JP2001266715A - 多方向入力装置 - Google Patents

多方向入力装置

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JP2001266715A
JP2001266715A JP2000080448A JP2000080448A JP2001266715A JP 2001266715 A JP2001266715 A JP 2001266715A JP 2000080448 A JP2000080448 A JP 2000080448A JP 2000080448 A JP2000080448 A JP 2000080448A JP 2001266715 A JP2001266715 A JP 2001266715A
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H25/00Switches with compound movement of handle or other operating part
    • H01H25/002Switches with compound movement of handle or other operating part having an operating member rectilinearly slidable in different directions

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  • Adjustable Resistors (AREA)
  • Switches With Compound Operations (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 駆動体が水平方向に移動すると同時に電圧の
印加を開始することにより、省電力仕様の多方向入力装
置を提供すること。 【解決手段】 水平方向に移動可能に保持される移動体
10,20,40と、オフ状態からオン状態になるスイ
ッチ部Aと、方位検出部材18,28とこの方位被検出
部62とからなり、移動体10,20,40の移動を検
知する方位検出部Bとを有し、方位検出部Bは、スイッ
チ部Aがオフ状態となっている移動体10,20,40
の所定位置から、この移動体10,20,40を水平方
向に移動させることによりスイッチ部Aがオン状態にな
ることで外部から電力を供給して、移動体10,20,
40の移動に応じた電気信号を出力する構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯機器や電気機器
等に用いられるワイヤレス入力機器、例えばワイヤレス
ハンディコンピューター、ワイヤレスマウス、リモコン
等の入力部に用いられる多方向入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の多方向入力装置はその主要部分表
す平面図である図10に示すように、主として平板状で
水平方向に移動可能な駆動体100と、この駆動体10
0の移動をガイドするガイドレール110とから構成さ
れ、駆動体100の移動により電気信号を出力するよう
になっている。従来の多方向入力装置は、2個の駆動体
100のX方向,Y方向の移動に対応するように、X方
向,Y方向にそれぞれ一対の抵抗体(図示せず)が、ガ
イドレール110の内壁に形成されている。そして駆動
体100の移動に伴い、抵抗体上に駆動体100の端部
に設けられた摺動子片101が摺動することによって、
X方向,Y方向両方向に、かつ中立位置からの変位量を
示す電気信号を出力するようになっている。なお上記に
おいて駆動体100,ガイドレール110,摺動子及び
抵抗体はいわゆるスライド型可変抵抗器を構成してお
り、従って上記従来例では2つのスライド型可変抵抗器
を用いて構成されている。
【0003】そして従来の多方向入力装置は、この従来
の多方向入力装置が組み込まれている携帯機器の電源
(図示せず)を入れると、常時抵抗体に電圧が印加され
た状態になり、この常時電圧が印加されている抵抗体に
摺動子片が摺動することで電気信号を出力するようにな
っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、携帯機器や電
気機器等に用いられるワイヤレス入力機器には、長期間
の使用を確保するため、省電力仕様にすることが求めら
れている。ここで、従来の多方向入力装置では抵抗体に
常時電圧が印加されて、電流が流れるているため電力消
費が常時行われているという問題があった。また、駆動
体100を操作する操作部材に図示しないタッチセンサ
を用いて、指等が触れた場合のみ抵抗体に通電させるこ
とも考えられるが、操作部材の材質等に制約があり、設
計の自由度を制約する問題がある。
【0005】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
もので、駆動体が水平方向に移動すると同時に電圧の印
加を開始することにより、省電力仕様の多方向入力装置
を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】本発明の課題を解決する第一の手段とし
て、水平方向に移動可能に保持される移動体と、前記移
動体の所定位置からの移動に伴いオフ状態からオン状態
になるスイッチ部と、方位検出部材と該方位検出部材に
対向するように配置された方位被検出部とからなり、前
記移動体の移動を検知する方位検出部とを有し、前記方
位検出部は、前記スイッチ部がオフ状態となっている前
記移動体の所定位置から、該移動体を水平方向に移動さ
せることにより前記スイッチ部がオン状態になることで
外部から電力を供給して、前記移動体の移動に応じた電
気信号を出力する構成とした。
【0007】また第二の解決手段として、前記スイッチ
部は、前記移動体に設けたスイッチ検出部材と、基台に
設けられ前記スイッチ検出部材による検出を可能にする
スイッチ被検出部とから構成されることとした。また第
三の解決手段として、前記移動体は操作部材と該操作部
材によって水平方向に移動可能となる駆動体とから構成
されると共に、該駆動体に前記スイッチ検出部材が設け
られ、前記スイッチ被検出部は、その一部に前記スイッ
チ検出部材の検出を不能とする非検出部が形成され、前
記スイッチ部は、前記スイッチ検出部材が検出可能時に
はオン状態となり前記検出部材が検出不能時にはオフ状
態となる構成とした。
【0008】また第四の解決手段として、前記スイッチ
被検出部と前記方位被検出部を表面に形成した配線基板
