JP2002289279A - 接続クリップ - Google Patents

接続クリップ

Info

Publication number
JP2002289279A
JP2002289279A JP2001083348A JP2001083348A JP2002289279A JP 2002289279 A JP2002289279 A JP 2002289279A JP 2001083348 A JP2001083348 A JP 2001083348A JP 2001083348 A JP2001083348 A JP 2001083348A JP 2002289279 A JP2002289279 A JP 2002289279A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiring board
clip
insulating housing
holding piece
clip body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001083348A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirokazu Ito
裕和 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP2001083348A priority Critical patent/JP2002289279A/ja
Publication of JP2002289279A publication Critical patent/JP2002289279A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Combinations Of Printed Boards (AREA)
  • Connection Or Junction Boxes (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】フレキシブル配線板が破れたとしても、配線板
を流れる電流がクリップ本体を介して他の部位にリーク
するのを防止すること。 【解決手段】基部24と、その基部24の一側縁に沿っ
て設けられた第1挟持片25と、基部24の他側縁に沿
って設けられた多数の第1挟持片26とクリップ本体2
3を構成する。このクリップ本体23を絶縁ハウジング
28に収容する。そして、両挟持片25,26のうち少
なくとも第2挟持片26の配線板接触面26bを覆う覆
い部35を絶縁ハウジング28に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、導体パターンを有
する複数の配線板を重ね合わせ、それらの導体部同士を
接続する接続クリップに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば自動車等においては、電気接続箱
が用いられ、その内部にはFPC(フレキシブル配線
板)と、PCB(リジッド配線板)とが収容されてい
る。図6に示すように、FPC51及びPCB52はそ
れぞれに露出された導電部同士が対峙するように重ね合
わされ、その重ね合わせ部分が導電性を有するクリップ
本体53で挟持される。そして、クリップ本体53の弾
性力により、導電部同士が接触した状態に保持されてF
PC51とPCB52との電気的接続が図られている。
【0003】ところで、FPC51とPCB52とを挟
持する際にはそれらの導電部同士をワイピングさせるこ
とが、電気的接続を確実なものとする上で好ましいとさ
れている。そこで、図7に示す接続クリップ54が従来
から提案されている。この接続クリップ54は、導電性
を有するクリップ本体53と、それを収容する絶縁ハウ
ジング55とから構成されている。この絶縁ハウジング
55には、FPC51に形成された係止孔56に係合可
能な係止突起57が設けられている。そして、FPC5
1とPCB52とを接続するには、まずFPC51を接
続クリップ54の一端に形成された配線板挿入口58に
差し込み、係止突起57にFPC51の係止孔56を係
合してFPC51を位置決めする。その後、接続クリッ
プ54の配線板挿入口58にPCB52を差し込む。こ
のとき、絶縁ハウジング55によってクリップ本体53
の配線板挿入口58が広がるのが抑えられる。そのた
め、クリップ本体53の配線板挿入口58にPCB52
を差し込む際には強い抵抗力が生じる。この結果、FP
