JP4624269B2 - 多方向入力装置 - Google Patents

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本発明は、ゲーム機等の電子機器に用いて好適な多方向入力装置に係り、特に、スライド操作に加えて押下操作が行えるようにした多方向入力装置に関する。
この種の多方向入力装置は、操作体を所定平面(XY平面)に沿ってスライド移動させると、そのスライド操作に応じた信号が検出手段から出力されると共に、操作体を所定量押し下げるとプッシュスイッチの可動接点が固定接点に接触してスイッチオン信号が出力されるようになっているため、例えばスライド操作によってカーソルの座標位置を選択してから押下操作によって該座標位置を決定することができる。
従来例より、このような多方向入力装置の一例として、ハウジングの内底面に沿ってスライド移動可能な保持体にプッシュスイッチを組み込んで、この保持体が操作体を上下動可能に保持すると共に、ハウジング内で互いに直交する方向(X方向とY方向)に移動可能な一対のスライダを操作体と係合させ、この操作体の摘み部をハウジングの上面側の開口から突出させてスライド操作および押下操作が行えるようにしたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
かかる従来の多方向入力装置において、ハウジング内には一対のスライダに対向する基板が配置されており、この基板に設けられた導電パターンが各スライダに設けられた摺動子と摺接しているため、操作体をスライド操作するとスライド方向に応じて片方または双方のスライダが駆動されて、該スライダに対応する導電パターンとの接触位置が変化し、これにより操作体のスライド方向およびスライド量が検出できるようになっている。また、ハウジングの内底面には端子部に導通された一対の幅広な引き回しパターンが固設されており、かつ、保持体の底面にはプッシュスイッチの可動接点と固定接点からそれぞれ導出された一対の摺動接点が突設されている。そして、各摺動接点がそれぞれ相異なる引き回しパターンと摺接しているため、操作体を押下操作して可動接点が固定接点に接触すると、一対の摺動接点を介して一対の引き回しパターンどうしが導通されてスイッチオン信号が出力されるようになっている。なお、操作体のスライド操作時には保持体も一体的にスライド移動して、一対の摺動接点がそれぞれ対応する引き回しパターン上で摺動する。
特開2004−21789号公報(第3−5頁、図6)
前述した従来の多方向入力装置では、操作体と一体的にプッシュスイッチがスライド移動することから、このプッシュスイッチ用の引き回しパターンをハウジングの内底面に配設しているが、かかる引き回しパターンは幅広かつ平坦に形成しておかねばならないため生産性が悪く、コストアップを余儀なくされていた。また、引き回しパターンの平坦度が不十分な場合には、プッシュスイッチの摺動接点を常時接触させることが困難となるため、押下操作時に導通不良が発生しやすくなって信頼性が著しく低下する。なお、ハウジングの内底面に引き回しパターンを設ける代わりに、プッシュスイッチの可動接点や固定接点から導出した摺動子を導電材からなるスライダに摺接させ、該スライダを介して端子部まで引き回すという手法も検討されているが、こうすると多数の摺動子が必要となるため、構造が複雑化して組立性も悪化してしまう。
本発明は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、構造が簡素で信頼性が高く安価に製造可能な多方向入力装置を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明の多方向入力装置では、上面側に開口を有するハウジングと、このハウジング内に上下動可能に保持された受け部材と、この受け部材上に摺動自在に搭載されて前記開口から露出する部分がスライド操作可能かつ押下操作可能な操作体と、この操作体のスライド操作によって互いに直交する方向へ駆動される第1および第2のスライダを含み、これらスライダを介して前記操作体のスライド操作を検出する検出手段と、前記操作体のスライド操作によって前記第1または第2のスライダと同一方向へ駆動される第3のスライダと、前記ハウジング内で前記受け部材の下方に配置されたプッシュスイッチとを備え、前記操作体に、円柱状または円筒状に形成された係合部と、この係合部よりも大径で前記受け部材の上面に対向する鍔部とが設けられていると共に、前記係合部に断面を非円形とする非円形部が形成されており、かつ、前記受け部材の上面と前記鍔部とのうち、いずれか一方に他方と摺接する凸部が形成されており、前記第1のスライダと第2のスライダとに前記係合部を挿通して互いに直交する方向に延びる長孔が形成されており、前記第3のスライダに前記非円形部を摺動可能かつ回転不能に挿通する長孔が形成されていると共に、この長孔が前記第1または第2のスライダの前記長孔と同じ方向に延びており、前記操作体の押下操作時に前記受け部材を介して前記プッシュスイッチが動作されるように構成した。

このように構成された多方向入力装置は、ハウジング内に保持された受け部材上に操作体が安定した姿勢で摺動自在に搭載されており、かつ、受け部材の上面に対する操作体の接触面積が少なくなって摩擦力を低減できるため、スライド操作時には操作体を受け部材上で円滑に摺動させながら該操作体によって第1のスライダや第2のスライダを駆動することができ、よって各スライダの位置情報に基づいて操作体のスライド操作を検出することができる。また、受け部材がハウジング内で上下動可能であると共に、該受け部材の下方にプッシュスイッチが配置されているため、押下操作時には操作体に押し下げられた受け部材を介してプッシュスイッチを動作することができ、それゆえプッシュスイッチを操作体と一体的にスライド移動させる必要はなく、ハウジング内にプッシュスイッチを固設しておくことができる。したがって、プッシュスイッチの引き回し経路に平坦度の高い幅広パターンを形成したり多数の摺動子を介在させる必要がなくなり、構造の簡素化や信頼性の向上が容易に実現できると共に、コストダウンが図りやすくなる。さらに、第1のスライダと第2のスライダに操作体の係合部を挿通して互いに直交する方向に延びる長孔が形成されていると共に、第3のスライダに係合部の非円形部を摺動可能かつ回転不能に挿通する長孔が形成されているため、スライド操作時に意図せぬ回転力が係合部に作用したときに、この回転力が検出手段の構成部材である第1および第2のスライダに伝達されにくくなるだけでなく、すぐに係合部の非円形部が第3のスライダの長孔周縁部に当接して回転が規制される。それゆえ、操作体がスライド操作時に不所望に回転するのを防止することができ、該回転力に起因する第1および第2のスライダの位置ずれを効果的に防止することができる。

上記の構成において、プッシュスイッチの周囲に受け部材を初期位置に復帰させる弾性部材を配置し、この弾性部材が押下操作時に受け部材によって押し撓められるようにしてあると、受け部材を弾性的に支持する構造が簡素に実現できるため好ましい。この場合、スライド操作時にはほとんど撓まないが押下操作時には所定量撓むような弾性部材を適宜選択しておけば、スライド操作時に受け部材がプッシュスイッチを誤動作させる虞がなくなるため信頼性が確保できると共に、押下操作時の操作性も確保しやすくなる。そして、この弾性部材がコイルばねからなると共に、このコイルばねが受け部材の上面と対向する操作体の中央部のスライド移動領域よりも外側に配置されていると、受け部材上のどの位置で操作体が押下操作されても、該受け部材に対する押下操作力の大部分(過半数)をコイルばねの内側で作用させることができるため、受け部材が傾きにくく、安定した押圧操作ができて好ましい。
また、上記の構成において、受け部材の外周部に下方へ向かって延びるガイド壁を突設すると共に、ハウジングに、このガイド壁を上下動可能に案内する第1の壁面と該第1の壁面の内側に位置する第2の壁面とを設け、ガイド壁と第2の壁面との間にコイルばね等の弾性部材を配置すれば、押下操作時に第1の壁面の案内によって受け部材を円滑に上下動させることができるため操作性が向上すると共に、ハウジングの薄型化を損なわずに弾性部材の収納スペースを確保できるため好ましい。この場合において、ガイド壁の一部と第1の壁面の一部との間に凹所が画成されていると、押下操作時に受け部材によって圧縮された空気を該凹所から逃がすことができるため、受け部材の下降動作が圧縮空気によって阻害される虞がなくなると共に、ガイド壁と第1の壁面との間のクリアランスを該凹所以外では極力狭く設定することによって、受け部材をガタのほとんどない状態で上下動可能に保持することが可能となる。
