JP2001265131A - 転写搬送装置 - Google Patents

転写搬送装置

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JP2001265131A
JP2001265131A JP2000078306A JP2000078306A JP2001265131A JP 2001265131 A JP2001265131 A JP 2001265131A JP 2000078306 A JP2000078306 A JP 2000078306A JP 2000078306 A JP2000078306 A JP 2000078306A JP 2001265131 A JP2001265131 A JP 2001265131A
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JP2000078306A
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Hiroyuki Seito
大享 斎籐
Akira Sawada
彰 沢田
Seiji Furuya
政治 古屋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 縦搬送方式の転写搬送装置又はこれを備えた
画像形成装置において、クリーニングブレードの先端と
転写ベルトの表面との間に形成される粉塵溜まり領域で
の粉塵(紙粉や廃トナー等)の堆積による噛み込みを抑
制し、クリーニング手段のクリーニング機能の低下を抑
制する。 【解決手段】 転写ベルト24の上流端部右側には、ク
リーニング手段26と、粉塵除去手段30が設けられて
いる。粉塵除去手段30は、転写ベルト24の表面に当
接する当接部分46と、ブレードホルダ34に位置決め
された支持部分48を有し、当接部分46は合成樹脂に
よりフィルム状又は薄肉のシート状に形成されている。
当接部分46の位置は、転写ベルト24の最上位点Nか
らクリーニングブレード32の上流側の範囲である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリ等の画像形成装置及び該画像形成装置
に用いられる転写搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画
像形成装置では、像担持体としての感光体上に形成され
た画像(トナー像)を転写搬送装置により転写材として
の用紙に転写するとともに、用紙を静電吸着した状態で
搬送し、その後、定着手段、排紙部へと搬送するように
なっている。転写搬送装置は、駆動ローラと従動ローラ
間に掛け回された転写ベルトと、この転写ベルトに転写
バイアスを印加する電源及びバイアスローラ等を有して
いる。
【0003】転写ベルトの表面には紙粉やトナー等の粉
塵が付着し易く、粉塵による転写ベルトの汚れは画像形
成装置の画像品質に大きな影響を与えることから、これ
をクリーニング手段で除去することが行われている。ク
リーニング手段は、転写ベルトの表面に当接するクリー
ニングブレードと、このクリーニングブレードを保持す
るブレードホルダ等を有しており、クリーニングブレー
ドのエッジによって転写ベルト表面に付着した粉塵を掻
き落とすようになっている。その一例を図4に基づいて
説明する。図示しない給紙手段から給紙された用紙10
0はレジストローラ対102により所定のタイミングで
感光体104と転写ベルト106の間の転写ニップ部へ
搬送される。感光体104上に形成された画像を転写さ
れた用紙100は転写ベルト106に静電吸着され、図
示しない定着手段へ向けて矢印A方向に搬送される。
【0004】転写ベルト106の用紙搬送方向下流の端
部下方には、クリーニング手段108が設けられてい
る。クリーニング手段108は、転写ベルト106の表
面に当接するクリーニングブレード110と、このクリ
ーニングブレード110を保持するブレードホルダ11
2と、粉塵収容ケース114と、粉塵回収コイル116
を有している。このような構成でクリーニングを行った
場合、クリーニングブレード110によって掻き落とさ
れた粉塵Tは重力の作用で粉塵収容ケース114内に落
下するが、一部はクリーニングブレード110の先端と
転写ベルト106の間に形成された楔状の粉塵溜まり領
域Sに堰止められ、堆積する。これが進行するとクリー
ニングブレード110と転写ベルト106の間に粉塵が
噛み込むことがあり、そのような場合には転写ベルト1
06に対するクリーニングブレード110の密着が不十
分となり、クリーニング不良を起こす。このクリーンン
グ不良を防止するために、一連の作像動作が終了した後
に、転写ベルト106を僅かに逆回転させ、クリーニン
グブレード110の先端に堰止められた粉塵を脱落させ
ることが行われている。
