
29 ガイドピン
30 ばね
S 素材
A 据込み部

Claims (2)

  1. 可動金型にはパンチピンとパンチとを有し、固定金型にはダイスを備えて、前記可動金型が該固定金型と圧接するプレス下死点で、前記パンチ及びダイスの夫々の端部で形成される据込み隙間に、前記パンチピンで素材端部を押圧して該素材を据込み加工する冷間鍛造用金型において、
    前記パンチを一体に固定したパンチケースはピストンと連結され、該ピストンは上ホルダーと組み合わされて油圧室を形成して組立てられ、
    前記パンチはピン受を介して上ホルダーとともに取付板に固定され、上記パンチケースは前記ピン受と一体のパンチガイドを案内として、かつ、前記パンチはパンチピンを案内として上記ピストンの摺動を可能に構成し、上記パンチケース及びパンチはダイスと接触して押圧し、前記油圧室に設定した圧力よりも大きな圧力が伝達されたとき作動油を逃がし、前記パンチケース及びパンチの移動を停止して、前記パンチピンが素材端を押圧することを特徴とする冷間鍛造用金型。
  2. 固定金型のダイスは四つ割型として、その相互の切断面をばねで連係して互いの切断面に対向して付勢され、四つ割としたダイスの一つの背面の中心線上で一個のガイドピンを植立するとともに、截頭円錐形状の臼状としたガイドに前記ピンを案内するがイド溝を設け、前記ばねによって連係した割ダイスを前記ガイド溝に前記ガイドピンを案内として組み込み、押えリングを固着することによって該割ダイスは拡開状態で該押えリング側で停止でき、かつ、可動金型の下降に基づき前記割ダイスは前記ガイドのテーパーに沿って縮小して把持面で素材を挟持することを特徴とする請求項1記載の冷間鍛造用金型。
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