本発明の多方向入力装置は、ハウジング内に保持された受け部材上に操作体が摺動可能に搭載されているため、スライド操作時には操作体が受け部材上を摺動して該操作体によって第1のスライダや第2のスライダが駆動されることとなり、また、受け部材がハウジング内で上下動可能であると共に該受け部材の下方にプッシュスイッチが配置されているため、押下操作時には操作体に押し下げられた受け部材を介してプッシュスイッチが動作されることとなる。つまり、プッシュスイッチを操作体と一体的にスライド移動させる必要がなく、ハウジング内にプッシュスイッチを固設しておくことができるため、プッシュスイッチの引き回し経路に平坦度の高い幅広パターンを形成したり多数の摺動子を介在させる必要がなくなり、構造の簡素化や信頼性の向上が容易に実現でき、コストダウンも図りやすくなる。さらに、操作体の係合部が第1および第2のスライダの長孔を挿通していると共に、この係合部に形成された非円形部が第3のスライダの長孔を摺動可能かつ回転不能に挿通しているため、スライド操作時に意図せぬ回転力が係合部に作用しても、操作体が不所望に回転しなくなり、検出手段の構成部材である第1および第2のスライダの位置ずれを効果的に防止することができる。

発明の実施の形態を図面を参照して説明すると、図1は本発明の実施形態例に係る多方向入力装置の斜視図、図2は図1から上カバーを取り外した状態を示す斜視図、図3は該多方向入力装置の分解斜視図、図4は該多方向入力装置の平面図、図5は図4のA−A線に沿う断面図、図6は図4のB−B線に沿う断面図、図7は図4から上カバーを取り外した状態を示す平面図、図8は図7に示す操作体が押下操作された状態を示す上カバー付きの断面図、図9は図7に示す操作体が同図下方向へスライド操作された状態を示す平面図、図10は図9に示す操作体が押下操作された状態を示す上カバー付きの断面図、図11は図7に示す操作体が同図右方向へスライド操作された状態を示す平面図、図12は図11に示す操作体が押下操作された状態を示す上カバー付きの断面図、図13は該多方向入力装置に備えられる操作体を下方から見た斜視図である。
これらの図に示す多方向入力装置は、上カバー2および下ケース3を組み合わせてなるハウジング1と、下ケース3の内底面の中央部に設置されたプッシュスイッチ4と、下ケース3の環状凹所3a内に配置されたコイルばね5と、これらプッシュスイッチ4およびコイルばね5を覆う位置に上下動可能に配置された受け部材6と、下ケース3上に位置決め固定されて受け部材6の上昇を規制している規制部材7と、この規制部材7の2箇所に設置された検出手段としての第1の検出ユニット(検出部材)8および第2の検出ユニット(検出部材)9と、円板状の鍔部10aや上方へ突出する突起部10bを有して受け部材6上に摺動自在に搭載された操作体10と、開口11bが穿設された仕切り板11aを有して規制部材7上に位置決め固定された仕切り部材11と、操作体10の鍔部10aの環状溝10c内に配置されたウェーブワッシャ12と、このウェーブワッシャ12上に積層されて仕切り板11aの下面に弾接している環状スペーサ13と、操作体10の突起部10bの円柱状部位10dに係合して互いに直交する方向へ移動可能に配置された第1のスライダ14および第2のスライダ15と、操作体10の突起部10bの平板状部位10eに係合して第2のスライダ15と同方向へ移動可能に配置された第3のスライダ16とによって主に構成されている。
上カバー2は板金をプレス加工したものからなり、その上面板2aの中央部に矩形状の開口2bが穿設されていると共に、側板2cの複数箇所に舌片2dが突設されている。そして、これら舌片2dを下ケース3の係合凹部3bに嵌入してかしめ固定することにより、該下ケース3上に上カバー2が一体化されてハウジング1を構成している。また、下ケース3は樹脂モールド品からなり、その内底面には、プッシュスイッチ4を保持するための複数の係止爪3cと、各係止爪3cの周囲に立設された第2の壁面を形成する環状壁3dと、前記環状凹所3aを介して環状壁3dに対向する第1の壁面をなす円筒面3eと、規制部材7や仕切り部材11を位置決め固定するための複数の位置決めピン3fと、第1および第2の検出ユニット8,9の各端子8a,9aを挿通するための端子孔3gとが形成されている。
