JP2001270862A - ピロリン誘導体の製造法 - Google Patents

ピロリン誘導体の製造法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】高収率でピロリン誘導体を製造する。 【解決手段】 シス−1,4−ジクロロ−2−ブテンと
1級アミンを反応させてピロリン誘導体を製造するに際
し、ピリジン誘導体を共存させることで、高収率で、効
率よくピロリン誘導体が製造できる。更に、シス−2−
ブテン−1,4−ジオールからシス−1,4−ジクロロ
−2−ブテンを単離することなく、連続的に製造でき
る。また、水相と有機相の2相間で反応させることによ
り、更に効率的に、且つ高収率でピロリン誘導体が製造
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシス−1,4−ジク
ロロ−2−ブテンと1級アミン類を反応させて製造する
ピロリン誘導体の製造法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ピロリン誘導体の製造法として、シス−
2−ブテン−1,4−ジオール ジメシレートと1級ア
ミン類を反応させてピロリン誘導体を製造する方法(シ
ンセティック コミュニケーション (1990)、2
0巻、227頁)は知られているが、原料のシス−2−
ブテン−1,4−ジオール ジメシレートが高価であ
り、工業的製造法としては課題がある。また、シス−
1,4−ジクロロ−2−ブテンとベンジルアミンを反応
させる製造法(シンセティック コミュニケーション
(1983)、13巻、1117頁)も知られている
が、反応条件が92℃、18時間と厳しく、且つ収率も
60%と低く、工業的製造法としては課題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者等はこれらの
欠点を解決し、安価な原料から汎用設備で生産できる製
造法を見出すことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者等はこれらの課
題を解決するべく鋭意検討した結果、本発明に到達し
た。即ち、シス−1,4−ジクロロ−2−ブテンと1級
アミンを反応させる際に、ピリジン誘導体を共存させる
ことにより、短時間で、かつ高収率でピロリン誘導体を
製造できることを見出した。また、原料としてシス−
1,4−ジクロロ−2−ブテンだけでなく、シス−2−
ブテン−1,4−ジオールと塩化チオニルをピリジン誘
導体共存下で反応させた粗反応液をそのまま精製せずに
使用しても同様に製造することができることを見出し
た。更に反応を水相と有機溶媒相の2相間で反応させる
ことにより、操作性よく製造できることを見出し、上記
課題を達成した。
【0005】即ち、本発明は、「シス−1,4−ジクロ
ロ−2−ブテンと1級アミン類を反応させて一般式
(1)
【0006】
【化4】
【0007】(ここで、R1は炭素数1〜8のアルキル
基、芳香環が無置換、または置換されているフェニル
基、芳香環が無置換、または置換されているアラルキル
基のいずれかを示す。)で表されるピロリン誘導体を製
造するに際し、ピリジン誘導体を共存させることを特徴
とするピロリン誘導体の製造法。」および「シス−2−
ブテン−1,4−ジオールと塩化チオニルを芳香族炭化
水素溶媒中でピリジン誘導体共存下、反応させる工程、
2層分離した反応液をそれぞれ分液する工程、分離した
上層と1級アミン類を反応させてピロリン誘導体を合成
する工程を含むことを特徴とするピロリン誘導体の製造
法。」である。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の原料であるシス−1,4
−ジクロロ−2−ブテン(以下cis-DCBと略す)は、
シスー2−ブテン−1,4−ジオールのクロル化によっ
て製造できるが、蒸留精製品を使用しても、或いはシス
−2−ブテン−1,4−ジオールと塩化チオニルをピリ
ジン誘導体共存下でクロル化した未精製品をを使用する