を設け、前記駆動体を該配線基板に対して水平方向に移
動する様配置し、前記駆動体のスイッチ検出部材は第一
の摺動子片と第二の摺動子片とを有する第一の摺動子か
ら構成され、前記スイッチ部のスイッチ被検出部は、前
記配線基板に設けられ前記第一の摺動子片及び第二の摺
動子片がそれぞれ摺接するスイッチパターン及び集電パ
ターンを有し、前記非検出部は前記スイッチパターンに
前記配線基板を露出させることによって形成されてお
り、前記スイッチ部は、前記駆動体の所定位置において
前記第一の摺動子片が前記非検出部に摺接することでオ
フ状態になり、また前記駆動体を移動させることにより
前記非検出部に摺接していた前記接触子片が前記スイッ
チパターンに摺接することでオン状態になる構成とし
た。
【0009】また第五の解決手段として、前記方位検出
部材は第一の摺動子片と第二の摺動子片とを有する第二
の摺動子から構成されて、前記駆動体に取り付けられ、
前記方位被検出部は、前記配線基板に設けられ第一の摺
動子片及び第二の摺動子片がそれぞれ摺接する抵抗体と
集電パターンとから構成され、前記方位検出部は、前記
スイッチ部がオン状態になることで外部から電力を供給
して、前記第一の摺動子片と抵抗体の接触位置に応じた
電気信号を前記集電パターンに出力させた構成とした。
【0010】また第六の解決手段として、前記移動体は
スイッチ駆動部を有し、前記スイッチ部は前記移動体が
水平方向に移動して前記スイッチ駆動部に駆動されてオ
フ状態からオン状態になる構成とした。また第七の解決
手段として、前記移動体は操作部材と該操作部材によっ
て水平方向に移動可能となる駆動体とから構成され、前
記スイッチ駆動部は前記操作部材の裏面に設けられ、前
記スイッチ部は、前記スイッチ駆動部によって押圧可能
とされる可動接点と、該可動接点と接離可能で基台に設
けられた固定接点とから構成されることとした。
【0011】また第八の解決手段として、前記操作部材
のスイッチ駆動部は、前記操作部材の裏面に設けられた
嵌合部から構成され、前記操作部材の嵌合部に対向する
位置に貫通孔を有し、表面が前記操作部材の裏面に当接
している保持体と、前記保持体の貫通孔に貫通されて上
下方向に移動可能に配設されると共に、前記可動接点に
より前記操作部材に弾圧され、前記可動接点を押圧自在
の嵌合部材とを有し、前記嵌合部材と前記操作部材の嵌
合部を前記所定位置において嵌合させて前記スイッチ部
をオフ状態にし、前記操作部材の水平方向の移動時には
この嵌合状態が解除されることにより、前記嵌合部材は
前記可動接点を押圧して前記スイッチ部をオン状態にし
た構成とした。
【0012】また第九の解決手段として、前記移動体は
該移動体が移動した後自動的に前記所定位置に復帰し、
前記スイッチ部がオフ状態になる構成とした。
【発明の実施の形態】
【0013】本発明の第一の実施の形態にかかる多方向
入力装置を図面を用いて詳細に説明する。図1は本発明
の第一の実施の形態にかかる多方向入力装置の主要部品
を組み込んだ状態を示す平面図であり、図2はその部分
断面図であり、図3はパターン図を省略したその分解斜
視図であり、図4は配線基板の平面図であり、図5乃至
7はスイッチ部と方位検出部の動作を表す説明図であ
り、図8は可動接点が押圧された状態を表す部分断面図
である。
【0014】本発明の第一の実施の形態にかかる多方向
入力装置は、主として移動体を構成する第一駆動体10
と、該第一駆動体10の裏面に直交する状態で重合する
ように設けられ移動体を構成する第二駆動体20と、第
一,第二駆動体10,20の移動をガイドするガイド部
材30と、第一,第二駆動体10,20を移動させる操
作用突部42が設けられ、第一,第二駆動体10,20
と共に移動体を構成する操作部材40とからなる機構を
有し、この機構は、スイッチ被検出部64や方位被検出
部62等が設けられ基台たる配線基板60上に配設され
て、上下カバー83,80によって収納されている。第
一駆動体10には主としてスイッチ検出部材たる第一の
摺動子17と方位検出部材たる第二の摺動子18とが設
けられている。そして、第一駆動体10の第一の摺動子
17と、配線基板60上において第一の摺動子17が摺
動する位置に設けられ一部に第一の摺動子17による検
出を不能とする非検出部65が設けられたスイッチ被検
出部64とからスイッチ部Aが構成され、さらに駆動体
10の第二の摺動子18と、配線基板60上において第
二の摺動子18が摺動する位置に設けられた方位被検出
部64とから方位検出部Bが構成されている。
【0015】第一駆動体10は、四方の角部が切りかか
れた長方形状の金属板を所定の形状に折り曲げて形成さ
れており、表面には短手方向に延在し図3において2点
鎖線で示す溝11と、裏面には表面の溝11に直交する
方向に長手方向に延在する溝13が形成されており、そ
れぞれ相対向する内側壁12,14を形成している。こ
の裏面の溝13は、表面の溝11の底部を貫通した状態
になっており、その結果長手方向にかけて2本の脚部1
6が形成されている。また脚部16の端部には、該金属
板の板厚の2倍程度の段差が形成されるよう基部16a
が形成され、両端の基部16aから舌片15が内側に突
出形成されている。そして、この舌片15同士で前述し
た表面の溝11が形成されている。そして、この第一駆
動体10は平板状の金属板をプレスすることによって、
このような構成を持つように形成される。なお、裏面の
溝13は必ずしも表面の溝11側に貫通していなくても
良い。また、第一駆動体10の一方の端部には、樹脂で
構成された取り付け部材19が取り付けられており、こ
の取り付け部材19の下面にスイッチ検出部材たる第一
の摺動子17が取り付けられて、下方に突出した状態に
なっている。また、この第一の摺動子17は金属製の第
一の摺動子片17aと第二の摺動子片17bとからなっ
ている。一方、他方の端部には、樹脂で構成された取り
付け部材19が取り付けられており、この取り付け部材
19の下面に方位検出部材たる第二の摺動子18が取り
付けられて、下方に突出した状態になっている。また、
この第二の摺動子18は金属製の第一の摺動子片18a
と第二の摺動子片18bとからなっている。
【0016】第二駆動体20は、基本的に第一駆動体1
0と同様の構成からなっており、平板からなる金属板を
所定の形状で折り曲げして形成され、表面に形成され第
一駆動体10の裏面の溝13の上方に位置し第一駆動体
10の表面の溝11と直交する方向に延在し図3におい
て2点鎖線で示す溝21と、裏面に形成され第一駆動体
10の表面の溝11の下方に位置し、第一駆動体10の
裏面の溝13と直交する方向に延在する溝23が形成さ
れており、それぞれ相対向する内側壁22,24を形成