プッシュスイッチ4は下ケース3の内底面上に載置されて係止爪3cに係止されており、下ケース3の下方へ突出する複数の端子4aと、内蔵された可動接点(図示せず)の弾発力を受けて上方へ付勢された押釦4bとを有している。このプッシュスイッチ4は、押釦4bが押圧駆動されると、前記可動接点が固定接点(図示せず)に接触して端子4aからスイッチオン信号が出力されるようになっている。
下ケース3の環状凹所3a内に配置されたコイルばね5は、受け部材6を上方へ付勢した状態で弾性的に支持している。この受け部材6は円板部6aとガイド壁6bとを有する樹脂モールド品であり、円板部6aの中央部がプッシュスイッチ4上に搭載されていると共に、ガイド壁6bが円板部6aの外周部から下方へ向かって延びてコイルばね5の外側で環状凹所3a内に配置されている。また、ガイド壁6bの複数箇所には空気流通路となる凹所を画成する凹段部6cが形成されている。このガイド壁6bは下ケース3の円筒面3eと摺接可能な大きさに設定されているため、受け部材6は円筒面3eに案内されてほとんど傾くことなく上下動できるようになっている。なお、コイルばね5の外径寸法(巻径)は受け部材6の外径寸法より小径であり、操作体10の後述する凸部10fが受け部材6上で摺接する摺動領域はコイルばね5の外径寸法以内となっている。また、受け部材6の上面を任意方向にスライド移動する操作体10の中央部に設けられた突起部10bがスライド移動可能な移動領域よりも外側に、前記コイルばね5は配置されている。なお、突起部10bのスライド移動可能な領域は、仕切り部材11の開口11bによって設定されている。
規制部材7は板金をプレス加工したものからなり、中央部に円形の開口7aが穿設されていると共に、開口7aの周囲の複数箇所に下ケース3の位置決めピン3fを挿通させるための位置決め孔7bが穿設されている。この開口7aの直径は受け部材6よりも若干小径に設定されており、開口7aの周縁部が円板部6aに当接することにより、受け部材6の上昇位置が規制されている。また、この規制部材7の外縁部には互いに直交する方向に延びる第1のガイドレール7cと第2のガイドレール7dが折曲形成されており、開口7aを介して第1のガイドレール7cと逆側の領域に第1の検出ユニット8が設置されると共に、開口7aを介して第2のガイドレール7dと逆側の領域に第2の検出ユニット9が設置されている。
第1の検出ユニット8は、例えば可変抵抗器からなり、摺動子受け8bに取着された摺動子(図示せず)が基板8c上に形成された抵抗体等からなる導電パターン(図示せず)に摺接し、かつ、第1のガイドレール7cと平行に延びるスリット8dに沿って摺動子受け8bがスライド移動できるように構成されており、この摺動子受け8bのスライド位置に応じた検出信号が端子8aから出力されるようになっている。同様に、第2の検出ユニット9は、例えば可変抵抗器からなり、摺動子受け9bに取着された摺動子(図示せず)が基板9c上に形成された抵抗体等からなる導電パターン(図示せず)に摺接し、かつ、第2のガイドレール7dと平行に延びるスリット9dに沿って摺動子受け9bがスライド移動できるように構成されており、この摺動子受け9bのスライド位置に応じた検出信号が端子9aから出力されるようになっている。そして、第1の検出ユニット8の摺動子受け8bが第1のスライダ14の係止孔14bに係止され、第2の検出ユニット9の摺動子受け9bが第2のスライダ15の係止孔15bに係止される。
操作体10は樹脂モールド品からなり、その鍔部10aが規制部材7の開口7a内に露出する受け部材6の円板部6a上に搭載されることにより、可動範囲内で任意方向にスライド移動できるようになっている。鍔部10aの底面には複数箇所に凸部10fが突設されており、これら凸部10fが円板部6aの上面に摺接している。また、鍔部10aの上面外周部にはウェーブワッシャ12を配置させるための環状溝10cが形成されている。操作体10の突起部10bは鍔部10aの中央部に突設されており、この突起部10bの基端側は円柱状部位10dで先端側は平板状部位10eとなっている。円柱状部位10dの断面の外形形状は円形であり、この円柱状部位10dが第1および第2のスライダ14,15の後述する長孔14a,15aと係合する係合部となっている。また、平板状部位10eは円柱状部位10dの一部に面取り加工を施したような断面形状(略小判形)に形成されており、この平板状部位10eが第3のスライダ16の後述する長孔16aと係合する非円形部となっている。そして、平板状部位10eは開口2bを貫通して上カバー2の上方へ突出している。
