JP2001264874A - 光プリンタモジュール - Google Patents

光プリンタモジュール

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JP2001264874A
JP2001264874A JP2000078756A JP2000078756A JP2001264874A JP 2001264874 A JP2001264874 A JP 2001264874A JP 2000078756 A JP2000078756 A JP 2000078756A JP 2000078756 A JP2000078756 A JP 2000078756A JP 2001264874 A JP2001264874 A JP 2001264874A
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instant film
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JP2000078756A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Omura
紘 大村
Ko Aosaki
耕 青崎
Hiroyuki Uchiyama
浩行 内山
Seiji Takada
誠司 高田
Hiroshi Soma
博志 相馬
Wakaaki Fujii
稚明 藤井
Shigeaki Ushiro
成明 後
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B17/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B17/48Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor adapted for combination with other photographic or optical apparatus
    • G03B17/50Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor adapted for combination with other photographic or optical apparatus with both developing and finishing apparatus
    • G03B17/52Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor adapted for combination with other photographic or optical apparatus with both developing and finishing apparatus of the Land type

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)
  • Cameras Adapted For Combination With Other Photographic Or Optical Apparatuses (AREA)
  • Projection-Type Copiers In General (AREA)
  • Photographic Developing Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】同じフイルムパックを使用する機種の異なる光
プリンタに共通して使用することができ、光プリンタの
外装ケースに光密性が要求されず、外装ケース等の設計
の自由度の高い光プリンタモジュールを提供する。 【解決手段】この光プリンタモジュール10は、フレー
ム42とサブフレーム44とカバー部材46とからなる
筐体内に、フイルムパック30を収納するパック収納部
42Aが形成されるとともに、フイルムパック30内か
ら送り出される露光済みのインスタントフイルム32を
挟持し、インスタントフイルム32を現像するととも
に、排出送りする一対の展開ローラ50を含む展開機構
と、フイルムパック30内の最上層のインスタントフイ
ルム32を展開ローラ50が挟持するまで送り出すクロ
ー機構とが配設され、前記筐体によりパック収納部42
Aのパック挿入側の開口を除いて光密性をもって構成さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光プリンタモジュー
ルに係り、特に発光ヘッドによりインスタントフイルム
に画像を露光するようにした光プリンタモジュールに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、インスタントフイルムがプラスチ
ック製ケースに積層して収納されたフイルムパックを使
用する光プリンタが知られている。
【0003】この種の光プリンタは、画像信号に基づい
てライン状の発光ヘッドを発光制御するとともに、発光
ヘッドをインスタントフイルムの露光面に沿って3色面
順次で3回スキャンさせ、これによりフルカラー画像を
フイルムパック内の最上層のインスタントフイルムに露
光し、その後、露光したインスタントフイルムをクロー
機構によって展開ローラまで送り出し、この展開ローラ
でインスタントフイルムを現像するとともに、排出送り
するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記光
プリンタは、発光ヘッド以外の外光によってインスタン
トフイルムが露光しないように光密性が要求されるが、
展開ローラやクロー機構などの駆動部分があるため、光
密性を確保するのが難しいという問題がある。また、従
来の光プリンタは、外装ケースも光密性を確保するため
の部材としていたため、外装ケースの設計の自由度が低
いという問題がある。
【0005】その一方、展開ローラを含む展開機能及び
クロー機構等は、インスタントフイルムの送り出しの失
敗や展開の失敗などがないように高い精度と信頼性が要
求されており、同じフイルムパックを使用する光プリン
タであっても、製品ごとに展開機能及びクロー機構を含
む光プリンタ全体を設計していた。
【0006】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、同じフイルムパックを使用する機種の異なる光
プリンタに共通して使用することができ、これにより光
プリンタの低コスト化を図ることができ、また、光プリ
ンタの外装ケースに光密性が要求されず、外装ケース等
の設計の自由度の高い光プリンタモジュールを提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本願請求項1に係る光プリンタモジュールは、フイ
ルムパック内から送り出される露光済みのインスタント
フイルムを挟持し、該インスタントフイルムを現像する
とともに、排出送りする一対の展開ローラを含む展開機
構と、前記フイルムパック内の最上層のインスタントフ
イルムを少なくとも前記展開ローラが挟持するまで送り
出すクロー機構と、前記フイルムパックを収納するパッ
ク収納部とを、前記フイルムパックを前記パック収納部
に着脱するための開口を除いて光密性を有する筐体内に
設けて構成したことを特徴としている。
【0008】上記構成の光プリンタモジュールは、各種
の光プリンタ(電子カメラ一体型の光プリンタも含む)
に共通して使用することができ、光プリンタの低コスト
化を図ることができる。また、前記フイルムパックを前
記パック収納部に着脱する際に開閉されるパック装填蓋
を除いて、光プリンタの外装ケースは光密性が要求され
ず、外装ケースの設計の自由度を高く、例えば、外装ケ
ースを透明部材で構成することもできる。尚、発光ヘッ
ドが改良された場合には、発光ヘッドのみを光プリンタ
モジュールに付け替えればよい。
【0009】本願請求項2に係る光プリンタモジュール
は、前記インスタントフイルムに画像光を露光する発光
ヘッドを、前記筐体内に配設したことを特徴としてい
る。これによれば、発光ヘッドも各種の光プリンタに共
通に使用することができる。
【0010】本願請求項3に係る光プリンタモジュール
は、前記クロー機構及び展開機構によって送り出される
前記インスタントフイルムの速度を検出するための速度
検出部を、前記筐体内に配設したことを特徴としてい
る。この速度検出部は、インスタントフイルムの送りに
同期して発光ヘッドを駆動制御する際に使用される。
【0011】本願請求項4に係る光プリンタモジュール
は、更に前記クロー機構の基準位置を検出するホームポ
ジション検出部を、前記筐体内に配設したことを特徴と
している。
【0012】前記筐体は、本願請求項5に示すようにメ
インフレームと、該メインフレームの側面に配設される
サブフレームと、前記メインフレーム及びサブフレーム
に光密性をもって配設されるカバー部材とからなり、前
記メインフレームの側面とサブフレームとによって囲ま
れた空間に前記展開ローラの駆動機構及びクロー機構を
収納することを特徴としている。上記メインフレームと
サブフレームとで、展開ローラの駆動機構及びクロー機
構からの外光の入射を阻止している。
【0013】本願請求項6に示すように、前記メインフ
レームの側面とサブフレームとによって囲まれた空間
に、前記展開機構及びクロー機構を駆動するための単一
のモータと、前記モータの駆動力を前記展開ローラ及び
クロー部材に伝達する動力伝達機構とを配設したことを
特徴としている。
【0014】本願請求項7に示すように、前記速度検出
部、ホームポジション検出部、発光ヘッド及びモータの
配線が、前記筐体内から外部に延出していることを特徴
としている。即ち、筐体内からは、各部の配線のみが外
部に出るようにし、これにより筐体内の光密性を確保し
ている。
【0015】本願請求項8に示すように、前記展開機構
及びクロー機構に対する駆動力を外部から取り込むため
の入力用ギアが、前記筐体から外部に突出するように配
設されていることを特徴としている。また、本願請求項
9に示すように、前記速度検出部、ホームポジション検
出部、及び発光ヘッドの配線が、前記筐体内から外部に
延出していることを特徴としている。
【0016】本願請求項10に係る光プリンタモジュー
ルは、スキャン位置に対応して受入する画像データに基
づいて駆動され、前記インスタントフイルムに画像光を
露光する発光ヘッドと、該発光ヘッドを前記インスタン
トフイルムの露光面に沿って移動させるスキャン機構
と、少なくとも前記発光ヘッドの基準位置を検出するホ
ームポジション検出部とを、前記筐体内に配設したこと
を特徴としている。
【0017】前記筐体は、本願請求項11に示すように
他機器に取り付けるための取付部を有することを特徴と
している。これにより、光プリンタモジュールを他機器
に容易に取り付けることができる。
【0018】また、本願請求項12に示すように、前記
