JP2000078722A - 電気接続箱 - Google Patents

電気接続箱

Info

Publication number
JP2000078722A
JP2000078722A JP10240690A JP24069098A JP2000078722A JP 2000078722 A JP2000078722 A JP 2000078722A JP 10240690 A JP10240690 A JP 10240690A JP 24069098 A JP24069098 A JP 24069098A JP 2000078722 A JP2000078722 A JP 2000078722A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printed wiring
bus bar
wiring board
junction box
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10240690A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeyoshi Hisada
剛巧 久田
Hirobumi Iwasaka
岩坂  博文
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Electronics Corp
Original Assignee
Anden Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Anden Co Ltd filed Critical Anden Co Ltd
Priority to JP10240690A priority Critical patent/JP2000078722A/ja
Publication of JP2000078722A publication Critical patent/JP2000078722A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connection Or Junction Boxes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリント配線板にバスバーを固定してなる電
気接続箱において、バスバー3とプリント配線板1の間
に所定のギャップを形成して、設計自由度を高くする。 【解決手段】 バスバー3に、プリント配線板1に向か
って突出する突出部31を設けるとともに、プリント配
線板1に、突出部31に対応する部位に嵌挿孔20を設
け、突出部31の先端を嵌挿孔20の奥面20aに当接
させるようにして、バスバー3をプリント配線板1に位
置決め固定し、かつバスバー3とプリント配線板1の間
に所定のギャップを形成するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント配線板に
バスバーを固定してなる電気接続箱に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電気接続箱として特開昭
60−16110号公報に示すものがある。このもの
は、図14に示すように、プリント配線板(絶縁板)1
と、プリント配線板1を被覆するカバー本体2などから
なる。プリント配線板1の表面には、バスバー3、機能
部品4、タブ状端子5、6が設けられており、プリント
配線板1の裏面に形成された印刷配線により、それらが
所望の電気回路を構成するように電気接続されている。
【0003】バスバー3は、プリント配線板1上に分岐
導電路を形成しており、図15に示すように、下方に突
設した取付片3aをプリント配線板1の取付孔1aに挿
入して位置決めされる。また、バスバー3と印刷配線と
が電気接続される個所においては、図16に示すよう
に、バスバー3の側縁から下方に突設した取付片3aを
プリント配線板1の取付孔1aに貫挿し、その先端と印
刷配線7が半田付けされる。バスバー3のそれぞれの端
部は、立設したタブ状端子となっており、プリント配線
板1をカバー本体2により被覆した後、図示しないヒュ
ーズに接続される。
【0004】カバー本体2の上面には、ヒューズ装着部
8およびコネクタ装着部9が枠状に設けられており、コ
ネクタ装着部9には、タブ状端子が貫挿する通孔10が
芽設されている。さらに、カバー本体2の内側には、押
え片11が適当な位置に多数垂設されており、押え片1
1は、プリント配線板1にカバー本体2を装着したと
き、図17に示すように、バスバー3に当接して、バス
バー3を上から押えつけるように構成されている。な
お、カバー本体2は、プリント配線板1の周縁内側に設
けた図示しない係止爪等によって、プリント配線板1に
装着ロックされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のものに
おいては、押え片11によりバスバー3をプリント配線
板1に押さえつけて、バスバー3をプリント配線板1の
表面に接触させている。このため、印刷配線7をプリン
ト配線板1の裏面に形成しなければならないなど、種々
の制約が生じ、設計自由度が低くなる。この場合、電気
接続箱に形成される電気回路が複雑になればなるほど、
プリント配線板形状、ひいては装置全体が大きくなって
しまうという問題がある。
【0006】本発明は上記問題を解決することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の電気接続箱においては、バスバー
(3)に、プリント配線板(1)に向かって突出する突
出部(31)を設けるとともに、プリント配線板(1)
に、突出部(31)に対応する部位に嵌挿孔(20)を
設け、突出部(31)を嵌挿孔(20)に嵌め込むこと
によって、バスバー(3)をプリント配線板(1)に位
置決め固定し、かつバスバー(3)とプリント配線板
(1)の間に所定のギャップを形成するようにしたこと
を特徴としている。
【0008】このようにバスバー(3)とプリント配線
板(1)の間に所定のギャップを形成することにより、
設計自由度を高くすることができる。例えば、後述する
実施形態に示すように、印刷配線(7)をプリント配線
板1の表面に形成することができる他、バスバー(3)
を立体的に配置することが可能になる。この場合、請求
項2に記載の発明のように、嵌挿孔(20)として奥面
(20a)を有するものとし、突出部(31)の先端を
嵌挿孔(20)の奥面(20a)に当接させるようにし
て、上記した位置決め固定とギャップの形成を行うこと
ができる。
【0009】また、請求項3に記載の発明のように、嵌
挿孔(20)としてプリント配線板(1)を貫通する貫
通孔(20)とし、バスバー(3)を、突出部(31)
が貫通孔(20)に嵌め込まれたときに、ギャップが形
成できる形状としても、上記した位置決め固定とギャッ
プの形成を行うことができる。この場合、具体的には、
請求項4に記載の発明のように、突出部(31)にギャ
ップの高さを規定するストッパ部(31a)を設ける
他、後述する実施形態に示すように、突出部(31)と
してテーパ状のものとしたり、突出部(31)とは別に
ストッパ部(32)を設けるようにすることができる。
【0010】なお、上記した括弧内の符号は、後述する
実施形態記載の具体的手段との対応関係を示すものであ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示す実施形態
について説明する。この実施形態における電気接続箱の
基本的な構成は、図14に示すものと同じであるが、プ
リント配線板1、バスバー3、および印刷配線7の構成
が従来のものと異なる。
【0012】すなわち、バスバー3が配設される部分の
断面構成を示す図1において、バスバー3には、プリン
ト配線板1に向かって突出する突出部31が設けられて
