JP2000335764A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000335764A
JP2000335764A JP11150512A JP15051299A JP2000335764A JP 2000335764 A JP2000335764 A JP 2000335764A JP 11150512 A JP11150512 A JP 11150512A JP 15051299 A JP15051299 A JP 15051299A JP 2000335764 A JP2000335764 A JP 2000335764A
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image forming
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cleaning
brush
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Akira Yuza
曜 遊坐
Ryuichi Kojima
児島  隆一
Takeshi Niimura
健 新村
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 清掃手段にシート搬送手段にシートから付着
した付着物を除去し易くする。 【解決手段】 画像形成装置101は、シートPを搬送
するシート搬送手段2と、このシート搬送手段によって
搬送されてきたシートに画像を形成する画像形成手段3
0の像担持体13を有して着脱可能に本体31に装着さ
れたケーシング33と、このケーシングに設けられて、
シート搬送手段に接触してシート搬送手段に付着した付
着物を除去する清掃手段22とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ、複写
機、ファクシミリ及びこれらの複合機器等の画像形成装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置の1例として図9に
示すレーザービームプリンタ(以下、単に「プリンタ」
と称する)1がある。
【0003】プリンタ1は、主に、シート供給装置2
と、シート供給装置2から送り出されたシートにプロセ
スカートリッジ3の感光ドラム13上に形成されたトナ
ー像を転写ローラにより転写して画像を形成する画像形
成部30と、を備えている。
【0004】シートには、普通紙、普通紙の代用品であ
る厚みの薄い樹脂製のシート、葉書、ボール紙、封書、
プラスチック製の薄板等がある。
【0005】シート供給装置2は、シートPを支持する
マルチシート供給トレイ4と、このマルチシート供給ト
レイ4に支持されているシートPの先端側をシート供給
ローラ7に押し付ける加圧板6と、加圧板6を付勢する
加圧ばね5と、シート供給ローラ7により送り出された
シートを1枚ずつ分離する分離パッド8と、分離パッド
8をシート供給ローラ7に付勢する分離パッドばね9
と、分離されたシートを画像形成部に搬送する搬送ロー
ラ対10と等を有している。
【0006】シート供給ローラ清掃ブラシ22は、感光
体ドラム13上に静電潜像を形成するレーザー走査光学
系14を固定する光学台26の下方端部に取り付けられ
ている。ブラシ22の先端は、図10に示すように、シ
ート供給ローラ7のシート搬送面に当接している。シー
ト供給ローラ7の回転により、シート供給時にシート供
給ローラ7のシート搬送面に付着したシート粉、塵埃等
の付着物は、シート供給ローラ清掃ブラシ22により除
去される。
【0007】マルチシート供給トレイ4には、積載され
ているシートPの幅方向の位置を規制するサイド規制手
段12がシートのサイズに応じてシートの幅方向に移動
できるように取り付けられている。このサイド規制手段
12は、画像形成部30でのシートと画像形成位置とを
合わせるためのシート基準に一致させてシートを送り出
すためにシートの端部の位置を規制するものである。
【0008】シート供給装置2により供給されたシート
は、転写ローラ11に搬送され、画像形成部30の像担
持体である感光体ドラム13上のトナー像が転写ローラ
11によって、シートの表面に転写される。
