JP2001268746A - 電気接続箱 - Google Patents

電気接続箱

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JP2001268746A
JP2001268746A JP2000075425A JP2000075425A JP2001268746A JP 2001268746 A JP2001268746 A JP 2001268746A JP 2000075425 A JP2000075425 A JP 2000075425A JP 2000075425 A JP2000075425 A JP 2000075425A JP 2001268746 A JP2001268746 A JP 2001268746A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】バスバーと導電部との接触面積を大きくするこ
とで、バスバーと回路基板とが接続不良を起こすのを防
止できる。 【解決手段】バスバー13に形成された係止孔13a
と、可撓性プリント基板14の導電部15aを除く箇所
に形成された係止孔14aとにそれぞれ突部17が挿通
されている。そして、その突部17の先端部をかしめて
保持部18を形成することにより、バスバー13と導電
部15aとを接触保持している。そのため、導電部15
a以外の箇所で突部17がかしめられているため、導電
部15aに係止孔14aを形成しなくてすむ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、互いに接続される
バスバーと配線部材とを収容した電気接続箱に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】例えば自動車等の車両においては、種々
の電装品を電気的に接続するための電気接続箱が用いら
れている。この種の電気接続箱では、ケース本体内に絶
縁板が収容され、この絶縁板上にバスバーと可撓性プリ
ント基板に設けられた導電部とが接触保持されている。
この接触により、バスバーと可撓性プリント基板とが電
気的に接続されている。従来、バスバーと可撓性プリン
ト基板の導電部とを接触保持するには、絶縁板に設けら
れた突部をバスバーと導電部とに挿通し、突部の先端部
をかしめている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、可撓性プリ
ント基板の導電部に突部を挿通するための孔を形成する
必要があるため、導電部とバスバーとの接触面積が小さ
くなる。この結果、バスバーと導電部とが接触不良を起
こし、信頼性の低下につながるおそれがあった。
【0004】本発明は上記の課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、バスバーと回路基板に設けた導電
部との接触不良を防止することにより、信頼性の向上を
図ることが可能な電気接続箱を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明では、絶縁板上に配設した
バスバーと回路基板とをケース本体内に収容し、バスバ
ーと回路基板に設けられた導電部とを電気的に接続した
電気接続箱において、前記絶縁板上に突部を設け、バス
バーに形成された係入孔と、前記回路基板にて導電部を
除く箇所に形成された係入孔とにそれぞれ挿通し、前記
突部の先端部をかしめることにより保持部を形成し、そ
の保持部によって前記バスバーと回路基板の導電部とを
接触保持したことをその要旨とする。
【0006】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の電気接続箱において、前記回路基板に設けられた係
入孔は、導電部の近傍に配置されていることを要旨とす
る。以下、本発明の「作用」について説明する。
【0007】請求項1に記載の発明によると、突部をか
しめる箇所は導電部を除く箇所であるため、導体部に突
部を挿入するための孔を設けなくてもよい。この結果、
バスバーと導電部の接触面積が小さくなるのを防止で
き、導電部とバスバーとの接触を確実に得ることができ
る。
【0008】請求項2に記載の発明によると、導電部の
近傍に回路基板に設けられた係入孔が配置されているた
め、バスバーと導電部とを接触させるのに十分な高い接
触圧を確保することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図面に基づき詳細に説明する。図1〜図3に示す
ように、電気接続箱10のケース本体11内には合成樹
脂製の絶縁板12が設けられ、この絶縁板12の上面に
は平板状をなす複数のバスバー13が配設されている。
