JP2001313106A - 配線板の接続構造 - Google Patents

配線板の接続構造

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JP2001313106A
JP2001313106A JP2000129262A JP2000129262A JP2001313106A JP 2001313106 A JP2001313106 A JP 2001313106A JP 2000129262 A JP2000129262 A JP 2000129262A JP 2000129262 A JP2000129262 A JP 2000129262A JP 2001313106 A JP2001313106 A JP 2001313106A
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JP
Japan
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clip
wiring board
pcb
positioning
fpc
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JP2000129262A
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Yukinori Kita
幸功 北
Koichi Okada
浩一 岡田
Akihiro Oda
昭博 小田
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】導体パターンの接触不良を防止することによ
り、信頼性の高い配線板の接続構造を提供すること。 【解決手段】導体パターン11a,12aを有するFP
C11とPCB12とを重ね合わせ、その重ね合わせた
部分がクリップで弾性的に挟持され、FPC11とPC
B12が電気的に接続されている。そして、PCB12
の一端部にはクリップ23を所定の位置に位置決めする
位置決め突部27a,27bが形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、導体パターンを有
する複数の配線板を重ね合わせ、その導体パターンをク
リップによって接触保持した配線板の接続構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】例えば自動車等の車両においては、種々
の配線板を電気接続するための電気接続箱が用いられて
いる。この種の電気接続箱では、ケース本体内に導体パ
ターンを有するプリント基板等の配線板が複数枚収容さ
れている。そして、配線板同士を重ね合わせ、導体パタ
ーンをスポット溶接したり、或いは半田付けすることに
より、配線板を電気的に接続している。
【0003】しかしながら、このような方法では、溶接
や半田付けするのに時間がかかるため製造効率が悪いば
かりか、溶接や半田付けするための設備を整える必要が
あるため、コストが高く大量生産に向かないという問題
がある。そこで、従来より、配線板の導体パターンを低
コストかつ一度に接続する方法として、重ね合わせた配
線板の端縁をクリップで挟み込み、そのクリップの弾性
力により、導体パターン同士を接触保持しているものが
知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、クリップは
その弾性力に抗して両配線板を挟み込むように装着され
るため、装着する方向と直交する方向への位置ずれが起
こりやすい。この結果、配線板の導体パターンが接触不
良を起こし、信頼性の低下につながるおそれがある。
【0005】本発明は上記の課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、配線板に設けた導体パターンの接
触不良を防止することにより、信頼性の向上を図ること
が可能な配線板の接続構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明では、導体パターンを有す
る複数の配線板を重ね合わせ、その重ね合わせた部分を
クリップで弾性的に挟持することにより、前記導体パタ
ーンの一部を接触保持した配線板の接続構造において、
前記配線板にクリップを装着するときに、同クリップを
所定の位置に位置決めする位置決め部を少なくとも1枚
の配線板に設けたことを要旨とする。
【0007】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の配線板の接続構造において、前記位置決め部は、前
記クリップの装着方向に沿って延びるように配線板の端
部から突設されていることを要旨とする。
【0008】請求項3に記載の発明では、請求項1又は
2に記載の配線板の接続構造において、前記位置決め部
は2つ設けられ、両位置決め部の間隔は前記クリップの
幅とほぼ同じに設定されていることを要旨とする。
【0009】以下、本発明の「作用」について説明す
る。請求項1に記載の発明によると、位置決め部によっ
てクリップが所定の位置に位置決めされながら配線板に
装着される。そのため、クリップが正規位置に装着され
るため、導体パターンの接触不良を防止することができ