【0009】トナー像を転写されたシートは、定着器1
5により加熱定着され、排出シートローラ対16により
排出シートトレイ17に排出される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のプリン
タは、次のような問題点があった。
【0011】上記プリンタでは、多数枚数のシートに画
像を形成すると、シート供給ローラ清掃ブラシ22に、
シート供給ローラ7のシート搬送面の付着物が多く付着
して、シート供給ローラ清掃ブラシ22の清掃効果が低
下することあった。
【0012】このため、シート供給ローラ搬送面の摩擦
係数の低下を招き、シート供給不良が発生したり、清掃
不十分のため、シート供給ローラ7からシートに付着物
が付着して、画像不良を誘発したり、感光体ドラムの表
面を損傷したりすることがあった。
【0013】また、シート供給ローラ清掃ブラシ22に
付着した付着物を取り除く作業も、シート供給ローラ清
掃ブラシ22が装置本体に取り付けてあるため、困難で
あった。
【0014】本発明は、清掃手段である清掃ブラシに、
シートから付着した付着物を除去し易くした画像形成装
置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の画像形成装置
は、シートを搬送するシート搬送手段と、前記シート搬
送手段によって搬送されてきた前記シートに画像を形成
する画像形成手段の像担持体を有して着脱可能に本体に
装着されたケーシングと、前記ケーシングに設けられ
て、前記シート搬送手段に付着した付着物を除去する清
掃手段と、を備えている。
【0016】上記画像形成装置において、シート搬送手
段は、シートを画像形成手段にシートを送り込む。画像
形成手段は、送り込まれてきたシートの被画像形成面に
像担持体によって画像を形成する。
【0017】シート搬送手段がシートを搬送していると
き、シートに付着した塵埃、シート粉等の付着物が、シ
ート搬送手段に付着して、シート搬送手段に残ることが
ある。シート搬送手段に多量の付着物が付着すると、シ
ート搬送手段がシートを搬送しながらその付着物を、逆
に、シートに付着させる恐れがある。
【0018】このため、清掃手段によって、シート搬送
手段の作動を利用して、シート搬送手段に付着した除去
する。
【0019】しかし、清掃手段が、シート搬送手段の付
着物を除去すると、その付着物が清掃手段に付着する。
清掃手段を長期間使用していると、清掃手段に付着した
付着物の量が多くなる。清掃手段に溜まった付着物は、
逆にシート搬送手段に付着され、さらにシートに付着さ
れることがある。
【0020】そこで、清掃手段に付着した付着物は、画
像形成手段の整備点検時に、ケーシングを本体から取り
出したとき、作業員によって、除去される。あるいは、
画像形成手段の整備点検に関係なく、除去される。さら
に、清掃手段は、付着物が付着していない新たな清掃手
段と交換される。
【0021】これによって、清掃手段は、シートの被画
像形成面の付着物を確実に除去するとともに、逆に、シ
ートに付着物を付着させることがなくなる。
【0022】本発明の画像形成装置において、前記シー
ト搬送手段が前記シートの被画像形成面に接触する部分
に、清掃手段が接触する。
【0023】上記画像形成装置において、清掃手段が、
シートの被画像形成面に付着している付着物を除去し
て、画像形成手段によって形成される画像の質の低下を
防止する。
【0024】本発明の画像形成装置の前記シート搬送手
段は、回転可能な回転体を有し、前記清掃手段が前記回
転体に接触するようになっている。
【0025】本発明の画像形成装置の前記シート搬送手
段は、2つ以上の回転可能な回転体を有し、その内、少
なくとも1つの回転体に対応させて前記清掃手段を配設
してある。
【0026】上記画像形成装置は、付着物の付き易い回
転体毎に清掃手段を配設させて、確実にシートの付着物
を除去する。
【0027】本発明の画像形成装置の前記回転体は、ロ
ーラである。
【0028】本発明の画像形成装置は、シートを搬送す
るシート搬送手段と、前記シート搬送手段によって搬送
されてきた前記シートに画像を形成する画像形成手段の
像担持体を有して着脱可能に本体に装着されたケーシン
グと、前記ケーシングに設けられて、前記画像形成手段