仕切り部材11は樹脂モールド品からなり、その仕切り板11aの中央部に操作体10の突起部10bを挿通させて操作体10(突起部10b)のスライド移動領域を定める開口11bが穿設されていると共に、仕切り板11aの四隅に下ケース3の位置決めピン3fを挿通させるための位置決め孔11cが穿設されている。この仕切り部材11は規制部材7上に位置決め固定されており、仕切り板11aの下方に画成される空間に操作体10の鍔部10aが配置される。そして、環状溝10c内のウェーブワッシャ12上に積層された樹脂製の環状スペーサ13が仕切り板11aの下面に弾接しているため、操作体10の凸部10fはウェーブワッシャ12の反力で受け部材6の円板部6a上に弾性的に押し付けられている。したがって、ウェーブワッシャ12のばね力や環状スペーサ13の材料を適宜選択することにより、円板部6a上で摺動する操作体10の摩擦力を調整することができる。また、この仕切り部材11の外縁上端部には第2のガイドレール7dと平行に延びる係止壁11dが突設されており、これら係止壁11dに第3のスライダ16の側壁16bが摺接することにより、第3のスライダ16は一方向のみにスライド移動できるように位置規制されている。
第1のスライダ14は板金をプレス加工したものからなり、その中央部に穿設された長孔14aは第2のガイドレール7dと平行に延びており、この長孔14aに操作体10の突起部10bの円柱状部位10dが挿通されて摺動可能に係合している。第1のスライダ14の長手方向の一端部には第1の検出ユニット8の摺動子受け8bの一部(凸状の係合部)を挿通して係止するための係止孔14bが形成されており、長手方向の他端部には第1のガイドレール7cと摺動可能に係合する樹脂製のガイドシュー17が取着されている。第1のスライダ14は操作体10の突起部10bに駆動されると第1のガイドレール7cに案内されて自身の短手方向へスライド移動し、このスライド移動に第1の検出ユニット8の摺動子受け8bが連動するようになっている。
第2のスライダ15も板金をプレス加工したものからなり、その中央部に穿設された長孔15aは第1のガイドレール7cと平行に延びており、この長孔15aに操作体10の突起部10bの円柱状部位10dが挿通されて摺動可能に係合している。第2のスライダ15の長手方向の一端部には第2の検出ユニット9の摺動子受け9bの一部(凸状の係合部)を挿通して係止するための係止孔15bが形成されており、長手方向の他端部には第2のガイドレール7dと摺動可能に係合する樹脂製のガイドシュー18が取着されている。第2のスライダ15は操作体10の突起部10bに駆動されると第2のガイドレール7dに案内されて自身の短手方向へスライド移動し、このスライド移動に第2の検出ユニット9の摺動子受け9bが連動するようになっている。
第3のスライダ16も板金をプレス加工したものからなり、その中央部に穿設された長孔16aは第1のガイドレール7cと平行に延びており、この長孔16aに操作体10の突起部10bの平板状部位10eが挿通されて摺動可能に係合している。したがって、長孔16aは第1および第2のスライダ14,15の長孔14a,15aよりも幅狭に形成されている。第3のスライダ16の長手方向の両端部には側壁16bが折曲形成されており、これら側壁16bが仕切り部材11の係止壁11dに摺接しているため、操作体10の突起部10bに駆動されると第3のスライダ16は第2のスライダ15と一体的に同方向へスライド移動するようになっている。
このように構成された多方向入力装置は、図示せぬ操作つまみを介して操作体10の突起部10bに手動操作力を付与することにより、操作体10を受け部材6上で摺動させて第1のスライダ14や第2のスライダ15を駆動するというスライド操作と、操作体10で受け部材6を押し込んでプッシュスイッチ4を駆動するという押下操作とが行えるようになっている。