している。この裏面の溝23は、表面の溝21の底部を
貫通した状態になっており、その結果長手方向にかけて
2本の脚部26が形成されている。また脚部16の端部
には、該金属板の板厚の3倍程度の段差が形成されるよ
う基部26aが形成され、両端の基部26aから舌片2
5が内側に突出形成されている。そして、この舌片25
同士で前述した表面の溝21が形成されている。この第
二駆動体20は、平板状の金属板をプレスすることによ
って、このような構成を持つように形成される。また、
第二駆動体20の一方の端部には、樹脂で構成された取
り付け部材29が取り付けられており、この取り付け部
材29の下面にスイッチ検出部材たる第一の摺動子27
が取り付けられて、下方に突出した状態になっている。
また、この第一の摺動子27は金属製の第一の摺動子片
27aと第二の摺動子片27bとからなっている。一
方、他方の端部には、樹脂で構成された取り付け部材2
9が取り付けられており、この取り付け部材29の下面
に方位検出部材たる第二の摺動子28が取り付けられ
て、下方に突出した状態になっている。また、この第二
の摺動子28は金属製の第一の摺動子片28aと第二の
摺動子片28bとからなっている。そして、この第二駆
動体20は、第一駆動体10の下方に直交状態に組み込
まれる。このとき、舌片25と脚部26との間隙には、
第一駆動体10の脚部16がわずかな遊びをもって位置
した状態になっており、前記舌片25は第一駆動体10
の舌片15と面一の状態となっている。
【0017】ガイド部材30は、平板の正方形状からな
り、PET等の樹脂を射出成型することにより形成さ
れ、その側面には、互いに平行に延出する一対の第一の
立壁31と、該第一の立壁31と直交する方向に延出す
る第二の立壁32とが形成されている。また表面から裏
面にかけて、末広状に貫通する貫通孔33が形成されて
いると共に、裏面の四方には、突起34が4個形成され
ている。そして、このガイド部材30に、第一,第二駆
動体10,20の裏面の溝13,23が挿入され、この
第一,第二駆動体10,20はガイド部材30にガイド
されて長手方向に移動可能となる。具体的には、ガイド
部材30に挿入されることにより、第一の立壁31に
は、第二駆動体20における裏面の溝23を形成する内
側壁24が当接すると共に、第二の立壁32には、第一
駆動体10における裏面の溝13の内側壁14が当接し
た状態になり、第一駆動体10は第二の立壁32にガイ
ドされてこの第一駆動体10の長手方向、すなわちX方
向にのみ移動可能となると共に、第二駆動体20は第一
の立壁31にガイドされてこの第二駆動体20の長手方
向、すなわちY方向のみに移動可能となる。
【0018】操作部材40は、平板円盤状の基部41か
ら、正方形状の操作用突部42が突出しており、PET
等の樹脂を射出成型することによって形成され、中央に
は基部41,操作用突部42の略中央を貫通する貫通孔
43が形成されている。また、操作用突部42の側面に
は、互いに平行に延在する一対の第一の立壁44と、該
第一の立壁44と直交する方向に延在する第二の立壁4
5とが形成されている。そして、操作用突部42は、第
一,第二駆動体10,20の舌片15,25で囲まれた
部分に移動可能に嵌入されることにより、第一,第二駆
動体10,20が移動可能となる。ここで、第一の立壁
44には、第一駆動体の舌片15が当接すると共に、第
二の立壁45には、第二駆動体20の舌片25が当接し
た状態になっている。そして第一駆動体10は、操作用
突部42を第二駆動体20を基準として表面の溝21方
向すなわちX方向に移動させることにより、その舌片1
5が操作用突部42の第一の立壁44に押圧されると共
に、ガイド部材30の第二の立壁32にガイドされてX
方向に連動する。また、第二駆動体20は、操作用突部
42を第一駆動体10を基準として表面の溝11方向す
なわちY方向に移動させることにより、その舌片25が
第二の立壁45に押圧されると共に、ガイド部材30の
第一の立壁31にガイドされてY方向に連動する。
【0019】上記の第一,第二駆動体10,20と、ガ
イド部材30と、操作部材40の操作用突部42による
水平方向(X,Y方向)の移動機構は、スイッチ被検出
部64、方位被検出部62等が設けられた配線基板60
に載置される。そして、スイッチ検出部材たる第一駆動
体10の第一の摺動子17とスイッチ被検出部64とで
スイッチ部Aが構成されると共に、第二駆動体20の第
一の摺動子27とスイッチ被検出部64とでもスイッチ
部Aが構成される。また、方位検出部材たる第一駆動体
10の第二の摺動子18と方位被検出部62とで方位検
出部Bが構成されると共に、第二駆動体20の第二の摺
動子28と方位被検出部62とでも方位検出部Bが構成
される。
【0020】配線基板60は、図4に示すように、略正
方形状のリジッドな平板からなる基板本体61から構成
され、中央近傍に4つの第一の挿通孔61aが形成され
ると共に、一端部近傍には複数個の第二の挿通孔61b
が形成され、外縁には凹部61cが複数個形成されてい
る。基板本体61の表面には、方位被検出部62,62
とスイッチ被検出部64,64とがそれぞれ線対称位置
に配置する状態で2箇所設けられており、略中央には固
定接点63が設けられている。また、基板本体61の端
部には9個の電極パターンが62c,62d,62e,
62f,62g,62h,62e,62d,62cが順
番に形成されており、各電極パターンと、方位検出部6
2,62、スイッチ被検出部64,64及び固定接点6
3との間を接続する配線パターン62jが形成されてい
る。方位被検出部62,62は、各第一の摺動子片18
a,28aが摺動する帯状の抵抗体62a,62aと、
各第二の摺動子片18b,28bが摺動する帯状の集電
パターン62b,62bとから構成されており、この抵
抗体62a,62aの一端は外部電極が供給される電極
62hに配線パターン62jを介して接続され、他端は
グランドに接続される電極62d,62dに配線パター
ン62jを介して接続されている。また、集電パターン
62b,62bは外部に電気信号を出力する電極62
e,62eに配線パターン62jを介して接続されてい
る。
【0021】スイッチ被検出部64,64は、各摺動子
片17a,27aが摺動する略帯状のスイッチパターン
64a,64aと、各摺動子片17b,27bが摺動す
る帯状の集電パターン64b,64bとから構成されて
おり、一方のスイッチ被検出部のスイッチパターン64
aの端部は配線パターン62jを介して他方のスイッチ
被検出部の集電パターン64bに接続されると共に、電
極パターン62cに接続されている。また上記他方のス
イッチ被検出部のスイッチパターン64aの端部は配線
