JP2001266714A - 多方向入力装置 - Google Patents

多方向入力装置

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JP2001266714A
JP2001266714A JP2000080447A JP2000080447A JP2001266714A JP 2001266714 A JP2001266714 A JP 2001266714A JP 2000080447 A JP2000080447 A JP 2000080447A JP 2000080447 A JP2000080447 A JP 2000080447A JP 2001266714 A JP2001266714 A JP 2001266714A
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JP
Japan
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groove
driver
driving body
guide member
input device
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JP2000080447A
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Kisaburo Takahashi
喜三郎 高橋
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Publication date
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Withdrawn legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H25/00Switches with compound movement of handle or other operating part
    • H01H25/002Switches with compound movement of handle or other operating part having an operating member rectilinearly slidable in different directions

Landscapes

  • Position Input By Displaying (AREA)
  • Adjustable Resistors (AREA)
  • Switches With Compound Operations (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 駆動体とガイド部材の形状、それらの位置関
係に特徴を設けて、小型且つ安価な多方向入力装置を提
供すること。 【解決手段】 表面には溝11が形成され、裏面には溝
13が形成されている第一駆動体10と、表面には溝2
1が形成され、裏面には表面側に貫通する溝23が形成
されている第二駆動体30と、第二駆動体20の裏面の
溝23と第一駆動体10の裏面の溝13に挿入された状
態で、所定の位置に固定されるガイド部材30と、第一
駆動体10の表面の溝11と第二駆動体20の表面の溝
21に移動可能に嵌入され、第一駆動体10を移動可能
にすると共に、第二駆動体20を移動可能にするた操作
部材40とを有し、第一駆動体10は移動により第一の
電気信号を出力し、第二駆動体20は移動により第二の
電気信号を出力する構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯機器、電気機器
等に用いられるワイヤレス入力機器、例えばワイヤレス
ハンディコンピューター、ワイヤレスマウス、リモコン
等の入力部に用いられる多方向入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の多方向入力装置について、駆動体
の移動状態を示す説明図である図8に基づいて説明す
る。従来の多方向入力装置は、主に平板状の第一駆動体
110と、第一駆動体110の下方に直交する状態で移
動可能に配置された第二駆動体120と、第一駆動体1
10をガイドする第一ガイド部材130と、第二駆動体
120をガイドする第二ガイド部材140とから構成さ
れている。
【0003】第一駆動体110は、細長の金属板で構成
され、長手方向、すなわちY方向には細長形状の貫通溝
111が形成されている。そして、第一駆動体110
は、第一ガイド部材130にガイドされてX方向に移動
し、第一ガイド部材に設けられた抵抗パターン(図示せ
ず)に、第一駆動体110の第一ガイド部材130側の
端部に設けられた摺動子(図示せず)が摺動して、電気
信号を出力するようになっている。
【0004】第二駆動体120も、細長の金属板で構成
され、長手方向、すなわちX方向には細長形状の貫通溝
121が形成されている。そして、第二駆動体120
は、第二ガイド部材140にガイドされてX方向に移動
し、第二ガイド部材に設けられた抵抗パターン(図示せ
ず)に、第二駆動体120の第二ガイド部材140側の
端部に設けられた摺動子(図示せず)が摺動して、電気
信号を出力するようになっている。なお、前記第一駆動
体110と第一ガイド部材130、第二駆動体120と
第二ガイド部材140で、いわゆるスライド型可変抵抗
器をそれぞれ形成している。
【0005】第一駆動体110の溝111と、第二駆動
体120の溝121が交差する位置には、操作部材15
0が挿通され、該操作部材150をX,Y方向(斜め方
向に移動した場合は、X,Y方向に分解した方向)に移
動させることにより、第一駆動体110はX方向に、第
二駆動体120がY方向に移動する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の多方向入力装置
は、駆動体110,120を別々にガイド部材130,
140を利用してガイドしていたため、外側に2つのガ
イド部材が必要となるので、小型化の達成が困難、高価
である等の問題があった。また、駆動体を1つのガイド
部材でガイドするため、操作部材150の操作時に駆動
体110,120に回転モーメント加わりやすく、スム
ーズな移動ができないという問題があった。また、回転
モーメントが加わらないように、駆動体の両端を相平行
する一対のガイド部材でガイドする構成が考えられてい
たが(特開平5−307436号)、外側に計4個のガ
イド部材が必要になり、さらに大型化すると共に、高価
になるという問題があった。
【0007】上記問題を解決するために、本発明は駆動
体とガイド部材の形状、それらの位置関係に特徴を設け
て、小型且つ安価な多方向入力装置を提供することをそ
の目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する第一
