JP2002271945A - 接続クリップ - Google Patents

接続クリップ

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JP2002271945A
JP2002271945A JP2001066860A JP2001066860A JP2002271945A JP 2002271945 A JP2002271945 A JP 2002271945A JP 2001066860 A JP2001066860 A JP 2001066860A JP 2001066860 A JP2001066860 A JP 2001066860A JP 2002271945 A JP2002271945 A JP 2002271945A
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Japan
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wiring board
clip body
clip
insulating housing
fpc
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JP2001066860A
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Hirokazu Ito
裕和 伊藤
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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  • Combinations Of Printed Boards (AREA)
  • Connection Or Junction Boxes (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】仮にフレキシブル配線板が破れたとしても、配
線板を流れる電流がクリップ本体を介して他の部位にリ
ークするのを防止する。 【解決手段】クリップ本体23を構成する複数の端子2
4の先端部は、繋ぎ部30により互いに連結されてい
る。そして、絶縁ハウジング28にクリップ本体23を
収容した後、繋ぎ部30はクリップ本体23から取り除
かれるようになっているので、各端子24同士を電気的
に絶縁させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、導体パターンを有
する複数の配線板を重ね合わせ、それらの導体部同士を
接続する接続クリップに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば自動車等においては、電気接続箱
が用いられ、その内部にはFPC(フレキシブル配線
板)と、PCB(リジッド配線板)が収容されている。
図10に示すように、FPC51及びPCB52はそれ
ぞれに露出された導電部同士が対峙するように重ね合わ
られ、その重ね合わせ部分が導電性を有するクリップ本
体53で挟持される。そして、クリップ本体53の弾性
力により、導電部同士が接触した状態に保持されてFP
C51とPCB52との電気的接続が図られている。
【0003】ところで、FPC51とPCB52とを挟
持する際にはそれらの導電部同士をワイピングさせるこ
とが、電気的接続を確実なものとする上で好ましいとさ
れている。そこで、図11に示す接続クリップ54が従
来から提案されている。この接続クリップ54は、導電
性を有するクリップ本体53と、それを収容する絶縁ハ
ウジング55とから構成されている。この絶縁ハウジン
グ55には、FPC51に形成された係止孔56に係合
可能な係止突起57が設けられている。そして、FPC
51とPCB52とを接続するには、まずFPC51を
接続クリップ54の一端に形成された配線板挿入口58
に差し込み、係止突起57にFPC51の係止孔56を
係合してFPC51を位置決めする。その後、接続クリ
ップ54の配線板挿入口58にPCB52を差し込む。
このとき、絶縁ハウジング55によってクリップ本体5
3の配線板挿入口58が広がるのが抑えられる。そのた
め、クリップ本体53の配線板挿入口58にPCB52
を差し込む際には強い抵抗力が生じる。この結果、FP
C51及びPCB52に設けられた導電部51a,52
aはワイピングされながら接触保持される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、FPC
51及びPCB52の導電部51a,52aをワイピン
グさせるために、PCB52を強い力でもって差し込ま
なければならない。それ故にFPC51が破れることが
ある。その場合、FPC51及びPCB52を流れる電
