JPH08280122A - 電気接続箱 - Google Patents

電気接続箱

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JPH08280122A
JPH08280122A JP7080230A JP8023095A JPH08280122A JP H08280122 A JPH08280122 A JP H08280122A JP 7080230 A JP7080230 A JP 7080230A JP 8023095 A JP8023095 A JP 8023095A JP H08280122 A JPH08280122 A JP H08280122A
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義博 一色
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剛 遠藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バスバーのタブと電子回路ユニットの基板の
電子回路とを、半田付けが不要な接続端子によりワンタ
ッチで接続できるようにした電気接続箱を提供する。 【構成】 ケース7の内部に電子回路ユニットUを内蔵
した電気接続箱であって、ケース内に収容したバスバー
9の上方に電子回路10aの基板10を配置し、バスバ
ーから上向きに屈折したタブ9aを上記基板に形成した
貫通穴10cを通し、基板上に突出したタブと基板上に
設けた電子回路とを、タブの先端に上方から差し込んで
電気的に接触する第1ばね接触部12aと、基板上の電
気回路と電気的に接触する第2ばね接触部12bとを有
する接続端子12を介して接続している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ケース内のバスバーと
接続端子で接続する電子回路ユニットを収容した電気接
続箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車用ワイヤハーネスに用いられ、種
々の電装品に分岐接続するのに用いられる電気接続箱と
して、図8に示すように、ケース内に収容したバスバー
1の上方に、PCB(プリント・サーキット・ボード)
等の基板2に電子回路2aを形成すると共に、該電子回
路2aと接続してパワートランジスタ等の電子機器2
b、2cを基板2上搭載した電子回路ユニットを配置
し、電気接続箱のケース内に電子回路ユニットを内蔵し
たものがある。
【0003】上記基板2の電子回路2aとバスバー1と
の接続は、基板2にバスバー1の立ち上がりタブ1aを
貫通する貫通穴2bを形成し、基板2の上方からタブ1
aに雌端子(接続端子)3を上方から差し込んで電気的
に接触させ、基板2の上面の電子回路2aに雌端子3の
根元を半田aで固着して、接続端子と電子回路との接続
している。雌端子3はハウジング4に収容し、該ハウジ
ング4を基板2にねじ5で固定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記雌
端子3は、その根元を電子回路2aに半田付けaしてい
るだけであるから、自動車の走行振動や温度変化により
半田クラックが発生して、導通不良になるおそれがあっ
た。このため、上記雌端子3の根元幅を細くして凸形状
の湾曲部3aを形成することにより、ばね性を持たせて
振動を吸収させるようにしているが、根元幅が細いため
雌端子に大電流を流せないという問題があった。また、
ハウジング4をねじ止めしているから、組み付け性が悪
いという問題もあった。
【0005】本発明は上記問題を解消するためになされ
たもので、バスバーのタブと電子回路ユニットの電子回
路とを、半田付けが不要な接続端子によりワンタッチで
接続できるようにした電気接続箱を提供することを目的
とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1では、ケース内部に電子回路ユニ
ットを内蔵した電気接続箱において、ケース内に収容し
たバスバーの上方に電子回路の基板を配置し、バスバー
から上向きに屈折したタブを上記基板に形成した貫通穴
を通し、該基板上に突出したタブと基板上に設けた電子
回路とを、タブの先端に上方から差し込んで電気的に接
触する第1ばね接触部と、基板上の電気回路と電気的に
接触する第2ばね接触部とを有する接続端子を介して接
続していることを特徴とする電気接続箱を提供してい
る。
【0007】上記基板の上方から上記接続端子の外方を
カバーするハウジングを設け、該ハウジングに、上記接
続端子の第1ばね接触部が圧入する圧入部と、上記第2
ばね接触部を上記基板の上面の電子回路に押圧する押圧
