JP2001265455A - 操作レバー装置 - Google Patents

操作レバー装置

Info

Publication number
JP2001265455A
JP2001265455A JP2000080233A JP2000080233A JP2001265455A JP 2001265455 A JP2001265455 A JP 2001265455A JP 2000080233 A JP2000080233 A JP 2000080233A JP 2000080233 A JP2000080233 A JP 2000080233A JP 2001265455 A JP2001265455 A JP 2001265455A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lever
damper
operation lever
rotor
rotary
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000080233A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuhiko Ichiki
伸彦 市来
Wataru Otsu
渉 大津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Construction Machinery Co Ltd filed Critical Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP2000080233A priority Critical patent/JP2001265455A/ja
Publication of JP2001265455A publication Critical patent/JP2001265455A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Fluid-Damping Devices (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 回動軸の周囲に配設した回転式ダンパにより
抵抗力を発生させ、オペレータの操作フィーリングを向
上し、装置の小型、軽量化を図るようにする。 【解決手段】 操作レバー装置11のレバーホルダ12
から突出する回動軸15の突出端側に回転式ダンパ34
を挿通し、ダンパケース35をレバーホルダ12に固定
して設ける。回転式ダンパ34をレバーホルダ12の側
面と操作レバー16のブラケット部16Bとの間に配設
する。ダンパケース35内に画成した環状のダンパ室内
には、高粘性オイル等からなる粘性流体を収容すると共
に、粘性流体に抗して回転されるロータ38を設ける。
回転式ダンパ34のロータ38と操作レバー16との間
には、操作レバー16の傾転操作をロータ38に伝達す
る操作伝達レバー39を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば油圧ショベ
ル等の建設機械に設けられ、油圧回路中の方向制御弁を
切換操作するのに好適に用いられる操作レバー装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、油圧ショベル等の建設機械は、
作業用の油圧シリンダ等に加えて油圧モータが下部走行
体に左,右の走行用モータとして設けられ、これらの走
行用モータには油圧源からの圧油を走行用の方向制御弁
を介して給排することより路上走行が行われるものであ
る。
【0003】また、油圧ショベル等の建設機械には、フ
レーム上に運転室を画成するキャブが設けられ、該キャ
ブ内には運転席の前側に位置して床板上に走行用の操作
レバー装置が設けられている。そして、オペレータは走
行用の操作レバーを前,後に傾転操作することにより走
行用の方向制御弁を切換制御し、走行用モータによって
車両を前,後進させるものである。
【0004】また、このような操作レバー装置には、オ
ペレータの操作フィーリングを向上させるため、操作レ
バーの傾転操作時に抵抗力を発生させるダンパ手段を付
設する構成としたものが下記の如く提案されている。
【0005】例えば、実開平4−93501号公報に記
載の油圧操作弁(以下、第1の従来技術という)は、操
作弁のケーシング内にオリフィス等の絞り通路を設け、
操作レバーの傾転操作時にケーシング内の作動油の一部
が絞り通路を流通することにより絞り抵抗を発生し、作
動油の絞り抵抗によって傾転操作に対抗する抵抗力を生
じさせる構成としている。
【0006】また、実開平4−53853号公報に記載
された建設機械のペダル装置(以下、第2の従来技術と
いう)は、操作レバーまたはペダルによって操作される
リモコン弁(操作弁)の外部に、例えば油圧緩衝器等か
らなるダンパを設け、該ダンパによって操作レバーまた
はペダルの操作に対抗した抵抗力を発生させる構成とし
ている。
【0007】さらに、特開平7−91407号公報に記
載された油圧パイロット弁のダンパ装置(以下、第3の
従来技術という)は、油圧パイロット弁の本体上部側に
回動軸を介して操作レバーを傾転可能に設け、前記回動
軸よりも下側となる位置には回動軸と平行に延びるよう
に筒状のケースおよびピストンからなる回転式ダンパ機
構を設け、操作レバーの傾転操作時にリンク等を用いて
回転式ダンパ機構のケースまたはピストンを回動軸と一
体に回動する構成としている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した第
1の従来技術による油圧操作弁は、内部の作動油を絞り
通路に流通させて絞り抵抗を発生させる構成であるた
め、内部の作動油が温度変化により粘性抵抗が変化した