の解決手段として、平板からなり、表面に形成された溝
と該表面の溝に直交する方向に延在し裏面に形成された
溝とを有する第一駆動体と、平板からなり前記第一駆動
体に積層して配置され、表面に形成され前記第一駆動体
の裏面の溝の上方に位置し前記第一駆動体の表面の溝と
直交する方向に延在する表面の溝と、裏面に形成され前
記第一駆動体の表面の溝の下方に位置し前記第一駆動体
の裏面の溝と直交する方向に延在する裏面の溝とを有す
る第二駆動体と、所定の位置に固定され、前記第一駆動
体の裏面の溝と前記第二駆動体の裏面の溝が共に挿入さ
れ、前記第一駆動体をその裏面の溝方向に移動可能にす
ると共に前記第二駆動体をその裏面の溝方向に移動可能
にするガイド部材と、前記第一駆動体の表面の溝と前記
第二駆動体の表面の溝に挿入され、前記第一駆動体の表
面の溝方向と前記第二駆動体の表面の溝方向に相対的に
移動可能で、前記第一駆動体を前記第二駆動体の表面の
溝方向沿って移動可能にすると共に前記第二駆動体を前
記第一駆動体の表面の溝方向に沿って移動可能にする操
作部材とを有し、前記第一駆動体は移動することによっ
て第一の電気信号を出力し、前記第二駆動体は移動する
ことによって第二の電気信号を出力する構成とした。
【0009】また第二の解決手段として、本発明の多方
向入力装置において、前記操作部材は、矩形状からなり
前記第一駆動体の表面の溝と前記第二駆動体の表面の溝
に挿入される操作用突部を有し、該操作用突部は側面に
互いに平行に位置する一対の第一の立壁と、該第一の立
壁の直交方向に位置する一対の第二の立壁とを有し、前
記ガイド部材は矩形状からなり側面には前記操作用突部
の第一の立壁に平行に位置すると共に互いに平行に位置
する一対の第一の立壁と、該第一の立壁の直交方向に位
置する一対の第二の立壁とを有し、前記第一駆動体の表
面に形成された溝の内側壁には、前記操作用突部の第一
の立壁が当接し、また裏面に形成された溝の内側壁に
は、前記ガイド部材の第二の立壁が当接し、前記第二駆
動体の表面に形成された溝の内側壁には、前記操作用突
部の第二の立壁が当接し、また裏面に形成された溝の内
側壁には、前記ガイド部材の第一の立壁が当接した構成
とした。
【0010】また第三の解決手段として、本発明の多方
向入力装置において、前記第一駆動体と第二駆動体の中
央部が互いに対向して積層する中立位置において、前記
操作部材は前記ガイド部材と対向状態にしてなる構成と
した。
【0011】また第四の解決手段として、本発明の多方
向入力装置において、前記第二駆動体はその裏面の溝が
最下層に位置するように前記第一駆動体の裏面に直交す
る状態で積層され、前記ガイド部材は前記第二駆動体の
裏面の溝を貫通すると共に前記第一駆動体の裏面の溝に
挿入された状態で固定されている構成とした。また第五
の解決手段として、本発明の多方向入力装置において、
前記第一駆動体の表面の溝は、該第一駆動体の端部に形
成された基部から内側に突出形成された舌片により構成
され、前記第二駆動体の表面の溝は、該第二駆動体の端
部に形成された基部から内側に突出形成された舌片によ
り構成され、前記操作用突部は、前記第一の立壁が第一
駆動体の舌片と当接すると共に前記第二の立壁が第二駆
動体の舌片と当接する状態で、移動可能に挿入されてい
る構成とした。
【0012】また第六の解決手段として、本発明の多方
向入力装置において、前記第一駆動体の舌片は、その表
面が前記第二駆動体の舌片の表面と面一としてなる構成
とした。また第七の解決手段として、本発明の多方向入
力装置において、前記第一駆動体もしくは前記第二駆動
体の一方の駆動体は他方の駆動体の移動を許容し、前記
他方の駆動体の裏面の溝の形成方向に延在する逃げ部を
設ける構成とした。
【0013】また第八の解決手段として、本発明の多方
向入力装置において、前記ガイド部材はこのガイド部材
に形成された貫通孔に収納される可動接点を有すると共
に、前記操作部材はこの操作部材に形成された貫通孔に
配設され、前記可動接点を押圧自在の押圧部材を有し、
前記押圧部材により前記可動接点が押圧されて電気信号
を出力する構成とした。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の第一の実施の形態にかか
る多方向入力装置を図面を用いて詳細に説明する。図1
は本発明の第一の実施の形態にかかる多方向入力装置の
主要部品を組み込んだ状態を示す平面図であり、図2は
その部分断面図であり、図3はその分解斜視図であり、
図4は駆動体の中立状態を示す説明図であり、図5,6
は駆動体の移動状態を示す説明図であり、図7は可動接
点が押圧された状態を表す部分断面図である。
【0015】本発明の第一の実施の形態にかかる多方向
入力装置は、図1,3等に示すように、平板からなる第
一駆動体10と、該第一駆動体10の積層して配置され
ている第二駆動体20と、第一,第二駆動体10,20
の移動をガイドするガイド部材30と、第一,第二駆動
体10,20を移動させる操作用突部42が設けられた
操作部材40とからなる機構を有し、この機構は、抵抗
体62が設けられた配線基板60上に配設されて、上下
カバー83,80によって収納されている。そして、第
一,第二駆動体10,20の移動により、第一,第二駆
動体10,20に設けられた摺動子17,27が、抵抗
体62と集電パターン62aの上を摺動して、一定の
量,方向を示す電気信号を出力するようになっている。
さらに、本発明の第一の実施の形態にかかる多方向入力
装置は、上記水平方向の移動機構を有するほか、可動接
点50や押圧部材51等からなるスイッチ機構と、押圧
部材51や可動部材70等からなる自動復帰機構を有す
る。
【0016】第一駆動体10は、四方の角部が切りかか
れた長方形状の金属板を所定の形状に折り曲げて形成さ
れており、表面には短手方向に延在し図3において2点
鎖線で示す溝11と、裏面には表面の溝11に直交する
方向に長手方向に延在する溝13が形成されており、そ
れぞれ相対向する内側壁12,14を形成している。こ
の裏面の溝13は、表面の溝11の底部を貫通した状態
になっており、その結果長手方向にかけて2本の脚部1
6が形成されている。また脚部16の端部には、該金属
板の板厚の2倍程度の段差が形成されるよう基部16a
が形成され、両端の基部16aから舌片15が内側に突
出形成されている。そして、この舌片15同士で前述し
た表面の溝11が形成されている。そして、この第一駆
動体10は平板状の金属板をプレスすることによって、
このような構成を持つように形成される。なお、裏面の
溝13は必ずしも表面の溝11側に貫通していなくても
良い。また、第一駆動体10の両端の基部16aには、
樹脂で構成された取り付け部材18が取り付けられてお
りこの取り付け部材18の下面に金属製の摺動子17が
取り付けられて、下方に突出した状態になっている。
【0017】第二駆動体20は、基本的に第一駆動体1
0と同様の構成からなっており、平板からなる金属板を
所定の形状で折り曲げして形成され、表面に形成され第
一駆動体10の裏面の溝13の上方に位置し第一駆動体