C51及びPCB52に設けられた導電部51a,52
aはワイピングされながら接触保持される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、FPC
51及びPCB52の導電部51a,52aをワイピン
グさせるために、PCB52を強い力でもって差し込ま
なければならない。それ故にFPC51が破れることが
ある。その場合、FPC51及びPCB52を流れる電
流が導電性を有しているクリップ本体53を介して他の
部位へリークするおそれがある。
【0005】本発明は、このような従来の技術に存在す
る問題点に着目してなされたものである。その目的は、
仮にフレキシブル配線板が破れたとしても、配線板を流
れる電流をクリップ本体を介して他の部位にリークさせ
ないようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明では、導電性を有する金属
製のクリップ本体を、フレキシブル配線板が位置決めさ
れる係止部を備えた合成樹脂製の絶縁ハウジングに収容
し、絶縁ハウジングにフレキシブル配線板を係止した状
態でリジッド配線板をクリップ本体に形成した配線板挿
入口に挿入することにより、それぞれの配線板に設けら
れた導電部同士をワイピングさせながら接触させる接続
クリップにおいて、前記クリップ本体を、基部と、その
基部の一側縁に沿って設けられた第1挟持片と、前記基
部の他側縁に沿って設けられるとともに前記第1挟持片
と対峙した第2挟持片とから構成し、前記第1挟持片を
リジッド配線板側に配置するとともに、前記第2挟持片
をフレキシブル配線板側に配置し、前記両挟持片のうち
少なくとも第2挟持片の配線板接触面を覆う覆い部を前
記絶縁ハウジングに設けたことを要旨とする。
【0007】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の接続クリップにおいて、前記覆い部は、前記第2挟
持片とほぼ同じ厚みを有し、かつ第2挟持片の配線板接
触面と重なり合うように舌片状に形成されていることを
要旨とする。
【0008】請求項3に記載の発明では、請求項1又は
2記載の接続クリップにおいて、前記覆い部は、合成樹
脂材料からなり、絶縁ハウジングと一体的に形成されて
いることを要旨とする。
【0009】以下、本発明の「作用」について説明す
る。請求項1に記載の発明によると、絶縁ハウジングに
フレキシブル配線板を係止した状態でリジッド配線板を
クリップ本体の配線板挿入口に挿入する。すると、それ
ぞれの配線板に設けられた導電部同士がワイピングされ
ながら接触され、その接触がクリップ本体の弾性力で保
持される。導電部をワイピングさせるためにリジッド配
線板の挿入抵抗力は比較的大きく設定されている。この
ことから、ワイピング時にフレキシブル配線板が破れる
おそれがある。しかし、フレキシブル配線板が仮に破れ
たりしても、フレキシブル配線板からの電流がクリップ
本体を介して他の部位へリークすることはない。これ
は、両挟持片のうち少なくとも第2挟持片が覆い部によ
って覆われていることから、電気的な絶縁が確保される
からである。
【0010】請求項2に記載の発明によると、覆い部
は、第2挟持片とほぼ同じ厚みを有する舌片状に形成さ
れていることから比較的撓みやすいものとなる。従っ
て、第2挟持片の配線板接触面を覆い部でそれぞれ覆っ
ても、フレキシブル配線板及びリジッド配線板を挟持す
る際に、クリップ本体の弾性力を十分に働かせることが
できる。従って、ワイピング効果が低下するのを防止で
き、両配線板の導電部の接触面を確実に擦り付けること
ができる。
【0011】請求項3に記載の発明によると、覆い部
は、絶縁ハウジングと一体的に形成されているため、覆
い部と絶縁ハウジングとを組み付ける作業工程を省略す
ることができる。この結果、製造コストの低減に繋げる
ことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の接続クリップを自
動車の電気接続箱に用いられるものに具体化した一実施
形態を、図面に基づき詳細に説明する。
【0013】図1〜図4に示すように、フレキシブル配
線板11とリジッド配線板12とが電気接続箱(図示し
ない)に収容されている。本実施形態では、フレキシブ
ル配線板11をFPC(flexible printed circuit boa
rd)といい、リジッド配線板12をPCB(printed ci
rcuit board)という。
【0014】FPC11は銅箔からなる導体パターン1
