JP2000164072A - スイッチ装置 - Google Patents

スイッチ装置

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JP2000164072A
JP2000164072A JP10336187A JP33618798A JP2000164072A JP 2000164072 A JP2000164072 A JP 2000164072A JP 10336187 A JP10336187 A JP 10336187A JP 33618798 A JP33618798 A JP 33618798A JP 2000164072 A JP2000164072 A JP 2000164072A
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Rai Se
磊 施
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Abstract

(57)【要約】 【課題】占有スペ−スが少なく、小型で安価な操作部材
の移動検出装置(スイッチ装置)を提供する。 【解決手段】本発明の移動検出装置である回動スイッチ
装置は、カメラ等に組み込まれ、操作ダイヤル5を有
し、その凹部5a,凸部5bに対向してボール保持部2
cが配設されている。ボール保持部2cには、導電ボー
ル13が精密嵌合する開口部2dと遊嵌するボール支持
穴部2eが設けられる。ボール支持穴部2eにはスイッ
チ接片16a,16b,コモン接片16cが配設され
る。ダイヤル5の回動操作に伴い、導電ボール13がス
イッチ接片16a,16bに接触し、オンオフする。そ
の出力波形によりダイヤル5の回動方向が検出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器のスイッ
チに関する。さらに詳しくは、電子機器の操作部材の移
動状態を検出する移動検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のカメラ等の小型電子機器の操作部
材の回動方向を検出する移動検出装置として、操作ダイ
ヤルによって操作される撮影モードやシャッタスピ−ド
などの撮影条件の設定のための回動操作スイッチ装置が
ある。図9は、上記従来の回動スイッチ装置の操作部と
LCD表示部を示す斜視図であり、図10は、上記回動
スイッチ装置の分解斜視図である。
【0003】上記回動操作スイッチ装置において、図9
に示すカメラ本体30に支持される操作ダイヤル31を
時計回り、または、反時計回りに回動操作すると、図1
0に示す円盤状のスイッチ基板33が連動して同方向に
回動する。スイッチ基板33には、導通パターンとして
コモン部33cと、スイッチパターン33aとスイッチ
パターン33bとが設けられている。上記各導通パター
ンには、それぞれ細長い接片34a,34b,34cが
摺接している。
【0004】上記接片34aの出力をスイッチAの出力
信号とし、上記接片34bの出力をスイッチBの出力信
号とする。スイッチ基板33が時計回りに回動した場
合、スイッチAとスイッチBの出力波形は、図11
(A)に示すスイッチA側が先行する波形となる。スイ
ッチ基板33が反時計回りに回動した場合、スイッチA
とスイッチBの出力波形は、図11(B)に示すスイッ
チB側が先行する波形となる。上記2種類の出力波形を
判別することによって操作ダイヤル31の操作方向が検
出される。
【0005】上記回動操作スイッチ装置のダイヤル操作
方向により撮影条件を設定する場合、図9のLCD表示
部32に、例えば、現在の設定撮影条件「B」が表示さ
れているとして、上記操作ダイヤル31を時計回り、ま
たは、反時計回りに回動操作する。上記スイッチ出力信
号波形によって回動操作方向が検出されれば、現在の撮
影条件「B]の右側、あるいは、左側に表示される撮影
条件に切り換えることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した回動操作スイ
ッチ装置の場合、円盤状の電気基板33と少なくとも3
本の細長い接片を必要とすることから、その配設のため
に広い占有スペ−スを必要とする。さらに、部品的にも
コスト高になる可能性があった。
【0007】本発明は、上述の不具合を解決するために
なされたものであり、占有スペ−スが少なく、小型で安