10の表面の溝11と直交する方向に延在し図3におい
て2点鎖線で示す溝21と、裏面に形成され第一駆動体
10の表面の溝11の下方に位置し、第一駆動体10の
裏面の溝13と直交する方向に延在する溝23が形成さ
れており、それぞれ相対向する内側壁22,24を形成
している。この裏面の溝23は、表面の溝21の底部を
貫通した状態になっており、その結果長手方向にかけて
2本の脚部26が形成されている。また脚部16の端部
には、該金属板の板厚の3倍程度の段差が形成されるよ
う基部26aが形成され、両端の基部26aから舌片2
5が内側に突出形成されている。そして、この舌片25
同士で前述した表面の溝21が形成されている。この第
二駆動体20は、平板状の金属板をプレスすることによ
って、このような構成を持つように形成される。また、
第一駆動体20の両端の基部26aには、樹脂で構成さ
れた取り付け部材28が取り付けられておりこの取り付
け部材28の下面に金属製の摺動子27が取り付けられ
て、下方に突出した状態になっている。そして、この第
二駆動体20は、第一駆動体10の下方に直交状態に組
み込まれる。このとき、舌片25と脚部26との間隙に
は、第一駆動体10の脚部16がわずかな遊びをもって
位置した状態になっており、前述した舌片25が、第一
駆動体10の舌片15と面一の状態になっている。
【0018】ガイド部材30は、平板の正方形状からな
り、PET等の樹脂を射出成型することにより形成さ
れ、その側面には、互いに平行に延出する一対の第一の
立壁31と、該第一の立壁31と直交する方向に延出す
る第二の立壁32とが形成されている。また表面から裏
面にかけて、末広状に貫通する貫通孔33が形成されて
いると共に、裏面の四方には、突起34が4個形成され
ている。そして、このガイド部材30に、第一,第二駆
動体10,20の裏面の溝13,23が挿入され、この
第一,第二駆動体10,20はガイド部材30にガイド
されて長手方向に移動可能となる。具体的には、ガイド
部材30に挿入されることにより、第一の立壁31に
は、第二駆動体20における裏面の溝23を形成する内
側壁24が当接すると共に、第二の立壁32には、第一
駆動体10における裏面の溝13の内側壁14が当接し
た状態になり、第一駆動体10は第二の立壁32にガイ
ドされてこの第一駆動体10の長手方向、すなわちX方
向にのみ移動可能となると共に、第二駆動体20は第一
の立壁31にガイドされてこの第二駆動体20の長手方
向、すなわちY方向のみに移動可能となる。
【0019】操作部材40は、平板円盤状の基部41か
ら、平板正方形状の操作用突部42が突出しており、P
ET等の樹脂を射出成型することによって形成され、中
央には基部41及び操作用突部42の略中央を貫通する
貫通孔43が形成されている。また、操作用突部42の
側面には、互いに平行に延出する一対の第一の立壁44
と、該第一の立壁44と直交する方向に延出する第二の
立壁45とが形成されている。操作部材40は、第一駆
動体10の表面の溝11方向と第二駆動体20の表面の
溝21方向のそれぞれに対して相対的に移動可能で、任
意の方向に移動させることによって、第一駆動体10を
X方向に沿って移動可能にすると共に、第二駆動体20
をY方向に沿って移動可能にする。すなわち、操作部材
40の操作用突部42が、第一,第二駆動体10,20
の舌片15,25で囲まれた部分において、第一駆動体
10の表面の溝11方向と第二駆動体20の表面の溝2
1方向のそれぞれに対して相対的に移動可能に嵌入され
て、第一駆動体10が第二駆動体の表面の溝21,第二
駆動体20が第一駆動体10の表面の溝11方向に沿っ
てそれぞれ移動可能となる。つまり、操作部材40を任
意の方向に移動させると第一駆動体10は、その舌片1
5が操作用突部42の第一の立壁44に押圧されると共
に、ガイド部材30の第二の立壁32にガイドされて、
X方向の成分だけ移動し、Y方向の成分は相対的に操作
部材40が移動するだけで移動しない。一方第二駆動体
20は、その舌片25が第二の立壁45に押圧されると
共に、ガイド部材30の第一の立壁31にガイドされ
て、Y方向の成分だけ移動し、X方向の成分は相対的に
操作部材40が移動するだけで移動しない。
【0020】上記の第一,第二駆動体10,20と、ガ
イド部材30と、操作部材40の操作用突部42による
水平方向(X、Y方向)の移動機構は、抵抗体62、集
電パターン62a、配線パターン63、スイッチパター
ン65等が設けられた配線基板60に載置されることに
より、第一,第二駆動体10,20が配線基板60に対
して水平方向に移動可能となり、この移動により一定の
量,方向を示す電気信号を出力するようになっている。
配線基板60は、図3に示すように、略正方形状のリジ
ッドな平板からなる基板本体61を有し、中央近傍に4
つの第一の挿通孔61aが形成されると共に、一端部近
傍には複数個の第二の挿通孔61bが形成されている。
基板本体61の表面には、配線パターン63が設けら
れ、その端部が第二の挿通孔61bまで達しており、こ
の配線パターン63は、銀ペーストをスクリーン印刷す
ることにより形成されている。この配線パターン63の
一部には、抵抗体62の一部が積層するように設けられ
ており、この抵抗体62はカーボンを主成分とするペー
ストをスクリーン印刷することにより形成されている。
また、略中央部には第一の固定接点64a及び第二の固
定接点64bからなる固定接点64が設けられ、各固定
接点から配線パターン63が延出して、第二の挿通孔6
1bまで達している。また、基板本体61の表面には前
記摺動子17の一方、及び前記摺動子27の一方がそれ
ぞれ摺動するスイッチパターン65と集電パターン62
aからなるスイッチ部66が一対形成されている。これ
らの固定接点64、スイッチパターン65、集電パター
ン62a、配線パターン63は、銀ペーストをスクリー
ン印刷することにより一工程で形成されている。そし
て、第二の挿通孔61bには、突起を有する鉄端子67
が挿通され、カシメられることによって、該鉄端子67
と配線パターン63がそれぞれ電気的に接続される。な
お、この鉄端子67は、外部機器の基板等と本発明の多
方向入力装置を接続するものである。また、配線基板6
0の表面には中央に貫通孔68aと、該貫通孔68aの
外側の四方に切り欠き68bが形成されたスペーサ68
が載置され、貫通孔68aからは固定接点64が露出す
ると共に、それぞれの切り欠き68bからは抵抗体62
及び集電パターン62aと、スイッチパターン65及び
集電パターン62aからなるスイッチ部66とが露出し
ている。
【0021】この配線基板60の中央部には、ガイド部
材30が載置されることにより組み立てられる。この組
立はガイド部材30がスペーサ68の貫通孔68aを貫
通し、その突起34が配線基板60の第一の挿通孔61
aに挿入されることによってなされ、この結果ガイド部
材30は、配線基板60に対して水平方向に移動不可能
に固定される。ガイド部材30が配線基板60に固定さ