り、作動油内に含有された空気の影響等によってダンパ
の特性が変化したりすることが多く、ダンパとしての性
能を安定させるのが難しいという問題がある。
【0009】また、第2の従来技術にあっては、油圧緩
衝器等のダンパを用いてレバー操作に対する抵抗力を発
生させる構成であるため、レバー等の傾転(揺動)操作
をダンパの伸縮動作(直線運動)に変換する必要があ
り、これによって部品点数が増加し、装置全体も大型化
するという問題がある。
【0010】一方、第3の従来技術は、回転式ダンパ機
構を用いているので、直線運動に変換する部材等は不要
であるものの、操作レバーを支持する回動軸から下方に
離間した位置に回転式ダンパ機構を設ける構成としてい
るため、回転式ダンパ機構を収容する空間が必要とな
り、これによって装置全体が大型化し、小型、軽量化を
図るのが難しいという問題がある。
【0011】また、回転式ダンパ機構は、操作レバーを
支持する回動軸よりも下方に配設されているので、例え
ば操作レバー装置が取付けられるキャブの床板よりも下
側の床下内に回転式ダンパ機構が配置されることにな
る。このため、回転式ダンパ機構の保守、点検作業等を
床板の下側で行う必要が生じ、メンテナンス性が低下す
るという問題がある。
【0012】また、この場合には、操作レバーの動きを
回転式ダンパ機構に伝える連結具としてアーム等を用い
る必要があり、キャブの床板には該アームを揺動可能に
隙間をもって挿通するためのアーム挿通穴を形成してい
るものである。このため、床板に穿設したアーム挿通穴
をゴム製のブーツ等で塞ぎ、塵埃等の侵入を抑える必要
が生じており、これによって、部品点数が増大し、組立
時の作業性が低下する等の問題がある。
【0013】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明の目的は、回動軸の周囲に配設し
た回転式ダンパにより抵抗力を発生させ、オペレータの
操作フィーリングを向上できると共に、装置の小型、軽
量化を図ることができ、メンテナンス性等も向上できる
ようにした操作レバー装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明は、回動可能に設けられた回動軸により
操作レバーを傾転可能に支持するレバー支持体と、該レ
バー支持体に設けられ前記操作レバーの傾転操作時に抵
抗力を発生させるダンパ手段とを備えた操作レバー装置
に適用される。
【0015】そして、請求項1の発明が採用する構成の
特徴は、前記ダンパ手段を、前記回動軸の周囲に位置し
てレバー支持体に設けられ内部が粘性流体を収容する環
状のダンパ室となったダンパケースと、該ダンパケース
内に回転可能に設けられ前記操作レバーの傾転操作時に
前記ダンパ室内の粘性流体に抗して前記回動軸と一体に
回転するロータとからなる回転式ダンパにより構成した
ことにある。
【0016】このように構成することにより、操作レバ
ーの傾転操作に従って回動軸が一方向に回転すると、回
転式ダンパのロータがダンパ室内の粘性流体に抗して回
動軸と一体に回転するので、操作レバーには粘性流体に
よる抵抗力が反力として伝わり、オペレータに対して良
好な操作フィーリングを与えることができる。
【0017】また、請求項2の発明によると、回転式ダ
ンパは回動軸の外周側に挿通して設け、ダンパケースを
レバー支持体に固定し、ロータは内周側を操作レバーの
基端部または回動軸に連結する構成としている。これに
より、回転式ダンパは回動軸の外周側に挿通してダンパ
ケース側をレバー支持体に固定でき、ロータの内周側を
操作レバーの基端部または回動軸に連結できる。そし
て、操作レバーの傾転操作時には、回転式ダンパのロー
タをダンパ室内の粘性流体に抗して回動軸と一体に回転
させ、粘性流体による抵抗力を操作レバー側に反力とし
て与えることができる。
【0018】また、請求項3の発明は、操作レバーの基
端部をレバー支持体から突出する回動軸の突出端側に固
定して設け、回転式ダンパは前記回動軸が突出するレバ
ー支持体の側面と前記操作レバーの基端部との間に配設
する構成としている。これにより、レバー支持体から突
出する回動軸の突出端側に回転式ダンパを取付けること
ができ、レバー支持体内に特別な取付スペースを設ける
必要がなく、レバー支持体をコンパクトな構造に形成す
ることができる。
【0019】一方、請求項4の発明によると、操作レバ
ーは車両の床板にレバー支持体を用いて取付け、回転式
ダンパは回動軸の周囲に位置して前記車両の床板よりも
上側に配設する構成としている。これにより、車両の床
板よりも上側に回転式ダンパを配置でき、回転式ダンパ
の保守、点検作業等を簡単に行うことができる。
【0020】また、請求項5の発明は、回転式ダンパの
ロータと操作レバーの基端部との間に、該操作レバーの
傾転操作に従って前記ロータを回転させる操作伝達部材
を設け、該操作伝達部材は、回動軸の外周側に挿通され
前記ロータと一体に回転する筒状部と、該筒状部の端部
から径方向外向きに延設され前記操作レバーの基端部に
連結されたレバー連結部とにより構成している。
【0021】これにより、オペレータが操作レバーを傾
転操作すると、回動軸が一体に回動されると共に、操作
伝達部材のレバー連結部から筒状部を介してロータへと
回転力が伝えられ、回転式ダンパのロータをダンパ室内
の粘性流体に抗して回転させることができる。
【0022】さらに、請求項6の発明は、回転式ダンパ
のロータと回動軸との間に、該回動軸と一体にロータを
回転させる回転伝達部を設けてなる構成としている。こ
れにより、オペレータが操作レバーを傾転操作して回動
軸が一体に回動されると、回動軸の回転を回転伝達部を
介してロータに伝えることができ、回転式ダンパのロー