部とを形成することができる。(請求項2) 上記ハウジングの下部に係止突起を設け、上記基板に、
該ハウジングの係止突起を係止する係止穴を設けること
ができる。(請求項3)
【0008】上記接続端子の第1ばね接触部に第1係止
爪を設け、上記バスバーに、該第1ばね接触部の第1係
止爪を係止する係止穴を設けることができる。(請求項
4) 上記基板の上方から上記接続端子の外方をカバーするハ
ウジングを設け、該ハウジングに、上記接続端子の第1
ばね接触部が嵌入する嵌入部と、上記第2ばね接触部を
上記基板の上面の電子回路に押圧する押圧部とを形成す
ると共に、上記接続端子の第1ばね接触部に第2係止爪
を設け、上記ハウジングに、該第1ばね接触部の第2係
止爪で係止される係止穴を設けることができる。(請求
項5)
【0009】上記バスバーのタブに、基板の下面の電子
回路に電気的に接触する側出部を形成することができ
る。(請求項6) 上記ハウジングは、複数個の接続端子を同時にカバーす
る多極ハウジング若しくは1個の接続端子をカバーする
単極ハウジングであるのが好ましい。(請求項7)
【0010】
【作用】請求項1に記載の電気接続箱によれば、電子回
路ユニットの基板の上方からバスバーのタブに接続端子
の第1ばね接触部を上方から差し込んで電気的に接触さ
せると共に、該接続端子の第2ばね接触部を基板の上面
の電子回路に上方から電気的に接触させることにより、
接続端子の第1ばね接触部をバスバーのタブにワンタッ
チで差し込んで保持するだけで、第2ばね接触部を電子
回路にばね力で電気的に接触させることができる。これ
により、接続端子の半田付けが不要になるので、半田ク
ラックが発生しなくなり、振動や温度変化に左右されな
い安定な接続が得られる。また、第2ばね接触部の幅を
細くする必要がないので、接続端子に大電流を流せるよ
うになる。
【0011】請求項2のように、接続端子をカバーする
ハウジングに、第1ばね接触部が圧入する圧入部を形成
すると、ハウジングが第1ばね接触部で圧入力により保
持されるので、基板にねじ止めする必要がなくなり、組
み付け性が良好になると共に、ハウジングに、第2ばね
接触部を基板に押圧する押圧部を形成すると、第2ばね
接触部が安定に接触する。請求項3のように、ハウジン
グの下部に設けた係止突起を、基板に設けた係止穴に係
止すると、ねじ止めすることなく、ハウジングを基板に
ワンタッチで固定でき、組み付け性が良好になると共
に、ハウジングで接続端子を保持できる。
【0012】請求項4のように、接続端子の第1ばね接
触部に設けた第1係止爪を、バスバーに設けた係止穴に
係止すると、接続端子をバスバーにワンタッチで固定で
き、バスバーによる保持が安定する。請求項5のよう
に、接続端子をカバーするハウジングに、第1ばね接触
部が嵌入する嵌入部を形成すると、嵌入部に第1ばね接
触部をスムーズに嵌入できると共に、ハウジングに、第
2ばね接触部を基板に押圧する押圧部を形成すると、第
2ばね接触部が安定に接触する。また、接続端子の第1
ばね接触部に設けた第2係止爪を、ハウジングに設けた
係止穴に係止すると、ねじ止めすることなく、しかもハ
ウジングに係止突起や電子回路の基板に係止穴を設ける
ことなく、ハウジングを接続端子にワンタッチで固定で
き、組み付け性が良好になると共に、接続端子でハウジ
ングを保持できる。
【0013】請求項6のように、バスバーのタブに、基
板の下面の電子回路に電気的に接触する側出部を形成す
ると、接続端子を介することなく、バスバーと電子回路
との間に大電流を流すことができる。請求項7のよう
に、ハウジングを多極ハウジングとすると、複数個の接
続端子を同時にカバーできるので、組み付け性が良好に
なると共に、単極ハウジングとすると、電子回路の任意
の位置で自由にカバーでき、電子回路が1箇所に集中す
る多極ハウジングに比べて、電子回路長が短くなり、基
板を小型化できる。
【0014】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例により詳細に説
明する。図7に示すように、電気接続箱7は、合成樹脂
製の四角箱状ロアケース7Aとアッパーケース7Bとで
構成され、ロアケース7Aにアッパーケース7Bを被せ
て、アッパーケース7Bの係止凹部7aをロアケース7
Aの係止爪7bに係止させることにより、ロアケース7
Aにアッパーケース7Bがロックされるようになる。
【0015】上記両ケース7A,7B内には、絶縁板8
とバスバー9が上下多段に積層されて、該各バスバー9
の所要位置には、立ち上がりタブ9a,…,9aがそれ
ぞれ形成されている。最上段のバスバー9の一部上方
(図中、右上方)には、電子回路ユニットUを配置して
ケースに内蔵している。電子回路ユニットUは、PCB