に送り込まれる前記シートの被画像形成面に接触し、前
記シートの移動により前記被画像形成面に付着した付着
物を除去する清掃手段と、を備えている。
【0029】上記画像形成装置において、シート搬送手
段は、シートを画像形成手段にシートを送り込む。画像
形成手段は、送り込まれてきたシートの被画像形成面に
像担持体によって画像を形成する。
【0030】シート搬送手段がシートを搬送していると
き、シートの被画像形成面に付着した塵埃、シート粉等
の付着物は、移動するシートに接触している清掃手段に
よって除去される。
【0031】これによって、シートに画像形成手段によ
って形成される画像の品質が向上する。
【0032】しかし、清掃手段に付着した付着物は、清
掃手段を使用するにしたがって、徐々に増えていき、付
着物を逆にシートに付着させることがある。
【0033】そこで、清掃手段に付着した付着物は、画
像形成手段の整備点検時に、ケーシングを本体から取り
出したとき、作業員によって、除去される。あるいは、
画像形成手段の整備点検に関係なく、除去される。
【0034】これによって、清掃手段は、シートの被画
像形成面の付着物を確実に除去するとともに、逆に、シ
ートに付着物を付着させることがなくなる。
【0035】本発明の画像形成装置は、前記清掃手段
が、導電性のブラシを有し、該ブラシが接地されてい
る。
【0036】上記画像形成装置において、シートに静電
気が帯電しているとき、清掃手段によって除去され、静
電気の影響をうけることなくシートに画像を形成する。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の画像
形成装置の1例であるレーザービームプリンタ1を図1
乃至図8に基づいて説明する。
【0038】なお、従来例のプリンタと同一部分につい
ては同一符号を付す。
【0039】(第1実施形態)第1実施形態のプリンタ
を図1乃至図3に基づいて説明する。
【0040】プリンタ101は、光学系14から、露光
手段(図示しない;原稿画像のスリット結像投影手段、
レーザ走査露光手段等)によって、目的の画像情報に基
づいた光像を、像担持体である感光体ドラム13に照射
し潜像を形成する。この潜像は現像剤(以下、トナーと
いう)により顕像化されてトナー像となる。
【0041】そして、プリンタ101は、トナー像の形
成と同期して、シートPをマルチシート供給トレイ4か
ら、シート供給ローラ7、搬送ローラ対10などからな
るシート供給装置2によって搬送し、プロセスカートリ
ッジ3としてカートリッジ化された現像手段と転写ロー
ラ11とにより構成される画像形成部30において、感
光体ドラム13に形成したトナー像を転写ローラ11に
よってシートPに転写する。シートPは、ヒータを内蔵
する定着回転体15aと、この定着回転体15aに押圧
される駆動ローラ15bとからなる定着手段15に搬送
され、定着回転体15aによって、転写トナー像が定着
される。
【0042】シートPは、排出シートローラ対16によ
って、排出シートトレイ17に排出される。
【0043】一方、現像手段を構成するプロセスカート
リッジ3に設けられた感光層を有する感光体ドラム13
は、不図示の駆動手段によって回転させられる。感光体
ドラム13の表面は、帯電手段である帯電ローラ18へ
の電圧印加によって一様に帯電され、光学系14からの
光像が露光部を介して露光される。感光体ドラム13の
表面には、潜像が形成され、その潜象は現像ローラ19
によって現像される。
【0044】転写ローラ11に、トナー像とは逆極性の
電圧を印加して、トナー像をシートPに転写する。その
後、感光体ドラム13に残留した残留トナーを、クリー
ニング手段20のクリーニングブレード20aによって
掻き落として、廃トナー容器20bへ集める。
【0045】なお、プロセスカートリッジ3は、プリン
タ101の本体31の前部の前カバー21の回動によっ
てできる開口部から取り出したり、本体31に装着した
りすることができるようになっている。
【0046】マルチシート供給トレイ4は、画像形成装
置本体1に固定されており、シート搬送方向と平行なシ
ート端面を規制するサイド規制手段12が、シート搬送
方向と直交する方向に位置調節可能に設けられている。
【0047】図2は、画像形成装置本体1のシート供給