流が導電性を有しているクリップ本体53を介して他の
部位へリークするおそれがある。
【0005】本発明は、このような従来の技術に存在す
る問題点に着目してなされたものである。その目的は、
仮にフレキシブル配線板が破れたとしても、配線板を流
れる電流がクリップ本体を介して他の部位にリークする
のを防止することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明では、導電性を有する金属
製のクリップ本体を、フレキシブル配線板が位置決めさ
れる係止部を備えた合成樹脂製の絶縁ハウジングに収容
し、絶縁ハウジングにフレキシブル配線板を係止した状
態でリジッド配線板をクリップ本体に形成した配線板挿
入口に挿入することにより、それぞれの配線板に設けら
れた導電部同士をワイピングさせながら接触させる接続
クリップにおいて、前記導電部とほぼ同じ間隔で並設し
た複数の端子により前記クリップ本体を構成し、前記ク
リップ本体から取り除くことが可能な繋ぎ部を介して前
記各端子同士を切り離し可能に連結し、繋ぎ部を取り除
いた状態で前記クリップ本体を絶縁ハウジングに収容し
たことを要旨とする。
【0007】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の接続クリップにおいて、前記繋ぎ部は、絶縁ハウジ
ングの外部に配置されていることを要旨とする。請求項
3に記載の発明では、請求項1又は2に記載の接続クリ
ップにおいて、前記端子及び繋ぎ部は、プレス成形によ
り一枚の金属板を打ち抜いて一体的に形成されているこ
とを要旨とする。
【0008】以下、本発明の「作用」について説明す
る。請求項1に記載の発明によれば、絶縁ハウジングに
クリップ本体を装着する際には、繋ぎ部を付けた状態で
絶縁ハウジングにクリップ本体を収容する。クリップ本
体は、繋ぎ部により複数の端子がひとまとまりになって
いるため絶縁ハウジングに容易に装着することができ
る。クリップ本体を装着した後に、クリップ本体から繋
ぎ部を取り除いて各端子同士を切り離す。そして、絶縁
ハウジングにフレキシブル配線板を係止した状態でリジ
ッド配線板をクリップ本体の配線板挿入口に挿入する。
すると、それぞれの配線板に設けられた導電部同士がワ
イピングされながら接触され、その接触がクリップ本体
の弾性力で保持される。導電部をワイピングさせるため
にリジッド配線板の挿入抵抗力は比較的大きく設定され
ている。このことから、ワイピング時にフレキシブル配
線板が破れるおそれがある。しかし、フレキシブル配線
板が仮に破れたりしても、フレキシブル配線板からの電
流がクリップ本体を介して他の部位へリークすることは
ない。これは、クリップ本体から繋ぎ部を取り除いて各
端子同士が切り離されていることから、各端子同士の電
気的な絶縁が確保されているからである。
【0009】請求項2に記載の発明によれば、繋ぎ部は
絶縁ハウジングの外部に配置されているため、クリップ
本体から繋ぎ部を一度に取り除き易くなる。請求項3に
記載の発明によれば、クリップ本体の製造が行い易く、
量産化が容易でしかも低コストである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の接続クリップを自
動車の電気接続箱に用いられるものに具体化した一実施
形態を、図面に基づき詳細に説明する。
【0011】図1〜図4に示すように、フレキシブル配
線板11とリジッド配線板12とが電気接続箱(図示し
ない)に収容されている。本実施形態では、フレキシブ
ル配線板11をFPC(flexible printed circuit boa
rd)といい、リジッド配線板12をPCB(printed ci
rcuit board)という。
【0012】FPC11は銅箔からなる導体パターン1
1aと、それを被覆するポリイミドフィルムとを接着剤
で互いに貼り合せたものである。導体パターン11aの
一部は外部に露出されている。ここでは、FPC11の
端部に導体パターン11aの一部が露出されている。そ
して、この露出部分がFPC11の導電部11bとなっ
ており、この導電部11bはFPC11の一端縁に沿っ
て配列されている。
【0013】PCB12は、合成樹脂からなる絶縁支持
部材14に固定されている。PCB12は、その片面に
形成された導体パターン12aを有し、その導体パター
ン12aが形成されている面が樹脂皮膜により被覆され
ている。導体パターン12aの一部は外部に露出されて
いる。ここでは、PCB12の端部に導体パターン12
aの一部が露出されている。この露出部分がPCB12
の導電部12bとなっており、この導電部12bはPC
B12の一端縁に沿って配列されている。又、PCB1
2の各導電部12bの間隔は、FPC11の導電部11
bの間隔と等しくなっている。