れると、ガイド部材30にガイドされて連動可能となっ
ている第一,第二駆動体10,20が、配線基板60に
対して水平方向に連動し、この連動動作により第一,第
二駆動体10,20に取り付けられた摺動子17,27
が配線基板60上の抵抗体62を摺動して、移動量,移
動方向を示す電気信号を出力する。
【0022】本発明の多方向入力装置は、操作部材40
の水平方向の移動に伴い電気信号を出力すると共に、操
作部材40のプッシュ動作に伴い駆動されるスイッチ機
構を有する。このスイッチ機構は、主に可動接点50
と、該可動接点を押圧自在の押圧部材51と、配線基板
60上に形成された固定接点64とからなる。可動接点
50はドーム状をした金属製の板バネからなり、上部か
らの押圧に対して、反転自在となっており、図2に示す
ようにガイド部材30に形成された貫通孔33内に収納
される。そして、その底部が第二の固定接点64bと常
時接触した状態になっている。押圧部材51は、フラン
ジ52からつまみ53が突出した形状からなり、PET
等の樹脂の射出成型により形成されている。そして押圧
部材51は、図2に示すように、操作部材40の貫通孔
43にフランジ52が挿入されて取り付けられ、操作部
材40からつまみ53が突出した状態になっている。ま
た、可動接点50と押圧部材51の間には金属板からな
るスペーサ55が設けられており、このスペーサ55に
より押圧部材51のフランジ52がガイド部材30の表
面と同一平面上に位置することになる。なお、このスペ
ーサ55を設けたことにより、可動接点50のドームの
半径を大きくすることができ、可動接点50が反転した
後に確実に復帰するようになる。そして、この押圧部材
51が押圧されると、可動接点50が反転して固定接点
64をON状態にし、ON信号を配線パターン63に出
力するようになっている。
【0023】また、この押圧部材51は、スイッチ機構
の一部を構成するほか、操作部材40を水平方向に移動
させる機能を有する。スペーサ55により、フランジ5
2とガイド部材30の表面が同一面となるため、このフ
ランジ52をその一部とする押圧部材51はガイド部材
30に対してその表面を自在に移動可能となり、該移動
に伴って押圧部材51が配設されている操作部材40が
水平方向に移動をする。さらに押圧部材51は、可動部
材70と共に中立位置に自動復帰する機構を構成する。
この可動部材70は風車状の平板金属からなり、中央に
は貫通孔71が形成されており、風車を構成する突起7
2が4個突出した構成となっている。また2個の突起7
2の先端には、孔が設けられると共に垂直に折り曲げら
れて形成された係止部72aが形成され、この孔にねじ
りバネ73の一端が引っかけ等の手段で取り付けられて
いる。一方このねじりバネ73の他端は上カバー83に
引っかけ等の手段で取り付けられている(図1参照)。
可動部材70は、このように取り付けられたねじりバネ
73により、回転モーメントに対して反発して前記突起
72が後述する上カバー83の当接部83aに当接する
ことによって、中立状態に復帰する力を有するようにな
る。そして、図2に示すように、押圧部材51のつまみ
53が可動部材70の貫通孔71に挿通されることによ
り、可動部材70の自動復帰に伴いこれと連動する押圧
部材51が自動復帰するようになり、この結果押圧部材
51が配設されている操作部材40が自動復帰するよう
になる。
【0024】上記のような複数の機能を有する機構は、
金属製の上下カバー83,80に挟まれて収納される。
金属製の下カバー80は、金属の薄板をプレス加工する
ことによって形成され、図3に示すように側縁から対を
なす突起81が2本上方に突出しており、中央近傍に4
個の挿通孔82が形成されている。また、挿通孔82の
外側には切り欠き形成された突起80aが設けられてい
る。上カバー83も金属の薄板をプレス加工することに
よって矩形状に形成され、略中央に貫通孔84が形成さ
れ、その周囲には下方に突出形成するようにしぼり加工
され可動部材70の突部72に当接する4個の当接部8
3aが設けられている。さらに上カバー83には、ねじ
りバネ73の端部が引っかけられる孔を有する突部83
bが形成されている(図1参照)。駆動体10,20等
の各部材が取り付けられた配線基板60は、下カバーの
突起80aにガイドされた状態で載置され、カシメられ
ることによって保持される。このとき、図2に示すよう
にガイド部材30の突起34が、配線基板60の第一の
挿通孔61aを挿通して下カバー80の挿通孔82に挿
通された状態になっている。そして、上方から上カバー
83が被さることにより各部材が取り付けられた配線基
板60が収納される。そして、下カバー80の突起81
を上カバー83の上面にカシメることにより、上下カバ
ー83,80が固定される。このとき図2に示すよう
に、押圧部材51のつまみ53が上カバー83に形成さ
れた貫通孔84から突出した状態になる。そして、この
つまみ53形成された凹部54に薄型の操作用ボタン等
の突起等が取り付けられ、該ボタンを操作することによ
り、押圧部材51を介して操作部材40を移動させるこ
とができる。
【0025】次に、本発明の多方向入力装置の使用状態
を図4〜6を用いて詳細に説明する。なお、作動状態を
わかりやすく図示するため、操作部材40の基部41、
配線基板60等は省略して図示している。図4は、第
一,第二駆動体10,20が中立位置にある状態を表し
ており、第一,第二駆動体10,20の中央部が互いに
対向して積層した状態になっている。第一,第二駆動体
10,20の舌片15,25には、操作部材40の操作
用突部42の第一,第二の立壁44,45が当接してお
り、この操作用突部42は、ガイド部材30と対向して
積層された状態になっている。さらにこの中立位置にお
いては、図1,2を参照すると、操作用突部42とガイ
ド部材30と可動接点50と押圧部材51とが、それら
の中央部が高さ方向に一直線上になるように積層した状
態になっている。また、第一駆動体10の摺動子17と
第二駆動体20の摺動子27は、ここには図示しない
が、配線基板60に設けられた抵抗体62の中点に接触
した状態になっている。また、摺動子17の他方及び摺
動子27の他方は、スイッチパターン65の中央に設け
た空部に位置してスイッチ部66をオフ状態にしてい
る。
【0026】図5に示すように操作者が押圧部材51を
介して操作部材40をα1方向に移動させると、第一駆
動体10は水平方向に押圧されると共に、ガイド部材3
0にガイドされて−X方向に移動する。そして、該移動
と共に摺動子17が抵抗体62の中点から−X方向に摺
動することによって、−X方向で、摺動子17の摺動量
に相当する変位量を示す第一の電気信号を出力するよう
になる。さらに詳述すると、操作部材40をα1方向に
移動させると、操作用突部42が同じくα1方向に移動
し、第一の立壁44が第一駆動体10の舌片15を−X
方向に押圧する。一方で第一駆動体10は、裏面の溝1
3の内側壁14がガイド部材30の第二の立壁32に当
接することによって長手方向すなわちX方向にガイドさ