1aと、それを被覆するポリイミドフィルムとを接着剤
で互いに貼り合せたものである。導体パターン11aの
一部は外部に露出されている。ここでは、FPC11の
端部に導体パターン11aの一部が露出されている。そ
して、この露出部分がFPC11の導電部11bとなっ
ており、この導電部11bはFPC11の一端縁に沿っ
て配列されている。
【0015】PCB12は、合成樹脂からなる絶縁支持
部材14に固定されている。PCB12は、その片面に
形成された導体パターン12aを有し、その導体パター
ン12aが形成されている面が樹脂皮膜により被覆され
ている。導体パターン12aの一部は外部に露出されて
いる。ここでは、PCB12の端部に導体パターン12
aの一部が露出されている。この露出部分がPCB12
の導電部12bとなっており、この導電部12bはPC
B12の一端縁に沿って配列されている。又、PCB1
2の各導電部12bの間隔は、FPC11の導電部11
bの間隔と等しくなっている。
【0016】そして、両導電部11b,12bが互いに
対峙するように、FPC11及びPCB12の同士が重
ね合わせられ、接続クリップ31によって両導電部11
b,12bが接触保持されている。図1に示すように、
接続クリップ31は、合成樹脂製の絶縁ハウジング28
と、導電性を有する金属製のクリップ本体23とから構
成されている。クリップ本体23は、基部24と、その
基部24の一端縁に沿って設けられた第1挟持片25
と、他側縁に沿って設けられた複数の第2挟持片26と
から構成されている。そして、接続クリップ31にFP
C11及びPCB12が挟み込まれた状態では、第1挟
持片25がPCB12側に配置されているのに対し、第
2挟持片26がFPC11側に配置されている。
【0017】各第2挟持片26は、クリップ本体23の
長手方向に沿って並設され、それらの間隔は前記導電部
11b,12bと等しくなっている。各第2挟持片26
は間隔をおいて配置されていることから、第2挟持片2
6がそれぞれ独立してFPC11及びPCB12を挟持
できるようになっている。従って、クリップ本体23の
一端から他端に亘ってFPC11及びPCB12に対す
る挟持圧がほぼ均等になる。
【0018】各第2挟持片26は、全体が逆へ字状に折
曲され、その中央部付近には折曲部26aが形成されて
いる。この折曲部26aの存在により、両挟持片25,
26の間隔は、その基端から中央部付近にかけて狭くな
っている。そして、挟持片25,26の間隔は、折曲部
26aのある箇所が最も狭くなっており、この狭窄部分
において前記FPC11及びPCB12が弾性的に挟み
込まれる。これにより、FPC11及びPCB12の導
電部11b,12bが接触保持されるようになってい
る。又、挟持片25,26の中央部付近から先端部にか
けては、それらの間隔が広くなっている。この広くなっ
ている部分が、クリップ本体23にFPC11及びPC
B12が挿入される配線板挿入口27となっている。
【0019】図1に示すように、クリップ本体23は、
絶縁ハウジング28の端部に形成された挿入口28aを
介して同絶縁ハウジング28内に収容されている。絶縁
ハウジング28の両端部には2つの突設片30が一体的
に形成されている。各突設片30の下面には係止突部3
3がそれぞれ形成され、その係止突部33にはFPC1
1の両端部に形成された係止孔34が係合可能となって
いる。係止孔34に係止突部33が係合されることによ
り、絶縁ハウジング28に対してFPC11が位置決め
される。
【0020】図1,図5に示すように、絶縁ハウジング
28は、その内部に収容されたクリップ本体23の一部
を被覆している。より詳しく言えば、クリップ本体23
を構成する基部24及び第1挟持片25が絶縁ハウジン
グ28によって被覆されている。クリップ本体23の第
2挟持片26は、その中央部付近から先端部にかけて絶
縁ハウジング28の上端開口部28bから外部に突出さ
れている。絶縁ハウジング28の上端開口部28bに
は、各第2挟持片26の配線板接触面26bを覆う舌片
状の覆い部35が複数個突設されている。
【0021】合成樹脂からなる各覆い部35は、絶縁ハ
ウジング28と一体的に形成されており、しかも絶縁性
を有している。各覆い部35は、その厚みが各第2挟持
片26の厚みとほぼ同じに設定されている。覆い部35
は、絶縁ハウジング28の長手方向に沿って所定の間隔
をおいて配置されている。ちなみに、各覆い部35の間
隔は、第2挟持片26の間隔と等しくなっている。つま