おり、プリント配線板1には、バスバー3の突出部31
に対応する部位に嵌挿孔20が設けられている。そし
て、プリント配線板1の嵌挿孔20にバスバー3の突出
部31を嵌め込み、突出部31の先端を嵌挿孔20の奥
面20aに当接させることによって、バスバー3をプリ
ント配線板1に位置決め固定し、かつバスバー3とプリ
ント配線板1の間に所定のギャップ(S)を形成する。
また、プリント配線板1の表面および裏面には、印刷配
線7がパターン形成されている。
【0013】このような構成により、バスバー3の下側
に印刷配線7を形成する、すなわちバスバー3が配設さ
れるプリント配線板1の表面に印刷配線7を形成するこ
とができるため、設計自由度を高くすることができる。
また、印刷配線7との関係に限らず、図13に示すよう
に、バスバー3自体を立体的に配置することも可能であ
り、バスバー3を配設する上での設計自由度を高めるこ
ともできる。
【0014】図2に、上記したバスバー3の斜視構成を
示す。突出部31は、別部材を用いることなく、折り曲
げ加工などによってバスバー3に一体的に形成されてい
る。この場合、図3に示すように、打ち抜き加工によっ
て突出部31を形成するようにしてもよい。なお、突出
部31の下端は、嵌挿孔20の奥面20aに当接する当
接部となっている。
【0015】また、本発明にかかる電気接続箱として
は、上記した実施形態以外に、種々の変形が可能であ
る。図4に示す実施形態においては、バスバー3の突出
部31にストッパ部(係止爪)31aを設け、プリント
配線板1の嵌挿孔20を貫通穴として、この貫通孔20
にバスバー3の突出部31を嵌め込み、ストッパ部31
aを貫通孔20の周りに当接させるようにしている。こ
の実施形態においても、バスバー3をプリント配線板1
に位置決め固定し、かつバスバー3とプリント配線板1
の間に所定のギャップ(S)を形成することができる。
【0016】この場合、図5に示すように、プリント配
線板1の嵌挿孔20を、段部を有する貫通穴とし、スト
ッパ部31aを貫通孔20の周りの段部に当接させるよ
うにしてもよい。また、バスバー3の突出部31として
は、図6に示すように、先端部が径の小さい2段の突出
構造のものでもよく、また図7に示すように先端部の径
が小さくなるような連続したテーパ状の側面を有するも
のとしてもよい。
【0017】なお、バスバー3の突出部31をプリント
配線板1の貫通穴20に貫通させる場合、図8に示すよ
うに、突出部31の先端を折り曲げるようにすれば、バ
スバー3をプリント配線板1に確実に固定することがで
きる。また、バスバー3の突出部31をプリント配線板
1の貫通穴20に嵌め込む場合、突出部31の先端の径
を貫通穴20の径より小さくして、圧入により嵌め込む
ようにすることができる。この場合、図9に示すよう
に、突出部31の途中に圧入寸法を規定するストッパ部
31aを設けたり、あるいは図10に示すように、突出
部31とは別にストッパ部32を設けることにより、バ
スバー3とプリント配線板1とのギャップ高さを規定す
ることができる。
【0018】また、上記した種々の実施形態において
は、プリント配線板1の片側にバスバー3を設けるもの
を示したが、プリント配線板1の両側にバスバー3を設
けるようにしてもよい。例えば、図1に示す実施形態の
場合には、図11に示すように構成される。また、上記
した種々の実施形態において、バスバー3と印刷配線7
とが電気接続される個所においては、バスバー3の突出
部31と印刷配線7とが半田付けされる。例えば、図1
2に示すように、バスバー3の突出部31と印刷配線7
とが半田付けされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る電気接続箱におい
て、バスバー3が配設される部分の断面構成を示す図で
ある。
【図2】図1に示すバスバー3の斜視構成を示す図であ
る。
【図3】バスバー3の他の構成を示す図である。
【図4】バスバー3の突出部31をプリント配線板1の
貫通穴20に貫通させた実施形態を示す図である。
【図5】図4に示す実施形態の変形例を示す図である。
【図6】図4に示す実施形態の他の変形例を示す図であ
る。
【図7】図4に示す実施形態のさらに他の変形例を示す
図である。
【図8】バスバー3の突出部31をプリント配線板1の
貫通穴20に貫通させた実施形態において、突出部31
の先端を折り曲げた状態を示す図である。
【図9】バスバー3の突出部31をプリント配線板1の
貫通穴20に圧入により嵌め込んだ実施形態を示す図で
ある。
【図10】図9に示す実施形態の変形例を示す図であ
る。
【図11】プリント配線板1の両側にバスバー3を設け
た実施形態を示す図である。
【図12】図11に示す実施形態において、バスバー3
の突出部31と印刷配線7とを半田付けした状態を示す
図である。
【図13】バスバー3自体を立体的に配置した実施形態
を示す図である。
【図14】従来の電気接続箱の全体の構成を示す図であ
る。
【図15】図14に示すものにおいて、バスバー3が配
設される部分の断面構成を示す図である。
【図16】図14に示すものにおいて、バスバー3と印
刷配線とが電気接続される個所の断面構成を示す図であ
る。
【図17】図14に示すものにおいて、押え片11によ
ってバスバー3がプリント配線板1に押えつけられてい
る状態を示す図である。
【符号の説明】
1…プリント配線板、2…カバー本体、3…バスバー、
4…機能部品、5、6…タブ状端子、7…印刷配線、8
…ヒューズ装着部、9…コネクタ装着部、20…嵌挿
孔、31…突出部、31a、32…ストッパ部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント配線板(1)にバスバー(3)
    を固定してなる電気接続箱において、 前記バスバー(3)には、前記プリント配線板(1)に
    向かって突出する突出部(31)が設けられ、前記プリ
    ント配線板(1)には、前記突出部(31)に対応する
    部位に嵌挿孔(20)が設けられており、 前記突出部(31)が前記嵌挿孔(20)に嵌め込まれ
    て、前記バスバー(3)が前記プリント配線板(1)に
    位置決め固定され、かつ前記バスバー(3)と前記プリ
    ント配線板(1)の間に所定のギャップが形成されるよ
    うになっていることを特徴とする電気接続箱。
  2. 【請求項2】 前記嵌挿孔(20)は奥面(20a)を
    有するものであり、前記突出部(31)は、前記突出部
    (31)の先端が前記嵌挿孔(20)の奥面(20a)
    に当接するように前記嵌挿孔(20)に嵌め込まれてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の電気接続箱。
  3. 【請求項3】 前記嵌挿孔(20)は前記プリント配線
    板(1)を貫通する貫通孔(20)となっており、前記
    バスバー(3)は、前記突出部(31)が前記貫通孔
    (20)に嵌め込まれたときに前記ギャップが形成され
    る形状になっていることを特徴とする請求項1に記載の
    電気接続箱。
  4. 【請求項4】 前記突出部(31)は、前記ギャップの
    高さを規定するストッパ部(31a)を有していること
    を特徴とする請求項3に記載の電気接続箱。
JP10240690A 1998-08-26 1998-08-26 電気接続箱 Pending JP2000078722A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10240690A JP2000078722A (ja) 1998-08-26 1998-08-26 電気接続箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10240690A JP2000078722A (ja) 1998-08-26 1998-08-26 電気接続箱

