JP2001313110A - 電装品の接続構造 - Google Patents
電装品の接続構造Info
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- JP2001313110A JP2001313110A JP2000129259A JP2000129259A JP2001313110A JP 2001313110 A JP2001313110 A JP 2001313110A JP 2000129259 A JP2000129259 A JP 2000129259A JP 2000129259 A JP2000129259 A JP 2000129259A JP 2001313110 A JP2001313110 A JP 2001313110A
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- Japan
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- circuit board
- printed circuit
- bus bar
- insulating plate
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- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】バスバーと回路基板に設けた導電部との接触不
良を防止することにより、信頼性の向上を図る。 【解決手段】絶縁板14と可撓性プリント基板18とを
位置決めすることにより、バスバー15の接続部15a
と可撓性プリント基板18の導電部20とが対向配置さ
れた状態に保持されるようになっている。そのため、絶
縁板14の折曲部14aと可撓性プリント基板18の折
曲部18aとを、クリップ23によって挟み込む際に、
絶縁板14と可撓性プリント基板18との位置が相対的
にずれることがない。
良を防止することにより、信頼性の向上を図る。 【解決手段】絶縁板14と可撓性プリント基板18とを
位置決めすることにより、バスバー15の接続部15a
と可撓性プリント基板18の導電部20とが対向配置さ
れた状態に保持されるようになっている。そのため、絶
縁板14の折曲部14aと可撓性プリント基板18の折
曲部18aとを、クリップ23によって挟み込む際に、
絶縁板14と可撓性プリント基板18との位置が相対的
にずれることがない。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バスバーに設けた
接続部と回路基板に設けた導電部とをクリップにより接
触保持するようにした電装品の接続構造に関するもので
ある。
接続部と回路基板に設けた導電部とをクリップにより接
触保持するようにした電装品の接続構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】例えば自動車等の車両においては、種々
の電装品を電気接続するための電気接続箱が用いられて
いる。この種の電気接続箱では、ケース本体内にバスバ
ーと呼ばれる回路状の金属板と、回路基板としての可撓
性プリント基板(FPC:Flexible Printed Circuit B
oard)とが収容されている。そして、バスバーと可撓性
プリント基板同士を重ね合わせ、それをスポット溶接し
たり、或いは半田付けしている。これにより、バスバー
と回路基板との電気的な接続が図られている。
の電装品を電気接続するための電気接続箱が用いられて
いる。この種の電気接続箱では、ケース本体内にバスバ
ーと呼ばれる回路状の金属板と、回路基板としての可撓
性プリント基板(FPC:Flexible Printed Circuit B
oard)とが収容されている。そして、バスバーと可撓性
プリント基板同士を重ね合わせ、それをスポット溶接し
たり、或いは半田付けしている。これにより、バスバー
と回路基板との電気的な接続が図られている。
【0003】しかしながら、このような方法では、溶接
や半田付けするのに時間がかかるため製造効率が悪いば
かりか、溶接や半田付けするための設備を整える必要が
あるため、コストが高く大量生産に向かないという問題
がある。そこで、従来より、配線板の導体パターンを低
コストかつ一度に接続する方法として、バスバーと可撓
性プリント基板とを重ね合わせ、それをクリップによっ
て挟み込み、そのクリップの弾性力により、バスバーと
可撓性プリント基板とを電気的に接続するものが知られ