【0014】そして、両導電部11b,12bが互いに
対峙するように、FPC11及びPCB12の同士が重
ね合わせられ、それらの一端縁にはステンレス製のクリ
ップ本体23が装着されている。クリップ本体23は、
その長手方向に沿って並設された複数の端子24を備え
ている。各端子24の間隔は同じであって、各FPC1
1及びPCB12に設けられた導電部11b,12bの
間隔と等しくなっている。各端子24は略U字状にそれ
ぞれ形成され、その中央部付近には折曲部24aが形成
されている。
【0015】この折曲部24aの存在により、端子24
の中央部付近の間隔が最も狭くなっている。そして、こ
の狭くなっている部分において前記FPC11及びPC
B12が弾性的に挟み込まれ、両導電部11b,12b
が接触保持されるようになっている。又、各端子24の
中央部付近から先端部にかけては間隔が広くなってい
る。この広くなっている部分が、クリップ本体23にF
PC11及びPCB12が挿入される配線板挿入口27
となっている。
【0016】図5,図6に示すように、前記クリップ本
体23は、合成樹脂からなる絶縁ハウジング28に挿入
されている。絶縁ハウジング28の両端部には、係止突
部33が形成され、その係止突部33にはFPC11の
両端部に形成された係止孔34が係合可能となってい
る。係止孔34に係止突部33が係合されることによ
り、絶縁ハウジング28に対してFPC11が位置決め
される。なお、本実施形態では、クリップ本体23と絶
縁ハウジング28とから接続クリップ31が構成されて
いる。
【0017】絶縁ハウジング28内には、その長手方向
に沿って等間隔に配置された複数のガイド溝29が凹設
され、各ガイド溝29には前記クリップ本体23の端子
24がそれぞれ係入されている。U字状に形成された各
端子24の一方の先端部はそれぞれ絶縁ハウジング28
の内側に納めされている。これに対して、各端子24の
他方の先端部は絶縁ハウジング28の外部に突出され、
その突出部分24bにおける各端子24の間には複数の
繋ぎ部30が設けられている。つまり、各繋ぎ部30
は、配線板挿入口27の端縁に沿って同一直線上に配置
されている。
【0018】繋ぎ部30は、一枚の板材をプレス成形に
より打ち抜いて各端子24と一体的に形成されたもので
ある。但し、絶縁ハウジング28にクリップ本体23を
収容した直後に、各端子24の突出部分24bが切断さ
れることにより、繋ぎ部30はクリップ本体23から取
り除かれるようになっている。従って、FPC11及び
PCB12が差し込まれ前に、各端子24の突出部分2
4bが切断され、各端子24同士は離間される。なお、
端子24が切り離されても、クリップ本体23の両先端
部は絶縁ハウジング28の開口縁に圧接されているた
め、各端子24は絶縁ハウジング28内に収容保持され
る。従って、各端子24はクリップ本体23から逸脱す
ることはない。
【0019】次に、上記のように構成された接続クリッ
プ31を用いてFPC11及びPCB12を電気的に接
続するには次のように行う。図2,図5に示すように、
絶縁ハウジング28にある各ガイド溝29にそれぞれの
端子24を係合し、クリップ本体23を絶縁ハウジング
28の内奥部に押し込む。その後、図6に示すように、
絶縁ハウジング28の外側にある端子24の突出部分2
4bを図示しない工具を用いて一度に切断する。この切
断により、クリップ本体23から繋ぎ部30が取り除か
れるため、各端子24が切り離される。従って、絶縁ハ
ウジング28内で各端子24はそれぞれ独立して配置さ
れることなり、各端子24間の電気的絶縁が確保され
る。
【0020】次いで、図3,図7に示すように、クリッ
プ本体23の配線板挿入口27にFPC11の端部を挿
入し、係止突部33に係止孔34を係合する。これによ
り、絶縁ハウジング28に対してFPC11が位置決め
される。その状態で、図4,図8に示すように、絶縁支
持部材14に固定されているPCB12を配線板挿入口
27に差し込む。このとき、FPC11及びPCB12
に設けられている導電部11b,12bがワイピングさ
れる。なお、ここで言うワイピングとは、導電部11
b,12bの接触面を互いに擦り付けることである。そ
して、端子24自身の持つ弾性力により、両FPC11
及びPCB12の導電部11b,12bが接触した状態
に保持される。これにより、FPC11とPCB12と
の電気的な接続が図られる。
【0021】ここで、ワイピング効果を高めるために、
絶縁ハウジング28によって配線板挿入口27が広がら
ないようになっているため、クリップ本体53の配線板
挿入口58にPCB12を差し込む際には強い抵抗力が
生じる。つまり、PCB12をある程度強い力でもって
配線板挿入口27に差し込まなければならない。それ故
にFPC11が破れるおそれがある。しかし、上述した