【0005】上記一例は用紙を略水平に搬送するタイプ
の画像形成装置であるが、近年においては、画像形成部
を中央にして、その下方に給紙部を、上方に定着部、排
紙部を配置し、用紙を略垂直に搬送する縦搬送方式のも
のも提供されている。縦搬送方式では、装置の一側板を
開けることにより搬送路の大部分を開放でき、ジャム処
理が容易である等の利点を有している。
【0006】縦搬送方式においても上記と同様のクリー
ニング手段が設けられている。これを図5及び図6に基
づいて説明する。図示しない給紙手段から縦方向に給紙
された用紙100は、図示しないレジストローラ対によ
り所定のタイミングで感光体118と転写ベルト120
の間の転写ニップ部へ搬送される。感光体118上に形
成された画像を転写された用紙100は転写ベルト12
0に静電吸着され、図示しない定着手段へ向けて矢印B
方向に搬送される。
【0007】転写ベルト120の用紙搬送方向下流の端
部右方には、クリーニング手段122が設けられてい
る。クリーニング手段122は、転写ベルト120の表
面に当接するクリーニングブレード124と、このクリ
ーニングブレード124を保持するブレードホルダ12
6と、粉塵収容ケース128を有している。クリーニン
グブレード124により掻き落とされた粉塵Tは、クリ
ーニングブレード124の先端と転写ベルト120の間
に形成された粉塵溜まり領域Sに堰止められ、堆積す
る。粉塵溜まり領域Sから溢れ出した分は粉塵収容ケー
ス128へ落下する。
【0008】この場合、重力の作用を受けるように粉塵
溜まり領域Sが存在するので、一連の作像動作が終了し
た後に転写ベルト120を僅かに逆回転させても、粉塵
Tは粉塵収容ケース128へ脱落することができず、粉
塵溜まり領域Sに残ってしまう。このように縦搬送方式
の転写搬送装置では、クリーニングブレードのエッジ部
に不必要に堆積する粉塵があるため、水平搬送方式に比
べ、粉塵の噛み込みによるクリーニング不良が生じ易い
という問題があった。
【0009】そこで、本発明は、クリーニング不良を抑
制できる縦搬送方式の転写搬送装置の提供を、その目的
とする。また、本発明は、クリーニング不良を抑制でき
る縦搬送方式の転写搬送装置を有する画像形成装置の提
供を、その目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明では、像担持体上の画像を略垂
直に搬送される転写材へ転写させ、該転写材を静電的に
吸着搬送する転写ベルトと、該転写ベルトの表面を清掃
するクリーニング手段を有する転写搬送装置において、
上記転写ベルトの最上位点からベルト回転方向下流側で
且つ上記クリーニング手段より上流側に、上記転写ベル
トの表面に当接して粉塵を除去する粉塵除去手段が設け
られている、という構成を採っている。
【0011】請求項2記載の発明では、像担持体上の画
像を略垂直に搬送される転写材へ転写させ、該転写材を
静電的に吸着搬送する転写ベルトと、該転写ベルトの表
面を清掃するクリーニング手段を有し、上記クリーニン
グ手段は、上記転写ベルトの表面に当接するクリーニン
グブレードと、該クリーニングブレードを保持するブレ
ードホルダを有する転写搬送装置において、上記転写ベ
ルトの最上位点からベルト回転方向下流側で且つ上記ク
リーニングブレードより上流側に、上記転写ベルトの表
面に当接して粉塵を除去する粉塵除去手段が設けられて
いる、という構成を採っている。
【0012】請求項3記載の発明では、請求項2記載の
転写搬送装置において、上記粉塵除去手段が、上記ブレ
ードホルダに位置決めされて設けられている、という構
成を採っている。
【0013】請求項4記載の発明では、請求項3記載の
転写搬送装置において、上記粉塵除去手段が、上記ブレ
ードホルダに対して着脱自在に設けられている、という
構成を採っている。
【0014】請求項5記載の発明では、請求項1乃至4
のうちの一つに記載の転写搬送装置において、上記粉塵
除去手段の当接部分が、合成樹脂によりフィルム状又は
薄肉のシート状に形成されている、という構成を採って
いる。
【0015】請求項6記載の発明では、請求項1乃至4
のうちの一つに記載の転写搬送装置において、上記粉塵
除去手段の当接部分が、パイル地である、という構成を
採っている。
【0016】請求項7記載の発明では、請求項1乃至4
のうちの一つに記載の転写搬送装置において、上記粉塵
除去手段の当接部分が、発泡ポリウレタン材で形成され
ている、という構成を採っている。
【0017】請求項8記載の発明では、請求項1乃至7
のうちの一つに記載の転写搬送装置において、上記粉塵
除去手段が上記転写材を給送する給紙コロの位置に対応
して設けられているとともに、上記転写材の搬送方向と
直交する転写材幅方向における上記粉塵除去手段の当接
部分の幅が、上記転写材幅方向における給紙コロの幅に
対応して設定されている、という構成を採っている。