れているため、該α1方向の押圧により−X方向にスラ
イドするように移動する。そして、摺動子17が、抵抗
体62上を中点から−X方向に摺動するため、−X方向
における、摺動子17の摺動量に相当する変位量を有す
る第一の電気信号を出力することができる。この第一の
電気信号は、配線パターン63と鉄端子67を介して外
部機器に出力される。また、スイッチ部66のスイッチ
パターン65に摺動子17,27の他方が摺接して、こ
のスイッチ部はオン状態になる。そして、α1方向に移
動した操作部材40は、自動復帰機構によって中立位置
に復帰する。
【0027】次に図6に示すように、操作部材40をα
2方向に移動させると、該α2方向の移動量が−X,−
Y方向にそれぞれ分解され、第一駆動体10は、−X方
向に分解された移動量の分だけ移動し、これに対し第二
駆動体20は、−Y方向に分解された移動量の分だけ移
動する。そして、第一駆動体10は、この移動により、
摺動子17が抵抗体62の中点から−X方向に摺動する
ことによって、−X方向で、摺動子17の摺動量に相当
する変位量を示す第一の電気信号を出力するようにな
る。これに対し第二駆動体20は、この移動により、摺
動子27が抵抗体62の中点から−Y方向に摺動するこ
とによって、−Y方向で、摺動子27の摺動量に相当す
る変位量を示す第二の電気信号を出力するようになる。
さらに詳述すると、操作部材40をα2方向に移動させ
ると、操作用突部42が同じくα2方向に移動し、第一
の立壁44が第一駆動体10の舌片15を−X方向に押
圧し、同時に第二の立壁45が第二駆動体20の舌片2
5を−Y方向に押圧する。該押圧により、第一駆動体1
0は前述のとおりガイド部材30にガイドされて、α2
の移動量を−X方向に分解した量の分だけ移動して、摺
動子17の摺動により第一の電気信号を出力する。
【0028】一方第二駆動体20は、裏面の溝23の内
側壁24がガイド部材30の第一の立壁31に当接する
ことによって長手方向すなわちY方向にガイドされてい
るため、操作用突部42のα2方向の移動により、−Y
方向にスライドするように移動する。そして、摺動子2
7が、抵抗体62上を中点から−Y方向に摺動するた
め、−Y方向における、摺動子27の摺動量に相当する
変位量を有する第二の電気信号を出力することができ
る。この第二の電気信号は、配線パターン63と鉄端子
67を介して外部機器に出力される。また、α2方向に
移動した操作部材40は、自動復帰機構によって中立位
置に復帰する。
【0029】このように、本発明の第一の実施の形態に
かかる多方向入力装置は、操作部材40の移動により、
操作部材40の移動量がX,Y方向に分解されて、第一
駆動体10がX方向に第二駆動体20がY方向に、分解
された移動量の分だけ移動する。よって、操作部材40
における360度全ての方向の移動に対して、第一駆動
体10のX方向の移動により一定の方向、量を示す第一
の電気信号が出力されると共に、第二駆動体20のY方
向の移動により一定の方向、量を示す第二の電気信号が
出力されるようになる。また、第一,第二駆動体10,
20のX,Y方向の移動の規制は、押圧部材51のつま
み53が、上カバー80の貫通孔84の周壁に当接する
ことよってなされる。
【0030】次にこのスイッチ機構の動作について説明
すると、図7に示すように操作者が押圧部材51を上方
より押圧することにより、スペーサ55を介して可動接
点50が反転する。この反転動作により、可動接点50
の頂部が配線基板60上の第一の固定接点64aと接触
し、第一の固定接点64aと第二の固定接点64bが導
通し、ON信号等のパルス信号を配線パターン63に出
力する。このON信号は鉄端子67を介して外部機器に
出力され、主に入力決定用の信号としての役割を有する
ことになる。
【0031】次に本発明の第二の実施の形態にかかる多
方向入力装置を図面を用いて説明する。第二の実施の形
態の説明において、第一の実施の形態と同様の機能を有
する部品は同一の番号を使用する。図8は本発明の第二
の実施の形態にかかる多方向入力装置の平面図である。
なお、該第二の実施の形態における第一の実施の形態と
の相違点として、第一の実施の形態に存在した舌片1
5,25を設けていない点、第一の実施の形態では第
一,第二駆動体の表面の溝が高さ方向で同一の面上で形
成したのに対して、該第二の実施例は第一,第二駆動体
の裏面の溝を高さ方向で同一の面上に形成した点が挙げ
られる。本発明の第二の実施の形態にかかる多方向入力
装置は、主としてY方向に延在する表面の溝11及びY
方向に直交する方向であるX方向に延在する裏面の溝1
3を有する第一駆動体10と、第一駆動体10の下方に
直交する状態で積層して配置され、表面に形成され第一
駆動体10の裏面の溝13の上方に位置し第一駆動体1
0の表面の溝11と直交する方向に延在する表面の溝2
1及び裏面に形成され第一駆動体10の表面の溝11の
下方に位置し第一駆動体10の裏面の溝13と直交する
方向に延在する裏面の溝23とを有する第二駆動体と、
配線基板(図示せず)に配設され、第一駆動体10の裏
面の溝13と第二駆動体20の裏面の溝23が共に挿入
され、第一駆動体10をその裏面の溝13方向に移動可
能にすると共に第二駆動体20をその裏面の溝23方向
に移動可能にするガイド部材30と、第一駆動体の表面
の溝11と前記第二駆動体の表面の溝21に挿入され、
第一駆動体10の表面の溝11方向と第二駆動体20の
表面の溝21方向のそれぞれに対して相対的に移動可能
で、第一駆動体10を第二駆動体20の表面の溝21方
向沿って移動可能にすると共に、第二駆動体20を第一
駆動体10の表面の溝11方向に沿って移動可能にする
操作部材(図示せず)とを有する。また、第一駆動体1
0は第二駆動体20が第一駆動体10の表面の溝方向に
沿って移動することを許容する逃げ部18を有し、第二
駆動体20は逃げ部18を移動可能になるように、この
逃げ部18に対応して裏面の溝23が形成されている。
【0032】そして、第一駆動体10の両端部には、裏
面の溝13方向に摺動子17が取り付けられ、配線基板
の表面に設けられた抵抗体(図示せず)を摺動するよう
になっている。第二駆動体20も同様に裏面の溝23方
向に摺動子27が取り付けられ、配線基板の表面を摺動
するようになっている。ガイド部材30は、第一の実施
の形態と同様にY方向に延出する一対の第一の立壁31
と、X方向に延出する第二の立壁32とが形成されてお
り、第一の立壁31には第二駆動体20の裏面の溝23
の内側壁24が当接すると共に、第二の立壁32には第
一駆動体10の裏面の溝13の内側壁14が当接してい
る。操作部材の操作用突部42は、第一駆動体10の表
面の溝11を貫通して第二駆動体20の表面の溝21に
挿入された状態になっており、第一の実施の形態と同様
にY方向に延出する一対の第一の立壁44と、X方向に
延出する第二の立壁45とが形成されている。第一の立
壁44には第一駆動体10の表面の溝11の内側壁12
が当接すると共に、第二の立壁45には第二駆動体20