からなる上面と下面に電子回路10a,10bを形成し
た基板10を備え、該基板10は、図1に示すように、
最上段の絶縁板8の上面の突出部8aで保持されてい
る。上記基板10には、上記各バスバー9のタブ9aの
上部が貫通する貫通穴10cが形成されている。
【0016】図3に示すように、第1実施例の接続端子
12Aは、長方形状の導電性ばね板を逆U字状に折り曲
げ、一端部12cをU字状に内方へ折り返して、折り返
し部12dの先端を斜め上向きに折り曲げている。上記
折り返し部12dと他端部12eとで第1ばね接触部1
2aが形成され、該第1ばね接触部12aを上記バスバ
ー9のタブ9aに上方から差し込んだとき、ばね力で電
気的に接触するようになる。
【0017】上記接続端子12Aの他端部12eは、L
字状に外方へ斜め下向きに折り曲げて、折り曲げ部12
fの先端を斜め上向きのV字状若しくはカール状に折り
曲げている。上記折り曲げ部12fの先端に第2ばね接
触部12bが形成され、該第2ばね接触部12bは、第
1ばね接触部12aをバスバー9のタブ9aに上方から
差し込んだとき、基板10の上面の電子回路10aに上
方からばね力で接触するようになる。
【0018】図2に示すように、上記基板10の上方か
ら接続端子12の外方をカバーする合成樹脂製のハウジ
ング13Aを設け、該ハウジング13A内には、上記接
続端子12Aの第1ばね接触部12aの幅W1よりも僅
かに狭い幅W2(W1>W2)の圧入凹部13aを形成
して、該圧入凹部13aに下方から圧入した接続端子1
2Aの第1ばね接触部12aが抜け外れないようにして
いる。上記ハウジング13Aには、上記接続端子12A
の第2ばね接触部12bを電子回路10aに押圧する押
圧凹部13bを形成している。
【0019】上記ハウジング13Aの下部には下向きの
係止突起13c,13cを設けて、該各係止突起13c
を基板10に設けた係止穴10d,10dに上方から係
止させることにより、ハウジング13Aを基板10に固
定する。上記ハウジング13Aの一方の側面には仕切り
板部13dを形成している。
【0020】上記構成の第1実施例においては、基板1
0の上方からバスバー9のタブ9aに接続端子12Aの
第1ばね接触部12aを上方から差し込んで電気的に接
触させると、同時に、接続端子12Aの第2ばね接触部
12bも基板10の上面の電子回路10aに上方から電
気的に接触するようになる。即ち、接続端子12Aの第
1ばね接触部12aをバスバー9のタブ9aにワンタッ
チで差し込んで保持するだけで、第2ばね接触部12b
を電子回路10aにばね力で電気的に接触させることが
できる。
【0021】これにより、接続端子12Aの第2ばね接
触部12b(従来の雌端子に相当)を、従来のように電
子回路10aに半田付けする必要がなくなるので、半田
クラックが発生しなくなり、振動や温度変化に左右され
ない安定な接続が得られることになる。上記接続端子1
2Aの折り曲げ部12fの全長でばね力が付与されてい
るから、第2ばね接触部12bの幅を、従来のように細
くする必要がなくなるので、接続端子12Aに大電流を
流すことも可能となる。
【0022】上記ハウジング13Aの圧入凹部13aに
接続端子12の第1ばね接触部12aを圧入すると、ハ
ウジング13Aが第1ばね接触部12aで圧入力により
保持されるから、特に係止突起13cで基板10に固定
しなくてもよく、従来のように基板10にねじ止めする
必要もなくなるので、組み付け性が良好になる。上記ハ
ウジング13Aの押圧凹部13bで接続端子12Aの第
2ばね接触部12bを電子回路10aに押圧すると、振
動等があっても、第2ばね接触部12bが電子回路10
aに安定に接触する。
【0023】上記ハウジング13Aの係止突起13cを
基板10の係止穴10dで係止すると、従来のようにね
じ止めすることなく、ハウジング13Aを基板10にワ
ンタッチで確実に固定でき、組み付け性が良好になる。
また、ハウジング13Aで接続端子12Aを保持できる
ので、接続端子12Aの第1ばね接触部12aがバスバ
ー9のタブ9aから抜け外れたり、第2ばね接触部12
bが電子回路10aから離れたりして、導通不良になる
のを未然の防止できるようになる。
【0024】上記バスバー9と接続端子12Aとハウジ
ング13Aとの組み付け方法は、バスバー9に接続端子
12Aを組み付けた後、ハウジング13Aを組み付ける
方法と、ハウジング13Aに接続端子12Aを組み付け
た後、バスバー9に組み付ける方法のいずれであっても
よい。
【0025】図4及び図5に示すように、第2実施例の
接続端子12Bは、基本的には第1実施例の接続端子1
2Aと同形状であるが、第1ばね接触部12aの他端部
12eに、上記折り返し部12dの先端と平行に、内方
へ斜め上向きに切り起こした第1係止爪12gを設ける