装置2と、本発明の実施の形態の特徴を示すシート供給
ローラ清掃ブラシ22との斜視図である。
【0048】マルチシート供給トレイ4上のシートP
は、図1に示す加圧ばね5により画像形成装置本体1に
回転自在に支持された加圧板6を介して所定のシート供
給圧を与えられ、シート供給ローラ7と分離部材8によ
って1枚ずつ順次給送される。
【0049】分離部材8は、図1に示す分離パッドばね
9により所定の押圧力でシート供給ローラ7に付勢され
ている。搬送ローラ対10は、装置本体駆動部(図示せ
ず)より駆動力を受けて回転する搬送駆動ローラ10a
と、搬送駆動ローラ10aに従動回転する従動ローラ1
0bとで構成され、給送されるシートPを転写ローラ1
1から成る転写ステージヘと搬送する。
【0050】シート供給装置2は、少なくとも一つのシ
ート供給ローラ7及び少なくとも一つの搬送ローラ対1
0によって構成されている。
【0051】次に、シート供給ローラ清掃ブラシ22に
ついて説明する。
【0052】シート供給ローラ清掃ブラシ22は、ブラ
シ22bと、このブラシ22bを保持するブラシ台22
aとで構成されている。ブラシ台22aは、プロセスカ
ートリッジ3のケーシング33に取り付けられている
か、或は、ケーシング33と一体に形成されている。
【0053】ブラシ22bは、PP(ポリプロピレン)
やPET(ポリエチレンテレフタレート)等の絶縁材で
形成されている。本実施形態のブラシ22bは、ブラシ
形状で示しているが、PETなどから成るフィルム状の
ものや、ウレタンから成るブレードやスポンジ或はフェ
ルトなどであってもよい。 ブラシ22bの先端部は、
プロセスカートッリッジ3を画像形成装置101の本体
31に装着すると、シート供給ローラ7のシート搬送面
7aに当接するようになている。
【0054】このように、シート供給ローラ清掃ブラシ
22をシート供給ローラ7のシート搬送面7aに当接す
ることにより、シート供給時にシート供給ローラ7のシ
ート搬送面7aに付着したシート粉、塵埃等の付着物
を、シート供給ローラ7の回転によって、ブラシ22b
で除去することができる。
【0055】更に、本実施形態のプリンタ101によれ
ば、シート供給ローラ清掃ブラシ22がプロセスカート
リッジ3に保持されているため、プロセスカートリッジ
3の交換の度毎にシート供給ローラ清掃ブラシ22も交
換されるため、シート供給ローラ清掃ブラシ22に付着
物が堆積することがない。また、プロセスカートリッジ
3の交換がなく、シート供給ローラ清掃ブラシ22に付
着物が堆積した場合でも、プロセスカートリッジ3を画
像形成装置本体1から取り外すことにより容易にシート
供給ローラ清掃ブラシ22の付着物の除去作業を行うこ
とができる。
【0056】よって、シート供給ローラ7のシート搬送
面の付着物による摩擦係数の低下によるシート供給不良
を防ぎ、シート供給ローラ7の寿命を延ばすことができ
る。
【0057】また、シート供給ローラ7からシートに付
着したシート粉等による画像不良や感光体ドラム13の
損傷を防ぐことができる。
【0058】図1に示すレーザービームプリンタ101
は、縦型であるが、図3に示す横型のレーザービームプ
リンタ101aでも、プロセスカートリッジ3にシート
供給ローラ清掃ブラシ22を取り付けることでシート供
給ローラ7に付着する付着物を除去することができる。
この場合も、当然、上述同様の効果がある。
【0059】なお、このプリンタ101aの構造は、図
1のプリンタ101とほぼ同じであり、同一部分に同一
の符号を付してその説明は省略する。
【0060】(第2実施形態)第2実施形態のプリンタ
を図4、図5に基づいて説明する。
【0061】第2実施形態のプリンタ201のシート供
給装置202のシート供給ローラ207は、D型形状で
あり、シート供給ローラ207の両側面にシート供給ロ
ーラ軸207bに回転可能なシート供給ころ23a,2
3bが設けられた構成になっている。
【0062】シート供給ローラ清掃ブラシ22は、第1
実施形態のシート供給ローラ清掃ブラシと同様に、ブラ
シ22bと、このブラシ22bを保持するブラシ台22
aとで構成され、ブラシ台22aは、プロセスカートリ
ッジ3のケーシング33に取り付けられているか、或
は、ケーシング33と一体に形成されている。ブラシ2