ている。
や半田付けするのに時間がかかるため製造効率が悪いば
かりか、溶接や半田付けするための設備を整える必要が
あるため、コストが高く大量生産に向かないという問題
がある。そこで、従来より、配線板の導体パターンを低
コストかつ一度に接続する方法として、バスバーと可撓
性プリント基板とを重ね合わせ、それをクリップによっ
て挟み込み、そのクリップの弾性力により、バスバーと
可撓性プリント基板とを電気的に接続するものが知られ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、バスバーと
可撓性プリント基板との外側から圧入するようにしてク
リップを装着しているため、バスバーと可撓性プリント
基板とが位置ずれしやすい。この結果、バスバーの接続
部と可撓性プリント基板の導電部とが接触不良を起こ
し、信頼性の低下につながるおそれがある。
可撓性プリント基板との外側から圧入するようにしてク
リップを装着しているため、バスバーと可撓性プリント
基板とが位置ずれしやすい。この結果、バスバーの接続
部と可撓性プリント基板の導電部とが接触不良を起こ
し、信頼性の低下につながるおそれがある。
【0005】本発明は上記の課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、バスバーと回路基板に設けた導電
部との接触不良を防止することにより、信頼性の向上を
図ることが可能な電装品の接続構造を提供することにあ
る。
であり、その目的は、バスバーと回路基板に設けた導電
部との接触不良を防止することにより、信頼性の向上を
図ることが可能な電装品の接続構造を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明では、絶縁板上に配設した
バスバーと回路基板とを重ね合わせ、その重ね合わせた
部分をクリップで弾性的に挟持することにより、バスバ
ーに設けた接続部と回路基板に設けた導電部とを接触保
持した電装品の接続構造において、前記絶縁板と回路基
板とを位置決めし、前記バスバーの接続部と回路基板の
導電部とを対向配置した状態に保持する位置決め手段を
設けたことを要旨とする。
めに、請求項1に記載の発明では、絶縁板上に配設した
バスバーと回路基板とを重ね合わせ、その重ね合わせた
部分をクリップで弾性的に挟持することにより、バスバ
ーに設けた接続部と回路基板に設けた導電部とを接触保
持した電装品の接続構造において、前記絶縁板と回路基
板とを位置決めし、前記バスバーの接続部と回路基板の
導電部とを対向配置した状態に保持する位置決め手段を
設けたことを要旨とする。
【0007】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の電装品の接続構造において、前記位置決め手段は、
前記回路基板及び絶縁板のうちいずれか一方に設けられ
た係止孔と、他方に設けられた係止突部とから構成さ
れ、前記回路基板と前記絶縁板とが重ね合わせられるこ
とにより、前記係止突部が係止孔に係合されることを要
旨とする。
載の電装品の接続構造において、前記位置決め手段は、
前記回路基板及び絶縁板のうちいずれか一方に設けられ
た係止孔と、他方に設けられた係止突部とから構成さ
れ、前記回路基板と前記絶縁板とが重ね合わせられるこ
とにより、前記係止突部が係止孔に係合されることを要
旨とする。
【0008】請求項3に記載の発明では、請求項1又は
2に記載の電装品の接続構造において、前記係止突部の
先端は先細り状に形成されていることを要旨とする。以
下、本発明の「作用」について説明する。
2に記載の電装品の接続構造において、前記係止突部の
先端は先細り状に形成されていることを要旨とする。以
下、本発明の「作用」について説明する。
【0009】請求項1に記載の発明によると、クリップ
を装着する際に、絶縁板と回路基板とが位置決めされる
ため、バスバーの接続部と回路基板の導電部とが位置ず
れすることない。従って、接続部と導電部との接続不良
を防止することができ、信頼性を向上することができ
る。
を装着する際に、絶縁板と回路基板とが位置決めされる
ため、バスバーの接続部と回路基板の導電部とが位置ず
れすることない。従って、接続部と導電部との接続不良
を防止することができ、信頼性を向上することができ
る。
【0010】請求項2に記載の発明によると、係止孔に
係止突部を挿入係合することにより、絶縁板と回路基板
とが位置決めされる。そのため、バスバーと回路基板と
の接続作業性を向上することができる。