こともできる。また、シス−2−ブテン−1,4−ジオ
ールをメシルクロリドと塩基共存下で反応させて合成し
た cis-DCBで、ジメシル誘導体が含有されているも
のも同様に使用することが可能である。
【0009】シス−2−ブテン−1,4−ジオールと塩
化チオニルをピリジン誘導体共存下でクロル化した未精
製品を使用する場合は、シス−2−ブテン−1,4−ジ
オールと塩化チオニルを芳香族炭化水素溶媒中でピリジ
ン誘導体共存下、10〜40℃で反応させる工程、25
〜40℃にて2層分離した反応液をそれぞれ分液する工
程、分離した上層と1級アミン類を反応させてピロリン
誘導体を合成する工程で製造するのが好ましい。
【0010】もう一方の原料である1級アミン類は好ま
しくは、一般式(3)
【0011】
【化5】
【0012】(ここでR1は炭素数1〜8のアルキル
基、芳香環が無置換、または置換されているフェニル
基、芳香環が無置換、または置換されているアラルキル
基のいずれかを示す。)で表されるものであり、メチル
アミン、ブチルアミン等の炭素数が1〜8のアルキルア
ミン類、芳香環が無置換、または置換されているベンジ
ルアミン、フェネチルアミン等のアラルキルアミン類、
芳香環が無置換、または置換されているアニリン類など
が使用できるが、特に好ましくはエチルアミン、ベンジ
ルアミン、アニリンである。
【0013】1級アミンの使用量は希釈溶媒を使用する
か否かによって異なる。希釈溶媒を使用する場合には、
cis-DCBに対して1〜6倍モルが好ましく、さらに
好ましくは3〜4倍モルであり、この範囲であれば反応
は円滑に進行する。ここで、化学量論的には等モルの1
級アミンが反応に使用され、反応で生成する塩酸補足剤
として2倍モルが必要で、合計3倍モルが量論量であ
る。また、希釈溶媒を使用しない場合には生成する1級
アミン塩酸塩や生成したピロリン誘導体塩酸塩のスラリ
ー濃度を20重量%以下に抑えるために、1級アミンの
使用量はcis-DCBに対して5〜10倍モルが好まし
く、さらに好ましくは6〜8倍モルである。また、塩酸
補足剤にトリエチルアミン等の3級アミンを共存させる
ことも可能である。
【0014】ここで使用する希釈溶媒としては、反応を
阻害しないものならば何れでも良い。例えばシクロへキ
サン等の脂肪族炭化水素類、トルエン等の芳香族炭化水
素類、クロロホルム等の脂肪族ハロゲン化物類、クロロ
ベンゼン等の芳香族ハロゲン化物類等が好ましく使用で
きる。
【0015】触媒として共存させるピリジン誘導体は、
一般式(2)
【0016】
【化6】
【0017】(ここで、R2,R3は水素、炭素数1〜8
のアルキル基、ハロゲン、炭素数1〜4のアルキル基で
置換されているジアルキルアミノ基のいずれかを示し、
同一であっても異なっていてもよい。)で表されるもの
が好ましく使用でき、無置換のピリジン、2−メチルピ
リジン等のアルキルピリジン類、2−メチルー5−エチ
ルピリジン等のジアルキルピリジン類、4−ジメチルア
ミノピリジン等のジアルキルアミノピリジン類などが特
に好ましく使用できる。ピリジン誘導体の使用量は cis
-DCBに対して0.01〜0.9倍モルが好ましく、
さらに好ましくは0.02〜0.4倍モルである。この
範囲であれば反応速度、転化率が良好である。また、塩
酸補足剤を兼ねて使用する場合には、cis-DCBに対し
て2.01〜2.9倍モルが好ましく、さらに好ましく
は2.02〜2.4倍モルである。
【0018】反応液濃度は、反応時のスラリー性状を良
好にして、かつ析出結晶の濾過作業を円滑に実施するた
めには、析出する塩酸塩濃度が5〜20%が好ましい。
この場合には生成したピロリン誘導体濃度は約2〜7%
と希薄である。
【0019】反応温度は1級アミン類の種類にもよる
が、通常は20〜100℃、好ましくは25〜90℃で
ある。
【0020】反応方法は、1級アミン、触媒のピリジン
誘導体、必要に応じて塩酸補足剤、及び有機溶媒を混合
し、所定の温度にて攪拌しながらシス−1,4−ジクロ
ロ−2−ブテンを滴下しても、逆にシス−1,4−ジク