パターン62jを介して上記一方のスイッチ被検出部の
集電パターン64bに接続され、この集電パターン64
bの端部が配線パターン62jを介して電極パターン6
2cに接続されている。また、スイッチパターン64
a,64aの中央部には、各摺動子片17a,27aが
摺動する軌跡上に、絶縁物である基板本体61の表面を
露出して形成した非検出部65が設けられている。な
お、スイッチパターン64aを帯状に形成し、その中央
に絶縁コートを施して非検出部を形成しても構わない。
【0022】配線基板60の基板本体61には、第一の
挿通孔61aに囲まれるよう中央に固定接点63が設け
られ、該固定接点63は円形の第一の固定接点63a
と、この第一の固定接点63aの周囲に設けられた馬蹄
形状の第二の固定接点63bとから構成されている。そ
して、第一の固定接点63a及び第二の固定接点63b
は、配線パターン62jを介して電極パターン62f、
62gに接続されている。なお、上記複数の電極パター
ン62c,62d,62e,62f,62g,62h,
62e,62d,62c、複数の集電パターン62b,
64b、配線パターン62j及び各固定接点63a,6
3bは、いずれも銀粉を含むペーストをスクリーン印刷
することによって同時に形成され、その後一対の抵抗体
62aをカーボンを含むペーストをスクリーン印刷して
形成している。なお、硫化ガス等による銀の腐食を考慮
し、抵抗体62aを形成する時、抵抗体62aのみをマ
スクによって露出させると共に他の全てのパターンを同
時に被覆して、スクリーン印刷形成しても良い。
【0023】第二の挿通孔61bには、突起を有する鉄
端子66が挿通されると共にカシメられて固定される。
なおこの鉄端子66は、外部機器の基板等と本発明の多
方向入力装置を接続するものである。また、配線基板6
0の上面には、配線基板60と略同型状でPET等の樹
脂により形成された薄型のカバー67が載置される。カ
バー67の表面には、中央に貫通孔67aと、該貫通孔
67aの外側の四方に形成された切り欠き67bが形成
され、このカバー67が配線基板60に載置されたと
き、貫通孔67aからは固定接点63が露出しすると共
に、切り欠き67bからは方位非検出部62とスイッチ
被検出部64とが露出するようになっている。なおこの
カバー67は、スイッチ検出部材たる第一の摺動子1
7,27及び方位検出部材たる第二の摺動子18,28
の摺動による基板本体61の表面への損傷を防止する保
護シートである。
【0024】この配線基板60の中央部には、ガイド部
材30が載置されることにより組み立てられる。この組
立は配線基板60の第一の挿通孔61aに、ガイド部材
30の突起34が挿入されることによってなされ、この
結果ガイド部材30は、配線基板60に対して水平方向
に移動不可能に固定される。ガイド部材30が配線基板
60に固定されると、第一駆動体10についてスイッチ
検出部材たる第一の摺動子17と、配線基板60の基板
本体61に設けられたスイッチ被検出部64とでスイッ
チ部Aが構成される。また、方位検出部材たる第二の摺
動子18と、配線基板60の基板本体61に設けられた
方位被検出部62とで方位検出部Bが構成される。一
方、第二駆動体20についても同様にスイッチ部Aと方
位検出部Bとが構成される。そして、ガイド部材30に
ガイドされて移動可能となっている第一,第二駆動体1
0,20が、配線基板60に対して水平方向に移動する
と、スイッチ部Aがオン状態になり、方位検出部Bから
移動量,移動方向を示す電気信号が出力される。この作
動状態については後に詳細に説明する。
【0025】本発明の第一の実施の形態にかかる多方向
入力装置は、操作部材40の水平方向の移動に伴い電気
信号を出力すると共に、操作部材40のプッシュ動作に
伴い駆動されるスイッチ機構を有する。このスイッチ機
構は、主に可動接点50と、該可動接点を押圧自在の押
圧部材51と、配線基板60上に設けられた固定接点6
3とからなる。可動接点50はドーム状をした金属製の
板バネからなり、上部からの押圧に対して、反転自在と
なっており、図2に示すようにガイド部材30に形成さ
れた貫通孔33内に収納される。そして、その底部が第
二の固定接点63bと常時接触した状態になっている。
押圧部材51は、フランジ52からつまみ53が突出し
た形状からなり、PET等の樹脂の射出成型により形成
されている。そして押圧部材51は、図2に示すよう
に、操作部材40の貫通孔43にフランジ52が挿入さ
れて取り付けられ、操作部材40からつまみ53が突出
した状態になっている。また、可動接点50と押圧部材
51の間には金属板からなるスペーサ55が設けられて
おり、このスペーサ55により押圧部材51のフランジ
52がガイド部材30の表面と同一平面上に位置するこ
とになる。なお、このスペーサ55を設けたことによ
り、可動接点50のドームの半径Rを大きくすることが
でき、可動接点50が反転した後に確実に復帰するよう
になる。そして、この押圧部材51が押圧されると、可
動接点50が反転して固定接点63をオン状態にし、オ
ン信号を配線パターン62jに出力するようになってい
る。
【0026】また、この押圧部材51は、スイッチ機構
の一部を構成するほか、操作部材40を水平方向に移動
させる機能を有する。スペーサ55により、フランジ5
2とガイド部材30の表面が同一面となるため、このフ
ランジ52をその一部とする押圧部材51はガイド部材
30に対してその表面を自在に移動可能となり、該移動
に伴って押圧部材51が配設されている操作部材40が
水平方向に移動をする。さらに押圧部材51は、可動部
材70と共に中立位置に自動復帰する機能を有する。そ
して、押圧部材51が復帰することによりこの押圧部材
51が配設されている操作部材40が自動的に中立位置
に復帰し、スイッチ部Aがオフ状態になる。可動部材7
0は風車状の平板金属からなり、中央には貫通孔71が
形成されており、風車を構成する突起72が4個突出し
た構成となっている。また2個の突起72の先端には、
孔が設けられると共に垂直に折り曲げられて形成された
係止部72aが形成され、この孔にねじりバネ73の一
端が引っかけ等の手段で取り付けられている。一方この
ねじりバネ73の他端は上カバー83に引っかけ等の手
段で取り付けられている(図1参照)。可動部材70
は、このように取り付けられたねじりバネ73により、
回転モーメントに対して反発して突起72が後述する上
カバー83の当接部83aに当接することによって、中
立状態に復帰する力を有するようになる。そして、図2
に示すように、押圧部材51のつまみ53が可動部材7
0の貫通孔71に挿通されることにより、可動部材70