タをダンパ室内の粘性流体に抗して回転できる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
操作レバー装置を、例えば油圧ショベル等の建設機械に
用いた場合を例に挙げ添付図面に従って詳細に説明す
る。
【0024】ここで、図1ないし図5は本発明の第1の
実施の形態を示している。図中、1は運転室を画成する
キャブで、該キャブ1は油圧ショベルの旋回フレーム2
上に設けられている。そして、キャブ1の床板1A上に
は後述の運転席3および走行用操作レバー16等が設け
られている。
【0025】3はキャブ1内に位置して床板1A上に配
設された運転席で、該運転席3の左,右両側には作業用
の操作レバー装置4(一方のみ図示)が設けられてい
る。そして、該操作レバー装置4は、コンソールボック
ス5と、該コンソールボックス5内に配設されたレバー
支持体(図示せず)と、このレバー支持体に傾転操作可
能に設けられコンソールボックス5の前部から斜め上向
きに突出した操作レバー6等とより構成されている。
【0026】7は運転席3の後側に位置してキャブ1の
床板1A上に設けられたリヤカバーで、該リヤカバー7
は、例えば空調装置(図示せず)等を上側から覆い、キ
ャブ1内の美観を向上させるものである。また、リヤカ
バー7側には、例えば食品等を保存するためのクーラ等
が装備されている。
【0027】11は運転席3の前側に位置してキャブ1
の床板1Aに取付けられた走行用の操作レバー装置で、
該操作レバー装置11は、図2ないし図4に示す如く後
述のレバーホルダ12、減圧弁型のパイロット弁20、
走行用操作レバー16および回転式ダンパ34等により
構成されている。
【0028】12は操作レバー装置11のレバー支持体
を構成するレバーホルダを示し、該レバーホルダ12
は、例えば鋳造等の手段を用いて直方体状をなす中空の
ブロックとして形成され、その下面側には後述のパイロ
ット弁20が一体に設けられている。そして、レバーホ
ルダ12は、図2中に仮想線で示すように取付面となる
キャブ1の床板1A上にボルト(図示せず)等を用いて
固定されている。
【0029】また、レバーホルダ12の内部には、図3
に示す如く左,右に離間して一対のカム収容部12A,
12Aが形成されている。そして、レバーホルダ12の
上端側にはカバー13がボルト14,14,…を介して
着脱可能に設けられ、該カバー13は各カム収容部12
Aを上側から閉塞している。
【0030】15,15はレバーホルダ12に回動可能
に設けられた左,右の回動軸で、該回動軸15,15
は、図3に示すようにカム収容部12A,12A内を
左,右方向に貫通して延び、軸方向で対向する一方の端
部側はレバーホルダ12内で互いに当接されている。そ
して、各回動軸15は他方の端部がレバーホルダ12の
左,右の側面から突出し、その突出端側には後述の回転
式ダンパ34、操作レバー16が設けられている。
【0031】16,16は各回動軸15の突出端側に設
けられた左,右の走行用操作レバーで、該各操作レバー
16は、キャブ1内を上,下方向に延びるレバー部16
Aと、該レバー部16Aを回動軸15の突出端側に連結
した基端部としてのブラケット部16Bとにより大略構
成されている。そして、キャブ1内の運転席3に着席し
たオペレータは、左,右の操作レバー16,16を前,
後に傾転操作することにより、後述のパイロット弁20
を作動させ、油圧ショベルの走行操作を行うものであ
る。
【0032】17,17は操作レバー16のブラケット
部16Bに設けられた掛止ピンで、該掛止ピン17は後
述する操作伝達レバー39の切欠き39Cに掛止めさ
れ、操作レバー16の傾転操作時に操作伝達レバー39
を回動軸15と一体に回転させるものである。
【0033】18,18はレバーホルダ12のカム収容
部12A内にそれぞれ配設された左,右のカム板で、該
各カム板18は回動軸15に廻止ピン19等を用いて固
定され、回動軸15と一体に回動されるものである。そ
して、カム板18は、操作レバー16により回動軸15
を回動すると、これに追従して図4中の矢示A,A′方
向に回動される。このときに、カム板18は後述のプッ
シャ29を下向きに押圧操作し、パイロット弁20の作
動を制御するものである。
【0034】20はレバーホルダ12の下面側に設けら
れた信号出力手段としての減圧弁型のパイロット弁で、
該パイロット弁20は、図4に示すように後述の弁ブロ
ック21、プッシャ29,29′およびスプール30,
30′等を含んで構成されているものである。
【0035】なお、以下の説明においては、パイロット
弁20の各構成要素のうち、図4中で左,右対称に配置
されている一対の部材および部位に対して、その一方に
ついてのみ説明し、他方については符号「′」を付し
て、その説明を省略するものとする。
【0036】21はパイロット弁20のケーシングとな
る弁ブロックで、該弁ブロック21には、上,下方向に
延びるばね室22と、該ばね室22の下側に位置して該
ばね室22に常時連通した低圧室23と、該低圧室23
の下側に位置した高圧室24と、該高圧室24の下側に
位置して弁ブロック21の下面側に開口した出力ポート
25とが設けられている。
【0037】また、弁ブロック21には、図3に示すよ
うにタンクポート26とポンプポート27とが設けら
れ、該ポンプポート27は高圧室24をパイロットポン
プ等の油圧源(図示せず)に接続するものである。一
方、タンクポート26はポンプポート27の上側に位置
し、低圧室23とばね室22とを外部の作動油タンク
(図示せず)等に接続するものである。
【0038】28はばね室22の上側に位置して弁ブロ
ック21に設けられた筒状のブッシングで、該ブッシン
グ28は弁ブロック21の上端側からレバーホルダ12
のカム収容部12A内に向け突出している。そして、ブ
ッシング28は後述のプッシャ29を摺動可能に保持
