JP2001246507A - 工作機械主軸の工具固定装置 - Google Patents
工作機械主軸の工具固定装置Info
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Abstract
内の油を加圧して高圧油圧を発生させる増圧機能のある
流体圧シリンダを設け、この流体圧シリンダにより強力
な付勢力を発生させ得る工作機械主軸の工具固定装置を
提供する。 【解決手段】 工具固定装置1の流体圧シリンダ5は、
油Lを密閉状に封入した油封入型の油圧シリンダ20
と、圧縮ガスGを密閉状に封入したガス封入型のガスス
プリング21を備え、ガススプリング21により、油圧
シリンダ20の油室31内の油Lを、ガススプリング2
1のガス作動室41のガス圧よりも高圧に加圧し、油圧
シリンダ20の出力用ピストン部材32を介して強力な
付勢力を発生させる。
Description
具固定装置に関し、特に、ガススプリングにより油圧シ
リンダ内の油圧を高圧に加圧するようにした流体圧シリ
ンダを設けたものに関する。
リンダ部材と、このシリンダ部材の内部に形成され圧縮
窒素ガスを充填したガス作動室と、このガス作動室のガ
ス圧を受圧する受圧部材等を備え、受圧部材と一体の出
力ロッドがシリンダ部材の外部まで延び、前記圧縮窒素
ガスのガス圧により突出側へ付勢されている。この種の
ガススプリングは主にプレス機械の緩衝機構等に使用さ
れるが、本願出願人は、工作機械の主軸に工具を固定す
る為のドローバーを工具固定側へ付勢する付勢機構とし
てガススプリングを適用した工具固定装置を開発中であ
る(特開2000−5907参照)。
圧縮窒素ガスを充填する場合、通常、既存のガスボンベ
を用いて行う。ガスボンベ内のガス圧は10MPa〜1
5MPaあり、ガスボンベではガスの消費とともにガス
圧が低下する関係上、ガス作動室に充填できる圧縮ガス
のガス圧は、通常、ガスボンベ内のガス圧よりも低いガ
ス圧(例えば、7MPa)に設定される。
グでは、ガス作動室に高圧の圧縮窒素ガスを充填するこ
とが難しいため、強力な付勢力を発生させて大荷重を支
持可能にする為にはガススプリングを大型化する必要が
ある。それ故、工作機械主軸の工具固定装置では、主軸
に工具を強固に固定する為に、強力な付勢力を発生させ
る必要がありガススプリングが大型化する。そのため、
そのガススプリングを主軸の狭い空間に設置しにくくな
り製作コストも高価になる。一方、ガス作動室内に充填
する圧縮窒素ガスのガス圧を過度に高くすると、その圧
縮窒素ガスが外部へリークし易くなる等の問題が発生す
る。
装置において、ガススプリングのガス圧により油圧シリ
ンダ内の油を加圧して高圧油圧を発生させる増圧機能の
ある流体圧シリンダを設け、この流体圧シリンダにより
強力な付勢力を発生させること、構造を小型化し製作コ
ストの低減を図ること、等である。
軸の工具固定装置は、工作機械の主軸に工具を固定する
為のドローバーを工具固定側へ付勢する流体圧シリンダ
を備えた工具固定装置において、前記流体圧シリンダ
は、シリンダ本体とこのシリンダ本体内に形成され油を
封入した油室とこの油室の油圧を受圧する出力用ピスト
ン部材とを有する油圧シリンダと、圧縮ガスを充填した
ガス作動室とこのガス作動室のガス圧を受圧する受圧部
材とを有するガススプリングであって前記油室内の油を
前記ガス圧よりも高圧に加圧可能なガススプリングとを
備えたことを特徴とするものである。
のガス作動室に圧縮ガスが充填され、このガス圧を受圧
部材が受圧する。油圧シリンダのシリンダ本体内に油室
が形成され、ガススプリングにより油室に封入された油
が受圧部材を介してガス作動室のガス圧よりも高圧に加
圧され、この加圧された油室を出力用ピストン部材が受
圧する。ガススプリングにより油圧シリンダの油室内の
油をガス作動室のガス圧よりも高圧に加圧することで、