2bは、シート供給ローラ207のシート搬送面207
aと、シート供給ころ23a,23bに当接している。
【0063】さらに、第2実施形態のプリンタ201
は、搬送ローラ清掃ブラシ24をプロセスカートリッジ
3のケーシング33のケーシング33に備えている。搬
送ローラ清掃ブラシ24は、プロセスカートリッジ3を
本体31に装着したとき、搬送ローラ対10のシートの
転写面Pa側に接する従動ローラ10bに当接するよう
になっている。
【0064】搬送ローラ清掃ブラシ24も、ブラシ台2
4aと、ブラシ台24aに設けられたブラシ24bとで
構成されている。
【0065】ブラシ22b,24bは、ブラシ形状で示
しているが、PETなどから成るフィルム状のものや、
ウレタンから成るブレードやスポンジ或はフェルトなど
であってもよい。
【0066】特に、シート転写面Pa側の従動ローラ1
0bを清掃する場合、PETフィルムなどのフィルムを
用いるのが好ましい。
【0067】このようにシート供給ローラ207とシー
ト供給ころ23a,23bに当接するシート供給ローラ
清掃ブラシ22を、プロセスカートリッジ3に設けるこ
とで、第2実施形態のプリンタ201においても、第1
実施形態のプリンタ101と同様な効果が奏する。更
に、従動ローラ10bに当接する搬送ローラ清掃ブラシ
24を設けることで、従動ローラ10bに付着した付着
物を除去することができ、搬送ローラ対10の位置での
画像不良や、感光体ドラム13の破損等を防止すること
ができる。
【0068】(第3実施形態)第3実施形態のプリンタ
を図6、図7に基づいて説明する。
【0069】第3実施形態のプリンタ301では、第
1、第2実施形態のプリンタ101,201と同様にシ
ート供給ローラ清掃ブラシ22と搬送ローラ清掃ブラシ
24とがプロセスカートリッジ3のケーシング33に設
けられている。
【0070】さらに、プロセスカートリッジ3のケーシ
ング33には、搬送ローラ対10と、プロセスカートリ
ッジ3及び転写ローラ11から成る画像形成部30との
間のシート搬送路において、搬送ローラ対10により搬
送されるシートPの転写面Pa側にシート搬送方向と直
交する方向のシートの幅全面に接するシート清掃ブラシ
25が設けられている。
【0071】シート清掃ブラシ25は、ケーシング33
に設けられたブラシ台33aとブラシ台33aに設けら
れたブラシ33bとで構成され、ブラシ33bの材質
は、シート供給ローラ清掃ブラシ22及び搬送ローラ清
掃ブラシ24のブラシ22b,24bと同様である。
【0072】このように、シート供給ローラ清掃ブラシ
22と搬送ローラ清掃ブラシ24をプロセスカートリッ
ジ3に設けることで、本実施形態のプリンタ301にお
いても、第1、第2実施形態のプリンタ101,201
と同様な効果を奏する。
【0073】更に、プロセスカートリッジ3に搬送ロー
ラ対10と画像形成部30との間のシート搬送路におい
て、搬送ローラ対10により搬送されるシートPの転写
面Pa側に接するシート清掃ブラシ25を設けることで
シート供給装置202より供給されたシートの転写面P
a側に残った付着物を画像形成部30に搬送される前に
除去することができ、付着物による画像不良や感光体ド
ラム13の破損を防止する効果がある。
【0074】なお、第3実施形態のプリンタ301のシ
ート供給装置202は、第2実施形態のプリンタ201
のシート供給装置202と構成が同一であるため、同一
符号を付してその説明は省略する。
【0075】(第4実施形態)第4実施形態のプリンタ
を図8に基づいて説明する。
【0076】第4実施形態のプリンタ401のシート清
掃ブラシ425は、ブラシ台425aに、導電性部材で
ある、鉄、しんちゅう等のワイヤからなるブラシ425
bを設け構造になっており、ブラシ425bがアース線
434によって接地されている。
【0077】本実施形態のプリンタ401も、第1乃至
第3実施形態のプリンタ101,201,301と同様
の効果を奏する。
【0078】さらに、本実施形態のプリンタ401は、
シート清掃ブラシ425を導電性にして、接地すること
でシートPがシート供給搬送される際にシート供給ロー
ラ7または搬送ローラ対10で摩擦帯電したシートPの
転写面Paの帯電を除去して、シートPの帯電むらによ
る画像不良を改善する効果を奏する。