し、プッシャ29がカム板18により押圧操作されるの
を補償している。
【0039】29はブッシング28内に摺動可能に挿嵌
されたプッシャで、該プッシャ29は上端側がレバーホ
ルダ12のカム収容部12A内へとブッシング28を介
して突出し、その突出端側はカム板18に当接してい
る。そして、プッシャ29は、図4に示すように初期位
置にあるときに下端側がブッシング28の下面側に当接
し、これによりブッシング28に対して抜止め状態に保
持されている。
【0040】30はばね受け31を介してプッシャ29
の下側に配設されたスプールで、該スプール30は、弁
ブロック21内に摺動変位可能に設けられ、ばね室22
の位置から出力ポート25の位置に亘って上,下方向に
延びている。また、スプール30の下部側には油穴30
Aが形成され、該油穴30Aは、スプール30の摺動変
位に応じて出力ポート25を低圧室23と高圧室24と
に選択的に連通させるものである。
【0041】32はプッシャ29を初期位置に復帰させ
る復帰ばねを示し、該復帰ばね32はばね室22内に配
設され、プッシャ29をばね受け31を介して軸方向上
向きに常時付勢している。そして、図4に示す初期位置
において復帰ばね32は、プッシャ29の下端側をブッ
シング28に当接した状態に保持している。
【0042】33はプッシャ29とスプール30との間
にばね受け31を介して配設された設定ばねを示し、該
設定ばね33は、ばね室22内で復帰ばね32の内側に
配設され、スプール30を図4に示す初期位置に所定の
プリセット荷重をもって配置している。
【0043】そして、設定ばね33は、プッシャ29が
カム板18により押圧操作されるときに、この押圧操作
に応じてスプール30が軸方向下向きに摺動変位するの
を許し、出力ポート25内に発生するパイロット圧をプ
ッシャ29の押圧操作量に対応した圧力値に設定するも
のである。
【0044】即ち、プッシャ29の押圧操作に応じてス
プール30が下方に摺動変位し、油穴30Aにより出力
ポート25が高圧室24に連通した場合には、出力ポー
ト25内が高い圧力状態となり、この圧力がスプール3
0の下面に反力となって作用する。そして、この反力に
よりスプール30は設定ばね33に抗して上向きに押圧
され、出力ポート25を低圧室23または高圧室24に
連通させるように設定ばね33を撓み変形させる。
【0045】このため、設定ばね33は、そのときのば
ね荷重と出力ポート25内の圧力とをバランスさせつ
つ、スプール30を上,下に摺動変位させ、出力ポート
25内の圧力を適宜に設定するものである。
【0046】この場合、パイロット弁20の出力ポート
25(25′)は、メイン回路の途中に設けた走行用方
向制御弁の油圧パイロット部にパイロット配管(いずれ
も図示せず)を介して接続される。そして、走行用方向
制御弁はパイロット弁20の出力ポート25(25′)
から出力されるパイロット圧に従って切換操作され、走
行用の油圧モータ(図示せず)に給排する圧油の流量等
を可変に制御するものである。
【0047】34,34は操作レバー16の傾転操作時
に抵抗力を発生させるダンパ手段としての回転式ダンパ
で、該回転式ダンパ34は、後述のダンパケース35と
ロータ38とにより構成され、図3に示すようにレバー
ホルダ12の側面から突出する回動軸15の突出端外周
側に挿通して設けられている。
【0048】35は回転式ダンパ34のダンパケース
で、該ダンパケース35は、図5に示す如く環状の一側
シェル35Aと他側シェル35Bとを互いに衝合するこ
とにより形成され、該一側シェル35Aと他側シェル3
5Bとの間には、内部にダンパ室36を画成するための
環状の段付リング35Cが固定して設けられている。そ
して、ダンパケース35は全体として軸方向寸法が短い
短尺な環状ケースとして形成されている。
【0049】ここで、ダンパケース35は、回動軸15
の突出端側外周に隙間をもって挿通され、レバーホルダ
12の側面と操作レバー16のブラケット部16Bとの
間に配設されている。そして、ダンパケース35内には
環状のダンパ室36を満たすように、例えばシリコンオ
イル等の高粘性オイル、ゴム材を架橋した粘弾性材等の
粘性流体Rが収容されている。
【0050】また、ダンパケース35の外周側には、図
2に示す如く径方向外向きに突出する一対の取付部35
D,35Dが、例えばシェル35A,35Bと一体に形
成されている。そして、ダンパケース35は、各取付部
35Dをボルト37等を用いてレバーホルダ12の側面
に固定することにより、レバーホルダ12に一体に取付
けられている。
【0051】38はダンパケース35内に回転可能に設
けられたロータで、該ロータ38は径方向内側部位がダ
ンパケース35の内周側から径方向に突出し、その突出
部分に短尺の筒部38Aが設けられいる。そして、ロー
タ38の筒部38Aは、回動軸15の外周側に隙間をも
って挿通され、後述する操作伝達レバー39のボス部3
9Aに、例えばスプライン結合または溶接等の手段で連
結されることにより、ボス部39Aと一体に回転される
ものである。
【0052】39は操作レバー16の傾転操作をロータ
38に伝達する操作伝達部材としての操作伝達レバー
で、該操作伝達レバー39は、図5に示す如く回動軸1
5の外周側に挿通され、ロータ38の筒部38Aに一体
に連結された筒状部としてのボス部39Aと、該ボス部
39Aの軸方向端部から操作レバー16のブラケット部
16Bに沿って径方向外向きに延設されたレバー連結部
39Bとにより構成されている。
【0053】また、レバー連結部39Bの先端側には、
図2に示す如く略U字状の切欠き39Cが形成され、該
切欠き39Cにはブラケット部16Bから軸方向に突出
する掛止ピン17の突出端側が掛止めされている。そし
て、操作レバー16の傾転操作時には、操作伝達レバー