ドローバーを工具固定側へ付勢する強力な付勢力を発生
させることができるため、主軸に工具を強固に固定する
ことができる。
圧縮ガスをガス作動室に充填し、ガススプリングの付勢
力によって油室の油圧を数倍増圧し、前記強力な付勢力
を発生させることができるため、ガススプリングとして
機能する流体圧シリンダの構造を小型化でき、主軸の狭
い空間に確実に設置できるようになる。更に、ガススプ
リングのガス作動室に充填する圧縮ガスを過度に高圧に
しなくてもよいため、圧縮ガスのリークを防止する上で
も有利であり、製作コストの低減を図るうえで有利にな
る。尚、圧縮ガスとして圧縮窒素ガスを使用することが
望ましい。
は、請求項1の発明において、前記ガススプリングのシ
リンダ部材は前記シリンダ本体と一体的に形成され、ガ
ススプリングと油圧シリンダは直列状に配置されたこと
を特徴とするものである。流体圧シリンダをシンプルな
構造とすることができ、これにより、製作コストの低減
を図ることができる。
は、請求項2の発明において、前記出力用ピストン部材
は中空状に形成されてドローバーに摺動自在に外嵌さ
れ、前記受圧部材はスリーブ状に形成されて出力用ピス
トン部材に摺動自在に外嵌されることを特徴とするもの
である。流体圧シリンダにより、ドローバーを工具固定
側へ確実に付勢することができる。
は、請求項2又は3の発明において、前記シリンダ本体
の内部に、油室とガス作動室の間を仕切る仕切り部を設
け、この仕切り部の内側に、受圧部材の出力部が摺動自
在に挿入される環状の貫通孔が形成されたことを特徴と
するものである。シリンダ部材と一体的に形成したシリ
ンダ本体の内部に仕切り部を設けることにより、油室と
ガス作動室を簡単に形成することができる。仕切り部の
内側に受圧部材の出力部が摺動自在に挿入される環状の
貫通孔が形成されているので、出力部の先端部を油室内
の油に接触させてその油を確実に加圧することができ
る。
て説明する。本実施形態は、工作機械の主軸の先端部に
工具を固定解除可能に固定する工具固定装置に、本発明
を適用したものである。図1に示すように、工作機械の
主軸2は複数のベアリング2aを介して回転自在に支持
され、その先端部分に先端側程大径化するテーパ状の工
具保持部10が形成されている。
部Taを係合解除可能に係合するコレット3、コレット
3に連係したドローバー4と、ドローバー4を工具固定
側(主軸2の基端側)へ付勢する本願特有の流体圧スプ
リングとしての増圧機能付きの流体圧シリンダ5と、流
体圧シリンダ5の付勢力に抗してドローバー4を固定解
除側(主軸2の先端側)へ駆動可能な解除機構6等で構
成されている。
3が収容される収容孔11と、ドローバー4が挿通する
挿通孔12と、シリンダ取付穴13とが、先端部から基
端側へ直列状に形成されている。主軸2の先端部にはス
リーブ14がその基端部分を外嵌螺合して固定されてい
る。スリーブ14の先端部分と主軸2の間に複数の孔1
5が形成され、各孔15に主軸2の先端側へ先端部を突
出させた押圧部材16の基端部が摺動自在に内嵌され、
押圧部材16は孔14に装着された複数の板バネ17で
先端側へ付勢されている。
れた弾性を有する分割体で構成され、ドローバー4が挿
通する軸孔3aと、軸孔3aの先端側に設けられ軸孔3
aより大径の大径孔3bを有し、この大径孔3bにドロ
ーバー4の先端部に固着された係止部4aが内嵌されて
いる。ここで、工具Tは、前記係合部Ta及びテーパ軸
部Tbと、テーパ軸部Tbの先端側に設けられた大径の
円板部Tcを有する。
軸孔3aと大径孔3bの境界の段部3cに係止部4aが
係止されコレット4も基端側へ移動する。すると、コレ
ット4の先端部側の分割体が閉じながら収容孔11の奥
側に入り込み、その途中で工具Tの係合部Taに係合
し、その後、係合部Taが基端側へ引っ張られて、工具
Tはそのテーパ軸部Tbが工具保持部10に当接した状