係止突部を挿入係合することにより、絶縁板と回路基板
とが位置決めされる。そのため、バスバーと回路基板と
の接続作業性を向上することができる。
【0011】請求項3に記載の発明によると、係止突部
の先端は先細り状に形成されているため、係止孔に係止
突部を容易に挿入することができる。
の先端は先細り状に形成されているため、係止孔に係止
突部を容易に挿入することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を、図面に基づき詳細に説明する。図1〜図3に示
すように、電気接続箱10のケース本体11は、箱形の
下部ケース12を備えており、その上部には有蓋箱形の
上部ケース13が着脱可能に取り付けられている。ケー
ス本体11内には、合成樹脂からなる複数の絶縁板14
と、平板状をなすバスバー15とが交互に積層された状
態で収容されている。
形態を、図面に基づき詳細に説明する。図1〜図3に示
すように、電気接続箱10のケース本体11は、箱形の
下部ケース12を備えており、その上部には有蓋箱形の
上部ケース13が着脱可能に取り付けられている。ケー
ス本体11内には、合成樹脂からなる複数の絶縁板14
と、平板状をなすバスバー15とが交互に積層された状
態で収容されている。
【0013】各バスバー15の端部には接続部15aが
形成され、その接続部15aは絶縁板14及びバスバー
15の積層方向に沿って折曲されている。最下層に位置
する絶縁板14の端部には、バスバー15の接続部15
aに沿って折曲部14aが形成されている。この折曲部
14aの先端部は、各接続部15aの先端部とほぼ同じ
位置まで延びている。
形成され、その接続部15aは絶縁板14及びバスバー
15の積層方向に沿って折曲されている。最下層に位置
する絶縁板14の端部には、バスバー15の接続部15
aに沿って折曲部14aが形成されている。この折曲部
14aの先端部は、各接続部15aの先端部とほぼ同じ
位置まで延びている。
【0014】前記折曲部14aの側面において、各接続
部15a群の両側に位置する箇所には、合成樹脂製の係
止突部16が2つ一体的に形成されている。各係止突部
16は円柱状をなし、先端部が先細り状に形成されてい
る。具体的にいうと、係止突部16のの中央部から先端
部にかけてテーパ部16aが形成されている。
部15a群の両側に位置する箇所には、合成樹脂製の係
止突部16が2つ一体的に形成されている。各係止突部
16は円柱状をなし、先端部が先細り状に形成されてい
る。具体的にいうと、係止突部16のの中央部から先端
部にかけてテーパ部16aが形成されている。
【0015】前記絶縁板14とバスバー15とによって
構成される積層体17の上面には、回路基板としての可
撓性プリント基板(FPC)18が配設されている。可
撓性プリント基板18は、銅箔からなるパターン19
と、それを被覆するポリイミドフィルムとを接着剤で互
いに貼り合せたものである。導体パターン19の一部は
外部に露出されている。ここでは、可撓性プリント基板
18の端部に形成された折曲部18aの側面に導体パタ
ーン19の一部が露出されている。そして、この露出部
分が可撓性プリント基板18の導電部20となってい
る。
構成される積層体17の上面には、回路基板としての可
撓性プリント基板(FPC)18が配設されている。可
撓性プリント基板18は、銅箔からなるパターン19
と、それを被覆するポリイミドフィルムとを接着剤で互
いに貼り合せたものである。導体パターン19の一部は
外部に露出されている。ここでは、可撓性プリント基板
18の端部に形成された折曲部18aの側面に導体パタ
ーン19の一部が露出されている。そして、この露出部
分が可撓性プリント基板18の導電部20となってい
る。
【0016】可撓性プリント基板18の折曲部18aに
おいて、導体パターン19群の両側に位置する箇所に
は、円形状の係止孔21が2つ形成されている。そし
て、可撓性プリント基板18の折曲部18aと、絶縁板
14の折曲部14aとを重ね合わせることにより、係止
孔21には前記積層体17に設けられた係止突部16が
挿入されるようになっている。
おいて、導体パターン19群の両側に位置する箇所に
は、円形状の係止孔21が2つ形成されている。そし
て、可撓性プリント基板18の折曲部18aと、絶縁板
14の折曲部14aとを重ね合わせることにより、係止
孔21には前記積層体17に設けられた係止突部16が
挿入されるようになっている。
【0017】係止孔21と係止突部16とが係合される
ことにより、絶縁板14と可撓性プリント基板18とが