価な移動部材の移動検出装置(スイッチ装置)を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
スイッチ装置は、ボール保持部に保持され、上記ボール
保持部の開口に向けて付勢されるボールと、上記ボール
を駆動する凹凸部を持つ移動部材と、上記ボール保持部
内面に上記ボールが接触したことを検出する検出手段と
を具備し、上記移動部材によりボールを駆動し、ボール
の保持部内面への接触状態を上記検出手段により検出す
る。
【0009】本発明の請求項2記載のスイッチ装置は、
請求項1記載のスイッチ装置において、上記検出手段が
上記ボール保持部の穴部に、上記凹凸部によってボール
が移動させられる方向の位置に設けられている。
【0010】本発明の請求項3記載のスイッチ装置は、
請求項1記載のスイッチ装置において、上記ボール保持
部が上記ボールが隙間の少ない状態で出没可能に嵌合す
る上記開口を有する第1のボールガイド部と、上記第1
のボールガイド部に対して上記凹凸部とは反対側に形成
され、上記ボールが遊嵌する第2のボールガイド部とで
形成されおり、上記検出手段は、上記第2のボールガイ
ド部に設けられている。
【0011】本発明の請求項4記載のスイッチ装置は、
請求項1記載のスイッチ装置において、移動部材の移動
方向を検出するものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。図1は、本発明の第1実施形態の移
動検出装置である回動スイッチ装置を内蔵する操作装置
の分解斜視図である。図2は、上記操作装置の縦断面図
であり、図3は、カメラに配設される上記操作装置の要
部斜視図である。図4は、操作装置のスイッチ支持枠に
設けられるボール保持部周りの斜視図である。
【0013】本実施形態のスイッチ装置(操作装置)
は、カメラの撮影条件等を設定するためのスイッチ装置
であって、中・外釦の押圧操作による選択式プッシュス
イッチ装置と、ダイヤルのクリック操作による回動方向
を検出する移動検出装置である回動スイッチ装置とから
なる。
【0014】本スイッチ装置は、主にカメラ本体1と、
カメラ前カバー10の一部で形成されるスイッチ支持枠
2と、回動スイッチ装置の操作部材としてのダイヤル5
と、後述するバネ11に付勢されて後述する固定板6上
に当接して支持され、4方向に傾斜可能に支持される外
釦3と、バネ11により上方に付勢され、外釦3のガイ
ド穴3aに出没自在に、スイッチ支持枠の穴に対して摺
動可能に支持される中釦4と、スイッチ支持枠2にネジ
穴2aを介してビス19により固着される固定板6と、
カメラ本体1とスイッチ支持枠2との間に介在し、複数
の金属製スイッチ接片17,18が配設されたスイッチ
基板8とで構成されている。
【0015】上記スイッチ接片17は、中釦4の突起4
aにより押圧され、また、上記複数のスイッチ接片18
は、外釦3の複数の突起3bにより選択的に押圧され、
それぞれのスイッチ接片17,18の下部のスイッチ基
板8のスイッチパターンをオンオフする。なお、上記選
択式プッシュスイッチ装置は、上記スイッチ接片17,
18等で構成されるスイッチ装置である。
【0016】上記ダイヤル5は、スイッチ支持枠2に回
動可能に支持され、固定板6によって上下軸方向位置が
規制されて取り付けられている。そして、内周部に沿っ
て配設され、谷状の凹部5aと山状の凸部5bが交互に
配設されている。
【0017】上記スイッチ支持枠2には、ダイヤル5の
凹部5a,凸部5bに対向する位置に回動スイッチ装置
を構成するボール保持部2cが配設されている。このボ
ール保持部2cには、図4の斜視図、または、後述する
図5の断面図に示すようにその内部に接点部となる金属
製の導電ボール13と、該ボール13を開口部2dに向
けて付勢する金属製の導電バネ14が配されており、ボ
ール保持部2c自体は、非導電性の合成樹脂部材で形成
されている。
【0018】さらに、ボール保持部2cには、上記凹凸
部側に第1のボールガイドである開口部2dと、該開口
部に対して凹凸部の反対側に向けて延びる第2のボール
ガイド部となるボール支持穴部2eとが設けられてい
る。
【0019】上記開口部2dは、導電ボール13に対し
て隙間の少ない精密嵌合形状の開口であり、導電ボール
13がダイヤル5の凹部5aに嵌入した状態で導電ボー