すなわち、図4〜図7に示すように、操作体10の突起部10bが開口2bの中央部に位置しているときに、この突起部10bが押下操作されると、操作体10の鍔部10aが受け部材6を押し下げるため、図8に示すように、プッシュスイッチ4の押釦4bが押圧駆動されて端子4aからスイッチオン信号が出力される。このとき、受け部材6はコイルばね5を押し撓めながら下降するため、突起部10bに対する押下操作力が除去されると、コイルばね5の復元力によって受け部材6および操作体10は元の高さ位置まで押し上げられる。
また、図4〜図7に示す状態で操作体10の突起部10bが図7の下方向(図5の右方向)へスライド操作されると、第1のスライダ14には操作力が作用しないが、第2のスライダ15は突起部10b(円柱状部位10d)に駆動されるため第2のガイドレール7dに案内されつつ操作方向へスライド移動し、例えば図9に示すような状態に移行する。この場合、第1の検出ユニット8は摺動子受け8bの位置変化が起こらないが、第2の検出ユニット9は摺動子受け9bが第2のスライダ15に駆動されてスライド移動するため、摺動子受け9bのスライド位置に応じた検出信号が端子9aから出力される。なお、第2のスライダ15がスライド移動するときには第3のスライダ16も一体的に同方向へスライド移動する。さらに、こうしてスライド移動した操作体10の突起部10bが押下操作されると、この突起部10bは各スライダ14〜16に対して下降して操作体10の鍔部10aが受け部材6を押し下げるため、図10に示すように、プッシュスイッチ4の押釦4bが押圧駆動されて端子4aからスイッチオン信号が出力され、押下操作力が除去されると受け部材6および操作体10は元の高さ位置まで押し上げられる。
同様に、図4〜図7に示す状態で操作体10の突起部10bが図6,7の右方向へスライド操作されると、第2のスライダ15には操作力が作用しないが、第1のスライダ14は突起部10b(円柱状部位10d)に駆動されるため第1のガイドレール7cに案内されつつ操作方向へスライド移動し、例えば図11に示すような状態に移行する。この場合、第2の検出ユニット9は摺動子受け9bの位置変化が起こらないが、第1の検出ユニット8は摺動子受け8bが第1のスライダ14に駆動されてスライド移動するため、摺動子受け8bのスライド位置に応じた検出信号が端子8aから出力される。さらに、こうしてスライド移動した操作体10の突起部10bが押下操作されると、この突起部10bは各スライダ14〜16に対して下降して操作体10の鍔部10aが受け部材6を押し下げるため、図12に示すように、プッシュスイッチ4の押釦4bが押圧駆動されて端子4aからスイッチオン信号が出力され、押下操作力が除去されると受け部材6および操作体10は元の高さ位置まで押し上げられる。
また、図示していないが、操作体10の突起部10bが第1および第2のガイドレール7c,7dに対して斜め方向へスライド操作された場合には、その操作方向とスライド量に応じて第1および第2のスライダ14,15が互いに直交する方向へそれぞれ所定量だけスライド移動するため、各検出ユニット8,9の端子8a,9aから出力された検出信号を外部回路の制御部で演算処理することにより、操作体10のスライド方向およびスライド量を検出することができる。
上述したように本実施形態例に係る多方向入力装置は、ハウジング1内に保持された受け部材6上に操作体10が摺動可能に搭載されているため、スライド操作時には操作体10を受け部材6上で摺動させながら該操作体10によって第1のスライダ14や第2のスライダ15を駆動することができ、それゆえ各スライダ14,15の位置情報に基づいて操作体10のスライド方向およびスライド量を検出することができる。また、受け部材6がハウジング1内で上下動可能であると共に、この受け部材6の下方にプッシュスイッチ4が配置されているため、押下操作時には操作体10に押し下げられた受け部材6によってプッシュスイッチ4を駆動することができ、それゆえプッシュスイッチ4を操作体10と一体的にスライド移動させる必要はなく、ハウジング1内にプッシュスイッチ4を固設しておくことができる。したがって、プッシュスイッチの引き回し経路に平坦度の高い幅広パターンを形成したり多数の摺動子を介在させる必要がなくなり、構造を簡素化できると共に信頼性が向上し、コストダウンも図りやすくなっている。