パック収納部に前記フイルムパックを着脱する際に開閉
されるとともに、閉時に前記パック収納部の開口を遮光
するパック装填蓋を備えたことを特徴としている。更
に、本願請求項13に示すように前記パック装填蓋に前
記フイルムパック内のインスタントフイルムを押圧する
ための押圧部を設けたことを特徴としている。
【0019】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
る光プリンタモジュールの好ましい実施の形態について
詳説する。
【0020】図1は本発明に係る光プリンタモジュール
の実施の形態を示す分解斜視図であり、図2は上記光プ
リンタモジュールの縦断面図である。
【0021】これらの図面に示すように、この光プリン
タモジュール10は、マルチ発光ヘッド20によりイン
スタントフイルム32に画像を露光し、その露光したイ
ンスタントフイルム32を展開現像して排出するもの
で、モジュール本体40と、カバー部材46とから構成
されている。
【0022】モジュール本体40は、メインフレーム4
2とサブフレーム44とからなる筐体内に、主としてマ
ルチ発光ヘッド20と、第1展開ローラ50Aと第2展
開ローラ50Bとからなる一対の展開ローラ50を含む
展開機構と、クロー部材62を含むクロー機構60(図
4参照)とが配設されて構成されている。一対の展開ロ
ーラ50のうちの第1展開ローラ50Aは、インスタン
トフイルム32の厚み方向において移動自在とされてお
り、バネ50Cの付勢力によって第2展開ローラ50B
に押し付けられる。これにより、一対の展開ローラ50
はインスタントフイルム32を適正に押圧することがで
き、現像液を均一に展延することができる。
【0023】メインフレーム42には、インスタントフ
イルム32が収納されているフイルムパック30を収納
するパック収納部42Aが形成されており、フイルムパ
ック30は、2点鎖線で示したパック装填蓋80を開
き、図1上で下方からパック収納部42Aに装填され
る。また、メインフレーム42の側面とサブフレーム4
4とによって囲まれた空間には、展開ローラ50の駆動
機構やクロー機構60が収納されている。更に、メイン
フレーム42内には、インスタントフイルム32の送り
速度を検出する速度センサ70が設けられている。尚、
図1において、20Aはマルチ発光ヘッド20に制御信
号等を送るためのフレキシブル配線パターンを示し、5
1Aはモータ51(図4、図6参照)を駆動するための
配線を示し、70Aは速度センサ70から検出信号を取
り出すための配線を示し、42Fはこの光プリンタモジ
ュール10を機器に取り付けるために利用される取付部
である。また、図2において、42Bはインスタントフ
イルム32の排出口を示し、43はこの排出口42Bを
遮光するための不織布や発砲性樹脂製の遮光部材を示
す。
【0024】上記メインフレーム42、サブフレーム4
4及びカバー部材46は、それぞれ不透明な樹脂によっ
て射出成形された成形品であり、これらを組み立てるこ
とにより、パック収納部42Aにフイルムパック30を
着脱するための開口を除いて光密性を維持できるように
なっている。
【0025】尚、フイルムパック30を着脱するための
開口は、図1、図2上で2点鎖線で示すパック装填蓋8
0によって遮光されるが、このパック装填蓋80は、光
プリンタモジュール10に含めてもよいし、含めなくて
もよい。なぜならば、パック装填蓋80は、光プリンタ
の機種によってデザイン等がカスタム化される場合や、
標準品として供給される場合があるからである。
【0026】さて、フイルムパック30は、プラスチッ
ク製ケース31と、これに積層して収納される例えば1
0枚のモノシートタイプのインスタントフイルム32と
から構成されており、パック装填蓋80の内側に設けら
れる一対の押圧部81、81によって最上層のインスタ
ントフイルムがケース31の露光開口31Aに位置する
ように付勢される。
【0027】上記一対の押圧部81、81は、図2に示
すようにパック装填蓋80の内側に配設される。この押
圧部81は、フイルムパック30の押圧用開口31Bと
対向する位置に設けられるもので、パック装填蓋80の
閉時に押圧用開口31Bからフイルムパック30内に挿
入され、遮光カバー37を介してインスタントフイルム
32を背面側から押圧する。これにより、露光開口31
Aの背面側に位置決めされたインスタントフイルム32
が露光開口31Aの周縁に押し付けられ、露光の平面性
が保持される。
【0028】上記押圧部81は、突出ブロック82、伸
長枠83、保持枠84及び板バネ85から構成されてい
る。突出ブロック82は、伸長枠83内に収納されてお
り、板バネ85によってパック装填蓋80の内壁面から
突出する方向に付勢されている。また、伸長枠83は保
持枠84内に収納されている。
【0029】保持枠84は、後端がパック装填蓋80に
固定されており、先端に伸長枠83を出し入れさせるた
めの孔が形成されている。伸長枠83の後端部にはフラ
ンジが設けられており、このフランジが保持枠84の孔
の周縁に引っ掛かり、保持枠84から抜け出ないように
なっている。また、伸長枠83の先端には、突出ブロッ
ク82を出し入れさせるための孔が形成されている。突
出ブロック82の後端部にはフランジが設けられてお
り、このフランジが伸長枠83の孔の周縁に引っ掛か
り、伸長枠83から抜け出ないようになっている。
【0030】上記構成の押圧部81は、突出ブロック8
2と伸長枠83との2つの移動部材の合計突出量を大き