ように各端子24間の電気的な絶縁が確保されているた
め、導体パターン11aを流れる電流がFPC11の破
れた箇所からクリップ本体23を介して他の部位にリー
クすることはない。
【0022】従って、本実施形態によれば以下に示す効
果を得ることができる。 (1) クリップ本体23を構成する複数の端子24の
先端部は、繋ぎ部30により互いに連結されている。そ
して、絶縁ハウジング28にクリップ本体23を収容し
た後、繋ぎ部30はクリップ本体23から取り除かれる
ようになっているので、各端子24同士を電気的に絶縁
させることができる。従って、FPC11が仮に破れて
も、FPC11及びPCB12を流れる電流がクリップ
本体23を介して他の部位へリークするのを確実に防止
することができる。
【0023】(2) 絶縁ハウジング28にクリップ本
体23を装着した状態において、各端子24の突出部分
24bは絶縁ハウジング28の外部に配置されている。
そして、その突出部分24bの間には繋ぎ部30が設け
られている。すなわち、繋ぎ部30は、絶縁ハウジング
28の外部に配置されている。そのため、クリップ本体
23から繋ぎ部30を取り除くときに、クリップ本体2
3の先端部を簡単に切断することができる。
【0024】(3) 端子24における他方の先端部
(突出部分24b)は、一方の先端部よりも長い。その
ため、絶縁ハウジング28にクリップ本体23を装着す
る際に、端子24の突出部分24bを把持すれば、クリ
ップ本体23を絶縁ハウジング28の内奥部まで押し込
み易くなる。しかも、端子24の突出部分24bに繋ぎ
部30が配置されていることから、クリップ本体23の
強度を高めることができる。そのため、クリップ本体2
3を配線板挿入口27に差し込む際に強い摺動抵抗力が
働いても、クリップ本体23を把持している部分、つま
り端子24の突出部分24bが変形することがない。従
って、クリップ本体23を絶縁ハウジング28に差し込
み易くすることができる。
【0025】(4) クリップ本体23は、プレス成形
により一枚の板材を打ち抜いたものであって、繋ぎ部3
0と端子24とは一体的に形成されている。そのため、
クリップ本体23の部品コストを低くすることができ
る。従って、接続クリップ31の低コスト化を図ること
ができる。
【0026】なお、本発明の実施形態は以下のように変
更してもよい。 ・ 前記実施形態では、導電部11b,12b同士が互
いに対峙するようにFPC11とPCB12とを重ね合
わせた。これ以外にも、図9に示すように、導電部11
b,12bを背合わせるようにFPC11とPCB12
とを重ねてもよい。
【0027】・ 前記実施形態では、FPC11とPC
B12との接続に具体化した。これ以外にも、FPC1
1同士の接続、又はFPC11と絶縁板(IP)に配設
されたバスバーとの接続に変更してもよい。
【0028】・ 端子24の突出部分24bの切断する
箇所を他の部分よりも薄肉にしてもよい。この構成にす
れば、工具を用いることなく薄肉部を数回折り曲げて突
出部分24bを切断することができる。
【0029】・ 前記実施形態では、突出部分24bを
切断することにより、各端子24を切り離すようにし
た。これ以外にも、各繋ぎ部30自体を切断することに
より、端子24を切り離してもよい。
【0030】・ クリップ本体23を構成する端子24
は、2つ以上であれば任意の数に変更してもよい。 ・ 前記実施形態では、繋ぎ部30と端子24とを一体
的に形成した。この構成以外に、繋ぎ部30と端子24
とを別体に構成し、端子24の突出部分24bから繋ぎ
部30を着脱可能にしてもよい。具体的な構造として
は、クリップ本体23の長手方向に沿って延びる繋ぎ部
30に、端子24の突出部分24bを係入する係入孔を
設ける。各係入孔に各突出部分24bを挿入することに
より、各端子24同士を連結する。この構成にした場合
には、端子24に繋ぎ部30を取り付けた状態で絶縁ハ
ウジング28にクリップ本体23を取り付ける。クリッ
プ本体23を取り付けた後は端子24から繋ぎ部30を
取り外す。従って、工具等を用いて端子24の突出部分
24bを切断しなくてもよいので、作業性をよくするこ
とができる。しかも、クリップ本体23から取り外した
繋ぎ部30は、捨てることなく別のクリップ本体23に
取り付けることにより再使用することが可能になる。
【0031】次に、特許請求の範囲に記載された技術的
思想のほかに、前述した実施形態によって把握される技
術的思想を以下に示す。 (1) フレキシブル配線板とリジッド配線板とをそれ
らの導電部同士が対峙するように重ね合わせて接続する
配線板の接続構造において、請求項1〜3のうちいずれ
かに記載の接続クリップでフレキシブル配線板とリジッ
ド配線板とを挟持し、それらの導電部同士を接触保持し
たことを特徴とする配線板の接続構造。
【0032】(2) 切り離し可能な繋ぎ部で互いに接