ル13の中心部のみを保持する薄い開口部とする。
【0020】また、ボール支持穴部2eには、導電バネ
14の座側に凹部2f、および、開口部2d側に近接し
た位置であって、ダイヤル5の回動方向壁面に凹部2
g,2hがそれぞれ設けられている。それらの各凹部2
f,2g,2hにスイッチ基板15に固着されたコモン
接片16c、および、検出手段としてのスイッチ接片1
6a,スイッチ接片16bが挿入されている。上記スイ
ッチ接片16aと16bで形成される壁面の間隔と導電
ボール13は、隙間のある遊嵌状態とする。
【0021】なお、上記回動スイッチ装置において、ス
イッチ接片16aの出力をスイッチ基板15のスイッチ
Aの出力とし、スイッチ接片16bの出力をスイッチ基
板15のスイッチBの出力とする。
【0022】次に、以上のように構成された本スイッチ
装置の、特に、回動スイッチ装置の回動方向検出動作に
ついて、図5〜7を用いて説明する。なお、図5〜7
は、ダイヤル5を回動操作した場合のボールの挙動を示
す図である。なお、回動スイッチ装置のスイッチA、B
の出力波形は、前述の図11(A),(B)の出力波形
と同一である。
【0023】まず、図5に示すように、ダイヤル5が割
り出し位置中心にあるときは、導電ボール13が隙間の
少ない開口部2dにあり、ダイヤル5の凹部5aに嵌入
している。このとき、導電ボール13は、スイッチ接片
16a,16bの何れとも接触していないので本検出装
置のスイッチ基板15の出力は、スイッチA、B共にオ
フ状態である。
【0024】いま、撮影モードを変更するために、ダイ
ヤル5をD1 方向に回動させたとする。最初の回動で図
6に示すように導電ボール13は、凸部5bにより押圧
され、斜めDa方向に移動する。そして、ボール支持穴
部2eの壁面のスイッチ接片16aに導電ボール13が
当接し、スイッチ接片16aは、導電バネ14を介して
コモン接片16cと通電状態になり、スイッチ基板15
のスイッチAの出力がオンに変化する(図11(A)参
照)。
【0025】さらに、ダイヤル5がD1 方向に僅かに回
動すると、凸部5bの頂点が導電ボール13の頂点位置
を過ぎると、図7に示すように導電ボール13は、Db
方向に瞬間的に移動し、ボール支持穴部2eの壁面のス
イッチ接片16bに当接する。この当接によりスイッチ
接片16bは、導電バネ14を介してコモン接片16c
と通電状態になり、スイッチ基板15のスイッチBの出
力がオンに変化する(図11(A)参照)。
【0026】さらに、ダイヤル5がD1 方向に回動する
と、凹部5aが導電ボール13中心位置に到達して前記
図5の状態に戻り、導電ボール13は、凹部5aに嵌入
して、スイッチ基板15の出力は、スイッチA,B共に
オフとなる(図11(A)参照)。
【0027】上述の一連の動作でダイヤル5の一割り出
し動作が終了する。その後、上述の動作が繰り返され、
図11(A)に示すスイッチAの出力がスイッチBの出
力に先行する出力波形が得られる。上記図11(A)の
出力波形からカメラ内の制御部(図示せず)は、ダイヤ
ル5がD1 方向(時計回り)に回動操作されたと判断す
る。その検出された回動方向に基づいて撮影モードの切
り換えが行われる。
【0028】また、ダイヤル5をD1 方向とは逆方向に
回動させた場合は、導電ボール13は上述とは逆の挙動
をして、先にスイッチ接片16b側がオンとなり、続い
て、スイッチ接片16a側がオンになるので、図11
(B)に示すスイッチBの出力がスイッチAの出力に先
行する出力波形が得られる。カメラ内の制御部(図示せ
ず)は、ダイヤル5が反D1 方向(反時計回り)に回動
操作されたと判断し、撮影モードが切り換えられる。
【0029】上述したように本第1の実施形態のスイッ
チ装置に内蔵される回動スイッチ装置は、主に上述のよ
うに導電ボール13と導電バネ14とボール支持穴部2
eに取り付けられる接片16a,16b,16c等で構
成され、図10に示した従来の回動スイッチ装置のよう
に占有面積の大きい円盤状のスイッチ基板や長い弾性変
形可能な部材であるスイッチ接片を必要としないことか
ら、低コストであり、より小さいスペ−スに配設するこ
とができ、装置全体の小型化が実現できる。
【0030】また、回動スイッチ装置の操作性の点から
一般的にダイヤル5などの操作部材の回動操作に対して
クリック機能を必要とするが、ダイヤル5の凹凸部で駆
動される上記導電性の導電ボール13と導電バネ14に