各バスバー13の途中には係止孔13aがそれぞれ形成
されている。
【0010】前記バスバー13の上面には、回路基板と
しての可撓性プリント基板(FPC:Flexible Printed
Circuit Board)14が配設されている。この可撓性プ
リント基板14は、銅箔からなる導体パターン15と、
それを被覆するポリイミドフィルムとを接着剤で互いに
貼り合せたものである。導体パターン15の一部は外部
に露出されている。ここでは、可撓性プリント基板14
の下面に導体パターン15の一部が露出され、この露出
部分が可撓性プリント基板14の導電部15aとなって
いる。
【0011】可撓性プリント基板14の上面における導
電部15aの近傍には、可撓性プリ係止孔14aがそれ
ぞれ形成されている。より具体的にいうと、係止孔14
aは導体パターン15の延長線上に位置している。バス
バー13に導体パターン15を重ね合わせると、両係止
孔13a,14aの位置は一致するようになっている。
【0012】前記絶縁板12の上面には、合成樹脂から
なる複数の突部17が同絶縁板12と一体的に形成され
ている。各突部17は、前記両係止孔13a,14aに
挿通され、可撓性プリント基板14から突出した部分が
前記導電部15aからずれた位置でかしめられている。
このかしめにより、突部17の先端部には保持部18が
形成されている。そして、保持部18によりバスバー1
3と可撓性プリント基板14の導電部15aとが電気的
に接触されている。なお、保持部18は両係止孔13
a,14aよりも面積が大きいため、突部17が両係止
孔13a,14aから抜けることはない。
【0013】上記のように構成された電気接続箱10に
ついて、バスバー13と可撓性プリント基板14とを接
続するには次のように行う。絶縁板12上にバスバー1
3を配設し、その係止孔13aに突部17を挿通させ
る。次いで、バスバー13上に可撓性プリント基板14
を配設し、その係止孔14aに突部17を挿通させる。
そして、可撓性プリント基板14から突出した突部17
の先端部を、図示しないプレス装置等によりかしめて保
持部18を成形する。この保持部18によりバスバー1
3と可撓性プリント基板14の導電部15aとが接触保
持され、バスバー13と可撓性プリント基板14とが電
気的に接続される。
【0014】従って、本実施形態によれば以下のような
効果を得ることができる。 (1)バスバー13に形成された係止孔13aと、可撓
性プリント基板14の導電部15aを除く箇所に形成さ
れた係止孔14aとにそれぞれ突部17が挿通されてい
る。そして、その突部17の先端部をかしめて保持部1
8を形成することにより、バスバー13と導電部15a
とが接触保持されている。そのため、導電部15a以外
の箇所で突部17がかしめられているため、導電部15
aに係止孔14aを形成しなくてすむ。この結果、バス
バー13と導電部15aとの接触面積を大きくすること
ができるので、バスバー13と導電部15aとが接触不
良をなくすことができ、信頼性の低下につながるのを防
止することができる。
【0015】(2)前記可撓性プリント基板14に形成
された係止孔14aは、導電部15aの近傍に配置され
ている。そのため、突部17をかしめる位置が導電部1
5aから離れている場合に比べて、バスバー13と導電
部15aとを接触させるのに十分な高い接触圧を確保す
ることができる。
【0016】(3)突部17の先端部をかしめることに
より、バスバー13と可撓性プリント基板14とを、組
み付けるのと同時に電気的に接続することができる。こ
の結果、バスバー13と可撓性プリント基板14との組
み付けを簡略化でき、低コスト化を図ることができる。
【0017】(4)バスバー13と可撓性プリント基板
14を接続するのに、面倒なスポット溶接や半田付け等
を行わなくてもよいので、更なる低コスト化に貢献する
ことができる。
【0018】なお、本発明の実施形態は以下のように変
更してもよい。 ・ 前記実施形態では、バスバー13に対して可撓性プ
リント基板14を電気的に接続した。可撓性プリント基
板14以外にも、例えばリジッドなプリント回路基板
(PCB: Printed Circuit Board)に変更してもよ
い。
【0019】・ 前記実施形態では、1つの導電部15
aにつき1つの突部17をかしめることにより、バスバ
ー13と導電部15aとを電気的に接続した。これ以外
にも、各導電部15aの近傍に複数の突部17を設け、
これらの突部17をかしめることによりバスバー13と
導電部15aとを接続してもよい。この構成にすれば、
よりいっそう高い接触圧を確保することができる。
【0020】次に、特許請求の範囲に記載された技術的
思想のほかに、前述した実施形態によって把握される技