の自動復帰に伴いこれと連動する押圧部材51が自動復
帰するようになり、この結果押圧部材51が配設されて
いる操作部材40が自動復帰するようになる。操作部材
40が自動復帰すると、操作用突部42に連動して第
一,第二駆動体10,20が中立位置に復帰して図5の
状態に戻り、第一の摺動子17,27の第一の摺動子片
17a,27aが非検出部65に当接した状態になる。
【0027】上記ような複数の機能を有する機構は、金
属製の上下カバー83,80に挟まれて収納される。金
属製の下カバー80は、金属の薄板をプレス加工するこ
とによって形成され、図3に示すように側縁から対をな
す突起81が2本上方に突出しており、また底面82に
はその中央近傍に挿通孔82aが4個形成されていると
共に、挿通孔82aから外部寄りに通孔が形成されその
通孔から上方に突出する係合片82bが設けられてい
る。上カバー83も金属の薄板をプレス加工することに
よって矩形状に形成され、略中央に貫通孔84が形成さ
れ、その周囲には下方に突出形成するようにしぼり加工
され可動部材70の突部72に当接する4個の当接部8
3aが設けられている。さらに上カバー83には、ねじ
りバネ73の端部が引っかけられる孔を有する突部83
bが形成されている(図1参照)。駆動体10,20等
の各部材が取り付けられた配線基板60は、下カバー8
0の係合片82bに基板本体61に形成された凹部61
cがガイドされた状態で載置される。このとき、図2に
示すようにガイド部材30の突起34が、配線基板60
の第一の挿通孔61aを挿通して下カバー80の挿通孔
82aに挿通された状態になっている。そして、上方か
ら上カバー83が被さることにより各部材が取り付けら
れた配線基板60が収納される。そして、下カバー80
の突起81を上カバー83の上面にカシメることによ
り、上下カバー83,80が固定される。このとき図2
に示すように、押圧部材51のつまみ53が上カバー8
3に形成された貫通孔84から突出した状態になる。そ
して、このつまみ53形成された凹部54に薄型の操作
用ボタン等の突起等が取り付けられ、該ボタンを操作す
ることにより、押圧部材51を介して操作部材40を移
動させることができる。
【0028】次に本発明の第一の実施の形態にかかる多
方向入力装置の使用状態について図5〜7を用いて説明
する。ここで図7については、本実施の形態にかかる多
方向入力装置の使用状態をよりわかりやすくするために
第一,第二駆動体10,20は省略している。図5は、
第一,第二駆動体10,20が中立位置にある状態を表
しており、第一,第二駆動体10,20の中央部が互い
に対向して積層した状態になっている。第一,第二駆動
体10,20の舌片15,25には、操作部材40の操
作用突部42の第一,第二の立壁44,45が当接して
おり、この操作用突部42は、ガイド部材30と対向し
て積層された状態になっている。さらにこの中立位置に
おいては、図1,2を参照すると、操作用突部42とガ
イド部材30と可動接点50と押圧部材51とが、それ
らの中央部が高さ方向に一直線上になるように積層した
状態になっている。このとき、第一駆動体10のスイッ
チ検出部材たる第一の摺動子17と配線基板60上に形
成されたスイッチ被検出部64とで構成されたスイッチ
部Aは、オフ状態となっている。すなわち、第一の摺動
子片17aがスイッチパターン64aに設けられた非検
出部65に当接しているため、集電パターン64bとス
イッチパターン64aとが非導通状態になっている。な
お、このとき方位検出部材たる第二の摺動子18の第一
の摺動子片18aは、抵抗体62の中点に当接した状態
となっている。一方、第二駆動体20の第一の摺動子2
7が構成するスイッチ部Aも同様にオフ状態になってお
り、第二の摺動子28の第一の摺動子片28aも他方の
抵抗体62aの中点に当接した状態となっている。従っ
て、この状態では電極パターン62cに接続される端子
と他方の電極パターン62cに接続される端子間に、外
部から電流を流そうとしても流れず、これを図示しない
外部機器の検出回路で検出して電極パターン62d,6
2h間には電力が外部機器から供給されないようになっ
ている。
【0029】次に図6に示すように、操作部材40(図
中省略)を移動させることにより、操作用突部42に当
接している第一駆動体10の舌片15が押圧されて、第
一駆動体10が水平方向に連動すると、第一駆動体10
の第一の摺動子17が構成するスイッチ部Aがオン状態
になり、2箇所の方位検出部Bから移動量,移動方向を
示す電気信号が出力される。具体的に説明すると駆動体
10がX方向に連動することにより、駆動体10の第一
の摺動子18の第一の摺動子片18aが、非検出部65
からスイッチパターン64a上を摺接して検出可能状態
になり、第二の摺動子片18bを介してこのスイッチパ
ターン64aと集電パターン64bとが導通する。そし
て、電極パターン62cに接続されている端子と他方の
電極パターン62cに接続されている端子間がONにな
り、この信号を外部機器の検出回路で検出して、この外
部機器の配線等を介して電極パターン62dと電極パタ
ーン62h間に一定の電圧が印加されるようになってい
る。ここでは、10Vの電圧が印加されるとする。する
と、第一駆動体10の第二の摺動子18の第一の摺動子
片18aと抵抗体62aが接する位置に応じた分圧が、
この第一の摺動子片18aに加わる。そして、第二の摺
動子片18bを介して電極パターン62eに所定の電圧
値を出力する。この例では、第一の摺動子片18aが中
央位置からグランドに接続されている側の抵抗体62a
の端部に対して近づく方向に摺動するので、5V以下の
値を出力することになる。一方、第二駆動体20の第二
の摺動子28の第一の摺動子片28aも同様に他方の抵
抗体62aから、この第一の摺動子片28aと抵抗体6
2aの接触位置に応じた電圧値を検出可能になる。第二
駆動体はこの状態では移動していないので、第一の摺動
子片28aは5Vを検出して第二の摺動子片28bを介
して他方の電極パターン62eに出力する。
【0030】また、第一駆動体10が移動せずに第二駆
動体20を移動させても、同様の使用状態となる。つま
り、操作部材40をX,Y方向のいずれかに移動させた
だけで、X,Y2方向について移動量を示した電気信号
(電圧値)を出力することができる。なお、第一,第二
駆動体10,20の両者が移動した場合は、第一,第二
のスイッチパターン64a,64bが2箇所で導通する
が、結果的には1箇所で導通した時と変化はなく、X,
Y2方向について移動量を示した電気信号(電圧値)を
出力する事となり、これによって方向を検知する。
【0031】さらに操作部材40の水平方向の押圧を解