また、この多方向入力装置では、下ケース3内に組み込んだコイルばね5上に受け部材6を搭載しているが、このコイルばね5の生起するばね力は、スライド操作時にはほとんど撓まないが押下操作時には所定量撓むような大きさに設定されているため、受け部材6を弾性的に支持する構造が簡素であるだけでなく、スライド操作時に受け部材6がプッシュスイッチ4を誤動作させる虞がなくて押下操作時の操作性も確保しやすくなっている。なお、プッシュスイッチ4の周囲に配置されたコイルばね5の巻径が、操作体10の中央部(突起部10b)がスライド移動する領域よりも大きく、さらに、本実施形態例においては、操作体10の凸部10fの受け部材6上での摺動領域を含むように設定されているため、受け部材6上のどの位置で操作体10が押下操作されても円板部6aに対する押下操作力の作用点はコイルばね5の内側に限定され、よって受け部材6が押下操作時に傾く虞はほとんどない。また、コイルばね5は下ケース3の環状凹所3a内に配置されているため、コイルばね5の収納スペースによってハウジング1の薄型化が損なわれることもない。
また、この多方向入力装置は、受け部材6のガイド壁6bが下ケース3の円筒面3eと摺接可能な大きさに設定されているため、押下操作時に円筒面3eの案内によって受け部材6を円滑に上下動させることができる。しかも、ガイド壁6bの複数箇所には空気流通路となる凹段部6cが形成されているため、押下操作時に受け部材6によって圧縮された空気を凹段部6cから逃がすことができ、それゆえ受け部材6の下降動作が圧縮空気によって阻害される虞はない。また、ガイド壁6bと円筒面3eとの間のクリアランスを凹段部6c以外では極力狭く設定することによって、受け部材6をガタのない状態で上下動可能に保持することも可能である。なお、受け部材6のガイド壁6bに凹段部6cを設ける代わりに、下ケース3の円筒面3eに適宜凹所を設けて空気流通路となしてもよい。さらに、ガイド壁6bと円筒面3eの双方に凹所を設けるようにしてもよい。
また、この多方向入力装置では、操作体10の鍔部10aの底面に複数の凸部10fが突設されており、これら凸部10fが受け部材6の円板部6aに摺接しているため、円板部6aの上面に対する操作体10の接触面積が少なくて摩擦力を低減でき、それゆえ操作体10を受け部材6上で円滑にスライド操作することができる。なお、操作体10の鍔部10aに凸部10fを設ける代わりに、受け部材6の上面に適宜凸部を設けてもスライド操作時の摩擦力を低減することはできる。
また、この多方向入力装置では、操作体10の突起部10bのうち、第1および第2のスライダ14,15と係合するのは円柱状部位10dなので、操作時に意図せぬ回転力が突起部10bに作用しても円柱状部位10dが長孔14a,15a内で回転できるため、かかる回転力が第1のスライダ14や第2のスライダ15に伝達されることはなく、それゆえ該回転力に起因する各スライダ14,15の位置ずれを効果的に防止できる。しかも、本実施形態例では、第3のスライダ16の長孔16aに突起部10bの平板状部位10eを挿通して回転不能に係合させ、操作時に意図せぬ回転力が突起部10bに作用するとすぐに、この平板状部位10eが第3のスライダ16の長孔16a周縁部に当接して操作体10の回転が規制されるようにしてあるため、不所望に操作体10が回転するのを防止することができると共に、該回転力が第1のスライダ14や第2のスライダ15に伝達される可能性が一層少なくなっている。なお、第1および第2のスライダ14,15と係合する円柱状部位10dは円筒状であってもよく、また、第3のスライダ16と係合する平板状部位10eは非円形部をなすものであり、長孔16a内で摺動可能かつ回転不能な他の形状(断面が非円形)であってもよい。
また、各スライダ14〜16の積層順序は上記実施形態例に限定されず、例えば、第3のスライダ16を第1および第2のスライダ14,15の下側に配設してもよい。この場合には、操作体10の突起部10bの先端側(上側)を円柱あるいは円筒状の部位とし、鍔部10a側(下側)を断面が非円形状の部位とすればよい。
また、上記実施形態例における多方向入力装置では、プッシュスイッチとして押釦4bを有する電気部品を用いた場合について説明したが、本発明はこれに限定されず、例えば、下ケース3に設けた固定接点上にドーム状の板ばねからなる可動接点を接離可能に配置してプッシュスイッチを構成し、受け部材6の下面に突起を設け、この突起により可動接点を押圧操作するようにしてもよい。