位置決めされる。この位置決めされた状態では、バスバ
ー15の接続部15aと、導体パターン19の導電部2
0とが互いに対向配置するように保持される。従って、
本実施形態では、係止突部16と係止孔21とから位置
決め保持手段が構成されている。なお、係止孔21の径
と、係止突部16の基端部の径とはほぼ等しいため、両
者が係合された状態では積層体17と可撓性プリント基
板18とが相対的に位置ずれすることはない。
ことにより、絶縁板14と可撓性プリント基板18とが
位置決めされる。この位置決めされた状態では、バスバ
ー15の接続部15aと、導体パターン19の導電部2
0とが互いに対向配置するように保持される。従って、
本実施形態では、係止突部16と係止孔21とから位置
決め保持手段が構成されている。なお、係止孔21の径
と、係止突部16の基端部の径とはほぼ等しいため、両
者が係合された状態では積層体17と可撓性プリント基
板18とが相対的に位置ずれすることはない。
【0018】そして、絶縁板14と可撓性プリント基板
18との折曲部14a,18a同士を重ね合わせた部分
には、合成樹脂等の絶縁材からなるクリップ23が装着
されている。このクリップ23は、基部24と、その基
部24の両側に一体的に設けられた2つの挟持片25と
から構成されている。両挟持片25はその先端側に向か
うほど間隔が狭くなっている。そして、両折曲部14
a,18aがクリップ23の挟持片25により弾性的に
挟み込まれることにより、各バスバー15の接続部15
aと可撓性プリント基板18の導電部20とが接触保持
されるようになっている。
18との折曲部14a,18a同士を重ね合わせた部分
には、合成樹脂等の絶縁材からなるクリップ23が装着
されている。このクリップ23は、基部24と、その基
部24の両側に一体的に設けられた2つの挟持片25と
から構成されている。両挟持片25はその先端側に向か
うほど間隔が狭くなっている。そして、両折曲部14
a,18aがクリップ23の挟持片25により弾性的に
挟み込まれることにより、各バスバー15の接続部15
aと可撓性プリント基板18の導電部20とが接触保持
されるようになっている。
【0019】なお、両係止突部16の間隔は、クリップ
23の幅とほぼ等しくなるように設定されている。そし
て、クリップ23を装着するときに、両係止突部16の
間に、クリップ23が配置されることにより、同クリッ
プ23の位置決めがなされるようになっている。
23の幅とほぼ等しくなるように設定されている。そし
て、クリップ23を装着するときに、両係止突部16の
間に、クリップ23が配置されることにより、同クリッ
プ23の位置決めがなされるようになっている。
【0020】上記のように構成された電気接続箱10に
ついて、バスバー15と可撓性プリント基板18とを電
気的に接続するには次のように行う。可撓性プリント基
板18に形成された係止孔21に、積層体17に設けた
係止突部16を挿入係合し、絶縁板14及び可撓性プリ
ント基板18の折曲部14a,18a同士を重ね合わせ
る。この重ね合わせにより、バスバー15の接続部15
aと、可撓性プリント基板18の導電部20とが対向配
置される。この状態で、折曲部14a,18aにクリッ
プ23を挟み込む。すると、そのクリップ23における
挟持片25の弾性力によりバスバー15の接続部15a
と可撓性プリント基板18の導電部20とが接触保持さ
れる。これにより、バスバー15と可撓性プリント基板
18との電気的な接続が図られる。
ついて、バスバー15と可撓性プリント基板18とを電
気的に接続するには次のように行う。可撓性プリント基
板18に形成された係止孔21に、積層体17に設けた
係止突部16を挿入係合し、絶縁板14及び可撓性プリ
ント基板18の折曲部14a,18a同士を重ね合わせ
る。この重ね合わせにより、バスバー15の接続部15
aと、可撓性プリント基板18の導電部20とが対向配
置される。この状態で、折曲部14a,18aにクリッ
プ23を挟み込む。すると、そのクリップ23における
挟持片25の弾性力によりバスバー15の接続部15a
と可撓性プリント基板18の導電部20とが接触保持さ
れる。これにより、バスバー15と可撓性プリント基板
18との電気的な接続が図られる。
【0021】従って、本実施形態によれば以下に示す効
果を得ることができる。 (1) 絶縁板14と可撓性プリント基板18とを位置
決めすることにより、バスバー15の接続部15aと可
撓性プリント基板18の導電部20とが対向配置された
状態に保持されるようになっている。そのため、絶縁板