る。よって信頼性の向上を図ることができる。
【0010】請求項2に記載の発明によると、位置決め
部は、クリップの装着方向に沿って延びるように配線板
の端部から突設されている。そのため、簡単な構成であ
るにも拘わらず、クリップを確実に位置決めすることが
できる。
【0011】請求項3に記載の発明によると、2つの位
置決め突部の間隔がクリップの幅とほぼ同じに設定され
ているため、クリップを装着した後においても、クリッ
プが位置ずれするのを確実に防止することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を、図面に基づき詳細に説明する。図1〜図3に示
すように、配線板としてのフレキシブルなプリント配線
基板11と、リジッドなプリント配線基板12とが電気
接続箱(図示しない)に収容されている。本実施形態で
は、フレキシブルなプリント配線基板11をFPC(fl
exible printed circuit board)といい、リジッドなプ
リント配線基板12をPCB(printed circuit boar
d)という。
【0013】FPC11は銅箔からなる導体パターン1
1aと、それを被覆するポリイミドフィルムとを接着剤
で互いに貼り合せたものである。導体パターン11aの
一部は外部に露出されている。ここでは、FPC11の
端部に導体パターン11aの一部が露出されている。そ
して、この露出部分がFPC11の導電部11bとなっ
ており、この導電部11bはFPC11の一端縁に沿っ
て配列されている。
【0014】PCB12は、絶縁基板13の片面に形成
された導体パターン12aを有し、その導体パターン1
2aが形成されている面が樹脂皮膜により被覆されてい
る。導体パターン12aの一部は外部に露出されてい
る。ここでは、PCB12の端部に導体パターン12a
の一部が露出されている。この露出部分がPCB12の
導電部12bとなっており、この導電部12bはPCB
12の一端縁に沿って配列されている。
【0015】そして、両導電部11b,12bが互いに
対向するように、FPC11とPCB12とが重ね合わ
せられ、それらの一端部には絶縁材からなるクリップ2
3が装着されている。このクリップ23は、基部24
と、その基部24の両側に一体的に設けられた2つの挟
持片25とから構成され、FPC11及びPCB12と
は別体である。基部24及び両挟持片25は合成樹脂材
料により一体的に形成されている。両挟持片25はその
先端側に向かうほど間隔が狭くなっている。そして、F
PC11及びPCB12の一端部がクリップ23の挟持
片25により弾性的に挟み込まれることにより、FPC
11の導電部11bと、PCB12の導電部12bとが
接触保持されるようになっている。
【0016】前記PCB12の一端面には、位置決め部
としての位置決め突部27a,27bが2つ突設されて
いる。各位置決め突部27a,27bはクリップ23の
装着方向に沿って張り出している。別のいい方をする
と、各位置決め突部27a,27bは、PCB12の表
面と平行な方向に沿って張り出している。位置決め突部
27a,27bの間隔は、クリップ23の幅Wとほぼ等
しくなるように設定されている。そして、両位置決め突
部27a,27bとPCB12の一端縁とによって囲ま
れて形成される凹部28に、クリップ23が挿入配置さ
れることにより、同クリップ23の位置決めがなされる
ようになっている。
【0017】上記のように構成された電気接続箱10に
ついて、バスバー15と可撓性プリント基板18とを電
気的に接続するには次のように行う。FPC11とPC
B12とを重ね合わせ、それらの一端縁にある導電部1
1b,12b同士を対向配置する。次いで、クリップ2
3を両位置決め突部27a,27bの間に挿入配置す
る。そして、クリップ23を更に押し込み、FPC11
及びPCB12を挟み込むようにして同クリップ23を
装着する。すると、クリップ23における挟持片25の
弾性力により、FPC11の導電部11bとPCB12
の導電部12bとが接触保持される。これにより、FP
C11とPCB12との電気的な接続が図られる。
【0018】クリップ23を装着するとき、クリップ2
3は凹部28に配置された状態である。そのため、クリ
ップ23は、位置決め突部27a,27bによって、そ
の幅方向、つまりクリップ23を装着する方向に対して
直交する方向への移動が規制されながら正規の位置に装
着される。
【0019】従って、本実施形態によれば以下に示す効
果を得ることができる。 (1)クリップ23を所定の位置に位置決めする位置決
め突部27a,27bがPCB12に形成されている。
そのため、FPC11及びPCB12にクリップ23を
装着するときに、同クリップ23がその幅方向へ移動規
制されるため、クリップ23を正規の位置に装着するこ
とができる。従って、FPC11及びPCB12の導電
部11b,12bが接触不良を起こすのを防止でき、信
頼性を向上することができる。
【0020】(2)位置決め突部27a,27bは、ク
リップ23の装着方向に沿って延びるようにPCB12
の一端部から突設され、かつPCB12と一体的に形成
されている。そのため、簡単な構成であるにも拘わら
ず、クリップ23の装着時に同クリップ23を確実に位