本発明の実施形態例に係る多方向入力装置の斜視図である。 図1から上カバーを取り外した状態を示す斜視図である。 該多方向入力装置の分解斜視図である。 該多方向入力装置の平面図である。 図4のA−A線に沿う断面図である。 図4のB−B線に沿う断面図である。 図4から上カバーを取り外した状態を示す平面図である。 図7に示す操作体が押下操作された状態を示す上カバー付きの断面図である。 図7に示す操作体が同図下方向へスライド操作された状態を示す平面図である。 図9に示す操作体が押下操作された状態を示す上カバー付きの断面図である。 図7に示す操作体が同図右方向へスライド操作された状態を示す平面図である。 図11に示す操作体が押下操作された状態を示す上カバー付きの断面図である。 該多方向入力装置に備えられる操作体を下方から見た斜視図である。
符号の説明
1 ハウジング
2 上カバー
2b 開口
3 下ケース
3a 環状凹所(間隙)
3d 環状壁(第2の壁面)
3e 円筒面(第1の壁面)
4 プッシュスイッチ
5 コイルばね(弾性部材)
6 受け部材
6a 円板部
6b ガイド壁
6c 凹段部(凹所)
7 規制部材
7c,7d ガイドレール
8,9 検出ユニット(検出手段)
8b,9b 摺動子受け
8c,9c 基板
10 操作体
10a 鍔部
10b 突起部
10d 円柱状部位(係合部)
10e 平板状部位(非円形部)
10f 凸部
11 仕切り部材
12 ウェーブワッシャ
13 環状スペーサ
14 第1のスライダ
15 第2のスライダ
16 第3のスライダ
14a,15a,16a 長孔

Claims (6)

  1. 上面側に開口を有するハウジングと、このハウジング内に上下動可能に保持された受け部材と、この受け部材上に摺動自在に搭載されて前記開口から露出する部分がスライド操作可能かつ押下操作可能な操作体と、この操作体のスライド操作によって互いに直交する方向へ駆動される第1および第2のスライダを含み、これらスライダを介して前記操作体のスライド操作を検出する検出手段と、前記操作体のスライド操作によって前記第1または第2のスライダと同一方向へ駆動される第3のスライダと、前記ハウジング内で前記受け部材の下方に配置されたプッシュスイッチとを備え、
    前記操作体に、円柱状または円筒状に形成された係合部と、この係合部よりも大径で前記受け部材の上面に対向する鍔部とが設けられていると共に、前記係合部に断面を非円形とする非円形部が形成されており、かつ、前記受け部材の上面と前記鍔部とのうち、いずれか一方に他方と摺接する凸部が形成されており、
    前記第1のスライダと第2のスライダとに前記係合部を挿通して互いに直交する方向に延びる長孔が形成されており、前記第3のスライダに前記非円形部を摺動可能かつ回転不能に挿通する長孔が形成されていると共に、この長孔が前記第1または第2のスライダの前記長孔と同じ方向に延びており、前記操作体の押下操作時に前記受け部材を介して前記プッシュスイッチが動作されることを特徴とする多方向入力装置。
  2. 請求項1の記載において、前記プッシュスイッチの周囲に前記受け部材を初期位置に復帰させる弾性部材を配置したことを特徴とする多方向入力装置。
  3. 請求項2の記載において、前記弾性部材がコイルばねからなり、このコイルばねが前記受け部材の上面と対向する前記操作体の中央部のスライド移動領域よりも外側に配置されていることを特徴とする多方向入力装置。
  4. 請求項2または3の記載において、前記受け部材の外周部に下方へ向かって延びるガイド壁を突設すると共に、前記ハウジングに、前記ガイド壁を上下動可能に案内する第1の壁面と該第1の壁面の内側に位置する第2の壁面とを設け、前記ガイド壁と前記第2の壁面との間に前記弾性部材を配置したことを特徴とする多方向入力装置。
  5. 請求項4の記載において、前記ガイド壁の一部と前記第1の壁面の一部との間に凹所が画成されていることを特徴とする多方向入力装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項の記載において、前記検出手段が、導電パターンと、この導電パターンに摺接する摺動子とを含むことを特徴とする多方向入力装置。
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