JP7243344B2 - プロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、プロセスカートリッジ及び画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置において、像担持体である感光体と、感光体表面を帯電させる帯電部材とを備え、装置本体に対して着脱自在に構成されたプロセスカートリッジを有するものが知られている。このプロセスカートリッジにおいて、帯電部材として感光体表面に接触する接触式の帯電部材を用いた場合、感光体へ帯電部材を長時間接触させたままとするとクリープ現象が発生し、濃度ムラが生じてしまうという問題点があった。
この問題点を解消すべく、クリープ現象の発生を回避させるため、感光体に対してプロセスカートリッジを着脱させる際に帯電部材を回動させることで、感光体に対して帯電部材を接離させる技術が提案されている(例えば「特許文献1」参照)。
上述した構成のプロセスカートリッジでは、帯電部材を備えたカートリッジ本体を装置本体に着脱する方向と同一方向に向けて装置本体に突起形状を設け、カートリッジ本体側に上述の突起形状に嵌合する部位を設け、カートリッジの着脱に連動して帯電部材が感光体表面に対し接離する構成であった。
しかしこの構成では、装置本体側にも帯電部材の接離機構を設ける必要があるため、カートリッジの着脱方向に対して装置本体が大型化してしまうという問題点がある。
本発明は上述の問題点を解決し、画像不良の発生を防止できると共に装置の小型化及び簡易化を図ることが可能なプロセスカートリッジ及びこれを用いた画像形成装置の提供を目的とする。
請求項1記載の発明は、ユニット本体と、前記ユニット本体に回転自在に支持された像担持体と、前記像担持体の表面に接触して前記像担持体を帯電させる帯電部材と、前記帯電部材を保持する移動自在な帯電保持部材と、前記ユニット本体に移動自在に支持され、前記像担持体を露呈させる第1の位置と前記像担持体を覆う第2の位置とを選択的に占める保護カバーと、前記保護カバーと一体的に設けられ前記保護カバーの移動に伴い移動する接触部材と、移動する前記接触部材に接触して移動し、移動に伴い前記帯電保持部材に接触して前記帯電保持部材を移動させる移動部材とを備え、前記保護カバーが前記第1の位置を占めたときに前記帯電部材を前記像担持体の表面に接触させ、前記保護カバーが前記第2の位置を占めたときに前記帯電部材を前記像担持体の表面から離間させるプロセスカートリッジであって、前記接触部材の非移動時に前記移動部材の移動を規制する規制部材を有することを特徴とする。
本発明によれば、プロセスカートリッジを装置本体から取り外した場合には像担持体の周面に圧接していた帯電部材を像担持体の周面から離間させるので、クリープ現象による帯電部材の変形を防止でき、画像不良の発生を防止することができる。また、プロセスカートリッジ内の構成により像担持体の表面に対する帯電部材の接離動作を行うことができるので、装置本体側に帯電部材の接離機構を設ける必要がなく、装置本体の小型化及び構成の簡易化を図ることができる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の概略構成図である。 本発明の第1の実施形態に用いられるプロセスカートリッジの概略図である。 本発明の第1の実施形態に用いられるプロセスカートリッジの動作を説明する概略図である。 本発明の第1の実施形態に用いられるプロセスカートリッジの動作を説明する概略図である。 本発明の第2の実施形態に用いられるプロセスカートリッジの動作を説明する概略図である。 本発明の第2の実施形態に用いられるプロセスカートリッジの動作を説明する概略図である。 本発明の第2の実施形態に用いられるプロセスカートリッジの動作を説明する概略図である。 本発明の第3の実施形態に用いられるプロセスカートリッジの動作を説明する概略図である。 本発明の第3の実施形態に用いられるプロセスカートリッジの動作を説明する概略図である。
図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置を示している。同図においてモノクロの画像形成装置であるプリンタ1は、装置本体2の内部に像担持体である回転自在な感光体3を有している。感光体3の周囲には、感光体3の表面を一様に帯電させる帯電部材としての帯電ローラ4、帯電された感光体3の表面を露光して静電潜像を形成する露光装置としてのLED5、形成された静電潜像にトナーを供給して現像を行う現像装置6、現像装置6に供給する現像剤としてのトナーを収容したトナーカートリッジ7、感光体3の表面から転写残トナーを除去する感光体クリーニング手段としてのクリーニングブレード8、感光体3の表面を除電して初期化させる図示しない除電手段等が配設されている。