態で固定される。
板バネ17で付勢された押圧部材16により、工具Tの
円板部Tcが先端側へ付勢された状態となる。ドローバ
ー4が固定解除側へ移動すると、係止部4aによる段部
3cへの係止が解除され、押圧部材16により工具Tが
先端側に押動されて固定解除され、更に、コレット3の
先端部側の弾性を有する分割体も開きながら先端側へ移
動するため、工具Tの係合部Taとコレット3との係合
が解除され工具Tが解除される。
バー4を工具固定側(主軸2の基端側)へ付勢すること
により、ドローバー4を固定解除位置から工具固定位置
へ駆動するとともに、ドローバー4を工具固定位置に保
持して、工具Tをテーパ軸部10に固定することができ
る。
2、図3に示すように、流体圧シリンダ5は、油Lを密
閉状に封入した油封入型の油圧シリンダ20と、圧縮ガ
スG(例えば、圧縮窒素ガス)を密閉状に封入したガス
封入型のガススプリング21とを備えている。これら油
圧シリンダ20とガススプリング21は、共通のシリン
ダ本体部材22を備えて直列状に配置され、このシリン
ダ本体部材22が主軸2のシリンダ取付穴13に内嵌状
に固定されている。
2の略基端側半部を構成するシリンダ本体30と、シリ
ンダ本体30の内部に形成され油Lを封入した油室31
と、油室31の油圧を受圧する出力用ピストン部材32
と、シリンダエンド壁を構成する仕切り部33を備えて
いる。シリンダ本体30のヘッドカバー部30aに挿通
孔30bが形成され、この挿通孔30bに、出力用ピス
トン部材32の中空ロッド部32aが摺動自在に挿通し
ている。
部材22よりも長い前記中空ロッド部32aと、中空ロ
ッド部32aの基端近くに設けられた受圧部32bを有
し、中空ロッド部32aがドローバー4に摺動自在に外
嵌されるとともにシリンダ本体部材22を貫通するよう
に設けられ、受圧部32bがシリンダ本体30に摺動自
在に内嵌されている。仕切り部33は、シリンダ本体3
0の内側へ張出し、ガススプリング21の受圧部材42
の出力部42bの外面に摺動自在に外嵌されている。受
圧部32bがヘッドカバー部30aに当接した状態(図
2参照)で、出力用ピストン部材32が基端側へ最大限
突出した突出位置になる。
と、圧縮ガスGを充填し前記油室31の径よりも僅かに
大きな外径のガス作動室41と、ガス作動室41のガス
圧を受圧する受圧部材42と、ヘッドカバーを構成する
とともに油圧シリンダ20と共通の仕切り部33を備
え、油圧シリンダ20の油室31内の油Lを前記ガス圧
よりも高圧に加圧可能に構成されている。シリンダ部材
40が油圧シリンダ20のシリンダ本体30と一体的に
形成されて、前記シリンダ本体部材22を構成し、仕切
り部33により油室31とガス作動室41の間が仕切ら
れている。
力用ピストン部材32のうち受圧部32bよりも先端側
の中空ロッド部32aに摺動自在に外嵌されている。こ
の受圧部材42は、シリンダ部材40に摺動自在に内嵌
された受圧部42aと、この受圧部42aから基端側へ
延びる出力部42bを有し、この出力部42bが仕切り
部33の内側の環状の貫通孔33aを貫通して油室31
に達している。
0aに挿通孔40bが形成され、この挿通孔40bに出
力用ピストン部材32の中空ロッド部32aが摺動自在
に内嵌されている。シリンダエンド壁部40a付近に、
ガス作動室41と外部とを連通するガス通路孔40cが
形成され、このガス通路孔40cに、チェック弁45が
ガス密に内嵌され組み込まれている。
1内の圧縮ガスGが外部へ漏れ出ないようにするととも
に、外部のガスボンベ等のガス供給源(図示略)からガ
ス作動室41への圧縮ガスGの供給を可能にする。尚、
図示していないが、シリンダ部材40には、仕切り部3
3と受圧部42a間の隙間に連通する呼吸孔が形成され
ている。尚49a〜49gはシール部材である。
いて、シリンダ本体30、出力用ピストン部材32、仕