置決めすることができる。
【0021】(3)2つの位置決め突部27a,27b
の間隔がクリップ23の幅Wとほぼ等しくなるように設
定されている。そのため、クリップ23の装着ガイドと
して機能させることができる。又、クリップ23を装着
した後においても、クリップ23における基部24の端
部が両位置決め突部27a,27b当たった状態となっ
ているため、クリップ23がその幅方向に位置ずれする
を規制することができる。
【0022】なお、本発明の実施形態は以下のように変
更してもよい。 ・ 図4に示すように、前記実施形態では2つ設けてい
た位置決め突部27a,27bのうちいずれか1つを省
略してもよい。この場合には、クリップ23の一端を位
置決め突部27aに当てた状態で同クリップ23を装着
する。
【0023】・ クリップ23によって接続する対象物
は、FPC11及びPCB12以外のものであってもよ
い。例えば、PCB12同士の接続、絶縁板上に導体パ
ターンとしてのバスバーが配設されている配線板と、F
PC11又はPCB12との接続であってもよい。特
に、PCB12同士を接続する場合には、両PCB12
のうち少なくとも1つに、1個以上の位置決め突部27
a,27bを設けてもよい。又、バスバーが配設された
絶縁板上にも、1個以上の位置決め突部27a,27b
を設けてもよい。
【0024】次に、特許請求の範囲に記載された技術的
思想のほかに、前述した実施形態によって把握される技
術的思想を以下に列挙する。 (1) 請求項1〜3において、前記配線板は2つ設け
られ、そのうち一方の配線板はリジッドな回路基板であ
って、他方はフレキシブルな回路基板であって、リジッ
ドな回路基板に前記位置決め部が配置されていることを
特徴とする配線板の接続構造。
【0025】(2) 導体パターンを有する2つのプリ
ント回路基板(FPC11、PCB12)を重ね合わ
せ、その重ね合わせた部分を、プリント回路基板とは別
体なるクリップで弾性的に挟持することにより、導体パ
ターンの一部が露出された導電部同士を接触保持した配
線板の接続構造において、前記プリント回路基板にクリ
ップを装着するときに、同クリップを所定の位置に位置
決めする位置決め部を少なくとも1枚のプリント配線基
板に設けたことを特徴とする配線板の接続構造。
【0026】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1に記載の
発明によれば、導体パターンの接触不良を防止すること
ができるため、信頼性の高い配線板の接続構造を提供す
ることができる。
【0027】請求項2に記載の発明によれば、簡単な構
成であるにも拘わらず、クリップを確実に位置決めする
ことができる。請求項3に記載の発明によれば、クリッ
プを装着した後においても、クリップが位置ずれするの
を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態においてFPC、PCB、クリップ
を分解して示す斜視図。
【図2】FPCとPCBとをクリップにより接続した斜
視図。
【図3】FPCとPCBとをクリップにより接続した平
面図。
【図4】別の実施形態においてFPC、PCB及びクリ
ップを分解して示す斜視図。
【符号の説明】
11…FPC(配線板)、12…PCB(配線板)、1
1a,12a…導体パターン、23…クリップ、27
a,27b…位置決め突部(位置決め部)、W…クリッ
プの幅。
フロントページの続き (72)発明者 小田 昭博 三重県四日市市西末広町1番14号 住友電 装 株式会社内 Fターム(参考) 5E023 AA30 BB22 BB23 CC02 DD25 HH01 HH11 5E077 BB31 BB32 CC02 DD15 HH02 HH07 JJ11 JJ15 5E344 AA02 AA11 BB02 BB04 BB10 CC11 DD09 EE06

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導体パターンを有する複数の配線板を重
    ね合わせ、その重ね合わせた部分をクリップで弾性的に
    挟持することにより、前記導体パターンの一部を接触保
    持した配線板の接続構造において、 前記配線板にクリップを装着するときに、同クリップを
    所定の位置に位置決めする位置決め部を少なくとも1枚
    の配線板に設けたことを特徴とする配線板の接続構造。
  2. 【請求項2】 前記位置決め部は、前記クリップの装着
    方向に沿って延びるように配線板の端部から突設されて
    いることを特徴とする請求項1に記載の配線板の接続構
    造。
  3. 【請求項3】 前記位置決め部は2つ設けられ、両位置
    決め部の間隔は前記クリップの幅とほぼ同じに設定され
    ていることを特徴とする請求項1又は2に記載の配線板
    の接続構造。
JP2000129262A 2000-04-28 2000-04-28 配線板の接続構造 Abandoned JP2001313106A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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