14の折曲部14aと可撓性プリント基板18の折曲部
18aとを、クリップ23を挟み込む際に、絶縁板14
と可撓性プリント基板18との位置が相対的にずれるこ
とがない。この結果、接続部15aと導電部20との接
触不良を無くすことができ、電気接続箱10の信頼性を
向上することができる。
果を得ることができる。 (1) 絶縁板14と可撓性プリント基板18とを位置
決めすることにより、バスバー15の接続部15aと可
撓性プリント基板18の導電部20とが対向配置された
状態に保持されるようになっている。そのため、絶縁板
14の折曲部14aと可撓性プリント基板18の折曲部
18aとを、クリップ23を挟み込む際に、絶縁板14
と可撓性プリント基板18との位置が相対的にずれるこ
とがない。この結果、接続部15aと導電部20との接
触不良を無くすことができ、電気接続箱10の信頼性を
向上することができる。
【0022】(2) 絶縁板14と可撓性プリント基板
18とを位置決めする手段は、可撓性プリント基板18
に形成された係止孔21と、絶縁板14に設けられた係
止突部16とから構成されている。そのため、係止孔2
1に係止突部16を挿入するだけで可撓性プリント基板
18と絶縁板14とを簡単に重ね合わせることができ、
バスバー15と可撓性プリント基板18との接続作業性
を向上することができる。
18とを位置決めする手段は、可撓性プリント基板18
に形成された係止孔21と、絶縁板14に設けられた係
止突部16とから構成されている。そのため、係止孔2
1に係止突部16を挿入するだけで可撓性プリント基板
18と絶縁板14とを簡単に重ね合わせることができ、
バスバー15と可撓性プリント基板18との接続作業性
を向上することができる。
【0023】(3) 係止突部16の先端は、テーパ部
16aの存在により先細り状に形成されているため、係
止孔21に係止突部16をいっそう容易に挿入すること
ができる。
16aの存在により先細り状に形成されているため、係
止孔21に係止突部16をいっそう容易に挿入すること
ができる。
【0024】(4) 両係止突部16の間隔は、クリッ
プ23の幅とほぼ等しくなるように設定されている。そ
のため、両係止突部16によってクリップ23を位置決
めしながら装着することができる。従って、絶縁板14
と可撓性プリント基板18とが位置ずれするのを確実に
防止することができる。
プ23の幅とほぼ等しくなるように設定されている。そ
のため、両係止突部16によってクリップ23を位置決
めしながら装着することができる。従って、絶縁板14
と可撓性プリント基板18とが位置ずれするのを確実に
防止することができる。
【0025】なお、本発明の実施形態は以下のように変
更してもよい。 ・ 図4に示すように、絶縁板14の折曲部14aの両
側に、絶縁板14とバスバー15との積層方向に沿って
延びる鉤状の係止部30を形成し、この係止部に可撓性
プリント基板18の両側をスライドさせながら係合して
位置決めを図ってもよい。この構成にすれば、可撓性プ
リント基板18に係止孔21を形成する必要がないの
で、導体パターン19の配線自由度を高めることができ
る。
更してもよい。 ・ 図4に示すように、絶縁板14の折曲部14aの両
側に、絶縁板14とバスバー15との積層方向に沿って
延びる鉤状の係止部30を形成し、この係止部に可撓性
プリント基板18の両側をスライドさせながら係合して
位置決めを図ってもよい。この構成にすれば、可撓性プ
リント基板18に係止孔21を形成する必要がないの
で、導体パターン19の配線自由度を高めることができ
る。
【0026】・ 可撓性プリント基板18以外にも、例
えばリジッドなプリント回路基板(PCB:Printed Ci
rcuit Board)に変更してもよい。この構成にした場合
には、プリント回路基板に係止突部16を設け、絶縁板
14に係止孔21を設けてもよい。
えばリジッドなプリント回路基板(PCB:Printed Ci
rcuit Board)に変更してもよい。この構成にした場合
には、プリント回路基板に係止突部16を設け、絶縁板
14に係止孔21を設けてもよい。
【0027】・ 係止突部16及び係止孔21の位置を
任意の位置に変更してもよい。例えば、最上層に位置す
る絶縁板14の上面に係止突部16を設け、それと対応
する可撓性プリント基板18に係止孔21を形成しても
よい。
任意の位置に変更してもよい。例えば、最上層に位置す
る絶縁板14の上面に係止突部16を設け、それと対応
する可撓性プリント基板18に係止孔21を形成しても