続された複数の端子を有するクリップ本体を絶縁ハウジ
ング内に収容した後、前記繋ぎ部をクリップ本体から取
り除き、導電部を有するフレキシブル配線板を前記クリ
ップ本体の一端側に形成した挟持口に挿入して絶縁ハウ
ジングに係止し、その後、リジッド配線板を前記挟持口
に挿入することにより、各配線板の導電部同士をワイピ
ングさせながら接触保持するようにしたことを特徴とす
る配線板の接続方法。
【0033】(3) 導電性を有するクリップ本体を絶
縁ハウジングに収容し、フレキシブル配線板とリジッド
配線板とをそれらの導電部同士が対峙するように重ね合
わせ、その重ね合わせ部分をクリップ本体に形成した挟
持口に挿入し、前記導電部同士をクリップ本体の弾性力
で接触保持する接続クリップにおいて、前記導電部とほ
ぼ同じ間隔で配設した複数の端子により前記クリップ本
体を構成し、各端子同士を切り離し可能な繋ぎ部を介し
て連結し、その繋ぎ部をクリップ本体の挟持口の端縁に
沿って設けたことを特徴とする接続クリップ。
【0034】(4) 導電性を有する金属製のクリップ
本体を、フレキシブル配線板が係止される係止部を有す
る合成樹脂製の絶縁ハウジングに収容し、フレキシブル
配線板とリジッド配線板とをそれらの導電部同士が対峙
するように重ね合わせ、その重ね合わせ部分をクリップ
本体に形成した配線板挿入口に挿入し、前記導電部同士
をクリップ本体の弾性力で接触保持する接続クリップに
おいて、前記導電部とほぼ同じ間隔で配設した複数の端
子により前記クリップ本体を構成し、前記クリップ本体
から取り除くことが可能な繋ぎ部を介して各端子同士を
連結し、その繋ぎ部をクリップ本体の配線板挿入口の端
縁に沿って配設したことを特徴とする接続クリップ。
【0035】(5) 請求項1〜3のいずれかにおい
て、前記繋ぎ部は複数設けられ、それらの繋ぎ部は前記
クリップ本体の配線板挿入口の端縁に沿って一直線上に
配置されていることを特徴とする接続クリップ。
【0036】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
仮にフレキシブル配線板が破れたとしても、配線板を流
れる電流がクリップ本体を介して他の部位にリークする
のを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態の接続クリップ等を示す分解斜視
図。
【図2】絶縁ハウジングにクリップ本体を装着した断面
図。
【図3】絶縁ハウジングにクリップ本体とFPCとを装
着した断面図。
【図4】絶縁ハウジングにクリップ本体、FPC及びP
CBを装着した断面図。
【図5】絶縁ハウジングにクリップ本体を装着する前の
斜視図。
【図6】絶縁ハウジングにクリップ本体を装着した状態
を示す斜視図。
【図7】絶縁ハウジングにFPCを装着する前の斜視
図。
【図8】FPCとPCBとを接続する前の斜視図。
【図9】別例を示す接続クリップの断面図。
【図10】従来技術を示す接続クリップの斜視図。
【図11】図10とは別の従来技術を示す接続クリップ
の斜視図。
【符号の説明】
11…FPC(フレキシブル配線板)、12…PCB
(リジッド配線板)、11b,12b…導電部、33…
係止突部(係止部)、23…クリップ本体、24…端
子、27…配線板挿入口、28…絶縁ハウジング、30
…繋ぎ部、31…接続クリップ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性を有する金属製のクリップ本体
    を、フレキシブル配線板が位置決めされる係止部を備え
    た合成樹脂製の絶縁ハウジングに収容し、絶縁ハウジン
    グにフレキシブル配線板を係止した状態でリジッド配線
    板をクリップ本体に形成した配線板挿入口に挿入するこ
    とにより、それぞれの配線板に設けられた導電部同士を
    ワイピングさせながら接触させる接続クリップにおい
    て、 前記導電部とほぼ同じ間隔で並設した複数の端子により
    前記クリップ本体を構成し、前記クリップ本体から取り
    除くことが可能な繋ぎ部を介して前記各端子同士を切り
    離し可能に連結し、繋ぎ部を取り除いた状態で前記クリ
    ップ本体を絶縁ハウジングに収容したことを特徴とする
    接続クリップ。
  2. 【請求項2】 前記繋ぎ部は、絶縁ハウジングの外部に
    配置されていることを特徴とする請求項1に記載の接続
    クリップ。
  3. 【請求項3】 前記端子及び繋ぎ部は、プレス成形によ
    り一枚の金属板を打ち抜いて一体的に形成されているこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載の接続クリップ。
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