くすることができるとともに、突出ブロック82及び伸
長枠83を収納する保持枠84の突出量を小さくするこ
とができる。
【0031】図3に示すように、インスタントフイルム
32は、感光シート33と、この感光シート33の反対
側の受像シート34と、これらの感光シート33と受像
シート34との上方に位置し、現像液を封入した現像液
ポッド35と、感光シート33と受像シート34との下
方に位置し、余った現像液を吸収するトラップ部36と
から構成されている。そして、感光シート33を露光す
ることによって光化学的に潜像を形成した後、この感光
シート33と受像シート34とを重ね合わせ、その両者
間に現像処理液を展開しながら両シートを加圧すること
によって受像シート34にポジ画像が転写される。
【0032】次に、展開機構及びクロー機構について説
明する。
【0033】図4に示すように、モータ51の駆動力
は、減速ギアトレイン52を介して一対の展開ローラ5
0を含む展開機構に加えられるとともに、クロー部材6
2を含むクロー機構60に加えられる。
【0034】図5及び図6はモータ51から展開ローラ
50及びクロー部材62に駆動力を伝達する動力伝達機
構を示しており、図5はサブフレーム44を取り外した
モジュール本体40を、図1上で矢印A方向から見た側
面図であり、図6はモータ51及び減速ギアトレイン5
2が配設されたサブフレーム44の透視図である。
【0035】図6に示すように、モータ51及び減速ギ
アトレイン52はサブフレーム44に配設されており、
モータ51の回転駆動力は、その出力軸に配設されたウ
ォーム51Bから減速ギアトレイン52を介してその最
終段のギア52Aに伝達される。
【0036】上記サブフレーム44をメインフレーム4
2に固定すると、サブフレーム44側のギア52Aは、
メインフレーム42側のギア53と噛合する。このギア
53に加えられる回転駆動力は、ギア54A及び54B
を介して第2展開ローラ50Bの軸上に固定されたギア
55に伝達され、更に第2展開ローラ50Bの軸上に固
定されたギア56を介して第1展開ローラ50Aの軸上
に固定されたギア57に伝達される(図4参照)。これ
により、第1展開ローラ50Aは、第2展開ローラ50
Bと反対の方向に従動回転する。
【0037】一方、クロー機構60は、図5に示すよう
にクロー部材62と、スライド部材64と、復帰用バネ
65と、捩じりバネ66とから構成されている。クロー
部材62はスライド部材64の先端に回動自在に配設さ
れ、捩じりバネ66によって図5上で時計回り方向に付
勢されている。クロー部材62の先端は、メインフレー
ム42の側面に形成された開口42Cからパック収納部
42A内に突出する。そして、パック収納部42Aにフ
イルムパック30が収納されると、クロー部材62の先
端は、フイルムパック30のケース31に設けられたク
ローガイド面31C(図1参照)にバネ付勢された状態
で当接するとともに、ケース31に形成された切欠き3
1Dに入り、ケース31内の最前列に位置するインスタ
ントフイルム32のみを引っ掛けることができるように
位置決めされる。
【0038】上記クロー部材62を備えたスライド部材
64は、メインフレーム42の側面に図5上で左右方向
に移動自在に配設されており、その後端には、ギア53
の背面側に設けられたカム(図示せず)と係合する係合
部が設けられ、その先端には復帰用バネ65の一端が接
続されている。そして、ギア53が1回転すると、スラ
イド部材64が1往復する。これにより、スライド部材
64の先端のクロー部材62がケース31内の最前列に
位置するインスタントフイルム32を引っ掛け、ケース
31のフイルム出口31Eからインスタントフイルム3
2の先端を、一対の展開ローラ50によって挟持される
まで送り出す。
【0039】また、図5に示すギア53には、クロー機
構60の基準位置を検出するための凸部53Aが設けら
れており、この凸部53AによってON/OFFされる
ホームポジションセンサ(図示せず)がサブフレーム4
4側に取り付けられている。尚、72は上記ホームポジ
ションセンサから検出信号を取り出すための配線を示
す。このホームポジションセンサによって検出されるク
ロー機構60の基準位置に基づいてモータ51の駆動が
制御される。
【0040】次に、マルチ発光ヘッド20について説明
する。
【0041】マルチ発光ヘッド20は、図7に示すよう
に長手方向(矢印Mで示す主走査方向)がインスタント
フイルム32の搬送方向(矢印Sで示す副走査方向)に
対して直交するように、フイルムパック30の露光開口
31Aの上端近くに固定配置されている(図1、図2参
照)。
【0042】図8は上記マルチ発光ヘッド20の断面図
である。このマルチ発光ヘッド20は、ケース21内に
有機発光素子アレイユニット22と微小レンズアレイ
(セルフォックレンズ群、あるいは微小レンズ群などで
構成される)23とを配置して構成されている。
【0043】有機発光素子アレイユニット22は、発光
スペクトルのピーク波長が600〜740nmである赤
色(R)領域の有機発光素子アレイ22Rと、発光スペ
クトルのピーク波長が500〜600nmである緑色
(G)領域の有機発光素子アレイ22Gと、発光スペク
トルのピーク波長が380〜500nmである青色
(B)領域の有機発光素子アレイ22Bとから構成され
ている。有機発光素子アレイ22R、22G、22B
は、インスタントフイルム32の幅方向(主走査方向)
に画素に対応する多数の発光素子が配列されて構成さ