よい。
【0028】・ 前記実施形態では、クリップ23はケ
ース本体11とは別体に構成している。この構成以外に
も、ケース本体11とクリップ23とを一体的に成形し
てもよい。
ース本体11とは別体に構成している。この構成以外に
も、ケース本体11とクリップ23とを一体的に成形し
てもよい。
【0029】次に、特許請求の範囲に記載された技術的
思想のほかに、前述した実施形態によって把握される技
術的思想を以下に列挙する。 (1)請求項2又は3において、前記係止孔は前記回路
基板に設けられ、前記係止突部は前記絶縁板に設けられ
ていることを特徴とする電装品の接続構造。
思想のほかに、前述した実施形態によって把握される技
術的思想を以下に列挙する。 (1)請求項2又は3において、前記係止孔は前記回路
基板に設けられ、前記係止突部は前記絶縁板に設けられ
ていることを特徴とする電装品の接続構造。
【0030】(2)前記(1)において、前記係止突部
は、クリップの両側付近に複数個配置され、互いに対向
した位置関係にある係止突部の間隔は、クリップの幅と
ほぼ同じに設定されている。この構成にすれば、クリッ
プを装着する際に同クリップの位置決めをすることがで
きる。
は、クリップの両側付近に複数個配置され、互いに対向
した位置関係にある係止突部の間隔は、クリップの幅と
ほぼ同じに設定されている。この構成にすれば、クリッ
プを装着する際に同クリップの位置決めをすることがで
きる。
【0031】(3)請求項2又は3において、前記係止
孔及び係止突部はそれぞれ複数個設けられ、各係止孔と
係止突部との係合位置は、バスバーに設けた接続部と回
路基板に設けた導電部とが接続されている箇所の近傍で
あることを特徴とする電装品の接続構造。この構成にす
れば、絶縁板と回路基板との位置ずれをよりいっそう確
実に防止することができる。
孔及び係止突部はそれぞれ複数個設けられ、各係止孔と
係止突部との係合位置は、バスバーに設けた接続部と回
路基板に設けた導電部とが接続されている箇所の近傍で
あることを特徴とする電装品の接続構造。この構成にす
れば、絶縁板と回路基板との位置ずれをよりいっそう確
実に防止することができる。
【0032】(4)請求項1〜3、(1)〜(3)のう
ちいずれかにおいて、前記絶縁板及び回路基板は、その
一部がほぼ直角に折り曲げられ、その折り曲げられた部
分において、前記係止孔及び係止突部が配置されている
ことを特徴とする電装品の接続構造。
ちいずれかにおいて、前記絶縁板及び回路基板は、その
一部がほぼ直角に折り曲げられ、その折り曲げられた部
分において、前記係止孔及び係止突部が配置されている
ことを特徴とする電装品の接続構造。
【0033】(5)絶縁板上に配設したバスバーと可撓
性プリント基板とを重ね合わせ、その重ね合わせた部分
をバスバー及び可撓性プリント基板とは別体なるクリッ
プで弾性的に挟持することにより、バスバーに設けた接
続部と可撓性プリント基板に設けた導電部とを接触保持
した電装品の接続構造において、前記絶縁板と可撓性プ
リント基板とを位置決めし、前記バスバーの接続部と可
撓性プリント基板の導電部とを対向配置した状態に保持
する位置決め手段を設け、この位置決め手段を前記可撓
性プリント基板に設けられた係止孔と、絶縁板に設けら
れた係止突部とから構成したことを特徴とする電装品の
接続構造。
性プリント基板とを重ね合わせ、その重ね合わせた部分
をバスバー及び可撓性プリント基板とは別体なるクリッ
プで弾性的に挟持することにより、バスバーに設けた接
続部と可撓性プリント基板に設けた導電部とを接触保持
した電装品の接続構造において、前記絶縁板と可撓性プ
リント基板とを位置決めし、前記バスバーの接続部と可
撓性プリント基板の導電部とを対向配置した状態に保持
する位置決め手段を設け、この位置決め手段を前記可撓
性プリント基板に設けられた係止孔と、絶縁板に設けら
れた係止突部とから構成したことを特徴とする電装品の
接続構造。
【0034】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1に記載の
発明によれば、バスバーと回路基板に設けた導電部との
接触不良を防止することができるため、信頼性を向上す
ることができる。
発明によれば、バスバーと回路基板に設けた導電部との
接触不良を防止することができるため、信頼性を向上す
ることができる。
【0035】請求項2に記載の発明によれば、バスバー
と回路基板との接続作業性を向上することができる。請
求項3に記載の発明によれば、係止突部の先端は先細り
