JP2007287363A - 可撓性フラット回路基板同士の接続構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】省スペース化に適した可撓性フラット回路基板同士の接続構造を提供する。
【解決手段】コネクト部11A、11Bが端部に形成され、該コネクト部11A、11Bの一方の面には、導電パターン13が露出された可撓性フラット回路基板10A、10Bが2枚接続された可撓性フラット回路基板同士の接続構造であって、接続される2枚の可撓性フラット回路基板10A、10Bそれぞれの前記導電パターン13を整列させ、その露出部を互いに接触させた状態で圧接させる圧接手段20を備えていることを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】コネクト部11A、11Bが端部に形成され、該コネクト部11A、11Bの一方の面には、導電パターン13が露出された可撓性フラット回路基板10A、10Bが2枚接続された可撓性フラット回路基板同士の接続構造であって、接続される2枚の可撓性フラット回路基板10A、10Bそれぞれの前記導電パターン13を整列させ、その露出部を互いに接触させた状態で圧接させる圧接手段20を備えていることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、FPC(Flexible Printed Circuits)、FFC(Flexible flat Cable)等の可撓性フラット回路基板を2枚電気的に接続するための可撓性フラット回路基板同士の接続構造に関する。
従来より、フラット回路基板同士の接続構造として、様々なものがあり、例えば特許文献1や特許文献2に記載されたものがある。特許文献1に記載されたものは、互いに略直交する2枚の基板を電気的に接続するものであり、回路基板同士を直接結合することができる。また、特許文献2に記載されたものは、複数の回路基板を同一の筐体内に収納する際にカードエッジコネクタ部を整列配置して一括接続することができる。
しかしながら、特許文献1に記載されたものは、電気的な接続に関して結合部分の剛性に依存する構造であるため、FPC、FFC等の可撓性フラット回路基板に用いることができない。また、特許文献1に記載されたものは、回路基板同士を直交させているので、回路基板同士を薄型に連結させることができない。このため、大きなスペースを必要とし、例えば自動車用の電子ユニットなどのようにスペースの有効活用や小型化が要求される用途に対しては、不適当である。
また、特許文献2に記載されたものは、個々の回路基板の接続に関しては、開示されておらず、このため、回路基板同士を接続する場合、一方の回路基板のコネクト部をコネクタの一端に接続して、そのコネクタの他端を他方の回路基板のコネクト部に接続する必要があるため、コネクタの極数が増えて、筐体が大型化するという問題がある。
そこで、本発明は、省スペース化に適した可撓性フラット回路基板同士の接続構造を提供することを目的とする。
以上の目的を達成するため、本発明は、コネクト部が端部に形成され、該コネクト部の一方の面には、導電パターンが露出された可撓性フラット回路基板が2枚接続された可撓性フラット回路基板同士の接続構造であって、接続される2枚の可撓性フラット回路基板それぞれの前記導電パターンを整列させ、その露出部を互いに接触させた状態で圧接させる圧接手段を備えていることを特徴とする。
以上のように、本発明に係る可撓性フラット回路基板同士の接続構造によれば、接続される2枚の可撓性フラット回路基板それぞれの前記導電パターンが整列され、その露出部が互いに接触された状態で圧接されているので、剛性に依存せずに、かつ大きなスペースを必要とせずに接続でき、また可撓性フラット回路同士を直接接続しているので、コネクタの極数が増えて、筐体が大型化することない。
本発明に係る可撓性フラット回路基板同士の接続構造において、前記圧接手段は、接続される2枚の可撓性フラット回路基板と別体のコネクタであっても良く、また接続される可撓性フラット回路基板のいずれか又は双方に設けても良い。
また、本発明に係る可撓性フラット回路基板同士の接続構造において、前記2枚の可撓性フラット回路基板のうち、一方がメイン基板であり、他方がオプション基板であることが好ましく、このように構成することにより、メイン基板に対する機能拡張やオプション基板の変更によるオプション機能の切り替えを容易に行なうことができる。
以上のように本発明によれば、省スペース化に適した可撓性フラット回路基板同士の接続構造を提供することができる。
次に、本発明に係る可撓性フラット回路基板同士の接続構造の実施例について図面に基づいて説明する。図1は、本実施例に係る可撓性フラット回路基板同士の接続端子構造の分解斜視図である。ここに開示された接続構造は、2枚の可撓性フラット回路基板であるFPC(又はFFC)10A、10Bの接続端子部11A、11B同士を接触した状態でコネクタ20によって接続する構造である。
FPC10A、10Bは、いずれも少なくとも接続端子部11A、11Bを形成する部分が帯状で、図2に示すように、PET等の絶縁フィルム12上に銅箔等の配線パターン13を形成し、その上を樹脂のカバーレイ14で覆ったものである。そして、FPC10A、10Bは、接続端子部11A、11Bにおける物理的強度を高めるため、接続端子部11A、11Bを構成するFPC10A、10Bの端部の背面には、金属板又は耐熱性の高いポリイミド樹脂等からなる補強板15が粘着剤16などを介して貼り付けられている。FPC10A、10Bの接続端子部11A、11Bは、それ自体、直接コネクタ20に装着され、FPC10A、10Bの互いの配線パターン13が整列されてコネクタ20に装着されるように、接続端子部11A、11Bの両側縁には、接続端子部11A、11Bをコネクタ20に係止するための係止用切り欠き17が形成されている。