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000078722A true JP2000078722A (ja) 2000-03-14

Family

ID=17063267

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10240690A Pending JP2000078722A (ja) 1998-08-26 1998-08-26 電気接続箱

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000078722A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006323574A (ja) * 2005-05-18 2006-11-30 Hitachi Ltd ディスクアレイ装置
KR100750354B1 (ko) 2006-06-23 2007-09-04 동해전장 주식회사 차량용 정션박스의 버스바 고정 구조

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006323574A (ja) * 2005-05-18 2006-11-30 Hitachi Ltd ディスクアレイ装置
KR100750354B1 (ko) 2006-06-23 2007-09-04 동해전장 주식회사 차량용 정션박스의 버스바 고정 구조

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6049043A (en) Printed circuit board
US5462443A (en) Plug-type connector
JP4274528B2 (ja) タブ端子
JP3651216B2 (ja) 分岐接続箱
JP2000078722A (ja) 電気接続箱
JP2967480B2 (ja) 電気コネクタ
JP3609916B2 (ja) 電気接続箱
JP2003087936A (ja) 電気回路装置
JPH11191914A (ja) 電気接続箱
JP2004229471A (ja) 分岐接続箱
JPH08227736A (ja) 電気接続箱の接続構造
JPH1126048A (ja) 端子具
JP4002026B2 (ja) 自動車用電気接続箱
JP3473447B2 (ja) 電気接続箱用中継端子及びその電気接続箱用中継端子を用いた電気接続箱
JP4297299B2 (ja) 電気接続箱
JPS5818200Y2 (ja) ソケツト
JPH0514665Y2 (ja)
JPH11178161A (ja) 電気接続箱
JPH07221419A (ja) 混成集積回路装置
JPH10261455A (ja) シールドコネクタ
JP4229222B2 (ja) テーピング接続端子
JPH118006A (ja) コネクタ
JP3736325B2 (ja) バスバーとリレーの接続構造
JP2001268746A (ja) 電気接続箱
JP3405177B2 (ja) 中継端子及びその中継端子を用いた電気接続箱

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050125

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070402

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070417

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070821