の表面の溝21の内側壁22が当接している。
【0033】次に本発明の第二の実施の形態にかかる多
方向入力装置の使用状態を説明する。図8は、第一,第
二駆動体10,20が中立位置にある状態を表してお
り、第一,第二駆動体10,20の中央部が互いに対向
して積層した状態となっている。第一,第二駆動体1
0,20の表面の溝11,21の内側壁12,22に
は、操作部材(図示せず)の操作用突部42の第一,第
二の立壁44,45が当接している。また、第一,第二
駆動体10,20の裏面の溝13,23の内側壁14,
24には、操作ガイド部材30の第一,第二の立壁3
1,32が当接している。この時、操作部材はガイド部
材30と対向して積層された状態となっている。そし
て、第二駆動体20の脚部26と第一駆動体10の裏面
の溝13の内側壁14との間の第一駆動体10には第二
駆動体20の裏面の溝23方向に延在する逃げ部18が
形成された状態になっている。また、第一駆動体10の
摺動子17と第二駆動体20の摺動子27は、ここには
図示しないが、配線基板に設けられた抵抗体の中点に接
触した状態になっている。第一,第二の電気信号の出力
については、第一の実施の形態と同様なのでここでは説
明を省略する。
【0034】操作者が操作部材をX方向に押圧すると、
第一駆動体10は水平方向に押圧されると共に、ガイド
部材30にガイドされてX方向に移動する。そして、該
移動と共に摺動子が抵抗体上を摺動して第一の電気信号
を出力するようになっている。すなわち、操作部材をX
方向に押圧すると、操作用突部42が第二駆動体20の
表面の溝21方向に沿って移動し、その第一の立壁44
が第一駆動体10の表面の溝11の内側壁12を押圧す
る。そして、第一駆動体10は、その裏面の溝13がガ
イド部材30の第二の立壁32にガイドされているので
X方向にのみ移動する。第二駆動体20も同様に、操作
部材をY方向に押圧することによってガイド部材30に
ガイドされてY方向にのみ移動する。この時、第二駆動
体20は逃げ部18の範囲内で移動が許容される。ま
た、その他の任意の方向についてはこれらの動作が組み
合わされて、第一,第二駆動体10,20が移動する。
【0035】また、図示していないが本実施の形態にか
かる多方向入力装置は、第一の実施の形態と同様のスイ
ッチ機構を設けても良いのはもちろんである。さらに、
第一の実施の形態と同様に自動復帰機構を設けても良い
のはもちろんである。
【0036】次に本発明の次に本発明の第三の実施の形
態にかかる多方向入力装置を図面を用いて説明する。第
三の実施の形態の説明において、第一の実施の形態と同
様の機能を有する部品は同一の番号を使用する。図9は
本発明の第三の実施の形態にかかる多方向入力装置の分
解斜視図である。本発明の第三の実施の形態にかかる多
方向入力装置は、主としてY方向に延在する表面の溝1
1及びY方向に直交する方向であるX方向に延在する裏
面の溝13を有する箱状の第一駆動体10と、第一駆動
体10に形成された内部空間内に直交する状態で積層し
て配置され、表面に形成され第一駆動体10の裏面の溝
13の上方に位置し第一駆動体10の表面の溝11と直
交する方向に延在する表面の溝21及び裏面に形成され
第一駆動体10の表面の溝11の下方に位置し第一駆動
体10の裏面の溝13と直交する方向に延在する裏面の
溝23とを有する略矩形状の第二駆動体と、配線基板
(図示せず)に配設され、第一駆動体10の裏面の溝1
3と第二駆動体20の裏面の溝23が共に挿入され、第
一駆動体10をその裏面の溝13方向に移動可能にする
と共に第二駆動体20をその裏面の溝23方向に移動可
能にするガイド部材30と、第一駆動体の表面の溝と前
記第二駆動体の表面の溝に挿入され、第一駆動体10の
表面の溝11方向と第二駆動体20の表面の溝21方向
にそれぞれの部材に対して相対的に移動可能で、第一駆
動体10を第二駆動体20の表面の溝21方向沿って移
動可能にすると共に、第二駆動体20を第一駆動体10
の表面の溝11方向に沿って移動可能にする操作部材
(図示せず)とを有する。また、第一駆動体10は第二
駆動体20が第一駆動体10の表面の溝方向に沿って移
動することを許容する逃げ部18を有し、第二駆動体2
0は逃げ部18を移動可能になるように、この逃げ部1
8にの形成方向に沿って裏面の溝23が形成されてい
る。
【0037】そして、第一駆動体10の裏面には、摺動
子(図示せず)が取り付けられ、配線基板の表面に設け
られた抵抗体(図示せず)を摺動するようになってい
る。第二駆動体20も同様に摺動子(図示せず)が取り
付けられ、第一駆動体10の裏面の溝13の間隙に露出
する配線基板(図示せず)の表面に設けられた抵抗体
(図示せず)を摺動するようになっている。ガイド部材
30は、第一駆動体10の裏面の溝13を貫通して第二
駆動体20の裏面の溝23に挿入された状態になってお
り、第一の実施の形態と同様にY方向に延出する一対の
第一の立壁31と、X方向に延出する第二の立壁32と
が形成されている。第一の立壁31には第二駆動体20
の裏面の溝23の内側壁24が当接すると共に、第二の
立壁32には第一駆動体10の裏面の溝13の内側壁1
4が当接している。
【0038】操作部材の操作用突部42は、第一駆動体
10の表面の溝11を貫通して第二駆動体20の表面の
溝21に挿入された状態になっており、第一の実施の形
態と同様にY方向に延出する一対の第一の立壁44と、
X方向に延出する第二の立壁45とが形成されている。
第一の立壁44には第一駆動体10の表面の溝11の内
側壁12が当接すると共に、第二の立壁45には第二駆
動体20の表面の溝21の内側壁22が当接している。
【0039】そして、本実施の形態の多方向入力装置
は、まずガイド部材30が配線基板に水平方向に移動不
可能に載置され、ガイド部材30の第二の立壁32に当
接するように第一駆動体10が載置され、その後第一駆
動体10の側壁に形成された出入口19bから第二駆動
体20をその裏面の溝23が、ガイド部材30の第一の
立壁31に当接するように挿入する。そして、操作用突
部42を挿入して組み立てられる。
【0040】次に本発明の第三の実施の形態にかかる多
方向入力装置の使用状態を説明する。第一,第二駆動体
10,20の表面の溝11,21の内側壁12,22に
は、操作部材(図示せず)の操作用突部42の第一,第
二の立壁44,45が当接する。また、第一,第二駆動
体10,20の裏面の溝13,23の内側壁14,24
には、操作ガイド部材30の第一,第二の立壁32,3
1が当接する。第一,第二駆動体10,20の中央部が
互いに対向して積層する中立位置において、操作部材は
ガイド部材30と対向状態となることは第一の実施の形
態と同様である。そして、第二駆動体20の側壁28と
第一駆動体10の側壁19cとの間には逃げ部18が形
成された状態になっている。第一,第二の電気信号の出
力については、第一の実施の形態と同様なのでここでは
説明を省略する。
【0041】操作者が操作部材をX方向に押圧すると、
第一駆動体10は水平方向に押圧されると共に、ガイド