れ、インスタントフイルム32の送り方向(副走査方
向)に並べて設けられている。各有機発光素子アレイ2
2R、22G、22Bの各素子は、記録する画素に応じ
てその発光輝度及び発光時間が制御される。
【0044】微小レンズアレイ23は、画素ごとのプリ
ント光が他の画素位置まで広がることを防止する。ま
た、微小レンズアレイ23は、R、G、Bの各光をイン
スタントフイルム32の感光面上に1ラインで合焦させ
るように、中央部のG光用セルフォックレンズ23Gに
対して、両側のR光用及びB光用セルフォックレンズ2
3R、23Bを傾斜して配置してある。
【0045】尚、有機発光素子の指向性が高い場合に
は、微小レンズアレイ23を除去することもできる。ま
た、有機発光素子アレイ22R、22G、22Bから微
小レンズアレイ23までの光路中に、必要に応じてバン
ドパスフィルタを設けてもよい。バンドパスフィルタ
は、有機発光素子の発光スペクトルの半値幅を小さくし
て、インスタントフイルム32への露光時の分光混色を
低減させ、得られる画像の色再現性を高めるのに有効で
ある。
【0046】上記マルチ発光ヘッド20は、クロー機構
60及び一対の展開ローラ50によるインスタントフイ
ルム32の送り出し中(副走査中)に主走査されて1ラ
インずつインスタントフイルム32を露光する。このマ
ルチ発光ヘッド20は、インスタントフイルム32の送
り速度に同期して1ラインずつ主走査する必要がある
が、このインスタントフイルム32の送り速度は、種々
の要因で変動する。
【0047】例えば、フイルムパック30のフイルム出
口31Eに配設された遮光フラップ31F(図10参
照)を通過する際、クロー機構60によるフイルム送り
から一対の展開ローラ50によるフイルム送りに移行す
る際、現像液ポッド35を破裂させる際などの機構的要
因や、電池の消耗具合等によって、フイルム送り速度が
変動する。これらの送り量変動に起因する濃度むらをな
くすために、図1及び図2に示すように速度センサ70
が設けられている。
【0048】速度センサ70としては、一定ピッチの白
黒バーや、N/S極が記録された速度検出用トラックを
インスタントフイルムに予め設けておき、この速度検出
用トラックを光学的又は磁気的に読み取ることにより速
度を検知するものや、インスタントフイルムに接触して
回転する転接ローラの回転速度を検出するもの等が考え
られる。
【0049】また、他の速度センサとしては、図2に示
すように、第2展開ローラ50Bに設けたエンコード板
74Aと、このエンコード板74Aを読み取るセンサ7
4Bとからなるエンコーダ74が考えられる。尚、一対
の展開ローラ50によってインスタントフイルム32が
送られている場合には、その展開ローラ50の回転速度
は、インスタントフイルム32の送り速度と一対一で対
応する。
【0050】上記エンコーダ74を速度センサとして使
用する場合には、クロー機構50によってインスタント
フイルム32が送り出されてから一対の展開ローラ50
がインスタントフイルム32を挟持するまでの間、イン
スタントフイルム32の速度を検出することができない
が、この場合には、前述した速度センサ70や、クロー
機構50のスライド板64等の速度を検出するリニアス
ケール等を使用して検出することができる。
【0051】図9は他の発光ヘッドの構成を示す図であ
る。
【0052】同図に示すようにこの発光ヘッド24は、
主としてR、G、Bの発光ダイオード25R、25G、
25Bと、ライトガイド26と、反射体27と、液晶シ
ャッタ28と、微小レンズアレイ29とから構成されて
いる。
【0053】R、G、Bの発光ダイオード25R、25
G、25Bは、1ライン分の画像光をインスタントフイ
ルムに露光する際に順番に点灯制御される。各発光ダイ
オードから出射されたR、G、又はB光は、主走査方向
に延出したライトガイド26に導かれ、更に反射体27
によって液晶シャッタ28に入射する。
【0054】液晶シャッタ28は、画素に対応する微小
な液晶セグメントが配列されて構成されており、各液晶
セグメントは、1ラインのR、G、Bの画像データに応
じて透過率が制御される。即ち、液晶シャッタ28の各
液晶セグメントは、R、G、Bの順次光に応じて線順次
で透過率を制御し、1ラインにつき3回、各画素ごとの
透過率を制御する。そして、上記液晶シャッタ28から
出射された光は、微小レンズアレイ29を介してインス
タントフイルムの露光面に結像される。
【0055】次に、図10及び図11を参照しながらイ
ンスタントフイルムの展開機構について詳細に説明す
る。
【0056】図10に示すように、フイルムパック30
のパック収納部42Aの上面には、パック収納部42A
から露光済みのインスタントフイルム32を送り出すス
リット形状のフイルム送出口42Dが形成されている。
このフイルム送出口42Dは、ケース31のフイルム出
口31Eよりも図10上で右側にずれた位置に形成され
ている。フイルム送出口42Dを構成する一片は、イン
スタントフイルム32の受像シート34に摺接し、現像
液ポッド35から感光シート33と受像シート34との
間に流し込まれる現像液37の展延を制御する展延制御
部材42Eとなっている。
【0057】展延制御部材42Eの先端部は、インスタ
ントフイルム32の受像シート34を傷つけないように
滑らかな円弧形状に形成されている。また、ケース31
のフイルム出口31Eよりも図10上で右側にずれて形
成されたフイルム送出口42Dにインスタントフイルム
