JP2001269005A - 農作業機の作業連結装置 - Google Patents

農作業機の作業連結装置

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JP2001269005A
JP2001269005A JP2000089232A JP2000089232A JP2001269005A JP 2001269005 A JP2001269005 A JP 2001269005A JP 2000089232 A JP2000089232 A JP 2000089232A JP 2000089232 A JP2000089232 A JP 2000089232A JP 2001269005 A JP2001269005 A JP 2001269005A
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Japan
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pin
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Chitoshi Matsunaga
千年 松長
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 農作業装置連結時の制御連動計の連結を円滑
に正確に行わせる。 【解決手段】 車体1と作業機2との間の連結ヒッチ部
3に位置するワイヤ4連動系の連結部に、このワイヤ4
と、このワイヤ4に連動される連結ピン5との間を、連
動比を変更する連動比変更継手6で連結することを特徴
とする農作業機の作業連結装置の構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、農作業機の作業
連結装置に関する。乗用形態のトラクタ車体の後側に耕
耘装置や、管理作業装置、播種装置、苗植装置等の各種
作業装置や作業機器を連結する連結装置に利用される。
【0002】
【従来の技術】実公平8ー3210号の公報では、トラ
クタ車体後部の三点リンク機構からなるリンクヒッチ
に、作業ヒッチを連結する形態において、制御連動系で
あるリヤカバー連動ワイヤーを連結するために、前後に
回動搖動する前後一対の搖動フックを設ける形態が記載
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】作業ヒッチを連結する
と同時に制御連動系の連結部が、大きく搖動すると、的
確な連結が行われず、制御連動系の連動に遊動間隔を生
じて、正確な制御連動を速やかに行わせることのできな
いことが多い。このため、この発明は、連動ピンのピン
穴に対する嵌合によって、速やかに的確に連結させるも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため、この発明は、
つぎのような技術的手段を講ずる。すなわち、請求項1
に記載の発明は、車体1と作業機2との間の連結ヒッチ
部3に位置するワイヤー4連動系の連結部に、このワイ
ヤー4と、このワイヤー4に連動される連結ピン5との
間を、連動比を変更する連動比変更継手6で連結するこ
とを特徴とする農作業機の作業連結装置の構成とする。
そして、請求項2に記載の発明は、前記連動比変更継手
6は、アーム比の異なる回動アーム7からなることを特
徴とする請求項1に記載の農作業機の作業連結装置の構
成とする。さらに、請求項3に記載の発明は、前記連結
ピン5とワイヤー4との連結部における摺動軸芯8,9
をほぼ平行状に偏位させて支持することを特徴とするも
のである。
【0005】また、請求項4に記載の発明は、車体1と
作業機2との間の連結ヒッチ部3に位置するワイヤー4
連動系の連結部に、このワイヤー4と連動の連結ピン5
を摺動自在に支持する支持体10と、この連結ピン5を
係合連結させる被連結体11との間に、この連結ピン5
を係合案内する連結ガイド12を有することを特徴とす
る農作業機の作業連結装置の構成とする。そして、請求
項5に記載の発明は、前記連結ガイド12には、この連
結ピン5先端の係合フック13を係合案内するフックガ
イド14を有することを特徴とするものである。
【0006】
【発明の効果】この発明は、このような構成によって、
つぎのような技術的効果を有する。すなわち、請求項1
に記載の発明では、車体1と作業装置2とを前後に接近