放すると、自動復帰機構により操作部材40が中立位置
に復帰し、図5の状態に戻る。このとき、第一駆動体1
0の第一の摺動子17の第一の摺動子片17a及び第二
駆動体20の第一の摺動子27の第一の摺動子片27a
共に検出不能となるので、2箇所のスイッチ部Aはオフ
状態になり、方位検出部Bから電極パターン62eへの
電気信号(電圧値)の出力も停止する。また、この中立
位置では押圧部材51が可動接点50を押圧自在になっ
ているので、押圧動作によりオン信号を出力することが
できる。
【0032】さらに本実施の形態の多方向入力装置の機
能について説明すると、例えば本実施の形態の多方向入
力装置をテレビ用のリモコンに適用した場合、操作者が
押圧部材51に取り付けられたボタン等を介して操作部
材40を水平方向に移動させることにより、この多方向
入力装置が移動方向,移動速度を示す電気信号を出力す
る。この動作により例えば画面上に表示されたメニュー
を自在に選択することができる。その後操作者が水平方
向への動作を解放すると、自動復帰機構により操作部材
40が中立位置に復帰して、スイッチ部Aがオフ状態に
なり、電極パターン62d,62h間への電圧印加が停
止される。このとき、画面上はメニューが選択された状
態のままになっている。そして、操作者がメニューの選
択を目視で確認し、ボタンを介して押圧部材を押圧する
ことで、オン信号が出力されることにより該メニューの
選択が決定される。
【0033】次に本発明の第二の実施の形態にかかる多
方向入力装置について、図面を用いて説明する。図9は
本発明の第二の実施の形態にかかる多方向入力装置の部
分断面図である。本実施の形態の説明については、第一
の実施の形態と同様の機能を有する部品は同一の番号を
使用する。本発明の第二の実施の形態にかかる多方向入
力装置は、主として移動体を構成する第一駆動体10
と、該第一駆動体10の裏面に直交する状態で重合する
ように設けられ移動体を構成する第二駆動体20と、第
一,第二駆動体10,20の移動をガイドすると共に嵌
合部材56を保持する保持体たるガイド部材30と、第
一,第二駆動体10,20を移動させる操作用突部42
が設けられ,この第一,第二駆動体10,20と共に移
動体を構成する操作部材40とからなる機構を有し、こ
の機構は、方位被検出部等が設けられた配線基板60上
に配設されて、上下カバー83,80によって収納され
ている。そして、操作部材40にはつまみ46が一対と
なった状態で突出し、裏面にはスイッチ駆動部たる嵌合
部47が形成されている。また、配線基板60には第一
の実施の形態におけるスイッチパターン64a及び集電
パターン64bが設けられておらず、スイッチ部Aは固
定接点63とこの固定接点63に接離可能な可動接点5
0とから構成されている。このスイッチ部Aは、保持体
30に形成された貫通孔35に貫通されて上下方向に移
動可能に配設されて可動接点50を押圧自在の嵌合部材
56により、オン,オフ状態になる。
【0034】操作部材40は、基部41から一体となっ
てつまみ46が上方に突出しており、下方には操作用突
部42が突出している。この操作用突部42の裏面の略
中央には、嵌合部47が丸穴の窪みによって形成されて
いる。操作用突部42の裏面はガイド部材(保持体)3
0の表面に当接した状態になっており、嵌合部42はガ
イド部材(保持体)30の略中央に形成された貫通孔3
5と対向している。嵌合部材56は小型の鉄球,樹脂製
の球等からなり、操作部材40の嵌合部47に嵌合され
可動接点50の略頂点で弾圧されると共に、ガイド部材
(保持体)30の表面に形成された貫通孔35内に挿通
されて水平方向に移動不可能になっている。なお、垂直
方向には可動接点50が反転・復帰することで移動可能
となっている。なお、嵌合部材56はガイド部材(保持
体)の貫通孔35に貫通するものであれば棒状体で構成
されていても良い。配線基板60はここには図示しない
が、第一の実施の形態におけるスイッチパターン64
a,集電パターン64bが設けられておらず、これらの
パターンの代用として第一の実施の形態において63で
示した固定接点がスイッチ被検出部として機能してい
る。そして、この固定接点と可動接点50とでスイッチ
部Aを構成している。よって、第一,第二駆動体10,
20にはスイッチ検出部材たる第一の摺動子17,27
は設けられていない。他の構成は、第一の実施の形態で
説明したものがそのまま当てはまるのでここでは詳しい
説明を省略する。
【0035】次に本発明の第二の実施の形態にかかる多
方向入力装置の使用状態について説明する。操作部材4
0のつまみ46を水平方向に押圧すると、操作用突部4
2の裏面がガイド部材(保持体)30の表面上を移動す
る。このとき、嵌合部材56は水平方向に移動不可能な
状態なっているので、操作部材40の嵌合部47との嵌
合状態が解除される。嵌合状態が解除されると嵌合部材
57の上方部分が操作用突部42の裏面に当接し、嵌合
部材57は下方に移動する。この移動により、可動接点
50が押圧されて第一の実施の形態において63a,6
3bで示した第一の固定接点と第二の固定接点63bと
が導通する。このとき、操作者はクリック感触を得るこ
とができる。そしてオン信号が出力され、このオン信号
を外部機器の検出回路が検出し電極パターンに一定の電
圧が印加され、第一,第二駆動体10,20の移動によ
りX,Y両方向に、所定の量を示した電気信号を出力す
ることができる。方位検出部Bの作動状態については第
一の実施の形態で説明したものがそのまま当てはまるの
でここでは詳しい説明を省略する。さらに、操作部材4
0の自動復帰についても操作部材40のつまみ46が可
動部材70の貫通孔71に挿通されていることの他は第
一の実施の形態で説明したことがそのまま当てはまるの
でここでは詳しい説明は省略する。
【0036】なお本発明の多方向入力装置は、上記第
一,第二の実施の形態に限られないのは言うまでもな
く、本発明では方位検出部Bの構成として摺動子と抵抗
体の組合せを用いたが、方位検出部の水平方向の移動に
より値が変化する電気信号を得ることができる構成であ
れば良い。例えば、摺動子の代わりに磁気抵抗素子(M
R素子)を用いると共に、抵抗体の代わりに磁気情報が
記録された磁気媒体を用いても良い。また、ホール素子
と磁石の組合せでも良い。さらに、光媒体にレーザー光
を照射し受光素子によって読取るものでも良い。またス
イッチ部Aも電気信号等を検出でき、オン,オフ状態に
なる構成であれば磁気、レーザー等で構成しても良い。
また、第二の実施の形態では、つまみ46は平面上を動
作するものであるが、上カバー83,操作部材40を球
面状とし、球面上を動作するものであっても良い。さら