32を送り込むために、展延制御部材42Eの先端部に
は、インスタントフイルム32をフイルム送出口42D
に向けてガイドする斜面が形成されている。
【0058】展延制御部材42Eの幅E(図4参照)
は、インスタントフイルム32の感光シート33及び受
像シート34の像形成面の幅F(図3参照)よりも小さ
く設定されており、インスタントフイルム32の外枠シ
ート32Aに接触せずに現像液を展延できるようになっ
ている。
【0059】一対の展開ローラ50を構成する第1展開
ローラ50Aと第2展開ローラ50Bのうち、第1展開
ローラ50Aは、インスタントフイルム32の厚み方向
において移動自在とされており、バネ50Cの付勢によ
って第2展開ローラ50Bに押し付けられる。これによ
り、一対の展開ローラ50はインスタントフイルム32
を適正に押圧することができ、現像液を均一に展延する
ことができる。
【0060】尚、第2展開ローラ50Bが移動しないよ
うにしているのは、展延制御部材42Eがインスタント
フイルム32を第2展開ローラ50Bに押しつけた状態
で、インスタントフイルム32と展延制御部材42Eと
の摺接状態(摺接位置、圧力等)及びインスタントフイ
ルム32がフイルム出口42Dと一対の展開ローラ50
との間で形成される屈曲状態を一定に維持するためであ
り、展延制御部材42Eの効果を安定して得ることがで
きる。
【0061】また、図11に示すように、第1展開ロー
ラ50Aは、中央部に形成されてインスタントフイルム
32の像形成面を押圧する展延部50aと、この展延部
50aの両端に形成された細径部58とを有している。
細径部58は、展延部50aよりも直径が細くされてお
り、第1展開ローラ50Aの中央寄りに形成された第1
細径部58Aと、この第1細径部58Aの外側に形成さ
れた第2細径部58Bとからなる。
【0062】上記展延部50aの直径Dと、第1細径部
58Aの直径D1と、第2細径部58Bの直径D2との
関係は、D>D2>D1となっており、DとD1との半
径分の差G1は、インスタントフイルム32の外枠シー
ト32Aの厚みと等しく、D2とD1との差G2は、現
像液の適正な展延厚さと同じとされている。
【0063】更に、第1展開ローラ50A及び第2展開
ローラ50Bの長さHは、インスタントフイルム32の
幅J(図3参照)とほぼ等しくされており、第1展開ロ
ーラ50Aの展延部50aの幅Kは、インスタントフイ
ルム32の感光シート33及び受像シート34の像形成
面の幅Fよりも若干小さくされている。また、第1細径
部58Aの長さL1と第2細径部58Bの長さL2とを
合わせた長さLは、外枠シート32Aの幅Mと等しくさ
れている。展延部50aと第1細径部58Aとが連なる
部分には、テーパー部50bが形成されている。
【0064】上述したように第1展開ローラ50Aに細
径部58を設けることによって、外枠シート32Aによ
って縁取られたインスタントフイルム32の幅方向の端
縁が、第2細径部58Bと第2展開ローラ50Bとに挟
み込まれる。これにより、第1展開ローラ50Aの展延
部50aと第2展開ローラ50Bとの間には、インスタ
ントフイルム32を挟み込んだ状態で現像液の展延に適
した隙間が形成される。また、展延部50aは、外枠シ
ート32Aに阻害されずに像形成面に接触するため、現
像液の展延効果を向上させることができる。
【0065】更に、第1細径部58Aを第2細径部58
Bよりも細くしたことから、第1細径部58Aと第2展
開ローラ50Bとの間には、インスタントフイルム32
を挟み込んだ状態で外枠シート32Aの厚み分の隙間が
形成されることになる。これにより、この隙間に現像液
が流れ込むことができるようになるため、現像液を像形
成面の端部まで確実に流し込むことができ、端部までプ
リント画質を適正に維持することができる。
【0066】また、展延部50aと第1細径部58Aと
が連なる部分には、テーパー部50bを形成したので、
インスタントフイルム32の受像シート34と受像層と
が滑らかに湾曲され、応力集中によって受像シート34
に亀裂等を生じさせない作用、及び現像液を像形成面の
周縁部外側深くまで行き渡らせる作用をなす。
【0067】また、展延制御部材42Eの先端部は、一
対の展開ローラ50の第1展開ローラ50Aと第2展開
ローラ50Bとの接触位置のほぼ真下になる位置に配置
されている。これにより、一対の展開ローラ50と、展
延制御部材42Eと、ケース31のフイルム出口31E
との端縁とにインスタントフイルム32が接触するた
め、インスタントフイルム32は緩やかなS字形状に屈
曲させられることになる。そして、インスタントフイル
ム32と展延制御部材42Eとの摺接力の安定化と相ま
って、現像液の展延厚さを一層均一とし、かつ維持する
効果を得ることができる。
【0068】尚、この実施の形態の光プリンタモジュー
ル10は、発光ヘッドが固定配置され、インスタントフ
イルムの1回の送り出し中に1ラインずつインスタント
フイルムを露光するものであるが、これに限らず、発光
ヘッドを副走査方向に移動させ、R、G、Bの色別に面
順次で3回露光するものでもよい。
【0069】図12にR、G、Bの色別に面順次で3回
露光する光プリンタモジュール12の主要部を示す。
尚、図1等に示した光プリンタモジュール10と共通す
る部分には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略す
る。
【0070】この光プリンタモジュール12は、図1の