させて連結ヒッチ部3を連結させる。このとき、この連
結ヒッチ部3の近傍部におけるワイヤー4連動系の連結
ピン5が対向側の被連結体に係合して連結される。そし
て作業時のこのワイヤー4連動系の連動では、連動比変
更継手6を介して連動されるもので、ワイヤー4の作動
量とは異なる作動量の連結ピン5によって被連結体側部
が作動される。このようにして、連動比変更継手6によ
ってワイヤー4と連結ピン5との間の連動比を変更設
定、ないし変更調節させて、車体1側と作業機2側との
間の制御連動を、がたつきや、弛み等のないように正確
におこなわせることができるために、的確な作業制御を
行うことができる。
【0007】つぎに、請求項2、および3に記載の発明
では、前記連動比変更継手6としてアーム比の異なる回
動アーム7を用いるものであり、さらには、これらの連
動比変更継手6によって連結される連結ピン5とワイヤ
ー4とは、これらの摺動軸芯8,9を平行状に偏位させ
て形成されるために、構成を簡潔にして、アーム比の変
更構成が容易であり、連結ピン5の連動を円滑におこな
わせる。
【0008】また、請求項4および5に記載の発明で
は、ワイヤー4と連結ピン5とを支持する支持体10
と、被連結体11が、連結ガイド12によって係合案内
されるために、ワイヤー4と連結ピン5との関係位置は
常時一定に維持して、この連結ピン5の位置と被連結体
11とを係合するように案内させて、連結ピン5と連結
ガイド12との関係位置を適宜離間させて、案内構成を
設定し易くすることができる。そして、この連結ガイド
12によって案内された位置で、さらにフックガイド1
4によって、この連結ピン5の係合フック13を被連結
体11に係合させるもので、構成を簡潔にして、的確な
係合を行わせることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明は、乗用トラクタ車体の
三点リンク機構等の連結ヒッチ部に、耕耘装置等の作業
装置の作業ヒッチを連結する場合に利用できる。作業
機、ないし作業装置としては、他に管理作業装置や、播
種装置、苗植装置等が揚げられる。とくに、作業装置の
作業ヒッチに対して、トラクタ車体のリンクヒッチを接
近させて、このリンクヒッチを上動させながら作業ヒッ
チを掬い上げるようにして、作業装置の自重を利用して
自動的に連結する形態の連結装置としては、これと同時
に作業装置を制御する制御連動系も自動的に連結され
て、自動連結を果たすことができる。
【0010】前記制御連動系としては、耕耘作業装置の
耕耘深さを制御するための耕耘装置のリヤカバーを耕深
センサとして、この耕深センサと、三点リンク機構を昇
降する昇降油圧回路の昇降制御弁との間を連動する耕深
制御連動系に利用できる。このほか、耕耘作業装置側に
左右の傾斜センサを設けて、この耕耘作業装置をローリ
ング制御させるローリング制御連動系にも利用できる。
また、苗植作業機では、接地フロートの上下搖動によっ
て苗植装置を昇降させるピッチング制御や、左右に傾斜
させたり左右水平状にさせるローリング制御等の制御連
動系にも利用できる。
【0011】このような形態において、請求項1に記載
の発明は、車体と作業機との間の連結ヒッチ部に位置す
るワイヤ連動系の連結部に、このワイヤーと、このワイ
ヤーに連動される連結ピンとの間を、連動比を変更する
連動比変更継手で連結することを特徴とする農作業機の
作業連結装置の構成として、連動比変更継手によってワ
イヤーと連結ピンとの間の連動比を変更設定、ないし変
更調節させて、車体側と作業機側との間の制御連動を合
わせることができるために、的確な作業制御を行うこと
ができるものである。
【0012】ここに、作業機を付替る場合や、センサ、
ないしセンサ形態が変わる場合、さらには、ワイヤーの
長さや操作移動量などが変わる場合にも、このような連
動比変更継手を利用して調整できる。そして、請求項2
に記載の発明では、前記連動比変更継手は、アーム比の
異なる回動アームからなることを特徴とするものであ
り、さらに、請求項3に記載の発明では、この連結ピン
とワイヤーとの連結部における摺動軸芯をほぼ平行状に
偏位させて支持することを特徴とするもので、構成を簡
潔にして、アーム比の変更構成が容易であり、連結ピン
の連動を円滑におこなわせるものである。
【0013】また、請求項4に記載の発明は、車体と作
業機との間の連結ヒッチ部に位置するワイヤ連動系の連
結部に、このワイヤーと連動の連結ピンを摺動自在に支