術的思想を以下に列挙する。 (1)請求項1又は2において、複数の突部をかしめる
ことにより、バスバーと回路基板の導電部とが接触保持
されていることを特徴とする電気接続箱。
【0021】(2)合成樹脂製の絶縁板上に配設したバ
スバーと回路基板とをケース本体内に収容し、バスバー
と回路基板とを電気的に接続した電気接続箱において、
バスバーの途中に形成された係入孔と、前記回路基板に
設けられた導体パターンの一部である導電部の近傍に形
成された係入孔とに、前記絶縁板上に一体的に形成され
た合成樹脂製の突部をそれぞれ挿通し、前記突部の先端
部をかしめることにより保持部を形成し、その保持部に
よって前記バスバーと回路基板の導電部とを接触保持し
たことを特徴とする電気接続箱。
【0022】(3)絶縁板上に配設したバスバーと回路
基板とをケース本体内に収容し、バスバーと回路基板に
設けられた導電部とを電気的に接続するようにした電気
接続箱において、前記バスバーに形成された係入孔と、
前記回路基板にて導電部を除く箇所に形成された係入孔
とに、前記絶縁板上に設けられた突部をそれぞれ挿通
し、その突部の先端部をいずれか一方の係入孔から突出
させ、その突出部分をかしめて押し潰すことにより、前
記バスバーと回路基板の導電部とを接触保持するように
したことを特徴とする電装品の接続方法。
【0023】(4)絶縁板上に配設したバスバーと回路
基板とを収容し、バスバーと回路基板に設けた導電部と
を電気的に接続するようにした電装品の接続構造におい
て、前記絶縁板上に突部を設け、バスバーに形成された
係入孔と、前記回路基板にて導電部の近傍に形成された
係入孔とにそれぞれ挿通し、前記突部の先端部をかしめ
ることにより保持部を形成し、その保持部によって前記
バスバーと回路基板の導電部とを接触保持したことを特
徴とする電装品の接続構造。
【0024】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1に記載の
発明によれば、バスバーと導電部の接触面積が小さくな
るのを防止できるので、導電部とバスバーとの接触を確
実に得ることができる。
【0025】請求項2に記載の発明によると、バスバー
と導電部とを高い接触圧で接触させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態の電気接続箱の内部を示す斜視図。
【図2】図1の分解斜視図。
【図3】バスバーと可撓性プリント基板との断面図。
【符号の説明】
10…電気接続箱、11…ケース本体、12…絶縁板、
13…バスバー、13a…係止孔、14…可撓性プリン
ト基板(回路基板)、14a…導電部、15…導体パタ
ーン、15a…導電部、14a…係止孔、17…突部、
18…保持部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E023 AA04 BB22 BB23 BB30 DD26 EE22 HH08 5E077 BB18 BB31 BB32 BB38 CC06 DD15 GG30 HH04 JJ20 5G361 BA04 BB02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁板上に配設したバスバーと回路基板
    とをケース本体内に収容し、バスバーと回路基板に設け
    られた導電部とを電気的に接続した電気接続箱におい
    て、 前記絶縁板上に突部を設け、バスバーに形成された係入
    孔と、前記回路基板にて導電部を除く箇所に形成された
    係入孔とにそれぞれ挿通し、前記突部の先端部をかしめ
    ることにより保持部を形成し、その保持部によって前記
    バスバーと回路基板の導電部とを接触保持したことを特
    徴とする電気接続箱。
  2. 【請求項2】前記回路基板に設けられた係入孔は、導電
    部の近傍に配置されていることを特徴とする請求項1に
    記載の電気接続箱。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010220295A (ja) * 2009-03-13 2010-09-30 Autonetworks Technologies Ltd 回路構成体、及び電気接続箱
JP2011166874A (ja) * 2010-02-05 2011-08-25 Autonetworks Technologies Ltd 回路構成体および電気接続箱
JP7151232B2 (ja) 2018-07-18 2022-10-12 株式会社オートネットワーク技術研究所 回路基板

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