り、1つの第2挟持片26に対して1つの覆い部35が
対峙されている。各覆い部35は、全体が逆へ字状に折
曲され、第2挟持片26の配線板接触面26bに対し重
なり合っている。これら覆い部35が存在することによ
り、各第2挟持片26間の絶縁が図られる。
【0022】次に、上記のように構成された接続クリッ
プ31を用いてFPC11及びPCB12を電気的に接
続するには次のように行う。図1に示すように、絶縁ハ
ウジング28の挿入口28aからクリップ本体23の一
端部を挿入し、更にクリップ本体23を絶縁ハウジング
28内に押し込む。そして、図2に示すように、絶縁ハ
ウジング28に設けられた各覆い部35に第2挟持片2
6を重ね合わせる。次いで、図3に示すように、クリッ
プ本体23の配線板挿入口27にFPC11の端部を挿
入し、係止突部33に係止孔34を係合する。これによ
り、絶縁ハウジング28に対してFPC11が位置決め
される。その状態で、図4に示すように、絶縁支持部材
14に固定されているPCB12をクリップ本体23の
配線板挿入口27に差し込む。このとき、FPC11及
びPCB12に設けられている導電部11b,12bが
ワイピングされる。なお、ここで言うワイピングとは、
導電部11b,12bの接触面を互いに擦り付けること
である。そして、クリップ本体23自身の持つ弾性力に
より、両FPC11及びPCB12の導電部11b,1
2bが接触した状態に保持される。これにより、FPC
11とPCB12との電気的な接続が図られる。
【0023】ここで、ワイピング効果を高めるために、
絶縁ハウジング28によって配線板挿入口27が広がら
ないようになっている。そのため、クリップ本体53の
配線板挿入口58にPCB12を差し込む際には強い抵
抗力が生じる。つまり、PCB12をある程度強い力で
もって配線板挿入口27に差し込まなければならない。
それ故にFPC11が破れるおそれがある。しかし、上
述したように各第2挟持片26の配線板接触面26b
は、それぞれ覆い部35で覆われていることで電気的な
絶縁が確保されている。従って、導体パターン11aを
流れる電流がFPC11の破れた箇所からクリップ本体
23を介して他の部位にリークすることはない。
【0024】従って、本実施形態によれば以下に示す効
果を得ることができる。 (1) 絶縁ハウジング28には、クリップ本体23を
構成する複数の第2挟持片26に対峙する覆い部35が
設けられている。そして、この覆い部35は、各第2挟
持片26の配線板接触面26bを覆っている。そのた
め、覆い部35によって各第2挟持片26間の絶縁を図
ることができる。従って、FPC11が仮に破れても、
FPC11及びPCB12を流れる電流がクリップ本体
23を介して他の部位へリークするのを防止できる。し
かも、クリップ本体23の基部24及び第1挟持片25
は、それら全体が絶縁ハウジング28によってそれぞれ
覆われている。そのため、よりいっそう絶縁性を高める
ことができ、電流がクリップ本体23を介して他の部位
へリークするのを確実に防止することができる。
【0025】(2) 各覆い部35は、各第2挟持片2
6とほぼ同じ厚みを有する舌片状に形成されている。そ
のため、各覆い部35は比較的薄いので撓みやすくな
る。従って、各第2挟持片26の配線板接触面26bを
覆い部35でそれぞれ覆っても、FPC11及びPCB
12を挟持する際に、クリップ本体23における両挟持
片25,26の弾性力を適度に働かせることができる。
従って、クリップ本体23にPCB12をスムーズに挿
入することができるので、FPC11が破れるのを防止
することができる。又、ワイピング効果が低下するのを
防止でき、導電部11b,12bの接触面をいっそう確
実に擦り付けることができる。
【0026】(3) 覆い部35は、第2挟持片26の
数と同じであり、しかも第2挟持片26の幅と同じであ
る。このことから、クリップ本体23を絶縁ハウジング
28内に収容したときに、覆い部35と第2挟持片26
とがそれぞれ重なり合う。要するに、クリップ本体23
の挿入位置に不具合が生じている場合には、覆い部35
と第2挟持片26とが互いに位置ずれした状態となる。
従って、クリップ本体23の組み付け不良を簡単に見つ
けることができる。
【0027】(4) 覆い部35は、合成樹脂材料から
なり、絶縁ハウジング28と一体的に形成されている。
そのため、覆い部35と絶縁ハウジング28とを組み付
ける作業工程を省略することができ、製造コストの低減
に繋げることができる。
【0028】なお、本発明の実施形態は以下のように変