光プリンタモジュール10のマルチ発光ヘッド20の代
わりに、ヘッド駆動機構90及びスキャンヘッド92が
設けられている。スキャンヘッド92は、矢印Mで示す
長手方向(主走査方向)がインスタントフイルム32の
送り出し方向に対して直交し、その長さはインスタント
フイルム32の幅以上である。スキャン機構としてのヘ
ッド駆動機構90は、スキャンモータ91の駆動により
スキャンヘッド92をインスタントフイルム32の送り
出し方向と平行な矢印S方向(副走査方向)に移動させ
る。スキャンヘッド92が移動する際に、これが傾くこ
とがないように、その両端にガイドピンが設けられ、そ
れぞれガイド溝に係合している。
【0071】図13にスキャンヘッド92の断面を示
す。ヘッドケース93内に、発光体アレイユニット94
が紙面に直交する方向で長く配置されている。発光体ア
レイユニット94は、蛍光ランプ94Aと、液晶シャッ
タ94Bと、遮光ケース94Cとから構成されている。
【0072】液晶シャッタ94Bは微小な液晶セグメン
トを一列に整列させたもので、遮光ケース94Cの開口
94Dの内側に配置されている。そして、液晶シャッタ
94Bの液晶セグメントの1個がプリントを行うときの
1画素に対応している。液晶シャッタ94Bは液晶セグ
メントごとに濃淡の制御が行われ、プリント光の透過光
量の制御と遮断を行う。
【0073】発光体アレイユニット94からの照明光路
中に、カラーフィルタ95が設けられている。カラーフ
ィルタ95は、R透過フィルタ部材95R、G透過フィ
ルタ部材95G、B透過フィルタ部材95Bを帯状に並
べて構成され、フィルタシフト部96は、上記3色の各
フィルタ部材95R、95G、95Bのいずれか1つが
発光体アレイユニット94の照明光路内に位置するよう
にカラーフィルタ95を矢印Y方向に移動させ、フィル
タ部材95R、95G、95Bの切り替えを行う。
【0074】上記カラーフィルタ95を透過することに
より、発光体アレイユニット94からの照明光は、R、
G、Bのいずれか一色のプリント光になり、そのプリン
ト光は、ミラー97、セルフォックレンズアレイ98、
ミラー99を経て開口93Aから出射し、インスタント
フイルム32に達する。
【0075】尚、この光プリンタモジュール12の場合
には、インスタントフイルム32の送り速度を検出する
速度センサの代わりに、スキャンヘッド92の副走査方
向の基準位置や速度等を検出するセンサを設ける必要が
ある。また、この実施の形態では、発光ヘッドが組み込
まれた光プリンタモジュールについて説明したが、発光
ヘッドの設計変更等に対応できるように、本発明は発光
ヘッドが組み込まれていない光プリンタモジュールでも
よい。更に、展開機構やクロー機構の駆動源としてのモ
ータを光プリンタモジュール内に設けたが、これに限ら
ず、光プリンタモジュールの外部から駆動力を取り込む
ための入力用ギアを、筐体から外部に突出するように配
設してもよい。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、展
開機構、クロー機構及びフイルムパックを収納するパッ
ク収納部を有するとともに、光密性をもった光プリンタ
モジュールを構成したため、同じフイルムパックを使用
する機種の異なる光プリンタ(電子カメラ一体型の光プ
リンタも含む)に共通して使用することができ、これに
より光プリンタの低コスト化を図ることができるという
利点がある。また、フイルムパックをパック収納部に着
脱する際に開閉されるパック装填蓋を除いて、光プリン
タの外装ケースは光密性が要求されず、外装ケースの設
計の自由度を高くなり、例えば、外装ケースを透明部材
で構成することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光プリンタモジュールの実施の形
態を示す分解斜視図
【図2】図1に示した光プリンタモジュールの縦断面図
【図3】光プリンタモジュールで使用されるインスタン
トフイルムの斜視図
【図4】展開機構及びクロー機構の概略的に示す図
【図5】サブフレームを取り外したモジュール本体を、
図1上で矢印A方向から見た側面図
【図6】モータ及び減速ギアトレインが配設されたサブ
フレームの透視図
【図7】光プリンタモジュールのマルチ発光ヘッドとフ
イルムパックとの関係を概略的に示す説明図
【図8】上記マルチ発光ヘッドの構成を示す断面図
【図9】光プリンタモジュールに使用可能な他の発光ヘ
ッドの構成を示す図
【図10】光プリンタモジュールの展開装置の要部断面
【図11】光プリンタモジュールの展開ローラの形状を
示す平面図
【図12】他の実施の形態の光プリンタモジュールの要
部を説明するために用いた斜視図
【図13】図12に示したスキャンヘッドの断面図
【符号の説明】
10、12…光プリンタモジュール、20…マルチ発光
ヘッド、20A…フレキシブル配線パターン、30…フ
イルムパック、32…インスタントフイルム、40…モ
ジュール本体、42…メインフレーム、42A…パック
収納部、44…サブフレーム、46…カバー部材、50
…一対の展開ローラ、50A…第1展開ローラ、50B
…第2展開ローラ、51、91…モータ、51A、70
A、72…配線、52…減速ギアトレイン、53、54
A、54B、55、56、57…ギア、60…クロー機
構、62…クロー部材、64…スライド部材、70…速
度センサ、74…エンコーダ、90…ヘッド駆動機構、