ロロ−2−ブテン、触媒のピリジン誘導体、必要に応じ
て塩酸補足剤、及び有機溶媒を混合し、所定の温度にて
攪拌しながら1級アミンを滴下する方法の何れも採用で
きるが、シス−1,4−ジクロロ−2−ブテンを滴下す
る方法の方が好ましい。
【0021】反応時間は反応温度、1級アミンの種類と
使用量、ピリジン誘導体の種類と使用量等により異なる
が、通常は2〜30時間である。
【0022】反応終了後、析出結晶を濾過で除去し、濾
過母液を濃縮・蒸留すればピロリン誘導体が得られる。
ここで、析出する塩酸塩は1級アミンを大過剰使用した
場合には大部分が1級アミン塩酸塩であるが、1級アミ
ンを3〜5倍モルしか使用しない場合には析出結晶中に
目的物のピロリン誘導体塩酸塩が混入するので、そのま
ま濾過すると収率が低下する。従って、ピロリン誘導体
回収率を向上させるには、1級アミンを大過剰使用する
か、或いは塩酸補足剤を過剰に使用すればよい。
【0023】反応液性状を改善するには反応を水相と有
機溶媒相の2相間で実施する事もできる。この場合、有
機溶媒を希釈剤として使用すると1級アミン使用量も少
なく、かつ分液性も良好で、反応が円滑に進行する。
【0024】ここで、使用する有機溶媒は、水と混合せ
ず、反応に不活性なものなら何れでも良い。好ましくは
芳香族炭化水素はトルエン、エチルベンゼン等のアルキ
ルベンゼン類、キシレン、シメン等のジアルキルベンゼ
ン類、メシチレン等のトリアルキルベンゼン類、テトラ
メチルベンゼン等のテトラアルキルベンゼン類等である
が、回収再使用を考慮するとトルエン、キシレン、クメ
ン等の芳香族炭化水素類が更に好ましく使用できる。
【0025】反応方法は、前記の如くに反応させてか
ら、塩酸塩が析出してスラリー性状が悪化してきてから
2相間で反応する方法、或いは反応初期から2相間で反
応する方法の何れでも良い。
【0026】水相のpHは9〜13、好ましくは9.5
〜11.5であり、この範囲であればピロリン収率が良
好である。
【0027】水相のpHは水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム、水酸化リチウム等のアルカリ金属水酸化物や水
酸化カルシウム等のアルカリ土類金属水酸化物で調整す
る。反応が進行して塩酸が発生するに従い、これらのア
ルカリは消費されてpHが低下する。そこで、反応系の
水相を常にpH9〜13に保つために、アルカリを添加
しながら反応を進める方法が好ましい。
【0028】反応温度は20〜80℃、好ましくは25
〜70℃であるが、一定温度で反応させても、或いは途
中で温度を変えても、何れでも良い。
【0029】反応終了後、水相を分離してから濃縮・蒸
留すればピロリン誘導体が得られる。
【0030】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に詳細に説明
するが、本発明はこの範囲に限定されるものではない。
なお、ここで使用する試薬類は工業グレード品である。
また、ピロリン誘導体、ピロール誘導体の分析はGCで
行った。
【0031】実施例1 トルエン900g、シス−1,4−ジクロロ−2−ブテ
ン(以下、DCBと略す)100.0g(0.8mol)、ピ
リジン7.9g(0.1mol)を仕込み、30℃にて攪拌し
ながらベンジルアミン342.9g(3.2mol)を約1時
間で滴下した。滴下終了後、60℃に昇温して更に3時
間攪拌した。反応液中に1−ベンジルピロリンは、9
4.3g含まれていた(収率74.0%)。室温まで冷
却してから析出結晶を濾過した後、母液を濃縮した。濃
縮液からヘリパック充填塔(約6段)を装着した減圧蒸
留で、61〜64℃(266Pa)の留分として1−ベンジ
ルピロリンを82.2g得た。化学純度は95.2%で
あった。
【0032】実施例2 実施例1で、滴下物をベンジルアミンからDCBに変更
して、同様に実施した。反応液中に1−ベンジルピロリ
ンは104.6g含まれていた(収率82.1%)。
【0033】比較例1 実施例1で、ピリジンの替わりにトリエチルアミン8.