部材30ガイドされてX方向に移動する。そして、該移
動と共に摺動子が抵抗体上を摺動して第一の電気信号を
出力するようになっている。すなわち、操作部材をX方
向に押圧すると、操作用突部42が第二駆動体20の表
面の溝21方向に沿って移動し、その第一の立壁44が
第一駆動体10の表面の溝11の内側壁12を押圧す
る。そして、第一駆動体10は、その裏面の溝13がガ
イド部材30の第二の立壁32にガイドされているので
X方向に移動する。第二駆動体20も同様に、操作部材
をY方向に押圧することによってガイド部材30にガイ
ドされてY方向に移動する。この時、第二駆動体20は
逃げ部18の範囲内で移動が許容される。
【0042】また、図示していないが本実施の形態にか
かる多方向入力装置は、第一の実施の形態と同様のスイ
ッチ機構を設けても良いのはもちろんである。また、第
一の実施の形態と同様に自動復帰機構を設けても良いの
はもちろんである。
【0043】本発明の多方向入力装置は、上記実施の形
態に限られないことはいうまでもなく、第一の実施の形
態において、第一,第二駆動体10,20に舌片15,
25を設けないで、表面の溝11,21に操作用突部4
2を移動可能に嵌入する構成であっても良い。また、第
二,第三の実施の形態において第一,第二駆動体10,
20に舌片15,25を設けて、表面の溝11,21に
操作用突部42を移動可能に嵌入する構成であっても良
い。
【0044】本発明の多方向入力装置において、駆動体
の形状は平板状であれば矩形状であろうが楕円状であろ
うとかまわない。前記第一の実施の形態においては、第
一,第二駆動体の各表面の溝11,21を同一平面上に
設け、その下方に第一,第二駆動体の各裏面の溝13,
23の順序で重なるよう配置し、また、前記第二の実施
の形態においては第一,第二駆動体の各表面の溝11,
21の順序で上方から重なるように配置し、その下方に
第一,第二駆動体の各裏面の溝11,21を同一平面上
に設け、さらに前記第三の実施の形態においては上方か
ら第一,第二駆動体の各表面の溝11,21、各裏面の
溝23,13の順序で重なるよう配置している。しか
し、この形態に限定されるものではなく、例えば第一,
第二駆動体の各表面の溝11,21を同一平面上に設け
て操作用突部42を挿通すると共に、第一,第二駆動体
の各裏面の溝13,23を同一平面上に設けてガイド部
材30を挿通しても良い。要は両方の駆動体の裏面の溝
13,23の上方に、両方の駆動体の表面の溝11,2
1が位置する構成であれば良く、従って表面の溝11,
21はどちらが上であっても下であっても、あるいは同
じ面でも構わず、また裏面の溝13,23は、どちらが
上であっても下であっても、あるいは同じ面であっても
構わない。また第一,第二駆動体10,20が直交した
状態でそれぞれ直線上を移動するようになっていれば、
ガイド部材30の形状は何れでも良い。すなわち、第一
の立壁31と表面の溝21の両方が平面である必要はな
く、例えば一方の面が複数の突起で1つの平面を規定す
るようにしても良い。また、第一乃至第三の実施の形態
では配線基板に設けられた抵抗体上を摺動子が摺動する
構成としたが、その反対すなわち、摺動子を固定して、
抵抗体等のパターンを移動させる構成でも良い。さら
に、この抵抗体の代わりにスイッチ用の配線パターンを
設けて電気信号を出力するものであっても良い。また、
電気信号を出力するものであれば良いので、抵抗体の代
わりにホール素子を用いると共に、摺動子の代わりに磁
石を用いる構成であっても良い。
【0045】
【発明の効果】平板からなり、表面の溝と裏面の溝とを
有する第一駆動体と、平板からなり積層して配置され、
表面の溝と裏面の溝とを有する第二駆動体と、第一駆動
体の裏面の溝と第二駆動体の裏面の溝が共に挿入され、
第一駆動体をその裏面の溝方向に移動可能にすると共に
第二駆動体をその裏面の溝方向に移動可能にするガイド
部材と、第一駆動体の表面の溝と第二駆動体の表面の溝
に挿入され、第一駆動体を第二駆動体の表面の溝方向沿
って移動可能にすると共に第二駆動体を第一駆動体の表
面の溝方向に沿って移動可能にする操作部材とを有し、
第一駆動体は移動することによって第一の電気信号を出
力し、第二駆動体は移動することによって第二の電気信
号を出力する構成としたため、ガイド部材を駆動体の溝
に1個設ければ良いので小型、且つ安価な多方向入力装
置を提供することができる。また、駆動体の溝を挿通す
るようにガイド部材を設けたため、駆動体が内部でガイ
ドされることとなり、操作用突部の移動により駆動体に
回転モーメントが加わりにくくすることができるので、
信頼性の高い多方向入力装置を提供することができる。
【0046】また操作部材は操作用突部を有し、この操
作用突部は側面に一対の第一の立壁と一対の第二の立壁
とを有し、ガイド部材は側面に一対の第一の立壁と一対
の第二の立壁とを有し、第一駆動体の表面に形成された
溝の内側壁には、操作用突部の第一の立壁が当接し、ま
た裏面に形成された溝の内側壁には、ガイド部材の第二
の立壁が当接し、第二駆動体の表面に形成された溝の内
側壁には、操作用突部の第二の立壁が当接し、また裏面
に形成された溝の内側壁には、ガイド部材の第一の立壁
が当接した構成としたため、面同士が当接した構成とな
り駆動体が確実に移動して、信頼性の高い多方向入力装
置を提供することができる。
【0047】また第一駆動体と第二駆動体の中央部が互
いに対向して積層する中立位置において、操作部材はガ
イド部材と対向状態にしてなる構成としたため、ガイド
部材に対する操作用突部の移動を最小限にすることがで
きるので、小型化が図れる。
【0048】また、第二駆動体は第一駆動体の裏面に直
交する状態で積層され、ガイド部材は第二駆動体の裏面
の溝を貫通すると共に第一駆動体の裏面の溝に挿入され
た状態で固定されている構成としたため、第一駆動体を
より確実にガイドできると共に、ガイド部材が貫通した
分だけ薄型化が図れる。
【0049】また第一駆動体は、短手方向に延出する内
側壁から長手方向にかけて内側に突出するように舌片が
形成され、第二駆動体は、短手方向に延出する内側壁か
ら長手方向にかけて内側に突出するように舌片が形成さ
れ、操作用突部は、第一の立壁が第一駆動体の舌片と当
接すると共に第二の立壁が前記第二駆動体の舌片と当接
する状態で、移動可能に嵌入されている構成としたた
め、操作用突部の形状を小さくすることができるので、
結果として更に小型の多方向入力装置を提供することが
できる。
【0050】また、第一駆動体の舌片は、その表面が第
二駆動体の舌片の表面と面一としてなる構成としたた
め、より一層薄型化が図れる。
【0051】また、第一駆動体もしくは第二駆動体の一
方の駆動体は他方の駆動体の移動を許容する逃げ部を有
し、他方の駆動体の裏面の溝の形成方向に延在する逃げ
部を設けたため、一方の駆動体が他方の駆動体の移動を
許容するようになるので、他方の駆動体が逃げ部内で移
動可能になり、一方の駆動体と独立して電気信号を出力
すること等ができるようになる。