更してもよい。 ・ 前記実施形態では、FPC11とPCB12との接
続に具体化した。これ以外にも、FPC11同士の接
続、又はFPC11と絶縁板(IP)に配設されたバス
バーとの接続に変更してもよい。
【0029】・ 前記実施形態では、第2挟持片26の
みを導電部11b,12bの数と同じ数にした。これ以
外にも、第1挟持片25についても第2挟持片26と対
峙するように複数設けてもよい。
【0030】・ 前記実施形態では、接続クリップ31
を、別部材からなるクリップ本体23と絶縁ハウジング
28とから構成した。これ以外にも、合成樹脂の成形金
型にクリップ本体23を収容した状態で合成樹脂からな
る絶縁ハウジング28を成形してもよい。要するに、イ
ンサート成形によりクリップ本体23と絶縁ハウジング
28とを一体的に構成してもよい。
【0031】・ 絶縁ハウジング28の材料は、絶縁性
を有していれば合成樹脂以外の材料を用いてもよい。次
に、特許請求の範囲に記載された技術的思想のほかに、
前述した実施形態によって把握される技術的思想を以下
に示す。
【0032】(1) 請求項1〜3のいずれかにおい
て、前記第2挟持片は、前記導電部とほぼ同じ間隔をお
いて複数個並設され、各第2挟持片及び覆い部は共に同
じ幅に設定されていることを特徴とする接続クリップ。
この構成にすれば、クリップ本体を収容した際に、クリ
ップ本体の挿入位置に不具合が生じていれば、覆い部と
第2挟持片とが互いに位置ずれした状態となる。従っ
て、クリップ本体の組み付け不良を簡単に見つけること
ができる。
【0033】(2) フレキシブル配線板とリジッド配
線板とをそれらの導電部同士が対峙するように重ね合わ
せて接続する配線板の接続構造において、請求項1〜3
のうちいずれかに記載の接続クリップでフレキシブル配
線板とリジッド配線板とを挟持し、それらの導電部同士
を接触保持したことを特徴とする配線板の接続構造。
【0034】(3) クリップ本体を絶縁ハウジングの
一端部に形成された開口部を介して収容した後、導電部
を有するフレキシブル配線板を前記クリップ本体の一端
側に形成した挟持口に挿入して絶縁ハウジングに係止
し、その後、リジッド配線板を前記挟持口に挿入するこ
とにより、各配線板の導電部同士をワイピングさせなが
ら接触保持するようにしたことを特徴とする配線板の接
続方法。
【0035】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
仮にフレキシブル配線板が破れたとしても、配線板を流
れる電流がクリップ本体を介して他の部位にリークする
のを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態の接続クリップ等を示す分解斜視
図。
【図2】絶縁ハウジングにクリップ本体を装着した状態
の斜視図。
【図3】絶縁ハウジングにFPCを装着した状態を示す
斜視図。
【図4】接続クリップでFPCとPCBとを接続した状
態を示す斜視図。
【図5】接続クリップの断面図。
【図6】従来技術を示す接続クリップの斜視図。
【図7】図6とは別の従来技術を示す接続クリップの斜
視図。
【符号の説明】
11…FPC(フレキシブル配線板)、12…PCB
(リジッド配線板)、11b,12b…導電部、23…
クリップ本体、24…基部、25…第1挟持片、26…
第2挟持片、26b…配線板接触面、27…配線板挿入
口、28…絶縁ハウジング、31…接続クリップ、33
…係止突部(係止部)、35…覆い部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05K 3/36 H01R 9/07 Z

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性を有する金属製のクリップ本体
    を、フレキシブル配線板が位置決めされる係止部を備え
    た合成樹脂製の絶縁ハウジングに収容し、絶縁ハウジン
    グにフレキシブル配線板を係止した状態でリジッド配線
    板をクリップ本体に形成した配線板挿入口に挿入するこ
    とにより、それぞれの配線板に設けられた導電部同士を
    ワイピングさせながら接触させる接続クリップにおい
    て、 前記クリップ本体を、基部と、その基部の一側縁に沿っ
    て設けられた第1挟持片と、前記基部の他側縁に沿って
    設けられるとともに前記第1挟持片と対峙した第2挟持
    片とから構成し、 前記第1挟持片をリジッド配線板側に配置するととも