と共に、上記バスバー9のタブ9aに、第1係止爪12
gを係止する係止穴9bを設けている。また、第1ばね
接触部12aの一端部12cに、外方へ斜め下向きに切
り起こした第2係止爪12hを設けると共に、ハウジン
グ13Bに、第2係止爪12hで係止される係止穴13
eを設ける。
【0026】上記ハウジング13Bは、基本的には第1
実施例のハウジング13Aと同形状であるが、圧入凹部
13aが必ずしも必要でなく、第1ばね接触部12aが
スムーズに嵌入できる程度の幅W2(W1=W2)の嵌
入凹部13fでよい。また、ハウジング13Bの下部に
は、係止突起13cを設けておらず、基板10の係止穴
10dも不要である。
【0027】さらに、上記バスバー9のタブ9aには、
上記接続端子12Bの第2ばね接触部12bのほぼ真下
で、基板10の下面の電子回路10bに電気的に接触す
る側出部9cを形成している。
【0028】上記構成の第2実施例では、基板10の上
方からバスバー9のタブ9aに接続端子12Bの第1ば
ね接触部12aを上方から差し込んで電気的に接触させ
ると、第1係止爪12gがタブ9aの係止穴9bに係止
されて、接続端子12Bをバスバー9にワンタッチで固
定できるようになり、バスバー9による保持が安定す
る。
【0029】上記ハウジング13Bの嵌入凹部13fを
第1ばね接触部12aに嵌入すると、第2係止爪12h
がハウジング13Bの係止穴13eを係止するので、従
来のようにねじ止めすることなく、ハウジング13Bを
接続端子12Bにワンタッチで確実に固定でき、組み付
け性が良好になると共に、第1実施例のような係止突起
13cや係止穴10dを設けることなく、接続端子12
Bでハウジング13Bを保持できるようになる。
【0030】上記バスバー9のタブ9aに側出部9cを
形成すると、接続端子12Bを介することなく、バスバ
ー9と電子回路10bとの間に大電流を流すことができ
る。
【0031】上記バスバー9と接続端子12Bとハウジ
ング13Bとの組み付け方法は、バスバー9に接続端子
12Bを組み付けた後、ハウジング13Bを組み付ける
方法と、ハウジング13Bに接続端子12Bを組み付け
た後、バスバー9を組み付ける方法のいずれであっても
よい。
【0032】上記各実施例において、図7に示すよう
に、バスバー9のタブ9aが一連に並列している場合に
は(図7では9個)、仕切り板部13dを介してハウジ
ング13(A,B)を同数だけ並列させた多極ハウジン
グ13(A,B)とすると、同数の接続端子12(A,
B)を同時にカバーできるので、組み付け性が良好にな
る。また、図6に示すように、バスバー9のタブ9aが
基板の各所に散在している場合には、ハウジング13
(A,B)を単極ハウジングとすると、電子回路10
a,10bが1箇所に集中する多極ハウジングに比べ
て、電子回路の長が短くなり、基板10を小型化でき、
電気接続箱7も小型化できるようになる。
【0033】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
の電気接続箱は、バスバーのタブに接続端子の第1ばね
接触部を差し込んで電気的に接触させると共に、接続端
子の第2ばね接触部を電子回路ユニットの基板の電子回
路に電気的に接触させるようにしたから、接続端子の第
1ばね接触部をバスバーのタブにワンタッチで差し込ん
で保持するだけで、第2ばね接触部を電子回路にばね力
で電気的に接触させることができるようになる。したが
って、接続端子の半田付けが不要になるので、半田クラ
ックが発生しなくなり、振動や温度変化に左右されない
安定な接続か得られるようになると共に、第2ばね接触
部の幅を細くする必要がないので、接続端子に大電流を
流せるようになる。
【0034】また、ハウジングに、第1ばね接触部が圧
入する圧入部を形成して、ハウジングが第1ばね接触部
に圧入力で保持されるようにしたから、基板にねじ止め
する必要がなくなり、組み付け性が良好になると共に、
ハウジングに、第2ばね接触部を基板に押圧する押圧部
を形成したから、第2ばね接触部が安定に接触するよう
になる。さらに、ハウジングの係止突起を、基板の係止
穴に係止するようにしたから、ねじ止めすることなく、
ハウジングを基板にワンタッチで固定でき、組み付け性
が良好になると共に、ハウジングで接続端子を保持でき
るようになる。
【0035】また、接続端子の第1ばね接触部の第1係
止爪を、バスバーの係止穴に係止するようにしたから、
接続端子をバスバーにワンタッチで固定でき、バスバー
による保持が安定するようになる。さらに、接続端子を
カバーするハウジングに、第1ばね接触部が嵌入する嵌
入部を形成したから、嵌入部に第1ばね接触部をスムー
ズに嵌入できると共に、ハウジングに、第2ばね接触部