上述した感光体3,帯電ローラ4、LED5、現像装置6、トナーカートリッジ7、クリーニングブレード8、図示しない除電手段は一体的に構成されており、装置本体2に対して着脱自在なプロセスカートリッジ9を構成している。プロセスカートリッジ9については後述する。
現像装置6は、感光体3の表面に対して近接配置され、感光体3の表面にトナーを供給する現像ローラ10を有している。現像ローラ10の芯部には、図示しないバイアス電源からマイナス電位のバイアス電圧が印加される。また、帯電ローラ4にも他の図示しないバイアス電源からマイナス電位のバイアス電圧が印加される。
感光体3の回転に伴い、クリーニングブレード8によって感光体3の周面から掻き取られた転写残トナーは、図示しない搬送手段により図示しない回収容器に搬送される。帯電ローラ4は、除電後に清掃された感光体3の表面を一様な高電位に帯電させ初期化させる。その後、画像データに基づいてLED5が感光体3の表面を選択的に露光し、一様な高電位に帯電している感光体3の表面に露光によって電位の減衰した低電位部と露光されていない高電位部とからなる静電潜像が形成される。そして、形成された低電位部に現像装置6からトナーが転移され、静電潜像がトナーによってトナー像へと顕像化される。
装置本体2の下方には、被記録媒体である用紙Pを多数枚収容した給紙トレイ11と、給紙トレイ11から用紙Pを給送する給紙ローラ12と、給送される用紙Pを一枚ずつに分離する分離ローラ13とが配設されている。給紙ローラ12の用紙搬送方向下流側には、用紙Pを搬送する搬送ローラ対14及びレジストローラ対15が配設されている。
用紙搬送経路を介して感光体3と対向する位置には、感光体3上に形成されたトナー像を用紙Pに転写させる転写ローラ16が配設されており、転写ローラ16の用紙搬送方向下流側には加熱ローラ17及び加圧ローラ18を有する定着装置19が配設されている。
定着装置19の用紙搬送方向下流側には、定着された用紙Pを搬送する搬送ローラ対20と、用紙Pを機外へ排出する排出ローラ対21と、排出された用紙Pが積載される排紙トレイ22とが配設されている。
上述した工程により感光体3の表面にトナー像が形成されると共に、給紙ローラ12及び分離ローラ13が回転して給紙トレイ11から一枚の用紙Pが給送される。給送された用紙Pは、搬送ローラ対14に搬送されてレジストローラ対15に送られ、レジストローラ対15が所定のタイミングによって回転することにより感光体3と転写ローラ16との間に向けて給送される。
給送された用紙Pは、転写ローラ16によって感光体3に押圧されると共に転写バイアスを作用され、これにより感光体3上に形成されたトナー像が用紙P上に転写される。トナー像が転写された用紙Pは定着装置19へと送られ、熱と圧力とによってトナー像を溶融定着される。トナー像が定着された用紙Pは、搬送ローラ対20によって搬送された後、排出ローラ対21によって排紙トレイ22上に排出される。
図2は、本発明の第1の実施形態に用いられるプロセスカートリッジ9を示している。プロセスカートリッジ9は、ユニット本体23の内部に、上述した感光体3、帯電ローラ4、LED5、現像装置6、トナーカートリッジ7、クリーニングブレード8等を有しており、装置本体2に対して着脱自在である。なお、トナーカートリッジ7はユニット本体23に対して簡単に着脱可能であり、トナーの補充を容易に行うことができる。
ユニット本体23には、輸送時等に感光体3を保護するための保護カバー24が取り付けられている。保護カバー24はユニット本体23に移動自在に支持されており、図2に実線で示すように感光体3が露呈する第1の位置と、図2に二点鎖線で示すように感光体3を覆う第2の位置とを選択的に占める。保護カバー24は図示しない付勢手段の付勢力によって平生第2の位置を占めるように付勢されており、プロセスカートリッジ9が装置本体2に取り付けられた際に,装置本体2に設けられた図示しない部材に接触して移動されて第1の位置を占める。
図3に示すように、保護カバー24には図示しないブラケットを介して円柱形状を呈する突起である接触部材25が一体的に取り付けられている。接触部材25は、図3に部分的に示すユニット本体23の側壁に形成された円弧状を呈する溝部26内を移動可能であり、保護カバー24が第1の位置を占めたときに実線で示す位置を、保護カバー24が第2の位置を占めたときに二点鎖線で示す位置をそれぞれ占める。