切り部33、受圧部材42の出力部42bとで囲まれた
部分に油Lが液密に封入され、ガススプリング21のガ
ス作動室41において、シリンダ部材40、受圧部材4
2の受圧部42a、出力用ピストン部材32の中空ロッ
ド部32aとで囲まれた部分に圧縮ガスGがガス密に封
入されている。
に、油L(油室31)の体積が変化しないように、出力
用ピストン部材32が連動して進退する。そして、受圧
部材42の受圧部42aが仕切り部33に略当接した状
態(図2参照)で、受圧部材42が突出位置となり、出
力部42bの基端部分が油室31側に突出して、出力用
ピストン部材32も前記突出位置になる。
ンダエンド壁部40aに略当接した状態(図3参照)
で、受圧部材42が復帰位置となり、出力部42bの先
端がOリング49bのすぐ基端側に位置するまで仕切り
部33の貫通孔33aに入り込む。このとき、出力用ピ
ストン部材32も復帰位置となり、出力用ピストン部材
32の基端が外部へ僅かに突出した状態になる。
1のガス圧により突出位置に付勢されるため、出力用ピ
ストン部材32も突出位置になり、この状態のときに、
ガス作動室41のガス圧が所定圧(例えば、7MPa)
となるように設定されている。そして、ガス作動室41
のガス圧が前記所定圧となるように、チェック弁45を
介して、前記圧縮ガス供給源からガス作動室41に圧縮
ガスGを供給する。
を受圧する受圧面積(受圧部42aの断面積)は、油L
を加圧する加圧面積(出力部42bの断面積)よりも数
倍(例えば、約5倍)大きいため、その分、油室31内
の油Lが、前記ガス圧(例えば、7MPa)よりも高圧
(例えば、35MPa)に加圧される。
ンダ5において、ガススプリング21により油圧シリン
ダ20の油室31内の油Lを、ガススプリング21のガ
ス作動室41内のガス圧よりも高圧に加圧することがで
きるため、ガススプリング21だけでは発生できない強
力な付勢力を油圧シリンダ20と協働して発生させるこ
とができる。この強力な付勢力を、出力用ピストン部材
32からその先端部に係合するドローバー4の先端の係
合軸部4bに伝達し、ドローバー4を工具固定側へ強力
に付勢することができるため、工具Tを強力に固定する
ことができる。
圧縮ガスGをガス作動室41に充填し、ガススプリング
21の付勢力によって油室31の油圧を数倍増圧し、前
記強力な付勢力を発生させることができるため、ガスス
プリングとして機能する流体圧シリンダ5の構造を小型
化でき、主軸2の狭い空間に確実に設置できるようにな
る。更に、ガススプリング21のガス作動室41に充填
する圧縮ガスGを過度に高圧にしなくてもよいため、圧
縮ガスGのリークを防止する上でも有利であるため、製
作コストの低減を図るうえで有利になる。
軸2の基端側に固定的に設けられ、油圧供給源を含む駆
動制御部により駆動制御される油圧シリンダ50を有
し、ピストンロッド50aの先端部でドローバー4の係
合軸部4bを押動し、出力用ピストン部材32(受圧部
材42)を基端側の復帰位置に退入させるとともに、ド
ローバー4を固定解除側へ駆動するように構成してあ
る。
製の環状のベローズを装着し、このベローズに圧縮ガス
を封入し、受圧部材42はこのガス圧をベローズを介し
て受圧するようにしてもよい。このように、ガス作動室
41にベローズを装着し、このベローズに圧縮ガスを封
入したので、長期の使用中にも圧縮ガスのリークが殆ど
生じず、長期に亙って安定した付勢力を発揮させること
ができる。ベローズをガス作動室41の内部に装着して
から、ベローズに圧縮ガスを充填することもでき、この
場合、ベローズの組付けも容易になる。
とを別体に形成してもよい。そして、これらシリンダ部
材40とシリンダ本体30を螺合等で連結して一体的に
形成してもよい。また、ガススプリング21と油圧シリ
ンダ20を必ずしも直列状に配置しなくてもよい。その