92…スキャンヘッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03D 9/00 (72)発明者 内山 浩行 埼玉県朝霞市泉水3丁目11番46号 富士写 真フイルム株式会社内 (72)発明者 高田 誠司 埼玉県朝霞市泉水3丁目11番46号 富士写 真フイルム株式会社内 (72)発明者 相馬 博志 埼玉県朝霞市泉水3丁目11番46号 富士写 真フイルム株式会社内 (72)発明者 藤井 稚明 埼玉県朝霞市泉水3丁目11番46号 富士写 真フイルム株式会社内 (72)発明者 後 成明 埼玉県朝霞市泉水3丁目11番46号 富士写 真フイルム株式会社内 Fターム(参考) 2C162 AE23 AE28 AE77 FA04 FA16 FA34 FA63 FA70 2H104 AA19 BC01 BC04 BC22 BC27 BC41 CA01 CA10 CB01 CB05 CB06 CB07 CD05 CD07 2H106 AB04 AB45 2H112 AA07 AA11 BA01 BA03 BA08 BA20 BC04 EB13

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フイルムパック内から送り出される露光
    済みのインスタントフイルムを挟持し、該インスタント
    フイルムを現像するとともに、排出送りする一対の展開
    ローラを含む展開機構と、前記フイルムパック内の最上
    層のインスタントフイルムを少なくとも前記展開ローラ
    が挟持するまで送り出すクロー機構と、前記フイルムパ
    ックを収納するパック収納部とを、前記フイルムパック
    を前記パック収納部に着脱するための開口を除いて光密
    性を有する筐体内に設けて構成したことを特徴とする光
    プリンタモジュール。
  2. 【請求項2】 前記インスタントフイルムに画像光を露
    光する発光ヘッドを、前記筐体内に配設したことを特徴
    とする請求項1の光プリンタモジュール。
  3. 【請求項3】 前記クロー機構及び展開機構によって送
    り出される前記インスタントフイルムの速度を検出する
    ための速度検出部を、前記筐体内に配設したことを特徴
    とする請求項1又は2の光プリンタモジュール。
  4. 【請求項4】 前記クロー機構の基準位置を検出するホ
    ームポジション検出部を、前記筐体内に配設したことを
    特徴とする請求項1、2又は3の光プリンタモジュー
    ル。
  5. 【請求項5】 前記筐体は、メインフレームと、該メイ
    ンフレームの側面に配設されるサブフレームと、前記メ
    インフレーム及びサブフレームに光密性をもって配設さ
    れるカバー部材とからなり、前記メインフレームの側面
    とサブフレームとによって囲まれた空間に前記展開ロー
    ラの駆動機構及びクロー機構を収納することを特徴とす
    る請求項1乃至4のいずれかに記載の光プリンタモジュ
    ール。
  6. 【請求項6】 前記メインフレームの側面とサブフレー
    ムとによって囲まれた空間に、前記展開機構及びクロー
    機構を駆動するための単一のモータと、前記モータの駆
    動力を前記展開ローラ及びクロー部材に伝達する動力伝
    達機構とを配設したことを特徴とする請求項5の光プリ
    ンタモジュール。
  7. 【請求項7】 前記速度検出部、ホームポジション検出
    部、発光ヘッド及びモータの配線が、前記筐体内から外
    部に延出していることを特徴とする請求項6の光プリン
    タモジュール。
  8. 【請求項8】 前記展開機構及びクロー機構に対する駆
    動力を外部から取り込むための入力用ギアが、前記筐体
    から外部に突出するように配設されていることを特徴と
    する請求項1乃至5のいずれかに記載の光プリンタモジ
    ュール。
  9. 【請求項9】 前記速度検出部、ホームポジション検出
    部、及び発光ヘッドの配線が、前記筐体内から外部に延
    出していることを特徴とする請求項8の光プリンタモジ
    ュール。
  10. 【請求項10】 スキャン位置に対応して受入する画像
    データに基づいて駆動され、前記インスタントフイルム
    に画像光を露光する発光ヘッドと、該発光ヘッドを前記
    インスタントフイルムの露光面に沿って移動させるスキ
    ャン機構と、少なくとも前記発光ヘッドの基準位置を検
    出するホームポジション検出部とを、前記筐体内に配設
    したことを特徴とする請求項1の光プリンタモジュー
    ル。
  11. 【請求項11】 前記筐体は他機器に取り付けるための
    取付部を有することを特徴とする請求項1乃至10のい
    ずれかに記載の光プリンタモジュール。
  12. 【請求項12】 前記パック収納部に前記フイルムパッ
    クを着脱する際に開閉されるとともに、閉時に前記パッ
    ク収納部の開口を遮光するパック装填蓋を備えたことを
    特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載の光プリ
    ンタモジュール。
  13. 【請求項13】 前記パック装填蓋に前記フイルムパッ
    ク内のインスタントフイルムを押圧するための押圧部を
    設けたことを特徴とする請求項12の光プリンタモジュ
    ール。
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