図3に示すように、帯電ローラ4は軸受部材27によって回転自在に支持されており、軸受部材27は図示しないブラケットを介して帯電保持部材28に取り付けられている。帯電ローラ4には、帯電ローラ4の周面をクリーニングする回転自在なクリーニング部材としてのクリーニングローラ29が圧接配置されている。スポンジ等の弾性部材からなるクリーニングローラ29は軸受部材30によって回転自在に支持されており、軸受部材30は図示しないブラケットを介して帯電保持部材28に取り付けられている。
帯電保持部材28は、ユニット本体23に設けられた図示しないレール部材によって、図3において感光体3に対する帯電ローラ4の接線と垂直な方向に向けて移動自在に支持されており、帯電保持部材28とユニット本体23との間には、帯電保持部材28に対して帯電ローラ4が感光体3に対して圧接する向きの付勢力を付与する付勢部材である圧縮コイルばね31が配設されている。
溝部26と帯電保持部材28との間の位置には、ユニット本体23に植設された支軸32によって回動自在に支持された棒状の移動部材33が配設されている。移動部材33は、その一端を保護カバー24の移動に伴い移動する接触部材25の移動経路内に、他端を図示しないレール部材に沿って移動する帯電保持部材28の移動経路内にそれぞれ配設されており、接触部材25及び帯電保持部材28の移動に伴い回動する。
移動部材33の一端側上部近傍には、ユニット本体23の側壁に植設された規制部材であるストッパ34が配設されている。ストッパ34は移動部材33の移動経路内に位置するように配置されており、これにより移動部材33は外力が作用しない状態において、一端がストッパ33に接触する範囲と他端が帯電保持部材28に接触する範囲との間に保持されている。
本発明の第1の実施形態において、図3に実線で示すように保護カバー24が第1の位置を占めた状態、すなわちプロセスカートリッジ9が装置本体2に取り付けられた状態では、移動部材33は接触部材25にも帯電保持部材28にも接触せず、帯電保持部材28は圧縮コイルばね31の付勢力によって帯電ローラ4の圧接方向に付勢され、帯電ローラ4はその周面を感光体3の表面に圧接させている。
この状態から、プロセスカートリッジ9が装置本体2から取り外されると共に保護カバー24が例えば手動により図4に実線で示す第2の位置に移動されると、接触部材25が図3に示す位置から図4に示す位置に変位する。第2の位置を占めた保護カバー24は、図示しない保持部材により第2の位置に保持される。
変位に伴い接触部材25が移動部材33の一端に接触しつつさらに変位すると、移動部材33が支軸32を中心に図3において反時計回り方向に回動し、移動部材33はその他端によって帯電保持部材28を圧縮コイルばね31の付勢力に抗して感光体3から離れる方向に移動させる。この結果、図4に示すように帯電ローラ4の周面が感光体3の表面から離間される。
図4に示す状態からプロセスカートリッジ9を装置本体2に装着すると、装置本体2に設けられた図示しない部材に接触して図示しない保持部材による保持状態が解除され、保護カバー24は図示しない付勢手段の付勢力によって移動されて第1の位置を占める。保護カバー24の第2の位置から第1の位置への移動に伴い、接触部材25が図3に二点鎖線で示す位置から実線で示す位置に移動され、これにより移動部材33による付勢が解除されて帯電保持部材28が圧縮コイルばね31の付勢力によって移動され、帯電ローラ4が感光体3の周面に圧接されて図3に示す状態となる。移動部材33は一端をストッパ34に接触させることにより回動範囲を規制され、次回接触部材25が移動する際に一端を接触部材25に対して確実に接触させることができる。
このように本発明の第1の実施形態によれば、プロセスカートリッジ9を長期間使用しない場合、すなわちプロセスカートリッジ9を装置本体2から取り外した場合には感光体3の周面に圧接していた帯電ローラ4を感光体3の周面から離間させるので、クリープ現象による帯電ローラ4の変形を防止でき、画像不良の発生を防止することができる。また、プロセスカートリッジ9内の構成により感光体3の表面に対する帯電ローラ4の接離動作を行うことができるので、装置本体2側に帯電ローラ4の接離機構を設ける必要がなく、装置本体2の小型化及び構成の簡易化を図ることができる。