【0018】請求項9記載の発明では、像担持体上に形
成された画像を、転写搬送装置により転写するとともに
排紙部へ向けて搬送する画像形成装置において、上記転
写搬送装置が、請求項1乃至8のうちの一つに記載の転
写搬送装置である、という構成を採っている。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図に基
づいて説明する。図1に示すように、本実施形態におけ
る縦搬送方式の画像形成装置としてのプリンタ2は、給
紙手段4と、この給紙手段4の上方に位置するレジスト
ローラ対6と、レジストローラ対6の上方に位置する像
担持体としての感光体8と、感光体8上に形成された画
像を転写するための転写搬送装置10と、転写搬送装置
10の上方に位置する定着手段12等を有している。
【0020】給紙手段4は、転写材としての用紙Pが積
載収容された給紙トレイ14と、積載された用紙Pの上
面に当接し、最上の用紙Pを一枚ずつ順に繰り出すため
の給紙コロ16(分離コロの概念を含む)と、給紙コロ
16によって繰り出された用紙Pをレジストローラ対6
に向けて搬送する搬送ローラ対18等を有している。搬
送ローラ対18によって搬送された用紙Pは、レジスト
ローラ対6で一旦停止され、斜めずれ等を矯正された
後、感光体8上に形成された画像(トナー像)の先端と
用紙Pの搬送方向先端部の所定位置とが一致するタイミ
ングでレジストローラ対6により転写ニップ部に送られ
る。
【0021】図示しないが、感光体8の周囲には、周知
構成と同様に、感光体8の表面を一様に帯電する帯電手
段と、露光手段によって形成された静電潜像を可視像化
する現像手段と、転写後の感光体8の表面をクリーニン
グするクリーニング手段と、感光体8の残留電荷を除去
する除電手段等が設けられている。転写搬送装置10
は、駆動ローラ20と、従動ローラ22と、駆動ローラ
20と従動ローラ22間に掛け渡された転写ベルト24
と、転写ベルト24の表面を清掃するためのクリーニン
グ手段26と、クリーニング手段26によって掻き落と
された紙粉等の粉塵を収容する粉塵収容ケース28と、
転写ベルト24の表面に当接して粉塵を除去する粉塵除
去手段30と、駆動ローラ20を駆動する図示しない駆
動源と、転写ベルト24の裏面に接触して転写ベルト2
4に電荷を付与する図示しないバイアスローラと、この
バイアスローラに転写バイアスを印加する図示しない電
源等を有している。
【0022】クリーニング手段26は、転写ベルト24
の表面に当接するクリーニングブレード32と、このク
リーニングブレード32を保持するブレードホルダ34
を有している。感光体8上の画像を転写された用紙Pは
転写ベルト24に静電吸着された状態で転写ベルト24
の回転により定着手段12へ向けて略垂直に搬送され
る。定着手段12は、内部にハロゲンヒータ36を有す
る定着ローラ38と、この定着ローラ38に圧接する加
圧ローラ40を有している。用紙Pは定着ローラ38と
加圧ローラ40間の定着ニップ部で挟持搬送され、熱と
圧力によりトナーが溶融して用紙P上に定着される。定
着が終了した用紙Pは、排紙ローラ対42によりプリン
タ2の上面に形成された排紙部としての排紙トレイ44
へ排出され、スタックされる。
【0023】粉塵除去手段30は、転写ベルト24の表
面に当接する当接部分46と、この当接部分46を支持
する支持部分48を有しており、支持部分48はブレー
ドホルダ34に取り付けられている。ブレードホルダ3
4には、支持部分48を位置決めするための図示しない
セット部が形成されており、取り付け状態の優劣による
除去能力の不均一が生じないようになっている。粉塵除
去手段30をブレードホルダ34に対して着脱自在に設
け、除去能力が低下した場合には容易に交換できるよう
にしてもよい。当接部分46は、合成樹脂でフィルム状
又は薄肉のシート状に形成されている。粉塵除去手段3
0の位置(厳密には当接部分46の位置)は、転写ベル
ト24の最上位点Nからベルト回転方向下流側で且つク
リーニング手段26より上流側(矢印M)の範囲内に設
けられている。
【0024】転写ベルト24の表面に付着した紙粉、廃
トナー等の粉塵は、クリーニング手段26よりも先に粉
塵除去手段30の当接部分46によって掻き落とされ
る。当接部分46による掻き落とし能力は、下流に位置
するクリーニングブレード32程確実ではないので、粉
塵を完全に掻き落とすことはできないが、クリーニング
ブレード32へ回り込む粉塵量を低減することができる
ため、クリーニングブレード32の先端と転写ベルト2
4の表面との間に形成される粉塵溜まり領域Sに溜まる
粉塵量を低減することができ、クリーニング不良を未然
に防止することができる。粉塵除去手段30の当接部分
46は薄肉部材であるので、その先端と転写ベルト24
の表面との間に形成される粉塵溜まり領域S(楔状空