【0079】なお、以上の説明において、搬送ローラ清
掃ブラシ24のみ設けてもよい。
【0080】また、シート供給ローラ7、搬送ローラ対
10の代わりに、ベルト、ベルト対を使用してもよい。
この場合おいても、同様にシート供給ローラ清掃ブラシ
22、搬送ローラ清掃ブラシ24、シート清掃ブラシ2
5,425で、ベルト、ベルト対に付着した付着物を除
去することができる。
【0081】さらに、第2、第3、第4実施形態のプリ
ンタにおける、シート供給ローラ清掃ブラシ22、搬送
ローラ清掃ブラシ24、シート清掃ブラシ25,425
は、図3に示す、横型のプリンタ101aにも設けるこ
とができる。
【0082】また、以上説明した、シート供給ローラ清
掃ブラシ22、搬送ローラ清掃ブラシ24、シート清掃
ブラシ25,425は、トナー像によって画像を形成す
るプリンタのみならずインクによって画像を形成するプ
リンタにも、設けることができる。従って、本発明の画
像形成装置は、トナー像によって、画像を形成する方式
の画像形成装転のみならず、他に、インクによって画像
を形成する方式の画像形成装置等も含ものとする。
【0083】
【発明の効果】本発明の画像形成装置は、シート搬送手
段を清掃する清掃手段を画像形成手段を有するケーシン
グに設けたことにより、シート供給時にシート搬送手段
のシート搬送面に付着した付着物を清掃手段で除去する
ことができるとともに、画像形成手段の保守管理のと
き、ケーシングを本体から引き出したとき、清掃手段に
付着した付着物を除去したり、あるいは、付着物が付着
していない新たな清掃手段と交換したりすることができ
る。
【0084】また、シート搬送手段に付着する付着物を
少なくして、摩擦係数の低下の原因を解消して、シート
の搬送不良を防ぎ、シートを長期間確実に搬送すること
ができるとともに、シート搬送手段の寿命を延ばすこと
ができる。
【0085】さらに、シート搬送手段の、シートの被画
像形成面が接する部分を清掃する清掃手段を設けたこと
により、シート搬送手段に付着した付着物を除去して、
シート搬送手段の位置での画像不良や像担持体の破損を
防止することができる。
【0086】さらに、シートの被画像形成面に接触する
部分に付着している付着物を除去して、画像不良や像担
持体の損傷を、生じないようにすることができる。
【0087】また、画像形成手段とシート搬送手段との
間のシート搬送路においてシート搬送手段により搬送さ
れたシートの被画像形成面に接触する清掃手段を備えた
ことにより、供給されたシートの被画像形成面に残った
付着物を画像形成手段に搬送される前に除去することが
でき、付着物による画像不良や感光体ドラムの破損を防
止することができる。
【0088】また、清掃手段が導電性のブラシを有し、
そのブラシを接地することにより、シートが搬送される
際に、摩擦帯電したシートの被画像形成面の帯電を除去
して、シートの帯電むらによる画像不良を改善すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の画像形成装置であるレーザービ
ームプリンタの概略側面断面図である。
【図2】図1の清掃手段であるシートローラ清掃ブラシ
周辺の斜視図である。
【図3】第1実施形態の画像形成装置で異なる形式のレ
ーザービームプリンタの概略側面断面図である。
【図4】第2実施形態の画像形成装置であるレーザービ
ームプリンタの概略側面断面図である。
【図5】図4の清掃手段であるシートローラ清掃ブラシ
と搬送ローラ清掃ブラシとの周辺の斜視図である。
【図6】第3実施形態の画像形成装置であるレーザービ
ームプリンタの概略側面断面図である。
【図7】図6の清掃手段であるシート清掃ブラシ周辺の
斜視図である。
【図8】第4実施形態の画像形成装置であるレーザービ
ームプリンタの清掃手段であるシートローラ清掃ブラシ
と、搬送ローラ清掃ブラシと、シート清掃ブラシとの周
辺の斜視図である。
【図9】従来の画像形成装置であるレーザービームプリ
ンタの概略側面断面図である。
【図10】図9の清掃手段であるシートローラ清掃ブラ
シ周辺の斜視図である。
【符号の説明】