コネクタ20は、複数の接続端子21と、これを内部に収容する第1のハウジング22と、この第1のハウジング22に装着されて複数の接続端子21を固定するリテーナ23と、第1のハウジング22と嵌合して2枚のFPC10A、10Bの接続端子部11A、11Bが接触して重ねられた状態で挿入される第2のハウジング24とを備えて構成されている。
接続端子21は、例えば図3に示すように、ハーネス接続用の金属端子をそのまま利用することができる。すなわち、接続端子21は、金属板をプレス加工して形成され、FPC10A、10Bが重ねられた状態でその端部を両面から挟持して、配線パターン13を互いに圧接する圧接部214が形成されている。この圧接部214は、先端側に2枚重ねられたFPC10A、10Bの接続端子部11A、11Bが挿入されるスリット211が形成され、FPC10A、10Bが重ねられた状態でその端部を両面から挟持して圧接する圧接片212,213を有する。
第1のハウジング22は、先端側に2枚重ねられたFPC10A、10Bの接続端子部11A、11Bが挿入される平型の挿入口(図示せず)が設けられ、基端側に複数の接続端子21をそれぞれ収容する端子収容孔221が形成され、上面側にリテーナ23を収容するリテーナ装着溝222と第2のハウジング24との係止用突起223とが設けられている。リテーナ23は、複数の接続端子21がそれぞれ挿入される複数の端子挿入孔231を有し、第1のハウジング22のリテーナ装着溝222に半挿入された状態で接続端子21を挿通させた後、リテーナ装着溝222に完全装着されて接続端子21の二重係止を構成する。
第2のハウジング24は、2枚重ねられたFPC10A、10Bの接続端子部11A、11Bに装着されて、第1のハウジング22の先端と嵌合する。この第2のハウジング24は、先端側に第1のハウジング22を受容するコネクタ挿入口241が形成され、基端側に2枚重ねられたFPC10A、10Bの接続端子部11A、11Bを挿入するための平型の挿入口242(図4)が設けられ、上面に第1のハウジング22の係止突起223と係止される係止用ロック243が形成されたものである。また、図4に示すように、第2のハウジング24の内部の両側壁近傍には、2枚重ねられたFPC10A、10Bの接続端子部11A,11Bの両縁に形成された係止用切り欠き17と係合される係合片245が形成されており、これにより、FPC10A、10Bの互いの配線パターン13が整列されてコネクタ20に装着される。
図5は、2枚重ねられたFPC10A、10Bの接続端子11A、11Bが整列され、それらの配線パターン13が互いに接触した状態で、コネクタ20に装着された状態を示す側面断面図であり、図6は、本実施例に係る可撓性フラット回路基板同士の接続構造の利用態様を示す側面図である。本実施例に係る可撓性フラット回路基板同士の接続構造を利用すれば、例えばFPC10Aをメイン基板とし、FPC10Bをオプション基板とすることにより、FPC10Aに対する機能拡張やFPC10Bの変更によるオプション機能の切り替えを行なうことができる。また、一般に、FPCなど可撓性フラット回線基板は、主として設備上の問題からサイズの大きな製品を製造するのが困難であるが、本実施例のようにFPC同士を直接連結することによって、簡易に基板の延長が可能となり、サイズの大きな基板や長いフレキシブル配線板を提供することができる。
図7は、メイン基板であるFPC10Aに対して、オプション基板であるFPC10Bを枝線として使用している例を示す概念図である。図6に示すように、オプション基板であるFPC10Bの可撓性を利用して、回路の引き出し方向を変更することができる。
図7は、3つのFPC10A、10B、10Cを順次連結した状態を示す側面図である。例えば、メイン基板であるFPC10Aに対して、オプション基板であるFPC10Cを追加する際に、FPC10Aの接続端子部11AとFPC10Cの接続端子部11Cの配列パターンの順序、数、ピッチなどが異なる場合であっても、FPC10AとFPC10Cの間にFPC10Bを介在させてその異なる点を吸収することによって、FPC10AとFPC10Cを接続することができる。これによって、メイン基板であるFPC10Aの機能拡張の自由度が飛躍的に向上させることができる。また、FPC10Bは、その可撓性を利用して、FPC10AとFPC10Cの間の余長を吸収させる機能を有するので、基板を搭載する機器の大きさや形状に対して自由に適用することができる。
また、コネクタ20を用いて接続しているので、半田などによって接続する場合に比べて、解体再接続が容易で、オプション機能の変更にも柔軟に対応することができる。
以上のように、本発明に係る可撓性フラット回路基板同士の接続構造の実施例を説明したが、必ずしもこれに限定する必要はなく、コネクタの構造は、一対の可撓性フラット回路基板の記導電パターンの露出部が互いに整列された状態で十分な接圧を持って挟持される構造であれば良く、クリップのような構造のものであっても良い。また、可撓性フラット回路基板と別体のコネクタでなく、クリップのようなものを一方の可撓性フラット回路基板の接続端子部の両側端に設けても良く、また可撓性フラット回路基板それぞれの接続端子部の一方の側端に設けても良い。
10A、10B・・・FPC(可撓性フラット回路基板)、11A、11B・・・接続端子部(コネクト部)、13・・・配線パターン(導電パターン)、20・・・コネクタ(圧接手段)
Claims (2)
- コネクト部が端部に形成され、該コネクト部の一方の面には、導電パターンが露出された可撓性フラット回路基板が2枚接続された可撓性フラット回路基板同士の接続構造であって、
接続される2枚の可撓性フラット回路基板それぞれの前記導電パターンを整列させ、それらの露出部を互いに接触させた状態で圧接させる圧接手段を備えていることを特徴とする可撓性フラット回路基板同士の接続構造。 - 前記2枚の可撓性フラット回路基板のうち、一方がメイン基板であり、他方がオプション基板であることを特徴とする請求項1記載の可撓性フラット回路基板同士の接続構造。
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