【0052】また、ガイド部材はこのガイド部材に形成
された貫通孔に収納される可動接点を有すると共に、操
作用突部はこの操作部材に形成された貫通孔に配設さ
れ、可動接点を押圧自在の押圧部材を有し、押圧部材に
より可動接点が押圧されて電気信号を出力する構成とし
たため、中立位置になったときにON信号等のパルスを
発する多機能な多方向入力装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態にかかる多方向入力
装置の主要部品を組み込んだ状態を示す平面図。
【図2】本発明の第一の実施の形態にかかる多方向入力
装置の部分断面図。
【図3】本発明の第一の実施の形態にかかる多方向入力
装置の分解斜視図。
【図4】本発明の第一の実施の形態にかかる多方向入力
装置にかかる、駆動体の中立状態を示す説明図。
【図5】本発明の第一の実施の形態にかかる多方向入力
装置にかかる、駆動体の移動状態を示す説明図。
【図6】本発明の第一の実施の形態にかかる多方向入力
装置にかかる、駆動体の移動状態を示す説明図。
【図7】本発明の第一の実施の形態にかかる多方向入力
装置にかかる、可動接点が押圧された状態を表す部分断
面図。
【図8】本発明の第二の実施の形態にかかる多方向入力
装置の平面図。
【図9】本発明の第三の実施の形態にかかる多方向入力
装置の分解斜視図。
【図10】従来の多方向入力装置にかかる、駆動体の移
動状態を示す説明図。
【符号の説明】
10 第一駆動体 11 表面の溝 12 内側壁 13 裏面の溝 14 内側壁 15 舌片 18 逃げ部 20 第二駆動体 21 表面の溝 22 内側壁 23 裏面の溝 24 内側壁 25 舌片 30 ガイド部材 31 第一の立壁 32 第二の立壁 33 貫通孔 40 操作部材 42 操作用突部 43 貫通孔 44 第一の立壁 45 第二の立壁 50 可動接点 51 押圧部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01H 25/06 H01H 25/06 A

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平板からなり、表面に形成された溝と該
    表面の溝に直交する方向に延在し裏面に形成された溝と
    を有する第一駆動体と、 平板からなり前記第一駆動体に積層して配置され、表面
    に形成され前記第一駆動体の裏面の溝の上方に位置し前
    記第一駆動体の表面の溝と直交する方向に延在する表面
    の溝と、裏面に形成され前記第一駆動体の表面の溝の下
    方に位置し前記第一駆動体の裏面の溝と直交する方向に
    延在する裏面の溝とを有する第二駆動体と、 所定の位置に固定され、前記第一駆動体の裏面の溝と前
    記第二駆動体の裏面の溝が共に挿入され、前記第一駆動
    体をその裏面の溝方向に移動可能にすると共に前記第二
    駆動体をその裏面の溝方向に移動可能にするガイド部材
    と、 前記第一駆動体の表面の溝と前記第二駆動体の表面の溝
    に挿入され、前記第一駆動体の表面の溝方向と前記第二
    駆動体の表面の溝方向に相対的に移動可能で、前記第一
    駆動体を前記第二駆動体の表面の溝方向沿って移動可能
    にすると共に前記第二駆動体を前記第一駆動体の表面の
    溝方向に沿って移動可能にする操作部材とを有し、 前記第一駆動体は移動することによって第一の電気信号
    を出力し、 前記第二駆動体は移動することによって第二の電気信号
    を出力することを特徴とする多方向入力装置。
  2. 【請求項2】 前記操作部材は、矩形状からなり前記第
    一駆動体の表面の溝と前記第二駆動体の表面の溝に挿入
    される操作用突部を有し、該操作用突部は側面に互いに
    平行に位置する一対の第一の立壁と、該第一の立壁の直
    交方向に位置する一対の第二の立壁とを有し、前記ガイ
    ド部材は矩形状からなり側面には前記操作用突部の第一
    の立壁に平行に位置すると共に互いに平行に位置する一
    対の第一の立壁と、該第一の立壁の直交方向に位置する
    一対の第二の立壁とを有し、 前記第一駆動体の表面に形成された溝の内側壁には、前
    記操作用突部の第一の立壁が当接し、また裏面に形成さ
    れた溝の内側壁には、前記ガイド部材の第二の立壁が当
    接し、 前記第二駆動体の表面に形成された溝の内側壁には、前
    記操作用突部の第二の立壁が当接し、また裏面に形成さ
    れた溝の内側壁には、前記ガイド部材の第一の立壁が当
    接したことを特徴とする請求項1に記載の多方向入力装
    置。
  3. 【請求項3】 前記第一駆動体と第二駆動体の中央部が
    互いに対向して積層する中立位置において、前記操作部
    材は前記ガイド部材と対向状態にしてなることを特徴と
    する請求項1,又は2に記載の多方向入力装置。
  4. 【請求項4】 前記第二駆動体はその裏面の溝が最下層
    に位置するように前記第一駆動体の裏面に直交する状態
    で積層され、前記ガイド部材は前記第二駆動体の裏面の
    溝を貫通すると共に前記第一駆動体の裏面の溝に挿入さ
    れた状態で固定されていることを特徴とする請求項1〜
    3のいずれかに記載の多方向入力装置。
  5. 【請求項5】 前記第一駆動体の表面の溝は、該第一駆
    動体の端部に形成された基部から内側に突出形成された
    舌片により構成され、前記第二駆動体の表面の溝は、該
    第二駆動体の端部に形成された基部から内側に突出形成
    された舌片により構成され、 前記操作用突部は、前記第一の立壁が第一駆動体の舌片
    と当接すると共に前記第二の立壁が第二駆動体の舌片と
    当接する状態で、移動可能に挿入されていることを特徴
    とする請求項2〜4のいずれかに記載の多方向入力装
    置。
  6. 【請求項6】 前記第一駆動体の舌片は、その表面が前
    記第二駆動体の舌片の表面と面一としてなることを特徴
    とする請求項5に記載の多方向入力装置。
  7. 【請求項7】 前記第一駆動体もしくは前記第二駆動体
    の一方の駆動体は、他方の駆動体の移動を許容し、前記
    他方の駆動体の裏面の溝の形成方向に延在する逃げ部を
    設けたことを特徴とする請求項1〜3に記載の多方向入
    力装置。
  8. 【請求項8】 前記ガイド部材はこのガイド部材に形成
    された貫通孔に収納される可動接点を有すると共に、前
    記操作部材はこの操作部材に形成された貫通孔に配設さ
    れ、前記可動接点を押圧自在の押圧部材を有し、 前記押圧部材により前記可動接点が押圧されて電気信号
    を出力することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに
    記載の多方向入力装置。
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