よって良好な質感のクリック操作機能が得られ、別途に
クリック機構を配設する必要がない。したがって、さら
に、コンパクト化と低コスト化が可能になる。
【0031】なお、ダイヤルのクリック機能を特に必要
としない場合には、導電バネの付勢力を弱めるか、凹凸
部の傾斜を緩くするなどの変更を行えばよい。
【0032】次に、本発明の第2の実施形態の移動検出
装置である回動スイッチ装置を内蔵するスイッチ装置
(操作装置)について説明する。但し、本実施の形態の
スイッチ装置は、前記第1実施形態のスイッチ装置に対
して回動スイッチ装置のボール支持穴部に挿入される接
片の構造が異なるのみであり、その他の構成および回動
方向検出動作は同様である。したがって、上記異なる点
についてのみ図8の上記回動操作をスイッチ装置におけ
るボール保持部周りの分解斜視図を用いて説明する。な
お、同一構成部材には同一の符号を適用する。
【0033】図8の分解斜視図に示すようにボール支持
部22cには導電ボール13と導電バネ14が組み込ま
れ、ダイヤル5の凹凸部側に第1のボールガイドである
開口部22dが設けられ、該開口部に対して凹凸部の反
対側に向けて延びる第2のボールガイド部となるボール
支持穴部22eが設けられている。
【0034】上記開口部22dは、導電ボール13に対
して隙間の少ない精密嵌合形状の開口である。
【0035】また、ボール支持穴部22eには、導電バ
ネ14の座側に凹部22fと、開口部22d側に近接し
た位置に凹部22g,22h、および、切り欠き部22
iがそれぞれ設けられている。一方、フレキシブルプリ
ント基板23は、コモン接片,スイッチ接片に代えてコ
モン接点パターン部23c,スイッチ接点パターン部2
3a,22bを有している。そのフレキシブルプリント
基板23は、上記各凹部22f,22g,22hに上記
各接点パターン部23c,23a,22bをそれぞれ挿
入した状態でボール支持穴部22eに装着される。
【0036】以上のように構成された本実施の形態のス
イッチ装置の回動スイッチ装置におけるダイヤル5の回
動操作に伴う導電ボール13の挙動と検出動作は、前記
第1の実施形態の回動スイッチ装置と同様にである。
【0037】本第2実施の形態のスイッチ装置に内蔵さ
れる回動スイッチ装置によれば、前記第1の実施形態の
装置の効果に加えて、さらに、各接片がフレキシブルプ
リント基板の接点パターンとして配設されるので構成が
簡単になり、組み立てが容易になる。また、コスト的に
も有利になる。
【0038】上述の各実施の形態の回動スイッチ装置に
は、検出手段として接片、または、導電パターンを適用
したが、それに代えてボール支持穴2eの壁部に感圧ス
イッチ素子を配設してもよい。
【0039】さらに、上述の各実施の形態の移動検出装
置としての回動スイッチ装置は、操作部材として回動可
能なダイヤル5を適用したが、これに限らず移動方向検
出装置として、直線進退駆動される操作部材を適用し、
その操作部材に設けられる凹凸部により導電ボールを駆
動し、ボール支持穴部の両壁面に配設されるスイッチ接
片をオンオフする直線移動検出装置を提案することもで
きる。
【0040】上述の各実施の形態に基づいて、 (1) 穴部の開口に向けて付勢されるボールと、該ボ
ールを駆動する凹凸部を持つ操作部材とを有するクリッ
ク装置において、上記穴部の内面に上記ボールが接触し
たことを検出する検出手段を設けたことを特徴とするク
リック装置を提案することができる。
【0041】(2) 上記検出手段は、上記凹凸部によ
ってボールが移動させられる方向の位置に設けられてい
ることを特徴とする(1)記載のクリック装置。
【0042】(3) 上記穴部は、上記開口を有し、該
開口の近傍に形成されて、上記ボールが精密嵌合する第
1のボールガイド部と、上記第1のボールガイド部に対
して上記凹凸部とは反対側に形成され、上記ボールが遊
嵌する第2のボールガイド部と、で形成されており、上
記検出手段は、上記第2のボールガイド部に設けられて
いることを特徴とする(1)記載のクリック装置を提案
することができる。
【0043】(4) 穴部の開口方向に付勢されたボー
ルと、該ボールを駆動する凹凸部が設けられた操作部材
とを有するクリック装置において、上記開口の近傍に形
成されていて、上記ボールが摺動可能に精密嵌合する第
1のボールガイド部と、上記第1のボールガイド部に対