持する支持体と、この連結ピンを係合連結させる非連結
体との間に、この連結ピンを係合案内する連結ガイドを
有することを特徴とする農作業機の作業連結装置の構成
とするものであり、ワイヤーと連結ピンとの関係位置は
常時一定に維持して、この連結ピンの位置と被連結体と
を係合するように案内させて、連結ピンと連結ガイドと
の関係位置を適宜離間させて、案内構成を設定し易くす
ることができる。そして、請求項5に記載の発明では、
この連結ガイドには、この連結ピン先端の係合フックを
係合案内するフックガイドを有することを特徴とするも
のであり、この連結ガイドによって案内された位置で、
さらにフックガイドによりこの連結ピンの係合フックを
被連結体に係合させるもので、構成を簡潔にして、的確
な係合を行わせることができる。
【0014】
【実施例】この発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。請求項1〜3に記載の発明は、第一実施例として図
1〜図3を用いて現わされる。また請求項4,5に記載
の発明は、第二実施例として主として図4、および図5
を用いて現わされる。
【0015】
【第一実施例】この発明の第一実施例を図1〜図3に基
づいて説明する。農作業機として四輪走行の乗用トラク
タ車体1の後側に耕耘作業機2を連結する形態で、この
車体1の後側に三点リンク機構からなるリンクヒッチ1
5が昇降可能に連結される。耕耘作業機2の前側中央部
に設けられる作業ヒッチ16が該リンクヒッチ15によ
って掬い上げられて自動的に連結される連結ヒッチ部3
の構成である。17はトラクタ車体1の後車輪、18は
ミッションケース、19はこの上部の油圧ケース、20
は運転席を支持装着しているフェンダーである。
【0016】三点リンク機構は、油圧ケース19内の油
圧シリンダーの伸縮で上下回動されるリフトアーム2
1、このリフトアーム21とリフトロッド22を介して
連結されて上下回動される左右一対のロワリンク23、
およびミッションケース18の後端上部に突出されるブ
ラケット24に連結のトップリンク25等から構成され
る。これらロワリンク23とトップリンク25との後端
間に渡ってリンクヒッチ15が連結される。
【0017】このリンクヒッチ15は、正面視門形状に
形成されるヒッチ主体26の上端中央部にトップフック
27を有し、下端両端部に連結ピン28を有する。ロワ
リンク23の後端とこのヒッチ主体26との連結部の外
側に連結ピン28を突出させている。また、このヒッチ
主体26の中央部には、作業機2側の入力伝動ケース2
9の前側に突出の入力軸30を嵌合させて伝動できるカ
ップリング31が設けられる。このカップリング31と
車体1側のPTO軸32との間を、伝動軸33で連結し
ている。
【0018】このような三点リンク機構の後端に連結さ
れるリンクヒッチ15は、リフトアーム21の上下回動
によって昇降される。34は油圧ケース19に設けられ
る昇降制御弁で、この切替によって油圧回路の油圧シリ
ンダを伸縮してリフトアーム21を上下回動できる。
【0019】耕耘作業機2は、サイドドライブ形態のロ
ータリ耕耘装置からなる。35は耕耘軸で、耕耘伝動ケ
ース36の下端部に軸装され、耕耘爪37を有する。3
8は耕耘カバー、39はリヤカバー、40はサイドカバ
ーである。41はマスト、42はゲージホイルである。
【0020】作業ヒッチ16は、このマスト41の前端
上部のトップピン43と、入力伝動ケース29の左右両
側方に配置のロワフック44とからなる。トップピン4
3は、前記リンクヒッチ15のトップフック27によっ
て掬い上げられて係合されるこのトップピン43が掬い
上げられて上昇され、耕耘作業機2が地面から浮上され
ると、このトップピン43回りに耕耘作業機2の下部が
自重で前側へ移動するようになり、左右のロワフック4
4が連結ピン28に嵌合して連結される。また、この連
結を外すには、リンクヒッチ15を下げて、トップフッ
ク27、および連結ピン28の係合を外す。なお、この
連結ピン28には固定用のロックフック(図面省略)を
係合できる。
【0021】この耕耘作業機2には、リヤカバー39の
上端が、耕耘カバー38の後部にカバー軸45の回りに
上下回動自在に設けられ、ダンパー46によって支持さ
れている。このリヤカバー39の下端部で、耕耘爪37
の回転による耕耘土壌面を鎮圧して、土壌面を均平する
とともに、耕耘深さ(耕深)を検出できる。