    に、前記第2挟持片をフレキシブル配線板側に配置し、
    前記両挟持片のうち少なくとも第2挟持片の配線板接触
    面を覆う覆い部を前記絶縁ハウジングに設けたことを特
    徴とする接続クリップ。
  2. 【請求項2】 前記覆い部は、前記第2挟持片とほぼ同
    じ厚みを有し、かつ第2挟持片の配線板接触面と重なり
    合うように舌片状に形成されていることを特徴とする請
    求項1に記載の接続クリップ。
  3. 【請求項3】 前記覆い部は、合成樹脂材料からなり、
    絶縁ハウジングと一体的に形成されていることを特徴と
    する請求項1又は2記載の接続クリップ。
JP2001083348A 2001-03-22 2001-03-22 接続クリップ Pending JP2002289279A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001083348A JP2002289279A (ja) 2001-03-22 2001-03-22 接続クリップ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001083348A JP2002289279A (ja) 2001-03-22 2001-03-22 接続クリップ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002289279A true JP2002289279A (ja) 2002-10-04

Family

ID=18939174

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001083348A Pending JP2002289279A (ja) 2001-03-22 2001-03-22 接続クリップ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002289279A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014137862A (ja) * 2013-01-15 2014-07-28 Hitachi Maxell Ltd 二次電池

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014137862A (ja) * 2013-01-15 2014-07-28 Hitachi Maxell Ltd 二次電池

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5902138A (en) Branch junction box
WO2004112196A1 (ja) プレスフィット端子、該プレスフィット端子を用いたプリント基板の接続構造および電気接続箱
JP2002034125A (ja) 配線ユニット
JP2002313502A (ja) フレキシブルプリント回路とワイヤハーネスの接続用コネクタ
JP2006115638A (ja) 電気接続箱
US20030081394A1 (en) Electronic-part mounting structure and mounting method therefor
JP2002289279A (ja) 接続クリップ
JP3456187B2 (ja) 電気接続箱
JP2001313105A (ja) 配線板の接続クリップ及び配線板の接続構造
JP3458814B2 (ja) 電気接続箱
JP2002084623A (ja) 電気接続箱
JP2002271945A (ja) 接続クリップ
JP4288874B2 (ja) コネクタ
JP2001118621A (ja) フレキシブルプリント配線板と電線の接続用コネクタ
JP2001313106A (ja) 配線板の接続構造
JPH1032062A (ja) 電気コネクタ
JP2002078158A (ja) 電気接続箱の組み付け方法
JP2002044836A (ja) 配線ユニット
JP5531565B2 (ja) 電気接続箱及び電気接続箱の製造方法
JPH0773915A (ja) プリント基板の接続装置
JPH11178161A (ja) 電気接続箱
JP3702766B2 (ja) 電気接続箱
JPH1154196A (ja) 電気コネクタ
JP2001313110A (ja) 電装品の接続構造
JP2000173682A (ja) 接続用端子の取付構造