状に形成されているため、係止孔に係止突部を容易に挿
入することができる。
と回路基板との接続作業性を向上することができる。請
求項3に記載の発明によれば、係止突部の先端は先細り
状に形成されているため、係止孔に係止突部を容易に挿
入することができる。
【図1】一実施形態の電装品の接続構造を示す分解斜視
図。
図。
【図2】電装品の接続構造の斜視図。
【図3】電装品の接続構造の要部断面図。
【図4】別の実施形態を示す分解斜視図。
14…絶縁板、15…バスバー、15a…接続部、16
…係止突部(位置決め手段)、18…可撓性プリント基
板(回路基板)、20…導電部、21…係止孔(位置決
め手段)、23…クリップ。
…係止突部(位置決め手段)、18…可撓性プリント基
板(回路基板)、20…導電部、21…係止孔(位置決
め手段)、23…クリップ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小田 昭博 三重県四日市市西末広町1番14号 住友電 装 株式会社内 Fターム(参考) 5E023 AA16 BB23 BB25 BB30 CC05 HH08 5E077 BB18 BB32 CC06 CC29 DD15 HH04 JJ20
Claims (3)
- 【請求項1】 絶縁板上に配設したバスバーと回路基板
とを重ね合わせ、その重ね合わせた部分をクリップで弾
性的に挟持することにより、バスバーに設けた接続部と
回路基板に設けた導電部とを接触保持した電装品の接続
構造において、 前記絶縁板と回路基板とを位置決めし、前記バスバーの
接続部と回路基板の導電部とを対向配置した状態に保持
する位置決め手段を設けたことを特徴とする電装品の接
続構造。 - 【請求項2】 前記位置決め手段は、前記回路基板及び
絶縁板のうちいずれか一方に設けられた係止孔と、他方
に設けられた係止突部とから構成され、前記回路基板と
前記絶縁板とが重ね合わせられることにより、前記係止
突部が係止孔に係合されることを特徴とする請求項1に
記載の電装品の接続構造。 - 【請求項3】 前記係止突部の先端は先細り状に形成さ
れていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電装
品の接続構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000129259A JP3666354B2 (ja) | 2000-04-28 | 2000-04-28 | 車両用電気接続箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000129259A JP3666354B2 (ja) | 2000-04-28 | 2000-04-28 | 車両用電気接続箱 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001313110A true JP2001313110A (ja) | 2001-11-09 |
JP3666354B2 JP3666354B2 (ja) | 2005-06-29 |
Family
ID=18638560
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000129259A Expired - Fee Related JP3666354B2 (ja) | 2000-04-28 | 2000-04-28 | 車両用電気接続箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3666354B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008166087A (ja) * | 2006-12-28 | 2008-07-17 | Jst Mfg Co Ltd | Fpc接続用コネクタ |
US8333620B2 (en) | 2009-08-28 | 2012-12-18 | Tyco Electronics Japan G.K. | Terminal member |
-
2000
- 2000-04-28 JP JP2000129259A patent/JP3666354B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3666354B2 (ja) | 2005-06-29 |
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