に、各駆動体が軸方向に回転して移動するいわゆるジョ
イスティックにも適用できる。なお、本発明では移動体
を操作部材40と駆動体で構成したが、移動体を一体と
して摺動子を設ける構成であってもよい。さらに、本発
明では操作部材40の嵌合部47に嵌合された嵌合部材
56で可動接点50を押圧する構成としたが、操作部材
40に突起を設けてガイド部材30の表面に形成された
貫通溝を移動可能とし、この移動により可動接点50を
押圧する構成としても良い。また、方位検出部62に電
圧を印加せずに、一定の定電流を流すものであっても良
い。さらに、実施の形態では外部機器でスイッチ部Bの
信号を検知して方位検出部62に電圧を印加するように
したが、単純にスイッチ部とこの外部機器を直列に接続
して、これらの両端に電力を供給するようにしても良
い。
【0037】
【発明の効果】本発明の多方向入力装置は、水平方向に
移動可能に保持される移動体と、オフ状態からオン状態
になるスイッチ部と、方位検出部材と方位被検出部とか
らなり、スイッチ部のオン状態時に信号を出力する方位
検出部とを有し、方位検出部は、スイッチ部がオフ状態
となっている移動体の位置から、この移動体を水平方向
に移動させることによりスイッチ部がオン状態になるこ
とで電気信号を出力する構成としたため、移動体の移動
に連動してスイッチ部がオン状態となるので、方位検出
部の電気信号の出力が必要ないときはスイッチ部をオフ
状態にしておくことができ、省電力仕様の多方向入力装
置を提供することができる。
【0038】また第一の実施の形態にかかる多方向入力
装置において、スイッチ部は、移動体に設けたスイッチ
検出部材と、基台に設けられスイッチ検出部材による検
出を可能にするスイッチ被検出部とから構成されること
としたため、移動体の移動に対応してスイッチ検出部材
が連動して検出することができ、迅速にスイッチ部がオ
ン状態になり、性能の良好な多方向入力装置を提供する
ことができる。
【0039】また第一の実施の形態にかかる多方向入力
装置において、移動体は操作部材とこの操作部材によっ
て水平方向に移動可能となる駆動体とから構成されると
共に、この駆動体にスイッチ検出部材が設けられ、スイ
ッチ被検出部は、その一部にスイッチ検出部材の検出を
不能とする非検出部が形成され、スイッチ部は、スイッ
チ検出部材が検出可能時にはオン状態となり前記検出部
材が検出不能時にはオフ状態となる構成としたため、ス
イッチ被検出部の一部に非検出部を設けることができた
ので、移動体のわずかな移動によってスイッチ部をOF
FからONにできるので、操作性に優れ薄型かつ小型化
が図れる。
【0040】また第一の実施の形態にかかる多方向入力
装置において、スイッチ被検出部と方位被検出部を表面
に形成した配線基板を設け、駆動体をこの配線基板に対
して水平方向に移動する様配置し、駆動体のスイッチ検
出部材は第一の摺動子から構成され、スイッチ部のスイ
ッチ被検出部は、配線基板に設けられたスイッチパター
ン及び集電パターンを有し、非検出部はスイッチパター
ンに配線基板を露出させることによって形成されてお
り、スイッチ部は、駆動体の中立位置において第一の摺
動子片が非検出部に摺接することでオフ状態になり、ま
た駆動体を移動させることにより非検出部に摺接してい
た接触子片がスイッチパターンに摺接することでオン状
態になる構成としたため、スイッチ部を設けるために新
たな機構を配設することなく、パターンの印刷という簡
単な方法でスイッチ部を得ることができると共に、パタ
ーンの印刷形成の際に印刷マスクを所定の形状にするこ
とによって簡単に非検出部を設けることができるので、
量産性が良好で安価な省電力仕様の多方向入力装置を提
供することができる。
【0041】また第一の実施の形態にかかる多方向入力
装置において、方位検出部材は第二の摺動子から構成さ
れて、駆動体に取り付けられ、方位被検出部は、配線基
板に設けられた抵抗体と集電パターンとから構成され、
方位検出部は、スイッチ部がオン状態になることで外部
から電力を供給して、第一の摺動子片と抵抗体の接触位
置に応じた電気信号を前記集電パターンに出力させた構
成としたため、簡単な構成で方位検出部を得ることがで
きるので、量産性が良好で安価な省電力仕様の多方向入
力装置を提供することができる。
【0042】また第二の実施の形態にかかる多方向入力
装置において、移動体はスイッチ駆動部を有し、スイッ
チ部は移動体が水平方向に移動してスイッチ駆動部が駆
動することによりオフ状態からオン状態になる構成とし
たため、移動体の移動に対応してスイッチ駆動部が駆動
するので、迅速にスイッチ部がオン状態になり、またオ
フ状態のときは確実にオフ状態になり、性能の良好な多
方向入力装置を提供することができる。
【0043】また第二の実施の形態にかかる多方向入力
装置において、移動体は操作部材と駆動体とから構成さ
れ、スイッチ駆動部は操作部材の裏面に設けられ、スイ
ッチ部は、可動接点と、この可動接点と接離可能で基台
に設けられた固定接点とから構成されることとしたた
め、固定接点と可動接点の配設という簡単な方法でスイ
ッチ部を得ることができ、量産性が良好な多方向入力装
置を提供することができる。
【0044】また第二の実施の形態にかかる多方向入力
装置において、操作部材のスイッチ駆動部は、嵌合部か
ら構成され、操作部材の嵌合部に対向する位置に貫通孔
を有し、表面が前記操作部材の裏面に当接している保持
体と、保持体の貫通孔に貫通されて上下方向に移動可能
に配設されると共に、可動接点により操作部材に弾圧さ
れ、可動接点を押圧自在の嵌合部材とを有し、嵌合部材
と操作部材の嵌合部を所定位置において嵌合させてスイ
ッチ部をオフ状態にし、操作部材の水平方向の移動時に
はこの嵌合状態が解除されることにより、嵌合部材は可
動接点を押圧して前記スイッチ部をオン状態にした構成
としたため、嵌合状態の解除によりスイッチのON,O
FFが感触で判断でき、よって方位検出部が操作部の移
動に応じて電気信号を出力できる状態にあるのか感触で
わかるので、操作性の良好な多方向入力装置を提供する
ことができる。
【0045】また本発明多方向入力装置において、移動
体が移動した後自動的に所定位置に復帰し、スイッチ部
がオフ状態になる構成としたため、移動体を移動させて
後自動的にスイッチ部オフ状態になるので、更に省電力
仕様の多方向入力装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態にかかる多方向入力
装置の主要部品を組み込んだ状態を示す平面図。
【図2】本発明の第一の実施の形態にかかる多方向入力
装置の部分断面図。
【図3】本発明の第一の実施の形態にかかる多方向入力