を基板に押圧する押圧部を形成したから、第2ばね接触
部が安定に接触するようになる。さらにまた、接続端子
の第1ばね接触部の第2係止爪を、ハウジングの係止穴
に係止するようにしたから、ねじ止めすることなく、し
かもハウジングに係止突起や基板に係止穴を設けること
なく、ハウジングを接続端子にワンタッチで固定でき、
組み付け性が良好になると共に、接続端子でハウジング
を保持できるようになる。
【0036】一方、バスバーのタブに、基板の電子回路
に電気的に接触する側出部を形成することにより、接続
端子を介することなく、バスバーと電子回路との間に大
電流を流すことができるようになる。また、ハウジング
を多極ハウジングとすることにより、複数個の接続端子
を同時にカバーできるので、組み付け性が良好になると
共に、単極ハウジングとすることにより、電子回路の任
意の位置で自由にカバーでき、電子回路が1箇所に集中
する多極ハウジングに比べて、電子回路の長が短くな
り、基板を小型化できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例の電気接続箱の内部断面
図である。
【図2】 ハウジングであり、(A)は一部断面正面
図、(B)は一部断面斜視図である。
【図3】 接続端子であり、(A)は正面図、(B)は
斜視図である。
【図4】 第2実施例の電気接続箱の内部断面図であ
る。
【図5】 (A)はハウジングの一部断面正面図、
(B)は接続端子の断面図である。
【図6】 単極ハウジングを有する電気接続箱の分解斜
視図である。
【図7】 多極ハウジングを有する電気接続箱の分解斜
視図である。
【図8】 従来の電気接続箱の内部斜視図である。
【符号の説明】
7 電気接続箱 7A ロアケース 7B アッパーケース 9 バスバー 9a タブ 9b 係止穴 9c 側出部 10 基板 10a,10b 電子回路 10c 貫通穴 10d 係止穴 12(A,B) 接続端子 12a 第1ばね接触部 12b 第2ばね接触部 12g 第1係止爪 12h 第2係止爪 13(A,B) ハウジング 13a 圧入凹部 13b 押圧凹部 13c 係止突起 13e 係止穴 13f 嵌入凹部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース内部に電子回路ユニットを内蔵し
    た電気接続箱であって、 ケース内に収容したバスバーの上方に電子回路の基板を
    配置し、バスバーから上向きに突出させたタブを上記基
    板に形成した貫通穴を通し、該基板上に突出したタブと
    基板上に設けた電子回路とを、タブの先端に上方から差
    し込んで電気的に接触する第1ばね接触部と、基板上の
    電気回路と電気的に接触する第2ばね接触部とを有する
    接続端子を介して接続していることを特徴とする電気接
    続箱。
  2. 【請求項2】 上記基板の上方から上記接続端子を囲む
    ハウジングを設け、該ハウジングに、上記接続端子の第
    1ばね接触部が圧入する圧入部と、上記第2ばね接触部
    を上記基板上の電子回路に押圧する押圧部とを設けてい
    る請求項1に記載の電気接続箱。
  3. 【請求項3】 上記ハウジングの下部に係止突起を設け
    る一方、上記基板にハウジングの係止突起を係止する係
    止穴を設けた請求項2に記載の電気接続箱。
  4. 【請求項4】 上記接続端子の第1ばね接触部に第1係
    止爪を設ける一方、上記バスバーに上記第1係止爪を係
    止する係止穴を設ている請求項1に記載の電気接続箱。
  5. 【請求項5】 上記基板の上方から上記接続端子を囲む
    ハウジングを設け、該ハウジングに、上記接続端子の第
    1ばね接触部が嵌入する嵌入部と、上記第2ばね接触部
    を上記基板の上面の電子回路に押圧する押圧部とを形成
    すると共に、上記接続端子の第1ばね接触部に第2係止
    爪を設け、上記ハウジングに、該第1ばね接触部の第2
    係止爪で係止される係止穴を設けた請求項4に記載の電
    気接続箱。
  6. 【請求項6】 上記バスバーのタブに、上記基板の下面
    に設けた電子回路に電気的に接触する側出部を形成して
    いる請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の電気
    接続箱。
  7. 【請求項7】 上記ハウジングは、複数個の接続端子を
    同時に囲む多極ハウジング、あるいは1個の接続端子を
    囲む単極ハウジングである請求項2、請求項3、請求項
    5、請求項6のいずれか1項に記載の電気接続箱。
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