【0022】このリヤカバー39の回動によって、カバ
ー軸45上のアーム47に連結する連動ワイヤー4を連
動し、このワイヤー4前端を連結ピン5に連動比変更継
手6を介して連結している。リヤカバー39の上下動で
連結ピン5を前後に移動するように制御連動系の一部で
あるワイヤー4連動系を連動構成している。この連結ピ
ン5を前後摺動自在にして支持するボス部48と、ワイ
ヤー4のアウタワイヤー部の先端を受けるストッパーを
兼ねるボス部49とを有した支持体10を、入力伝動ケ
ース29に固定している。50は連結ピン5を前方へ弾
発するばねである。前記連結ピン5は、前端部を下側へ
直角状に屈曲させて係合フック13を形成し、先端を尖
らせた係合フック13を形成する。
【0023】この支持体10に支持される鉤の手状の連
結ピン5と、ワイヤー4とのボス部48,49に対する
前後摺動自在の摺動軸芯8,9は、上下に適宜間隔を有
して平行状に形成される。そしてこれら連結ピン5の後
端と、ワイヤー4の前端との間を回動アーム7で連結す
る。この回動アーム7は支持体10に対して支持軸61
の回りに回動自在に支持されて、この回動アーム7の下
端部にワイヤー4を連結し、この下端部と支持軸61部
との間の中間部に長穴を形成して連結ピン5の後端を係
合させて連動する。この回動アーム7の上端部と支持体
10との間にはばね62を設けて回動アーム7を前側の
連結ピン5側へ弾発させている。このよう構成される連
動比変更継手6は、支持体10を入力伝動ケース29等
の作業機2機体に対してボルト63締め等によって着脱
できる構成としている。
【0024】この連動比変更継手6の連動比は、連結ア
ーム7における連結ピン5とワイヤー4との回動軸61
からの各連結長さの比によって定まり、また、摺動軸芯
8,9の回動軸61に対する位置や、これら摺動軸芯
8,9間の間隔等によって決まるものである。このよう
な回動アーム7による連結長さの比、すなわちアーム比
や、支持体10に対する摺動軸芯8,9の位置等は、取
付られたままの状態で調節、ないし変更できるように構
成するもよい。
【0025】前記車体1の昇降制御弁34と連結する連
動ワイヤー51の後端を、被連結体11を有する移動軸
53に連結する。この移動軸53はヒッチ主体26の一
側に固定のブラケット54のボス部55に前後摺動自在
に設けて、ばね56で前側へ弾発している。またこのブ
ラケット54の前端部に連動ワイヤー51のアウタワイ
ヤー部を受けている。この被連結体11および移動軸5
3を前後動することにより昇降制御弁34を切替連動す
るように、制御連動系の一部であるワイヤー51連動系
を構成する。
【0026】このワイヤー51連動系は、車体1側の昇
降制御弁34と作業機2側のリヤカバー39との間を連
動するワイヤー51,4や、相互に係合する被連結体1
1、および連結ピン5等から構成される。この被連結体
11は前後方向に沿う断面V字状、ないし漏斗状の案内
溝を形成して、この案内溝の左右両側面を案内面をピン
ガイド52とし、この下端底部に連結ピン5の嵌合しう
るピン穴58を形成している。
【0027】漏斗状の被連結体11は、上側へ開放部を
対向させ、連結ピン5の係合フック13を下向きに形成
している。耕耘作業機2のヒッチ連結時には、これらピ
ンガイド52は下から上方へ移動して、この係合フック
13がV字状案内面による案内を受けてピン穴58への
嵌合が的確に行われる。これらピン穴58に連結ピン5
が嵌合して係合されると、前後のワイヤー51,4の連
動で、リヤカバー39の上下回動で昇降制御弁34が作
動される。
【0028】また、作業機2を車体1から取外すとき
は、被連結体11と連結ピン5との作動関係は、前記と
は逆方向となるため、連結ピン5はピン穴58から上方
へ脱出されて、簡単であり、特別の手動操作を要しな
い。なお、前記ピンガイド52はリンクヒッチ15側に
設け、連結ピン5を作業ヒッチ16側に配置したが、こ
れを相互に反対の側に配置する形態とすることもでき
る。また、被連結体11と連結ピン5との対向を上下逆
向きにするもよい。また、図例ではリヤカバー39の連
動構成としたが、その他の制御機構や操作機構部を連動
する制御連動系であっても実施できる。
【0029】
【第二実施例】第二実施例を主に図4、図5に基づい
て、第一実施例と異なる点について説明する。前記車体
1側のリンクヒッチ15のヒッチ主体26に取り付けら
れる被連結体11を、支軸64回りに上下回動自在に設
