JP7243344B2 - プロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
この問題点を解消すべく、クリープ現象の発生を回避させるため、感光体に対してプロセスカートリッジを着脱させる際に帯電部材を回動させることで、感光体に対して帯電部材を接離させる技術が提案されている(例えば「特許文献1」参照)。
しかしこの構成では、装置本体側にも帯電部材の接離機構を設ける必要があるため、カートリッジの着脱方向に対して装置本体が大型化してしまうという問題点がある。
本発明は上述の問題点を解決し、画像不良の発生を防止できると共に装置の小型化及び簡易化を図ることが可能なプロセスカートリッジ及びこれを用いた画像形成装置の提供を目的とする。
上述した感光体3,帯電ローラ4、LED5、現像装置6、トナーカートリッジ7、クリーニングブレード8、図示しない除電手段は一体的に構成されており、装置本体2に対して着脱自在なプロセスカートリッジ9を構成している。プロセスカートリッジ9については後述する。
感光体3の回転に伴い、クリーニングブレード8によって感光体3の周面から掻き取られた転写残トナーは、図示しない搬送手段により図示しない回収容器に搬送される。帯電ローラ4は、除電後に清掃された感光体3の表面を一様な高電位に帯電させ初期化させる。その後、画像データに基づいてLED5が感光体3の表面を選択的に露光し、一様な高電位に帯電している感光体3の表面に露光によって電位の減衰した低電位部と露光されていない高電位部とからなる静電潜像が形成される。そして、形成された低電位部に現像装置6からトナーが転移され、静電潜像がトナーによってトナー像へと顕像化される。
用紙搬送経路を介して感光体3と対向する位置には、感光体3上に形成されたトナー像を用紙Pに転写させる転写ローラ16が配設されており、転写ローラ16の用紙搬送方向下流側には加熱ローラ17及び加圧ローラ18を有する定着装置19が配設されている。
定着装置19の用紙搬送方向下流側には、定着された用紙Pを搬送する搬送ローラ対20と、用紙Pを機外へ排出する排出ローラ対21と、排出された用紙Pが積載される排紙トレイ22とが配設されている。
給送された用紙Pは、転写ローラ16によって感光体3に押圧されると共に転写バイアスを作用され、これにより感光体3上に形成されたトナー像が用紙P上に転写される。トナー像が転写された用紙Pは定着装置19へと送られ、熱と圧力とによってトナー像を溶融定着される。トナー像が定着された用紙Pは、搬送ローラ対20によって搬送された後、排出ローラ対21によって排紙トレイ22上に排出される。
図3に示すように、保護カバー24には図示しないブラケットを介して円柱形状を呈する突起である接触部材25が一体的に取り付けられている。接触部材25は、図3に部分的に示すユニット本体23の側壁に形成された円弧状を呈する溝部26内を移動可能であり、保護カバー24が第1の位置を占めたときに実線で示す位置を、保護カバー24が第2の位置を占めたときに二点鎖線で示す位置をそれぞれ占める。
帯電保持部材28は、ユニット本体23に設けられた図示しないレール部材によって、図3において感光体3に対する帯電ローラ4の接線と垂直な方向に向けて移動自在に支持されており、帯電保持部材28とユニット本体23との間には、帯電保持部材28に対して帯電ローラ4が感光体3に対して圧接する向きの付勢力を付与する付勢部材である圧縮コイルばね31が配設されている。
移動部材33の一端側上部近傍には、ユニット本体23の側壁に植設された規制部材であるストッパ34が配設されている。ストッパ34は移動部材33の移動経路内に位置するように配置されており、これにより移動部材33は外力が作用しない状態において、一端がストッパ33に接触する範囲と他端が帯電保持部材28に接触する範囲との間に保持されている。
この状態から、プロセスカートリッジ9が装置本体2から取り外されると共に保護カバー24が例えば手動により図4に実線で示す第2の位置に移動されると、接触部材25が図3に示す位置から図4に示す位置に変位する。第2の位置を占めた保護カバー24は、図示しない保持部材により第2の位置に保持される。
図4に示す状態からプロセスカートリッジ9を装置本体2に装着すると、装置本体2に設けられた図示しない部材に接触して図示しない保持部材による保持状態が解除され、保護カバー24は図示しない付勢手段の付勢力によって移動されて第1の位置を占める。保護カバー24の第2の位置から第1の位置への移動に伴い、接触部材25が図3に二点鎖線で示す位置から実線で示す位置に移動され、これにより移動部材33による付勢が解除されて帯電保持部材28が圧縮コイルばね31の付勢力によって移動され、帯電ローラ4が感光体3の周面に圧接されて図3に示す状態となる。移動部材33は一端をストッパ34に接触させることにより回動範囲を規制され、次回接触部材25が移動する際に一端を接触部材25に対して確実に接触させることができる。
また、外力が作用しない状態において移動部材33はストッパ34により移動範囲を規制されているので、次回接触部材25が移動する際に移動部材33の一端を接触部材25に対して確実に接触させることができる。