間)はクリーニングブレード32の場合に比べて極めて
小さく、当接部分46によって掻き落とされた粉塵はそ
のほとんどが粉塵収容ケース28内に落下する。
【0025】また、本実施形態における粉塵除去手段3
0は、その用紙Pの搬送方向と直交する用紙幅方向にお
ける幅が、経済的観点から効率的に設定されている。こ
れを図2に基づいて説明する。図2に示すように、粉塵
除去手段30は給紙コロ16に対応した位置に設けられ
ているとともに、給紙コロ16の用紙幅方向の幅をd1
とした場合、粉塵除去手段30の同方向の幅d2は、幅
d1を余裕をもって覆う大きさに設定されている。紙粉
は給紙コロ16と用紙Pとの摩擦によって生じるのが大
部分であるため、この領域に対応させたものである。逆
に言えば、紙粉の少ない領域へは設置しないことによ
り、粉塵除去手段30の小型化、低コスト化を実現でき
る。
【0026】次に、図3に基づいて他の実施形態を説明
する。なお、上記実施形態と同一部分は同一符号で示
し、特に必要がない限り既にした構成及び機能の説明は
省略する。本実施形態における粉塵除去手段50は、転
写ベルト24の表面に当接する当接部分52と、この当
接部分52を支持する支持部分54を有しており、支持
部分54はブレードホルダ34に取り付けられている。
当接部分52は、パイル織りされた生地(パイル地)で
形成されている。転写ベルト24の表面に付着した粉塵
は、パイル地の繊維内に取り込まれ保持されることか
ら、クリーニングブレード32へ回り込む粉塵量を低減
することができる。このため、クリーニングブレード3
2の先端と転写ベルト24の表面との間に形成される粉
塵溜まり領域Sに溜まる粉塵量を低減することができ、
クリーニング不良を未然に防止することができる。本実
施形態においても粉塵除去手段50の幅を給紙コロ16
の幅に対応して設定してもよい。
【0027】上記実施形態において、当接部分52をパ
イル地に代えて発泡ポリウレタン材で形成してもよい。
この場合にも、転写ベルト24の表面に付着した粉塵は
発泡ポリウレタン材の気泡内部に取り込まれ保持され
る。このため、クリーニングブレード32の先端と転写
ベルト24の表面との間に形成される粉塵溜まり領域S
に溜まる粉塵量を低減することができ、クリーニング不
良を未然に防止することができる。本実施形態において
も粉塵除去手段50の幅を給紙コロ16の幅に対応して
設定してもよい。
【0028】
【発明の効果】請求項1又は9記載の発明によれば、粉
塵除去手段を設ける構成としたので、クリーニング手段
へ回り込む粉塵量を低減することができる。このため、
クリーニング手段におけるクリーニング不良を未然に防
止することができる。
【0029】請求項2又は9記載の発明によれば、粉塵
除去手段を設ける構成としたので、クリーニングブレー
ドへ回り込む粉塵量を低減することができる。このた
め、クリーニング手段におけるクリーニング不良を未然
に防止することができる。
【0030】請求項3又は9記載の発明によれば、粉塵
除去手段がブレードホルダに位置決めされて設けられて
いる構成としたので、粉塵除去手段の除去機能を均一に
することができる。
【0031】請求項4又は9記載の発明によれば、粉塵
除去手段がブレードホルダに対して着脱自在に設けられ
ている構成としたので、粉塵除去手段の除去機能が低下
した場合の取り替えを容易に行うことができる。
【0032】請求項5又は9記載の発明によれば、粉塵
除去手段の当接部分が合成樹脂によりフィルム状又は薄
肉のシート状に形成されている構成としたので、クリー
ニング手段の上流で粉塵を除去できるとともに、粉塵除
去手段における粉塵の堆積を防止することができる。
【0033】請求項6又は9記載の発明によれば、粉塵
除去手段の当接部分がパイル地である構成としたので、
クリーニング手段の上流で粉塵を効率的に除去・保持す
ることができる。
【0034】請求項7又は9記載の発明によれば、粉塵
除去手段の当接部分が発泡ポリウレタン材で形成されて
いる構成としたので、クリーニング手段の上流で粉塵を
効率的に除去・保持することができる。
【0035】請求項8又は9記載の発明によれば、粉塵
除去手段給紙コロの位置に対応して設けられているとと
もに、粉塵除去手段の当接部分の幅が給紙コロの幅に対
応して設定されている構成としたので、紙粉が多い部分
のみを効率的に除去することができるとともに、粉塵除
去手段の構成の小型化、低コスト化を達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る画像形成装置として
のプリンタの概要正面図である。
【図2】給紙コロに対する粉塵除去手段の位置及び大き
さを示す概要平面図である。
【図3】他の実施形態に係る要部正面図である。
【図4】従来における水平搬送方式の画像形成装置の要
部正面図である。
【図5】従来における縦搬送方式の画像形成装置の要部