1g(0.1mol)を使用し、同様に実施した。反応液中
に1−ベンジルピロリンは83.2g含まれていた(収
率65.3%)。
【0034】実施例3 トルエン267g、シス−2−ブテン−1,4−ジオー
ル89.0g(1mol)及びピリジン19.8g(0.25m
ol)を仕込み、攪拌しながら塩化チオニル255.0g
(2.14mol)を反応液温度が10〜15℃を保つようなス
ピードで滴下した。排ガスはアルカリ水溶液を経由さ
せ、塩酸、亜硫酸ガス、過剰の塩化チオニルをトラップ
してから大気中に放出した。滴下終了後、反応液温度を
30〜35℃に保ちながら更に1時間熟成した。転化率
は約100%であった。次いで、10〜12kPaの微
減圧にて更に1時間攪拌して系中の塩酸、過剰の塩化チ
オニルを除去した。攪拌を止め、静置すると2層が分液
するので下層を分離した。
【0035】上層のトルエン層は392.0gであり、
DCBが100.1g含有されていた(収率80.1
%)。この溶液中にはピリジン塩酸塩が約4g含有され
ていた。
【0036】ベンジルアミン258.0g(2.4mol)及
び、トルエン160gを30℃にて攪拌しながら、前記
DCB含有トルエン層392.0gを約30分で滴下し
た。この間、46wt%水酸化ナトリウム水溶液を滴下
し、水相のpHを10〜11に維持した。次いで、液温
を60℃まで昇温し、更にpHを10〜11に維持しな
がら3時間攪拌した。トルエン層には1−ベンジルピロ
リンが114.8g(収率90.0%)含有されてい
た。
【0037】実施例4〜6 ベンジルアミンの使用量を変えた以外は、実施例3と同
様に実施した。
【0038】
【表1】
【0039】実施例7 DCB含有トルエン層の滴下温度60℃に変更した以外
は実施例3と同様に実施したところ、1−ベンジルピロ
リンが112.5g(収率88.3%)得られた。
【0040】実施例8 アニリン37.3g(0.4mol)、トルエン40gを30
℃にて攪拌しながら、実施例3のDCB含有トルエン層
34.2gを約10分で滴下した。次いで、60℃に昇
温して更に2時間攪拌した。反応液中には1−フェニル
ピロリンが9.4g(81.0%)得られた。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、シス−1,4−ジクロ
ロ−2−ブテンからから高収率で、効率よく、ピロリン
誘導体が製造できる。更に、変異原性のあるシス−1,
4−ジクロロ−2−ブテンを単離することなく、シス−
2−ブテン−1,4−ジオールから連続的にピロリン誘
導体を製造できる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シス−1,4−ジクロロ−2−ブテンと1
    級アミン類を反応させて一般式(1) 【化1】 (ここで、R1は炭素数1〜8のアルキル基、芳香環が
    無置換、または置換されているフェニル基、芳香環が無
    置換、または置換されているアラルキル基のいずれかを
    示す。)で表されるピロリン誘導体を製造するに際し、
    ピリジン誘導体を共存させることを特徴とするピロリン
    誘導体の製造法。
  2. 【請求項2】シス−2−ブテン−1,4−ジオールと塩
    化チオニルを芳香族炭化水素溶媒中でピリジン誘導体共
    存下、反応させる工程、2層分離した反応液をそれぞれ
    分液する工程、分離した上層と1級アミン類を反応させ
    てピロリン誘導体を合成する工程を含むことを特徴とす
    るピロリン誘導体の製造法。
  3. 【請求項3】ピリジン誘導体が一般式(2) 【化2】 (ここで、R2,R3は水素、炭素数1〜8のアルキル
    基、ハロゲン、炭素数1〜4のアルキル基で置換されて
    いるジアルキルアミノ基のいずれかを示し、同一であっ
    ても異なっていてもよい。)で表されることを特徴とす
    る請求項1または2記載のピロリン誘導体の製造法。
  4. 【請求項4】1級アミン類が一般式(3) 【化3】 (ここでR1は炭素数1〜8のアルキル基、芳香環が無
    置換、または置換されているフェニル基、芳香環が無置
    換、または置換されているアラルキル基のいずれかを示
    す。)で表される化合物であることを特徴とする請求項
    1から3のいずれか1項記載のピロリン誘導体の製造
    法。
  5. 【請求項5】シス−1,4−ジクロロ−2−ブテンと1
    級アミン類を、水相と有機溶媒相の2相間で反応させる
    ことを特徴とする請求項1、3,4のいずれか1項記載
    のピロリン誘導体の製造法。
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