帯電ローラ4は軸受部材35によって回転自在に支持されており、軸受部材35は図示しないブラケットを介して帯電保持部材36に回転自在に支持されている。軸受部材35には、後述するクリーニング支持部材37に対して接触可能な移動片38及びストッパ43が取り付けられている。移動片38及びストッパ43は、軸受部材35の回転に伴い、軸受部材35の回転中心を中心として回動自在に構成されている。
上述したようにスポンジ等の弾性部材からなるクリーニングローラ29は、プロセスカートリッジ42が長期間保管される場合等に、帯電ローラ4に圧接していることから癖が付いて変形する場合があり、この変形により帯電ローラ4に対して所定の圧接量が得られずクリーニング性能が低下する虞がある。この第2の実施形態では、この不具合の発生を防止する。
移動片38は回動に伴い、接触するクリーニング支持部材37を帯電保持部材36に設けられた図示しないレールに沿って、図示しない付勢手段の付勢力に抗して図5において感光体3から離れる方向に移動させる。この移動により、図6に示すように帯電ローラ4に対するクリーニングローラ29の圧接状態が解除される。
また、外力が作用しない状態において移動部材41及び移動片38はストッパ34及びストッパ43により移動範囲を規制されているので、次回接触部材25が移動する際に移動部材33を接触部材25及び移動片38に対して確実に接触させることができる。
帯電ローラ4は軸受部材27によって回転自在に支持されており、軸受部材27は図示しないブラケットを介して帯電保持部材46に取り付けられている。クリーニングローラ29は軸受部材30によって回転自在に支持されており、軸受部材30は図示しないブラケットを介して帯電保持部材46に取り付けられている。クリーニングローラ29は所定の圧接力により帯電ローラ4に対して圧接配置されている。
帯電保持部材46には、接触部材25が第2の位置から第1の位置へと変位する際に、図9に示す状態から接触部材25がその上面に対して乗り上がることが可能となる図示しない傾斜部が形成されている。
この状態からプロセスカートリッジ45が装置本体2から取り外されると共に保護カバー24が例えば手動により図9に実線で示す第2の位置に移動されると、接触部材25が図8に実線で示す位置から図9に示す位置に変位する。接触部材25が上面から離脱した帯電保持部材46は、引張コイルばね48の付勢力によって感光体3から離れる方向に移動され、この結果、図9に示すように帯電ローラ4の周面が感光体3の表面から離間される。第2の位置を占めた保護カバー24は、図示しない保持部材により第2の位置に保持される。
保護カバー24の第2の位置から第1の位置への移動に伴い、接触部材25が図8に二点鎖線で示す位置から実線で示す位置に移動される。実線位置への移動時において接触部材25は、帯電保持部材46の上面に形成された図示しない傾斜部を介して帯電保持部材46の上面に対して乗り上げられ、これにより帯電保持部材46は帯電ローラ4が感光体3に近付く向きに移動され、帯電ローラ4の周面が感光体3の表面に対して所定の圧接力で圧接する。
3 像担持体(感光体)
4 帯電部材(帯電ローラ)
9,42,45 プロセスカートリッジ
23,44,47 ユニット本体
24 保護カバー
25 接触部材
28,36,46 帯電保持部材
29 クリーニング部材(クリーニングローラ)
33,41 移動部材
34 規制部材(ストッパ)
37 クリーニング支持部材
Claims (4)
- ユニット本体と、
前記ユニット本体に回転自在に支持された像担持体と、
前記像担持体の表面に接触して前記像担持体を帯電させる帯電部材と、
前記帯電部材を保持する移動自在な帯電保持部材と、
前記ユニット本体に移動自在に支持され、前記像担持体を露呈させる第1の位置と前記像担持体を覆う第2の位置とを選択的に占める保護カバーと、
前記保護カバーと一体的に設けられ前記保護カバーの移動に伴い移動する接触部材と、
移動する前記接触部材に接触して移動し、移動に伴い前記帯電保持部材に接触して前記帯電保持部材を移動させる移動部材とを備え、
前記保護カバーが前記第1の位置を占めたときに前記帯電部材を前記像担持体の表面に接触させ、前記保護カバーが前記第2の位置を占めたときに前記帯電部材を前記像担持体の表面から離間させるプロセスカートリッジであって、
前記接触部材の非移動時に前記移動部材の移動を規制する規制部材を有するプロセスカートリッジ。 - 請求項1記載のプロセスカートリッジにおいて、
前記帯電部材の表面に接触して前記帯電部材の表面をクリーニングするクリーニング部材を有することを特徴とするプロセスカートリッジ。 - 請求項2記載のプロセスカートリッジにおいて、
前記クリーニング部材を前記帯電部材に対して移動自在に支持すると共に前記移動部材により移動可能なクリーニング支持部材を有し、前記クリーニング支持部材の移動により前記クリーニング部材が前記帯電部材の表面に接離することを特徴とするプロセスカートリッジ。 - 請求項1ないし3の何れか一つに記載のプロセスカートリッジを有することを特徴とする画像形成装置。
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