39が回動軸15を中心として回動され、この回動は操
作伝達レバー39のボス部39Aを介して回転式ダンパ
34のロータ38に伝えられる。
【0054】これにより、回転式ダンパ34のロータ3
8は、ダンパケース35内でダンパ室36の粘性流体R
に抗して回動軸15と一体に回転し、ダンパ室36内で
粘性流体Rに抵抗力を発生させる。そして、このときの
抵抗力は反力となって操作レバー16へと伝わり、操作
レバー16のオペレータには反力に対応する大きさの操
作フィーリングが与えられるものである。
【0055】本実施の形態による走行用の操作レバー装
置11は、上述の如き構成を有するもので、次にその作
動について説明する。
【0056】まず、キャブ1内の運転席3に着席したオ
ペレータが車両を走行させるために操作レバー16を、
例えば矢示A方向に傾転操作すると、図4に示すパイロ
ット弁20のプッシャ29がカム板18により軸方向下
向きに押圧操作され、このときの操作量に応じて、スプ
ール30が設定ばね33を介して軸方向下向きに摺動変
位する。
【0057】これにより、スプール30は油穴30Aに
より低圧室23を出力ポート25から遮断し、高圧室2
4を出力ポート25に連通する。そして、このときに出
力ポート25側に発生する圧力は、スプール30の下面
側にフィードバック圧力として作用し、スプール30を
軸方向上向きに押上げるようになり、設定ばね33はプ
リセット状態から圧縮されて撓む。
【0058】この結果、スプール30は軸方向上,下に
摺動変位を繰り返し、プッシャ29の押圧操作量に応じ
て設定ばね33のばね荷重が設定され、このばね荷重に
対応したパイロット圧が出力ポート25からパイロット
配管を介して走行用方向制御弁に供給される。そして、
走行用の油圧モータには方向制御弁の切換操作量に対応
した流量の圧油が給排され、車両は走行駆動される。
【0059】ここで、オペレータが操作レバー16を傾
転操作したときには、操作レバー16のブラケット部1
6Bに掛止ピン17を介して連結された操作伝達レバー
39が、回動軸15を中心として回動され、この回動は
操作伝達レバー39のボス部39Aを介して回転式ダン
パ34のロータ38に伝えられる。
【0060】このため、回転式ダンパ34は、ロータ3
8がダンパケース35内で粘性流体Rに抗して回動軸1
5と一体に回転し、ダンパ室36内では粘性流体Rによ
る抵抗力がロータ38の回転を抑制する方向に発生す
る。そして、このときの抵抗力は反力となって操作レバ
ー16へと伝わり、操作レバー16のオペレータには、
この反力によって良好な操作フィーリングを与えること
ができる。
【0061】特に、走行用の操作レバー装置11にあっ
ては、図1にも示す如く走行用操作レバー16が床板1
A上に比較的長い寸法をもって突出し、オペレータは操
作レバー16の突出端(上端)側を把持して傾転操作を
行うため、前記反力を相当に大きくしない限り操作フィ
ーリングを良好に保つのは難しい。
【0062】そこで、本実施の形態では、操作レバー装
置11のレバーホルダ12から突出する回動軸15の突
出端側に回転式ダンパ34を挿通して設け、該回転式ダ
ンパ34をレバーホルダ12の側面と操作レバー16の
ブラケット部16Bとの間に配設する構成としている。
【0063】そして、回転式ダンパ34のダンパケース
35をボルト37等を用いてレバーホルダ12に固定す
ると共に、ダンパケース35内に画成した環状のダンパ
室36内には、高粘性オイル等からなる粘性流体Rを収
容し、ダンパ室36内には粘性流体Rに抗して回転され
るロータ38を設けている。また、回転式ダンパ34の
ロータ38と操作レバー16との間には、操作レバー1
6の傾転操作をロータ38に伝達する操作伝達レバー3
9を設け、ロータ38を回動軸15と一体に回転させる
構成としている。
【0064】このため、操作レバー16の傾転操作時に
は、操作伝達レバー39により回転式ダンパ34のロー
タ38を回動軸15と一体に回転でき、ダンパケース3
5内では粘性流体Rによる回転抵抗をロータ38に対し
十分に大きな回転反力として付与することができる。
【0065】これにより、キャブ1内で操作レバー16
の先端側を把持したオペレータは、傾転操作に伴った反
力を回転式ダンパ34内の粘性流体Rによる抵抗力とし
て受け取ることができ、操作フィーリングを良好に保つ
ことができる。また、ダンパケース35内に封入する高
粘性オイル等の粘性流体Rは、パイロット弁20内の作
動油とは別種類のオイルを採用でき、ダンパとしての性
能を安定させ、信頼性を高めることができる。
【0066】また、回転式ダンパ34はレバーホルダ1
2の外部に位置し、回動軸15の外周側に挿通して設け
る構成としているので、回転式ダンパ34を設けるため
の取付スペースを、レバーホルダ12の内部に特別に形
成する必要がない。そして、回転式ダンパ34の厚さ
(高さ寸法)分だけ回動軸15の突出端側を長く形成す
るだけで対応でき、レバーホルダ12等をコンパクトに
形成して装置全体の小型、軽量化を図ることができる。
【0067】さらに、操作レバー16を回動軸15を介
して回動可能に支持したレバーホルダ12は、キャブ1
の床板1A上に取付け、回転式ダンパ34も回動軸15
の周囲で床板1Aの上側に配置する構成としているの
で、例えば床板1Aの上側で回転式ダンパ34等の保
守、点検作業を行うことができ、メンテナンス性を向上
することができる。
【0068】従って、本実施の形態では、回動軸15の
周囲に配設した回転式ダンパ34により抵抗力を発生さ
せ、オペレータの操作フィーリングを良好に保つことが
できる。そして、操作レバー装置11の小型、軽量化を
図ることができ、回転式ダンパ34等のメンテナンス性
を向上できる。
【0069】次に、図6ないし図8は本発明の第2の実
施の形態を示し、本実施の形態の特徴は、回転式ダンパ