して上記凹凸部からより離れた位置に形成されていて、
上記ボールの径よりも大きい幅の部分を有している第2
のボールガイド部と、を具備したことを特徴とするクリ
ック装置を提案することができる。
【0044】(5) ボール保持部に保持され、上記ボ
ール保持部の開口に向けて付勢されるボールと、上記ボ
ールを駆動する凹凸部を持つ操作部材と、上記ボール保
持部内面に上記ボールが接触したことを検出する検出手
段と、を具備し、上記検出手段の出力によって上記操作
部材の移動方向を検出することを特徴とする移動方向検
出装置。
【0045】
【発明の効果】上述したように本発明の移動検出装置
(スイッチ装置)によれば、ボール保持部に配設される
検出手段により移動部材の移動を検出するように構成し
たので、従来の移動方向検出装置のように円盤状のスイ
ッチ基板や長い接片部材を必要とせず、占有スペ−スが
少なく、小型で安価な操作部材の移動検出装置を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の移動検出装置(スイ
ッチ装置)である回動操作スイッチ装置を内蔵する操作
装置の分解斜視図。
【図2】上記第1の実施形態の操作装置の縦断面図。
【図3】カメラに配設された状態の上記第1の実施形態
の操作装置の要部斜視図。
【図4】上記第1の実施形態の操作装置のスイッチ支持
枠に配設されるボール保持部周りの斜視図。
【図5】上記第1の実施形態のスイッチ装置における導
電ボールの挙動を示す図であって、導電ボールが操作部
材の凹部に嵌入している状態を示す。
【図6】上記第1の実施形態のスイッチ装置における導
電ボールの挙動を示す図であって、導電ボールが操作部
材の凸部により斜め方向に持ち上げられ、ボール保持部
の一方のスイッチ接片に当接した状態を示す。
【図7】上記第1の実施形態のスイッチ装置における導
電ボールの挙動を示す図であって、導電ボールがボール
保持部の他方のスイッチ接片に当接した状態を示す。
【図8】上記第2の実施形態の移動検出装置(スイッチ
装置)である回動操作スイッチ装置が組み込まれるスイ
ッチ装置のスイッチ支持枠に配設されるボール保持部周
りの要部斜視図。
【図9】従来の移動方向検出装置である回動操作スイッ
チ装置の操作部とLCD表示部を示す斜視図。
【図10】図9の従来の回動操作スイッチ装置の分解斜
視図。
【図11】図9の従来の回動操作スイッチ装置、また
は、図1の本発明の実施形態の回動操作スイッチ装置に
おけるスイッチAとスイッチBの出力波形を示す図であ
って、図11(A)が操作部材時計回り時の出力波形を
示し、図11(B)が操作部材反時計回り時の出力波形
を示す。
【符号の説明】
2c,22c……ボール保持部 2d……開口(第1のボールガイド部) 2e,22e……ボール支持穴部(第2のボールガイド
部) 5 ……ダイヤル(操作部材) 5a……凹部 5b……凸部 13 ……導電ボール(ボール) 16a,16b……スイッチ接片(検出手段) 23a,23b……スイッチ接片パターン部(検出手
段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボール保持部に保持され、上記ボール保
    持部の開口に向けて付勢されるボールと、 上記ボールを駆動する凹凸部を持つ移動部材と、 上記ボール保持部内面に上記ボールが接触したことを検
    出する検出手段と、を具備することを特徴とするスイッ
    チ装置。
  2. 【請求項2】 上記検出手段は、上記ボール保持部の穴
    部に、上記凹凸部によってボールが移動させられる方向
    の位置に設けられていることを特徴とする請求項1記載
    のスイッチ装置。
  3. 【請求項3】 上記ボール保持部は、上記ボールが隙間
    の少ない状態で出没可能に嵌合する上記開口を有する第
    1のボールガイド部と、上記第1のボールガイド部に対
    して上記凹凸部とは反対側に形成され、上記ボールが遊
    嵌する第2のボールガイド部とで形成されおり、 上記検出手段は、上記第2のボールガイド部に設けられ
    ていることを特徴とする請求項1記載のスイッチ装置。
  4. 【請求項4】 上記スイッチ装置は、移動部材の移動方
    向を検出することを特徴とする移動方向検出装置。
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