また、外力が作用しない状態において移動部材33はストッパ34により移動範囲を規制されているので、次回接触部材25が移動する際に移動部材33の一端を接触部材25に対して確実に接触させることができる。
図5は、本発明の第2の実施形態を示している。本実施形態で示すプロセスカートリッジ42において、接触部材25は保護カバー24と同様の図示しない保護カバーと一体的に設けられており、保護カバーが第1の位置を占めたときに図5に実線で示す位置を、保護カバーが第2の位置を占めたときに図5に二点鎖線で示す位置をそれぞれ占める。
帯電ローラ4は軸受部材35によって回転自在に支持されており、軸受部材35は図示しないブラケットを介して帯電保持部材36に回転自在に支持されている。軸受部材35には、後述するクリーニング支持部材37に対して接触可能な移動片38及びストッパ43が取り付けられている。移動片38及びストッパ43は、軸受部材35の回転に伴い、軸受部材35の回転中心を中心として回動自在に構成されている。
クリーニングローラ29は軸受部材39によって回転自在に支持されており、軸受部材39はクリーニング支持部材37に保持されている。クリーニング支持部材37は、帯電保持部材36に設けられた図示しないレールに沿って、図5において感光体3に対する帯電ローラ4の接線と垂直な方向に向けて移動自在に支持されている。また、帯電保持部材36もユニット本体44に設けられた図示しないレール部材によってクリーニング支持部材37と同方向に向けて移動自在に支持されており、帯電保持部材36とユニット本体44との間には圧縮コイルばね31が配設されている。クリーニング支持部材37は図示しない付勢手段によって感光体3に近付く方向に付勢されており、この付勢力によりクリーニングローラ29が所定の圧接力で帯電ローラ4に対して圧接している。
接触部材25の移動経路と帯電ローラ4との間の位置には、ユニット本体44に植設された支軸40によって回動自在に支持された棒状の移動部材41が配設されている。移動部材41は、その一端を接触部材25の移動経路内に、他端を移動片38の回動経路内であって移動片38とストッパ43との間にそれぞれ配設されており、接触部材25及び移動片38の移動に伴い回動する。移動部材41の一端側上部近傍には、移動部材41の移動を規制するストッパ34が配設されている。
第2の実施形態において、図5に示すように接触部材25が実線位置を占めている図示しない保護カバーが第1の位置を占めた状態、すなわちプロセスカートリッジ42が装置本体2に取り付けられた状態では、移動部材41は接触部材25にも移動片38にも接触せず、帯電保持部材36は圧縮コイルばね31の付勢力によって帯電ローラ4の圧接方向に付勢され、帯電ローラ4はその周面を感光体3の表面に圧接させている。
上述したようにスポンジ等の弾性部材からなるクリーニングローラ29は、プロセスカートリッジ42が長期間保管される場合等に、帯電ローラ4に圧接していることから癖が付いて変形する場合があり、この変形により帯電ローラ4に対して所定の圧接量が得られずクリーニング性能が低下する虞がある。この第2の実施形態では、この不具合の発生を防止する。
図5に示す状態から、プロセスカートリッジ42が装置本体2から取り外されると共に図示しない保護カバーが例えば手動により上述した第2の位置に向けて移動されると、その移動途中において接触部材25が図5に示す位置から図6に示す位置に変位する。そして、変位に伴い接触部材25が移動部材41の一端に接触しつつさらに変位すると、移動部材41が支軸40を中心に図5において反時計回り方向に回動し、移動部材41はその他端によって移動片38を図5において時計回り方向に回動させる。
移動片38は回動に伴い、接触するクリーニング支持部材37を帯電保持部材36に設けられた図示しないレールに沿って、図示しない付勢手段の付勢力に抗して図5において感光体3から離れる方向に移動させる。この移動により、図6に示すように帯電ローラ4に対するクリーニングローラ29の圧接状態が解除される。
図6に示す状態からさらに接触部材25が変位されると、移動部材41はその他端によって移動片38をさらに時計回り方向に回動させ、回動した移動片38はクリーニング支持部材37をさらに感光体3から離れる向きに移動させる。ここで、帯電ローラ4に対するクリーニングローラ29の圧接状態が解除されると帯電保持部材36に対するクリーニング支持部材37の移動が規制され、移動片38によってクリーニング支持部材37が移動されると帯電保持部材36も一体的に感光体3から離れる向きに移動する。この結果、図7に示すように帯電ローラ4の周面が感光体3の表面から離間される、接触部材25が図7に示す位置まで変位すると図示しない保護カバーが第2の位置を占め、第2の位置を占めた図示しない保護カバーは図示しない保持部材により第2の位置に保持される。