正面図である。
【図6】図5で示した例における粉塵の堆積状態を示す
要部拡大図である。
【符号の説明】
8 像担持体としての感光体 16 給紙コロ 24 転写ベルト 26 クリーニング手段 30,50 粉塵除去手段 32 クリーニングブレード 34 ブレードホルダ 46,52 当接部分 d1 給紙コロの幅 d2 当接部分の幅 P 転写材として用紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古屋 政治 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2H032 AA05 BA18 BA23 BA30 3F101 AB01 AB06 AB09 LA02 LA05 LA07 LB03

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体上の画像を略垂直に搬送される転
    写材へ転写させ、該転写材を静電的に吸着搬送する転写
    ベルトと、該転写ベルトの表面を清掃するクリーニング
    手段を有する転写搬送装置において、 上記転写ベルトの最上位点からベルト回転方向下流側で
    且つ上記クリーニング手段より上流側に、上記転写ベル
    トの表面に当接して粉塵を除去する粉塵除去手段が設け
    られていることを特徴とする転写搬送装置。
  2. 【請求項2】像担持体上の画像を略垂直に搬送される転
    写材へ転写させ、該転写材を静電的に吸着搬送する転写
    ベルトと、該転写ベルトの表面を清掃するクリーニング
    手段を有し、上記クリーニング手段は、上記転写ベルト
    の表面に当接するクリーニングブレードと、該クリーニ
    ングブレードを保持するブレードホルダを有する転写搬
    送装置において、 上記転写ベルトの最上位点からベルト回転方向下流側で
    且つ上記クリーニングブレードより上流側に、上記転写
    ベルトの表面に当接して粉塵を除去する粉塵除去手段が
    設けられていることを特徴とする転写搬送装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の転写搬送装置において、 上記粉塵除去手段が、上記ブレードホルダに位置決めさ
    れて設けられていることを特徴とする転写搬送装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載の転写搬送装置において、 上記粉塵除去手段が、上記ブレードホルダに対して着脱
    自在に設けられていることを特徴とする転写搬送装置。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4のうちの一つに記載の転写
    搬送装置において、 上記粉塵除去手段の当接部分が、合成樹脂によりフィル
    ム状又は薄肉のシート状に形成されていることを特徴と
    する転写搬送装置。
  6. 【請求項6】請求項1乃至4のうちの一つに記載の転写
    搬送装置において、 上記粉塵除去手段の当接部分が、パイル地であることを
    特徴とする転写搬送装置。
  7. 【請求項7】請求項1乃至4のうちの一つに記載の転写
    搬送装置において、 上記粉塵除去手段の当接部分が、発泡ポリウレタン材で
    形成されていることを特徴とする転写搬送装置。
  8. 【請求項8】請求項1乃至7のうちの一つに記載の転写
    搬送装置において、 上記粉塵除去手段が上記転写材を給送する給紙コロの位
    置に対応して設けられているとともに、上記転写材の搬
    送方向と直交する転写材幅方向における上記粉塵除去手
    段の当接部分の幅が、上記転写材幅方向における給紙コ
    ロの幅に対応して設定されていることを特徴とする転写
    搬送装置。
  9. 【請求項9】像担持体上に形成された画像を、転写搬送
    装置により転写するとともに排紙部へ向けて搬送する画
    像形成装置において、 上記転写搬送装置が、請求項1乃至8のうちの一つに記
    載の転写搬送装置であることを特徴とする画像形成装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011016577A1 (ja) * 2009-08-05 2011-02-10 日清紡メカトロニクス株式会社 ラミネート装置および搬送シートのクリーニング方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011016577A1 (ja) * 2009-08-05 2011-02-10 日清紡メカトロニクス株式会社 ラミネート装置および搬送シートのクリーニング方法
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