のロータと回動軸との間に、該回動軸と一体にロータを
回転させる回転伝達部を設ける構成としたことにある。
なお、本実施の形態では前述した第1の実施の形態と同
一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略する
ものとする。
【0070】図中、41,41はレバーホルダ12に回
動可能に設けられた回動軸で、該各回動軸41は第1の
実施の形態で述べた回動軸15と同様に構成されている
ものの、回動軸41はレバーホルダ12から突出する突
出端の外周側に雄スプライン41Aが形成されている。
そして、該雄スプライン41Aは後述するロータ45の
雌スプライン45Bと共に回転伝達部を構成している。
【0071】42,42は操作レバー16の傾転操作時
に抵抗力を発生させるダンパ手段としての回転式ダンパ
で、該回転式ダンパ42は第1の実施の形態で述べた回
転式ダンパ34と同様に、ダンパケース43とロータ4
5とにより構成されている。そして、回転式ダンパ42
のダンパケース43は、一側シェル43A、他側シェル
43B、環状の段付リング43Cおよび取付部43D,
43D等により構成され、その内部には高粘性オイル、
粘弾性材等の粘性流体Rを収容したダンパ室44が画成
されている。
【0072】また、ダンパケース43内に回転可能に設
けられたロータ45は、ダンパケース43の内周側から
径方向内側に突出する部分に短尺の筒部45Aを有して
いるものの、該筒部45Aの内周側には回転伝達部とし
ての雌スプライン45Bが形成されている。
【0073】そして、ロータ45の雌スプライン45B
は、図7、図8に示す如く回動軸41の雄スプライン4
1Aに噛合し、これによって回転式ダンパ42のロータ
45は、回動軸41の突出端側に一体回転可能で、軸方
向には相対移動可能に連結されている。
【0074】かくして、このように構成される本実施の
形態でも、前記第1の実施の形態とほぼ同様な作用効果
を得ることができる。しかし、本実施の形態では、回転
式ダンパ42のロータ45を回動軸41に直接スプライ
ン結合しているから、第1の実施の形態で述べた操作伝
達レバー39等を不要にでき、部品点数を減らして組立
時の作業性を向上できる。
【0075】なお、前記各実施の形態では、レバーホル
ダ12の下面側にパイロット弁20を設け、該パイロッ
ト弁20の出力ポート25からパイロット圧を出力する
場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、
例えば操作レバー16の傾転操作量を検出する変位セン
サを、例えば信号出力手段としてレバーホルダ12等の
レバー支持体に設ける構成としてもよい。
【0076】また、前記各実施の形態では、走行用の操
作レバー装置11に回転式ダンパ34(42)を付設す
る場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限ら
ず、例えば図1中に示す作業用の操作レバー装置4等に
回転式ダンパ等を付設する構成としてもよいものであ
る。
【0077】
【発明の効果】以上詳述した通り、請求項1に記載の発
明によれば、操作レバーの傾転操作に抵抗力を発生させ
るダンパ手段を、回動軸の周囲に位置してレバー支持体
に設けられ内部が粘性流体を収容する環状のダンパ室と
なったダンパケースと、該ダンパケース内に回転可能に
設けられ回動軸と一体に回転するロータとからなる回転
式ダンパにより構成しているため、操作レバーの傾転操
作時には、回転式ダンパのロータをダンパ室内の粘性流
体に抗して回動軸と一体に回転でき、粘性流体による抵
抗力を反力としてオペレータの操作フィーリングを向上
させることができる。また、回転式ダンパを回動軸の周
囲にコンパクトに配設でき、装置の小型、軽量化を図る
ことができる。
【0078】また、請求項2に記載の発明によると、回
転式ダンパは回動軸の外周側でダンパケースをレバー支
持体に固定して設け、ロータは内周側を操作レバーの基
端部または回動軸に連結する構成としているので、回転
式ダンパを回動軸の周囲に安定して配設でき、レバー支
持体に固定したダンパケース内では、ロータを操作レバ
ーまたは回動軸と一体に回動できる。これにより、操作
レバーの傾転操作時には、回転式ダンパのロータをダン
パ室内の粘性流体に抗して回動軸と一体に回転させ、粘
性流体による抵抗力を操作レバー側に反力として付与す
ることができる。
【0079】また、請求項3に記載の発明は、操作レバ
ーの基端部をレバー支持体から突出する回動軸の突出端
側に固定して設け、回転式ダンパは前記回動軸が突出す
るレバー支持体の側面と前記操作レバーの基端部との間
に配設する構成としているので、レバー支持体から突出
する回動軸の突出端側に回転式ダンパを取付けることが
でき、レバー支持体内に特別な取付スペースを設ける必
要がなくなる。そして、回転式ダンパの厚さ分だけ回動
軸を軸方向に延長するだけで対応でき、レバー支持体を
コンパクトな構造に形成することができる。
【0080】一方、請求項4に記載の発明によると、回
転式ダンパは回動軸の周囲に位置してレバー支持体が取
付けられる車両の床板よりも上側に配設する構成として
いるので、レバー支持体の取付面となる車両の床板より
も上側の位置で回転式ダンパ等の保守、点検作業を効率
的に行うことができ、装置のメンテナンスを向上でき
る。
【0081】また、請求項5の発明は、回転式ダンパの
ロータと操作レバーの基端部との間に、該操作レバーの
傾転操作に従ってロータを回転させる操作伝達部材を設
ける構成としているので、操作レバーの傾転操作に追従
してロータを回動軸と一体に回転できダンパ室内の粘性
流体に抗してロータを回転させることにより、操作反力
を発生させ、オペレータに良好な操作フィーリングを与