P シート Pa 転写面(被画像形成面) 2,202 シート供給装置(シート搬送手段) 3 プロセスカートッリッジ 4 マルチシート供給トレイ 7,207 シート供給ローラ(回転体) 7a,207a シート搬送面 207b シート供給ローラ軸 8 分離パッド 9 分離パッドばね 10 搬送ローラ対(回転体) 10a 搬送駆動ローラ 10b 従動ローラ 11 転写ローラ 13 感光体ドラム(像担持体) 16 排出シートローラ対 17 排出シートトレイ 22 シートローラ清掃ブラシ(清掃手段) 22a ブラシ台 22b ブラシ 23a,23b シート供給ころ(回転体) 24 搬送ローラ清掃ブラシ(清掃手段) 24a ブラシ台 24b ブラシ 25 シート清掃ブラシ(清掃手段) 25a ブラシ台 25b ブラシ 30 画像形成部(画像形成手段) 31 画像形成装置の本体 33 ケーシング 101,101a,201,301 画像形成装置(レ
ーザービームプリンタ) 425 シート清掃ブラシ 425a ブラシ台 425b ブラシ 434 アース線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新村 健 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 3F101 AB01 AB06 AB19 LA02 LA05 LA07 LB03 3F343 FA02 FB02 FB03 FB05 FC01 FC24 GA03 GB01 GC01 GD01 HA14 HB03 HD18 JA01 JD03 JD08

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートを搬送するシート搬送手段と、 前記シート搬送手段によって搬送されてきた前記シート
    に画像を形成する画像形成手段の像担持体を有して着脱
    可能に本体に装着されたケーシングと、 前記ケーシングに設けられて、前記シート搬送手段に接
    触して前記シート搬送手段に付着した付着物を除去する
    清掃手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記シート搬送手段が前記シートの被画
    像形成面に接触する部分に、清掃手段が接触することを
    特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記シート搬送手段が、回転可能な回転
    体を有し、前記清掃手段が前記回転体に接触することを
    特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記シート搬送手段が、2つ以上の回転
    可能な回転体を有し、その内、少なくとも1つの回転体
    に対応させて前記清掃手段を配設したことを特徴とする
    請求項1,2又は3に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記回転体が、ローラであることを特徴
    とする請求項3又は4に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 シートを搬送するシート搬送手段と、 前記シート搬送手段によって搬送されてきた前記シート
    に画像を形成する画像形成手段の像担持体を有して着脱
    可能に本体に装着されたケーシングと、 前記ケーシングに設けられて、前記画像形成手段に送り
    込まれる前記シートの被画像形成面に接触し、前記シー
    トの移動により前記被画像形成面に付着した付着物を除
    去する清掃手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記清掃手段が、導電性のブラシを有
    し、該ブラシが接地されていることを特徴とする請求項
    6に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1291729A2 (en) * 2001-09-10 2003-03-12 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming device having paper dust removing units

Cited By (2)

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