図7に示す状態からプロセスカートリッジ42を装置本体2に装着すると、装置本体2に設けられた図示しない部材に接触して図示しない保持部材による保持状態が解除され、図示しない保護カバーは図示しない付勢手段の付勢力によって移動されて第1の位置を占める。これに伴い接触部材25が図5に二点鎖線で示す位置から実線で示す位置に移動され、移動部材41及び移動片38による付勢が解除されて帯電保持部材36が圧縮コイルばね31の付勢力によって移動されると共にクリーニング支持部材37が図示しない付勢手段の付勢力によって移動され、帯電ローラ4が感光体3の周面に圧接されると共にクリーニングローラ29の周面が帯電ローラ4の周面に圧接されて図5に示す状態となる。移動部材41は一端をストッパ34に接触させることにより回動範囲を規制され、軸受部材35は移動片38またはストッパ43を移動部材41の他端に接触させることにより回動範囲を規制される。これにより、次回接触部材25が移動する際に移動部材41を接触部材25に対して確実に接触させることができると共に、移動部材41を移動片38に対して確実に接触させることができる。
上述した第2の実施形態によれば、第1の実施形態と同様の作用効果を奏すると共に、プロセスカートリッジ42を長期間使用しない場合には帯電ローラ4の周面に圧接していたクリーニングローラ29を帯電ローラ4の周面から離間させるので、帯電ローラ4に圧接することによりクリーニングローラ29が変形することを防止できる。これにより、変形によってクリーニングローラ29が帯電ローラ4に対して所定の圧接量を得られないことによるクリーニング性能の低下を防止できる。
また、外力が作用しない状態において移動部材41及び移動片38はストッパ34及びストッパ43により移動範囲を規制されているので、次回接触部材25が移動する際に移動部材33を接触部材25及び移動片38に対して確実に接触させることができる。
図8は、本発明の第3の実施形態に用いられるプロセスカートリッジ44を示している。プロセスカートリッジ44は、プロセスカートリッジ9と同様の保護カバー24及び接触部材25及び溝部26を有している。
帯電ローラ4は軸受部材27によって回転自在に支持されており、軸受部材27は図示しないブラケットを介して帯電保持部材46に取り付けられている。クリーニングローラ29は軸受部材30によって回転自在に支持されており、軸受部材30は図示しないブラケットを介して帯電保持部材46に取り付けられている。クリーニングローラ29は所定の圧接力により帯電ローラ4に対して圧接配置されている。
帯電保持部材46は、ユニット本体47に設けられた図示しないレール部材によって、図8において感光体3に対する帯電ローラ4の接線と垂直な方向に向けて移動自在に支持されており、帯電保持部材46には一端をユニット本体47の側面に固定された引張コイルばね48の他端が取り付けられている。引張コイルばね48により、帯電保持部材46には帯電ローラ4が感光体3から離間する向きの付勢力が付与されている。
帯電保持部材46には、接触部材25が第2の位置から第1の位置へと変位する際に、図9に示す状態から接触部材25がその上面に対して乗り上がることが可能となる図示しない傾斜部が形成されている。
第3の実施形態において、保護カバー24が第1の位置を占めた状態では、帯電保持部材46はその上面に位置する接触部材25によって、引張コイルばね48の付勢力に抗して帯電ローラ4の圧接方向に付勢され、帯電ローラ4はその周面を感光体3の表面に圧接させている。
この状態からプロセスカートリッジ45が装置本体2から取り外されると共に保護カバー24が例えば手動により図9に実線で示す第2の位置に移動されると、接触部材25が図8に実線で示す位置から図9に示す位置に変位する。接触部材25が上面から離脱した帯電保持部材46は、引張コイルばね48の付勢力によって感光体3から離れる方向に移動され、この結果、図9に示すように帯電ローラ4の周面が感光体3の表面から離間される。第2の位置を占めた保護カバー24は、図示しない保持部材により第2の位置に保持される。