えることができる。
【0082】さらに、請求項6に記載の発明は、回転式
ダンパのロータと回動軸との間に、該回動軸と一体にロ
ータを回転させる回転伝達部を設ける構成としているの
で、オペレータが操作レバーを傾転操作して回動軸が一
体に回動されると、回動軸の回転を回転伝達部を介して
ロータへと直接的に伝えることができ、部品点数を減ら
して組立時の作業性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による操作レバー装
置が適用された建設機械のキャブを示す構成図である。
【図2】図1中に示す操作レバー装置の要部拡大図であ
る。
【図3】操作レバー装置の回動軸および回転式ダンパ等
を図2中の矢示 III−III 方向から示す部分断面図であ
る。
【図4】操作レバー装置のパイロット弁等を図3中の矢
示IV−IV方向から示す拡大断面図である。
【図5】図4中の回転式ダンパを拡大して示す断面図で
ある。
【図6】本発明の第2の実施の形態による操作レバー装
置を示す部分断面図である。
【図7】操作レバー装置の回動軸等を図6中の矢示 VII
−VII 方向から示す断面図である。
【図8】図6中の回転式ダンパを拡大して示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1 キャブ 1A 床板(取付面) 3 運転席 4 作業用の操作レバー装置 11 走行用の操作レバー装置 12 レバーホルダ(レバー支持体) 15,41 回動軸 16 操作レバー 16A レバー部 16B ブラケット部 17 掛止ピン 18 カム板 20 パイロット弁 21 弁ブロック 29 プッシャ 30 スプール 34,42 回転式ダンパ(ダンパ手段) 35,43 ダンパケース 36,44 ダンパ室 38,45 ロータ 39 操作伝達レバー(操作伝達部材) 39A ボス部(筒状部) 39B レバー連結部 41A 雄スプライン(回転伝達部) 45B 雌スプライン(回転伝達部) R 粘性流体
フロントページの続き Fターム(参考) 2D003 AA01 AB01 BA01 BA08 CA02 DA03 DB05 EA00 EA05 3J069 AA41 CC34 3J070 AA03 BA11 BA17 CB01 CC56 DA21

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回動可能に設けられた回動軸により操作
    レバーを傾転可能に支持するレバー支持体と、該レバー
    支持体に設けられ前記操作レバーの傾転操作時に抵抗力
    を発生させるダンパ手段とを備えた操作レバー装置にお
    いて、 前記ダンパ手段は、前記回動軸の周囲に位置してレバー
    支持体に設けられ内部が粘性流体を収容する環状のダン
    パ室となったダンパケースと、該ダンパケース内に回転
    可能に設けられ前記操作レバーの傾転操作時に前記ダン
    パ室内の粘性流体に抗して前記回動軸と一体に回転する
    ロータとからなる回転式ダンパにより構成したことを特
    徴とする操作レバー装置。
  2. 【請求項2】 前記回転式ダンパは前記回動軸の外周側
    に挿通して設け、前記ダンパケースをレバー支持体に固
    定し、前記ロータは内周側を前記操作レバーの基端部ま
    たは回動軸に連結する構成としてなる請求項1に記載の
    操作レバー装置。
  3. 【請求項3】 前記操作レバーの基端部はレバー支持体
    から突出する前記回動軸の突出端側に固定して設け、前
    記回転式ダンパは前記回動軸が突出するレバー支持体の
    側面と前記操作レバーの基端部との間に配設する構成と
    してなる請求項1または2に記載の操作レバー装置。
  4. 【請求項4】 前記操作レバーは車両の床板に前記レバ
    ー支持体を用いて取付け、前記回転式ダンパは回動軸の
    周囲に位置して前記車両の床板よりも上側に配設する構
    成としてなる請求項1,2または3に記載の操作レバー
    装置。
  5. 【請求項5】 前記回転式ダンパのロータと前記操作レ
    バーの基端部との間には、該操作レバーの傾転操作に従
    って前記ロータを回転させる操作伝達部材を設け、該操
    作伝達部材は、前記回動軸の外周側に挿通され前記ロー
    タと一体に回転する筒状部と、該筒状部の端部から径方
    向外向きに延設され前記操作レバーの基端部に連結され
    たレバー連結部とにより構成してなる請求項1,2,3
    または4に記載の操作レバー装置。
  6. 【請求項6】 前記回転式ダンパのロータと回動軸との
    間には、該回動軸と一体にロータを回転させる回転伝達
    部を設けてなる請求項1,2,3または4に記載の操作
    レバー装置。
JP2000080233A 2000-03-22 2000-03-22 操作レバー装置 Pending JP2001265455A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000080233A JP2001265455A (ja) 2000-03-22 2000-03-22 操作レバー装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000080233A JP2001265455A (ja) 2000-03-22 2000-03-22 操作レバー装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001265455A true JP2001265455A (ja) 2001-09-28

Family

ID=18597369