他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、前記実施形態に
種々の変更を付加した形態で実施することも可能であ
る。
置によれば、流体圧シリンダにおいて、圧縮ガスを充填
したガス作動室とこのガス作動室のガス圧を受圧する受
圧部材とを備えたガススプリングにより、油圧シリンダ
の油室内の油を前記ガス圧よりも高圧に加圧できるた
め、ドローバーを工具固定側へ付勢する強力な付勢力を
発生させ、主軸に工具を強固に固定できる。ガスボンベ
等の既存の圧縮ガス供給源から圧縮ガスをガス作動室に
充填し、ガススプリングの付勢力によって油室の油圧を
数倍増圧し、前記強力な付勢力を発生させることができ
るため、ガススプリングとして機能する流体圧シリンダ
の構造を小型化でき、主軸の狭い空間に確実に設置でき
るようになる。更に、ガススプリングのガス作動室に充
填する圧縮ガスを過度に高圧にしなくてもよいため、圧
縮ガスのリークを防止する上でも有利であり、製作コス
トの低減を図るうえで有利になる。
よれば、ガススプリングのシリンダ部材を前記シリンダ
本体と一体的に形成し、ガススプリングと油圧シリンダ
を直列状に配置したので、流体圧シリンダをシンプルな
構造とすることができ、製作コストの低減を図ることが
できる。
よれば、出力用ピストン部材は中空状に形成されてドロ
ーバーに摺動自在に外嵌され、受圧部材はスリーブ状に
形成されて出力用ピストン部材に摺動自在に外嵌される
ので、流体圧シリンダにより、ドローバーを工具固定側
へ確実に付勢することができる。
よれば、シリンダ本体の内部に、油室とガス作動室の間
を仕切る仕切り部を設けたので、油室とガス作動室を簡
単に形成することができ、この仕切り部の内側に受圧部
材の出力部が摺動自在に挿入される環状の貫通孔が形成
されているので、出力部の先端部を油室内の油に接触さ
せてその油を確実に加圧することができる。
図である。
面図である。
縦断面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 工作機械の主軸に工具を固定する為のド
ローバーを工具固定側へ付勢する流体圧シリンダを備え
た工具固定装置において、 前記流体圧シリンダは、 シリンダ本体と、このシリンダ本体内に形成され油を封
入した油室と、この油室の油圧を受圧する出力用ピスト
ン部材とを有する油圧シリンダと、 圧縮ガスを充填したガス作動室とこのガス作動室のガス
圧を受圧する受圧部材とを有するガススプリングであっ
て、前記油室内の油を前記ガス圧よりも高圧に加圧可能
なガススプリングと、 を備えたことを特徴とする工作機械主軸の工具固定装
置。 - 【請求項2】 前記ガススプリングのシリンダ部材は前
記シリンダ本体と一体的に形成され、ガススプリングと
油圧シリンダは直列状に配置されたことを特徴とする請
求項1に記載の工作機械主軸の工具固定装置。 - 【請求項3】 前記出力用ピストン部材は中空状に形成
されてドローバーに摺動自在に外嵌され、前記受圧部材
はスリーブ状に形成されて出力用ピストン部材に摺動自
在に外嵌されることを特徴とする請求項2に記載の工作
機械主軸の工具固定装置。 - 【請求項4】 前記シリンダ本体の内部に、油室とガス
作動室の間を仕切る仕切り部を設け、この仕切り部の内
側に、受圧部材の出力部が摺動自在に挿入される環状の
貫通孔が形成されたことを特徴とする請求項2又は3に
記載の工作機械主軸の工具固定装置。
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JP2000082253A JP2001246507A (ja) | 2000-03-23 | 2000-03-23 | 工作機械主軸の工具固定装置 |
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