けて、ばね65で水平位置に弾発保持させる。このた
め、この支軸64の回りに回動自在のブラケット54に
ボス部55が固定され、このボス部55に被連結体11
の基部の角軸からなる移動軸53が前後摺動自在に嵌合
される。この移動軸53にワイヤー51が連結される。
そして、このブラケット54に連結ガイド12を構成す
るガイドレール66が一体に設けられる。このガイドレ
ール66は先端を下側へ傾斜させて幅広く形成の樋状に
形成されて、被連結体11の下側に位置される。このガ
イドレール66の底面にはガイド穴67が形成されて、
このガイド穴67とこれに嵌合させるベアリング68と
によってフックガイド14を構成する。
【0030】これに対して、連結ピン5側の支持体10
の下側に、そのベアリング68がアーム69で支持され
る。そしてまた、このベアリング68とガイドレール6
6とによって、連結ガイド12が構成される。そして、
このベアリング68は、ガイドレール66を案内される
とガイド穴67に落ち込んで嵌合して、前記連結ピン5
の係合フック13を被連結体11のピン穴58に係合さ
せる。リンクヒッチ15と作業ヒッチ16との接近によ
って、これらガイドレール66とベアリング68との間
の摺動によって、被連結体11と連結ピン5との係合位
置を合わせるものである。この位置が合わせられた状態
でフックガイド14により案内されて係合される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第一実施例にかかる連結ヒッチ部の
側面図。
【図2】その作業ヒッチ部の連結直前の状態を示す側面
図。
【図3】その連結状態を示す側面図。
【図4】第二実施例にかかる連結ヒッチ部の斜視図。
【図5】その側面図。
【符号の説明】
1 車体 2 作業機 3 連結ヒッチ部 4 ワイヤー 5 連結ピン 6 連動比変更継手 7 回動アーム 8 摺動軸芯 9 摺動軸芯 10 支持体 11 被連結体 12 連結ガイド 13 係合フック 14 フックガイド 15 リンクヒッチ 16 作業ヒッチ 17 PTO昇降切替弁 34 昇降制御弁 39 リヤカバー 51 ワイヤー 58 ピン穴 66 ガイドレール 67 ガイド穴 69 ベアリング

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体1と作業機2との間の連結ヒッチ部3
    に位置するワイヤー4連動系の連結部に、このワイヤー
    4と、このワイヤー4に連動される連結ピン5との間
    を、連動比を変更する連動比変更継手6で連結すること
    を特徴とする農作業機の作業連結装置。
  2. 【請求項2】前記連動比変更継手6は、アーム比の異な
    る回動アーム7からなることを特徴とする請求項1に記
    載の農作業機の作業連結装置。
  3. 【請求項3】前記連結ピン5とワイヤー4との連結部に
    おける摺動軸芯8,9をほぼ平行状に偏位させて支持す
    ることを特徴とする請求項1、または2に記載の農作業
    機の作業連結装置。
  4. 【請求項4】車体1と作業機2との間の連結ヒッチ部3
    に位置するワイヤー4連動系の連結部に、このワイヤー
    4と連動の連結ピン5を摺動自在に支持する支持体10
    と、この連結ピン5を係合連結させる被連結体11との
    間に、この連結ピン5を係合案内する連結ガイド12を
    有することを特徴とする農作業機の作業連結装置。
  5. 【請求項5】前記連結ガイド12には、この連結ピン5
    先端の係合フック13を係合案内するフックガイド14
    を有することを特徴とする請求項4に記載の農作業機の
    作業連結装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017225409A (ja) * 2016-06-23 2017-12-28 株式会社クボタ コンバイン
JP2020168030A (ja) * 2016-06-23 2020-10-15 株式会社クボタ コンバイン

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JP2017225409A (ja) * 2016-06-23 2017-12-28 株式会社クボタ コンバイン
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