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000080233A Pending JP2001265455A (ja) 2000-03-22 2000-03-22 操作レバー装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001265455A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005033823A1 (ja) * 2003-09-30 2005-04-14 Komatsu Ltd. 操作レバー装置
JP2006299620A (ja) * 2005-04-20 2006-11-02 Ishikawajima Constr Mach Co 油圧ショベルの走行レバーおよび走行用パイロット弁
JP2007006944A (ja) * 2005-06-28 2007-01-18 Family Co Ltd 椅子型マッサージ機用の操作装置
JP2007333036A (ja) * 2006-06-13 2007-12-27 Kubota Corp 作業車の変速操作装置
JP2013189828A (ja) * 2012-03-15 2013-09-26 Caterpillar Sarl 油圧式作業機
JP2013189827A (ja) * 2012-03-15 2013-09-26 Caterpillar Sarl 油圧式作業機

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005033823A1 (ja) * 2003-09-30 2005-04-14 Komatsu Ltd. 操作レバー装置
JPWO2005033823A1 (ja) * 2003-09-30 2006-12-14 株式会社小松製作所 操作レバー装置
US7644641B2 (en) 2003-09-30 2010-01-12 Komatsu Ltd. Operating lever device
JP4583310B2 (ja) * 2003-09-30 2010-11-17 株式会社小松製作所 操作レバー装置
JP2006299620A (ja) * 2005-04-20 2006-11-02 Ishikawajima Constr Mach Co 油圧ショベルの走行レバーおよび走行用パイロット弁
JP2007006944A (ja) * 2005-06-28 2007-01-18 Family Co Ltd 椅子型マッサージ機用の操作装置
JP2007333036A (ja) * 2006-06-13 2007-12-27 Kubota Corp 作業車の変速操作装置
JP2013189828A (ja) * 2012-03-15 2013-09-26 Caterpillar Sarl 油圧式作業機
JP2013189827A (ja) * 2012-03-15 2013-09-26 Caterpillar Sarl 油圧式作業機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101322053B1 (ko) 조작 장치
US20120152053A1 (en) Pedal device
WO2018168882A1 (ja) サーボレギュレータ
JP4479976B2 (ja) バルブ装置
JP2001265455A (ja) 操作レバー装置
JP4308205B2 (ja) 可変容量型油圧ポンプの傾転制御装置
JP3016057B2 (ja) 変速機
JP3318528B2 (ja) 振動締固め機の前後進操作機構
JP4583310B2 (ja) 操作レバー装置
JP2001056716A (ja) 操作レバー装置
JP4005840B2 (ja) 前後進プレートコンパクタ
JP2019060474A (ja) 油圧式作業機械用の操作装置
JP3708576B2 (ja) 油圧走行農作業機の操作部構造
JP5005634B2 (ja) 前後進プレートコンパクタの前後進制御機構
JP4137777B2 (ja) 作業車の走行変速構造
JP3503756B2 (ja) 油圧パイロット弁のダンパ装置
JP4779196B2 (ja) 作業車両
JP2005201076A (ja) 可変容量型油圧ポンプの傾転制御装置
JPH11139329A (ja) パワーステアリングの油圧コントロールバルブ装置
JP2535769Y2 (ja) 油圧操作弁
JPH0756262B2 (ja) 可変容量型油圧ポンプの制御装置
JPH10222237A (ja) 遠隔操作装置
JPH08172808A (ja) 作業車の作業装置用操作構造
JP2016038018A (ja) 油圧式変速装置制御用アクチュエータユニット
JP2606280B2 (ja) スキッドステア式車両の駆動輪操作装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051216

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060104

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060222

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060620

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060810

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20060825

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20060929