図9に示す状態からプロセスカートリッジ45を装置本体2に装着すると、装置本体2に設けられた図示しない部材に接触して図示しない保持部材による保持状態が解除され、保護カバー24は図示しない付勢手段の付勢力によって移動されて第1の位置を占める。
保護カバー24の第2の位置から第1の位置への移動に伴い、接触部材25が図8に二点鎖線で示す位置から実線で示す位置に移動される。実線位置への移動時において接触部材25は、帯電保持部材46の上面に形成された図示しない傾斜部を介して帯電保持部材46の上面に対して乗り上げられ、これにより帯電保持部材46は帯電ローラ4が感光体3に近付く向きに移動され、帯電ローラ4の周面が感光体3の表面に対して所定の圧接力で圧接する。
第3の実施形態によれば、第1の実施形態と同様の作用効果を奏すると共に、第1の実施形態において使用した移動部材33を省略することができる。これにより、さらに構成を簡素化することができ、プロセスカートリッジ及び画像形成装置の小型化、コストダウンを図ることができる。
上記実施形態及び各変形例では、画像形成装置としてモノクロプリンタを用いた例を示したが、画像形成装置としてはこれに限られず、カラープリンタ、ファクシミリ、複合機等にも本発明は適用可能である。また本実施形態及び変形例では、画像が形成される被記録媒体として用紙Pを用いる構成を示したが、この用紙Pとは封筒や包袋には限定されず、厚紙、ハガキ、封筒、普通紙、薄紙、塗工紙(コート紙やアート紙等)、トレーシングペーパ、OHPシート、OHPフィルム、樹脂フィルム等も含まれ、シート状を呈し画像形成可能な物質であればどのようなものを用いてもよい。
以上、本発明の好ましい実施の形態について説明したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、上述の説明で特に限定しない限り、特許請求の範囲に記載された本発明の趣旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。本発明の実施の形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を例示したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
1 画像形成装置(プリンタ)
3 像担持体(感光体)
4 帯電部材(帯電ローラ)
9,42,45 プロセスカートリッジ
23,44,47 ユニット本体
24 保護カバー
25 接触部材
28,36,46 帯電保持部材
29 クリーニング部材(クリーニングローラ)
33,41 移動部材
34 規制部材(ストッパ)
37 クリーニング支持部材
特開2001-194977号公報

Claims (4)

  1. ユニット本体と、
    前記ユニット本体に回転自在に支持された像担持体と、
    前記像担持体の表面に接触して前記像担持体を帯電させる帯電部材と、
    前記帯電部材を保持する移動自在な帯電保持部材と、
    前記ユニット本体に移動自在に支持され、前記像担持体を露呈させる第1の位置と前記像担持体を覆う第2の位置とを選択的に占める保護カバーと、
    前記保護カバーと一体的に設けられ前記保護カバーの移動に伴い移動する接触部材と、
    移動する前記接触部材に接触して移動し、移動に伴い前記帯電保持部材に接触して前記帯電保持部材を移動させる移動部材とを備え、
    前記保護カバーが前記第1の位置を占めたときに前記帯電部材を前記像担持体の表面に接触させ、前記保護カバーが前記第2の位置を占めたときに前記帯電部材を前記像担持体の表面から離間させるプロセスカートリッジであって、
    前記接触部材の非移動時に前記移動部材の移動を規制する規制部材を有するプロセスカートリッジ。
  2. 請求項1記載のプロセスカートリッジにおいて、
    前記帯電部材の表面に接触して前記帯電部材の表面をクリーニングするクリーニング部材を有することを特徴とするプロセスカートリッジ。
  3. 請求項記載のプロセスカートリッジにおいて、
    前記クリーニング部材を前記帯電部材に対して移動自在に支持すると共に前記移動部材により移動可能なクリーニング支持部材を有し、前記クリーニング支持部材の移動により前記クリーニング部材が前記帯電部材の表面に接離することを特徴とするプロセスカートリッジ。
  4. 請求項1ないし3の何れか一つに記載のプロセスカートリッジを有することを特徴とする画像形成装置。
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