装置の分解斜視図。
【図4】本発明の第一の実施の形態にかかる多方向入力
装置の配線基板の平面図。
【図5】本発明の第一の実施の形態にかかる多方向入力
装置スイッチ部と方位検出部の動作を表す説明図。
【図6】本発明の第一の実施の形態にかかる多方向入力
装置スイッチ部と方位検出部の動作を表す説明図。
【図7】本発明の第一の実施の形態にかかる多方向入力
装置スイッチ部と方位検出部の動作を表す説明図。
【図8】本発明の第一の実施の形態にかかる多方向入力
装置の可動接点が押圧された状態を表す部分断面図。
【図9】本発明の第二の実施の形態にかかる多方向入力
装置の部分断面図。
【図10】従来の多方向入力装置の主要部分を表す平面
図。
【符号の説明】
10,20 駆動体 17,27 スイッチ検出部材(第一の摺動子) 17a,27a 第一の摺動子片 17b,27b 第二の摺動子片 18,28 方位検出部材(第二の摺動子) 18a,28a 第一の摺動子片 18b,28b 第二の摺動子片 60 配線基板 62 方位被検出部 62a 抵抗体 62b 集電パターン 64 スイッチ被検出部 64a スイッチパターン 64b 集電パターン 65 非検出部 30 ガイド部材(保持体) 35 貫通孔 40 操作部材 47 嵌合部 50 可動接点 56 嵌合部材 63 固定接点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01H 25/06 H01H 25/06 A

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平方向に移動可能に保持される移動体
    と、 前記移動体の所定位置からの移動に伴いオフ状態からオ
    ン状態になるスイッチ部と、 方位検出部材と該方位検出部材に対向するように配置さ
    れた方位被検出部とからなり、前記移動体の移動を検知
    する方位検出部とを有し、 前記方位検出部は、前記スイッチ部がオフ状態となって
    いる前記移動体の所定位置から、該移動体を水平方向に
    移動させることにより前記スイッチ部がオン状態になる
    ことで外部から電力を供給して、前記移動体の移動に応
    じた電気信号を出力することを特徴とする多方向入力装
    置。
  2. 【請求項2】 前記スイッチ部は、前記移動体に設けた
    スイッチ検出部材と、基台に設けられ前記スイッチ検出
    部材による検出を可能にするスイッチ被検出部とから構
    成されることを特徴とする請求項1に記載の多方向入力
    装置。
  3. 【請求項3】 前記移動体は操作部材と該操作部材によ
    って水平方向に移動可能となる駆動体とから構成される
    と共に、該駆動体に前記スイッチ検出部材が設けられ、 前記スイッチ被検出部は、その一部に前記スイッチ検出
    部材の検出を不能とする非検出部が形成され、 前記スイッチ部は、前記スイッチ検出部材が検出可能時
    にはオン状態となり前記検出部材が検出不能時にはオフ
    状態となることを特徴とする請求項2に記載の多方向入
    力装置。
  4. 【請求項4】 前記スイッチ被検出部と前記方位被検出
    部を表面に形成した配線基板を設け、前記駆動体を該配
    線基板に対して水平方向に移動する様配置し、 前記駆動体のスイッチ検出部材は第一の摺動子片と第二
    の摺動子片とを有する第一の摺動子から構成され、 前記スイッチ部のスイッチ被検出部は、前記配線基板に
    設けられ前記第一の摺動子片及び第二の摺動子片がそれ
    ぞれ摺接するスイッチパターン及び集電パターンを有
    し、前記非検出部は前記スイッチパターンに前記配線基
    板を露出させることによって形成されており、 前記スイッチ部は、前記駆動体の所定位置において前記
    第一の摺動子片が前記非検出部に摺接することでオフ状
    態になり、また前記駆動体を移動させることにより前記
    非検出部に摺接していた前記接触子片が前記スイッチパ
    ターンに摺接することでオン状態になることを特徴とす
    る請求項3に記載の多方向入力装置。
  5. 【請求項5】 前記方位検出部材は第一の摺動子片と第
    二の摺動子片とを有する第二の摺動子から構成されて、
    前記駆動体に取り付けられ、 前記方位被検出部は、前記配線基板に設けられ第一の摺
    動子片及び第二の摺動子片がそれぞれ摺接する抵抗体と
    集電パターンとから構成され、 前記方位検出部は、前記スイッチ部がオン状態になるこ
    とで外部から電力を供給して、前記第一の摺動子片と抵
    抗体の接触位置に応じた電気信号を前記集電パターンに
    出力させたことを特徴とする請求項3,又は4に記載の
    多方向入力装置。
  6. 【請求項6】 前記移動体はスイッチ駆動部を有し、前
    記スイッチ部は前記移動体が水平方向に移動して前記ス
    イッチ駆動部に駆動されてオフ状態からオン状態になる
    ことを特徴とする請求項1に記載の多方向入力装置。
  7. 【請求項7】 前記移動体は操作部材と該操作部材によ
    って水平方向に移動可能となる駆動体とから構成され、 前記スイッチ駆動部は前記操作部材の裏面に設けられ、 前記スイッチ部は、前記スイッチ駆動部によって押圧可
    能とされる可動接点と、該可動接点と接離可能で基台に
    設けられた固定接点とから構成されることを特徴とする
    請求項6に記載の多方向入力装置。
  8. 【請求項8】 前記操作部材のスイッチ駆動部は、前記
    操作部材の裏面に設けられた嵌合部から構成され、 前記操作部材の嵌合部に対向する位置に貫通孔を有し、
    表面が前記操作部材の裏面に当接している保持体と、前
    記保持体の貫通孔に貫通されて上下方向に移動可能に配
    設されると共に、前記可動接点により前記操作部材に弾
    圧され、前記可動接点を押圧自在の嵌合部材とを有し、 前記嵌合部材と前記操作部材の嵌合部を前記所定位置に
    おいて嵌合させて前記スイッチ部をオフ状態にし、前記
    操作部材の水平方向の移動時にはこの嵌合状態が解除さ
    れることにより、前記嵌合部材は前記可動接点を押圧し
    て前記スイッチ部をオン状態にしたことを特徴とする請
    求項7に記載の多方向入力装置。
  9. 【請求項9】 前記移動体は該移動体が移動した後自動
    的に前記所定位置に復帰し、前記スイッチ部がオフ状態
    になることを特徴とする請求項1〜8に記載の多方向入
    力装置。
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